JPH0320358Y2 - - Google Patents

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JPH0320358Y2
JPH0320358Y2 JP1983012889U JP1288983U JPH0320358Y2 JP H0320358 Y2 JPH0320358 Y2 JP H0320358Y2 JP 1983012889 U JP1983012889 U JP 1983012889U JP 1288983 U JP1288983 U JP 1288983U JP H0320358 Y2 JPH0320358 Y2 JP H0320358Y2
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JPS59121055U (ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/96Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
    • E02F3/966Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements of hammer-type tools

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、打撃装置として操作性が良い防振
ブラケツトに関する。
打撃装置たとえば油圧ブレーカは、1分間に数
百回の打撃数を有し、採石場やビル解体などで汎
用されている。この種のブレーカは通常数百Kgと
いう大型であり、一般に作業現場の足場も良くな
いことが多いので、パワーシヨベルなどの自走台
車に搭載して使用するのが大部分である。この際
にブレーカを作動すると激しい振動が発生するの
で、パワーシヨベルの各部品の消耗は激しく、か
つ運転者も疲労しやすくて運転ミスを生じがちで
あるため、ブレーカの振動をなるべくパワーシヨ
ベルに伝達しないブラケツト機構であると好まし
い。この点を考慮して、ブレーカをブラケツトに
取付ける際に、ブレーカを直接ブラケツトに設置
するのではなくて、ゴムやバネなどの緩衝部材を
介して設置する機構が提案されている。このよう
な提案では、バネをブレーカ上端面に取付けると
ともに該バネの上端部をブラケツト内表面に固着
したり、またはブレーカの側壁上方および下方に
おいて緩衝部材を介してブラケツトに設置してい
る。バネによつてブレーカを吊下げる態様である
と、ブレーカの短時間使用でバネを頻繁に交換し
なければならず、バネの共振によつてブレーカの
振幅が急激に増大する恐れもある。またブレーカ
の側壁上方および下方に緩衝部材を介在させる
と、ブレーカを使用すると該ブレーカに相当な横
揺れが発生して、ブレーカを操作しにくくかつチ
ゼルの打撃点が変動して迅速な破砕作業が達成で
きない。
この考案は、防振効果を有する従来のブラケツ
トに関する前記の問題を改善するために提案され
たものである。したがつてこの考案の目的は、打
撃装置の周壁下方または上方だけを緩衝用の弾性
体を介して支持することにより、耐久性がすぐれ
ているうえに、使用時に横揺れがほとんど発生し
ないので、操作性が良くて迅速な破砕作業を達成
できる防振ブラケツトを提供することである。こ
の考案に係るブラケツトに取付ける打撃装置は、
油圧または空圧のブレーカ、ハンマまたはさく岩
機などであり、該ブラケツトに軸着する自走台車
としては、パワーシヨベルやバツクホーのよう
な、作業装置としてブームとアームを有するもの
であればよい。
次にこの考案を図面に基いて説明すると、第1
図にこの考案に係る防振ブラケツト2の使用状態
を例示している。第1図において、ブラケツト2
は、ほぼ倒立した直角三角形のように後方上部が
後方へ拡がる側面形状を有し、該ブラケツトによ
つてブレーカ4を垂直に保持する。ブラケツト2
の後方上部で、公知のパワーシヨベル6のアーム
先端部とバケツトリンクを、ピン孔7,7(第4
図および第5図参照)を介して軸着する。パワー
シヨベル6は、作業装置としてブーム8とアーム
10を有し、ブレーカ4を所定の作業現場まで運
ぶ。第2図および第3図に示すように、ブラケツ
ト2は、並置した1対のプレート12,12で構
成し、両プレート間の距離は保持すべきブレーカ
4の幅よりもわずかに大きい。プレート12,1
2間の上方および下方には、第5図に示すように
側面中心よりやや前方の同一垂直面に横梁14,
16を水平に固着し、さらにプレート前端に固定
枠20,22を複数の水平ボルト24で水平かつ
着脱可能に取付け、該固定枠および横梁14,1
6によつてブレーカ4を垂直に配置できる。
両プレート12の下方において、横梁16と固
定枠22との間にそれぞれ矩形孔25を設け、そ
こに緩衝用の弾性体26を設置する。第6図にお
いて、弾性体26は、起立したほぼ斜平行六面体
の形状を有するゴム板28からなり、該ゴム板の
両平面に金属板30,32をそれぞれ接着する
(第4図参照)。ゴム板28は、図示の状態におい
て上下方向に比較的変形しやすいけれども、前後
および左右方向には変形しにくいので、主として
ブレーカ4の垂直振動を緩衝するには好ましい。
このゴム板は、一体成形品の代りに、薄い金属板
との積層品でもよい。ゴム板28の素材は、天然
または合成ゴムのいずれでも良いが、硬さや耐久
性などの点から天然ゴムが好ましく、加硫接着剤
を用いて金属板を強固に接着する。矩形孔25よ
りも大きい角形平面の金属板30の外面上方およ
び下方には、端面の近傍で所定間隔おいて複数の
深座ぐり孔34を設け、一方、プレート矩形孔2
5の上下内側の近傍にねじ孔36を設けることに
より、孔34,36に六角穴付き頭ボルト38を
ねじ込むと、金属板32を内側に向けて金属板3
0で矩形孔25をふさぐことができる。金属板3
0とプレート12との間に位置する環状板40
は、一般に金属板30の外周面および矩形孔25
の内周面に等しい内外周面を有し、環状板40の
厚みを適当に変えるかまたは該環状板と同一平面
のシム(図示しない)を適宜数介在させることに
より、ブレーカ4への弾性体26の押圧力を調整
する。一方、金属板32の外面には、矩形断面の
凸条42を水平に形成し、該凸条はブレーカ壁面
の凹状溝44と嵌合可能である。また両プレート
12の下端部45は、内方へ屈曲してブレーカ側
面と近接することにより、破砕作業時に粉塵が弾
性体26の内部へ侵入することを可能な限り防止
する。
さらに両プレート12の内側面において、上方
の横梁14と固定枠20との間に、第2図および
第3図に示すように、それぞれ環状の支持枠46
を固着し、各支持枠内に滑動性の良好なスペーサ
48を嵌込んで接着すると好ましい。スペーサ4
8の平面は、支持枠46の平面よりわずかに突出
し、ブレーカ4の取付け時にブレーカ壁面と直接
接触する。スペーサ48の素材は、比較的やわら
かくて耐熱性の材料であればよく、ポリプロピレ
ン、ナイロン、フツ素樹脂、アセタール樹脂のよ
うなプラスチツクまたは含油プラスチツク、さら
にはホワイトメタル、焼結銅鉛合金、アルミニウ
ム合金のような金属であつてもよい。スペーサ4
8,48と弾性体26,26とは、図示の位置の
代りに上下反対に位置させてもよい。
第5図に示すように、横梁14および16の前
端面にはそれぞれ横向きに支持板50を固着し、
該支持板の平面の凹みに前記と同様にスペーサ5
2を嵌込んで接着すると好ましい。この場合、ブ
レーカ周壁下方の後面にも凹状溝を有するような
大型のブレーカであるならば、下方の横梁16に
前記の弾性体26を多少変形して設置してもよ
い。また固定枠20および22の内表面にそれぞ
れ凹みを設け、該凹みに前記と同様にスペーサ5
4を嵌込んで接着すると好ましい。
ほぼ角柱形のブレーカ4に、ブラケツト2のプ
レート12,12を前方から嵌合し、ついで固定
枠20,22を嵌めて水平ボルト24を締着する
と、プレート12,12の内側面、横梁14,1
6および固定枠20,22でブレーカ4を設置で
きる。この際に、ブレーカ4の周壁下方における
凹状溝44,44は、弾性体の金属板32の凸条
42,42とそれぞれ嵌合し、かつ前後面はスペ
ーサ52,54とそれぞれ接触するとともに、周
壁上方では、各壁面はスペーサ48,48および
52,54にそれぞれ接触する。したがつてブレ
ーカ4の周壁下方における両側面は、緩衝用の弾
性体26,26を介して支持し、周壁上方の両側
面はスペーサ48,48を介して支持するととも
に、ブレーカ周壁の前後面は上下ともにスペーサ
52,54を介して支持することにより、ブレー
カ4の垂直振動を効果的に緩衝できる。またこれ
らのスペーサを用いずに、ブラケツト2の各部材
が直接ブレーカ4の壁面と接触していても、重量
の大きいブレーカの反動に比べると摩擦抵抗は比
較的小さいので、弾性体26,26による防振を
あまり妨げることはない。弾性体26を交換する
場合には、ボルト38を外せば弾性体26をプレ
ート矩形孔25から外部へ容易に脱離でき、プレ
ート外部から新たな弾性体26をプレート矩形孔
25へ挿入して取付ければよい。
また各弾性体26の上方では、第2図および第
3図に例示するように、プレート内側面とブレー
カ壁面との間にプラスチツク製の隔離材56を液
密に設置し、該隔離材によつてブレーカ4のニツ
プルなどから滴下しうる油を効果的に防止するこ
とにより、一般に耐油性が良くない天然ゴム製の
ゴム板28を保護している。
第7図は緩衝用の弾性体の変形例を示し、弾性
体58では、ゴム板60はプレート62の内側面
の凹み64に嵌り込んでいるだけであり、該ゴム
板の後面に接着した金属板66を介してブレーカ
68の壁面に設置している。ゴム板60は、前記
と同様の素材であるけれども、一般に斜平行六面
体の形状は部分的であつて、凹み64に嵌り込む
部分は該凹みの内面と同様の直方体形状である。
また金属板66は、ブレーカ壁面にボルト止めし
てもよいが、図示のようなあり継ぎ状に取付ける
だけでもよく、いずれにしても着脱可能であれば
よい。この弾性体58は、構造的にいつそう単純
であるから安価に製造できる。
第8図は弾性体の別の変形例を示し、弾性体6
8では、ゴム板70の前後面にそれぞれ金属板7
2,74を接着し、金属板74がプレート76で
保持する蓋板78の凹み80に嵌り込んでいる。
この蓋板78は、プレート下方に設けた矩形孔8
2の外周辺に溶接する環状板84に嵌め込んでボ
ルト止めする。蓋板78の表面は通常環状板84
のそれと合致するように定め、該蓋板の代りに、
金属板74の上下部分だけをそれぞれ固定する2
枚の押え板を用いてもよい。一方、弾性体68の
金属板72の外面には、矩形断面の凸条86を形
成し、金属板74の平面形状は蓋板78の凹み8
0の内周面にぼほ対応する。このブラケツトは、
弾性体68を脱離した状態でブレーカ4に嵌合
し、ついで矩形孔82の部分にブレーカ4の凹状
溝88を正確に位置させると、該矩形孔を通して
弾性体68を挿入してから、複数のボルト90に
よつて環状板84を介して蓋板78をプレート7
6に固着すればよい。
この考案に係る防振ブラケツトを用いると、打
撃装置の作動で発生した振動がパワーシヨベルな
どの自走台車へ伝達されるのが減るため、パワー
シヨベルの部品の消耗が減少してより長期間使用
でき、かつ運転者も疲労しにくくなつて長時間の
作業を行なうことが可能となる。このブラケツト
では、打撃装置周壁の上方または下方の両側面を
緩衝用の弾性体を介して支持し、残りの壁面をブ
ラケツト部材直接またはスペーサを介して支持す
るから、使用時に打撃装置に横揺れが発生するこ
とが少なく、該打撃装置の垂直振動だけを効果的
に緩衝できる。したがつてこのブラケツトは、従
来の防振ブラケツトに比べて弾性体を交換するこ
とが少なくて済むために、部品交換のための作業
中断が減少して作業時間を短縮できる。さらにス
ペーサの設置によつて、打撃装置に横揺れがあま
り発生しないから、操作性が良くて迅速な破砕作
業を達成する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るブラケツトの使用状態
を示す側面図、第2図はブラケツトを一部切欠い
て示す正面図、第3図は第2図と同じ向きの断面
図、第4図はブラケツトの側面図、第5図は第4
図と同じ向きの断面図、第6図はこの考案で用い
る弾性体を拡大して示す横断面図、第7図および
第8図はこの考案の変形例をそれぞれ示す第6図
と同様の断面図である。 2……防振ブラケツト、4……ブレーカ、6…
…パワーシヨベル、12,12……プレート、1
4,16……横梁、20,22……固定枠、2
6,26……弾性体、28……ゴム板、30,3
2……金属板、40……凸条、44……凹状溝、
48,48,52,52,54,54…スペー
サ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 打撃装置を適宜の自走台車に搭載する際に用
    いるブラケツトであつて、1対のプレートの内
    側面、このプレート間をつなぐ横梁および固定
    枠でほぼ角柱形の打撃装置を取り囲み、緩衝用
    の弾性体をプレートの矩形孔にそれぞれ挿入し
    て該プレートに設置することにより、該弾性体
    で打撃装置をその周壁下方または上方の両側面
    において保持し、かつ該打撃装置の周壁上方ま
    たは下方の両側面は滑動性を有するスペーサを
    介してプレート内側面で支持し、さらに該打撃
    装置の周壁の前後面も滑動性を有するスペーサ
    を介して固定枠または横梁で支持することを特
    徴とする打撃装置の防振ブラケツト。 2 滑動性を有するスペーサは、ポリプロピレ
    ン、ナイロン、フツ素樹脂、アセタール樹脂の
    ようなプラスチツクまたは含油プラスチツク、
    さらにはホワイトメタル、焼結銅鉛合金、アル
    ミニウム合金のような金属である実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載のブラケツト。
JP1983012889U 1983-01-31 1983-01-31 打撃装置の防振ブラケツト Granted JPS59121055U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS59121055U JPS59121055U (ja) 1984-08-15
JPH0320358Y2 true JPH0320358Y2 (ja) 1991-05-01

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ID=30144282

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JP1983012889U Granted JPS59121055U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 打撃装置の防振ブラケツト

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998002283A1 (fr) * 1996-07-17 1998-01-22 Teisaku Corporation Support d'outil a percussion

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5867671U (ja) * 1981-10-31 1983-05-09 日本ニュ−マチック工業株式会社 衝撃動工具の取付装置

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WO1998002283A1 (fr) * 1996-07-17 1998-01-22 Teisaku Corporation Support d'outil a percussion

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JPS59121055U (ja) 1984-08-15

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