JPH03204346A - 自動車のシート構造 - Google Patents

自動車のシート構造

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JPH03204346A
JPH03204346A JP34116489A JP34116489A JPH03204346A JP H03204346 A JPH03204346 A JP H03204346A JP 34116489 A JP34116489 A JP 34116489A JP 34116489 A JP34116489 A JP 34116489A JP H03204346 A JPH03204346 A JP H03204346A
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JP
Japan
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seat
occupant
seated
driving
passenger
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JP34116489A
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English (en)
Inventor
Takeshi Takagi
毅 高木
Koji Hida
飛田 幸司
Kozo Hirota
広田 耕造
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば、リクライニング装置、前後スライ
ド装置、上下リフタ装置あるいは着座面保形装置など、
乗員を支持するシート各部を駆動させるシート駆動手段
を備えた自動車のシート構造に関する。
[従来の技術] 従来より、自動車用シートにおいて、リクライニング装
置、前後スライド装置、上下リフタ装置、あるいは、シ
ート着座部の硬さを調節するとともに着座面を乗員の着
座変形状態に保形する着座面保形装置などのシート駆動
手段を備えたものは、一般に良く知られている。例えば
、実開昭6417844号公報では、スイッチ操作−つ
でシートの前後位置を調節することができる電動式のス
ライド装置を備えたものが開示されている。
かかるシート駆動手段を設けるこ七により、シートバッ
クの傾き、シートの前後位置、シートクッンヨンの上下
位置及び傾きなどを自在に調節し、あるいはンート着座
部の硬さを調節するとともに着座面の形状を乗員の着座
変形状態に保持することができ、乗員側々の体格・体形
あるいは好みに応じた最適の着座姿勢を得ることができ
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、着座初期に、上記各シート駆動手段を駆動し
てシート各部を種々調節することにより、自己の体格や
体形に応じた快適な着座姿勢が得られたとしても、ある
程度時間が経過するとその同じ姿勢や着座面の硬さ感覚
に満足できなくなり、快適感が失イっれることは一般に
良く経験されている。
すなわち、受圧部位のしびれ等の生理的な要因や、同じ
姿勢をとり続けることによる窮屈部・退屈感などの心理
的な要因により、同じ着座姿勢に満足できず苦痛感すら
覚えるようになり、色識的あるいは無意識のうちに着座
位置や姿勢を変えるようになる。
これではせっかく高価なシート駆動手段を設けてもその
効果が乏しく、特に長時間ドライブ時の着座姿勢の変化
が検出された際には、上記シート駆動手段を微少範囲だ
け駆動させるようにしたものである。
[発明の効果コ 本願の第1の発明によれば、乗員着座後の経過時間を上
記計時手段で計測し、乗員が着座した後、所定時間経過
後に上記シート駆動手段を微少範囲だけ駆動させるよう
にしたので、乗員着座後、所定時間が経過すれば、シー
トの乗員に対する支持状態が自動的に変えられる。従っ
て、長時間にわたって着座状態を続けた場合でも、乗員
は自ら着座位置や姿勢を変えることなく、自動的にその
着座状態が変えられ、快適性を維持することができる。
この場合において、上記駆動手段は微少範囲だけ駆動さ
れるので、乗員が運転中に上記駆動手段が駆動されて着
座状態が変えられても、乗員の運転操作に悪影響を及ぼ
すことはない。
また、本願の第2の発明によれば、乗員の着座姿勢の変
化、すなわち、乗員が同じ着座姿勢をとり続けることに
満足ができなくなったことを、上苦痛感を解消するには
至らないという問題があった。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、長時
間にわたって着座状態を続けた場合でも、自ら着座姿勢
を変えることなく快適性を維持することができる自動車
のシート構造を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このため、本願の第1の発明は、着座乗員を支持するシ
ート各部を駆動するシート駆動手段を備えた自動車のシ
ート構造において、乗員着座後の経過時間を計測する計
時手段と、−上記シート駆動手段を制御する制御手段と
を設け、乗員が着座した後、所定時間経過後に、上記シ
ート駆動手段を微少範囲だけ駆動させるようにしたもの
である。
また、本願の第2の発明は、着座乗員を支持するシート
各部を駆動するシート駆動手段を備えた自動車のシート
構造において、着座した乗員の姿勢変化を検出する姿勢
変化検出手段と、上記シート駆動手段を制御する制御手
段とを設(1、乗員の記姿勢変化検出手段で検出し、乗
員の着座姿勢の変化が検出された際には、上記シート駆
動手段を微少範囲だけ駆動するようにしたので、上記第
1の発明と同様の効果を奏することができる上、乗員の
着座状態を、より適確なタイミングで自動的に変えるこ
とができ、長時間にわたって着座を続けた場合の快適性
をより向上させることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を、添付図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図に示すように、本実施例に係る自動車用シートl
は、乗員の着座面を形成ケるシートクッンヨン2と、該
シートクッンヨン2の後端部に立設されて乗員の背部を
支持するシートバック3とを備え、該シートバック3の
一]二部には乗員の頭部を支持するヘッドレスト4が配
設されている。
上記シートバック3は、回動軸13で連結された左右一
対のリクライニングナックル12及び電動モータM1な
どを主要部として構成されたリクライニング装置を介し
て、シートクツション2に対して傾動可能に連結されて
おり、片側のリクライニングナックル12に付設された
上記電動モータM、(リクライニング用モータ)を駆動
させることにより、リクライニングナックルI2に内臓
された歯車機構(不図示)の噛み合い状態を変化させ、
シートハック3のシートクツション2に対する傾斜角を
自在に調節することができるようになっている。
また、」1記シートクッション2の下部には1.L1ζ
に組み合わされノこ左右一対のアッパ及びロアのレール
15及び16(第1図に左側のみ図示)、車体前後方向
に延びる左右−・対のスクリューンヤフト17、上記ロ
アレールI6に固定されてスクリューシャフト17と噛
合するスクリューナツト18、」−記アツバレールI5
に接合されたギヤボックス19の歯車機構(不図示)を
介して上記スクリューンヤフト17を回転駆動させる電
動モータM、なとを主要部として構成されノこ前後スラ
イド装置が設υられている。そして、」1記電動モータ
M2(スライド用モータ)を駆動させることにより、ス
クリューシャフト17が回転しながら前後動し、これに
伴って、アッパレール15が(つまりシート1全体カリ
上記ロアレール16上を前後にスライドし、シートlの
前後位置を調節することかできるようになっている。
更に、上記シートクツション2には、該シートクツショ
ン2の前部を持ち上げる左右一対の前リフタブラケット
22、ギヤボックス23を介して上記前リフタブラケッ
ト22.22を動作させる電動モータM3などを主要部
として構成された前リフタ装置、並びに、シートクツシ
ョン2の後部を持ち上げる左右一対の後リフタブラケッ
ト25、ギヤボックス26を介して上記後リフタブラケ
ッ)25.25を動作させる電動モータM4などを主要
部として構成された後リフタ装置が設けられており、上
記電動モータM3(前リフタ用モータ)または電動モー
タM、(後リフタ用モータ)が駆動させられることによ
り、リフタブラケット22または25が動作させられ、
シートクツション2の前部または後部がそれぞれ上下動
させられる結果、ボタン操作−つで、シートクツション
2の」−下位置及び前後方向の傾斜を調節することがで
きるようになっている。
また更に、」二記シートクツション2の略中央には、シ
ートlに乗員が着座したことを検出する着座スイッチと
しての荷重センサSl!が埋設されている。
シート1の各部を駆動させる上記各駆動装置の電動モー
タM、、M、、M39M、及び上記荷重センサは、第2
図に示すように、例えばマイクロコンピュータを主要部
として構成されたコントローラ3゜の駆動装置制御部3
1に信号授受可能に接続されており、該駆動装置制御部
31には、乗員着座後の経過時間を計測するタイマ回路
32が付設されている。また、上記駆動装置制御部31
には、」−記各電動モータM、、M、、M3.M4の出
力軸の回転角をそれぞれ検出するモータ回転角センサ5
1s7.S、、S、が接続されており、これら回転角セ
ンサs、、s2.s3.s、からの検出信号により、上
記各駆動装置の作動状態を知ることかできるようになっ
ている。
次に、上記のように構成されたシート1の各シート駆動
装置に対する制御について説明する。まず、乗員が着座
すると荷重センサS12がこれを検出して」二記駆動装
置制御部31に着座検出信号を出力し、この信号を受け
た駆動装置制御部31がタイマ回路32に作動信号を出
力することにより、乗員着座後の経過時間の計測が開始
される。そして、乗員着座後、予め設定された所定時間
が経過すると、タイマ回路32からの出力信号を受けた
上記駆動装置制御部31は、各シート駆動装置の電動モ
ータM、、M、、M3.M4に対して作動信号を出力し
、各シート駆動装置が駆動される。
このとき、運転中の乗員の着座姿勢が変化させられるこ
とにより、乗員の目の位置やペダル等への距離が大きく
変化して乗員の運転操作に支障を来すことを防止するた
めに、上記各シート駆動装置は微少範囲だけ駆動される
ようになっている。
また、この場合において、一つのシート駆動装置が単独
で微少範囲だけ駆動されても良いが、より好ましくは、
上記各シート駆動装置のうちの幾つかを組み合わせて駆
動することにより、着座姿勢が変化させられた際におけ
る乗員の目の位置やペダル等への距離の変化を最小限に
止どめることができる。
すなわち、例えば、前後スライド装置を駆動してシート
を微少量だけ後方にスライドさせた場合には、後リフタ
装置を駆動させてシート後部を微少量だけ上方に持ち上
げる、あるいは、リクライニング装置を駆動させてシー
トパックを微少量だけ前傾させるように制御する。この
場合、シートを後方にスライドさせたことにより、乗員
の足が例えばアクセルペダルへ届きにくくなるか、上記
後リフタ装置あるいはリクライニング装置の駆動によっ
て補正され、着座姿勢変化前と同様に支障なくペダル操
作を行うことができる。
尚、このように複数のシート駆動装置を組み合わせて駆
動することにより、乗員の着座姿勢を変化させるととも
に、この姿勢変化による乗員の目の位置あるいはペダル
等への距離の変化を補正す範囲だけ駆動されるので、乗
員が運転中に上記駆動装置が駆動されて着座状態が変え
られても、乗員の運転操作に悪影響を及ぼすことはない
。また、上記各シート駆動装置のうちの幾つかを組み合
わせて駆動することにより、着座姿勢が変化させられた
際における乗員の目の位置やペダル等への距離の変化を
最小限に止どめることができ、乗員の運転操作に対する
影響をより一層軽減することができる。
尚、上記実施例(第1実施例)は、シート駆動手段とし
て、リクライニング装置と前後スライド装置と前後のり
フタ装置とを備えたものであったが、これらに加えて、
シート着座部の硬さを調節するとともに着座面を乗員の
着座変形状態に保持する着座面保持装置を設けることに
より、シートの快適性を更に向上させることができる。
以下、本発明の第2実施例について説明する。
尚、以下の説明において、第1実施例と同じものには同
一の符号を付し、それ以上の説明は省略する。
る場合、シート駆動装置どうしの組み合わせとしては種
々のケースが考えられ、各ケースに応じて乗員の着座姿
勢を様々に変化させることができる。
上記のようにして乗員の着座姿勢を変化させた後、更に
所定時間が経過すると、乗員の着座姿勢は、変化前の初
期状態における姿勢に戻され、あるいは更に別の着座姿
勢に変化させられ、以後、周期的に着座姿勢が変化させ
られるようになっている。
以上、説明したように、本実施例によれば、乗員着座後
の経過時間を上記タイマ回路32で計測し、乗員が着座
した後、所定時間経過後に上記各シート駆動装置を微少
範囲だけ駆動させるようにしたので、乗員着座後、所定
時間が経過すれば、シートlの乗員に対する支持状態が
自動的に変えられる。従って、長時間にわたって着座状
態を続けた場合でも、乗員は自ら着座位置や姿勢を変え
ることなく、自動的にその着座状態が変えられ、快適性
を維持することができるのである。
この場合において、上記シート駆動装置は微少第3図に
示すように、本実施例に係る自動車用シート41は、シ
ートクツション42と、左右−対のリクライニングナッ
クル12を介してシートクッンヨン42の後端部に傾動
可能に立設されたシートバック43とを備えるとともに
、具体的には図示しなかったが、第1実施例の場合と同
様に、電動モータM、、Mt、M3.M、をそれぞれ駆
動源とするリクライニング装置、前後スライド装置、前
リフタ装置及び後リフタ装置を備えている。また、」二
記シートク・ソション42とシートバ・ツク43(こけ
、それぞれ、着座乗員の体格・体形及び着座姿勢に応じ
て変化する体圧分布を検出するために、複数の体型セン
サ65が埋設されている。
第4図及び第5図に示すように、上記シートクッンヨン
42の底部を構成するシートフレーム46の左右両側部
には、第1実施例の場合と同様に、前後スライド装置の
アッパレール47がそれぞれ固定され、一方、車体フロ
アパネル48上に固設された左右一対のシート取付ブラ
ケット49上にはロアレール50がそれぞれ一体的に取
り付けら4 れている。また、上記シートフレーム46の上面側には
、連続気泡性のウレタンフオームからなるクツション部
材52が配設されており、このクツション部材52は、
例えばゴム製の袋体54て気密に覆われている。更に、
この袋体54の前後左右の周縁部には、該袋体54を取
り囲むようにしてウレタンフオーム製の周縁クツション
部材52aが配設され、上記袋体54及び周縁クツショ
ン部材52aの全体が、例えば合成樹脂等からなる表皮
部材53により覆われている。
」1記袋体54は、外力が加えられるとその内部に密封
されたクツション部材52が変形すると共に、この状態
でクツション部材52の気孔中に混入された空気を外部
に排出することにより、袋体54内が減圧されて該袋体
54内が負圧状態となって変形形状に保持されるように
なっている。
更に、上記袋体54の下面とシートフレーム46の上面
との間には荷重センサSQが配設されており、乗員が着
座した際には、シートクツション42に作用する荷重の
変化に基づいて乗員の着座バキュームポンプ6Iと切換
弁62とに制御信号が出力されるようになっている。尚
、上記コントロールユニット63には、手動操作用スイ
ッチ67が接続されており、該スイッチ67を操作する
ことにより、乗員の好みに応じて上記袋体54内の内圧
を可変ずべく、該袋体54に対して空気の給排を手動で
行うことができ、また、上記手動操作スイッチ67を操
作することにより、切換弁62を切り換えて上記袋体5
4内を大気開放し得るようになっている。
次に、上記コントロールユニット63により袋体54に
対して空気を給排する制御について、第7図に示す制御
回路図を参照しながら説明する。
上記コントロールユニット63は、荷重センサSCから
の着座検出信号に基づいて作動するとともに乗員着座後
の経過時間を計測するタイマ回路68(第1タイマ回路
)と、該第1タイマ回路68からの作動信号に基づいて
バキュームポンプ6】を作動させるスイッチング回路6
9と、上記圧カセンザ64からの内圧検出信号に基づい
てスイッチを検出するように構成されている。
次に、上記袋体54に対して空気を給排するための制御
システムを、第6図に基づいて説明する。
この制御システムは、上記袋体54に対して空気を給排
すべく該袋体54の所定位置に一端が接続された給排気
管60と、該給排気管60の他端側に接続されて上記袋
体54内のクツション部材52中に混入された空気を外
部に排出することにより袋体54の内部を減圧させるバ
キュームポンプ61と、上記給排気管60の途中部に介
装された切換弁62とを備えるとともに、上記バキュー
ムポンプ61及び切換弁62の作動を制御するコントロ
ールユニット63が設けられている。
このコントロールユニット63には、上記荷重センサS
Qからの着座検出信号と、上記袋体54内に設けられて
該袋体54内の内圧を検出する圧力センサ64からの内
圧検出信号と、上記体型センサ65姿勢変化検出信号と
が入力される一方、コントロールユニット63からは、
上記各センサS夕、64.65からの検出信号に乱づい
て、上記ング回路69の作動を制御するための圧力調節
回路70とを備え、上記第1タイマ回路68は、乗員着
座後、予め設定された所定時間、すなわち乗員の着座姿
勢が安定するまでに要すると思われる所定時間経過後に
、上記スイッチング回路69に対して作動信号を出力す
るように設定されている。
そして、第8図に示すように、上記シートクッンヨン4
2に乗員Mが着座した際には、上記荷重センサSQが乗
員Mの着座を検出し、この荷重センサSQからの着座検
出信号によって第1タイマ回路68が作動させられ、乗
員Mが着座した後、上記所定時間経過後に上記スイッチ
ング回路69が作動させられてバキュームポンプ61が
駆動される。このバキュームポンプ61によって袋体5
4内のクツション部材52の気孔中に混入されていた空
気が外部に排出されて袋体54の内部が減圧され、該袋
体54が、第8図に示されるように、乗員Mの着座状態
に応じて変形させられる。そして、袋体54の変形状態
が安定した後に、上記圧力センサ64からの出力信号に
基づいて、上記袋8 体54内が所定の負圧状態に達したことが検出されると
圧力調節回路70が作動し、上記スイッヂング回路69
によるバキュームポンプ61の作動が停止させられ、袋
体54内が上記所定の負圧状態に維持されて該袋体54
が着座状態に変形保持されるようになっている。これに
より、座り心地が一段と向上すると共に、ホールド感が
一層向上することになる。
更に、手動操作用スイッチ67を手動操作して切換弁6
2を切り換えることにより、」ユ記バキュームポンプ6
1の作動を手動制御し、袋体54の内圧を乗員の好みに
応じて適宜調整することができ、座り心地を更に一段と
向上させることができる。
尚、上記シートクツション42ては、」二足袋体54の
外側に前後左右の周縁部に沿って周縁クッンヨン部材5
2aが配設されており、袋体内部が減圧されてもこれら
周縁クツシコン部材52aは減圧されることはないので
、上記袋体54の減圧時にシートクツション42の全体
が変形すること格・体形に合わせて変形保持させること
ができ、シートの座り心地及びボールド性を更に向上さ
せることができる。
本実施例では、第9図に示すように、上記コントロール
ユニット63の内部に、シート4■の各部を駆動させる
上記各シート駆動装置を駆動制御する駆動装置制御部8
1が設けられ、各駆動装置の電動モータM、、M、、M
3.M、及び回転角センサS 1. S v 、 S 
3 、 S 4、荷重センサSρ、切換弁62、圧ノノ
センザ64、及び体型センサ65は、い4″れも、上記
駆動装置制御部8■に電気的に接続されている。また、
上記駆動装置制御部81には、乗員着座後の経過時間を
計測するとともに、この経過時間が予め設定された所定
時間、すなわち、乗員が着座した後、同じ姿勢をきり続
けることに満足かできなくなると思われる所定時間が経
過した際には、上記駆動装置制御部81に対して時間経
過信号を出力する第2タイマ回路82が付設されている
以上のように構成されたシート41に乗員が着を防止で
き、シートクツション42の表面を覆う表皮部材53に
しわを発生させることのないようになっている。また、
上記シート41では、荷重センサSσによって乗員の着
座を検出した後、所定時間経過後にバキュームポンプ6
1を駆動するようにしていたが、例えば、イグンニショ
ンスイッチON後、あるいは車速センサ等を設けること
により走行状態検出後において所定の時期に上記バキュ
ームポンプ61を作動させるように構成しても良い。更
に、上記切換弁62とエンジンの吸気通路側とを接続し
、乗員の着座が検出されてバキュームポンプ61で袋体
54内を減圧する場合に、エンジンの吸気負圧を利用す
ることにより、上記バキュームポンプ61の負荷を軽減
させるようにしてもよい。
また、上記シート41では、シートクツション42を乗
員の着座状態に変形保持させるように構成されていたが
、乗員の背部を支持するシートバック43についても同
様に構成することにより、該シートバック43を乗員の
着座時に乗員側々の体座すると、第1実施例の場合と同
様に、荷重センサSQがこれを検出して上記駆動装置制
御部81に着座検出信号を出力し、この信号を受けた駆
動装置制御部81が第2タイマ回路82に作動信号を出
力することにより、乗員着座後の経過時間の計測が開始
される。そして、乗員着座後、予め設定された所定時間
が経過すると、第2タイマ回路82からの出力信号を受
けた駆動装置制御部81は、各シート駆動装置を微少範
囲で駆動させる。
このとき、より好ましくは、第1実施例の場合と同様に
、複数のシート駆動装置を組み合わせて駆動することに
より、乗員の着座姿勢を変化させるとともに、この姿勢
変化による乗員の目の位置あるいはペダル等への距離の
変化を補正することができるようになっている。
例えば、上記切換弁62が切り換えられるとともに上記
バキュームポンプ61が駆動され、シートクツション4
2内の袋体54の内部が初期状態より(J減圧された場
合には、例えば、スライド装置が駆動されてシートを微
少量だけ後方ヘスライトさせる、あるいは、曲りフタ装
置及び後リフタ装置を駆動されてシートクツションの前
後をどもに」三方へもちあげるなどの制御が行なわれ、
上記袋体54の内部を減圧した際のシートクツション4
2の沈みによる乗員のペダル等への距離の変化が補正さ
れ得るようになっている。
この場合、乗員の着座状態は、第1実施例の場合と同様
に、周期的に(上記第2タイマ回路82でカウントされ
る所定時間毎に)行なわれる。
また、乗員が同じ着座姿勢をとり続けることに満足でき
なくなって自ら着座姿勢を変化させようとした場合、こ
の姿勢変化による体圧分布の変化を−に屍体型センサ6
5.・、65で検出し、この体型センサ65.・、65
からの出力信号に基づいて」−記各シート駆動装置を微
少範囲だけ駆動させ、シート41の乗員に対する支持状
態を積極的に変化させることができる。この場合、車両
走行中の振動による体圧分布の微少な変動の影響を排除
するために、体型センサ65.・、65の検出値の変化
幅が所定値を越えた場合にのみ、」二記各シート発明の
第2実施例に係る自動車用シートの全体斜視図、第4図
は第3図のB−B方向の断面説明図、第5図は第4図の
C−C方向の断面説明図、第6図は上記第2実施例に係
るシートクツションの袋体減圧機構の制御システム構成
図、第7図は」ユ記第2実施例に係るバキュームポンプ
の作動制御回路図、第8図は上記第2実施例に係る袋体
の減圧状態を示すシートクツションの縦断面説明図、第
9図は上記第2実施例に係るシート駆動手段の制御シス
テムを示すブロック構成図である。
l、41・・・シート、30・・コントローラ、31゜
81 駆動装置制御部、32.82・・タイマ回路、6
1・・バキュームポンプ、62・・・切換弁、65体型
センサ、M・・乗員、Ml・・リクライニング用モータ
、M、スライド用モータ、M3・・・前リフタ用モータ
、M4・後リフタ用モータ、Sg 荷重センサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)着座乗員を支持するシート各部を駆動するシート
    駆動手段を備えた自動車のシート構造であって、 乗員着座後の経過時間を計測する計時手段と、上記シー
    ト駆動手段を制御する制御手段とを設け、乗員が着座し
    た後、所定時間経過後に、上記シート駆動手段を微少範
    囲だけ駆動させることを特徴とする自動車のシート構造
  2. (2)着座乗員を支持するシート各部を駆動するシート
    駆動手段を備えた自動車のシート構造であって、 着座した乗員の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段と
    、上記シート駆動手段を制御する制御手段とを設け、乗
    員の着座姿勢の変化が検出された際には、上記シート駆
    動手段を微少範囲だけ駆動させることを特徴とする自動
    車のシート構造。
JP34116489A 1989-12-29 1989-12-29 自動車のシート構造 Pending JPH03204346A (ja)

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JP34116489A JPH03204346A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 自動車のシート構造

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JP34116489A JPH03204346A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 自動車のシート構造

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