JPH03193588A - 船舶の波形垂直隔壁 - Google Patents
船舶の波形垂直隔壁Info
- Publication number
- JPH03193588A JPH03193588A JP33554189A JP33554189A JPH03193588A JP H03193588 A JPH03193588 A JP H03193588A JP 33554189 A JP33554189 A JP 33554189A JP 33554189 A JP33554189 A JP 33554189A JP H03193588 A JPH03193588 A JP H03193588A
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- JP
- Japan
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- swash plates
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- Pending
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は船舶の波形垂直隔壁に関する。
従来、穀物等撒積貨物を積荷する船舶においては、第4
図斜視図に示すように、内底板6上に、船側外板7に直
交し船体を横切る向きの垂直の方形状波形隔壁1を立設
する場合が多く、この波形隔壁1には、その下端部に撒
積貨物が滞留しないよう、波形凹面の下端部に、水平に
対し約45°の下り傾斜角で隣接するもの同士が互いに
逆傾斜となる斜板2a、 2bが配設され、周囲を波
形隔壁1及び内庭板6に溶接取付けされている。
図斜視図に示すように、内底板6上に、船側外板7に直
交し船体を横切る向きの垂直の方形状波形隔壁1を立設
する場合が多く、この波形隔壁1には、その下端部に撒
積貨物が滞留しないよう、波形凹面の下端部に、水平に
対し約45°の下り傾斜角で隣接するもの同士が互いに
逆傾斜となる斜板2a、 2bが配設され、周囲を波
形隔壁1及び内庭板6に溶接取付けされている。
しかしながら、このような波形隔壁構造では、第5図矢
視図に示すように、波形隔壁1を挾んで隣接する斜板2
a、2bがほぼ直角に交叉する直交交叉部3が生じ、こ
の直交交叉部3は、第6凹所面図に示すように、船体の
横力向:矢印入方向の荷重に対し極端な不連続構造を形
成して、応力集中を惹起し、その結果、斜板2a、2b
と波形隔壁Iとの間の溶接部の中、直交交叉部3の部分
に亀裂が発生する場合が多い。
視図に示すように、波形隔壁1を挾んで隣接する斜板2
a、2bがほぼ直角に交叉する直交交叉部3が生じ、こ
の直交交叉部3は、第6凹所面図に示すように、船体の
横力向:矢印入方向の荷重に対し極端な不連続構造を形
成して、応力集中を惹起し、その結果、斜板2a、2b
と波形隔壁Iとの間の溶接部の中、直交交叉部3の部分
に亀裂が発生する場合が多い。
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
隣接する斜板の交叉部の応力集中を緩和し、ひいては当
該部の亀裂発生を防止することができる船舶の波形垂直
隔壁を提供することを目的とする。
隣接する斜板の交叉部の応力集中を緩和し、ひいては当
該部の亀裂発生を防止することができる船舶の波形垂直
隔壁を提供することを目的とする。
そのために本発明は、内庭板上に船体を横切る向きで立
設されるとともに、波形凹面の下端部に隣接するもの同
士が互いに逆の下り傾斜となる斜板が取付けられた波形
垂直隔壁において、少なくとも一方の斜板の下面側に隣
接斜板と同一面内にあるカウンターブラケットを配設し
たことを特徴とする。
設されるとともに、波形凹面の下端部に隣接するもの同
士が互いに逆の下り傾斜となる斜板が取付けられた波形
垂直隔壁において、少なくとも一方の斜板の下面側に隣
接斜板と同一面内にあるカウンターブラケットを配設し
たことを特徴とする。
本発明船舶の波形垂直隔壁においては、斜板の交叉部が
カウンターブラケットの存在により、船体の横方向の荷
重に対し連続構造となり、従って交叉部の応力集中が大
巾に緩和されることになり、この部分に発生し易い溶接
部亀裂を防止することができる。
カウンターブラケットの存在により、船体の横方向の荷
重に対し連続構造となり、従って交叉部の応力集中が大
巾に緩和されることになり、この部分に発生し易い溶接
部亀裂を防止することができる。
本発明船舶の波形垂直隔壁の一実施例を図面について説
明すると、第1図は斜視図(第4図のI矢視の位置と同
じ)、第2図は第1図のn−nに沿った断面図、第3図
は第2図の■−■に沿った断面図で、同図(a)〜(e
)はそれぞれカウンターブラケットの異なる取付態様を
示すものである。
明すると、第1図は斜視図(第4図のI矢視の位置と同
じ)、第2図は第1図のn−nに沿った断面図、第3図
は第2図の■−■に沿った断面図で、同図(a)〜(e
)はそれぞれカウンターブラケットの異なる取付態様を
示すものである。
第1図において、図示せざる内庭板上に、船側外板に直
交し船体を横切る向きで立設されている垂直の方形状波
形隔壁1には、その波形凹面の下端部に、水平に対し約
45°の下り傾斜角で隣接するもの同士が互いに逆傾斜
となる斜板2a、’lbが、直交交叉部3で交叉して取
付けられている。この各斜板2a。
交し船体を横切る向きで立設されている垂直の方形状波
形隔壁1には、その波形凹面の下端部に、水平に対し約
45°の下り傾斜角で隣接するもの同士が互いに逆傾斜
となる斜板2a、’lbが、直交交叉部3で交叉して取
付けられている。この各斜板2a。
2bの下面側に、それぞれ隣接斜板2b。
2aと同一面内にあるカウンターブラケット4a、4b
が配設されている。
が配設されている。
しかして、この斜板2a、 2bとカウンターブラケ
ット4a、4bとの取付は構造は種々の態様が考えられ
、それを斜板2bとカウンターブラケソ)4bについて
第3図により説明すると、(alは基本構造で斜板2b
とカウンターブラケット4bとが隅肉溶接固着される場
合であるが、一般の船舶では斜板2bの下面側の溶接は
困難なため、実用しにくい。
ット4a、4bとの取付は構造は種々の態様が考えられ
、それを斜板2bとカウンターブラケソ)4bについて
第3図により説明すると、(alは基本構造で斜板2b
とカウンターブラケット4bとが隅肉溶接固着される場
合であるが、一般の船舶では斜板2bの下面側の溶接は
困難なため、実用しにくい。
(b)は斜板2bとカウンターブラケット4bの溶接を
省略したものである。(C1,(dl、 (elは斜板
2bとカウンターブラケット4bの溶接を上面側から可
能とするものであり、いづれも裏当金5を設け、(C1
は斜板2bを上下2分割し裏当金5上でわかし込み溶接
したもの、(dlは斜板2bを上下2分割し裏当金5に
対してそれぞれを隅肉溶接で取付けたもの、(e)は斜
板2bを裏当金5にスロット溶接により取付けたもので
ある。
省略したものである。(C1,(dl、 (elは斜板
2bとカウンターブラケット4bの溶接を上面側から可
能とするものであり、いづれも裏当金5を設け、(C1
は斜板2bを上下2分割し裏当金5上でわかし込み溶接
したもの、(dlは斜板2bを上下2分割し裏当金5に
対してそれぞれを隅肉溶接で取付けたもの、(e)は斜
板2bを裏当金5にスロット溶接により取付けたもので
ある。
そこで、このような波形隔壁1においては、第2図に示
すように、船体の横方向:矢印A方向の荷重に対し、カ
ウンターブラケット4a、4bにより直交交叉部3が連
続構造となり、従って直交交叉部3の応力集中が大巾に
緩和されることになり、ひいては当該部の亀裂発生を防
止することができる。
すように、船体の横方向:矢印A方向の荷重に対し、カ
ウンターブラケット4a、4bにより直交交叉部3が連
続構造となり、従って直交交叉部3の応力集中が大巾に
緩和されることになり、ひいては当該部の亀裂発生を防
止することができる。
なおりウンターブラケソト4a、4bは、荷重の大小に
応じ、上記実施例のように両側に連続的に設ける場合と
、どちらか片側のみに設ける場合とが考えられる。
応じ、上記実施例のように両側に連続的に設ける場合と
、どちらか片側のみに設ける場合とが考えられる。
要するに本発明によれば、内底板上に船体を横切る向き
で立設されるとともに、波形凹面の下端部に隣接するも
の同士が互いに逆の下り傾斜となる斜板が取付けられた
波形垂直隔壁において、少なくとも一方の斜板の下面側
に隣接斜板と同一面内にあるカウンターブラケットを配
設したことにより、隣接する斜板の交叉部の応力集中を
緩和し、ひいては当該部の亀裂発生を防止することがで
きる船舶の波形垂直隔壁を得るから、本発明は産業上極
めて有益なものである。
で立設されるとともに、波形凹面の下端部に隣接するも
の同士が互いに逆の下り傾斜となる斜板が取付けられた
波形垂直隔壁において、少なくとも一方の斜板の下面側
に隣接斜板と同一面内にあるカウンターブラケットを配
設したことにより、隣接する斜板の交叉部の応力集中を
緩和し、ひいては当該部の亀裂発生を防止することがで
きる船舶の波形垂直隔壁を得るから、本発明は産業上極
めて有益なものである。
第1図は本発明船舶の波形垂直隔壁の一実施例を示す部
分斜視図、第2図は第1図の■■に沿った断面図、第3
図は第2図のm−■に沿った断面図で、同図(al〜(
e)はそれぞれカウンターブラケットの異なる取付態様
を示すものである。 第4図は従来の波形垂直隔壁の斜視図、第5図は第4図
のV−V矢視図、第6図は第5図の■−■に沿った断面
図である。 1・・・波形隔壁、’la、’lb・・・斜板、3・・
・直交交叉部、4a、4b・・・カウンターブラケット
、5・・・裏当金、6・・・内底板、7・・・船側外板
。
分斜視図、第2図は第1図の■■に沿った断面図、第3
図は第2図のm−■に沿った断面図で、同図(al〜(
e)はそれぞれカウンターブラケットの異なる取付態様
を示すものである。 第4図は従来の波形垂直隔壁の斜視図、第5図は第4図
のV−V矢視図、第6図は第5図の■−■に沿った断面
図である。 1・・・波形隔壁、’la、’lb・・・斜板、3・・
・直交交叉部、4a、4b・・・カウンターブラケット
、5・・・裏当金、6・・・内底板、7・・・船側外板
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 内底板上に船体を横切る向きで立設される とともに、波形凹面の下端部に隣接するもの同士が互い
に逆の下り傾斜となる斜板が取付けられた波形垂直隔壁
において、少なくとも一方の斜板の下面側に隣接斜板と
同一面内にあるカウンターブラケットを配設したことを
特徴とする船舶の波形垂直隔壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33554189A JPH03193588A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 船舶の波形垂直隔壁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33554189A JPH03193588A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 船舶の波形垂直隔壁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03193588A true JPH03193588A (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=18289730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33554189A Pending JPH03193588A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 船舶の波形垂直隔壁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03193588A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012179934A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Shin Kurushima Dockyard Co Ltd | 船舶におけるロウスツール建造法 |
US9365266B2 (en) | 2007-04-26 | 2016-06-14 | Exxonmobil Upstream Research Company | Independent corrugated LNG tank |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP33554189A patent/JPH03193588A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9365266B2 (en) | 2007-04-26 | 2016-06-14 | Exxonmobil Upstream Research Company | Independent corrugated LNG tank |
JP2012179934A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Shin Kurushima Dockyard Co Ltd | 船舶におけるロウスツール建造法 |
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