JPH0319988Y2 - - Google Patents

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JPH0319988Y2
JPH0319988Y2 JP1985155953U JP15595385U JPH0319988Y2 JP H0319988 Y2 JPH0319988 Y2 JP H0319988Y2 JP 1985155953 U JP1985155953 U JP 1985155953U JP 15595385 U JP15595385 U JP 15595385U JP H0319988 Y2 JPH0319988 Y2 JP H0319988Y2
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JP
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steam
cleaning
cylindrical body
cleaned
inlet
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JP1985155953U
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、被洗浄物の蒸気による連続洗浄を行
なう蒸気洗浄用筒体に係るものであつて、小さな
床面積で、洗浄蒸気と被洗浄物の接触を充分に行
なうとともに他の任意の洗浄槽、蒸気発生槽と組
み合わせて洗浄装置を構成し、確実な洗浄作業を
可能にするものである。
従来の技術 従来、メツシユコンベアー上に被洗浄物を載置
して洗浄する場合とか、連続板状の長尺物を洗浄
する場合には、連続的に被洗浄物を洗浄する連続
洗浄方法が取られている。この連続洗浄方法は、
実開昭59−74888号、実開昭59−53890号、特開昭
58−58181号等のごとく、被洗浄物を床面に対し
て左右方向に移送しながら行なつている。そのた
め、極めて広い床面積を専有する、大型の装置に
よらなければ洗浄作業を行なうことが出来ず、ま
た大型装置の割には、被洗浄物と洗浄蒸気との接
触距離が短く、確実、迅速な洗浄作業を行なう事
が、困難なものであつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上述のごとき問題点を解決しようとす
るものであつて、小さな床面積で、洗浄蒸気と被
洗浄物の接触を充分に行なうとともに他の任意の
洗浄槽、蒸気発生槽と組み合わせて洗浄装置を構
成し、簡易、確実な洗浄作業を可能にしようとす
るものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上述のごとき問題点を解決するため、
下端を被洗浄物の導入口とし、上端の被洗浄物の
導出口を蒸気凝縮用の冷却域とする筒状本体を形
成し、この筒状本体の導入口と冷却域との間の筒
状本体の側面に、蒸気発生槽に接続した洗浄蒸気
の流入口を設けて成るものである。
作 用 本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、筒状本体の導入口を、適宜の洗浄槽内に挿入
するとともに適宜の蒸気発生槽を洗浄蒸気の流入
口に接続した後、被洗浄物を、筒状本体の下端に
設けた導入口から導入し、筒状本体上端の導出口
から導出すれば、筒状本体の側面から流入する洗
浄蒸気によつて、被洗浄物の連続的な蒸気洗浄を
行なうことができる。この蒸気洗浄は、筒状本体
の下端から上端に被洗浄物を移送する過程で行な
われるものであるから、左右方向に被洗浄物を移
送しながら洗浄作業を行なう、従来方法に比べ
て、洗浄装置の専有床面積を極めて小さなものと
することができ、しかも上下方向に筒状本体を延
長すれば、小さな床面積で被洗浄物の大きな移送
距離を得ることができ、被洗浄物と洗浄蒸気との
充分な接触が可能となる。
また上気の洗浄蒸気は、導入口と冷却域との間
から噴出されるものであるから、噴出蒸気が冷却
域に直接噴射されることはなく、洗浄蒸気は長い
時間、筒状本体内に位置することができ、被洗浄
物と洗浄蒸気の接触時間の延長を可能とし、また
少ない洗浄蒸気であつても、長い時間筒状本体内
に滞留させることにより、被洗浄物と洗浄蒸気の
十分な接触を可能にし、蒸気発生装置を小型化し
て経済的な蒸気洗浄を可能とする。
また筒状本体の上端方向の内面には、蒸気凝縮
用の冷却コイルを位置しているから、洗浄蒸気の
外部への拡散を防止することができる。またこの
筒状本体は、洗浄槽、蒸気発生槽とは別個に単独
で形成したものであるから、任意の洗浄槽、蒸気
発生槽と組み合わせて洗浄作業を行なうことがで
き、洗浄槽、蒸気発生槽と一体に成つた従来の蒸
気洗浄装置のごとく、不必要な装置を購入した
り、大きな床面積を専有することがなく、経済的
な蒸気洗浄作業を可能とする。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に於いて説明すれ
ば、1は筒状本体で、下端を被洗浄物2の導入口
3とするとともに上端を被洗浄物2の導出口4と
し、この導入口3から、導出口4にかけて、被洗
浄物2の移送手段5を形成する。この移送手段5
は、任意のものを選択できるが、一実施例に於い
ては、第1図に示すごとく、メツシユコンベアー
6を導入口3から導出口4に形成することによ
り、比較的小さな被洗浄物2、長尺状に形成され
ていない独立形状の被洗浄物2等の蒸気洗浄に適
するものとなる。このメツシユコンベアー6を移
送手段5として選択した場合には、被洗浄物2の
落下、ずり落ちを防止するため、直立状態ではな
く、ある程度の傾斜を設けて筒状本体1を設置す
る。この場合も、被洗浄物2の移送に支障の生じ
ない限り、筒状本体1は床面7に対し直角に近い
角度とすることにより、床面積を小さくする事が
望ましい。また筒状本体1には、筒状本体1を安
定良く支持するための、支持台8および支持足9
を接続し、支持台8には、移送手段5のメツシユ
コンベアー6を支持するプーリー11を軸支して
いる。また筒状本体1は、他の適宜の洗浄槽1
2、蒸気発生槽13と接続して使用するものであ
り、この洗浄槽12および蒸気発生槽13は、任
意のものを選択することができ、例えば、洗浄槽
12には、バケツ、風呂桶、水槽等、筒状本体1
の導入口3を挿入した状態で、銅状本体1内に被
洗浄物2が導入できるものであれば、特に種類を
限定するものではない。また蒸気発生槽13も、
その構成を特に限定されるものではなく、被洗浄
物2の洗浄に充分な洗浄蒸気を発生し得るもので
あれば良い。この蒸気発生槽13で発生した洗浄
蒸気は、蒸気導出管14介して、筒状本体1の側
面に形成した、洗浄蒸気の流入口15に導入され
る。この洗浄蒸気の流入口15は、筒状本体1の
上端方向の内面に冷却コイルを設けて形成した蒸
気凝縮用の冷却域16と、導入口3との間に設
け、冷却域16に洗浄蒸気を直接噴射することの
無いようにしている。
上記実施例に於いては、移送手段としてメツシ
ユコンベアー6を用いたが、他の異なる実施例に
於いては、第3図に示すごとく、滑車17を筒状
本体1の導入口3と導出口4に設けて形成する。
この場合、被洗浄物2は長尺状の板、長尺状のシ
ート等の長尺物であつて、被洗浄物2の供給側に
は、これらの長尺物を巻き付けた、巻き付けロー
ルを位置するとともに反対側には、洗浄の完了し
た長尺物を巻き取る、巻き取りロールを位置して
いる。この実施例に於いては、被洗浄物2の落下
の虞れはないから筒状本体1は床面7に対して直
角に位置し、床面7の専有面積を最小とするのが
望ましい。
また上記二つの実施例に於いては、蒸気凝縮用
の冷却域16を、筒状本体1の内面に固定した冷
却コイルにより形成したが、冷却域16は従来公
知の任意の機構を用いることが可能であり、その
一つは、冷却域16を二重壁にて形成し、この二
重壁の間隔に冷却水を流通させて、冷却域16と
する。また更に異なる方法では、冷却域16の筒
状本体1に、蒸気排出用の排出口を開口し、この
排出口から排出された蒸気を、冷却コイル等で冷
却した冷却室に、導出管で導き、凝縮する方法を
用いる事ができる。
また図面中18は洗浄槽12と蒸気発生槽14
とを接続するオーバーフロー管、19は洗浄蒸気
を冷却コイル16で凝縮することによつて生じ
る、凝縮洗浄液用の水分分離器、20は洗浄槽1
2の蓋体である。
考案の効果 本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、被洗浄物の蒸気洗浄は、筒状本体の下端から
上端に被洗浄物を移送する過程で行なわれ、左右
方向に被洗浄物を移送しながら洗浄作業を行な
う、従来方法に比べて、洗浄装置の専有床面積を
極めて小さなものとすることができ、しかも上下
方向に筒状本体を延長すれば、小さな床面積で被
洗浄物の大きな移送距離を得ることができ、被洗
浄物と洗浄蒸気との充分な接触が可能となる。
また上記の洗浄蒸気は、導入口と冷却域との間
から噴出されるものであるから、噴出蒸気が冷却
域に直接噴射されることはなく、洗浄蒸気は長い
時間、筒状本体内に位置することができ、被洗浄
物と洗浄蒸気の接触時間の延長を可能とし、また
少ない洗浄蒸気であつても、長い時間筒状本体内
に滞留させることにより、被洗浄物と洗浄蒸気の
十分な接触を可能にし、蒸気発生装置を小型化し
て経済的な蒸気洗浄を可能とする。
また筒状本体の上端方向の内面には、蒸気凝縮
用の冷却域を位置しているから、洗浄蒸気の外部
への拡散を防止することができる。またこの筒状
本体は、洗浄槽、蒸気発生槽とは別個に単独で形
成したものであるから、任意の洗浄槽、蒸気発生
槽と組み合わせて洗浄作業を行なうことができ、
洗浄槽、蒸気発生槽と一体に成つた、従来の蒸気
洗浄装置のごとく、不必要な装置を購入したり、
大きな床面積を専有することがなく、経済的な蒸
気洗浄作業を可能とする。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
第1実施例の断面図、第2図は筒状本体を洗浄槽
および蒸気発生槽と接続した状態の断面図、第3
図は第2実施例の断面図、第4図は筒状本体を洗
浄槽および蒸気発生槽に接続した状態の第2実施
例の断面図である。 1……筒状本体、2……被洗浄物、3……導入
口、4……導出口、5……移送手段、6……メツ
シユコンベアー、15……流入口、16……冷却
域、17……滑車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下端を被洗浄物の導入口とし、上端の被洗浄
    物の導出口を蒸気凝縮用の冷却域とする筒状本
    体を形成し、この筒状本体の導入口と冷却域と
    の間の筒状本体の側面に、蒸気発生槽に接続し
    た洗浄蒸気の流入口を設けたことを特徴とする
    蒸気洗浄装置。 (2) 筒状本体には、被洗浄物の導入口から、導出
    口にかけて、被洗浄物の移送手段を形成したも
    のであることを特徴とする、実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の蒸気洗浄用筒体。 (3) 蒸気凝縮用の冷却域は、筒状本体内面に冷却
    コイルを位置して形成したものであることを特
    徴とする、実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の蒸気洗浄用筒体。 (4) 移送手段は、メツシユコンベアーであること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項記
    載の蒸気洗浄筒体。 (5) 移送手段は、筒状本体の導入口と導出口に設
    けた滑車で有ることを特徴とする、実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の蒸気洗浄用筒体。
JP1985155953U 1985-10-12 1985-10-12 Expired JPH0319988Y2 (ja)

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JPS6272185U JPS6272185U (ja) 1987-05-08
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5758476B2 (ja) * 1980-10-09 1982-12-09 Moichi Tajima
JPS6020937A (ja) * 1983-07-13 1985-02-02 Asahi Chem Ind Co Ltd 溶剤蒸気による表面処理方法及びその装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5758476U (ja) * 1980-09-25 1982-04-06

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