JPH03198065A - 静電荷像現像用トナー - Google Patents

静電荷像現像用トナー

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JPH03198065A
JPH03198065A JP1339191A JP33919189A JPH03198065A JP H03198065 A JPH03198065 A JP H03198065A JP 1339191 A JP1339191 A JP 1339191A JP 33919189 A JP33919189 A JP 33919189A JP H03198065 A JPH03198065 A JP H03198065A
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JP
Japan
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toner
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toner particles
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JP1339191A
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English (en)
Inventor
Toshiki Minamitani
俊樹 南谷
Masanori Suzuki
政則 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真法、静電印刷法などに用いられる静
電荷像現像用トナーに関し、更に詳しくは負荷電制御剤
として特定の有機化合物を含有する静電荷像現像用トナ
ーに関する。
〔従来の技術〕
電子写真感光体や静電記録体などの上に形成された静電
荷像を現像する手段としては、液体現像剤を用いる方法
(湿式現像法)と、結着樹脂中に着色剤を分散させたト
ナーあるいはこのトナーを固体キャリアと混合した一成
分型ないし二成分型乾式現像剤を用いる方式(乾式現像
法)とが一般に採用されている。そして、これら方式に
はそれぞれ長所・短所があるが、現在では、乾式現像法
が多く利用されている。
二成分型現像剤を用いる方法は、トナーとキャリアとを
撹拌摩擦することにより、それぞれを互に異なる極性に
帯電させ、この帯電したトナーによって1反対極性を有
する静電荷像が可視化されるものであり、トナーとキャ
リアの種類により、鉄粉キャリアを用いる磁気ブラシ法
、ビーズキャリアを用いるカスケード法などがある。
一方、−成分型現像剤を用いる方法には、トナー粒子を
噴霧状態にして用いるパウダークラウド法、トナー粒子
を直接的に静電潜像面に接触させて現像する接触現像法
(タッチダウン現像ともいう)、磁性の導電性トナーを
静電潜像面に接触させる誘導現像法などがある。
これらの現像方法に適用されるトナーとしては、結着樹
脂中にカーボンブラック等の着色剤を分散させた平均粒
径5〜20μs程度の微粉体が用いられており、またこ
れらの成分に磁性材料を加えた磁性トナーも用いられて
いる。
このようなトナーは、現像される静電荷像の極性に応じ
て、正又は負に帯電される。トナーに電荷をもたせるた
めには、トナーの成分である結着樹脂の摩擦帯電性を利
用することも考えられるが、この方法ではトナーの帯電
性が小さいので、得られる画像はカブリ易く、不鮮明な
ものとなる。従って、所望の摩擦帯電性をトナーに付与
するために、色素、有機酸塩、界面活性剤などを荷電制
御剤として添加することが行なわれている。
従来、負極性荷電制御剤としては、モノアゾ染料の金属
錯塩、ニトロフミン酸及びその塩、サリチル酸、ナフト
エ酸、ジカルボン酸のCo、 Cr、 Fe等の金属錯
体、スルホン化した銅フタロシアニン顔料、ニトロ基、
ハロゲンを導入したスチレンオリゴマー、塩素化パラフ
ィン、メラミン樹脂等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、このような従来の負荷電制御剤は、一般に構
造が複雑で性質が一定せず、安定性に乏しいし、またト
ナー製造における熱混練時に分散したり、機械的衝撃、
摩擦あるいは温湿度条件の変化などにより分解ないし変
質し易く、荷電制御性が低下する現象を起し易い。また
、環境により変化するものが多いという傾向もみられる
。更に。
従来の負荷電制御剤を含有するトナーを長時間使用した
際には、感光体のフィルミングを起こすという現象が往
々にして認められている。また、トナーの帯電の立ち上
がり特性が充分でないため、トナー飛散が発生し、複写
機内を汚染するという現象もしばしばみられる。
従って1本発明の目的は、上記従来技術の有する欠点を
克服し、トナー粒子間若しくはトナーとキャリア間、又
は−成分型現像方式におけるトナーと現像スリーブ若し
くはブレードのような帯電付与部材との間で生じる摩擦
帯電が安定で、且つ摩擦帯電量分布がシャープで均一で
あり、使用される現像方法に適した帯電量にコントロー
ルできるトナーを提供することにあり、また他の目的は
、鮮やかなカラートナーを提供することにあり、更に他
の目的は、汚染やトナー飛散がなく、連続使用において
も初期画像と同等の忠実度の高い画像の得られるトナー
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、負荷電制御剤と
して特定の有機化合物を含有するトナーが上記目的に適
合することを知見し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明によれば、少なくとも結着樹脂と着色剤か
らなるトナーにおいて、負荷電制御剤として下記−数式
(I)で示される3位にカルボン酸が配位したインドー
ルカルボン酸化合物を含有することを特徴とする静電荷
像現像用トナーが提供される。
(式中、X及びYはそれぞれ水素原子、炭素数1−10
の低級アルキル基又は低級アルコキシ基を表わし、また
nは0〜10の整数を表わす。)また1本発明によれば
、少なくとも結着樹脂と着色剤からなるトナーにおいて
、負荷電制御剤として下記一般式(II)で示されるイ
ンドリンカルボン酸化合物を含有することを特徴とする
静電荷像現像用トナーが提供される。
2 (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜1
0の低級アルキル基又は低級アルコキシ基を、R2は水
素原子又はは炭素数1〜10の低級アルキル基を、並び
にR3及びR4は水素原子又は炭素数1〜10の低級ア
ルキル基をそれぞれ表わし、R3とR4は同一であって
も異なっていてもよい。)本発明のトナーにおいて、負
荷電制御剤として使用される前記一般式(1)で示され
る3位にカルボン酸が配位したインドールカルボン酸化
合物又は前記一般式(n)で示されるインドリンカルボ
ン酸化合物は、何れも公知の手段で合成される。該負荷
電制御剤は単独で用いてもよいし、2種を併用してもよ
い、また、他の負荷電制御剤を併用することもできる。
本発明において、負荷電制御剤として用いる前記一般式
(1)及び(If)で示される化合物の具体例を示すと
、次のようなものが挙げられ、これらは何れも白色又は
淡色を示している。もちろん、本発明はこれらに限定さ
れるものではない。
一般式(1)で示される化合物の具体例t−C4H。
n−C4H。
C,H1□ H3 H3 C,H。
C,H。
CsH。
−数式(II)で示される化合物の具体例1 CH。
t−C4H。
C,H。
C2H。
葺 ric 4H,。
Lt CH3 i−C,H。
IH13 CH。
本発明のトナーは、 結着樹脂、 着色剤及び前記 の負荷電制御剤を必須成分とする。
トナー中の前 配食荷電制御剤の含有量は、 結着樹脂の種類。
必 要に応じて使用される添加剤の有無、 分散方法を 含めたトナー製造方法によって決定されるもので、一義
的に限定されるものではないが、通常結着樹脂100重
量部に対して0.1〜20重量部、好ましくは0.2〜
10重量部の範囲である。0.1重量部未満ではトナー
の負帯電性が不足し実用的でなく、逆に20重量部を越
える場合は、トナーの負帯電性が大きくなりすぎ、キャ
リアとの静電的吸引力の増大のため、現像剤の流動性低
下や画像濃度の低下等をもたらす。
本発明で用いられる結着樹脂としては、これまでトナー
用結着樹脂として使用されてきたものの全てが適用され
る。具体的には、ポリスチレン、ポリp−クロロスチレ
ン、ポリビニルトルエンなどのスチレン及びその置換体
の単重合体:スチレンーP−クロロスチレン共重合体、
スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトル
エン共重合体、スチレン−ビニルナフタレン共重合体、
スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アク
リル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共
重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、スチ
レン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタク
リル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル
共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチル共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレ
ン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニル
エチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケト
ン共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレン
−イソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−
インデン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、ス
チレン−マレイン酸エステル共重合体などのスチレン系
共重合体:ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタ
クリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン
、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、
ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹
脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、
芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン。
パラフィンワックスなどが挙げられ、これらは単独であ
るいは2種以上混合して使用される。
なお、特に圧力定着用に好適な結着樹脂の具体例として
は、下記のものが挙げられ、それらは単独であるいは2
種以上混合して使用される。ポリオレフィン(低分子量
ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、酸化ポリエチ
レン、ポリ四弗化エチレンなど)、エポキシ樹脂、ポリ
エステル樹脂、スチレン−ブタジェン共重合体(モノマ
ー比5〜30:95〜70)、オレフィン共重合体(エ
チレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エ
ステル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エ
チレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−塩
化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ア
イオノマー樹脂)、ポリビニルピロリドン、メチルビニ
ルエーテル−無水マレイン酸共重合体、マレイン酸変性
フェノール樹脂、フェノール変性テルペン樹脂等。
また、本発明で用いられる着色剤としては、前記結着樹
脂と同様に、従来からトナー用着色剤として使用されて
きた顔料及び染料の全てが適用される。具体的には、カ
ーボンブラック、ランプブラック、鉄黒、群青、ニグロ
シン染料、アニリンブルー、カルコオイルブルー、デュ
ポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルー
クロリド、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリ
ーン、ハンドイエローG、ローダミン6Cレーキ。
クロムイエロー、キナクリドン、ベンジジンイエロー、
マラカイトグリーン、マラカイトグリーンへキサレート
、オイルブラック、アゾオイルブラック、ローズベンガ
ル、トリアリルメタン系染料、モノアゾ系染顔料、ジス
アゾ系染顔料、トリスアゾ系染顔料及びこれらの混合物
などが挙げられる。
本発明のトナーは、二成分型現像剤として用いる場合に
は、キャリア粉と混合して用いられる。
この場合に使用されるキャリアとしては、公知のものが
すべて使用可能であり、例えば鉄粉、フェライト粉、ニ
ッケル粉のごとき磁性を有する粉体、ガラスピーズ等及
びこれらの表面を樹脂などで処理した物などが挙げられ
る。
また、本発明のトナーは、更に磁性材料を含有させ、磁
性トナーとしても使用することができる。
二の場合、磁性トナー中に含まれる磁性材料としては、
マグネタイト、ヘマタイト、フェライト等の酸化鉄、鉄
、コバルト、ニッケルのような金属あるいはこれら金属
とアルミニウム、コバルト。
銅、鉛、マグネシウム、スズ、亜鉛、アンチモン、ベリ
リウム、ビスマス、カドミウム、カルシウム、マンガン
、セレン、チタン、タングステン、バナジウムのような
金属との合金及びその混合物などが挙げられる。これら
の強磁性体は、平均粒径が0.1〜2pm程度のものが
望ましく、トナー中に含有させる量としては、樹脂成分
100重量部に対し約20〜200重量部、特に好まし
くは樹脂成分100重量部に対し40〜150重量部で
ある。
なお、本発明のトナーには、必要に応じて添加剤を混合
することができる。添加剤としては、例えば四弗化エチ
レン樹脂、ステアリン酸亜鉛のごとき滑剤あるいは酸化
セリウム、炭化珪素等の研摩剤、あるいは例えばコロイ
ダルシリカ、酸化アルミニウム等の流動化付与剤、ケー
キング防止剤、あるいは例えばカーボンブラック、酸化
錫等の導電性付与剤、あるいは低分子量ポリエチレンな
どの定着助剤等がある。
〔実施例〕 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。なお
、部は重量部を表わす。
実施例1 ポリプロピレン 5部 上記組成の混合物をヘンシェルミキサー中で充分撹拌混
合した後、ロールミルで130〜140℃の温度で約3
0分間加熱溶融し、これを室温まで冷却した。得られた
混線物を粉砕分級し、5〜20μmの粒径の青色トナー
を得た。このトナー2.5部に対し、シリコーン樹脂を
被覆した100〜250メツシユのフェライトキャリア
97.5部をボールミルで混合し、現像剤を得た。
次に、上記現像剤をリコー社製複写機FT4060にセ
ットし、現像を行なったところ、良好な画像が得られ、
その画像は20万枚画像出し後も変らなかった・ また、トナーの帯電量をブローオフ法で測定したところ
、初期の帯電量は−20,5μC/gであり、20万枚
ランニング後におけるトナーの帯電量は−19゜1μC
/gと初期値と殆ど差がなかった。
更に、35℃、90%RHという高湿環境下及び10℃
、15%RHという低湿環境下でも、常温環境のもとて
の複写と同等の画像が得られ、感光体へのトナーフィル
ミングも認められなかった。
実施例2 実施例1における例示化合物(1)の代わりに、例示化
合物(21)を用いた以外は、実施例1と同様にして青
色トナーを得、且つ現像剤を作成した。
得られた現像剤を用いて、実施例1と同様にして現像を
行なったところ、良好な画像が得られ、その画像は20
万枚ランニング後も変らなかった。
また、トナーの帯電量をブローオフ法で測定したところ
、初期の帯電量は−18,6μC/gであり、20万枚
ランニング後におけるトナーの帯電量は−17゜0μC
/gと初期値と殆ど差がなかった。
更に35℃、90%RHという高温環境下及び10℃、
15%RHという低湿環境下でも、常温環境のものでの
複写と同等の画像が得られ、感光体へのトナーフィルミ
ングも認められなかった。
比較例1 実施例1における例示化合物(1)の代わりに、サリチ
ル酸亜鉛塩(商品名:E−84;オリエント化学工業社
製)を用いた以外は、実施例1と同様にして現像剤を得
た。
次に、実施例1と同様にして画像テストを行なったとこ
ろ、初期画像はカブリのない鮮明な画像が得られたが、
10万枚頃からカブリのある不鮮明な画像になり、感光
体表面にトナーのフィルミングが見られた。
また、35℃90%RHの高温環境下で画像テストを行
なったところ、画像濃度が0.95と低く、カブリのあ
る不鮮明な画像が得られた。
なお、実施例1と同様に帯電量を測定したところ、初期
の帯電量は−12,5μC/gであったが、10万枚後
には−5,5μC/gと低下していた。
実施例3 ポリプロピレン              5部C,
1,ピグメントレッド57       5部C,1,
ピグメントレッド48       3部例示化合物(
2)3部 上記組成の混合物を、実施例1と同様にヘンシェルミキ
サー中で充分撹拌混合した後、ロールミルで130〜1
40℃の温度で約30分加熱溶融し、これを室温まで冷
却した。得られた混線物を粉砕分級し、5〜20.の粒
径の赤色トナーを得た。このトナー100部に対し、炭
化珪素(粒径2.)3部と疎水性コロイダルシリカ0.
1部を、スピードニーダで充分撹拌混合して、トナーと
した。
次に、図面に示すような現像装置に、上記トナーを装入
して、連続複写を行ない、画像テストを行なったところ
、良好な画像が得られ、その画像は5万枚画像出し後も
変わらなかった。
この現像方法について、図面に基いで詳しく説明すると
、図面は静電荷像現像装置の一例の模式的断面図である
0図面において、トナータンク7に内蔵されているトナ
ー6は、撹拌羽根5によりスポンジローラ4に強制的に
寄せられ、トナーはスポンジローラ4に供給される。そ
して、スポンジローラ4に取り込まれたトナーは、スポ
ンジローラ4が矢印方向に回転することにより、トナー
搬送部材2に運ばれ、摩擦され、静電的あるいは物理的
に吸着し、トナー搬送部材2が矢印方向に強く回転し、
弾性ブレード3により均一なトナー薄層が形成されると
共に摩擦帯電する。その後、トナー搬送部材2と接触若
しくは近接している静電潜像担持体lの表面に運ばれ、
潜像が現像される。
静電潜像は有機感光体に800VのマイナスDC帯電を
した後、露光し、潜像を形成し、反転現像されるのであ
る。
またトナー搬送部材上のトナーの比電荷量:Q/Mを測
定するために、出口側にフィルター層を具備したファラ
デーケージを介してトナー搬送部材上のトナーを吸引し
、ファラデーケージ内にトラップされたトナーの比電荷
を測定する吸引法比電荷量測定装置により、Q/Mを測
定したところ、−9,2μC/gと充分な帯電がなされ
ているのが確められた。また、5万枚ランニング後にお
ける帯電量は−8.5μC/gと初期値と殆ど差がなか
った。
また、高温、低湿下でも、常湿と同等の画像品質が得ら
れ、感光体へのトナーフィルミングもなかった。
実施例4 実施例3における例示化合物(2)の代わりに、例示化
合物(22)を用いた以外は、実施例3と同様にして赤
色トナーを得、且つこのトナーに炭化珪素及び疎水性コ
ロイダルシリカを混合撹拌してトナーとした。
このトナーを、実施例3と同様に図面に示すような現像
装置に装入して、連続複写を行ない1画像テストを行な
ったところ、良好な画像が得られ、その画像は5万枚画
像出し後も変わらなかった。
また、実施例3と同様にしてQ/Mを測定したところ、
−8,2μC/gと充分な帯電がなされているのが確め
られた。また、5万枚ランニング後における帯電量は−
7,2μC/gと初期値と殆ど差がなかった。
また、高温、低湿下でも、常温と同等の画像品質が得ら
れ、感光体へのトナーフィルミングもなかった。
実施例5 エポキシ樹脂             100部ポリ
エチレン              5部C,1,ピ
グメントブルー15         5部C,1,ピ
グメントイエロー17       5部例示化合物(
3)3部 上記組成の混合物を、実施例1と同様にヘンシェルミキ
サー中で充分撹拌混合した後、ロールミルで130〜1
40℃の温度で約30分間加熱溶融し、これを室温まで
冷却した。得られた混線物を粉砕分級し、5〜20.の
粒径のトナーを得た。このトナー3.5部に対し、10
0〜200メツシユの鉄粉キャリア96゜5部をボール
ミルで混合し、現像剤を得た。
次に、この現像剤を実施例1と同様にリコー社製の複写
機FT4060にセットし、画像テストを行なったとこ
ろ、鮮やかな緑色を呈する良好な画像が得られ、その画
像は20万枚画像出し後も変わらなかった。
また、トナーの帯電量をブローオフ法で測定したところ
、初期の帯電量は−19,8μC/gであり、20万枚
ランニング後におけるトナーの帯電量は−19゜2μC
/gと初期値と殆ど差がなかった。
更に35℃、90%RHという高温環境下及び10℃、
15%RHという低湿環境下でも、常湿環境のものでの
複写と同等の画像が得られ、感光体へのトナーフィルミ
ングも認められなかった。
実施例6 実施例5における例示化合物(3)の代わりに、例示化
合物(23)を用いた以外は、実施例5と同様にして緑
色トナーを得、且つ現像剤を得た。
得られた現像剤を用いて、実施例5と同様にして画像出
しを行なったところ、良好な画像が得られ、その画像は
20万枚ランニング後も変らなかった。
また、トナーの帯電量をブローオフ法で測定したところ
、初期の帯電量は−17,4μC/gであり、20万枚
ランニング後におけるトナーの帯電量は−15゜8μC
/gと初期値と殆ど差がなかった。
更に35℃、90%RHという高湿環境下及び10”C
115%RHという低湿環境下でも、常湿環境のもので
の複写と同等の画像が得られ、感光体へのトナーフィル
ミングも認められなかった。
比較例2 実施例3における例示化合物(2)の代わりに、含金属
モノアゾ染料0.5部(商品名:5−34;オリエント
化学工業社製)を用いた以外は、実施例3と同様にして
トナーを作製し、画像テストを行なった。初期画像は、
カブリのない鮮明な画像が得られたが、1万枚目頃から
、カブリのある不鮮明な画像になった。
また、35℃90%RHの高湿環境下で画像テストを行
なったところ、画像濃度が0.86と低く、カブリも生
じた。
なお、実施例3と同様に帯電量を測定したところ、初期
の帯電量は−9,1μC/gであったが、5万枚後には
、 −2,5μC/gと低下していた。
実施例7 架橋ポリエステル           100部ポリ
プロピレン              5部カーボン
ブラック           lO部例示化合物(4
)3部 上記組成の混合物を実施例3と同様にして、溶融混線、
冷却、粉砕1分級して、5〜25趨の粒径の黒色トナー
を得た。このトナー100部に対し、炭化珪素(粒径2
.)2.5部と疎水性コロイダルシリカ0.1部を、ス
ピードニーダで充分撹拌混合して、トナーとした。
このトナーを実施例3と同じ現像装置にて、同様に現像
し、画像テストを行なったところ、鮮明且つ良好な画像
が得られ、その画像は5万枚画像出し後も変わらなかっ
た。
実施例3と同様に、吸引法比電荷量測定装置により、Q
/Mを測定したところ、初期は−11,6μC/gと充
分な帯電を示し、また5万枚ランニングにおける帯電量
は−10.2μC/gと初期値と殆ど差がなかった・ また、高温、低湿下でも、常温と同等の画像品質が得ら
れ、感光体へのトナーフィルミングもなかった。
実施例8 実施例7における例示化合物(4)の代わりに、例示化
合物(24)を用いた以外は、実施例7と同様にして黒
色トナーを得、且つこのトナーに炭化珪素及び疎水性コ
ロイダルシリカを混合撹拌して、トナーとした。
このトナーを用いて、実施例7と同様にして画像テスト
を行なったところ、鮮明且つ良好な画像が得られ、その
画像は5万枚画像出し後も変わらかった。
実施例7と同様に、吸引法比電荷量測定装置によりQ/
Mを測定したところ、初期は−9,4μC/gと充分な
帯電を示し、また5万枚ランニングにおける帯電量は−
8,3μC/gと初期値と殆ど差がなかった。
また、高湿、低湿下でも、常温と同等の画像品質が得ら
れ、感光体へのトナーフィルミングもなかった。
実施例9〜16 実施例1における例示化合物(1)の代わりに、表−1
に示す種々の例示化合物を用いた以外は、実施例1と同
様にしてトナーを得、更に得られた各トナーに表−1に
示すキャリアを混合して現像剤を作成した。
続いて、得られた現像剤を用いて、実施例1と同様にし
て画像テストを行なったところ、何れも良好な画像が得
られ、その画像は20万枚画像出し後も変らなかった。
また、実施例1と同様にしてトナーの帯電量を測定した
ところ1表−1に示すような結果が得られ、何れも20
万枚ランニング後におけるトナーの帯電量は、初期値と
殆ど差がなかった。更に、高温高温環境下及び低温低湿
環境下でも、常温常湿下と殆ど差のない画像が得られた

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも結着樹脂と着色剤からなるトナーにお
    いて、負荷電制御剤として下記一般式( I )で示され
    る3位にカルボン酸が配位したインドールカルボン酸化
    合物を含有することを特徴とする静電荷像現像用トナー
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、X及びYはそれぞれ水素原子、炭素数1〜10
    の低級アルキル基又は低級アルコキシ基を表わし、また
    nは0〜10の整数を表わす。)(2)少なくとも結着
    樹脂と着色剤からなるトナーにおいて、負荷電制御剤と
    して下記一般式(II)で示されるインドリンカルボン酸
    化合物を含有することを特徴とする静電荷像現像用トナ
    ー。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_1は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜
    10の低級アルキル基又は低級アルコキシ基を、R_2
    は水素原子又はは炭素数1〜10の低級アルキル基を、
    並びにR_3及びR_4は水素原子又は炭素数1〜10
    の低級アルキル基をそれぞれ表わし、R_3とR_4は
    同一であっても異なっていてもよい。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090011354A1 (en) * 2007-07-03 2009-01-08 Fuji Xerox Co., Ltd. Electrostatic image developing toner, invisible information toner, electrostatic image developer, process cartridge and image formation apparatus
US8722292B2 (en) * 2007-07-03 2014-05-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Electrostatic image developing toner, invisible information toner, electrostatic image developer, process cartridge and image formation apparatus

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