JPH03199279A - 塗料用樹脂組成物 - Google Patents

塗料用樹脂組成物

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JPH03199279A
JPH03199279A JP1336609A JP33660989A JPH03199279A JP H03199279 A JPH03199279 A JP H03199279A JP 1336609 A JP1336609 A JP 1336609A JP 33660989 A JP33660989 A JP 33660989A JP H03199279 A JPH03199279 A JP H03199279A
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epoxy
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resin
epoxy resin
toluene
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Toshiyuki Tanaka
利行 田中
Nobuki Kobayashi
小林 信機
Taisaku Kano
加納 泰作
Yoshio Kikuta
菊田 佳男
Kimio Kobori
小堀 公夫
Hideaki Ogata
英昭 尾形
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塗料用樹脂&[l放物に関し、その目的とする
ところは特にメタノールおよびその他の各種薬品に対す
る耐薬品性、耐水性、および塗膜の可撓性に優れた塗料
用エポキシ樹脂組成物を提供することにある。
〔従来の技術] 近年いわゆるケミカルタンカー(液体製品輸送船)など
の船倉内部鉄鋼部分の表面に塗装を施すことによって錆
の発生と積送品の汚損の防止を計ることがしばしば必要
とされている。そのような用途に使用される塗料は、そ
の塗膜が高度の耐薬品性と耐水性とを併せて具えたもの
であることが要求される0例えばケミカルタンカーには
、石油あるいはメタノール等のような通常塗料樹脂に対
する強い侵食性(溶解又は膨潤性)を有する有機性液体
が積載され一方において空荷時にはバラスト用として海
水を注入する場合が多いので、両種の液体に対する抵抗
性が必要とされる。これらの大型構造物に対しては、加
熱硬化型塗料の適用は現状では不可能であり、常温乾燥
型塗料に限定されている。
従来、このような要求されている性能を発揮し得る常温
乾燥型塗料はほとんど入手できなかった、耐侵食性が優
れているために耐薬品性塗料として多用される従来の常
温乾燥型、エポキシ樹脂塗料も、ケミカルタンカー船倉
内面のごとき使用条件に対しては耐久性が極めて乏しい
というのが実情であった。
常温乾燥型エポキシ樹脂塗料としては、例えばP、P”
−イソプロピリデンジフェノール(ビスフェノールA)
エピクロルヒドリンポリ縮合型エポキシ樹脂の溶液を主
剤とし、アミン類もしくはポリアミドを硬化剤として塗
布直前に混合して用いるいわゆる2液性の塗料がある。
このような2液性常温乾燥型エポキシ樹脂塗料の耐水性
を改善する目的でエポキシ樹脂をそのまま用いる代りに
、フェノール樹脂類をあらかじめ上記エポキシ樹脂とと
もに加熱して融合せしめたものを用いるか、あるいは加
熱することなく、単に常温で両者を混合せしめたものを
用いることは従来公知である。しかしながら、このよう
にフェノール樹脂を併用するのみの手段では、耐水性の
改良に関しては効果が認められるが、網状分子構造生成
の程度を高め得ないために、耐溶剤性に関してはかえっ
て低下させる結果となる。
アミノ硬化によって化学構造的に高密度の橋かけ結合を
含む塗膜を与えるための成分として、ノボラック型フェ
ノール樹脂にエピクロルヒドリンを縮合付加せしめるこ
とによって得られるノボラ7り型ポリエポキサイド(エ
ポキシノボラック以下単に「ポリエポキサイド」と称す
る)が知られているが、このものは概してアミン系硬化
剤との相溶性が乏しいために、均一性のすぐれた塗料用
展色剤として用いることが困難で例えば顔料を混和しな
い場合にも白濁した塗膜しか得られず、また、化学構造
的に剛直性が強いので、撓性、素地との付着力など強靭
性において満足し得る塗料が得られない、このような欠
点は、ポリエポキサイドとビスフェノールAエピクロル
ヒドリンポリ縮合型エポキシ樹脂とを併用し、アミン系
硬化剤とで3戒分の塗料用組成物を構成させることによ
り回避できるが、その場合にも塗膜の耐水性は劣悪であ
り、ケミカルタンカータンク内面のごとき苛酷な条件に
はとうてい耐え得るものではない。
また例えば特公昭57−9612号公報に開示されてい
るようなエポキシ樹脂とフェノール樹脂との付加生成物
に対してさらにポリエポキサイドを添加し、3成分を骨
子として含有する塗料用エポキシ樹脂組成物を製造し、
このMIFc物の塗布直前に硬化剤としてアミン系化合
物を添加することにより耐溶剤性および耐水性を改善し
ようとする試みがなされているが、二〇組組成物特に塗
膜に対する強い侵食性を有するメタノールの如き有機性
液体を積載する場合には耐久性が不十分である。
一方、分子構造中に水酸基を有する比較的高分子量のエ
ポキシ樹脂あるいは、その末端エポキシ基に、アルカノ
ールアミンを反応させて更に水酸基を導入したアルカノ
−ルア1ン変性エポキシ樹脂に硬化剤としてポリイソシ
アネート化合物を配合させるエポキシ−ウレタン系樹脂
組成物が、特に亜鉛量塗料の分野において広く実用化さ
れているが、これをケミカルタンカータンク内面の如き
苛酷な条件に使用しようとする場合には耐溶剤性が不十
分であり、また化学構造的に剛直性が強いので撓性、素
地との付着力など強靭性においても満足し得る塗料が得
られない。
(発明が解決しようとする課題〕 本発明は、特にメタノールなどの塗料塗膜に対する強い
侵食性を有する有機性液体に対する耐溶剤性、および高
度の耐水性を併せて有し、機械的性質においても優れた
塗膜を与えるための塗料用m放物を提供することを目的
とする。
[!iaを解決する為の手段〕 本発明者は上記!!¥題を解決するため鋭意研究を重ね
た結果、エポキシ樹脂とグリコールとの付加生成物を含
有する塗料用エポキシ樹脂を製造し、この樹脂は塗布直
前に硬化剤としてポリイソシアネート化合物を添加する
ことにより、従来の常温乾燥型エポキシ樹脂塗料が有し
ていた種々の難点を除去し得ることに着目し、本発明を
完成するに至った。
すなわち本発明は、エポキシ当量100〜1 、000
g/当量のエポキシ樹脂1モルに対し、2価の水酸基を
含有する化合物0.6〜0.9モルを反応させて得られ
る水酸基価130〜400、数平均分子量4.000〜
10,000のエポキシポリオールと、ポリイソシアネ
ート硬化剤を含有してなる塗料用樹脂組成物に関するも
のである。
エポキシ樹脂としては、−S式(1)で示されるもの等
が挙げられる。
No−1h−0−E’)−、0−Rt−0−E    
  (1)を、R1は水素原子又は低級アルキル基を表
す。
R1は同一であっても異なっていてもよい、nは繰り返
し単位の数でO≦n≦4である。)−S式(りに示され
るエポキシ樹脂としては、具体的にはエピコー)82B
 、11001  (油化シェルエポキシ株式会社製)
、エボトー) YD128 (東部化威株式会社製)、
エピクロン850(大日本インキ化学工業株式会社製)
等のビスフェノールA型のエポキシ樹脂、エピコート8
07(油化シェルエポキシ株式会社製)、エピクロン8
30(大日本インキ化学工業株式会社製)、アラルダイ
) XPY306(チバガイギー製)等のビスフェノー
ルF型のエポキシ樹脂、ブナコールEX−251(ナガ
セ化威工業株式会社製)等のビスフェノールS型のエポ
キシ樹脂等のビスフェノール型のエポキシ樹脂、エピコ
ート180S65 (油化シェルエポキシ株式会社製)
、エピクロンN665 (大日本インキ化学工業株式会
社製)等のクレゾールノボラック型エポキシ樹脂、エピ
コーH152,1154(油化シェルエポキシ株式会社
製)、エピクロンN730 (大日本インキ化学工業株
式会社製)等のノボラック型エポキシ樹脂の他、ビフェ
ニル型エポキシ樹脂、レゾール型エポキシ樹脂及び前記
エポキシ樹脂の水添したエポキシ樹脂、メチル基等の核
置換物、ハロゲン化物等が挙げられる。これらのエポキ
シ樹脂は単独又は混合物で用いることができる。
2価の水酸基を有する化合物はこれらのエポキシ樹脂の
変性剤として用いられ、例えば、エチレングリコール、
1.3−プロピレングリコール、1.2−プロピレング
リコール、1.4−7’タンジオール、■、3−ブタン
ジオール、1,5−ベンタンジオール、1.3−ベンタ
ンジオール、1.6−ヘキサンジオール、1.5−ヘキ
サンジオール等のアルカンポリアルコール及びそれらの
エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等のアルキ
レンオキシド付加物等のジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロ
ピレングリコール、テトラメチレングリコール、ポリテ
トラメチレングリコール等のポリオキシアルキレングリ
コール等があり、これらは単独又は混合して使用される
。またp−ハイドロキノン、m−ハイドロキノン、メチ
ル−p−ハイドロキノン等のフェノール性水酸基を含む
化合物と併用してもよい。
以下に上記反応の具体的条件について説明する。
エポキシ樹脂と2価の水酸基を有する化合物との反応は
触媒の存在下で80〜250℃、好ましくは120〜2
00″Cの温度で行われる0反応温度が80℃未満であ
ると反応速度が小さくなり過ぎるため好ましくなく、ま
た反応温度が250℃を越えると、エポキシ樹脂中の水
酸基との開環反応或いはエポキシ基同志の開環反応等が
起こり、反応生成物のゲル化を招く可能性があるため好
ましくない。
反応の触媒には、アルカリ金属水酸化物、例えば水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等、アルカリ金属アルコラ
ード、例えばナトリウムメチラート、ナトリウムエチラ
ート、カリウムメチラート、カリウムエチラート等、三
級アミン、例えばジメチルベンジルアミン、ピリジン、
トリメチルアミン、トリエチルアミン等、四級アンモニ
ウム塩、例えばテトラメチルアンモニウムクロライド、
ペンジルトリメチルアンモニラムク・ロライド等、有機
リン化合物、例えばトリフェニルホスフィン、トリエチ
ルホスフィン、トリフェニルホスフィンなどの沃化メチ
ル付加物、アルカリ金属塩、例えば炭酸ナトリウム、塩
化リチウム等、ルイス酸類、例えば三弗化硼素、塩化ア
ルミニウム、四塩化錫、三弗化硼素のジメチルエーテル
錯体等が用いられる。
触媒の使用量は、反応温度によって異なるが、通常、エ
ポキシ樹脂と2価の水酸基を有する化合物の総量に対し
て0.01〜10000 ppm+ 、好ましくは0.
1〜11000ppである。
反応は溶剤を使用せずに行うことができるが、溶剤を使
用する場合は、トルエン、キシレン等の炭化水素類、メ
チルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、シクロヘ
キサノン等のケトンL fl−ブチルアセテート、メト
キシブチルアセテート、セロソルブアセテート等の酢酸
エステル類等の活性水素を有しない溶剤が使用される。
反応に際して、エポキシ当量60〜rooo g /当
量のエポキシ樹脂1モルに対し2価の水酸基を含有する
化合物とのモル比は、0.6〜0.95である。
0.6未満では硬化塗膜の耐薬品性が不足し、0.95
越えると分子量が大きくなりすぎ不都合である。
得られるエポキシポリオールの水酸基価は、130未満
だと、ポリイソシアネートとの硬化の際に得られる塗膜
の防食性及び耐薬品性が低下し、また乾燥性も遅くなる
。逆に水酸基価が600にOH■/gより大きくなると
、硬化剤のポリイソシアネートの使用量が多くなり発泡
が生じ塗膜欠陥の原因となり塗膜の防食性、耐薬品性が
低下するため好ましくない、このため水酸基価は130
〜600KOH■/g好ましくはI00〜300KoH
mg/ gの範囲にあることが必要である。
エポキシポリオールの数平均分子量は4000〜100
00の範囲である。 4000未満では耐薬品性が劣る
。 10000を越える塗膜が硬くなり脆くなる。
本発明のエポキシポリオール樹脂は硬化剤と組み合わせ
ることにより被覆剤として使用される。
硬化剤として使用されるポリイソシアネートとしては、
フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネー
ト、キシレンジイソシアネート、4.4°−メチレンビ
ス(フェニルイソシアネート)等の芳香族ジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘ
キサンメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネ
ート等の脂肪族ジイソシアネート等のようなポリイソシ
アネート化合物が挙げられ、またこれらのポリイソシア
ネート化合物の一種又は二種以上とトリメチロールプロ
パン、トリエタノールメタン等の多価アルコールとの末
端イソシアネート付加物も、さらにはこれらポリイソシ
アネート化合物の粗生成物や蒸留残査等も使用できる。
エポキシポリオール樹脂と硬化剤との組成割合は、その
目的や要求される性能によって一義的には決められない
が、ご<一般的にはエポキシポリオール樹脂の水酸基1
個当り化学当量的に硬化剤ポリイソシアネート0.1〜
2.0個、好ましくは0.3〜1.2個となるような割
合にする。
本発明の&Il威物放物温硬化性(乾燥性)であるので
調製後は速やかに使用すべきである。
このようにして得られた組成物は、それ自体で被覆剤と
して十分に有用であるが、さらに必要に応じて、ポリビ
ニルブチラール、ポリビニルホルマール、塩化ビニル、
酢酸ビニル、エポキシ樹脂、ポリヒドロキシ・ポリエー
テル樹脂、ポリヒドロキシ・ポリエステル樹脂、アルキ
ッド樹脂又はアクリル樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂
又は塩化ゴム等の合成樹脂類を併用しても差支えない。
また、それぞれの目的、用途に応じて、公知用の各種の
着色剤、充填剤、膏剤、補強剤、溶剤類、脱水剤、可撓
性付与剤、可塑剤、流動性調整剤、硬化促進剤、硬化遅
延剤、界面活性剤、増粘剤、難燃剤、播変剤、瀝青物質
又は瀝青物質の代替物、その他添加剤を加えてもよい。
このようにして得られた本発明の組成物は金属、木材、
プラスチックス、石材、スレート、コンクリート又はモ
ルタルをはじめ、繊維、紙、陶器、ガラス、磁器、フィ
ルム又はゴムその他の基材表面に刷毛塗り、スプレー、
浸漬、ロールコート、フローコートその他の方法で被覆
又は漫ン責して、これを自然乾燥ないし場合によって加
熱乾燥その他の処理により乾燥硬化させて被覆製品とな
すことができる。
[実施例] 以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれらの例に限定されるものではない。
(1)エポキシポリオール樹脂の製造 ■エポキシポリオール樹脂(A)の製造側撹拌装置、温
度計及び冷却管を備えたフラスコにビスフェノールA型
エポキシ樹脂(エポキシ当量550g/当り 460g
、 1.4−ブタンジオール70g 。
水酸化ナトリウム0.13gを加えた後、系内を窒素ガ
スで置換した。続いて系をオイルバスで昇温させ、撹拌
下に反応温度175°Cで10時間反応させた、得られ
たエポキシ樹脂のエポキシ当量は、6000g7当量で
あった。ついで100°Cまで冷却しトルエン60gを
加え還流脱水を2時間行なった後、トルエン50g、メ
チルエチルケトン200g、酢酸エチル56gで希釈し
た。得られたエポキシポリオール樹脂(A)は、水酸基
価が200KOHsg/g、数平均分子量が5200で
あった。
■エポキシポリオール樹脂(B)の製造側撹拌装置、温
度計及び冷却管を備えたフラスコにビスフェノールA型
エポキシ樹脂(エポキシ当1700g/当量)400g
、3−メチルベンタンジオール36 g、水酸化ナトリ
ウム0.13gを加えた後、系内を窒素ガスで置換した
。続いて系をオイルバスで昇温させ、撹拌下に反応温度
175°Cで10時間反応させた。得られたエポキシ樹
脂のエポキシ当量は、4200g/当量であった。つい
で100℃まで冷却しトルエン50gを加え還流脱水を
2時間行なった後、トルエン3785メチルエチルケト
ン160g、酢酸エチル43gで希釈した。得られたエ
ポキシポリオール樹脂(B)は、水酸基価が160KO
H+sg/g、数平均分子量5600であった。
■エポキシポリオール樹脂(C)の製造側撹拌装置、温
度計及び冷却管を備えたフラスコにビスフェノールA型
エポキシ樹脂(エポキシ当1300g/当量) 270
g、ノボラック型エポキシ樹脂(エポキシ当9175g
/当量) 50 g、 1.4−フ゛タンジオール64
g1水酸化ナトリウム0.13gを加えた後、系内を窒
素ガスで置換した。続いて系をオイルバスで昇温させ、
撹拌下に反応温度175°Cで10時間反応させた。得
られたエポキシ樹脂のエポキシ当量は、3500g/当
量であった。ついで100°Cまで冷却しトルエン70
gを加え還流脱水を2時間行なった後、トルエン45g
、メチルエチルケトン210g、酢酸エチル60gで希
釈した。得られたエポキシポリオール樹脂(C)は、水
酸基価が380KOHmg/g、数平均分子量が740
0であった。
■エポキシポリオール樹脂(D)の製造側撹拌装置、温
度計及び冷却管を備えたフラスコにビスフェノールA型
エポキシ樹脂(エポキシ当量900g/当り500g、
ジエチテングリコール50g、水酸化ナトリウム0.1
3gを加えた後、系内を窒素ガスで置換した。続いて系
をオイルバスで昇温させ、撹拌下に反応温度175°C
で10時間反応させた。得られたエポキシ樹脂のエポキ
シ当量は、5500g/当量であった。ついで100℃
まで冷却しトルエン100gを加え還流脱水を2時間行
なった後、トルエン65g、メチルエチルケトン300
g、 酢Mエチル85gで希釈した。得られたエポキシ
ポリオール樹脂(D)は、水酸基価が152にOH5g
/g、数平均分子量8300であった。
■エポキシポリオール樹脂(E)の製造側撹拌装置、温
度計及び冷却管を備えたフラスコにビスフェノールF型
エポキシ樹脂(エポキシ当量600g/当量)500g
、  1. 4−ブタンジオール65g、水酸化ナトリ
ウム0.13gを加えた後、系内を窒素ガスで置換した
。続いて系をオイルバスで昇温させ、撹拌下に反応温度
175°Cで10時間反応させた。得られたエポキシ樹
脂のエポキシ当量は、4700g/当量であった。つい
で100℃まで冷却しトルエン65gを加え還流脱水を
2時間行なった後、トルエン50g1メチルエチルケト
ン210g、 酢酸エチル60gで希釈した。得られた
エポキシポリオール樹脂(E)は、水酸基価が270K
O11mg/g、数平均分子量が4800であった。
■エポキシポリオール樹脂(F)の製造側撹拌装置、温
度計及び冷却管を備えたフラスコにビスフェノールF型
エポキシ樹脂(エポキシ当量350g/当量)450g
、タレゾールノボラフク型エポキシ樹脂(エポキシ当量
200g/当量) 10 g、1.4−ブタンジオール
90g、水酸化ナトリウム0.13gを加えた後、系内
を窒素ガスで置換した。
続いて系をオイルバスで昇温させ、撹拌下に反応温度1
75℃で10時間反応させた。得られたエポキシ樹脂の
エポキシ当量は、1700g/当量であった。
ついで100°Cまで冷却しトルエン100gを加え還
流脱水を2時間行なった後、トルエン65g、メチルエ
チルケトン300g、酢酸エチル85gで希釈した、得
られたエポキシポリオール樹脂(F)は、水酸基価が3
40にOHs+g/g、数平均分子量が7200であっ
た。
■エポキシポリオール樹脂(G)の製造側撹拌装置、温
度計及び冷却管を備えたフラスコにビスフェノールA型
エポキシ樹脂(エポキシ当it 450g/当量)45
0.、ビスフェノールS型エポキシ樹脂(ナガセ化威工
業株式会社製、エポキシ当量260g/当量)30g、
1.4−ブタンジオール95g、水酸化ナトリウム0.
13gを加えた後、系内を窒素ガスで置換した。続いて
系をオイルバスで昇温させ、撹拌下に反応雁度175°
Cで10時間反応させた。得られたエポキシ樹脂のエポ
キシ当量は、5700g/当量であった。ついで100
℃まで冷却しトルエン100gを加え還流脱水を2時間
行なった後、トルエン7081メチルエチルケトン31
5g、 fhHエチル90 gで希釈した。得られたエ
ポキシポリオール樹脂(G)は、水酸基価が310KO
Hmg/g、数平均分子量が6200であった。
■エポキシポリオール樹脂(H)の製造側撹拌装置、温
度計及び冷却管を備えたフラスコにビスフェノールA型
エポキシ樹脂(エポキシ当量1100g/当量) 45
0g、1.4−ブタンジオール30g、水酸化ナトリウ
ム0.13 gを加えた後、系内を窒素ガスで置換した
。続いて系をオイルバスで昇温させ、撹拌下に反応温度
175°Cで10時間反応させた。得られたエポキシ樹
脂のエポキシ当量は、5000g/当量であった。つい
で100″Cまで冷却しトルエン60.を加え還流脱水
を2時間行なった後、トルエン35g1メチルエチルケ
トン175g、 酢flllチル50gで希釈した。得
られたエポキシポリオール樹脂(H)は、水酸基価が1
25 KOH園g/g、数平均分子量が10100あっ
た。
■エポキシポリオール樹脂(I)の製造側撹拌装置、温
度計及び冷却管を備えたフラスコにビスフェノールA型
エポキシ樹脂(エポキシ当量300g/当量)400g
、エチレングリコール80g、水酸化ナトリウム0.1
3gを加えた後、系内を窒素ガスで置換した。続いて系
をオイルバスで昇温させ、撹拌下に反応温度175℃で
10時間反応させた。得られたエポキシ樹脂のエポキシ
当量は、■600g/当量であった。ついで100℃ま
で冷却しトルエン60gを加え還流脱水を2時間行なっ
た後、トルエン35g、メチルエチルケトン175g、
 i’Hltエチル50gで希釈した。得られたエポキ
シポリオール樹脂(1)は、水酸基価が460 KOH
曽gig 、数平均分子量が2900であった。
[相]エポキシポリオール樹脂(J)の製造側撹拌装置
、温度計及び冷却管を備えたフラスコにビスフェノール
A型エポキシ樹脂(エポキシ当IF 190g/当量)
500g、1.9ノナンジオ一ル420g、水酸化ナト
リウム0.13gを加えた後、系内を窒素ガスで置換し
た。続いて系をオイルバスで昇温させ、撹拌下に反応温
度175℃で10時間反応させた。得°られたエポキシ
樹脂のエポキシ当量は、2000g/当量であった。つ
いでioo’cまで冷却しトルエン70gを加え還流脱
水を2時間行なった後、トルエン50g1メチルエチル
ケトン210g、 酢aエチル60gで希釈した。得ら
れたエポキシポリオール樹脂(J)は、水酸基価が48
0にOHmg/g、数平均分子量が2900であった。
実施例1〜7、比較例1〜3 エポキシポリオール樹脂100重量部、マイカ60重量
部(脇田鉱業株式会社製、7500) 、タルク(富士
タルク工業株式会社製、PKP153) 15重量部、
酸化チタン(石原産業株式会社製、R930) 25重
量部、トルエン100重量部、メチルエチルケトン10
0重量部をデイスパーによって混練し、エポキシポリオ
ール樹脂塗料を調製した。
このエポキシポリオール樹脂塗料にポリイソシアネート
硬化剤(三井東圧化学株式会社製、tし、。
−P102X 、 NC0X=10.5 )を混合して
塗料用&11戒物を調製した。
次に各試験の結果を表−1に示す。
(試験の方法) 前記塗料用組成物をサンドブラスト処理鋼板(JIS 
G−31413X70X150mmをSTS Sa2.
5に素地調整したもの)に乾燥膜厚が200〜250μ
になるように塗布し、20°Cで7日間養生の後各試験
に供した。
■硬化時間 前記塗料用&II戒物放物布した鋼板を体重70に、の
人間が踏みつけ足跡の残らないものを合格とした。
■鉛筆硬度 前記塗料用組成物を塗布した鋼板をJIS(K5400
6.14鉛筆引っかき試験)に従い、測定した。
■塩水噴霧試験 前記塗料用&Il底物を塗布した鋼板をJIS(K54
007.8塩水噴n試!りに従い、1000時間t& 
 XIを行った。
◎  異常がなかった。
〇  一部に膨らみ有り ■耐薬品性試験 前記塗料用組成物を塗布した鋼板を表−1に記載した薬
品に6ケ月間浸漬しその塗膜表面状態を観察し判定した
◎  異常がなかった。
〇  一部に膨らみ有り Δ  大きな膨らみ有り ×   剥がれ 〔発明の効果] 本発明の塗料用樹脂組成物を使用して得られれた被覆物
は、優れた耐食性、耐久性、耐水性、及び密着性を示す
そのために各種のプラント、タンク、パイプ類、船舶、
橋梁、鉄骨、車両その他の大型構築物の被覆材のほか、
家庭用電気機器、スチール製機器、各種測定機器、販売
機、医療機器その他の金属製品の被覆材、床材、壁材、
磁性塗料、繊維処理剤、防水処理剤、絶縁処理剤、ガラ
ス用防曇剤、その他店範囲な応用分野に有効である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エポキシ当量160〜1000g/当量のエポキシ樹脂
    1モルに対し、2価の水酸基を含有する化合物0.6〜
    0.95モルを反応させて得られる水酸基価130〜6
    00、数平均分子量4,000〜10,000のエポキ
    シポリオールと、ポリイソシアネート硬化剤を含有して
    なる塗料用樹脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015037322A1 (ja) * 2013-09-11 2015-03-19 株式会社Uacj コンデンサケース用アルミニウム塗装材
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