JP2562707Y2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2562707Y2
JP2562707Y2 JP7984592U JP7984592U JP2562707Y2 JP 2562707 Y2 JP2562707 Y2 JP 2562707Y2 JP 7984592 U JP7984592 U JP 7984592U JP 7984592 U JP7984592 U JP 7984592U JP 2562707 Y2 JP2562707 Y2 JP 2562707Y2
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JP
Japan
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storage tank
liquid
processing
processing chamber
pipe
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JP7984592U
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JPH0638240U (ja
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克己 嶋治
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Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、半導体ウエハ、フォト
マスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス基板等
の基板に対し、洗浄、現像、エッチング剥離などの処理
液を用いて各種の処理を行うために、処理液を基板に供
給する処理チャンバーの下方に、処理液を貯留する貯液
タンクを設け、処理チャンバーと貯液タンクとを処理液
供給管と処理液戻し管とを介して接続した基板処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような基板処理装置では、処理液
の浪費を抑えるために、処理チャンバーで使用した処理
液を繰り返して使用するため、処理チャンバーで使用し
た処理液を貯液タンクに溜め、その貯液タンクに溜めら
れた処理液を処理チャンバーに供給するように構成され
ている。そして、ある程度使用してから、その全量を貯
液タンクから排出して貯液タンク内を洗浄し、新たな処
理液を供給している。
【0003】上述のような貯液タンク内の洗浄に際し、
貯液タンクの上方に処理チャンバーがあってその上方か
ら洗浄できないために、従来では、貯液タンクの内部に
内壁洗浄用ノズルを設けておき、洗浄液を貯液タンクの
内壁に向けて高圧で噴射させることにより洗浄すると
か、あるいは、貯液タンクの操作側などに、シール状態
で閉塞可能な蓋を備えた開口部を形成し、洗浄時に蓋を
外し、開口部を通じてハンドシャワーを貯液タンク内に
入れ、ハンドシャワーから洗浄液を噴射して内壁を洗浄
するかしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の内壁洗浄用ノズルを設けたものでは、内壁の特定部分
は洗浄できても、貯液タンク内の隅々までは洗浄できな
い欠点があった。また、開口部を通じてハンドシャワー
により洗浄するものでは、大きな貯液タンクの場合に、
貯液タンクの奥の方までは手が届かず、一方、手前側は
洗浄できているかどうかの確認がしづらく、前述同様に
貯液タンク内の隅々までは洗浄できない欠点があった。
また、両従来例では、例えば、貯液タンクとの配管接触
箇所での液洩れや処理チャンバーの下部での液洩れに対
する補修作業が行いづらくて手間を要する欠点があっ
た。
【0005】本考案は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、貯液タンクの内壁を容易に隅々まで洗
浄できるとともに、貯液タンクおよび処理チャンバーそ
れぞれに対する補修作業を容易に行うことができるよう
にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述のような
目的を達成するために、処理液を基板に供給する処理チ
ャンバーの下方に、処理液を貯留する貯液タンクを設
け、処理チャンバーと貯液タンクとを処理液供給管と処
理液戻し管とを介して接続した基板処理装置において、
処理液供給管および処理液戻し管それぞれの途中箇所に
接続分離可能な配管接続部を設けるとともに、貯液タン
クを、処理チャンバーの下方位置と下方から外れた位置
とにわたり、処理チャンバーに対して相対的に移動可能
に設けて構成する。
【0007】
【作用】本考案の基板処理装置の構成によれば、貯液タ
ンクの内壁を洗浄するときに、処理液供給管および処理
液戻し管それぞれを、貯液タンク側と処理チャンバー側
とに分離し、貯液タンクと処理チャンバーとを相対移動
させて、貯液タンクを処理チャンバーの下方から外れた
状態にし、貯液タンクの上方からその内壁を洗浄するこ
とができる。また、貯液タンクを処理チャンバーの下方
から外れた状態にすることにより、貯液タンクに対する
補修や処理チャンバーの下部に対する補修を行うことが
できる。
【0008】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0009】図1は、本考案に係る基板処理装置の第1
実施例を示す全体縦断正面図、図2は全体縦断側面図、
図3は全体横断面図であり、処理液としての洗浄液を基
板Wの表裏両面に噴出供給する洗浄ノズル1…を設けた
処理チャンバー2の下方に貯液タンク3が設けられ、洗
浄ノズル1…と貯液タンク3とが、ポンプ4を介装した
処理液供給管としての洗浄液供給管5を介して接続され
ている。
【0010】処理チャンバー2の下部の所定箇所と貯液
タンク3とが、処理液戻し管としての洗浄液戻し管6を
介して接続され、一方、貯液タンク3の上面の洗浄液戻
し管6の下方に対応する箇所にフランジ接続部7が形成
され、洗浄ノズル1…から噴出供給した洗浄液を洗浄液
戻し管6からフランジ接続部7を通じて流下させて貯液
タンク3に回収するとともに洗浄液供給管5を介して洗
浄ノズル1…に供給し、洗浄液を循環使用するように構
成されている。貯液タンク3には、フランジ接続部7を
間にして分割した状態で開閉可能に蓋3a,3bが付設
されている。
【0011】前記貯液タンク3およびポンプ4は下部バ
ット8上に設置され、下部バット8は、処理チャンバー
2を支持する4本の支柱9…間に配置されている。前後
の支柱9,9それぞれの下端側どうしにわたってガイド
レール10が取り付けられるとともに、そのガイドレー
ル10,10それぞれの下部に前後方向に出退可能に補
助レール11が設けられている。
【0012】一方、下部バット8の下面に車輪12…が
付設され、それらの車輪12…がガイドレール10,1
0上に載置され、補助レール11を突出させた状態で、
貯液タンク3を処理チャンバー2の下方から外れた位置
まで引き出せるように構成されている。
【0013】貯液タンク3には、給水管13と排水管1
4とが接続されるとともに、給水管13および排水管1
4それぞれが、基板処理装置の設置先に備えられている
主給水管15および主排水管16それぞれとフランジ接
続部13a,14aを介して接続分離可能に接続されて
いる。
【0014】また、洗浄液供給管5は、処理チャンバー
2の下部に近い位置の配管接続部としてのフランジ接続
部5aを介して洗浄ノズル1…側とポンプ4側とに接続
分離可能に構成されている。一方、洗浄液戻し管6も接
続分離可能な別のフランジ接続部7を介して貯液タンク
3と接続されており、フランジ接続部7を分離させるこ
とによって処理チャンバー2側と貯液タンク3側とに分
離することができる。このように構成することによって
洗浄液を漏らすことなく洗浄液戻し管6を分離させるこ
とができるが、洗浄液が純水であってその漏れによるミ
ストの飛散などの影響が比較的少ない場合には、洗浄液
戻し管6にフランジ接続部7を設けずに洗浄液戻し管6
の先端が貯液タンク3に形成された開口と接続分離でき
るように構成すれば良い。図中17は、基板Wを水平姿
勢で搬送する基板搬送装置を、18は排気管を、そし
て、19は貯液タンク3内に設けたシーズヒータをそれ
ぞれ示している。
【0015】以上の構成により、ポンプ4を停止すると
ともに開閉弁20を開いて貯液タンク3内の洗浄液を排
出した後、フランジ接続部5a,7,13a,14aを
分離し、図4の一部切欠全体側面図に示すように、補助
レール11を引き出して下部バット8を車輪12…によ
り手前側へ移動させ、貯液タンク3およびポンプ4を処
理チャンバー2の下方から外れた位置まで引き出し、そ
して、蓋3a,3bを開くことにより、貯液タンク3内
の内壁を隅々まで良好に洗浄でき、また、ポンプ4や処
理チャンバー2の底部などに対する補修を容易に行うこ
とができる。更に、ポンプ4として容量の異なるものに
付け替えるとか、比重計や濃度管理装置を取り付けるな
どの改造工事も容易に行うことができる。
【0016】上述実施例では、下部バット8の出退によ
りポンプ4も処理チャンバー2の下方から外れた位置ま
で引き出せるように構成し、ポンプ4に対する補修や改
造工事をも容易に行うことができるようにしているが、
本考案としては、貯液タンク3のみを処理チャンバー2
の下方から外れた位置まで引き出せるように構成するも
のでも良く、その場合であれば、ポンプ4と貯液タンク
3との間で、洗浄液供給管5の途中箇所にフランジ接続
部などの配管接続部を設けて接続分離可能に構成すれば
良い。
【0017】図5は、第2実施例を示す斜視図であり、
処理チャンバー2を搭載する下向きコの字状の架台21
の下部の左右両側それぞれに接地車輪22…が設けら
れ、一方、貯液タンク3およびポンプ4を搭載設置した
下部バット8の下面にも接地車輪23…が設けられ、処
理チャンバー2をも任意の位置に移動できるように構成
されている。他の構成は第1実施例と同じであり、同じ
番号を付すことによりその説明を省略する。
【0018】本考案としては、例えば、第2実施例にお
いて下部バット8を固定しておき、処理チャンバー2側
のみを移動するように構成しても良く、その場合であれ
ば、給水管13と主給水管15、ならびに、排水管14
と主排水管16それぞれの接続を分離しなくても済む利
点がある。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように 本考案の基板処理
装置によれば、貯液タンクの内壁を、処理チャンバーに
邪魔されずに上方から洗浄できるから、内壁を隅々まで
容易に洗浄できる。また、貯液タンクに対する配管接続
箇所での液洩れに対する補修作業を、処理チャンバーに
邪魔されずに容易に行うことができるとともに、追加工
事として比重計や濃度管理装置を付設するといった作業
も容易に行うことができる。更に、処理チャンバーの下
部での液洩れに対する補修作業であっても、貯液タンク
に邪魔されずにその下方に潜り込むなどにより容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る基板処理装置の第1実施例を示す
全体縦断正面図である。
【図2】全体縦断側面図である。
【図3】全体横断面図である。
【図4】下部バットを引き出した状態の一部切欠全体側
面図である。
【図5】第2実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2…処理チャンバー 3…貯液タンク 5…処理液供給管としての洗浄液供給管 5a…配管接続部としてのフランジ接続部 6…処理液戻し管としての洗浄液戻し管 W…基板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理液を基板に供給する処理チャンバー
    の下方に、処理液を貯留する貯液タンクを設け、前記処
    理チャンバーと前記貯液タンクとを処理液供給管と処理
    液戻し管とを介して接続した基板処理装置において、 前記処理液供給管および処理液戻し管それぞれの途中箇
    所に接続分離可能な配管接続部を設けるとともに、前記
    貯液タンクを、前記処理チャンバーの下方位置と下方か
    ら外れた位置とにわたり、前記処理チャンバーに対して
    相対的に移動可能に設けたことを特徴とする基板処理装
    置。
JP7984592U 1992-10-22 1992-10-22 基板処理装置 Expired - Lifetime JP2562707Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0638240U JPH0638240U (ja) 1994-05-20
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