JPH0118307Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0118307Y2 JPH0118307Y2 JP1984187308U JP18730884U JPH0118307Y2 JP H0118307 Y2 JPH0118307 Y2 JP H0118307Y2 JP 1984187308 U JP1984187308 U JP 1984187308U JP 18730884 U JP18730884 U JP 18730884U JP H0118307 Y2 JPH0118307 Y2 JP H0118307Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impactor
- bracket
- cover
- rubber
- side walls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 27
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 27
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 6
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、油圧式ロツクブレーカに関するもの
である。
である。
従来の技術
第4図は一般的な油圧式ロツクブレーカを示す
もので、インパクタaはブラケツトbに取付けら
れていて、このブラケツトbがパワーシヨベル等
の作業機の先端に取付けられるようになつてい
る。
もので、インパクタaはブラケツトbに取付けら
れていて、このブラケツトbがパワーシヨベル等
の作業機の先端に取付けられるようになつてい
る。
従来の上記油圧式ロツクブレーカにあつては、
インパクタaとブラケツトbとの連結は、第4
図、第5図に示すように中間にクツシヨンラバー
cを介在させた中継プレートdをインパクタaの
両側の溝eに係合し、この中継プレートdをブラ
ケツトb側にボルトfにて固着することにより連
結し、また前後面にはクツシヨンラバーgを介し
てサポータhにて押さえるようになつていた。
インパクタaとブラケツトbとの連結は、第4
図、第5図に示すように中間にクツシヨンラバー
cを介在させた中継プレートdをインパクタaの
両側の溝eに係合し、この中継プレートdをブラ
ケツトb側にボルトfにて固着することにより連
結し、また前後面にはクツシヨンラバーgを介し
てサポータhにて押さえるようになつていた。
考案が解決しようとする問題点
上記従来例にあつては、ブレーカ作動時に、イ
ンパクタaの内部のピストン及びチゼルiの反動
による振動及び衝撃により、中継プレートdに介
在したクツシヨンラバーcが剪断方向に作用する
力によりはがれてしまい、クツシヨン機能がなく
なつてしまうことがあつた。また中継プレートd
を固着するボルトfにも剪断力が作用してこれが
ゆるみやすかつた。
ンパクタaの内部のピストン及びチゼルiの反動
による振動及び衝撃により、中継プレートdに介
在したクツシヨンラバーcが剪断方向に作用する
力によりはがれてしまい、クツシヨン機能がなく
なつてしまうことがあつた。また中継プレートd
を固着するボルトfにも剪断力が作用してこれが
ゆるみやすかつた。
問題点を解決するための手段及び作用
本考案は上記のことにかんがみなされたもの
で、インパクタの左右の両側面の長手方向複数個
所に、ピンを突設し、またブラケツトの左右の両
側壁で、かつ上記ピンに対向する位置に支持穴を
設け、さらに上記各ピンに、直径方向に環状の防
振ゴムを、また先端面に板状の防振ゴムをそれぞ
れ介在させてカバーを嵌合し、この各カバーを上
記左右の両側壁の支持穴に嵌合し、ボルトによつ
て取外し自在に固着した構成となつており、イン
パクタに作用する振動及び衝撃が両防振ゴムに
て、この両防振ゴムに剪断力が作用することなく
吸収緩和される。
で、インパクタの左右の両側面の長手方向複数個
所に、ピンを突設し、またブラケツトの左右の両
側壁で、かつ上記ピンに対向する位置に支持穴を
設け、さらに上記各ピンに、直径方向に環状の防
振ゴムを、また先端面に板状の防振ゴムをそれぞ
れ介在させてカバーを嵌合し、この各カバーを上
記左右の両側壁の支持穴に嵌合し、ボルトによつ
て取外し自在に固着した構成となつており、イン
パクタに作用する振動及び衝撃が両防振ゴムに
て、この両防振ゴムに剪断力が作用することなく
吸収緩和される。
実施例
本考案の実施例を第1図から第3図に基づいて
説明する。
説明する。
図中1はブラケツト、2はインパクタである。
ブラケツト1は両側壁3a,3bを背板4にて固
着した断面コ字状に形成されており、前側は補強
板5にて閉じられるようになつている。ブラケツ
ト1の上部にはパワーシヨベル等の作業機への連
結部6が設けてある。
ブラケツト1は両側壁3a,3bを背板4にて固
着した断面コ字状に形成されており、前側は補強
板5にて閉じられるようになつている。ブラケツ
ト1の上部にはパワーシヨベル等の作業機への連
結部6が設けてある。
インパクタ2には内部に油圧力にて作動するピ
ストンが内蔵されていて、このピストンの作動に
よりチゼル7が作動して岩盤を破砕するようにな
つている。
ストンが内蔵されていて、このピストンの作動に
よりチゼル7が作動して岩盤を破砕するようにな
つている。
インパクタ2の左右の両側面には上下2個所に
ピン8が突設されている。一方ブラケツト1の左
右の両側壁3a,3bには上記各ピン8に対向す
る位置に支持穴9a,9bが設けてある。さらに
上記各ピン8には、直径方向に環状の防振ゴム1
0を、また先端面に板状の防振ゴム11を介在さ
せてカバー9が嵌合してあり、この各カバー9は
上記両側壁3a,3bの各支持穴9a,9bに嵌
合され、ボルトによつて取外し自在に固着されて
いる。これにより、上記インパクタ2の各ピン8
は、これの軸の直径方向に環状の防振ゴム10を
介して、また軸方向に板状の防振ゴム11を介し
てそれぞれ支持される。
ピン8が突設されている。一方ブラケツト1の左
右の両側壁3a,3bには上記各ピン8に対向す
る位置に支持穴9a,9bが設けてある。さらに
上記各ピン8には、直径方向に環状の防振ゴム1
0を、また先端面に板状の防振ゴム11を介在さ
せてカバー9が嵌合してあり、この各カバー9は
上記両側壁3a,3bの各支持穴9a,9bに嵌
合され、ボルトによつて取外し自在に固着されて
いる。これにより、上記インパクタ2の各ピン8
は、これの軸の直径方向に環状の防振ゴム10を
介して、また軸方向に板状の防振ゴム11を介し
てそれぞれ支持される。
上記構成において、インパクタ2を駆動したブ
レーカ打撃作業時において、上下方向の振動及び
衝撃が環状の防振ゴム10にて吸収緩和され、ま
た左右方向の大きな外力は板状の防振ゴム11に
て吸収緩和される。このとき、両防振材10,1
1には剪断力が作用されない。
レーカ打撃作業時において、上下方向の振動及び
衝撃が環状の防振ゴム10にて吸収緩和され、ま
た左右方向の大きな外力は板状の防振ゴム11に
て吸収緩和される。このとき、両防振材10,1
1には剪断力が作用されない。
考案の効果
本考案によれば、インパクタ2に作用する上下
方向の振動及び衝撃が、また左右方向の大きな外
力はブラケツト1との間に介在させた環状及び板
状の防振ゴム10,11にて吸収緩和されて、こ
れらの外力が車両側に伝達することがなくなり、
車両における乗心地性が向上される。また環状の
防振ゴム10を用いたことにより、防振ゴム1
0,11の耐久性を著しく向上することができ
る。そして特に本考案によれば、防振ゴム10,
11に剪断力が作用することがないことにより、
振動に対する耐久性が向上すると共に、優れたク
ツシヨン機能を発揮することができる。またこの
各防振ゴム10,11を支持するカバー9にも剪
断力が作用することがないので、これの取付け部
がゆるむことなく安定して支持することができ
る。
方向の振動及び衝撃が、また左右方向の大きな外
力はブラケツト1との間に介在させた環状及び板
状の防振ゴム10,11にて吸収緩和されて、こ
れらの外力が車両側に伝達することがなくなり、
車両における乗心地性が向上される。また環状の
防振ゴム10を用いたことにより、防振ゴム1
0,11の耐久性を著しく向上することができ
る。そして特に本考案によれば、防振ゴム10,
11に剪断力が作用することがないことにより、
振動に対する耐久性が向上すると共に、優れたク
ツシヨン機能を発揮することができる。またこの
各防振ゴム10,11を支持するカバー9にも剪
断力が作用することがないので、これの取付け部
がゆるむことなく安定して支持することができ
る。
さらに上記カバー9、環状の防振ゴム10、板
状の防振ゴム11がユニツト化され、これらは上
記カバー9を介してブラケツト1の側壁にボルト
にて着脱容易に固着することができる。また上記
両防振ゴム10,11の外側はカバー9によつて
カバーされ、この防振ゴム10,11は外部から
の岩粉の侵入による損傷、劣化から保護されて優
れた耐久性を保持することができる。そしてさら
に環状の防振ゴム10と板状の防振ゴム11との
組合わせにより、単に上下方向の防振作用にとど
まらず、左右方向の振動及び衝撃を効率よく緩衝
することができる。
状の防振ゴム11がユニツト化され、これらは上
記カバー9を介してブラケツト1の側壁にボルト
にて着脱容易に固着することができる。また上記
両防振ゴム10,11の外側はカバー9によつて
カバーされ、この防振ゴム10,11は外部から
の岩粉の侵入による損傷、劣化から保護されて優
れた耐久性を保持することができる。そしてさら
に環状の防振ゴム10と板状の防振ゴム11との
組合わせにより、単に上下方向の防振作用にとど
まらず、左右方向の振動及び衝撃を効率よく緩衝
することができる。
第1図から第3図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は側面図、第2図は後面図、第3図は
第1図の−線に沿う断面図、第4図は従来例
を示す分解斜視図、第5図はその要部の拡大断面
図である。 1はブラケツト、2はインパクタ、3a,3b
は両側壁、8はピン、9はカバー、10,11は
防振ゴム。
で、第1図は側面図、第2図は後面図、第3図は
第1図の−線に沿う断面図、第4図は従来例
を示す分解斜視図、第5図はその要部の拡大断面
図である。 1はブラケツト、2はインパクタ、3a,3b
は両側壁、8はピン、9はカバー、10,11は
防振ゴム。
Claims (1)
- パワーシヨベル等の作業機の先端に取付けられ
るブラケツト1に防振材を介してインパクタ2を
取付けた油圧式ロツクブレーカにおいて、インパ
クタ2の左右の両側面の長手方向複数個所に、ピ
ン8を突設し、またブラケツト1の左右の両側壁
3a,3bで、かつ上記ピン8に対向する位置に
支持穴9a,9bを設け、さらに上記各ピン8
に、直径方向に環状の防振ゴム10を、また先端
面に板状の防振ゴム11をそれぞれ介在させてカ
バー9を嵌合し、この各カバー9を上記左右の両
側壁3a,3bの支持穴9a,9bに嵌合し、ボ
ルトによつてカバー9を両側壁3a,3bに対し
て取外し自在に固着したことを特徴とする油圧式
ロツクブレーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984187308U JPH0118307Y2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984187308U JPH0118307Y2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61102484U JPS61102484U (ja) | 1986-06-30 |
JPH0118307Y2 true JPH0118307Y2 (ja) | 1989-05-29 |
Family
ID=30744769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984187308U Expired JPH0118307Y2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0118307Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0445821Y2 (ja) * | 1986-07-14 | 1992-10-28 | ||
JP5326258B2 (ja) * | 2007-11-01 | 2013-10-30 | 日立工機株式会社 | 打撃工具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5723115Y2 (ja) * | 1977-09-14 | 1982-05-19 |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP1984187308U patent/JPH0118307Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61102484U (ja) | 1986-06-30 |
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