JPH0319796Y2 - - Google Patents

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JPH0319796Y2
JPH0319796Y2 JP1986184771U JP18477186U JPH0319796Y2 JP H0319796 Y2 JPH0319796 Y2 JP H0319796Y2 JP 1986184771 U JP1986184771 U JP 1986184771U JP 18477186 U JP18477186 U JP 18477186U JP H0319796 Y2 JPH0319796 Y2 JP H0319796Y2
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JP
Japan
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main body
lintel
slider
spring
clamping piece
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JP1986184771U
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JPS6388179U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は掛吊具、とくに鴨居等の横桟に取付
て使用される掛吊具に関する。
従来の技術と問題点 この種の掛吊具として、第6図ないし第8図に
示すように本体21の後面上端部に水平状に突設
された上部挾持片22と、本体21に昇降自在に
組合わされたスライダー23の後面に突設された
下部挾持片24との挾着により鴨居等の横桟に脱
着自在に取り付けるようになされた掛吊具は公知
である。
従来のこのような掛吊具は、本体21の頂部か
ら操作部27を有する雄ねじ25をスライダー2
3の中央部に埋設された雌ねじ26に螺挿し、雄
ねじ25の回動によりスライダー23とその下部
挾持片24とを昇降させ、雄ねじ5を締め付ける
ことによつて、上部挾持片22と下部挾持片25
とで鴨居等の横桟を挾着するようになされてい
る。従つて、取付ようのビスや工具を一切必要と
せず、取付け作業が簡単であると共に、鴨居等を
傷つけることがないという利点を有している。
しかしながら、その取付けに際しては予め上下
の挾持片22,24の間隔を鴨居の上下幅よりも
拡げた状態にして掛吊具を鴨居に嵌め合わせ、片
手で本体21を鴨居に押しつけながら、他方の手
で上記雄ねじ26の締め付け操作を行わなければ
ならないので、ワンタツチだ迅速に取り付けるこ
とができない。また、その雄ねじ26の回動操作
を鴨居の上方側から行わなければならないので、
比較的背の低い者は踏み台等を使用しなければ取
り付けることができないという問題点がある。さ
らに雌ねじのスライダー23に埋込状態とするた
めにはインサート成形を不可欠とするので、製作
上いささか高価につくという難点がある。
この考案は上記のような問題点に鑑みてなされ
たもので、鴨居等の横桟にその高さ以上に手を伸
ばすことなくワンタツチで取り付けることができ
かつ可及的安価に製造しうる掛吊具を提供するこ
とを目的とするものである。
問題点を解決する為の手段 而して、この考案は上記問題点を解決するため
に、スプリングの弾性反発力を用いて鴨居等に取
付けるようにしたもので、その要旨を、前面に掛
吊具2を備えた後面に水平突出状の上部挾持片3
を備えた本体1と、この本体1に昇降自在に組合
わされ後面に前記上部挾持片3に対向する下部挾
持片14を備えたスライダー11とよりなり、前
記本体1内にスライダー11を常時上方に付勢す
るスプリング6が装着されてなることを特徴とす
る鴨居等の横桟取付用掛吊具とするものである。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
1は硬質の合成樹脂からなる上下両端が開口し
た筒状本体で、前記の上下方向の中間部には帽子
や洋服ハンガーのフツク等を吊掛ける掛吊部2が
一体的に突設されると共に下端部には前記掛吊部
2より小さい掛吊部2が、一体的に突設され、後
面上端部には方形の上部挾持片3が水平状に突設
されている。
11は前記本体1内にその下端開口から挿入さ
れて、本体1に昇降自在に組み合わされたスライ
ダーで、スライダー本体12の下端部に前記上部
挾持片3に対向する下部挾持片14が水平状に突
設される一方、上面に上方突出状に管状軸突部1
3が突設され、この軸突部13の上端にスプリン
グ押え板16がビス17により止着されている。
このスライダー11は、スライダー本体12の上
面が本体1の内周面に突設されたスプリング受部
7の下面に当接することにより上方への摺動範囲
が規制され、この当接状態において前記スプリン
グ押え板16が本体1の上方へ突出しないように
軸突部13の高さが突設されている。
6は本体1内に装着されたコイルスプリング
で、その下端が前記スプリング受部7に受け止め
られ、上端が前記スプリング押え板16で押えら
れた圧縮状態で装着され、スライダー11を常に
上方に付勢している。
15はスライダー本体11の後端部の左右両側
縁に設けられた切欠段部で、この切欠段部15が
本体1前面の門形状の内外連通部4の左右両側縁
に突設された突縁5に嵌め合わされることによ
り、スライダー11の本体1後方への脱落が防止
されている。
18は各挾持片3,14の対向面の凹所3a内
に埋め込み状態に設けられた滑り止めで、断面コ
字状に形成された板バネからなり、その上端隅部
に突設された尖鋭な喰い込み突起19,19が凹
所3aから僅かに上方に突出するものとなされて
いる。この滑り止め18は、挾持部3,14の対
向面にゴムシートやフエルト等の摩擦係数の大き
いものを貼着したり、あるいは対向面に多数の小
突起を群立状に突設するものとすることによつて
代替しても良い。
上記掛吊具を鴨居等に取り付けるには、まず第
5図に示すように下部挾持片14の上面先端を鴨
居Kの下面に押し当てた状態で、本体1を押し上
げて、上下両挾持片3,14の間隔を拡げる。つ
ぎに、本体1を鴨居Kに押し当てて、本体1から
手を離すと、コイルスプリング6の弾性反発力に
より、自動的に上部挾持片3が鴨居Kの上面に圧
接し、上下両挾持部3と14との挾着力により鴨
居を挾着して固定状態に取り付けられるものであ
る。
考案の効果 この考案に係る掛吊具は上述の次第で、上下の
挾持部3と14との挾着により鴨居等の横桟に取
り付けるようになされたものであるから、鴨居を
傷つけることなく取り付けることができる。しか
も、上下の挾持部3と14との挾着は本体1内に
装着されたスプリング6の弾性反発力を用いて行
うようになされたものであるから、工具を用いる
ことなく簡単に取り付けることができるのはもと
より、従来品のように雄ねじを鴨居等の上方から
回動して締付ける操作を必要としないのでワンタ
ツチで迅速にかつ困難な高所での回動操作を要す
ることなく取り付けることができ至便である。
さらに、この考案は従来品のようにスライダー
内に雌ねじ部材等の金属製部品をインサートする
必要がないことも相俟つて、本体及びスライダー
等の各部品の成形製作を簡単に行うことができ、
もつて製造コストの低減を図れるという利点も有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案の実施例を示す
もので、第1図は鴨居等の横桟への取付けた使用
状態を示す斜視照、第2図は第1図−線の断
面図、第3図は第2図−線の断面図、第4図
は分解状態の斜視図、第5図は鴨居等の横桟への
取付途上の状態を示す縦断面図、第6図ないし第
8図は従来品を示すもので、第6図は取付状態を
示す斜視図、第7図は第6図−線の断面図、
第8図は第7図−線の断面図である。 1……本体、2……掛吊具、3,14……挾持
部、6……スプリング、11……スライダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に掛吊具2を備え後面に水平突出状の上部
    挾持片3を備えた本体1と、この本体1に昇降自
    在に組合わされ後面に前記上部挾持片3に対向す
    る下部挾持片14を備えたスライダー11とより
    なり、前記本体1内にスライダー11を常時上方
    に付勢するスプリング6が装着されてなることを
    特徴とする鴨居等の横桟取付用掛吊具。
JP1986184771U 1986-11-28 1986-11-28 Expired JPH0319796Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986184771U JPH0319796Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JP1986184771U JPH0319796Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6388179U JPS6388179U (ja) 1988-06-08
JPH0319796Y2 true JPH0319796Y2 (ja) 1991-04-26

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ID=31132763

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Families Citing this family (2)

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JP2008029777A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Hisao Yamato 傘入れ
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JPS4916491U (ja) * 1972-05-18 1974-02-12

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JPS51138327U (ja) * 1975-04-28 1976-11-08

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JPS4916491U (ja) * 1972-05-18 1974-02-12

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JPS6388179U (ja) 1988-06-08

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