JPH03203194A - 薄膜elパネルの製造方法 - Google Patents
薄膜elパネルの製造方法Info
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- JPH03203194A JPH03203194A JP1341162A JP34116289A JPH03203194A JP H03203194 A JPH03203194 A JP H03203194A JP 1341162 A JP1341162 A JP 1341162A JP 34116289 A JP34116289 A JP 34116289A JP H03203194 A JPH03203194 A JP H03203194A
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- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業」二の利用分野〉
この発明は、発光層の上下に絶縁層を設けたいわゆる三
層構造を有する薄膜ELパネルの製造方法に関する。
層構造を有する薄膜ELパネルの製造方法に関する。
〈従来の技術〉
従来、この種の薄膜ELパネルの製造方法としては、た
とえば第4図(a)乃至(c)に示す方法がある。すな
わち、ガラス基板11の表面にITO(インジウム錫酸
化物)からなる透明導電膜を形成し、フォトエツチング
して、平行な帯状の透明電極12を形成する(第4図(
a))。次に、第3図(a)に示すように、基板11を
、表面を下向きにして基板ホルダ20に取りイ」け、膜
を形成しない周辺領域を枠状のマスク21で覆う。そし
て、形成する膜の密着強度が大きくなるように上記基板
11を加熱した状態で、第4図(b)に示すように、電
子ビーム蒸着法またはスパッタ法によって、Si3N+
膜を有する下部絶縁層13と、ZnS:Mnからなる発
光層14と、5isN+膜を有する上部絶縁層15とを
形成する。最後に、電子ビーム蒸着法によって金属膜を
形成し、フォトエツチングして、帯状の背面電極17と
端子電極18を形成する(第4図(C))。
とえば第4図(a)乃至(c)に示す方法がある。すな
わち、ガラス基板11の表面にITO(インジウム錫酸
化物)からなる透明導電膜を形成し、フォトエツチング
して、平行な帯状の透明電極12を形成する(第4図(
a))。次に、第3図(a)に示すように、基板11を
、表面を下向きにして基板ホルダ20に取りイ」け、膜
を形成しない周辺領域を枠状のマスク21で覆う。そし
て、形成する膜の密着強度が大きくなるように上記基板
11を加熱した状態で、第4図(b)に示すように、電
子ビーム蒸着法またはスパッタ法によって、Si3N+
膜を有する下部絶縁層13と、ZnS:Mnからなる発
光層14と、5isN+膜を有する上部絶縁層15とを
形成する。最後に、電子ビーム蒸着法によって金属膜を
形成し、フォトエツチングして、帯状の背面電極17と
端子電極18を形成する(第4図(C))。
〈発明が解決しようとする課題〉
ところで、上記マスク21および基板ホルダ20は、基
板11よりも熱容量が大きいものであり、しかも支持部
材によってチャンバ壁面に取り付1られている。そのた
め、上記基板II加熱時に、熱伝導によってチャンバ壁
面に熱が逃げて、第3図(b)に示すように、基板11
の周辺領域が中心付近よりも低温であるような温度分布
が生じる。
板11よりも熱容量が大きいものであり、しかも支持部
材によってチャンバ壁面に取り付1られている。そのた
め、上記基板II加熱時に、熱伝導によってチャンバ壁
面に熱が逃げて、第3図(b)に示すように、基板11
の周辺領域が中心付近よりも低温であるような温度分布
が生じる。
基板温度が低い領域は膜の成長レートが大きいので、上
記従来の製造方法のようにこの状態で下部絶縁層+3.
発光層14.j:部絶縁層15を形成する場合、これら
三層の膜厚は、第3図(c)に示すように、膜形成領域
E。の周辺領域すなわちマスク21の近傍にて厚く、中
心イ;]近にて薄いような分布どなる。この分布は、特
に基板温度により膜付着係数が大きく変化するZnS:
Mn発光層14で顕苦である。上記膜厚と発光輝度とは
略比例する関係があるので、膜厚が上記分布となった場
合、第3図(d)に示すように、発光輝度は、膜形成領
域E。すなわちパネルの表示領域り。にて、鍋底状の分
布を示し、輝度差B。を生じる。このように、ている。
記従来の製造方法のようにこの状態で下部絶縁層+3.
発光層14.j:部絶縁層15を形成する場合、これら
三層の膜厚は、第3図(c)に示すように、膜形成領域
E。の周辺領域すなわちマスク21の近傍にて厚く、中
心イ;]近にて薄いような分布どなる。この分布は、特
に基板温度により膜付着係数が大きく変化するZnS:
Mn発光層14で顕苦である。上記膜厚と発光輝度とは
略比例する関係があるので、膜厚が上記分布となった場
合、第3図(d)に示すように、発光輝度は、膜形成領
域E。すなわちパネルの表示領域り。にて、鍋底状の分
布を示し、輝度差B。を生じる。このように、ている。
上記有機膜は溶剤等によって容易に除去でき、かつ上部
絶縁層に汚れを残さない+A利で形成するのが望ましい
。
絶縁層に汚れを残さない+A利で形成するのが望ましい
。
〈作用〉
基板上の略全面に発光層を形成する場合、蒸着またはス
パッタを行う際にマスクを使用しないので、従来のマス
クに付着した絶縁層や発光層の膜片による基板の汚染と
いう問題が解消される」二、マスクを使用する場合に比
(、て、基板加熱時に基板の周辺領域ど中心付近との温
度差が小さくなる。
パッタを行う際にマスクを使用しないので、従来のマス
クに付着した絶縁層や発光層の膜片による基板の汚染と
いう問題が解消される」二、マスクを使用する場合に比
(、て、基板加熱時に基板の周辺領域ど中心付近との温
度差が小さくなる。
したがって形成される膜は、膜形成領域の周辺部にて厚
く中心ト]近にて薄い傾向に変わりはないが、膜厚バラ
ツキが小さくなる。
く中心ト]近にて薄い傾向に変わりはないが、膜厚バラ
ツキが小さくなる。
さらに、膜厚の変動が大きい膜形成領域の周辺部を除去
してしまうため、結果として、発光輝度の分布の広がり
が極めて小さくなり、均一な発光特性が得られる。
してしまうため、結果として、発光輝度の分布の広がり
が極めて小さくなり、均一な発光特性が得られる。
また、機械的手法を用いての研削加工時、有機膜が」二
部絶縁層上を覆っているので、研摩剤や、従来の製造方
法によって製造されたELパネルは発光特性の点で問題
があった。
部絶縁層上を覆っているので、研摩剤や、従来の製造方
法によって製造されたELパネルは発光特性の点で問題
があった。
さらに、上記従来の方法にはマスク2Iヘイテ]着した
絶縁膜や発光層の膜片による基板の汚染という問題があ
る。基板の汚染は薄膜ELパネルの欠陥の原因となる。
絶縁膜や発光層の膜片による基板の汚染という問題があ
る。基板の汚染は薄膜ELパネルの欠陥の原因となる。
そこで、この発明の目的は、均−大工発光特性を持ち、
欠陥の少ない薄膜ELパネルの製造方法を提供すること
である。
欠陥の少ない薄膜ELパネルの製造方法を提供すること
である。
く課題を解決するための手段〉
上記目的を達成するために、この発明は、ガラス基板上
に透明電極と下部絶縁層と発光層と上部絶縁層ど背面電
極を順次積層して形成する薄膜ELパネルの製造方法に
おいて、上記基板上の略全面に下部絶縁層、発光層、上
部絶縁層の三層を形成し、続いて上記」二部絶縁層上に
有機膜を形成した後、周辺領域に存する上記下部絶縁層
、発光層、上部絶縁層、有機膜を機械的研削手法で除去
I7て、透明電極の端部を露出させ、その後、上記上部
絶縁層上に残った有機膜を除去することを特徴と17研
削された三層膜や基板ガラスの微粒子は有機膜に付着す
る。そ1−て、有機膜に付着した微粒子は有機膜の除去
工程において、有機膜と共に除去される。このように、
上部絶縁層に直接マスクを被せて研削加工を行なう場合
に発生し得る上部絶縁層上の汚染が有機膜によって防止
されるので、」二部絶縁層上に形成されることになる背
面電極にはピンホールができにくく、また上部絶縁層と
の密着性はよく、かつ電界の印加が均一になるため、発
光特性の均一な欠陥の少ない薄膜BLパネルの製造が可
能となる。
に透明電極と下部絶縁層と発光層と上部絶縁層ど背面電
極を順次積層して形成する薄膜ELパネルの製造方法に
おいて、上記基板上の略全面に下部絶縁層、発光層、上
部絶縁層の三層を形成し、続いて上記」二部絶縁層上に
有機膜を形成した後、周辺領域に存する上記下部絶縁層
、発光層、上部絶縁層、有機膜を機械的研削手法で除去
I7て、透明電極の端部を露出させ、その後、上記上部
絶縁層上に残った有機膜を除去することを特徴と17研
削された三層膜や基板ガラスの微粒子は有機膜に付着す
る。そ1−て、有機膜に付着した微粒子は有機膜の除去
工程において、有機膜と共に除去される。このように、
上部絶縁層に直接マスクを被せて研削加工を行なう場合
に発生し得る上部絶縁層上の汚染が有機膜によって防止
されるので、」二部絶縁層上に形成されることになる背
面電極にはピンホールができにくく、また上部絶縁層と
の密着性はよく、かつ電界の印加が均一になるため、発
光特性の均一な欠陥の少ない薄膜BLパネルの製造が可
能となる。
〈実施例〉
以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例である薄膜ELパネルの製造
方法を示した工程図である。以下、第1図に従って説明
する。
方法を示した工程図である。以下、第1図に従って説明
する。
■ まず、第1図(a)に示すように、アルミノンリケ
ー)・ガラス等のガラス基板1の表面に、ITOから威
り膜厚1000〜2000人の透明導電膜を形成し、フ
ォトエツチングによって平行な帯状の透明電極2を形成
する。
ー)・ガラス等のガラス基板1の表面に、ITOから威
り膜厚1000〜2000人の透明導電膜を形成し、フ
ォトエツチングによって平行な帯状の透明電極2を形成
する。
■ 次に、第2図(a)に示すように、この基板Iを表
面を下向きにして基板ホルダー20に取り付(ジ、マス
ク21を取り1テ]けないで、そのまま上記基板1を所
定温度に加熱する。この状態て、スパッタ法または重子
ビーム蒸着法等の手法により、5iO7やSi3N、を
等から成る下部絶縁層3を透明電極2を含む基板Iの略
全面にわたって〜2000人の厚ざに形成する。続いて
、同様の手法によって、Z、nS:Mnから成り膜厚が
〜8000人の発光層4と、513N4やA、(!20
3等から成り膜厚〜2000Aの」一部絶縁層5を基板
1の略全面に重層形成する。さらに、」二部絶縁層5」
−全面にスピンナーやロールコータ−を用いてポジタイ
プのフォトレジスト(以下、ボンレノストと言う。)を
厚さ1〜3μ塗布することにより、有機膜の一例として
のポジレジスト膜6を形成ずろ1、(第1図(b))。
面を下向きにして基板ホルダー20に取り付(ジ、マス
ク21を取り1テ]けないで、そのまま上記基板1を所
定温度に加熱する。この状態て、スパッタ法または重子
ビーム蒸着法等の手法により、5iO7やSi3N、を
等から成る下部絶縁層3を透明電極2を含む基板Iの略
全面にわたって〜2000人の厚ざに形成する。続いて
、同様の手法によって、Z、nS:Mnから成り膜厚が
〜8000人の発光層4と、513N4やA、(!20
3等から成り膜厚〜2000Aの」一部絶縁層5を基板
1の略全面に重層形成する。さらに、」二部絶縁層5」
−全面にスピンナーやロールコータ−を用いてポジタイ
プのフォトレジスト(以下、ボンレノストと言う。)を
厚さ1〜3μ塗布することにより、有機膜の一例として
のポジレジスト膜6を形成ずろ1、(第1図(b))。
■ 次に、第1図(c)に示ず上うに、上記重層形成さ
れた三層膜3./1.5およびボジレジス)・膜6付着
している微粒子も同時に除去される。
れた三層膜3./1.5およびボジレジス)・膜6付着
している微粒子も同時に除去される。
なお、上記三層膜を除去するために液体ホーニング法を
用いる場合、アランダム(商品名)等で#400〜#1
000程度の硬くてしかも比較的粒径の細かい研磨剤を
用いることによって、1辺当1920sec程度で簡単
に完全除去することができる。
用いる場合、アランダム(商品名)等で#400〜#1
000程度の硬くてしかも比較的粒径の細かい研磨剤を
用いることによって、1辺当1920sec程度で簡単
に完全除去することができる。
■ 最後に、第1図(e)に示すように、電子ビーム蒸
着法によってACとNiによる積層金属膜を形成し、フ
ォトエツチングして、帯状の背面電極7および端子電極
8を形成する。このとき、端子電極8は、三層膜3.4
.5から露出した上記透明電極2の端部2aと導通ずる
状態になる。
着法によってACとNiによる積層金属膜を形成し、フ
ォトエツチングして、帯状の背面電極7および端子電極
8を形成する。このとき、端子電極8は、三層膜3.4
.5から露出した上記透明電極2の端部2aと導通ずる
状態になる。
このように、比較的簡単な手法で、基板1の略全面に形
成l、た三層膜3,4.5の不要部分を除去して、三層
膜3.4.5から露出した透明電極2の端部2aに導通
する端子電極8を形成することができる。また、このよ
うに薄膜ELパネルを製造する際、上記工程■において
、マスク21を取り付けないでそのまま基板1を加熱し
ているため、のうちパネルの表示領域り、となる領域を
マスク31で保護して、周辺領域△の不要な部分を乾式
プラスト法や液体ホーニング法のように研磨剤を高圧で
吹き付ける方法によって完全に除去する。
成l、た三層膜3,4.5の不要部分を除去して、三層
膜3.4.5から露出した透明電極2の端部2aに導通
する端子電極8を形成することができる。また、このよ
うに薄膜ELパネルを製造する際、上記工程■において
、マスク21を取り付けないでそのまま基板1を加熱し
ているため、のうちパネルの表示領域り、となる領域を
マスク31で保護して、周辺領域△の不要な部分を乾式
プラスト法や液体ホーニング法のように研磨剤を高圧で
吹き付ける方法によって完全に除去する。
この周辺領域△の膜除去二[程中に、研摩剤や研削され
た膜等の微粒子がマスク31とボジレジスI・膜6との
間隙から入ることがあるが、ポジレジスト膜6による保
護のおかげで上部絶縁層5への微粒子の付着は防止され
る。膜除去が完了すると、透明電極2の端部2aは、第
1図(d)に示すように、上記三層膜3,4.5および
ポジレジスト膜6から露出した状態となる。第1図(d
)はマスク31を取り外(、た後の状態を示したもので
あるが、マスク31を取り外したときにもポジレジスト
膜6が上部絶縁層5を覆っているので、基板周辺領域に
ある微粒子によって」二部絶縁層5が汚染されることは
ない。
た膜等の微粒子がマスク31とボジレジスI・膜6との
間隙から入ることがあるが、ポジレジスト膜6による保
護のおかげで上部絶縁層5への微粒子の付着は防止され
る。膜除去が完了すると、透明電極2の端部2aは、第
1図(d)に示すように、上記三層膜3,4.5および
ポジレジスト膜6から露出した状態となる。第1図(d
)はマスク31を取り外(、た後の状態を示したもので
あるが、マスク31を取り外したときにもポジレジスト
膜6が上部絶縁層5を覆っているので、基板周辺領域に
ある微粒子によって」二部絶縁層5が汚染されることは
ない。
マスク31を取り外した後、アセトン等の溶剤やN a
OI−I等のアルカリ水溶肢でポジレジスト膜6を除
去する。このとき、ボン1ノジスト膜6上にマスク21
を使用する場合に比して、第2図(b)に示すように基
板Iの面内の温度差が小ざくなっている。そのため、こ
の状態で、三層膜を基板l」―に略全面に形成する場合
、第2図(c)に示すように膜形成領域E、の周辺にて
膜厚が厚く中心付近にて薄い傾向に変わりはないが、膜
厚バラツキが小さくなる。さらに、上記工程■にて、所
定の表示領域D1以外の周辺領域△の三層膜を除去して
いるので、第2図(d)に示ずように、輝度差はいっそ
う小さくなる(輝度差B、)。したがって、薄膜ELパ
ネルの表示品位を向」二させることができる。さらに、
上記工程■において、上部絶縁層5上にはポジレジスト
膜6を塗布形成しているので、研削加工時あるいはマス
ク31の取り外17時に上部絶縁層5が研摩剤等の微粒
子によって汚染されるのを防止することができる。しか
も、ポジレジスト膜6は溶剤によって簡単に除去できる
という利点がある。
OI−I等のアルカリ水溶肢でポジレジスト膜6を除
去する。このとき、ボン1ノジスト膜6上にマスク21
を使用する場合に比して、第2図(b)に示すように基
板Iの面内の温度差が小ざくなっている。そのため、こ
の状態で、三層膜を基板l」―に略全面に形成する場合
、第2図(c)に示すように膜形成領域E、の周辺にて
膜厚が厚く中心付近にて薄い傾向に変わりはないが、膜
厚バラツキが小さくなる。さらに、上記工程■にて、所
定の表示領域D1以外の周辺領域△の三層膜を除去して
いるので、第2図(d)に示ずように、輝度差はいっそ
う小さくなる(輝度差B、)。したがって、薄膜ELパ
ネルの表示品位を向」二させることができる。さらに、
上記工程■において、上部絶縁層5上にはポジレジスト
膜6を塗布形成しているので、研削加工時あるいはマス
ク31の取り外17時に上部絶縁層5が研摩剤等の微粒
子によって汚染されるのを防止することができる。しか
も、ポジレジスト膜6は溶剤によって簡単に除去できる
という利点がある。
なお、本実施例においては、膜除去の手法として液体ホ
ーニング法や乾式ブラスト法を使用したが、これに限ら
れるものではなく、他の機械的、物理的な方法を用いて
もよい。また、下部絶縁層、上部絶縁層、発光層の制別
は本実施例のものに限るものではない。また、本実施例
では、ポジタイプのフォ)・レジス)・を用いて有機膜
6を形成したが、除去が容易で」二部絶縁層5上に汚れ
を残さないものであれば他の材料であってもよい。ただ
し、シリコンゴム等のゴム系のものは、機械的研削の妨
げとtユるので使用には適さない。
ーニング法や乾式ブラスト法を使用したが、これに限ら
れるものではなく、他の機械的、物理的な方法を用いて
もよい。また、下部絶縁層、上部絶縁層、発光層の制別
は本実施例のものに限るものではない。また、本実施例
では、ポジタイプのフォ)・レジス)・を用いて有機膜
6を形成したが、除去が容易で」二部絶縁層5上に汚れ
を残さないものであれば他の材料であってもよい。ただ
し、シリコンゴム等のゴム系のものは、機械的研削の妨
げとtユるので使用には適さない。
〈効果〉
以」二より明らかなように、この発明によれば、マスク
を用いないで基板を加熱12て基板の略全面に膜形成を
行い、ざらに膜形威後、膜厚の変動が比較的大きい膜形
成領域の周辺部を除去して、膜厚バラツキが極めて小さ
い領域のみを使用するため、輝度差を極めて小さく抑え
て、薄膜ELパネルの発光特性を向」ニさせることがで
きる。
を用いないで基板を加熱12て基板の略全面に膜形成を
行い、ざらに膜形威後、膜厚の変動が比較的大きい膜形
成領域の周辺部を除去して、膜厚バラツキが極めて小さ
い領域のみを使用するため、輝度差を極めて小さく抑え
て、薄膜ELパネルの発光特性を向」ニさせることがで
きる。
さらに、膜形成時にマスクを使用(、ないので、基板ホ
ルダーの形状が簡単になり軽量化、共通化が図れ、生産
効率の向上にも役立つ。
ルダーの形状が簡単になり軽量化、共通化が図れ、生産
効率の向上にも役立つ。
1
加が均一になり、発光特性の均一な欠陥の少ない薄膜E
Lパネルを製造することができる。
Lパネルを製造することができる。
第1図(a)乃至(e)はこの発明の−・実施例である
薄膜ELパネルの製造方法を示す工程図、第2図(a)
はこの発明にお11.lる三層膜形成時の基板取り付は
状態を示す図、第2図(1))は−上記基板の温度分布
を示す図、第2図(c)は上記三層膜の膜厚分布を示す
図、第2図(d)はこの発明により製造した薄膜ELパ
ネルの発光輝度の分布を示す図、第3図(a)は従来の
製造方法にお(」る三層膜形成時の基板取り付(′J状
態を示す図、第3図(b)は上記基板の温度分布を示す
図、第3図(c)は上記三層膜の膜厚分布を示す図、第
3図(d)は上記従来の製造方法により製造I7た薄膜
ELパネルの発光輝度の分布を示す図、第4図(a)乃
至(c)は従来の薄膜ELパネルの製造方法の二[程を
示す図である。 1.11・・ガラス基板、7.I7 背面電極、2.1
2 透明電極、 8.I8・・端子電極、3.13 下
部絶縁層、20−3に板ホルダーまた、1枚のガラス基
板から複数枚のELパネルを作製するいわゆる多数枚取
りを行なう場合に、複数個の開口部を持った様な複雑な
形態のマスクを用いて膜形成しなくても、この発明を適
用して、すなわち基板全面に膜形成し、端子部として使
用する部分の膜を除去し、露出した透明電極の端部と端
子電極との導通をとることによって容易に行うことがで
きる。 また、本発明によれば、基板周辺領域の膜除去を行なう
前に」二部絶縁層上に有機膜を形成1−てこの上部絶縁
層を保護するようにしているので、機械的研削処理工程
において使用される研摩剤あるいは研削された膜や基板
の微粒子が」二部絶縁層に直接付着してこの」二部絶縁
層を汚染するのを防止することができる。有機膜に11
着した微粒子は、上記透明電極の端部に導通する端子電
極を設置づる前に有機膜を除去することによって、薄膜
」−から除去することができるので、」二部絶縁層上に
対(。 て密着性よく、かつピンホールを生じさせることなく、
背面電極を形成することができ、電界の印2 4.14・・発光層、 21.31・・・マスク、
51.5 上部絶縁層、32・・研磨剤、6・・ポジ
レジスト膜、 33・・・研磨剤噴射ガン。
薄膜ELパネルの製造方法を示す工程図、第2図(a)
はこの発明にお11.lる三層膜形成時の基板取り付は
状態を示す図、第2図(1))は−上記基板の温度分布
を示す図、第2図(c)は上記三層膜の膜厚分布を示す
図、第2図(d)はこの発明により製造した薄膜ELパ
ネルの発光輝度の分布を示す図、第3図(a)は従来の
製造方法にお(」る三層膜形成時の基板取り付(′J状
態を示す図、第3図(b)は上記基板の温度分布を示す
図、第3図(c)は上記三層膜の膜厚分布を示す図、第
3図(d)は上記従来の製造方法により製造I7た薄膜
ELパネルの発光輝度の分布を示す図、第4図(a)乃
至(c)は従来の薄膜ELパネルの製造方法の二[程を
示す図である。 1.11・・ガラス基板、7.I7 背面電極、2.1
2 透明電極、 8.I8・・端子電極、3.13 下
部絶縁層、20−3に板ホルダーまた、1枚のガラス基
板から複数枚のELパネルを作製するいわゆる多数枚取
りを行なう場合に、複数個の開口部を持った様な複雑な
形態のマスクを用いて膜形成しなくても、この発明を適
用して、すなわち基板全面に膜形成し、端子部として使
用する部分の膜を除去し、露出した透明電極の端部と端
子電極との導通をとることによって容易に行うことがで
きる。 また、本発明によれば、基板周辺領域の膜除去を行なう
前に」二部絶縁層上に有機膜を形成1−てこの上部絶縁
層を保護するようにしているので、機械的研削処理工程
において使用される研摩剤あるいは研削された膜や基板
の微粒子が」二部絶縁層に直接付着してこの」二部絶縁
層を汚染するのを防止することができる。有機膜に11
着した微粒子は、上記透明電極の端部に導通する端子電
極を設置づる前に有機膜を除去することによって、薄膜
」−から除去することができるので、」二部絶縁層上に
対(。 て密着性よく、かつピンホールを生じさせることなく、
背面電極を形成することができ、電界の印2 4.14・・発光層、 21.31・・・マスク、
51.5 上部絶縁層、32・・研磨剤、6・・ポジ
レジスト膜、 33・・・研磨剤噴射ガン。
Claims (1)
- (1) ガラス基板上に透明電極と下部絶縁層と発光層
と上部絶縁層と背面電極を順次積層して形成する薄膜E
Lパネルの製造方法において、 上記基板上の略全面に下部絶縁層、発光層、上部絶縁層
の三層を形成し、続いて上記上部絶縁層上に有機膜を形
成した後、周辺領域に存する上記下部絶縁層、発光層、
上部絶縁層、有機膜を機械的研削手法で除去して、透明
電極の端部を露出させ、その後、上記上部絶縁層上に残
った有機膜を除去することを特徴とする薄膜ELパネル
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1341162A JP2509354B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 薄膜elパネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1341162A JP2509354B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 薄膜elパネルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03203194A true JPH03203194A (ja) | 1991-09-04 |
JP2509354B2 JP2509354B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=18343820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1341162A Expired - Fee Related JP2509354B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 薄膜elパネルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509354B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6739863B2 (en) | 2001-10-12 | 2004-05-25 | George Olaru | Valve pin with thermocouple |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002299053A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-11 | Denso Corp | El表示素子の製造方法 |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP1341162A patent/JP2509354B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6739863B2 (en) | 2001-10-12 | 2004-05-25 | George Olaru | Valve pin with thermocouple |
USRE40478E1 (en) * | 2001-10-12 | 2008-09-02 | Mold-Masters (2007) Limited | Valve pin with thermocouple |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2509354B2 (ja) | 1996-06-19 |
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---|---|---|---|
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