JP3826216B2 - 高速型バックインボックス充填機 - Google Patents

高速型バックインボックス充填機 Download PDF

Info

Publication number
JP3826216B2
JP3826216B2 JP2001098783A JP2001098783A JP3826216B2 JP 3826216 B2 JP3826216 B2 JP 3826216B2 JP 2001098783 A JP2001098783 A JP 2001098783A JP 2001098783 A JP2001098783 A JP 2001098783A JP 3826216 B2 JP3826216 B2 JP 3826216B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
filling
bag
liquid filling
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001098783A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002293305A (ja
Inventor
洋一 岩瀬
Original Assignee
信和テック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 信和テック株式会社 filed Critical 信和テック株式会社
Priority to JP2001098783A priority Critical patent/JP3826216B2/ja
Publication of JP2002293305A publication Critical patent/JP2002293305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3826216B2 publication Critical patent/JP3826216B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は飲料水等の製体製品をプラスチックフイルム製バックに充填する液体充填装置に関し、特にフイルム製ミシン目連続バックの供給、デキャッピング、液体充填、キャッピング、バック排出、箱詰めまでの一連の工程を全自動で高速に行なう連続液体充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からプラスチックフイルム製のミシン目連続バックに液体を充填し、ダンボール箱等の外箱に包装することは広く採用されている。
しかし、従来の連続液体充填装置は液体充填部にバックが供給され、充填が完了するとキャップがパーツフィーダーや搬送キャップ切り出し装置等でラインに供給され、キャッピング装置でキャッピング終了すると、はじめて次のバックが液体充填部に移送供給されるのが一般的であり、バックの供給から、液体充填、キャッピング、バック排出、箱詰めまでの一連の工程が長く、複雑な装置となるために、装置が大きく高価であるばかりか、バックの供給から箱詰めまでに要する時間が長く生産性が悪いという技術的課題があった。
また、キャップが予めバックに装着されている場合には、キャッピング装置で先ずこのキャップを取り外し、液体充填が完了すると再び同じキャップを用いてキャッピングしてバックを排出する方式が採用されていたが、この方式ではキャップを取り外し及び打栓している間は液体充填が中断することになるので、やはり生産性が悪かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記技術的課題に鑑みて予めキャップが装着されている四方シール形態のフイルム製ミシン目連続バックの供給から液体充填、箱詰めまでの一連の工程を全自動にて高速に行なえ、装置がシンプルで省スペース化が図れた生産性の高い高速連続液体充填装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、予めキャップが装着されているフイルム製ミシン目連続バックを連続供給する手段にて供給し、1のバックに液体充填手段にて液体充填中に、次のバックをタクシコミ手段にてタクシコミながら液体充填手段に隣接して設けたデキャップ位置まで移送し、予め装着されていたキャップをキャッピング手段にて取り外して待機し、1のバックの液体製品が充填完了すると当該液体充填完了バックに、上記の次のバックから取り外したキャップを装着することを特徴とする連続液体充填装置とした。
液体製品を充填中のバックと次のバックの間にバックのタクシコミ手段を設けたので、バックのタルミを無くして充填手段の近傍まで次のバックを移送待機させることができる。
また、1のバックに液体製品を充填中に次のバックのキャップを取り外して待機させ、1のバックが液体充填完了するとこれに待機させた次のバックのキャップを装着させる構造としたのでパーツフィダー等でキャップを供給する必要が無くなった。
【0005】
請求項2記載の発明は、キャッピング手段と液体充填手段を隣接して同一ベース上に取り付け連動して水平移動させる構造とした。但し、上昇下降動作は独立して行える。
これにより、キャッピング手段と液体充填手段を近接して設けやすく構造がシンプルになる。
【0006】
請求項3記載の発明は、キャッピング手段にてバックにキャップの装着完了後、原位置(デキャップ位置)にリターンする間に当該バックを排出し、次のバックをプッシャーにて移送し、充填位置に待機させる構造とした。
これにより、短時間に次のバックに対して充填動作に移ることできる。
請求項4記載の発明は、液体充填手段が電磁流量計を備えていて充填量が定量に達する少し前に微供給状態に絞りながら充填完了し、ウォーターハンマーを防止した。
【0007】
請求項5記載の発明は、液体充填手段が液体充填完了後に充填ノズル先端に付着した液を真空装置等の吸い取る手段を備えた。
これにより、充填後の液ダレを防止できる。
【0008】
請求項6記載の発明は、バックリフターにて液体製品重量を支えながらバックに液体充填する構造とした。
これにより、バックに充填された液体製品の重量によるバックのぶら下がりが無くなり、エアーの巻き込みを防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の望ましい実施の形態を工程の流れに従って以下説明する。
図1に装置全体図を示し、ミシン目連続バックの供給部(バック供給装置20)を図2に示す。
段ボールケース等の収納ケースに納められた図13に示すようなミシン目連続バック10の一端を取り出し、バックスパウト部11の溝をバック供給装置20のガイドレール22に沿ってバックを充填部に導き入れ、最初のバックのみ、キャップ12を取り外し、バックスパウト部を充填ノズル下の図6及び図10に示す第2スパウト治具110にセットする。
装置始動ボタンを押すと、充填ヘッド40が下降し、充填口41がスパウト部に密着し、液体供給管42を通して液体製品の充填が開始される。
この液体充填中にサーボモーター駆動21によるプッシャー23が前進し、次のバックのスパウト部が図6に示すキャッピング装置30の下のデキャップ位置まで移送され第1スパウト治具にセットされるが、このときタクシコミ装置50のタクシコミバー51が下降してバックのタルミ14をたくしこむ。
タクシコミ装置は図7に示すようにタクシコミバー51がアーム52を介してエアーシリンダー等のピストンロッド53等により上下動作するようになっている。
次にキャッピング装置30が下降し、キャップチャック爪31にて上記のデキャップ位置にあるキャップをチャック上昇し取り外して待機する。
液体製品の充填が完了すると図3に示すようにシフト装置の同一ベース35に隣接して取り付けられた充填ヘッド40とキャッピング装置30が駆動部36により略水平方向に移動してキャッピングヘッドが下降し、その後キャップをバックのスパウト部に打栓し、打栓が終了すると上昇、シフトして原位置(デキャップ位置)にリターンする。
キャッピングが完了したバックは上記キャッピング装置が原位置にリターンする間に第2スパウト治具110が開き、傾斜排出用駆動ローラーコンベア80により強制排出されると同時に次のバックがプッシャーの前進によりスパウト治具に供給される。そして再び液体充填が開始される。
この充填開始直後に強制排出された充填済みバックとのつなぎのミシン目13部分より図11及び図12に示すカッター70にて切断分離され、排出用駆動ローラーコンベアにより搬送され、箱詰め装置上部に設けられたシューター81を通過し段ボールケース等の外箱85に収納される。
【0011】
なお、本発明において電磁流量計90にて計量しながら充填し、充填量が定量に達する少し前に図5に示すように充填ノズル弁43が下降し絞り充填に移り、微供給状態に入りウォーターハンマーを防止しながら精度良く充填され、充填ノズル先端に付着した液は吸い込み管44を通して水封式真空ポンプ等のバキューム装置で吸い取られる。
【0012】
また、バックに液体を充填する前にバック内のエアーを充填ノズル先端部より上記と同様に真空引きし、バックに液体を充填する際にはバックの下に設けた図6及び図8に示すバックリフター60にて液体製品の重量を支えながら充填されることによりバック内にエアーが巻き込むのを防止している。
充填装置本体はバック挿入及び排出部を除いて、全体をカバーしておおい略密閉構造とし、上部にヘパフィルター91を設けて、クリーンエアーを装置内にダウンブローして充填部への外気の侵入を防止できる構造になっていて、液体製品の衛生が確保される。
【0013】
【発明の効果】
本発明においては充填ヘッドとキャッピング装置が隣接して設けられ、前のバックが液体充填されている最中に次のバックがタルミをバックタクシコミ装置にて解消しながら充填ヘッドの近傍に待機しているので、従来は前のバックに液体充填が完了してはじめて次のバックが移送開始されたのに比較して、事前に充填口の近傍まで移送されている分だけ工程が速くなった。
【0014】
本発明においては予め打栓されていたバックのキャップを取り外し、前の液体充填されたバックにそのまま打栓できるので従来はパーツフィダー装置で別のラインからキャップを搬入していたのに比較して、そのような装置が不要になり連続してキャップを取り外し、打栓ができる分だけ工程が早くなった。
【0015】
本発明においては装置全体が略密閉構造になっていて、クリーンエアーが上部からダウンブローされているので外気に比較して内部圧が少し高くなり、外気の侵入が防止されているので飲料水等の液体製品を充填する場合の衛生管理が容易となる。
また、本発明では連続バックに予めキャップが本打栓してあるものを使用するので、充填前にスパウト口から異物混入の恐れが無い点でも衛生上、優れたシステムとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連続液体充填装置全体図を示す。
【図2】バック供給部(バック供給装置)を示す。
【図3】キャッピング装置と充填ヘッドの配置図を示す。
【図4】キャッピング装置構造図を示す。
【図5】充填ヘッドを示す。
【図6】タクシコミ装置及びリフターの配置図を示す。
【図7】タクシコミ装置を示す。
【図8】リフターを示す。
【図9】第1スパウト治具を示す。
【図10】第2スパウト治具を示す。
【図11】排出用駆動ローラー及びカッターを示す。
【図12】カッターを示す。
【図13】フイルム製ミシン目バックを示す。
【符号の説明】
10 フィルム製ミシン目バック
11 スパウト部
12 キャップ
13 バックのミシン目
20 バック供給部(バック供給装置)
21 サーボモーター駆動部
22 ガイドレール
23 プッシャー
30 キャッピング装置
31 キャップチャック爪
40 充填ヘッド
41 充填口
42 液体供給管
43 充填ノズル弁
44 吸い込み管
50 タクシコミ装置
51 タクシコミバー
52 アーム
60 バックリフター
70 カッター
80 排出用駆動ローラーコンベア
81 シューター
90 電磁流量計
91 ヘパフィルター
100 第1スパウト治具
110 第2スパウト治具

Claims (6)

  1. 予めキャップが装着されているフイルム製ミシン目連続バックを連続供給する手段にて供給し、液体充填手段にて液体充填中に次のバックをタクシコミ手段にてタクシコミながらデキャップ位置まで移送し、予め装着されていたキャップをキャッピング手段にて取り外して待機し、1つ前の液体製品が充填完了すると当該液体充填完了バックに、このキャップを装着することを特徴とする連続液体充填装置。
  2. キャッピング手段と液体充填手段が隣接して設けられ連動して移動することを特徴とする請求項1記載の連続液体充填装置。
  3. キャッピング手段にてバックにキャップの装着完了後、デキャップ位置(原位置)にリターンする間に当該バックを排出し、次のバックをプッシャーにて移送し、充填位置に待機させたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の連続液体充填装置。
  4. 液体充填手段が電磁流量計を備えていて微供給状態に絞りながら充填完了し、ウォーターハンマーを防止したことを特徴とする請求項1記載の連続液体充填装置。
  5. 液体充填手段が液体充填完了後に充填ノズル先端に付着した液を吸い取る手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項4記載の連続液体充填装置。
  6. バックリフターにて液体製品重量を支えながらバックに液体充填することを特徴とする請求項1記載の連続液体充填装置。
JP2001098783A 2001-03-30 2001-03-30 高速型バックインボックス充填機 Expired - Fee Related JP3826216B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001098783A JP3826216B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 高速型バックインボックス充填機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001098783A JP3826216B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 高速型バックインボックス充填機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002293305A JP2002293305A (ja) 2002-10-09
JP3826216B2 true JP3826216B2 (ja) 2006-09-27

Family

ID=18952401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001098783A Expired - Fee Related JP3826216B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 高速型バックインボックス充填機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3826216B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110481913A (zh) * 2019-07-10 2019-11-22 湖北永安鑫医疗科技有限公司 一种自动装药机

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5047676B2 (ja) * 2007-04-23 2012-10-10 東製株式会社 袋体の殺菌及び液体充填装置
JP5333028B2 (ja) * 2009-08-10 2013-11-06 澁谷工業株式会社 充填装置および充填方法
JP4958089B2 (ja) * 2009-11-06 2012-06-20 長島 準二郎 帯状袋集合体の折り畳み装置
CN102991742B (zh) * 2012-10-29 2014-12-17 武汉人天包装技术有限公司 集中供箱式的跌落装箱机
JP6707844B2 (ja) * 2015-11-17 2020-06-10 凸版印刷株式会社 充填機
CN107776928A (zh) * 2017-11-08 2018-03-09 江苏汤姆森智能装备有限公司 一种全自动软袋灌装机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110481913A (zh) * 2019-07-10 2019-11-22 湖北永安鑫医疗科技有限公司 一种自动装药机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002293305A (ja) 2002-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4481753A (en) Bag filler-capper
CN107572078B (zh) 智能拆箱机
JP3826216B2 (ja) 高速型バックインボックス充填機
CN212151566U (zh) 一种深层洁净高浓缩洗涤液灌装机
US4363203A (en) Liquid fill apparatus
KR100781565B1 (ko) 자동 컵실링머신의 탈산제 공급장치
JP2005255236A (ja) 袋詰め食品の製造方法および袋詰め充填シール装置
JPH0995311A (ja) 袋詰包装機の包装袋の脱気方法
CN112334392B (zh) 用于将散料灌装入敞口袋的设备和方法
JPH0999903A (ja) 衣料品の袋詰め方法及び袋詰め装置
CN215972345U (zh) 一种具有分拨机构的条状产品自动化生产设备
JP2004262537A (ja) 無菌充填包装方法及び袋のロール体
CN109132020A (zh) 一种豆浆的装袋装置
CN212474105U (zh) 一种茶饼包装用入料机构及应用该机构的茶饼包装机
CN208731410U (zh) 一种全自动灌装封口一体化包装机
CN112193497A (zh) 一种茶饼包装用入料机构及应用该机构的茶饼包装机
CN202080447U (zh) 一种封管制袋灌装机
JP3405059B2 (ja) フレキシブルバッグの搬送充填方法およびその装置
CN217673361U (zh) 一种自动装箱灌装封口机
JP2003154585A (ja) 紙容器用充填機の紙容器引き抜き装置
CN215969104U (zh) 一种可调节刀切部件的条状产品自动化生产设备
CN218113159U (zh) 一种自动套袋机
CN209258444U (zh) 一种高速立式包装机
CN215969780U (zh) 一种具有移载机构的条状产品自动化生产设备
CN220098545U (zh) 一种灌装铝箔封口机

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060526

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060605

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees