JPH03197728A - 屋外ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ベランダや屋外廊下等の建物屋外部を構成す
る屋外ユニットに関する。

（従来の技術） 従来、ベランダや屋外廊下等の建物屋外部を構築する場
合には、例えば、実開昭５６−１００６０２号公報等に
記載されているような方法が適用されていた。

即ち、まず床を構成して建物本体の横に組み付け、その
後、手摺を構成して前記床の縁に組み付けていた。更に
、屋外部の上に屋根を構築する場合には、屋根を構成す
ると共に、床の上に柱を立設し、この柱に対して屋根を
支持させていた。

（発明が解決しようとする課題） ところで、ベランダや屋外廊下等の建物屋外部の構築は
、雨天下における作業が困難なため、作業効率向上のた
めに現地における施工工数を少なくすることが望まれて
いる。

しかしながら、上記従来のような屋外部の構築方法にあ
っては、現地において床を構成及び組み付ける施工と、
手摺を構成及び組み付ける施工を行うことになるため、
現地における施工工数が多く、作業効率が悪いという問
題があった。また、屋外部の上に屋根を構築する場合に
も、現地で屋外部の床の上に柱を立設させる作業を行わ
なければならないので、作業効率が悪いという問題があ
った。

本発明は、上記従来の問題に着目し、極めて効率良くベ
ランダや屋外廊下等の屋外部を構築することができると
共に、それら屋外部の上に屋根を構築することができる
屋外ユニットを提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上述のような課題を解決することを目的とし
てなされたもので、この目的達成のために、本発明の室
外ユニットは、床が構成され、該床の縁部に、手摺が立
設状態で組み付けられていると共に、屋根を支持可能な
袖壁が立設状態で組み付けられているものである。

（作　用） 本発明の屋外ユニットは、床が構成され、該床の縁部に
、手摺が立設状態で組み付けられているので、建物本体
の横にこの屋外ユニットを据え付けるだけでバルコニー
や屋外線下等の建物屋外部を構築することができる。

また、床の縁部に、屋根を支持可能な袖壁が立設状態で
組み付けられているので、屋外ユニットの上に屋根を載
せて支持させるだけで建物屋外部の上に屋根を構築する
ことができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。

尚、本実施例を説明するにあたり、本発明実施例の廊下
ユニットが適用された屋外廊下を例にとって説明する。

第１図は本発明実施例の廊下ユニットを示す斜視図、第
２図は前記廊下ユニットが適用された屋外廊下を示す斜
視図、第３図（イ）〜（ニ）は前記屋外廊下の構築方法
を示す斜視図である。

まず、前記屋外廊下は、第２図に示すように、廊下ユニ
ットＡで構成されており、この廊下ユニットＡは、建物
本体二階部分の横に据え付けられている。また、前記廊
下ユニットＡの横には、踊り場ユニットＢが据え付けら
れており、かつ廊下ユニットＡの上には、屋根Ｃが構築
されている。

尚、前記建物本体は、箱形の部屋ユニットＤによって構
成されており、基礎Ｅの上に据え付けられている。

次に、前記廊下ユニットＡは、第１図に示すように、床
１が長方形に構成され、該床１の縁部に、手摺２が立設
状態で組み付けられていると共に、袖壁３が立設状態で
組み付けられている。

尚、前記手摺２と袖壁３は左右に連接されており、床１
の前縁部と左側縁部に沿ってＬ字状に配設されている。

そのうち、前記袖壁３は、床１の前縁部両端の三箇所に
配設されており、前記手摺２は、床１の前縁部中央と左
側縁部との三箇所に配設されている。

この廊下ユニットＡの各構成について更に詳述すると、
まず床１は、床構造体１１と床パネル１２とを備えてい
る。そのうち、前記床構造体１１は、四本の床大梁１ｔ
ｔａ、１１１ａ、１ｔｌｂ、１ｌｌｂを矩形に枠組みす
ると共に、複数本の床小梁１１２，１１２．　　・・・
を長辺側の床大梁１１１ａ、１１１ａ、間に架設して構
成されている。また、前記床パネル１２は、床仕上げ材
１２１と床下地材１２２とを張り合せて構成され、前記
床構造体１１の上に固定されている。

次に手摺２は、複数の支柱２１１，２１１゜・・を床大
梁１１１ａ、１１１ｂの上に一定の間隔置きに立設する
と共に、該支柱２１１，２１１、・・・の上端に胴縁２
１２を設けて構造体２１を形成し、該構造体２１に内壁
パネル２２及び外壁パネル２３を固定すると共に、笠木
２４を設けて構成されている。

次に袖壁３は、屋根Ｃを支持可能に形成されている。即
ち、前記袖壁３は、二本の柱３１１，３１１間に三本の
横桟３１２，３１２，３１２を渡して構造体３１を構成
し、該構造体３１に内壁パネル３２及び外壁パネル３３
を固定すると共に、カバー３４を被せて構成されている
。

また、前記床１の裏側には軒天４が設けられており、該
軒天４は、軒天フレーム４１に複数の軒天パネル４２．
４２．　　・・・を固定して構成されている。

次に、第３図（イ）〜第３図（ニ）に基づいて、前記廊
下の構築方法について説明する。

まず、建物本体の外側に設けられている基礎Ｅに沿って
前記廊下ユニットＡを支持可能な袖壁Ｇ、Ｇを立設する
。この時、隣接する袖壁Ｇ、　Ｇの中心部の間隔が廊下
ユニットＡの幅とほぼ等しくなるように、位置決めする
。また、各袖壁Ｇ。

Ｇの下端部は基礎Ｆに結合させると共に、各袖壁Ｇ、Ｇ
の上端部は補助梁Ｈを介して部屋ユニットＡに結合させ
る［第３図（イ）参照］。

その後、基礎Ｆの上に立設された袖壁Ｇ、　Ｇの上に廊
下ユニットＡを載せて支持させる。そうすると、建物本
体二階部分の横に屋外廊下を構築することができる［第
３図（ロ）参照］。

尚、袖壁Ｇ、Ｇの上に廊下ユニットＡを載せる際、廊下
ユニットＡの床１の側縁部が、各袖壁Ｇ、Ｇの中心部に
重なるように位置合せする。そうすると、前記廊下ユニ
ットＡの横に踊り場ユニットＢを連続配置させる際に、
一つの袖壁Ｇを、廊下ユニットＡと踊り場ユニットＢの
支持部材として共用させることができる［第３図（ハ）
参照］。

最後に、前記廊下ユニットＡの上に、予めフレームとパ
ネルを張り合せて構成した屋根Ｃを載せて支持させる。

そうすると、屋外廊下の上に屋根Ｃを構築することがで
きる［第３図（ニ）参照］。

本実施例の廊下ユニットＣは、床１が構成され、該床１
の縁部に、手摺２が立設状態で組み付けられているので
、上述の構築方法で示したように、建物本体の横にこの
廊下ユニットＡを据え付けるだけで屋外廊下を構築する
ことができる。

また、本実施例の廊下ユニットＣは、床１の前縁部に、
屋根Ｃを支持可能な袖壁Ｇ、Ｇが立設状態で組み付けら
れているので、上述の構築方法で示したように、柱等を
別途立てずなくても、廊下ユニットＡの上に屋根Ｃを載
せて支持させるだけで、屋外廊下の上に屋根Ｃを構築す
ることができる。

以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。

例えば、実施例では、廊下ユニットに適用した例を示し
たが、ベランダ等地の屋外部を構成するユニットに適用
してもよい。

また、実施例では、建物本体を二階建とし、その二階部
分の横に廊下ユニットを据え付けた例を示したが、建物
本体を三階建にして、その二階部分と三階部分の横に廊
下ユニットを据え付けるようにしてもよい。その場合に
は、二階の廊下ユニットの上に三階の廊下ユニットを載
せ、三階の廊下ユニットの上に屋根を載せることになる
。

また、実施例では、腰壁を床の前縁部に沿って設けたが
、腰壁は床の左右側縁部に沿って設けてもよい。

更に、手摺は壁構造にせずに、柵構造にしてもよい。

（発明の効果） 以上説明してきたように、本発明の屋外ユニットにあっ
ては、現地における施工工数を減らすことができるので
、極めて効率良く建物屋外部を構築することができると
共に、該建物屋外部の上に屋根を構築することができる
という効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の廊下ユニットを示す斜視図、第
２図は前記廊下ユニットが適用された屋外廊下を示す斜
視図、第３図（イ）〜第３図（ニ）は前記屋外廊下の構
築方法を示す斜視図である。 Ａ・・・廊下ユニット ト・・床 ２・・・手摺 ３・・・腰壁 Ｂ・・・踊り場ユニツ Ｃ・・・屋根 Ｄ・・・部屋ユニット Ｅ・・・基礎 Ｆ・・・基礎 Ｇ・・・腰壁 （屋外ユニット） ト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）床が構成され、該床の縁部に、手摺が立設状態で組
   み付けられていると共に、屋根を支持可能な袖壁が立設
   状態で組み付けられていることを特徴とする屋外ユニッ
   ト。