JPH03197063A - ドットプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はコード化された印字情報をドツトパターンに変
換して一頁分ずっ印字する型のドツトプリンタに関する
。

（従来の技術） 上述した型のプリンタでは、コード化された印字情報を
格納する主メモリと、−頁分の情報とは関係な（、この
メモリがらドツトパターンをライン分解したときの数ド
ツトライン分の情報を読出し、ドツト展開して格納する
バッファメモリを備え、このバッファメモリの内容を順
次プリントヘッドに出力して数ドツトライン分の印字を
行い、再び主メモリから次の数ドツトライン分の情報を
読出てドツト展開してバッファメモリに格納すると云う
動作を繰返して行（ようになっている。

このように従来の装置では数ドツトライン毎に印字情報
をドツト展開、その動作が終わるのを待って、その数ド
ツトラインの印字を行っているので、印字速度がおそい
。特に文書の中には頁毎に大の氏名欄のような特定の領
域を除いて同じ内容であり、その特定の領域内の内容だ
けが頁を追って変って行くと云うＨＩＭの文書が多いが
、このような文書の連続印字の場合でも、従来装置では
全頁とも頁毎に全体を順次数ドツトラインずつドツト展
開して印字して行くので、頁毎にほとんど同じ動作を繰
返しているのであって、無駄な時間を費やしていること
になる。

（発明が解決しようとする課題〉 本発明はドツトプリンタにおいて、一部を除いて同じ内
容の文書を多数印字する場合の、上述したような動作重
複による非能率を解消しようとするものである。

（課題を解決するための手段） 第１図に示すように一頁分の印字情報をドツトパターン
データに変換して格納するバッファメモリを８１．Ｂ２
の二個備え、同図へに示すように第１のバッファメモリ
Ｂ１の内容を印字ヘッドＨに出力し、その間に第１バッ
ファメモリの内容を第２のバッファメモリに移転すると
共に、文書の可変部情報Ｒを上記第２のバッファメモリ
の可変部領域Ｃにドツトパターンデータに変換して書込
み、上記第１のバッファメモリの内容の印字が終了した
後、第１図Ｂに示すように上記第２のバッファメモリＢ
２の内容を印字ヘッドＨに出力し、その間に第２バッフ
ァメモリの内容を第１のバッファメモリに移転すると共
に、文書の可変部Ｒ゛をドツトパターンデータに変換し
て同バッファメモリの可変部領域Ｃ゛に書込み、第２の
バッファメモリの内容の印字終了後上記最初の動作に戻
るようにした。

（作用） バッファメモリには一頁分のドツトパターンのデータが
入っているので、印字の際はそのデータを順次出力して
行けばよ（、数ドツトライン分ずつ印字して、次の印字
情報のドツト展開を持つと云う必要がないから、印字速
度が上がる。かつ一つの頁の印字を行っている間にその
バッファメモリの内容を別のバッファメモリに移し、次
−頁の文書中の可変部のみをその別のバッファメモリに
ドツト展開して記入するので、その動作は一貫全部をド
ツト展開しているより短時間で終わり、一つの頁の印字
を行っている間に次の頁のドツトパターンが別のバッフ
ァメモリ内に形成される。

従って一部内容が異っている多数の文書の印字が複数の
バッファメモリの交替使用により連続して行われ、印字
動作が高速化される。

（実施例） 第２図に本発明プリンタの一実施例を示す。図で１は装
置を制御しているＣＰＵ、２は主メモリで、印字情報が
コード化されて格納されている。

Ｂｌ、Ｂ２はバッファメモリで文書−頁分以上の容量を
有し、−頁分の情報がドツトパターンデータに変換され
て格納される。３は印字ヘッド駆動部、Ｈが印字ヘッド
である。

第３図は主メモリの内容を示す。文書情報はＩＤ番号を
付して主メモリに格納されている。図の場合、ＩＤＩは
一貫の文書の固定部の情報が格納され、その文書の可変
部がＩＤｋからＩＤｐの間に格納されている。文書の固
定部は文書書式のようなもので余り変更はないが、可変
部は人名とか商品名２種々な数字で改廃が多（、主メモ
リ内では一つの文書の可変部でも、主メモリの各所に格
納されていることがあるので、印字を行う場合、固定部
はＩＤ何番、可変部はＩＤ何番から何番迄或はＩＤ何番
と何番と云うようにＣＰＵに指示を与えて行われる。

第４図は一貫文書の一例のレイアウトを示す。

図で鎖線Ｒで囲んだ所が可変領域である。主メモリ内の
可変部の情報には、先頭にこの一貫の文書中の可変部の
場所を指定する情報が記入されている。この情報は可変
部の書式例えば文字間隔２行間隔と、先頭文字の一頁内
の位置等により構成される。

第５図はこの実施例における印字動作の７０−チャート
である。ＣＰＵには印字の指示が「固定部ＩＤＩ、可変
部ＩＤｋ乃至１０ｐＪと云うように与えられる。印字動
作をスタートさせると、バッファメモリＢ１．Ｉ３２を
クリヤ（イ）シ、主メモリ２からＩＤ番号１のデータを
読出し、ドット展開してバッファＢ１に入力（ロ）し、
ＩＤｋのデータを読出し、ドツト展開してバッファＢｌ
の可変領域に入力（ハ）シ、その後バッファＢ１の内容
を順次取出して印字ヘッド駆動部３へ出力（ニ）すると
共に、バッファメモリＢ２に入力（ホ）して行（。（ニ
）の印字動作を続ける一方、主メモリからＩＤｋ＋１の
情報を読出し、ドツト展開してバッファＢ２の可変領域
に入力して行く（へ）。

（へ）の動作終了および（ニ）の動作の終了を待ち（ト
）（チ）、２枚目の印字を開始即ちバッファＢ２の内容
を順次取出し、印字ヘッド駆動部３へ出力（す）すると
共に、その内容をバッファメモリＢ１に移して行（（ヌ
）、同時に主メモリからＩ　Ｄｋ＋２の情報を読出し、
バッファＢ１の可変部に書込んで行（（ル）。以下同様
にしてバッファメモリＢｌ、Ｂ２交互に使ってＩＤｐま
での文書を印字して動作を終わる。

本発明装置では動作モードを連続印字と単葉印字とに切
換え可能とし、連続印字モードでは上述したように動作
し、単葉印字の場合、バッファメモリの一部の数ドツト
ライン分を使用して、従来のように印字情報を数ドツト
ライン分ずつドツト展開して印字するように切換可能に
することも可能である。

（発明の効果） 本発明によれば、固定部内に可変部がある多数の文書の
印字において、−頁分の印字は予め全面ドツト展開され
ている印字情報を順次印字ヘッドに出力して行き、途中
にコード化された印字情報をドツト展開する動作に対す
る待ち時間が入らないから、−頁分の印字速度が向上し
、ドツト展開された印字データは可変部のみ書替えるだ
けなので、一つの頁の印字を行っている間に次の頁のド
ツトパターンの用意ができ、多数枚の印字が連続的にで
きて、従来に比し、印字能率が著しく向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の作用説明図、第２図は本発明の一実施
例プリンタのブロック図、第３図は同実施例の主メモリ
の内部を示す図、第４図は印字文書の一例のレイアウト
を示す図、第５図は上述実施例の動作のフローチャート
である。 １・・・ＣＰＵ、２・・・主メモリ、３・・・印字ヘッ
ド駆動部、Ｈ・・・印字ヘッド、８１．Ｂ２・・・バッ
ファメモリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一頁分の印字情報をドットパターンデータに変換して格
   納する第１、第２のバッファメモリと、第１のバッファ
   メモリの内容を印字ヘッドに出力し、かつその間に上記
   第１のバッファメモリの内容を第２のバッファメモリに
   移すと共に、印字文書の可変部情報を上記第２のバッフ
   ァメモリの可変部領域にドットパターンデータに変換し
   て書込み、上記第１のバッファメモリの内容の印字終了
   後、上記第２のバッファメモリの内容を順次印字ヘッド
   に出力し、かつその間に同第２バッファメモリの内容を
   第１のバッファメモリに移すと共に、文書の可変部を同
   メモリの可変部領域に書込み、第２のバッファメモリの
   内容の印字終了後、上記最初の動作に戻る印字制御手段
   とを備えたことを特徴とするドットプリンタ。