JPH03193766A - ピリミジン誘導体及びこれらを含有する除草剤 - Google Patents

ピリミジン誘導体及びこれらを含有する除草剤

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JPH03193766A
JPH03193766A JP33280589A JP33280589A JPH03193766A JP H03193766 A JPH03193766 A JP H03193766A JP 33280589 A JP33280589 A JP 33280589A JP 33280589 A JP33280589 A JP 33280589A JP H03193766 A JPH03193766 A JP H03193766A
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JP33280589A
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Masatoshi Gohara
郷原 雅敏
Shuji Ozawa
修二 小澤
Tsutomu Ishii
勉 石井
Naoki Sato
直樹 佐藤
Junko Watanabe
純子 渡辺
Yasunaga Iwasaki
泰永 岩崎
Tamotsu Asano
保 浅野
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なピリミジン誘導体及びこれらを含有する
ことを特徴とする除草剤に関する。
〔従来技術〕
2位にフェノキシ基を有するピリミジン誘導体が除草活
性を有することは、アグリカルチャル・アンド・バイオ
ロジカル・ケミストリー(^gric。
Biol、 Chew、)  30巻、9号、896頁
(1966) 、特開昭54−55729号公報、特開
昭54−117486号公報、特公昭42−9474号
公報、特開昭62−174059号公報、特開昭63−
115870号公報、特開昭63−258461号公報
、特開昭63−258462号公報、特開昭63−25
8463号公報、特開昭63−258464号公報、特
開昭63−258467号公報、特開平1−91576
号公報、特開平1−175972号公報、特開平1−1
75974号公報、特開平1−230561号公報、特
開平1−250365号公報、特開平1−250366
号公報、特開平1−250378号公報などに記載され
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、これらの公報明細書及び文献に記載され
ている化合物は水田あるいは畑作で使用するにおいては
除草活性が不十分であるか、または重要作物に於ける選
択性に大きな問題があるという欠点を有している。
従って本発明は、水田もしくは畑作に於いて、極めて広
範な雑草種に対してより低薬量で有効であり、かつ重要
作物に対して薬害を与えない更には1回の処理で数ケ月
間除草効果が持続する様な選択性除草剤を提供すること
を課題とする。
[課題を解決するための手段および作用]本発明者らは
、従来の除草剤に比較して、より低薬量で効果が優れ、
かつ薬害の見られない除草剤、しかも、発生初期から生
育期まで、長い期間にわたって使用可能な除草剤を得る
べく、フェノキシピリミジン誘導体に着目し研究を進め
た。その結果、フェニル基の2位に置換アルコキシイミ
ノメチル基を有する新規な2−フェノキシピリミジン誘
導体が高度の選択性を有する除草剤として極めて優れた
特徴を有していることを見い出した一般的に同系統の化
合物、構造的に近似の化合物は同じ様な特性を有するも
のの如くに考えられがちであるが、現実にはその作用特
性は容易に類推できるものではなく、単に1つの置換基
を変換するだけにおいても雑草に対する除草活性および
作物に対する薬害は大きく変動することがある。
本発明に係わる化合物は化学的には、前記特開昭62−
17405号公報記載の化合物のフェニル基の2位のホ
ルミル基を置換アルコキシイミノメチル基に変えた新規
化合物である。しかしながら、生物学的には、この変換
により水田用除草剤並びに畑作用除草剤として極めて優
れた特徴を有するようになった。すなわち、はとんどの
水田や畑地で問題となる有害雑草に対して有効であるば
かりでなく、特開昭62−174059号記載の化合物
が薬害のため使用できなっかた大豆、綿、落花生、テン
サイ等の広葉作物に対する薬害が極めて少なくなり、選
択性が大幅に改善された。具体的には、本発明化合物は
トウモロコシ、落花生、綿、大豆用等に使用できるよう
になった。
更には、1回の処理だけで数ケ月にも及ぶ除草効果の持
続を示し、理想に近い除草剤を提供するものである。
本発明に係わるピリミジン誘導体は一般式(1)(式中
、R′は水酸基、低級アルコキシ基、低級アルコキシ低
級アルコキシ基、低級ジアルキルアミノ基、アニリノ基
を、R2は水素原子またはメチル基を示す、)で表わさ
れる新規のピリミジン誘導体である。
一般式(I)におけるR1の具体例を示せば、水酸基お
よびその塩類を表わすか、メトキシ基、エトキシ基、ノ
ルマルプロポキシ基、イソプロポキシ基、ノルマルブト
キシ基、2−メチルプロポキシ基等のアルコキシ基を表
わすか、メトキシメトキシ基、メトキシエトキシ基、メ
トキシ−1−メチルエトキシ基、エトキシメトキシ基、
エトキシエトキシ基、プロポキシメトキシ基、プロポキ
シエトキシ基、ノルマルブトキシメトキシ基、ノルマル
ブトキシエトキシ基、ブトキシブトキシ基等のアルコキ
シアルコキシ基を表わすか、Nフェニルアミノ基、N、
N−ジメチルアミノ基、N、 N−ジエチルアミノ基、
N、N−ジプロピルアミノ基等のN置換アミノ基を表わ
すが、勿論これらに限定されるものではない。
また、本発明化合物は下記の方法により製造することが
できる。
(式中、Xはハロゲン原子、R1及びRtは前記と同じ
意味を表す、) (III)の化合物は水−アルコールの混合溶媒中、脱
酸剤の存在下、2−(4,6−ジメトキシ−2〜ピリミ
ジニルオキシ)ベンズアルデヒド(If)とヒドロキシ
ルアミン塩酸塩あるいはヒドロキシルアミン硫酸塩とを
反応させて製造することができる。
ここで言う脱酸剤とは炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩類や
トリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジン等の第
3級アミン類をあげることができる0反応温度は0℃か
ら溶媒の沸点まで可能であるが、望ましくは10°Cか
ら60℃程度で反応させるのがよい。
次に上記の反応で合成された、2−(4,6−シメトキ
シー2−ピリミジニルオキシ)ベンズアルドキシム(I
II)を不活性溶媒中、脱酸剤の存在下−数式(IV)
で表わされるハロゲン化物と反応させて、−数式(1)
で表わされる化合物を得ることができる0通常、(IV
)のハロゲン化物は一般式(Iff)で表わされる化合
物に対して等モル量から5モル等量用いる。ここで言う
不活性溶媒とはベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化
水素系Wl媒、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲ
ン化炭化水素系溶媒、エチルエーテル、イソプロピルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等の
エーテル系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン等のケ
トン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶
媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジ
メチルスルホキシド、1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リノン等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリル等の
ニトリル系溶媒が挙げられる。脱酸剤としては炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素
カリウム等の炭酸塩類やトリメチルアミン、トリエチル
アミン、ピリジン等の第3級アミン類を挙げることがで
きる0反応温度は室温から溶媒の沸点まで可能であるが
、望ましくは50°Cから120℃程度がよい0反応終
了後、通常の後処理を実施し再結晶あるいはカラムクロ
マトグラフィーにより、−数式(1)で表わされる化合
物を精製することができる。
出発物質である2−(4,6−シメトキシー2−ピリミ
ジニルオキシ)ベンズアルデヒドは特開昭62−174
059号公報に従って製造することができる。
一般式(1)で表わされる9本発明に係わるピリミジン
誘導体を含有する除草剤は、その作用特性としてほとん
どの水田もしくは畑地で問題となる有害雑草に対して極
めて有効である。水田においてはヒエ、サヤヌカグサ、
ヨシなどのイネ科強害雑草、カヤツリグサ、クマガヤツ
リ、ミズガヤツリ、ホタルイ、シズイ、クログワイ、マ
ツバイ、ヒデリコなどのカヤツリグサ科強害雑草または
ウリカワ、オモダカ、ヘラオモダカなどのオモダカ科強
害雑草、更には、コナギ、キカシグサ、セリ等の広葉雑
草に対して極めて有効である。畑地においてはハコベ、
シロザ、ナズナ、アオビユ、アメリカツノクサネム、イ
チビ等の広葉雑草、ヒエ、エノコログサ、メヒシバ、オ
ヒシバ、スズメノカタビラ、ノスズメノテッポウ、エン
バク、カラスムギ、シバムギ、ウマノチャヒキ、ギョウ
ギシバ、ハイコヌカグサ、メリケンカルカヤ、セイヨウ
ヌカボ、シングルグラス、オオクサキビ、ジョンソング
ラス、シャッターケーン、ウーリーカップグラス等のイ
ネ科雑草およびコゴメカヤツリ等のカヤツリグサ科雑草
、特にジョンソングラス、シャッターケーン、モガヤ等
の多年生イネ科雑草に対して極めて有効である。−数式
(1)で表わされる本発明に係わる除草剤は、ともに後
述の試験例に示すごとく、その作用部位の一つと考えら
れるALS、  (アセトラクテートシンセース)の酵
素レベルの阻害活性試験に於いて、ノビエ、ジョンソン
グラス、エノコログサ等の雑草に高い阻害活性を示す、
一方、エントウ豆、綿、落花生等の広葉作物に対し、阻
害活性を示さない、このことは、本発明に係わる除草剤
が、エントウ豆、綿、落花生等に安全な高い選択性を有
することを示す、また、ポット試験に於いてもトウモロ
コシ、大豆、綿、テンサイ、落花生、ヒマワリ、ナタネ
、ジャガイモ、疏菜類等の作物に対する薬害は無いか、
有っても極めて少ない、また処理法によっては小麦、稲
、大麦、サトウキビ等の狭葉作物にも薬害を全く出さず
に使用できるが、これらの作物に限定されるものではな
い。
また、−a式(1)で表わされる本発明に係わる除草剤
は土壌処理、土壌混層処理、茎葉散布処理、軟量処理な
どあらゆる処理法に於いて有効であり、施用量としては
、0.01〜10kg/haの広い範囲で使用可能であ
るが、標準的には、0.1〜5kg/haの範囲での使
用が好ましい。
本発明に係わる一般式〔I〕で表わされる化合物は、処
理する植物に対して原体をそのまま使用して良いが、−
iには不活性な液体担体または固体担体と混合し、通常
用いられる製剤形態である粉剤、粒剤、水和剤、乳剤、
フロアブル剤等に調整して使用される。さらに製剤上必
要ならば補助剤を添加する事もできる。
担体としては、通常農園芸用薬剤に使用されるものであ
るならば固体または液体のいずれでも使用でき、特定の
ものに限定されるものではない。
例えば固体担体としては、クレー、タルク、ベントナイ
ト、炭酸カルシウム、ケイソウ土、ホワイトカーボンの
如き鉱物質粉末、大豆粉、デンプンの如き植物性粉末、
石油樹脂、ポリビニルアルコール、ポリアルキレングリ
コール等の如き高分子化合物、尿素、ワックス類等が挙
げられる。また液体担体としては、キシレン、メチルナ
フタレン、アルキルベンゼン等の各種有機溶剤類、植物
オイル等各種オイル、水等が挙げられる。
補助剤としては、通常農園芸用薬剤に使用される界面活
性剤、結合剤(例えば、リグニンスルフォン酸、アルギ
ン酸、ポリビニルアルコール、アラビアガム、CMC−
繊維素グリコール酸ナトリウム等)、安定剤(例えば、
酸化防止用にフェノール系化合物、チオール系化合物又
は高脂肪酸エステル類等を用いたり、pH調整剤として
燐酸塩を用いたり、時に光安定化剤も用いる)等を必要
に応じて単独または組合せて使用できる。さらに場合に
よっては防菌防黴のために、工業用殺菌剤、防菌防黴剤
などを添加することもできる。
界面活性剤の例としては、非イオン性、陰イオン性、陽
イオン性及び両イオン性のものを適宜単独または混合し
て使用できる。非イオン性としては、アルキルフェノー
ル、高級アルコール、アルキルナフトール、高級脂肪酸
、脂肪酸エステル等にエチレンオキシド(例えば、X−
77とか、ノイゲンEA80等の如きもの)またはプロ
ピレンオキシドを付加させたもの等が好ましい、陰イオ
ン性のものとしては、アルキルフェノール、アルキルナ
フトール、高級アルコール、高級脂肪酸、脂肪酸エステ
ル等をアルキルスルホン酸塩(例えばネオペレックスの
如きもの)、アルキル硫酸エステル塩、リン酸エステル
塩等としたものが好ましい、またリグニンスルホン酸塩
(例えばサンエキスの如きもの)等も好ましい例の一つ
である。
本発明に係わる除草剤における一般式(!〕で表わされ
る化合物の含有量は、製剤形態によって異なるが、通常
粉剤では0.05〜20重量%、水和剤では1〜50重
量%、粒剤では0.05〜15重量%、乳剤では1〜5
0重量%、フロアブル製剤では1〜50重量%、ドライ
フロアブル製剤では1〜50重量%であり、好ましくは
、粉剤では0.5〜5重量%、水和剤では10〜40重
量%9粒剤では0.5〜8重量%、乳剤では5〜20重
量%、フロアブル製剤では10〜30重量%、ドライフ
ロアブル製剤では10〜40重量%である。
補助剤の含有量は0〜80重量%であり、担体の含有量
は、100重量%から有効成分化合物及び補助剤の含有
量を差し引いた量である。
−8式(1)で表わされる本発明の除草剤は、他の除草
剤の一種または二種以上、あるいは殺菌剤、殺虫剤、植
物成長!IIIJ剤の如き農薬、肥料、土壌改良剤等と
混合使用が可能であることはもちろんのこと、これらと
の混合製剤も可能であり、場合によっては相乗効果も期
待できる。
ここで言う他の除草剤とは、下記の化合物を示すが、勿
論これらに限定されるものではない。
3.6−ジクロロ−2−メトキシベンゾイックアシッド
(dicamba)、 2.5−ジクロロ−3−アミノベンゾイックアシッド(
amiben)、 4−クロロ−2,2−ジメチルバレルアニリド(mon
a I 1de)、 3.4−ジクロロプロピオンアニリド(p r o p
aniり、 3.4−ジクロロ−2−メチルアクリルアニリド(di
cryl)、 3.4−ジクロロシクロプロパンカルボキシアニリド(
cypromid)、 3.4−ジクロロ−2−メチル−ペンクンアニリド(k
arsil)、 N、N−ジメチル−2,2−ジフェニルアセトアミド(
diphenamide)、 N−ナフチルフタラミン酸(naptalam)N−(
1,1−ジメチルベンジル(−2−プロモータアシヤリ
−ブチルアセトアミド(buromobuLide)、 2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N−メチルア
セトアニリド(mefenasate)。
1.1−ジメチル−3−フェニルウレア(fenuro
n)、 3−(4−クロロフェニル)−1,1−ジメチルウレア
(monuron)、 3−(4−クロロフェニル)−1−メトキシ−1−メチ
ルウレア(monolinuron)、1−(2−メチ
ルシクロヘキシル)−3−フェニルウレア(sidur
on)、 1.1−ジメチル−3−(3−トリフルオロメチルフェ
ニル)ウレア(f luometuron)3−(3,
4−ジクロロフェニル)−1,1−ジメチルウレア(d
iuron)、 3−(3,4−ジクロロフェニル)−1−メトキシ−1
−メチルウレア(linuron)、3−(3−クロロ
−4−メチルフェニル)−1゜エージメチルウレア(c
hlortoluron)、 3− [3−(N−タアシャリープチル力ルバモイルオ
キシ)フェニル]−1,1−ジメチルウレア(karb
utilate)、 1−(α、α−ジメチルベンジル)−3−(4−メチル
フェニル)ウレア(dymron)、3−(4−イソプ
ロピルフェニル)−1,1−ジメチルウレア(jsop
roturon)、3−(2−ベンゾチアゾリル)−1
,3−ジメチルウレア(methabenzthiaz
ur。
n)、 3−(2−ベンゾチアゾリル)l−メチルウレア(be
nzthiazuron)、 3−(ヘキサハイドロ−4,7−メタノインダン−5−
イル)−1,1−ジメチルウレア(noruron)、 3−[5−(1,1−ジメチルエチル)−1,3,4−
チアジアゾール−2−イル]−1,3−ジメチルウレア
(tebuthiuron)、3−(5−タアシャリー
プチルイソオキサゾールー3−イル)−1,1−ジメチ
ルウレア(is。
uron)、 2−クロロ−4,6−ビス(エチルアミノ)−1,3,
5−)リアジン(simazine)、2−クロロ−4
−エチルアミノ−6−イソプロピルアミノー1,3.5
−1−リアジン(atrazine)、 2−クロロ−4,6−ビス(イソプロとルアミノ)−1
,3,5−トリアジン(propazine)、 2−(2−クロロ−4−エチルアミノ−1,3゜5−ト
リアジン−6−イルアミノ)−2−メチルプロピオニト
リル(cyanaz 1ne)、2−メトキシ−4,6
−ビス(イソプロピルアミノ)−1,3,5−1−リア
ジン(promet。
n)、 2−メチルチオ−4,6−ビス(エチルアミノ)−1,
3,5−)リアジン(simetryne)、 2−メチルチオ−4,6−ビス(イソプロピルアミノ)
−1,3,5−トリアジン(p r ome tryn
e)、 2−メチルチオ−4−メチラミノー6−イソプロビルア
ミノ−1,3,5−トリアジン(ametryne)、 2−メチルチオ−4−イソプロピルアミノ−6−メチル
アミノ−1,3,5−トリアジン(desmetryn
e)、 4−アミノ−6−グアシャリープチル−3−メチルチオ
−1,2,4−)リアジン−5(4H)−オン(met
ribuzin)、 3−シクロへキシル−6−ジメチルアミノ−1=メチル
−1,3,5−4リアジン−2,4−(IH,3H)−
ジオン(hexaz 1none)、2−クロロ−N−
イソプロピルアセトアニリド(propachlor)
、 N−メトキシメチル−2°、6°−ジエチル−2−クロ
ロアセトアニリド(alachlor)、2−クロロ−
2’、 6’−ジエチル−N−(ブトキシメチル)アセ
トアニリド(butachlor)2−クロロ−2”−
エチル−6′−メチル−N−(2−メトキシ−1−メチ
ルエチル)アセトアニリド(metolachlor)
、 N、N−ジアリル−2−クロロアセトアミド(all 
1dochlor)、 2.6−シニトローN、N−ジプロピル−4−トリフル
オロメチルアニリン(trifluralin)、 3.4−ジメチル−2,6−シニトローN−1−エチル
プロピルアニリン(pendimethalin)、 2−クロロ−N−(4−メトキシ−6−メチル−1,3
,5−)リアジン−2−イル−アミノカルボニル)ベン
ゼンスルフォンアミド(chlorosulfuron
)、 メチル−2−[3−(4−メトキシ−6−メチル1.3
.5−トリアジン−2−イル)ウレイドスルフォニル]
ベンゾエート(metsulfurone−methy
l)、 メチル−2−[3−(4,6−シメチルピリミジンー2
−イル)ウレイドスルフォニル]ベンゾニー) (su
l fometuron−methyl)、 メチル−2−[3−(4−,6−シメトキシピリミジン
ー2−イル)ウレイドスルフォニルJベンゾエート(b
ensulfuron)、エチル−2−[3−(4−ク
ロロ−6−メドキシピリミジンー2−イル)ウレイドス
ルフォニル]ベンゾエート(chlorinuron)
、3−[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5=ト
リアジン−2−イル)ウレイドスルフォニル]−2−チ
オフェンカルボン酸(t h i ame turon
)s 2−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2
−イミダシリン−2−イル)ニコチン酸イソプロピルア
ミン塩(imazapyr)、2−(4−イソプロピル
−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イ
ル)−3−キノリン酸(imazaquin)、 2−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2
−イミダシリン−2−イル)−5−エチル−3−ピリジ
ンカルボン酸(imazethapyr)、 2−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2
−イミダシリン−2−イル)−3(4)−安息香酸メチ
ルエステル(imazamethabenzo)、 3−イソプロピル−IH−2,1,3−ベンゾチアジア
ジン−4(3H)−オン−2,2−ジオキサイド(be
ntazon)、 5−プロモー3−sec−ブチル−6−メチルウラシル
(bromacil)、 3.5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンゾニトリル(b
romoxynil)、 4−ヒドロキシ−3,5−ショートベンゾニトリル(i
oxynil)、 N−(フォスフォノメチル)グリシン(glyphos
ate)。
[実施例] 本発明に係わるピリミジン誘導体の製造例を次に示す。
実施例12−クロロ−4,6−ジメトキシビリミジンの
製造(中間体) 5Iの四つロフラスコに36%塩酸1260afを装入
し0°Cに冷却した。この中に、2−アミノ−4,6−
シメトキシピリミジン180g(1,16mole)を
小量づつ添加後、反応液がシロップ状になるまで約1時
間撹拌した0次に、反応液を一15゛Cまで冷却後、N
aN0g 159g(2,3mole)/HtO260
dの溶液を激しく撹拌しながら、約1時間かけて滴下し
た0滴下終了後、−15〜−10℃で更に1時間撹拌し
反応を終えた0反応液を一5°Cに保持しながら、30
%Na0II水溶液1.51を滴下装入してpH=7ま
で中和した。減圧ろ過により紫色結晶をろ取、含水状態
のままこの粘土状物質から酢酸エチル3Nをもちい目的
物を抽出した。水洗、脱水、溶媒除去の操作を経て、青
味がかった粗結晶63 gを得た。更に、シリカゲルク
ロマトグラフィーにより精製し白色結晶、60.8 g
 (収率 29,9%)を得た。
融点101.5〜102.5°C 実施例22−(4,6−シメトキシー2−ピリミジニル
オキシ)ベンズアルデヒドの 合成 (中間体) 500 d四ツロフラスコに2−クロロ−4,6−シメ
トキシビリミジン105g (0,6mole ) 、
サリチルアルデヒド79.4 g (0,65mole
) 、炭酸カリウム4111.3 g (0,35鋼o
le)およびジメチルスルフオキシド4501dを一括
装入した。徐々に昇温し、120℃で3時間撹拌し反応
を終えた。冷却後反応液を水2000 dに排出し、ベ
ンゼン抽出、水洗、脱水および濃縮の操作をへて目的物
組成品156gを得た。更に、シリカゲルクロマトグラ
フィーにより精製し白色結晶、117.1g (収率 
75.0%)を得た。
融点76.0〜76.5°C 実施例32−(4,6−シメトキシー2−ピリミジニル
オキシ)ベンズアルドキシム の合成 (中間体) 11四ツ目フラスコに2− (4,6−ジメトキシ−2
ピリミジニルオキシ)ベンズアルデヒド65g1(0,
25mole) 、ヒドロキシルアミン・塩酸塩19.
2g (0,275mole ) 、メタノール800
H1,20dを一括装入した。20℃で撹拌しながら、
炭酸カリウム19.2 g (0,125mole )
を30分かけて少しづつ加え、更に20℃で2時間撹拌
し反応を終えた0反応液を水3000 dに排出し、晶
出する結晶をろ取し、減圧乾燥の操作をへて目的物組成
品66.3 gを得た。更に、n−ヘキサン/ベンゼン
1 : 1200mafの混合溶媒で充分に洗浄し、白
色結晶62.0 g (収率 90.1%)を得た。
融点128.5〜130.0℃ 実施例42−ブロモプロピオン酸n−ブチルの製造 (
中間体) 200 dの三角フラスコ中にn−ブチルアルコール、
14.8g (0,2s+ole) 、ベンゼン100
dおよびトリエチルアミン12.1 g(0,12−0
18)を装入し、マグネチックスクーラー上で外部より
氷で10℃に冷却しつつ、2−ブロモプロピオニルブロ
マイド21.4g (0,1mole)を15℃以下に
保ちながら30分を要し滴下した。更に25〜30℃で
1時間撹拌した後反応液を水500−に排出し、水洗、
脱水および濃縮の操作にて粗油状物20 gを得た。更
に減圧蒸留により精製し、50〜5°(/ 5 Tor
rの油状物、12.8gを得た。
実施例5 0−(1−エトキシカルボニルエチル)−2
−(4,6−シメトキシー2−ピリミジニルオキシ)ベ
ンズアルドオキシムの製 造(化合物番号 2) 2− (4,6−シメトキシー2−ピリミジニルオキシ
)ベンズアルドオキシム(1,38g) 、α−ブロモ
プロピオン酸エチル(1,36g)、無水炭酸カリウム
(0,38g)をN、N−ジメチルホルムアミド(30
m)中、120℃で4時間撹拌した。放冷後、反応溶液
を水に排出し、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に濃縮した。残渣をシリ
カゲルクロマトグラフィー(展開溶媒;n−ヘキサン:
酢酸エチル−7:1)にて精製し、0−(l−エトキシ
カルボニルエチル)−2−(4,6−シメトキシー2−
ピリミジニルオキシ)ベンズアルドオキシムを油状物質
として1.43 g得た。
H−NMRスペクトル(CDCh−TMS)δ: 1.
26(3H,t。
J−7,4Hz)、1.28(3H,d、J−7,4H
z)、3.77(6H,s)。
4.15(2H,q、J=7.4Hz)、4.67(I
H,Q、J=7.4tlz) 。
5.70(IH,s)、6.9−7.4(3H,m)、
7.7〜7.9(IH,a+)。
8.22(IH,s) 実施例6  0−(1−n−ブトキシカルボニルエチル
)−2−(4,6−シメトキシー2 ピリミジニルオキ
シ)ベンズアルドオキシム の製造 (化合物番号 3) 100i四つロフラスコ中に2−(4,6−ジメトキシ
−2−ピリミジルオキシ)ベンズアルドオキシム4.1
g(0,015mole)、炭酸カリウム2.8 g 
(0,02m。
le)およびN、N−ジメチルスルホキシド70dを装
入し20″Cにて撹拌し実施例4で合成した2−ブロモ
プロピオン酸n−ブチル4.2g (0,02票ole
)を−度に加えた。徐々に昇温し、100℃にて2.5
時間撹拌し、放冷後、反応液を水500dに排出し、酢
酸エチルで抽出、水洗、脱水および濃縮の操作を経て粗
油状物7.3gを得た。更にシリカゲルクロマトグラフ
ィー(展開溶媒:ベンゼン:酢酸エチル=191)にて
精製し、0(1−n−ブトキシカルボニルエチル)−2
−(4,6−シメトキシー2−ピリミジルオキシ)アル
ドオキシムを油状性物質として7.3g、を得た。
元素分析:理論値C56,1χ、H5,14χ、N 1
1.27χ測定値C56,5χ、H5,3χ、 N 1
1.6χ本発明の代表的な化合物の物性を表−1に示す
〔製剤例および試験例〕
次に本発明に係わる除草剤の製剤例及び除草活性試験例
を示す。
製剤例1 (水和剤) 本発明化合物(1) :20重量部、ネオペレックス(
商品名、花王製;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム)82重量部、ノイゲンEA80(商品名、三洋化成
製;ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル):1
重量部、ホワイトカーボン:5重量部および珪藻土72
重量部をよく粉砕混合して水和剤を得た。
製剤例2 (水和剤) 本発明化合物(9) : 201(1部、アルキルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム=2重量部、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル:1重1部及びジ−クラ
イト:77重量部をよく粉砕混合して水和剤を得た。
製剤例3 (水和剤) 本発明化合物(2):50重量部、ホワイトカーボン:
5重量部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル硫酸アンモニウム塩二6重量部、リグニンスルホン酸
ナトリウム:2重量部及び珪藻土237重量部をよ(J
et−0−マイザーを用いて粉砕混合して水和剤を得た
製剤例4 (フロアブル剤) 本発明化合物(11)  : 20重量部、リグニンス
ルホン酸ナトリウム=2重量部、キサンタンガム=0.
3重量部及びポリオキシエチレンアルキルアリールエー
テル:1重量部に、水ニア6.7重量部を加えて混合後
、サンドグラインダーを用いて微粉砕してフロアブル剤
を得た。
製剤例5 (フロアブル剤) 本発明化合物(5):30重量部と水50重量部に溶解
したサンエキスP252  (商品名、前記と同様):
10重量部を湿式粉砕混合し、その復水9.6重量部に
溶解したケルサンS(商品名、ケルコ製;キサンタンガ
ム):0.2重量部とプルトップ(商品名、武田薬品工
業製;有機ヨウ素系防黴剤):0.2重量部を加えて混
合し、フロアブル剤を得た。
製剤例6 (粉剤) 本発明化合物(2):1重量部、エマルゲン91O(商
品名、花王製;ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル)二0.5重量部およびカオリンクレー:9B、5
重量部をよく粉砕混合して粉剤を得た製剤例7 (粉剤
) 本発明化合物(5):3重量部、リグニンスルホン酸ナ
トリウム:3重量部、ポリオキシエチレンアルキルアリ
ールエーテル=2重量部及びクレー:92重量部を混合
粉砕して粉剤を得た。
製剤例8 (ドライフロアブル剤) 微粉砕した本発明化合物(6)  :60重量部、アル
キルベンゼンスルホン酸ナトリウム:5重量部及びポリ
プロピレングリコールポリエチレングリコールエーテル
:35重量部を混合し、ドライフロアブル剤を得た。
製剤例9 (粒剤) 微粉砕した本発明化合物(11) : 1重量部、ネオ
ペレックス(商品名、前記と同様):2重量部、サンエ
キスP252  (商品名、山陽国策パルプ製;リグニ
ンスルホン酸ナトリウム)82重量部、ベントナイト:
70重量部およびタルク:23重量部をよく混合した後
、適当量の水を加えて湿潤させ、次に小型射出成形機で
押し出し造粒した。これを30〜60°Cで風乾し解砕
した後、製粒機で0.3〜2霧−に製粒して粒剤を得た
製剤例10(粒剤) 微粉砕した本発明化合物(3)1重量部、ゴーセノール
(Gosenol)GL−05s (日本合成化学(株
)PVA):2重量部、サンエキスP−252(重陽国
策パルプ(株)製リグニンスルホン酸ソーダ):2重量
部及びクレー295重量部を良く混合した後、適当量の
水を加えて湿潤させ、次に射出成形機で押し出し造粒し
た。これを60〜90°Cで風乾し解砕した後、整粒機
で0.3〜1IIIIに整粒して粒剤を得た製剤例11
(乳剤) 本発明化合物(4) : 10重量部、ツルポール80
0 A(商品名、東邦化学製;非イオン性界面活性剤と
陰イオン性界面活性剤の混合物)=IO重量部および0
−キシレン:80重量部を混合溶解して乳剤を得た。
製剤例12  (乳剤) 本発明化合物(10) 10重量部、ツルポール800
^(東邦化学(株)製画品名:非イオン性界面活性剤と
アニオン性界面活性剤の混合物):10重量部及び0−
キシレン:80重量部を混合溶解して乳剤を得た。
〔生理試験例〕
試験例IALS(アセトラクテートシンセース)阻害試
験 作物と雑草との間の酵素レベルにおける選択性を見いだ
すために、広葉作物の代表としてエントウ豆を、狭葉雑
草の代表としてヒエを用い、ALS阻害試験を行った。
エントウ豆およびヒエの種子を25°C1暗所において
8〜14日間発芽生育させた後、その芽生えより、文献
(プラント フィジオロジー、75巻、827〜831
)記載の方法に従ってアセトラクテートシンセースの部
分精製懸濁液(A液)を得た。供試化合物o、s mg
を試験管に測りとり、20taMKzHPOa溶液0.
15m、さらに、0.25jdの反応基質液(KJPO
44抛M)、ピルビン酸ナトリウム40−M、TPPl
wM、MgC1x 1mM、およびFAD2011より
なる)を加え、0.4 dの反応液(B液)とした、 
0.4 dのB液に0.1dのA液を加え、30℃の恒
温水槽中で、1時間振盪した後、50μlの6N硫酸を
加えて反応を停止させた。
次に反応停止液を60℃恒温水槽に移し、15分間加熱
した後、0.5にクレアチン溶液0.5mと5χアルカ
リ性α−ナフトール溶液0.5dを加え、15分間60
℃に保った。その結果、被検液は桃色〜赤色を呈した0
以上の操作の後、被検液の525nmに於ける吸光度を
吸光光度計により測定した(供試化合物の吸光度 ■)
一方、B液の供試化合物として、何も入れず前記の処理
をしたもの(ブランクの吸光度 ■)と、B液の供試化
合物として50μlの6N硫酸を用い前記の処理をした
もの(硫酸の吸光度 ■)を同時に測定した。それぞれ
の測定値より次の式に従って各化合物11000pp 
(0,5mg10.5 d)に於ける酵素阻害率を求め
、その結果を表−2に示した。
表−2酵素試験 なお、比較化合物A、Bは下記の化合物を表わす。
A : B : (試験例2.3も同じ) (共に特開昭62−174059号公報記載化合物)本
試験の結果は、本発明化合物が酵素レベルに於いてヒエ
等のイネ科雑草に強い阻害を示すのに対し、エントウ豆
等の広葉作物に対しては阻害作用を示さず明確な選択性
を有していることを示すものである。
試験例2 畑地土壌処理試験 1 /2500アールの樹脂性ポットに畑地土壌を充填
し、施肥後ダイズ、トウモロコシおよびワタを播種して
2〜3c−の覆土を行った。この土壌層内に、アオビユ
、アサガオ、シロザ、ヒエ、エノコロ、メヒシバ、スズ
メノテッポウ及びジョンソングラスを均一に混合し温室
内で生育させた。1日後(雑草発生前に)、供試化合物
の所定量を前記製剤例1に記載した方法に準じて調製し
た水和剤を水で稀釈調製し、1アール当りの散布液量1
01相当量を土壌表面に加圧微量霧器を用いて均一に散
布した。30日後に作物及び雑草に対する影響を観察調
査し、その結果を表−3に示した0表中、被検植物の被
害程度及び作物に対する薬害程度は、無処理の場合の風
乾型と比較し以下の基準で表示した。
5    0〜5   (枯死) 4    6〜10    (品書) 3     11〜40(中吉) 2    41〜70(小書) 1     71〜90(僅少害) 0    91〜100(無害) 本試験結果は、−数式(I)で表わされる本発明化合物
は、一部の広葉雑草及び多年生を含むイネ科雑草に対し
て土壌処理に於いて高い殺草効果を示し、なおかつダイ
ズ、ワタ及びトウモロコシ等の作物には極めて安全に使
用できることを示すものである。
試験例3 畑地茎葉処理試験 1 /10000アール樹脂性ポットに畑土壌を充填し
、これにアオビユ、アサガオ、シロザ、スズメノテッポ
ウ、ジョンソングラス、ヒエ、エノコロ、メヒシバ、ダ
イズ、トウモロコシ及びワタを一種類づつ播種し、温室
内にて生育させた。各植物が2〜3葉になった時、供試
化合物の所定量を前記製剤例!lに記載した方法に準じ
て調製した乳剤を水で稀釈調製し、所定量を加圧@量噴
霧器にて散布した。散布量はアール当り52とした。薬
剤散布後30日目に作物及び雑草に対する影響を観察調
査し、その結果を表−4に示した0表中、被検植物の被
害程度及び作物に対する薬害程度は、試験例2と同様に
表示した。
本試験結果は、−数式(1)で表わされる本発明化合物
は、一部の広葉雑草及び多年生を含むイネ科雑草に対し
て茎葉処理に於いて高い殺草効果を示し、なおかつダイ
ズ、ワタ及びトウモロコシ等の作物には極めて安全に使
用できることを示すものである。
試験例4 湛水土壌処理(発生前処理)115000ア
ールワグネルポツトに土壌を詰め、タイヌビエ、ホタル
イ、ウリカワの種子または塊茎を播種して温水状態とし
た。これに予め育苗しておいた水稲苗(2〜3葉期)2
本を1株とし、その2株を移植して温室内で生育させた
。1日後(雑草発生前に)、供試組成物の所定量を前記
製剤例9に記載した方法に準じて調整した粒剤を用いて
処理し、30日に雑草の発生状況および水稲に対する薬
害状況を観察調査した。その結果を表−表−5 湛水土壌処理試験(発生前処理) 5に示した0表中、被検植物の被害程度および水稲に対
する薬害程度は、試験例1と同様に表示した。
試験例5 湛水土壌処理(生育期処理)115000ア
ールワグネルボツトに土壌を詰め、タイヌビエ、ホタル
イ、ウリカワの種子または塊茎を播種して湛水状態とし
た。これに予め育苗しておいた水稲苗(2〜3葉期)2
本を1株とし、その2株を移植して温室内で生育させた
。ヒエが2葉になった時に、供試組成物の所定量を前記
製剤例3に記載した方法に準じて調整した粒剤を用いて
処理し、30日に雑草の発生状況および水稲に対する薬
害状況を観察調査した。その結果を表−6に示した0表
中、被検植物の被害程度および水稲に対する薬害程度は
、試験例1と同様に表示した。
表−6 湛水土壌処理試験(生育期処理) 試験例6 シャーレ試験 直径9c+sのガラス製シャーレに濾紙を置き、アセト
ンに溶解した化合物を所定量入れ、風乾してアセトンを
除去した。濾紙上にヘラオモダカの種子を置き、水10
dを入れて25°Cの明室で生育させた。14日後にヘ
ラオモダカの生育状況を観察調査した。被検植物の被害
程度は、植物の生育状況を無処理の場合と比較し試験例
2と同じ基準で観察しその結果をより80%生育阻害値
を求め表−7に示した。
表−7シャーレ試験 試験例4〜試験例6の結果は、−数式(1)で表わされ
る本発明化合物は、一部の広葉雑草及び多年生を含むイ
ネ科雑草に対して温水土壌処理に於いて高い殺草効果を
示し、なおかつイネにも薬害の極めて少ない条件下使用
できることを示すものである。
〔発明の効果〕 以上の詳細な説明から分かる様に、本発明に係る一般式
(1)で表わされる化合物を含有する除草剤は、農業で
問題となる雑草種に対して低薬量で顕著な除草活性を示
し、また広範な殺草スペクトラムを有する。一方、畑作
におけるトウモロコシ、ダイズおよびワタ等の有用作物
に対しては、極めて安全に使用可能であり、卓越した選
択性を示しており、公知化合物等の比較薬剤、あるいは
その他の公知化合物を凌駕する性能を有しており、更に
は、多年生難防除雑草に至るまで1回の処理で的確に防
除する事が可能であり、極めて有用な除草剤を世の中に
提供するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R^1は水酸基、低級アルコキシ基、低級アル
    コキシ低級アルコキシ基、低級ジアルキルアミノ基、ア
    ニリノ基を、R^2は水素原子またはメチル基を示す。 )で表わされるピリミジン誘導体(2)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R^1は水酸基、低級アルコキシ基、低級アル
    コキシ低級アルコキシ基、低級ジアルキルアミノ基、ア
    ニリノ基を、R^2は水素原子またはメチル基を示す。 )で表わされるピリミジン誘導体を含有することを特徴
    とする除草剤。
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