JPH03202186A

JPH03202186A - クリーニング装置付ロータリー式アンケーサ

Info

Publication number: JPH03202186A
Application number: JP34088189A
Authority: JP
Inventors: Takamasa Okazaki; 剛政岡崎
Original assignee: Shibuya Kogyo Co Ltd
Current assignee: Shibuya Corp
Priority date: 1989-12-28
Filing date: 1989-12-28
Publication date: 1991-09-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、箱体からの容器取り出し時に、容器に付着し
ている紙屑、ゴミ等の付着物をエア噴射により除去する
ようにした、クリーニング装置付ロータリー式アンケー
サに関する。

（従来の技術）従来、アンケーサにおいて、ラインの短縮化を図るため
、箱体からの容器の取り出し動作、すなわち容器把持具
の容器に対する下降、容器の把持、上昇、下降、開放と
いう一連の動作中に栓を除去することによって容器の箱
体からの取り出しと栓の除去とを同時に行なうようにし
た抜栓機を備えたものは知られている（特公昭５８−２
４３２８号公報参照）。

（本発明が解決しようとする課題）しかしながら、前記の従来の技術においては、箱体から
の容器の取り出しと同時に栓の除去を行なうことはでき
るが、アンケーサとしての課題である容器外壁に付着し
たゴミの除去については考慮されていない問題があった
。

このため、この従来技術には、容器把持装置による箱体
からの容器の取り出し、上昇、拡縮、下降、開放等の操
作中に容器外壁に付着していたゴミが落下し、該落下し
たゴミが容器搬送コンベヤにつまる等してコンベヤの破
損を招いたり、後工程において、コンベヤに落下したゴ
ミにより倒容器を引き起こす等のトラブルを引き起こす
欠点があった。さらにまた、洗びん機の容器ホルダーに
ゴミが付着してしまうこともあったが、これに対する対
策も十分ではなかった。

本発明は、この点に鑑み、簡単な構成により容器外壁に
付着したゴミを取り除くことのできるエアクリーニング
装置付ロータリー式アンケーサを提供することを目的と
するものである。

（課題を解決するための手段）本発明は、前記の課題を解決するため、箱体内に収納さ
れた容器を把持して吊る容器把持装置と、該容器把持装
置を、箱体搬送コンベヤと容器搬送コンベヤ間を連続的
あるいは間歇的に旋回して循環させる機構と、圧縮空気
噴射ノズルとを備え、前記容器把持装置には、箱体搬送
コンベヤ上の箱体から容器を把持して吊り上げた状態に
おいて、容器間ピッチを変更する拡縮機構が設けられて
あり、該拡縮機構で容器間ピッチを拡大している間に圧
縮空気を噴射するノズルを適宜の位置に設けることによ
り、連続的あるいは間歇的に旋回してアンケーシングす
ると共にエアクリーニングのできるロータリー式アンケ
ーサを構成した。

（作用）本発明は、以上の構成を採用することにより、圧縮空気
供給源からの圧縮空気を利用して容器把持装置によるア
ンケーシング作業中において、圧縮空気の噴射を行うこ
とによって、容器外壁に付着したゴミを吹き飛ばして除
去することを可能にした。

（実施例）以下、本発明の実施例を添付図面で詳細に説明する。

第上図、第２図に示すように、（１）は容器（Ｃ）を収
納した箱体（Ｂ）を所定間隔で搬送する箱体搬送コンベ
ヤ、（２）は箱体（Ｂ）から取り出した容器（Ｃ）を搬
送する容器搬送コンベヤで、本発明＝３− に係るロータリー式アンケーサは、この両コンベヤの間
にエアクリーニング装置（Ａ）を備えており、このエア
クリーニング装置（Ａ）は上記両コンベヤ（１，）、（
２）間の適宜の位置に圧縮空気噴射ノズルを適宜数、容
器の外壁に向かって噴射するように設けたものである。

また、前記のロータリー式アンケーサは、容器把持装置
（３）の昇降機構として従来公知のように、両コンベヤ
（ＩＬ（２）間にそれぞれ垂直に配設した一対の回転軸
（５）、（６）と１両回転軸の」１下位置にそれぞれ固
定したスプロケッｈ（７）。

（８）と、上方のスプロケット（７）　、　（７）間、
及び下方のスプロケット（８）、（８）間にそれぞれ掛
は渡したチェノ（９）、（１０）とを有しており、各チ
ェノ（９）　、　（１０）には所定間隔でブラケットが
取付けられ、上下のブラケット間には、容器把持装置（
３）の二本の垂直案内杆が固定されている。

即ち、容器把持装置（３）は、この垂直案内杆に沿って
上下動可能であり、その上下位置は。

チェノ（９）、（１０）間に配設したカム枠と、容器把
持装置（３）に設けられ、このカム枠上を転動するロー
ラとによって規制される、したがって容器把持装置（３
）はチェノ（９）、（１０）によるブラケットおよび案
内杆の移送に伴いカム枠に沿って昇降する。

そして、第４図でも示すような従来公知（特公昭５７−
４２５２８号公報参照）の一形態をもった容器把持装置
（３）は、その昇降運動に伴い、容器把持部材（１１）
が箱体搬送コンベヤ（１）上において箱体内に下降し、
その箱体内の容器を把持した後上昇して旋回し、旋回の
途中で容器把持部材（１１）で把持された容器間のピッ
チの拡開を行ない、この拡開の前後を通じてエアクリー
ニング装置（Ａ）の圧縮空気噴射ノズルから圧縮空気を
噴射して容器の外壁に付着しているゴミを吹き飛ばして
除去し、その後旋回、下降して容器搬送コンベヤ（２）
上に至るものである。

なお、このエアクリーニング装置（Ａ）の動作は、第３
図のフローチャートでも示したように、要は箱体からの
容器の取り出し動作、即ち、容器把持装置（３）の容器
に対する下降、容器の把持、上昇、拡大、縮小、下降、
開放、上昇という一連の動作中の、少なくとも容器間の
ピッチ拡大時に、エア噴射が行なわれれば良いから、容
器間のピッチ拡大直後、あるいは拡大の前後を通して切
換バルブを介してエアの噴射を行なうもの等、適宜設計
的に選択できるものである。

また、第工図および第２図の実施例では、前記エアクリ
ーニング装置（Ａ）は箱体搬送コンベヤ（１）から搬送
されてくる容器入箱体から容器を取り出す容器把持装置
（３）により、容器を把持し、容器把持装置（３）が旋
回して容器把持を開放して容器搬送コンベヤ（２）に移
動載置して次工程に送るもので、この箱体搬送コンベヤ
（１）と容器搬送コンベヤ（２）との中間で容器把持装
置（３）が旋回する位置の適宜空間部を利用してエアク
リーニング装置（Ａ）を対向させて配置しである。なお
、除去されたゴミ等を回収するためにエアクリーニング
装ｆｆ１（Ａ）の下部に、例えば台車に乗せたゴミ箱等
を用意すると簡単にゴミが回収でき効果的である。

さらに、このエアクリーニング装置（Ａ）は、図示して
いない圧縮空気供給源からの圧縮空気がエアチューブ、
切換弁を介して接続されており、その先端には圧縮空気
噴射ノズルを備えたものであって、その圧縮空気噴射ノ
ズルの数、容器外壁に向けての配置等は適宜設計的に種
々の適応が可能である。また、容器把持袋Ｍ（３）は、
所要位置に複数本の容器把持部材を有し、この容器把持
部材は従来公知のアウターエアチューブ式、インナーエ
アチューブ式、インナーグリップ式、バキューム式、メ
カニカル式、バキューム・メカニカル兼用式等、どのよ
うなものでも対応できることは勿論である。

特に前記容器把持装置（３）のうち、エアチューブ式の
圧縮空気力で拡縮する弾性グリップを用いる場合は、圧
縮空気供給源を利用するのでこの圧縮空気供給源を兼用
して容器外壁に付着したゴミや剥がれかけたラベル等の
除去のために吹き飛ばす空気源として利用することもで
きる。

次に、この実施例の作動に関して説明すると。

箱体搬送コンベヤ（１）により、容器入箱体が搬送され
てきて所定位置までくると、昇降手段（図示せず）に連
動する容器把持装置（３）の容器把持部材に容器の口部
が嵌まり合い、ついでエア供給チューブからエアが供給
されると、容器把持部材により箱内の各容器が把持され
る。

そして、容器把持装置（３）は水平に上昇され別位置に
旋回移動する。この旋回移動中に各容器の把持間隔を拡
げて、この拡げた時に圧縮空気供給源からエアチューブ
を介して供給される圧縮空気を圧縮空気噴射ノズル各部
から噴射して容器外壁に付着したゴミ等を除去し、さら
に旋回移動して容器搬送コンベヤ（２）上に下降し、容
器を開放する、そして、その後容器把持装置（３）は、
再度上昇、旋回移動して箱体搬送コンベヤ（１）上に戻
ることにより、−サイクルが終了する。

（発明の効果）本発明は以上の構成に基づき次の効果を得ることができ
る。

（１）箱体搬送コンベヤと容器搬送コンベヤとの中間部
に設けたエアクリーニング装置により容器把持装置が各
容器間の間隔を拡大した時に、エアクリーニング装置に
備えた圧縮空気噴射ノズルから、圧縮空気を噴射して容
器の外壁に付着したゴミを除去するので、ゴミが容器搬
送コンベヤに詰まる等して、コンベヤの破損を招くこと
がなくなる。

（２）後工程において、ゴミによる倒容器や、洗びん機
の容器ホルダーにゴミが付着してしまうようなことがな
くなる。

（３）別個独立のエアクリーニング装置を設けた場合と
比較して、必要スペースが少なくてすむ。

（４）ロータリー式アンケーサのため、旋回部分である
箱体搬送コンベヤと容器搬送コンベヤの中間部分を有効
利用して、この部分でエア噴射を行なってゴミを回収す
ることができるので、エアクリーニング装置の設置場所
を特別に作成する必要がないため、よりコストの低減も
図れる。

（５）容器把持部材がエアチューブ方式の場合は、圧縮
空気供給源が備わっているのでこれを兼用することが出
来、装置がより簡単かつ安価になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のエアクリーニング装置を備えたアン
ケーサ全体の概略正面図、第２図は本発明の概略平面図
、第３図はエアクリーニング装置の動作を示したフロー
チャート、第４図は、公知例の一つである容器把持装置
の概略正面図である。（Ａ）・・・エアクリーニング装置。（Ｂ）・・・箱体、（Ｃ）・・・容器。（１）・・箱体搬送コンベア（２）・・・容器搬送コンベア（３）・・容器把持装置１

Claims

【特許請求の範囲】

１、箱体内に収納された容器を把持して吊り上げる容器
把持装置と、該容器把持装置を、箱体搬送コンベヤと容
器搬送コンベヤ間を旋回して循環させる機構と、圧縮空
気噴射ノズルとを備え、前記容器把持装置には、箱体搬
送コンベヤ上の箱体から容器を把持して吊り上げた状態
において、容器間ピッチを変更する拡縮機構が設けられ
てあり、該拡縮機構で容器間ピッチを拡大している間に
圧縮空気を噴射するノズルを適宜の位置に設けたことを
特徴とする旋回してアンケーシングする、クリーニング
装置付ロータリー式アンケーサ。