JPH03193439A - シート状物の継ぎ合わせ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、例えばフィルム、金属箔シート、紙、布帛な
どからなる２枚のシート状物の端部同士を精度良く継ぎ
合わせるシート状物の継ぎ合わせ装置に関する。

［従来の技術］ 上記したシート状物、特に連続シート状物の生産、加工
に際しては、例えばロール単位に巻き取られたシート状
物を連続的に生産機に供給するため、あるいは工程の途
中で切断されたシート状物を定尺のシート状物に接続し
たりする必要があるため、２枚のシート状物の両端部を
重ね合せて１枚の連続したシート状物にするのではなく
、シート状物の端部同士を一直線状に精度よく突き合わ
せることにより、１枚の連続したシート状物にしたい場
合がよくある。

従来、このような２枚のシート状物の端部同士を継ぎ合
わせる方法の一つとして、まず作業者がシート状物の端
部に若干の切り代を残してシート状物の長手方向とは直
角方向に鋼製の定規を置き、定規を手で押えてナイフカ
ッタで定規に沿ってシート状物の端部を切断したのち、
両シート状物の切断面同士を突き合わせ、しかる後にシ
ート状物の両面または片面に接着テープを貼り合わせる
方法が知られている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述した作業者の手作業による継ぎ合わ
せ方法では、 （１）切断作業の良否は、作業者の経験に左右されるた
め、切断条件が安定せず、シート状物の切断線は波打ち
状となって一直線状の精度のよい切断線が得られないこ
と、 ■　また、接着テープの張り合せに際しては、接着テー
プの中心線がシート状物の切断線からずれて貼り合わさ
れるため、非常に見苦しいこと、（３）継ぎ合わせ作業
が手作業のため、１回の継ぎ合わせ作業を行うのに長時
間かかり、非常に作業能率が良くないことなどの問題が
あった。

本発明は、上記従来の問題を解消し、二枚のシート状物
の端部同士を継ぎ合わせるに際して、両シート状物の継
ぎ合わせ線が一直線で、しかもシート状物の継ぎ合わせ
線と接着テープの中心線とが正しく同一線上にある精度
の良いシート状物を能率良（製造し得るシート状物の継
ぎ合わせ装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するため、本発明のシート状物の継ぎ
合わせ装置の構成は、 （イ）表面に複数の吸引孔が設けられた、シート状物を
載置するためのテーブルと、（ロ）前記吸引孔から空気
を吸引することにより、前記シート状物を前記テーブル
表面に吸着固定する吸引手段と、 （ハ）前記テーブル表面から一定距離を隔てて設けられ
たガイドレールと、 （ニ）前記ガイドレールに沿って走行しつつ前記シート
状物を切断するカッティング手段と、（ホ）前記ガイド
レールに沿って走行しつつ前記シート状物の上部に接着
テープを貼り合わせるラミネート手段と、 （へ）前記カッティング手段または前記ラミネート手段
のいずれか一方を前記ガイドレールに沿って走行させる
駆動手段と、 を備えたことを特徴とする。

前記継ぎ合わせ装置には、上記テーブル上に吸引固定さ
れたシート状物に対し、さらにその上部から押圧する押
圧手段を付加してもよい。

そして、前記カッティング手段は、シート状物を切断す
るカッタと、該カッタを保持するホルダと、該カッタの
前記シート状物に対する傾斜角を設定する傾斜角設定手
段とを備え、前記ラミネート手段は、接着テープを保持
するホルダと、シート状物をテーブル上に押圧する押え
ローラと、該押えローラを前記テーブル上へ案内するガ
イド手段とを備えていることを特徴とする。

本発明の装置で継ぎ合わせることのできるシート状物と
しては、特に限定するものではないが、例えばフィルム
、金属箔シート、紙、布帛などのシート状物が挙げられ
る。

［作　用］ この発明のシート状物の継ぎ合わせ装置は、まずその吸
引手段がテーブル上に載置されたシート状物を、テーブ
ル表面に設けられた吸引孔から真空引きすることにより
強固にテーブル上に吸着固定する。

次いで、カッティング手段がガイドレールに沿ってテー
ブル上を走行するので、テーブル上のシート状物が切断
される。

切断が終了すると、カッティング手段が駆動手段によっ
て元の位置に復帰し、次いで、ラミネート手段が接着テ
ープを供給つつ前記テーブル上をガイドレールに沿って
、かつ、前記カッティング手段の切断線に沿って走行す
るので、シート状物の切断線と接着テープの貼り合わせ
中心位置とが一致したシート状物が得られる。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。

第１図は、本発明に係るシート状物の継ぎ合わせ装置の
要部断面の正面図、第２図は、第１図の要部断面の右側
面図、第３図は、第１図および第２図の継ぎ合わせ装置
でシート状物を切断した直後のシート状物の斜視図、第
４図は、継ぎ合わせが終了したシート状物の斜視図であ
る。

図において、ｌＡ、ｌａは、本発明の装置でこれから継
ぎ合わせようとする２枚のシート状物であり、第３図に
示す如くそれぞれのシート状物ＩＡ、ｌａの両端部が重
ね合わせ長さしだけ重ねられた状態でその長手方向が第
１図の紙面に対して直角方向となるようにテーブル２の
表面に載置されている（なお、第３図では、切断線Ｃが
入っているが、今の状態ではまだ切断線Ｃは入っていな
い）。

テーブル２は、第１図の左右方向が長手方向である矩形
状をしており、その両端部が床面から立設されたフレー
ム３にブラケット４で固定されてている。テーブルの中
央部には、その長手方向に沿ってカッティングマット５
が埋め込まれており、複数の貫通孔６が設けられている
。効果的にシート状物をテーブル上に吸引固定するため
、貫通孔６の内径は、０．３〜１．５ｍｍが好ましく、
その配列ピッチは、５〜１５ｍｍが好ましい。

カッティングマット５は、テーブル上を走行するナイフ
カッタ７（詳細後述）の受台となるため、ゴム、塩化ビ
ニールシート、プラスチックスなどの弾性がある材質が
好ましいが、カッティングが容易でカッタを損傷させな
い軟質（ショア硬度Ｈ８が８０〜９０°）の塩化ビニー
ルシートがより好ましい。

テーブル２の裏面には、全ての貫通孔６を包囲するよう
に漏斗形の吸引口８が固定されており、その吸引管９は
図示しない真空ポンプ、ブロワ、排気ファンなどの吸引
手段に接続されている。

１０は、テーブル上に重ねられた２枚のシート状物ＩＡ
、ｌａをその上部からテーブル上に押圧するための押え
パッドで、その長手方向（第１図の左右方向）には、後
に詳述するカッティング手段１１のナイフカッタ７と、
ラミネート手段１２の押えローラ１３とが第１図の左右
方向に走行できるように中抜き部１４が設けられ、さら
にこの押えパッド１０の下側にはその配置間隔が中抜き
部１４の内壁面と一致するように２本の角柱状の弾性材
１５ａ、１５ｂが固定されている。弾性材としては、ウ
レタンゴムが好ましい。

押えパッド１０は、その両端部に設けられた一対のピス
トン１６とビーム１７に固定されたエヤーシリンダー１
８とによって、一定ストロークだけ上下動することがで
きる。なお、１９は、エヤーシリンダー１８への供給圧
空の流路を切り換える切換弁、２０は、押えパッド１０
が無理なく上下動できるように案内する案内ガイドであ
る。したがって、これら押えパッド１０、弾性材１５ａ
１１５ｂ１ピストン１６、エヤーシリンダー１８、切換
弁１９、案内ガイド２０で押圧手段を構成している。押
えパッド１０の押え圧力、すなわちシート状物の押圧力
は、シリンダーへの供給空気圧力を調節することによっ
て調節することができる。

この押えパッド１０によるシート状物の押圧力は、上記
吸引手段だけでも十分にシート状物をテーブル上に固定
することができるが、シート状物ＩＡ。

１ｂにずれや浮きを発生させない状態で後に詳述するシ
ート状物の切断や接着動作を行なわしめるには、シート
状物の表面積１ｄ当り０．１〜０゜５ｋｇ程度に設定す
るのがより好ましい。

カッティング手段１１は、第３図に示すようにシート状
物ＩＡ、ｌｂの重ね合わせ部をその幅方向（第３図の切
断線Ｃ方向）に沿って切断するための装置で、ナイフカ
ッタ７と、カッタホルダ２１と、ベース２２と、ナイフ
カッタ７を支点０を中心として回転させることによりシ
ート状物に対するナイフカッタの傾斜角θを設定するロ
ータリアクチュエータ２３とからなるユニットで構成さ
れている。

一方、ラミネート手段１２は、上記カッティング手段１
１で切断されたシート状物ＩＡ、ＩＡの切断線Ｃ上から
、その切断線に沿って接着テープＳを張り合せるための
ユニットで、片面に接着剤が塗布されたローラ状の接着
テープＳを保持するホルダ２４、ホルダから接着テープ
を安定して剥離させるニップローラ２５、上記押えロー
ラ１３、押えローラのホルダ２６、押えローラをガイド
レール２７に沿ってテーブル２上に押圧させるエアシリ
ンダ２８、接着テープＳの巻出し張力すなわちシート状
物への貼り合わせ張力を調節するためのヒステリシスブ
レーキ２９、シート状物への接着が終了したときにテー
プ端を切断する錐状のナイフ３０、およびベース３１と
で構成されている。

上記カッティング手段１１と、ラミネート手段１２とは
、ビーム１７の下部に固定されたテーブル表面から一定
距離の一対のガイドレール３２ａ１３２ｂに、それぞれ
のベース２２．３１がリニアベアリングが内蔵された軸
受３３ａ、３３ｂを介して懸架されており、フレーム１
７上に設けられた可変速モータ３４とダブルクラッチ３
５等により、カッティング手段１１とラミネート手段１
２のいずれか一方をガイドレールに沿って走行させるこ
とができる。

すなわち、可変速モータ３４は、このモータがらの回転
をカッティング手段１１またはラミネート手段１２のい
ずれか一方に切換えるダブルクラッチ３５とカップリン
グ３６で接続されており、クラッチ３５からは、ビーム
１７の下部に回転自在に支軸されたカッティング手段１
１の駆動軸３７と、ラミネート手段１２の駆動軸３８と
にそれぞれタイミングプーリ３９〜４２およびタイミン
グベルト４３〜４５を介して２系統の駆動系統が構成さ
れている。また、駆動軸３７．３８は、両ユニットのベ
ース２２．３１上にそれぞれ設けられた軸受（図示せず
）に回転自在に支軸されており、これら両部動軸３７．
３８と図示しない軸受とは、ボールネジタイプになって
いるので、ダブルクラッチ３５を経由してきたモータか
らの回転運動をガイドレール１７に沿ったいずれか一方
のユニットのトラバース運動に変換することができる。

したがって、これら部材３４〜４５、および両ユニット
のベース２２．３１上に設けられた図示しない軸受とで
駆動手段を構成している。なお、両ユニット１１．１２
がガイドレールに沿って走行できる距離は、それぞれの
ユニットにリミットスイッチ（図示せず）を設け、可変
速モータ３４をさらにブレーキ付きとするなどの手段に
より、予めシート状物の幅プラスその外側に接着テープ
を接着し得る走行長さに制限されている。

上述した本発明の装置において、本実施例ではテーブル
２上に載置された２枚のシート状物をその上部から押圧
する押圧手段を設けた態様のものとしているが、この押
圧手段は、本発明の装置においては必須のものではなく
より好ましい実施態様のものであって、シート状物をテ
ーブル下部からテーブル表面上に吸着固定する吸引手段
だけでも十分にシート状物にずれ、めくれなどを発生さ
せることなく固定することができるので上記押圧手段は
省略することもできる。

ガイドレール３２ａ、３２ｂの配設位置は、上記実施例
ではテーブル２上に設けられているが、テーブル表面か
ら一定距離が隔てられていればよいので、テーブルの両
側端または下部に設けられた実施態様としても勿論よい
。

ナイフカッタ７は、シート状物に対して切込み量を０．
５ｍｍ〜１．５ｍｍに、傾斜角θを５〜２０度、より好
ましくは１０〜２０度に設定し、その切断スピードすな
わちカッティング手段１１の走行速度を８〜１５ｍ／分
の条件にすると、切断線Ｃに波打ちが発生せず、最適な
切断が可能となる。

接着テープＳの巻出し張力は、例えば接着テ−プ幅３５
ｍｍ当り１〜２ｋｇのラミネート張力で貼り合わすと、
接着テープにしわが発生せず、良好な貼り合わせが可能
となる。接着テープ幅が異なる場合のラミネート張力は
、上記張力を比例換算すればよい。

また、押えローラ１３は、シート状物のテーブル上への
押圧を効果的に行なうには表面にゴム、シリコンゴムな
どを被覆したものが好ましく、その表面硬度は、ショア
ー硬度Ｈｓで４０〜８０’のものがより好ましい。なお
、押えローラ径については、特に限定するものではなく
、接着テープ幅に応じた適宜のものを用いればよい。

さらに、押えローラ１３のシート状物に対する押圧力は
、例えば押えローラ幅が４５胴であると、８〜１２ｋｇ
に設定するのが好ましい。ローラ幅が異なる場合は、上
記押圧力を比例換算したものを用いる。また、ラミネー
ト手段の走行スピードは、３〜５ｍ／ｍｉｎにすると、
接着テープに空気層が入り込まず、シート状物に対して
むらのない貼り合わせが可能となる。

次に、上記実施例装置の動作を再び図面を参照しながら
説明する。

まず、作業者が２枚のシート状物ｌＡｓ１ａを第３図に
示すようにその重ね合わせ長さがＬとなるように重ね合
わせたのち、シート状物の幅方向がテーブル２の長手方
向となるようにテーブル上に載置する。そして、図示し
ない真空手段を運転して吸引管９からの真空引きにより
テーブル上に吸着固定する。

次に、切替弁１９を切り換えることにより図示しないエ
アー供給手段から圧空をエアシリンダー１８に供給する
と、押えパッド１０がテーブル上に降下し、上記重ね合
わせ部を押圧する。

次に、ロータリーアクチュエータ２３を回転させてカッ
タ７の傾斜角をθ度に設定し、ダブルクラッチ３５の接
続をカッティング手段１１側に切換える。

次に、可変速モータ３４のスイッチ（図示せず）を入れ
ると、カッティング手段１１がガイドレール３２ａ、３
２ｂに沿って第１図の左方向にトラバースし、シート状
物は切断されてその重ね合わせ部には第３図に示すよう
な切断線Ｃが入る。

切断が終了すると、ナイフカッタ７をロータリアクチュ
エータ２３により上昇させ、切換弁１９を逆方向に切り
換えてカッティング手段を元の位置に復帰させる。

次に、押えパッド１０を上昇させ、作業者がシート状物
のそれぞれの切断端部ＩＢ、ｌｂを除去したのち、切替
弁１９を切り換えて再び押えパッド１０でシート状物Ｉ
Ａ、ｌａを押圧する。テーブル上のシート状物は、切断
端部ＩＢ、ｌｂが除去されてその上面から押えパッドで
押圧されるので、シート状物１ａの裏面は切断線Ｃが正
しく一直線になった状態でシート状物ＩＡの裏面と同一
平面内、すなわちテーブル平面上で一致し、第４図に示
した接着テープＳを貼る前の状態となる。

この場合、テーブル上のシート状物ＩＡ、ｌａは、テー
ブルの裏面から真空引きされて強固にテーブル上に吸着
固定されているから、作業者が切断端部ＩＢ、ｌｂを除
去したり、押えパッドで押圧する際に切断線Ｃが移動し
たり、「ハ」の字状に開いたり、互いに重なり合ったり
することはない。

次いで、作業者がラミネート手段１２の押えローラ１３
から接着テープＳを引き出し、第１図に示すようにニッ
プローラ２５、ナイフ３０．押えローラ１３を順次通過
させた後、その端部をシート状物の切断線Ｃの外側のテ
ーブル上に接着する。

次いで、エアシリンダー２８を作動させることにより、
押えローラ１３を接着テープＳを巻き付けた状態でテー
ブル２上に押圧させる。

次いで、ダブルクラッチ３９をラミネート手段１２側に
切り換え、ラミネート手段１２をガイドレール３２ａ、
３２ｂに沿って第１図の右方向に走行させ、切断線Ｃ上
に接着テープＳを貼り合わせる。

接着が終了すると、ナイフ３０を作動させてテープを切
断し、押えローラ１３を上昇させて元の位置に復帰させ
る。

最後に、押えパッド１０を上昇させ、シート状物の両側
端からはみ出した接着テープをトリミングすると、第４
図に示す切断線Ｃが一直線に継ぎ合わされた連続のシー
ト状物が得られ、２枚のシート状物ＩＡ、ｌａの継ぎ合
わせが完了する。

このようにして得られたシート状物は、カッティング手
段１１によるカッティングの際、吸引手段でシート状物
をテーブル上に吸着固定し、さらにその上から押えパッ
ク１０で押えつつ切断するので、切断条件が非常に安定
し、切断線Ｃに波打ち、ずれなどのない正しく一直線状
に突合わされた継ぎ合わせ精度の高いものが得られる。

また、ラミネート手段１２をカッティング手段１１と同
一のガイドレール３２　ａ、　３２　ｂに沿って走行さ
せるので、継ぎ合わせ線と接着テープの貼り合わせ中心
位置とがずれない優れた品質のシート状物を得ることが
できる。

なお、上記実施例装置では、シート状物に対する切断線
Ｃをシート状物ＩＡ、ｌａの長手方向に対して直角とな
るように入れたが、シート状物をテーブル２上に載置す
る際に、ガイドレール３２ａ、３２ｂの長手方向に対し
て斜めに載置して吸引手段、押えパック１０等で固定す
れば、シート状物の長手方向に対して斜めに切断線が入
ったバイアスカットの継ぎ合わせもできる。

［発明の効果コ 本発明に係るシート状物の継ぎ合わせ装置は、上記の構
成としたので、以下に述べる優れた効果を奏する。

（１）　　カッティング手段によるカッティングの際、
吸引手段でシート状物をテーブル上に吸着固定しつつ、
カッティング手段をガイドレールに沿って走行させるの
でシート状物に対する切断条件が安定する。

したがって、シート状物は、その切断線に波打ち、ずれ
などのない正しく一直線状に突合わされた継ぎ合わせ精
度の高いものが得られる。

また、・作業者は、従来のようにシート状物を手で押え
つつカッタで切断する必要がないので、指を切る危険性
がなく、安全に作業ができる。

■　ラミネート手段は、上記カッティング手段と同様に
ガイドレールに沿って走行するので、継ぎ合わせ線と接
着テープの貼り合わせ中心位置とがずれずに同一中心線
上で貼り合わすことができる。

（３）　　シート状物の継ぎ合わせ作業が機械化される
ので、作業時間が従来に比べて短時間にスピードアップ
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るシート状物の要部断面の概略正
面図、第２図は、第１図の装置の要部断面の右側面図、
第３図は、第１図および第２図の装置でシート状物を切
断した直後のシート状物の斜視図、第４図は、この発明
の装置で継ぎ合わせたシート状物の斜視図である。 ＬＡ、ｌａ：シート状物 １Ｂ、ｌｂ：シート状物の切断端部 ２：テーブル ６：貫通孔 ７：ナイフカッタ ８：吸引口 ９：吸引管 １０：押えパック １１：カッティング手段 １２：ラミネート手段 １３：押えローラ １４：中抜部 １５ａ、１５ｂ：弾性材 ２１：カッタホルダ ２２．３１：ベース ２３：ロータリーアクチュエータ ３２ａ、３２ｂニガイドレール ３４：可変速モータ ３５：タプルクラッチ ３６二カツプリング ３７．３８：駆動軸 Ｃ：切断線 Ｌ：重ね合わせ長さ ０：支点 Ｓ：接着テープ 第 ２ 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）（イ）表面に複数の吸引孔が設けられた、シート
   状物を載置するためのテーブルと、 （ロ）前記吸引孔から空気を吸引することにより、前記
   シート状物を前記テーブル表面に吸着固定する吸引手段
   と、 （ハ）前記テーブル表面から一定距離を隔てて設けられ
   たガイドレールと、 （ニ）前記ガイドレールに沿って走行しつつ前記シート
   状物を切断するカッティング手段と、（ホ）前記ガイド
   レールに沿って走行しつつ前記シート状物の上部に接着
   テープを貼り合わせるラミネート手段と、 （ヘ）前記カッティング手段または前記ラミネート手段
   のいずれか一方を前記ガイドレールに沿って走行させる
   駆動手段と、 を備えたことを特徴とするシート状物の継ぎ合わせ装置
   。
2. （２）テーブル上に載置されたシート状物に対し、さら
   に上部から押圧する押圧手段を付加したことを特徴とす
   る請求項（１）のシート状物の継ぎ合わせ装置。
3. （３）カッティング手段は、シート状物を切断するカッ
   タと、該カッタを保持するホルダと、該カッタの前記シ
   ート状物に対する傾斜角を設定する傾斜角設定手段とを
   備え、ラミネート手段は、接着テープを保持するホルダ
   と、シート状物をテーブル上に押圧する押えローラと、
   該押えローラを前記テーブル上へ案内するガイド手段と
   を備えていることを特徴とする請求項（１）のシート状
   物の継ぎ合わせ装置。