JP2009119538A - 衝撃動工具の緩衝機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】別途の連結手段を設けることなく、せん断方式の衝撃動工具の緩衝機構におけるブラケットの間隔の変動を防止することと、工具本体の支持部でのがたつきを防止することである。
【解決手段】工具本体3の両側面で後面側へ偏らせた支持部4に支持穴7を設け、これらの支持穴7と対向する位置で一対のブラケット22に取付孔29を設けて、外側端面と内側端面とに各々取付板12と支持板13を固着した弾性緩衝材11を取付孔12に嵌挿し、取付板12を取付孔29の周りでブラケット22の外面側に取り付けて、支持板13のボス部13aを支持穴7に嵌合し、弾性緩衝材11と取付板12の中央に設けた貫通孔14から支持板13のボルト孔13bに通したボルト15を、支持穴7の底のタップ穴8に螺合させて締め付けることにより、別途の連結手段を設けることなく、せん断方式の衝撃動工具の緩衝機構におけるブラケット22の間隔の変動を防止可能とした。
【選択図】図3
【解決手段】工具本体3の両側面で後面側へ偏らせた支持部4に支持穴7を設け、これらの支持穴7と対向する位置で一対のブラケット22に取付孔29を設けて、外側端面と内側端面とに各々取付板12と支持板13を固着した弾性緩衝材11を取付孔12に嵌挿し、取付板12を取付孔29の周りでブラケット22の外面側に取り付けて、支持板13のボス部13aを支持穴7に嵌合し、弾性緩衝材11と取付板12の中央に設けた貫通孔14から支持板13のボルト孔13bに通したボルト15を、支持穴7の底のタップ穴8に螺合させて締め付けることにより、別途の連結手段を設けることなく、せん断方式の衝撃動工具の緩衝機構におけるブラケット22の間隔の変動を防止可能とした。
【選択図】図3
Description
本発明は、建設機械等の作動アームに取り付けられるブラケットに装着された衝撃動工具の作動アームへの衝撃を緩衝する衝撃動工具の緩衝機構に関する。
建設機械等の作動アームに取り付けられる対向する一対のブラケット間に装着され、チゼルをピストンで打撃して対象物を破砕する衝撃動工具の作動アームへの衝撃を緩衝する緩衝機構には、衝撃動工具の工具本体を衝撃動方向の複数箇所でブラケットに支持する支持部にゴム等の弾性緩衝材を介在させたものが多い(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載されたものは、工具本体の後面側へ突出する支持部に設けた横貫通孔に軸部材としてボルトを挿通するか、支持部の両側面に設けた凹部に軸部材を両側へ突出するように嵌合し、これらの軸部材を、内筒と外筒を固着した弾性緩衝材を介して、一対のブラケット間に取り付け、弾性緩衝材の圧縮変形を利用して、衝撃動工具の衝撃を緩衝するようにしている。
特許文献2に記載されたものは、矩形断面の工具本体の両側面と一対のブラケットの内側面との間に、両端面に座金を固着した弾性緩衝材を介在させて、工具本体をブラケットに支持し、弾性緩衝材のせん断変形を利用して、衝撃動工具の衝撃を緩衝するようにしている。
特許文献1に記載されたように、弾性緩衝材の圧縮変形を利用する圧縮方式の緩衝機構は、弾性緩衝材の変形量がその厚さによって制限され、十分な変形量を得るためには弾性緩衝材をかなり厚くする必要があるので、実用的な弾性緩衝材の厚さでは、緩衝効果が小さい欠点がある。一方、特許文献2に記載されたように、弾性緩衝材のせん断変形を利用するせん断方式の緩衝機構は、実用的な弾性緩衝材の厚さで緩衝作用に十分な変形量を得ることができるが、弾性緩衝材の厚みの分だけブラケット間の間隔を広くする必要がある。このため、狭い作業空間で衝撃動工具を使用する場合に作業性が悪くなる難点や、変形量の大きい弾性緩衝材が破損し易くなる難点がある。
このようなせん断方式の緩衝機構の難点を解消するために、本出願人は、図8に示すように、工具本体51の側面に凹溝52を設け、ブラケット53の凹溝52と対向する部位に取付孔54を設けて、弾性緩衝材55を取付孔54に嵌挿し、その外側端面に固着した取付板56を取付孔54の周りでブラケット53の外面側に取り付けるとともに、その内側端面に固着した嵌合板57を凹溝52に嵌合させて、工具本体51をブラケット53に支持する緩衝機構を先に提案している(例えば、特許文献3参照)。
特許文献3に記載されたせん断方式の衝撃動工具の緩衝機構は、ブラケット間の間隔を狭くして、狭い作業空間での作業性を良好にすることができるが、弾性緩衝材に固着した嵌合板を工具本体の側面の凹溝に嵌合しているのみであるので、衝撃動工具に横荷重が作用すると、嵌合板が凹溝の底から浮き上がって、一対のブラケットの間隔が開くことがある。また、衝撃動工具に前後方向の荷重や作動時の上下衝撃動が負荷されたときも、弾性緩衝材の変形によって、一対のブラケットの間隔が変動することがある。ブラケットの間隔が変動すると、弾性緩衝材の変形が大きくなって破損したり、工具本体がブラケットから離脱する恐れもある。このため、このようなブラケットの間隔の変動を防止するために、別途の連結手段で一対のブラケットが所定間隔を保つように連結する必要があり、衝撃動工具の取付構造が複雑になる問題がある。また、断面積の広い矩形状の嵌合板を凹溝に嵌合して、工具本体を支持しているので、これらの嵌合部を精度よく加工することが難しくなるとともに、嵌合板の嵌合深さが浅くなり、衝撃動工具の上下衝撃動によって嵌合部が摩耗し、工具本体の支持にがたつきが生じやすい問題もある。
そこで、本発明の課題は、別途の連結手段を設けることなく、せん断方式の衝撃動工具の緩衝機構におけるブラケットの間隔の変動を防止することと、工具本体の支持部でのがたつきを防止することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、作動アームに取り付けられる対向する一対の平行なブラケット間に、矩形断面の工具本体が両側面を一対のブラケットの内面側に向けて、衝撃動方向の複数箇所で支持されるようにブラケットに装着された衝撃動工具の前記作動アームへの衝撃を、前記複数箇所の支持部に弾性緩衝材を介在させて緩衝する衝撃動工具の緩衝機構において、前記工具本体の両側面の支持部を工具本体の軸中心から前後いずれか一方または双方へ偏らせて設け、これらの両側面の支持部にタップ穴を底に設けた支持穴を穿設して、これらの支持穴と対向する位置で前記一対のブラケットに取付孔を設け、この取付孔に、中央にボス部を有する支持板が一側に、他側に取付板が固着された前記弾性緩衝材を嵌挿して、前記支持板のボス部を前記支持穴に嵌合させ、前記取付板を前記取付孔の周りでブラケットの外面側に取り付けて、前記取付板と弾性緩衝材の中央に設けた貫通孔と前記支持板の中央に設けたボルト孔に挿通したボルトを、前記支持穴のタップ穴に螺合させ、このボルトで前記弾性緩衝材に固着された支持板を、前記工具本体の支持部に締め付けて固定する構成を採用した。
すなわち、工具本体の両側面の支持部を工具本体の軸中心から前後いずれか一方または双方へ偏らせて設け、これらの両側面の支持部にタップ穴を底に設けた支持穴を穿設して、これらの支持穴と対向する位置で一対のブラケットに取付孔を設け、この取付孔に、中央にボス部を有する支持板が一側に、他側に取付板が固着された弾性緩衝材を嵌挿して、支持板のボス部を支持穴に嵌合させ、取付板を取付孔の周りでブラケットの外面側に取り付けて、取付板と弾性緩衝材の中央に設けた貫通孔と支持板の中央に設けたボルト孔に挿通したボルトを、支持穴のタップ穴に螺合させ、このボルトで弾性緩衝材に固着された支持板を、工具本体の支持部に締め付けて固定することにより、これらの支持部でのボルト締めによって一対のブラケットを間接的に連結し、別途の連結手段を設けることなく、せん断方式の衝撃動工具の緩衝機構におけるブラケットの間隔の変動を防止できるようにするとともに、支持板に設けたボス部で嵌合深さを深くできるようにして、工具本体の支持部でのがたつきを防止できるようにした。なお、工具本体の各支持部を両側面の軸中心から前後へ偏らせて設けたのは、工具本体の軸中心部の両側面は、内部構造上薄肉になっているので、十分に深い支持穴やタップ穴を形成することができないからであり、肉厚が十分にある場合は、軸中心部の側面に支持部を設けてもよい。
前記複数箇所の支持部を、前記工具本体の軸中心から前側と後側の双方に振り分けて設けることにより、チゼルを前後方向に掻くときや、斜め方向に打撃するとき等に生じる工具本体の前後方向への変位を規制することができる。
前記両側面の支持部の位置を互い合致させて、この合致させた位置に貫通孔を設け、この貫通孔に貫通孔の長さよりも短い別体の棒状部材を内嵌して、貫通孔の両端部に前記支持穴を形成し、その底となる前記棒状部材の両端面に前記タップ穴を立てることにより、タップ穴に螺合したボルトが折損したときに、棒状部材を貫通孔から抜き取って、折損したボルトを容易に取り外すことができる。
本発明の衝撃動工具の緩衝機構は、工具本体の両側面の支持部を工具本体の軸中心から前後いずれか一方または双方へ偏らせて設け、これらの両側面の支持部にタップ穴を底に設けた支持穴を穿設して、これらの支持穴と対向する位置で一対のブラケットに取付孔を設け、この取付孔に、中央にボス部を有する支持板が一側に、他側に取付板が固着された弾性緩衝材を嵌挿して、支持板のボス部を支持穴に嵌合させ、取付板を取付孔の周りでブラケットの外面側に取り付けて、取付板と弾性緩衝材の中央に設けた貫通孔と支持板の中央に設けたボルト孔に挿通したボルトを、支持穴のタップ穴に螺合させ、このボルトで弾性緩衝材に固着された支持板を、工具本体の支持部に締め付けて固定するようにしたので、これらの支持部でのボルト締めによって一対のブラケットを間接的に連結して、別途の連結手段を設けることなく、せん断方式の衝撃動工具の緩衝機構におけるブラケットの間隔の変動を防止できるとともに、支持板に設けたボス部で嵌合深さを深くして、工具本体の支持部でのがたつきを防止することができ、緩衝効果が高く、弾性緩衝材の寿命延長も図れるものとすることができる。
前記複数箇所の支持部を、工具本体の軸中心から前側と後側の双方に振り分けて設けることにより、チゼルを前後方向に掻くときや、斜め方向に打撃するとき等に生じる工具本体の前後方向への変位を規制することができる。
前記両側面の支持部の位置を互い合致させて、この合致させた位置に貫通孔を設け、この貫通孔に貫通孔の長さよりも短い別体の棒状部材を内嵌して、貫通孔の両端部に支持穴を形成し、その底となる棒状部材の両端面にタップ穴を立てることにより、タップ穴に螺合したボルトが折損したときに、棒状部材を貫通孔から抜き取って、折損したボルトを容易に取り外すことができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1乃至図3は、第1の実施形態の緩衝機構を採用した衝撃動工具1をブラケット22に装着し、作動アーム21に取り付けた状態を示す。チゼル2を上下動するピストンで打撃する衝撃動工具1は、矩形断面の工具本体3の両側面を、対向する一対の平行なブラケット22の内面側に向けて配設され、衝撃動方向の上下2箇所の支持部4で、後述する支持具10によって一対のブラケット22に装着されている。各支持部4は、シリンダ3aが形成されて薄肉となった工具本体3の軸中心から外すように、工具本体3の後面を張り出させて両側面の後面側へ偏らせた部位に、左右両側面間で位置を合致させて設けられている。
前記一対のブラケット22の外面側には、各支持部4の保護カバーを兼ねてブラケット22を補強するL字状のリブ23が設けられ、これらのリブ23から前方に突出するリブ24に、工具本体3の前面側を覆う前部カバー25が取り付けられている。また、一対のブラケット22と前部カバー25の下端には、これらを連結して工具本体3の下面側を覆う下部カバー26が取り付けられている。前部カバー25には軽量化のための窓25aが設けられ、その前面側の内面には、チゼル2を前後方向に掻くとき等に生じる工具本体3の前後方向への変位を規制する樹脂製の規制板27が上下の2箇所に取り付けられている。また、下部カバー26の上面には、上下衝撃動に伴う工具本体3の振動変位を規制する樹脂製の規制板28が取り付けられている。これらの規制板27、28は、後述する弾性緩衝材11の過大な変形を規制して、その破損を防止する。
図3および図4は、前記上側の支持部4を拡大して示す。拡大図示は省略するが、下側の支持部4の形態も同じである。工具本体3の支持部4には両側面に貫通する円形断面の貫通孔5が設けられ、この貫通孔5に貫通孔5の長さよりも短い別体の棒状部材6が内嵌されて、貫通孔5の両端部に円形断面の支持穴7が形成され、支持穴7の底となる棒状部材6の両端面にタップ穴8が立てられている。支持穴7の周りには、後述する支持具10の支持板13を位置決めするための凹部9も設けられている。また、一対のブラケット22には、左右の支持穴7と対向する部位に円形の取付孔29が設けられ、これらの取付孔29が設けられた部位の外面側に重ねて溶接された環状の補強板30に、支持具10の取付板12をボルト32で固定するためのタップ穴31が立てられている。
図5(a)、(b)に示すように、前記支持具10は、外形が円柱状の弾性緩衝材11の外側端面に取付板12を固着し、内側端面に支持穴7に嵌合する円形断面のボス部13aを有する支持板13を固着したものであり、弾性緩衝材11と取付板12の中心部に貫通孔14が設けられ、支持板13には貫通孔14の中心に一致するボルト孔13bが開けられている。なお、ゴムで形成された弾性緩衝材11は、溶着によって取付板12および支持板13と一体化されている。
図3および図4に示したように、前記取付板12は、一対のブラケット22の取付孔29の周りで外側面の補強板30のタップ穴31にボルト32で固定され、弾性緩衝材11が取付孔29に嵌挿されている。また、支持板13は支持穴7の周りの凹部9に嵌め込まれ、ボス部13aが支持穴7に嵌合されて位置決めされ、貫通孔14からボルト孔13bに通したボルト15を、支持穴7の底のタップ穴8に螺合させて締め付けることにより、支持板13が工具本体3に強固に固定されて、工具本体3が支持具10を介してブラケット22間に支持されるとともに、一対のブラケット22が間接的に連結されるようになっている。
図6(a)、(b)は、それぞれ前記支持具10の変形例を示す。図6(a)の変形例は、支持板13の弾性緩衝材11との固着面を傾斜させて、弾性緩衝材11の厚みにテーパを付与したもの、図6(b)の変形例は、支持板13の固着面を円錐面として、弾性緩衝材11の厚みを外径側で厚くしたものである。これらの変形例は、いずれも弾性緩衝材11に圧縮変形も生じさせて、弾性緩衝材11の過大なせん断変形を抑制することができる。
図7は、第2の実施形態を示す。この衝撃動工具1の緩衝機構は、基本的な構成は第1の実施形態のものと同じであり、前記上下2箇所の支持部4のうちの上部の支持部4が、工具本体3の前面を張り出させて両側面の前面側へ偏らせた部位に設けられ、上下部の支持部4が工具本体3の軸中心から前側と後側の双方に振り分けて設けられている点と、一対のブラケット22の上下寸法が短く形成され、前部カバー25と下部カバー26、およびこれらに取り付けられていた規制板27、28が省略されている点とが異なる。また、前面側上部の支持部4は、C字状の補強リブ23でカバーされている。図示は省略するが、各支持部4の構造は第1の実施形態のものと同じである。この実施形態では、前後に振り分けた上下部の支持部4によって、チゼル2を前後方向に掻くときに生じる工具本体3の前後方向への変位を規制することができる。
上述した実施形態では、支持具の弾性緩衝材を外形が円柱状のものとしたが、弾性緩衝材の外形は角柱状等の任意の形状とすることができ、弾性緩衝材を嵌挿するブラケットの取付孔や、弾性緩衝材に固着する支持板や取付板の形状は、弾性緩衝材の外形形状に合わせるとよい。
また、上述した実施形態では、工具本体の支持部の支持穴を、両側面への貫通孔を設けて、この貫通孔の内部に棒状部材を内嵌することにより形成したが、貫通孔を設けることなく、両側面に有底の支持孔を形成することもできる。この場合は、支持部の工具本体の軸中心からの偏り量を少なくすることができる。
1 衝撃動工具
2 チゼル
3 工具本体
3a シリンダ
4 支持部
5 貫通孔
6 棒状部材
7 支持穴
8 タップ穴
9 凹部
10 支持具
11 弾性緩衝材
12 取付板
13 支持板
13a ボス部
13b ボルト孔
14 貫通孔
15 ボルト
21 作動アーム
22 ブラケット
23、24 リブ
25 前部カバー
25a 窓
26 下部カバー
27、28 規制板
29 取付孔
30 補強板
31 タップ穴
32 ボルト
2 チゼル
3 工具本体
3a シリンダ
4 支持部
5 貫通孔
6 棒状部材
7 支持穴
8 タップ穴
9 凹部
10 支持具
11 弾性緩衝材
12 取付板
13 支持板
13a ボス部
13b ボルト孔
14 貫通孔
15 ボルト
21 作動アーム
22 ブラケット
23、24 リブ
25 前部カバー
25a 窓
26 下部カバー
27、28 規制板
29 取付孔
30 補強板
31 タップ穴
32 ボルト
Claims (3)
- 作動アームに取り付けられる対向する一対の平行なブラケット間に、矩形断面の工具本体が両側面を一対のブラケットの内面側に向けて、衝撃動方向の複数箇所で支持されるようにブラケットに装着された衝撃動工具の前記作動アームへの衝撃を、前記複数箇所の支持部に弾性緩衝材を介在させて緩衝する衝撃動工具の緩衝機構において、前記工具本体の両側面の支持部を工具本体の軸中心から前後いずれか一方または双方へ偏らせて設け、これらの両側面の支持部にタップ穴を底に設けた支持穴を穿設して、これらの支持穴と対向する位置で前記一対のブラケットに取付孔を設け、この取付孔に、中央にボス部を有する支持板が一側に、他側に取付板が固着された前記弾性緩衝材を嵌挿して、前記支持板のボス部を前記支持穴に嵌合させ、前記取付板を前記取付孔の周りでブラケットの外面側に取り付けて、前記取付板と弾性緩衝材の中央に設けた貫通孔と前記支持板の中央に設けたボルト孔に挿通したボルトを、前記支持穴のタップ穴に螺合させ、このボルトで前記弾性緩衝材に固着された支持板を、前記工具本体の支持部に締め付けて固定することを特徴とする衝撃動工具の緩衝機構。
- 前記複数箇所の支持部を、前記工具本体の軸中心から前側と後側の双方に振り分けて設けた請求項1に記載の衝撃動工具の緩衝機構。
- 前記両側面の支持部の位置を互い合致させて、この合致させた位置に貫通孔を設け、この貫通孔に貫通孔の長さよりも短い別体の棒状部材を内嵌して、貫通孔の両端部に前記支持穴を形成し、その底となる前記棒状部材の両端面に前記タップ穴を立てた請求項1または2に記載の衝撃動工具の緩衝機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007293316A JP2009119538A (ja) | 2007-11-12 | 2007-11-12 | 衝撃動工具の緩衝機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007293316A JP2009119538A (ja) | 2007-11-12 | 2007-11-12 | 衝撃動工具の緩衝機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009119538A true JP2009119538A (ja) | 2009-06-04 |
Family
ID=40812281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007293316A Withdrawn JP2009119538A (ja) | 2007-11-12 | 2007-11-12 | 衝撃動工具の緩衝機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009119538A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114710905A (zh) * | 2022-04-02 | 2022-07-05 | 北京澳丰源科技有限公司 | 一种安装稳定的功率放大器 |
-
2007
- 2007-11-12 JP JP2007293316A patent/JP2009119538A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114710905A (zh) * | 2022-04-02 | 2022-07-05 | 北京澳丰源科技有限公司 | 一种安装稳定的功率放大器 |
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Legal Events
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