JP4292488B2 - 液抜き装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は液抜き装置に関し、より詳しくは、ロボットに保持した液抜きヘッドによって容器内から液体を抜き取るように構成した液抜き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、充填量に過不足が生じた容器内から充填液を抜き取る液抜き装置は知られている(例えば、特公平1−56996号公報、特開平2−191194号公報、実公平6−3836号公報)。
このような従来の装置では、容器内から液抜きを行う液抜きヘッドを備えており、この液抜きヘッドが備えるノズルを容器内に挿入するとともに容器の口部を密封し、その状態において、容器内に圧力ガスあるいは圧縮空気を供給する様にしている。これにより、容器内の内部空間が加圧され、それに伴って容器内に貯溜されていた充填液がノズルを介して容器の外部に排出されて回収されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の装置では、処理すべき容器の高さが変更されると、現場の作業者が変更後の容器の高さに適合するように液抜きヘッドが備えるノズルを交換し、あるいはノズルの高さを変更する等の型替作業を行う必要があり、そのような型替作業がきわめて煩雑であった。
しかも、上述したように、型替作業は作業者が行うので、ノズル等が汚染される虞があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような事情に鑑み、内部に液体を充填された容器を起立させて搬送するコンベヤと、容器内の液体を抜き取る液抜きヘッドと、上記液抜きヘッドを保持して液抜きヘッドを所定角度だけ反転させるロボットとを備え、
上記液抜きヘッドは、長手方向の所定位置に複数の貫通孔を上下に穿設して液体を回収する回収パイプと、この回収パイプにおける各貫通孔の下方側に取り付けられて容器の上端口部を気密を保持して保持する複数のグリップ部材と、上記回収パイプの上方に配置されてガスを供給されるガスパイプと、このガスパイプに取り付けられて下方部が上記回収パイプの貫通孔およびグリップ部材に貫通可能な複数のノズルとを備え、
上記ロボットは、アームの先端部に設けた支持部材と、この支持部材に揺動可能に取り付けられて上記液抜きヘッドを設けた揺動部材と、上記支持部材に設けられて揺動部材を所要角度だけ揺動させる駆動源と、上記液抜きヘッドのガスパイプと回収パイプとを相対的に昇降させる昇降機構を備え、
上記液抜きヘッドを下降させて上記グリップ部材によって容器の上端の口部を保持するとともに、昇降機構によって回収パイプに対してガスパイプを相対的に下降させてノズルを容器内に挿入し、さらにその状態の液抜きヘッドとそれに保持した容器を反転させて、ガスパイプおよびノズルを介して容器内にガスを供給することにより、容器内の液体を回収パイプに排出するように構成した液抜き装置を提供するものである。
【0005】
【作用】
このような構成によれば、上述したように、液抜きヘッドとそれに保持した容器を反転させて、ガスパイプおよびノズルを介して容器内にガスを供給することにより、容器内の液体が回収パイプに排出される。そして、容器の高さを変更する場合には、ロボットによる処理ヘッドの昇降量を変更するだけでよい。
したがって、作業者はノズルの交換等の型替作業を行う必要がないので、従来に比較して容器の高さを変更する場合の型替作業がきわめて簡単になる。
【0006】
【実施例】
以下図示実施例について本発明を説明すると、図1ないし図2において、1はガラス製の容器2内から充填液を抜き取る液抜き装置である。
液抜き装置1は、容器2を起立状態で下流側(図1の右方側)へ搬送するコンベヤ3と、コンベヤ3の一側側に配設されて液抜きゾーンAと洗浄ゾーンBとにわたって移動するロボット4と、このロボット4に保持されて液抜きゾーンA内で容器2内から充填液を抜き取る液抜きヘッド5と、コンベヤ3を挟んで上記ロボット4と反対側となる洗浄ゾーンBに設けた洗浄装置6と、さらにロボット4および液抜きヘッド5等の作動を制御する制御装置7とを備えている。
コンベヤ3における上流側の位置には、従来公知のデキャッパ8を配置している。充填液の充填量の過不足が原因で通常の搬送ラインからリジェクトされた容器2は、コンベヤ3によって図示しない上流側の位置からデキャッパ8の位置まで縦一列で搬送され、その後、このデキャッパ8によって各容器2の上端口部からキャップが取り外されるようになっている。
【0007】
ロボット4の隣接位置でその移動領域内のコンベヤ3上の領域を液抜きゾーンAとしてあり、この液抜きゾーンAを挟んでロボット4の反対側となるロボット4の移動領域内を洗浄ゾーンBとしている。デキャッパ8によってキャップを取り外された容器2は、コンベヤ3によって縦一列で液抜きゾーンAにむけて搬送されるようになっている。
液抜きゾーンAに隣接する上流側の位置には、従来公知のロータリストッパ11を配置してあり、相前後する容器2が相互に当接して一列で搬送されてくる容器2は、回転中のロータリストッパ11と係合することで、強制的に所定間隔に離隔されて1グループ6本にグルーピングされるようになっている。このように最初の1グループ6本の容器2がグルーピングされると、ロータリストッパ11が停止することにより、後続の容器2は、ロータリストッパ11の上流側に強制的に停止されるようになっている。このようにして、1グループ6本の容器2がグルーピングされてから液抜きゾーンAに搬送されると、液抜きゾーンAに配設したストッパ12によって停止されて位置決めされるようになっている。
図3ないし図4に示すように、コンベヤ3上には、左右一対の板状ガイド10A、10Bを設けてあり、コンベヤ3上の容器2はこれら板状ガイド10A、10Bによって両側部を支持されつつ液抜きゾーンAに搬入されるようになっている。ストッパ12は、コンベヤ3上の一側には長手方向の所定間隔ごとに設けた6台のエアシリンダ12Aと、各エアシリンダ12Aの先端部に固定した上下一対の係合ピン12Bを備えている。
液抜きゾーンAに6本の容器2が搬送されてくると、最も下流側のエアシリンダ12Aから順次隣接上流側のエアシリンダ12Aが作動されるので、各エアシリンダ12Aの各係合ピン12Bが各容器2の前面側に突出して各容器2と当接するようになっている。これにより、液抜きゾーンAの所定位置に6本の容器2が正立状態で停止されて、位置決めされるようになっている(図4)。
このようにして液抜きゾーンAに容器2をストッパ12で位置決めした後、ロボット4に保持した液抜きヘッド5によって各容器2内から一斉に充填液を抜き取るようにしている。各容器2内から充填液の抜き取りが終わると、各エアシリンダ12Aは同期して作動が停止されるので、各係合ピン12Bが後退するようになっている。これにより、液抜きゾーンAで空になった容器2は、下流側に搬送される一方、次の6本の容器2が液抜きゾーンAに搬入されて上述したように突出する各係合ピン12Bによって位置決めされるようになっている。
このようにして液抜きゾーンAに容器2を位置決めした後、ロボット4に保持した液抜きヘッド5によって各容器2内から一斉に充填液を抜き取るようにしている。
【0008】
次に図1ないし図4に示すように、本実施例のロボット4は、可動アーム4Aを備えた従来公知の2軸型のものであり、この可動アーム4Aの先端に液抜きヘッド5を着脱自在に保持している。
ロボット4は制御装置7によって作動を制御されるようになっており、制御装置7は、通常では液抜きゾーンA内に液抜きヘッド5を位置させているが、液抜きヘッド5を洗浄する際には、液抜きヘッド5を洗浄ゾーンBの洗浄装置6の位置まで移動させ、そこで可動アーム4Aによる液抜きヘッド5の保持状態を解放させるようにしている。なお、ロボット4の本体部分および可動アーム4Aの構成は、例えば、特開平7−228354号等に開示されたものと同一なので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0009】
本実施例においては、ロボット4のアーム4Aに液抜きヘッド5を着脱自在に保持するとともに、この液抜きヘッド5に保持した容器2を反転させることにより、容器2内から充填液を抜き取るようにしている。
ロボット4の可動アーム4Aの先端には、板状の支持部材71を鉛直方向に取り付けてあり、さらにこの支持部材71の前面にブラケット72を介して下方にむけてモータ73を固定している。また、ブラケット72の下端部に回転軸74を回転自在に軸支している。モータ73の駆動軸にウオーム75を嵌着している。回転軸74の中央部にはギヤ76を嵌着してあり、このギヤ76を上記モータ73側のウオーム75に噛合させている。
回転軸74の両端部には、一対のブラケット77、77を固定してあり、さらにこれら一対のブラケット77、77の上部にわたって揺動部材としての板状部材78を固定している。
板状部材78の前面にエアシリンダ81を下方にむけて取り付けてあり、エアシリンダ81のピストンの先端(下端)に板状部材82を水平に連結している。この板状部材82の両端部の底面に鉛直下方にむけて左右一対の第1クランプ機構83、83を鉛直下方にむけて連結している。
第1クランプ機構83の構成は、従来公知のものであり、本体部に内蔵したエアシリンダ83Aによって開閉される一対の可動クランプ部材83Bを備えている。第1クランプ機構83が備えるエアシリンダ83Aの作動は、制御装置7によって制御されるようになっている。制御装置7によってエアシリンダ83Aを作動させることにより、可動クランプ部材83Bを開閉させることができる。通常では、制御装置7がエアシリンダ83Aを作動させているので、この可動クランプ部材83Bによって液抜きヘッド5のガスパイプ84が把持されている。所要時に制御装置7がエアシリンダ83Aの作動を停止させると可動クランプ部材83Bによるガスパイプ84のは把持状態が解放されるようになっている。
【0010】
両ブラケット77の前方部は、固定クランプ部材77Aを兼ねており、この固定クランプ部材77Aの下方側にピンによって可動クランプ部材85を揺動可能に取り付けている。
板状部材78の裏面の両側部側には、鉛直下方にむけて一対のエアシリンダ86を取り付けてあり、このエアシリンダ86のピストンを上記可動クランプ部材85の末端に揺動可能に連結している。
このエアシリンダ86の作動も制御装置7によって制御するようにしてあり、通常では制御装置7によってエアシリンダ86が作動されている。そのため、可動クランプ部材85の先端部側が上方にむけて揺動されているので、固定クランプ部材77Aと可動クランプ部材85とによって、液抜きヘッド5の回収パイプ87を把持している。
他方、所要時に制御装置7がエアシリンダ86の作動を停止させると、可動クランプ部材85の先端側が下降するので、固定クランプ部材77Aと可動クランプ部材85による回収パイプ87の把持状態が解放されるようになっている。上記固定クランプ部材77Aと可動クランプ部材85およびエアシリンダ86によって第2クランプ機構88を構成している。
上述のように、本実施例では、ロボット4のアーム4Aの先端に第1クランプ機構83と第2クランプ機構88とを設けてあり、これらによって液抜きヘッド5を保持している。
【0011】
液抜きヘッド5の詳細な構成は後述するが、本実施例では、モータ73が作動されない状態では、図3および図4に実線で示したように、板状部材78が鉛直方向に支持されており、これに伴って、液抜きヘッド5が備えるノズル91も鉛直下方にむけて支持されている。この状態を板状部材78の通常位置としている。これに対して、制御装置7によってモータ73が所定量だけ回転されると、ウオーム75とギヤ76とが連動しているので、板状部材78および液抜きヘッド5が回転軸74を回転中心として、図3において時計方向に所定角度(135度)だけ回転される。この状態を板状部材78の反転位置としてあり、この時には液抜きヘッド5によって保持した容器2がその口部を下方に向けた状態に支持されるようになっている(図3の想像線参照)。
図3ないし図7に示すように、液抜きヘッド5は、下方側に配置した剛性を有する回収パイプ87と、上方側に配置した剛性を有するガスパイプ84と、このガスパイプ84に取り付けた6本のノズル91とを備えている。
通常では上方側となるガスパイプ84の一端は閉鎖してあり、他端は可撓性を有する導管92を介して炭酸ガスの供給源93に接続している(図5)。
【0012】
ガスパイプ84には、長手方向の同一直線上の位置に所定のピッチで貫通孔84Aを穿設してあり(図6、図7)、それらの貫通孔84Aにノズル91の上端部を連結部材94によって気密を保持して取り付けている。ノズル91の寸法はすべて同一にしてあり、内径、外径および軸方向長さをすべて同一にしている。連結部材94の下面には、ノズル91を囲繞してシール部材95を一体に接着している。
図5に示すように、上記導管92の途中は、可撓性を有する別の導管96を介して洗浄液の供給源97に接続してあり、導管92に対する導管96の接続箇所に三方切換弁98を設けている。また炭酸ガスの供給源93の隣接位置となる導管92に開閉弁121を設けている。開閉弁121、洗浄液の供給源97および三方切換弁98の作動は制御装置7によって制御されるようになっている。
容器2内から充填液を抜き取る通常の状態では、制御装置7は、三方切換弁98を第1連通位置に位置させているので、炭酸ガスの供給源93とガスパイプ84とが連通出来るようになっている。そして、この状態において、制御装置7が開閉弁121を所定時間だけ開放させることにより、炭酸ガスの供給源93からガスパイプ84に炭酸ガスを供給することができる。
他方、液抜きヘッド5を洗浄ゾーンBの洗浄装置6によって洗浄する際には、制御装置7が三方切換弁98を第2連通位置に位置させるとともに、洗浄液の供給源97を作動させるので、供給源97からガスパイプ84に洗浄液が供給もしくは排出されるようになっている。
【0013】
一方、回収パイプ87は、その一端を閉鎖する一方、他端を可撓性を有する導管122を介して充填液の回収タンク123に接続している。導管122の途中には可撓性を有する別の導管124の一端を接続してあり、この導管124の他端は、上記洗浄液の供給源97に接続している。導管122に対する導管124の端部の接続箇所に三方切換弁125を設けている。
三方切換弁125の作動は制御装置7によって制御するようにしている。液抜きゾーンAにおいて容器2内から充填液を抜き取る時には、制御装置7は三方切換弁125を第1連通位置に位置させて回収タンク123と回収パイプ87とを連通させる様にしている。
他方、液抜きヘッド5を洗浄ゾーンBで洗浄する時には、制御装置7は三方切換弁125を第2連通位置に位置させる。これにより、洗浄液の供給源97と回収パイプ87とが連通して、回収パイプ87内に洗浄液が供給されるようになっている。
回収パイプ87には、長手方向の等間隔位置に貫通孔87Aを穿設してあり、この貫通孔87Aの上下の両端となる回収パイプ87の外周部はそれぞれ水平な平坦面87B、87B’となるように切り欠いている。回収パイプ87の貫通孔87Aの内径は、上記ノズル91の外径よりも所定寸法だけ大きく設定している。また、回収パイプ87の外周部の長手方向所定位置の2箇所に環状溝87Cを形成してあり、これらの環状溝87Cを上記第2クランプ機構88で把持している。そして、各ノズル91の下端部を上方側から回収パイプ87の貫通孔87Aに挿入している。
【0014】
図6、図7に示すように、回収パイプ87の下方側となる各平坦面87B’の長手方向側の両側部には、一対の係合爪87D、87Dを形成している。
そして、各平坦面87B’に容器2の上端部を把持する従来公知のグリップ部材126を取り付けている。グリップ部材126は段付の円筒状に形成してあり、その上方外周部には、半径方向外方に伸びる一対の係合部126Aを形成している。グリップ部材126の上端面を各平坦面87B’に当接させてからグリップ部材126を所定角度だけ回転させることにより、一対の係合部126Aを一対の係合爪87Dに係合させることで、グリップ部材126を回収パイプ87に連結している。なお、グリップ部材126を逆方向に回転させることで、一対の係合部126Aと係合爪87Dとの連結状態を容易に解除することができる。
図6に示すように、グリップ部材126の上方内周部には、環状のシール部材127を取り付けてあり、その下方側に環状の把持部材128、ピストン131、ガイドコーン132を設けている。ピストン131はばね133によって常時下方に付勢されており、ピストン131の隣接下方側には圧力室134を形成している。圧力室134は図示しない導管を介して圧縮空気の供給源に連通しており、制御装置7が所要時に圧縮空気の供給源から圧力室134に圧縮空気を供給すると、ピストン131が上昇されて把持部材128が縮径されて容器2の上端口部を把持する。他方、制御装置7が供給源から圧力室134への圧縮空気の供給を停止すると、ピストン131が下降して把持部材128が拡径し、容器2の上端口部の把持状態を解除する。
このように形成した回収パイプ87の貫通孔87Aに上方側からノズル91の下端部を貫通させている。エアシリンダ81が作動されていない状態では、ガスパイプ84およびノズル91は回収パイプ87に対して上昇位置に位置している(図4の中心線より右方側の状態)。この状態では、ノズル91の下端部がグリップ部材126の内方に位置している(図6の中心線よりも左方の状態)。
【0015】
これに対してエアシリンダ81が作動されてガスパイプ84およびノズル91が回収パイプ87に対して下降端位置まで下降されると、ノズル91の下端部は、グリップ部材126に保持された状態の容器2内に挿入されるようになっている(図6の中心線よりも右方の状態)。この時には、環状シール部材95の下面が回収パイプ87側の平坦面87Bに密着するので、その平坦面87B内にある貫通孔87Aとノズル91の外周部との間の気密が保持される。なお、グリップ部材126の上面とそれを取り付けた下方側の平坦面87B’との間の気密はシール部材127によって保持されている。シール部材127の内周部とノズル91の外周部との間には常に間隙が維持されており、かつその隣接上方となる貫通孔87Aとノズル91の外周部との間にも常時間隙が維持されている。
本実施例の液抜きヘッド5の構成は以上の通りである。
【0016】
次に、図9ないし図13によって洗浄ゾーンBに設けた洗浄装置6を説明する。洗浄装置6は、液抜きヘッド5を収納して洗浄する洗浄カプセル61と、この洗浄カプセル61内と液抜きヘッド5へ洗浄液を供給する供給源97を備えている。
洗浄カプセル61は、上面が開口した箱形の本体部61Aと、この本体部61Aの上面の開口部を閉鎖する蓋61Bとを備えている。本体部61Aの底部は断面を円弧状に形成している。本体部61Aの前方壁部61bの上端の高さは、後方壁部61cの上端の高さよりも低くしているので、本体部61Aの両側部の上端は、前方壁部61側の高さが徐々に低くなるように傾斜している。つまり、本体部61Aの方形となる上端縁部(開口部)は、前方壁部61b側が後方壁部61cよりも低くなるように傾斜している。また、本体部61Aの底部も、前方壁部61b側が後方壁部61cよりも低くなるように傾斜させている。そして、前方壁部61bの下端中央部に排出口61aを形成してあり、洗浄後の洗浄液は排出口61aを介して本体部61A外に排出される。
このように形成した本体部61Aの上端縁部(開口部)の高さに合わせて、蓋61Bは、上記前方壁部61eの高さを、それと反対側となる後方壁部61fの高さよりも高くしてあるので、蓋61Bの両側の壁部の形状は概略三角形となっている(図10)。したがって、蓋61Bの壁部の下端部は、本体部61A側の上端縁部(開口部)と隙間なく重合するようになっている。
蓋61Bにおけるロボット4側となる一側の壁部は、本体部61Aの壁部に揺動可能に取り付けている(図2、図9)。本体部61Aの壁部に上方を向けてエアシリンダ62を取り付けてあり、このエアシリンダ62のピストンを蓋61B側の連結部61dにピン63を介して揺動自在に取り付けている。
エアシリンダ62の作動は制御装置7によって制御されるようになっており、制御装置7は通常ではエアシリンダ62の作動を停止させている。この時には、図9に示すように蓋61Bの壁部の下端部の下端部が、本体部61Aの上端縁部に重合して、本体部61Aの上方開口を全て覆うことができる。これに対して、制御装置7がエアシリンダ62を作動させてそのピストンを後退させると、蓋61Bがピン63を中心として90度回転されて鉛直方向に支持される(図2)。これにより、本体部61Aの上方開口が開放される様になっている。
【0017】
図9に示すように、蓋61bの前方壁部61eおよびそれと後方壁部61fの下端中央部に、半円形の係合部61gをそれぞれ形成してあり、また、本体部61Aの前方壁部61bおよび後方壁部61cの上端中央部に半円形の係合部61hを形成している。
蓋61Bを開けた状態において、ロボット4が液抜きヘッド5を洗浄カプセル61の上方まで平行移動させてから所要量だけ下降させると、液抜きヘッド5が本体部61A内に挿入されて、先ず、下方側の回収パイプ87の導管122を接続した端部が本体部61Aの前方壁部61bの係合部61hに係合するとともに本体部61Aの後方壁部61cに設けたエアシリンダ70(図13)を作動させて、その先端を回収パイプ87の端面に係合させて回収パイプ87を保持する。
この後、制御装置7がエアシリンダ81を作動させるので、ガスパイプ84およびノズル91が回収パイプ87および本体部61Aに対して下降されて、ガスパイプ84の外周部が本体部61Aの後方壁部61cの係合部61gに係合する様になっている。
また、後述するように本体部61A内には、洗浄パイプ66を設けてあり、この洗浄パイプ66の上面の所定間隔ごとに貫通孔66Aを穿設している。上述したようにガスパイプ84およびノズル91が下降させた際には、ノズル91の下端部が貫通孔66Aに嵌合される様になっている。
この状態となると、制御装置7は第1クランプ機構83によるガスパイプ84の保持状態を解放させると同時に、第2クランプ機構88による回収パイプ87の保持状態を解放させる。これによって、ロボット4の可動アーム4Aと液抜きヘッド5とが分離される。
この状態から制御装置7がエアシリンダ62をさせるので、蓋61Bが閉鎖される。これに伴って蓋61Bの係合部61gの一方が回収パイプ87の外周部に上方から係合し、また他方の係合部61gがガスパイプ84に上方から係合する(図13参照)。つまり、上下位置の係合部61g、61hによって回収パイプ87とガスパイプ84とが保持されるとともに、本体部61Aの上面開口が完全にされて、液抜きヘッド5が洗浄カプセル61内に完全に収納されたことになる。
【0018】
次に、図11ないし図13に示すように、本体部61A内の両側の壁部の隣接位置には、上下一組の洗浄パイプ64を所定の高さで配置している。洗浄パイプ64の一端は閉鎖する一方、洗浄パイプ64の他端は可撓性を有する導管65によって上記導管124に接続している。つまり、上記導管65、124を介して洗浄液を洗浄パイプ64に供給することができる。
各洗浄パイプ64には、洗浄カプセル61内に収納された時の液抜きヘッド5内に向けて複数のノズル64Aを設けている。したがって、各洗浄パイプ64内に洗浄液が給送されると、各ノズル64Aから液抜きヘッド5の外周面に向けて噴射することができる。
さらに、洗浄カプセル61における中央の底部に近い位置に、別の洗浄パイプ66を水平に支持している。洗浄パイプ66の先端部は閉鎖してあり、洗浄パイプ66の他端は可撓性を備える導管68によって上記導管65に接続している。したがって、上記洗浄パイプ64に洗浄液が供給されるときには、排水パイプ66にも洗浄液が供給されるようになっている。
排水パイプ66における上面の一直線上に上記各ノズル91の位置に合わせて、所定のピッチで貫通孔66Aを設けている。そして、上述したように、蓋61Bを開けた状態から本体部61Aに液抜きヘッド5を保持させた際には、鉛直下方を向けた各ノズル91の下端部が排水パイプ66の貫通孔66Aに嵌合されるようになっている。
洗浄装置6とその洗浄カプセル61は以上のように構成している。
【0019】
(作動説明)
以上の構成において、液抜きゾーンAの上方に図3に実線で示す状態、つまり、ノズル91が鉛直下方に向けた状態の液抜きヘッド5を待機させている。この時には、両三方切換弁98、125は第1連通位置に位置している。また開閉弁121は閉鎖されており、洗浄液の供給源97は作動されていない。
この状態から、コンベヤ3によって液抜きゾーンAに6本の容器2が搬送されてくると、制御装置7によってストッパ12のエアシリンダ12Aが作動されるので、ストッパ12によって液抜きゾーンAの所定位置に容器2が正立状態で停止されて、位置決めされる(図4)。
すると、可動アーム4Aによって液抜きヘッド5全体が下降されるので、先ずグリッパ部材126内のガイドコーン132が各容器2の上端口部に被さるとともに、各容器2の上端口部がシール部材127に接触する(図4の中心線より右方側の状態、図6の中心線より左方に示す状態)。この後、グリッパ部材126の圧力室134に圧縮空気が導入されて各容器2の上端口部が把持部材128によって把持される。
また、制御装置7によってエアシリンダ81が作動されるので、ガスパイプ84およびノズル91が下降され、ノズル91の下端部が容器2内に挿入されるとともに、シール部材95が回収パイプ87の平坦面87Bに密着する(図4の中心線より左方に示す状態、図6の中心線より右方に示す状態)。
この後、可動アーム4Aによって液抜きヘッド5およびそれに把持された容器2が所要量だけコンベヤ3上方に上昇され、その後、制御装置7によってモータ73が作動される。したがって、液抜きヘッド5およびそれに保持した容器2が回転軸74を回転中心として所定角度だけ反転させる(図3の想像線)。また、モータ73の作動と同期して、制御装置7は、開閉弁121を所定時間だけ開放させる。
これにより、炭酸ガスがノズル91を介して各容器2内に導入されるので、各容器2内の内部空間の圧力が上昇し、容器2内に貯溜されている充填液は反転された各容器2の口部から回収パイプ87内へ押しされた後、回収タンク123に回収される。
【0020】
このようにして6本の容器2内から充填液が抜き取られる。この後、制御装置7により、モータ73の作動が逆転されるので、液抜きヘッド5およびそれに保持された容器2は、コンベヤ3上で正立状態となる通常位置に復帰する。
この後、エアシリンダ81の作動が停止されるので、ガスパイプ84および各ノズル91が上昇されて、各ノズル91の下端部が容器2内から抜き取られる。
次に、可動アーム4Aによって液抜きヘッド5とそれに把持した容器2がコンベヤ3上に下降されるので、ストッパ12の係合ピン12Bの間に再度容器2が保持される。
この後、制御装置7がグリッパ部材126の圧力室134に対する圧縮空気の供給を停止させるとともに可動アーム4Aにより液抜きヘッド5が上昇し、ストッパ12のエアシリンダ12Aの作動を停止させる。これにより、グリッパ部材126による容器2の上端の保持状態が解放される。この後、ロボット4の可動アーム4Aを上昇させて液抜きヘッド5を上方へ退避させるとともにストッパ12による容器の胴部の把持状態が解放される。したがって、空になった6本の容器2は、コンベヤ3によって下流側へ搬送される。
このようにして、液抜きゾーンAにおいて液抜きヘッド5は容器2内から充填液を抜き取るようにしている。
なお、容器2の高さを変更する場合には、制御装置7は、液抜きゾーンAにおける可動アーム4Aによる液抜きヘッド5の昇降量を新たな容器2の高さに適合するように調整する。本実施例では、容器2を反転させて、かつノズル91から炭酸ガスを容器2内に給送するので、容器2の高さを変更する場合の型替作業として、制御装置7への変更する容器2の高さを入力するだけでよい。
次に、液抜きヘッド5を洗浄する場合には、上述したように、液抜きヘッド5の両パイプ84、87を洗浄カプセル61の本体部61Aに係合させてから、両クランプ機構83、88による両パイプ84、87の保持状態を解放する。
その後、制御装置7が、洗浄カプセル61の蓋61Bを閉めてから両三方切換弁98、125を第2連通位置に切り換えるとともに、洗浄液の供給源97を作動させる。
【0021】
これにより、洗浄液の供給源97から導管122、124、65等を介して回収パイプ87、ガスパイプ84および洗浄パイプ64に洗浄液が給送される。これにより、回収パイプ87、ガスパイプ84およびノズル91の内外と、グリッパ部材126、シール部材95が洗浄液によって洗浄される。ガスパイプ84か内に洗浄液はノズル91を経由して排水パイプ66内を経由して再度供給源97に還流する。また、このようにして、液抜きヘッド5を洗浄した洗浄液は、排出口61aから洗浄カプセル61の外部に排出されて、図示しない回収容器に回収される。
このようにして洗浄カプセル61内に液抜きヘッド5を収納して洗浄を行ったら、制御装置7は、エアシリンダ62の作動させるので蓋61Bが開放される。その後、制御装置7は、洗浄カプセル61の上方に待機させていたロボット4の可動アーム4Aを下降させて、第2クランプ機構88によって回収パイプ87を把持するとともに 第1クランプ機構83によってガスパイプ84を把持する。これによって、ロボット4の可動アーム4Aの先端に液抜きヘッド5が保持される。
この後、ロボット4の可動アーム4Aが上昇されることにより、本体部61Aの両係合部61hからガスパイプ84および回収パイプ87が離隔する。
この後、液抜きヘッド5は、可動アーム4Aによって液抜きゾーンAまで移動されて、上述したように液抜きゾーンAにおいて順次1グループ6本の容器2から充填液を抜き取りを行う。
【0022】
上述したように本実施例では、処理すべき容器2の大きさを変更する場合であっても、ロボット4による液抜きヘッド5の昇降量を変更するだけでよい。つまり、容器2の大きさを変更する場合には、作業者がノズル3等の交換といった煩雑な型替を行う必要がない。したがって、本実施例によれば、従来に比較して容器2の大きさを変更する際の型替作業がきわめて簡単なものとなる。
また、容器2の大きさを変更する場合に、現場の作業者は液抜きヘッド5に手を触れる必要がないので、液抜きヘッド5が容器2の大きさを変更する際に液抜きヘッド5の構成部材が汚染されることを防止できる。
また、液抜きヘッド5を洗浄する際には、可動アーム4Aから分離させて洗浄カプセル61内で洗浄するので、作業者の手を煩わせることなくきわめて簡単に液抜きヘッド5を洗浄することができる。また、このように可動アーム4Aと液抜きヘッド5とを分離させて液抜きヘッド5を洗浄するので、可動アーム4Aに洗浄液が飛散するようなことはない。
【0023】
なお、上記各実施例では、コンベヤ3は1列分だけ配設した場合について説明したが、大きさの異なる容器2ごとに複数列分平行に配設しても良い。すなわち、図14に示すように、大きな容器を搬送する第1コンベヤ3A、中程度の大きさの容器2を搬送する第2コンベヤ3B、さらに小さな容器を搬送する第3コンベヤ3Cを並列に配設するようにする。この場合には、第1コンベヤ3A、第2コンベヤ3B、第3コンベヤ3Cの順序で容器を供給し、第1コンベヤ3A上の大きな容器2から液抜きを行っているときに、第2コンベヤ3Bに中程度の大きさの容器2を供給する。そして、この後、第2コンベヤ3B上の容器2から液抜きを行っているときに、第1コンベヤ3A上の空になった容器2を解放する。また、第1コンベヤ3A、第2コンベヤ3B、第3コンベヤ3Cの各上流側位置に容器2のたまり具合を検出するセンサを設けて、このセンサの検出信号に応じて液抜き処理を行うコンベヤを選択するようにしても良い。いずれの場合に追い持て、制御装置7の指令に基づいてロボット4により液抜きヘッド5をいずれかのコンベヤ上に位置させるとともに、容器2の高さに応じて液抜きヘッド5の昇降量を切り換えることにより高さの異なる容器に対応することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、容器の高さを変更する際の型替作業を簡略化することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の平面図
【図2】図1の右側面図
【図3】図1の要部の左側面図
【図4】図3の右側面図
【図5】図1に示す実施例の概略の構成図
【図6】図4のIV−IV線に沿う断面図
【図7】図1の要部の拡大図
【図8】図7の要部の斜視図
【図9】図2に示した洗浄カプセル61の正面図
【図10】図9の右側面図
【図11】図9のXI−XI線に沿う断面図
【図12】図11のXII−XII線に沿う断面図
【図13】液抜きヘッド5を洗浄カプセル61に収納した状態を示す断面図
【図14】本発明の他の実施例を示す平面図
【符号の説明】
1 液抜き装置 2 容器
3 コンベヤ 4 ロボット
5 液抜きヘッド 6 洗浄装置
84 ガスパイプ 87 回収パイプ
91 ノズル
A 液抜きゾーン B 洗浄ゾーン
Claims (3)
- 内部に液体を充填された容器を起立させて搬送するコンベヤと、容器内の液体を抜き取る液抜きヘッドと、上記液抜きヘッドを保持して液抜きヘッドを所定角度だけ反転させるロボットとを備え、
上記液抜きヘッドは、長手方向の所定位置に複数の貫通孔を上下に穿設して液体を回収する回収パイプと、この回収パイプにおける各貫通孔の下方側に取り付けられて容器の上端口部を気密を保持して保持する複数のグリップ部材と、上記回収パイプの上方に配置されてガスを供給されるガスパイプと、このガスパイプに取り付けられて下方部が上記回収パイプの貫通孔およびグリップ部材に貫通可能な複数のノズルとを備え、
上記ロボットは、アームの先端部に設けた支持部材と、この支持部材に揺動可能に取り付けられて上記液抜きヘッドを設けた揺動部材と、上記支持部材に設けられて揺動部材を所要角度だけ揺動させる駆動源と、上記液抜きヘッドのガスパイプと回収パイプとを相対的に昇降させる昇降機構を備え、
上記液抜きヘッドを下降させて上記グリップ部材によって容器の上端の口部を保持するとともに、昇降機構によって回収パイプに対してガスパイプを相対的に下降させてノズルを容器内に挿入し、さらにその状態の液抜きヘッドとそれに保持した容器を反転させて、ガスパイプおよびノズルを介して容器内にガスを供給することにより、容器内の液体を回収パイプに排出するように構成したことを特徴とする液抜き装置。 - 上記昇降機構は上記揺動部材に設けたエアシリンダからなり、また、このエアシリンダに上記ガスパイプを着脱自在に保持する第1クランプ機構を設け、また、上記回収パイプを着脱自在に保持する第2クランプ機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の液抜き装置。
- 容器を搬送するコンベヤを複数並列して設け、上記液抜きヘッドを各コンベヤ上に移動可能としたことを特徴とする請求項1ないし請求項2に記載の液抜き装置。
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