JPH03193421A - 表面に模様を有する成形品の成形方法 - Google Patents
表面に模様を有する成形品の成形方法Info
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- JPH03193421A JPH03193421A JP33541489A JP33541489A JPH03193421A JP H03193421 A JPH03193421 A JP H03193421A JP 33541489 A JP33541489 A JP 33541489A JP 33541489 A JP33541489 A JP 33541489A JP H03193421 A JPH03193421 A JP H03193421A
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は例えば、有彩石鯛の模様を有する成形品の成形
方法に関する。
方法に関する。
【従来技術1
液状不飽和ポリエステル樹脂やメチルメタクリレート樹
脂のようなアクリル樹脂に炭酸カルシウム、ガラス粉末
、シリカ粉末等の充填剤を配合し、分散させて金型内に
投入し、熱及び/又は触媒の作用下に硬化させることに
より成形品を得ることは周知の技術である。この技術に
より表面が平滑な成形品が得られ、洗面器、浴槽及びテ
ーブルの上面のような成形品の製造に採用されている。 又、近年美しい表面仕上げの成形品の要望が高まってお
り、金型表面にスプレーガンにより塗料を霧状に吹き付
けて窯変調の模様や梨地調の模様にしたりした後、配合
樹脂を金型内に投入し、熱及び/又は触媒の作用下で硬
化させて平滑で美しい表面横様を有する成形品が提供さ
れるようになって塾でいる。 【発明が解決しようとする課題】 一方、有形石調のような粒子の大きい模様に対する要望
が強いが、従来の技術ではこれを実現するには不可能で
あった。それは、洗面器や浴槽は三次元物体であり、垂
直部や傾斜部があり、この部分に液滴が付着すると重力
方向に移動して、いわゆる液だれを起こし、不自然な模
様になってしまうためである。 本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、有彩石鯛のような径の大きい粒子の
模様を有する成形品を製造することにある。
脂のようなアクリル樹脂に炭酸カルシウム、ガラス粉末
、シリカ粉末等の充填剤を配合し、分散させて金型内に
投入し、熱及び/又は触媒の作用下に硬化させることに
より成形品を得ることは周知の技術である。この技術に
より表面が平滑な成形品が得られ、洗面器、浴槽及びテ
ーブルの上面のような成形品の製造に採用されている。 又、近年美しい表面仕上げの成形品の要望が高まってお
り、金型表面にスプレーガンにより塗料を霧状に吹き付
けて窯変調の模様や梨地調の模様にしたりした後、配合
樹脂を金型内に投入し、熱及び/又は触媒の作用下で硬
化させて平滑で美しい表面横様を有する成形品が提供さ
れるようになって塾でいる。 【発明が解決しようとする課題】 一方、有形石調のような粒子の大きい模様に対する要望
が強いが、従来の技術ではこれを実現するには不可能で
あった。それは、洗面器や浴槽は三次元物体であり、垂
直部や傾斜部があり、この部分に液滴が付着すると重力
方向に移動して、いわゆる液だれを起こし、不自然な模
様になってしまうためである。 本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、有彩石鯛のような径の大きい粒子の
模様を有する成形品を製造することにある。
本発明の表面に模様を有する成形品の成形方法は、金型
1表面に色調及び粒径が異なる少なくとも二種の液滴状
の粒子2を付着させて模様を形成し、次いで硬化可能な
組成物を金型1に投入して硬化させて成形品の表面に模
様を付ける成形方法であって、最初に付着させる液滴状
の粒子2の径をその後に付着させる液滴状の粒子2の径
よりも小さくすることを特徴とするものであり、この構
成により上記課題が解決されたものである。 [作用1 金型1表面に液滴状の粒子2を付着させて模様を形成す
るので、この模様が成形品に一体的に転写され、径の大
きい粒子2からなる有彩石鯛の模様を具現できるもので
あり、しかも金型1表面に粒径の大きい液滴を付着させ
た場合に形成される模様は円形に近くなり、不自然な人
工的な模様になりがちであるが、最初の液滴状の粒子2
が小さいので、より自然に近い有彩石調の模様が形成さ
れるものである。。 以下本発明の詳細な説明する。 金型1は浴槽を成形するためのものであり、第1図に示
すように下型1aと上型1bとからなり、下型1aと上
型1bの表面近傍には加温するための液媒体の配管3が
埋設されている。 まず下型1aに液滴状の粒子2を付着させる。 これは、第2図に示すように熱硬化性樹脂に充填剤、顔
料等を配合させたスプレーペイントを溶剤で希釈してス
プレーガン4により吹き付けることにより下型1aに液
滴状の粒子2を付着させる。 熱硬化性樹脂としては不飽和ポリエステル樹脂とか、メ
チルメタクリレート樹脂のようなアクリル系樹脂、フェ
ノール樹脂、エリア樹脂等が挙げられる。浴槽用として
は耐熱水性に優れるメチルメタクリレート樹脂が好まし
い、充填剤としてはシリカ粉末、ガラス粉末、炭酸カル
シウム等力f挙Cデられが、なかでも強度の大きいシリ
カ粉末が好ましい。又、顔料としてはアクリル系顔料の
ような有機顔料、酸化チタン、酸化鉄のような無機顔料
、あるいはこれらを混合して使用される0例えば、メチ
ルメタクリレート樹脂3011量部、シリカ粉末70重
量部、顔料5重量部を配合してスプレーペイントを調製
し、キシレンで希釈し懸濁させたもの(粘度10cp)
を口径2 、 S mmのスプレーガン4によりスプレ
ー圧0.3kg/cm2で70℃以上に加温された下型
1aに吹き付けて液滴状の粒子2を付着させる。この場
合、液滴状の粒子2は希釈液が直ちに揮発してしまいス
プレーペイントだ(士の薄い層となった。その直径を測
定したところO05論論程度であった。 次に顔料を異ならせてスプレーペイントの懸濁液を口径
2 、5 mtaのスプレーガンによりスプレー圧0
、1 kg/ am”程度の圧力で第1番目のスプレー
ペイントにより模様が形成された下型1aに吹き付けた
。このようにして形成したスプレーペイントの層の径は
2.O1程度であった。 このようにしてスプレーペイントの顔料を変えてvi2
番目のスプレーと同一の条件にて第3番目、第4番目の
スプレーを実施した。下型1bの表面に付着した粒子は
密着性が良く、スプレーを重ねても剥がれることがなか
った。又、下型1a表面に粒径の大きい液滴状の粒子2
を付着させた場合に形成される模様は円形に近くなり、
不自然な人工的な模様になりがちであるが、第1番目の
スプレーペイントの粒子2を小さくすることにより自然
に近い模様が形成されるものである。スプレーペイント
としては、例えば、第1番目のものは3番目1こ明るい
グレー(L本=34.89.8本;−0,02、b本=
−0,16)、第2番目のものは2番目の明るいグレー
(L車=47.61、a本=0゜71、b本=1.48
)、第3番目のものは最も明るいグレーで薬味を帯びて
いる(L本=52.55、a本=2.06、b本=3.
07)、第4番目のものは最も暗いグレー(L本=27
.36、a*=−0゜60.1.*=−1,05) この後、上型1bと下型1aを合わせて注型樹脂を注入
した。注型樹脂としては不飽和ポリエステル樹脂、メチ
ルメタクリレート樹脂のようなアクリル系樹脂、フェノ
ール樹脂、エリア樹脂等の熱硬化性樹脂に充填剤と所望
により顔料を配合させたものを採用できる。この場合、
液滴粒子2の樹脂と同じ樹脂を使用するのが好ましい。 次いで、60〜90℃で約30分加熱して触媒(過酸化
物)の作用下で硬化させて脱型して第3図及び第4図に
示すような有彩石調の模様を有して表面が平滑で美しい
浴槽が製造される。
1表面に色調及び粒径が異なる少なくとも二種の液滴状
の粒子2を付着させて模様を形成し、次いで硬化可能な
組成物を金型1に投入して硬化させて成形品の表面に模
様を付ける成形方法であって、最初に付着させる液滴状
の粒子2の径をその後に付着させる液滴状の粒子2の径
よりも小さくすることを特徴とするものであり、この構
成により上記課題が解決されたものである。 [作用1 金型1表面に液滴状の粒子2を付着させて模様を形成す
るので、この模様が成形品に一体的に転写され、径の大
きい粒子2からなる有彩石鯛の模様を具現できるもので
あり、しかも金型1表面に粒径の大きい液滴を付着させ
た場合に形成される模様は円形に近くなり、不自然な人
工的な模様になりがちであるが、最初の液滴状の粒子2
が小さいので、より自然に近い有彩石調の模様が形成さ
れるものである。。 以下本発明の詳細な説明する。 金型1は浴槽を成形するためのものであり、第1図に示
すように下型1aと上型1bとからなり、下型1aと上
型1bの表面近傍には加温するための液媒体の配管3が
埋設されている。 まず下型1aに液滴状の粒子2を付着させる。 これは、第2図に示すように熱硬化性樹脂に充填剤、顔
料等を配合させたスプレーペイントを溶剤で希釈してス
プレーガン4により吹き付けることにより下型1aに液
滴状の粒子2を付着させる。 熱硬化性樹脂としては不飽和ポリエステル樹脂とか、メ
チルメタクリレート樹脂のようなアクリル系樹脂、フェ
ノール樹脂、エリア樹脂等が挙げられる。浴槽用として
は耐熱水性に優れるメチルメタクリレート樹脂が好まし
い、充填剤としてはシリカ粉末、ガラス粉末、炭酸カル
シウム等力f挙Cデられが、なかでも強度の大きいシリ
カ粉末が好ましい。又、顔料としてはアクリル系顔料の
ような有機顔料、酸化チタン、酸化鉄のような無機顔料
、あるいはこれらを混合して使用される0例えば、メチ
ルメタクリレート樹脂3011量部、シリカ粉末70重
量部、顔料5重量部を配合してスプレーペイントを調製
し、キシレンで希釈し懸濁させたもの(粘度10cp)
を口径2 、 S mmのスプレーガン4によりスプレ
ー圧0.3kg/cm2で70℃以上に加温された下型
1aに吹き付けて液滴状の粒子2を付着させる。この場
合、液滴状の粒子2は希釈液が直ちに揮発してしまいス
プレーペイントだ(士の薄い層となった。その直径を測
定したところO05論論程度であった。 次に顔料を異ならせてスプレーペイントの懸濁液を口径
2 、5 mtaのスプレーガンによりスプレー圧0
、1 kg/ am”程度の圧力で第1番目のスプレー
ペイントにより模様が形成された下型1aに吹き付けた
。このようにして形成したスプレーペイントの層の径は
2.O1程度であった。 このようにしてスプレーペイントの顔料を変えてvi2
番目のスプレーと同一の条件にて第3番目、第4番目の
スプレーを実施した。下型1bの表面に付着した粒子は
密着性が良く、スプレーを重ねても剥がれることがなか
った。又、下型1a表面に粒径の大きい液滴状の粒子2
を付着させた場合に形成される模様は円形に近くなり、
不自然な人工的な模様になりがちであるが、第1番目の
スプレーペイントの粒子2を小さくすることにより自然
に近い模様が形成されるものである。スプレーペイント
としては、例えば、第1番目のものは3番目1こ明るい
グレー(L本=34.89.8本;−0,02、b本=
−0,16)、第2番目のものは2番目の明るいグレー
(L車=47.61、a本=0゜71、b本=1.48
)、第3番目のものは最も明るいグレーで薬味を帯びて
いる(L本=52.55、a本=2.06、b本=3.
07)、第4番目のものは最も暗いグレー(L本=27
.36、a*=−0゜60.1.*=−1,05) この後、上型1bと下型1aを合わせて注型樹脂を注入
した。注型樹脂としては不飽和ポリエステル樹脂、メチ
ルメタクリレート樹脂のようなアクリル系樹脂、フェノ
ール樹脂、エリア樹脂等の熱硬化性樹脂に充填剤と所望
により顔料を配合させたものを採用できる。この場合、
液滴粒子2の樹脂と同じ樹脂を使用するのが好ましい。 次いで、60〜90℃で約30分加熱して触媒(過酸化
物)の作用下で硬化させて脱型して第3図及び第4図に
示すような有彩石調の模様を有して表面が平滑で美しい
浴槽が製造される。
本発明にあっては、金型表面に液滴状の粒子を付着させ
て模様を形成するので、この模様が成形品に一体的に転
写され、径の大きい粒子からなる有彩石調の模様を具現
できるものであり、最初に付着させる液滴状の粒子の径
をその後に付着させる液滴状の粒子の径よりも小さくす
るので、金型表面に粒径の大きい液滴を付着させた場合
に形成される模様は円形に近くなり、不自然な人工的な
模様になりがちであるが、最初の液滴状の粒子が小さい
ので、より自然に近い有彩石調の模様が形成されるもの
である。
て模様を形成するので、この模様が成形品に一体的に転
写され、径の大きい粒子からなる有彩石調の模様を具現
できるものであり、最初に付着させる液滴状の粒子の径
をその後に付着させる液滴状の粒子の径よりも小さくす
るので、金型表面に粒径の大きい液滴を付着させた場合
に形成される模様は円形に近くなり、不自然な人工的な
模様になりがちであるが、最初の液滴状の粒子が小さい
ので、より自然に近い有彩石調の模様が形成されるもの
である。
第1図は本発明における金型を示す断面図、第2図は同
上における一工程を示す斜視図、第3図及び第4図は同
上により製造された浴槽の表面の粒子構造を示す写真で
あって、1は金型、2は液滴状の粒子である。
上における一工程を示す斜視図、第3図及び第4図は同
上により製造された浴槽の表面の粒子構造を示す写真で
あって、1は金型、2は液滴状の粒子である。
Claims (2)
- (1)金型表面に色調及び粒径が異なる少なくとも二種
の液滴状の粒子を付着させて模様を形成し、次いで硬化
可能な組成物を金型に投入して硬化させて成形品の表面
に模様を付ける成形方法であって、最初に付着させる液
滴状の粒子の径をその後に付着させる液滴状の粒子の径
よりも小さくすることを特徴とする表面に模様を有する
成形品の成形方法。 - (2)液滴状の粒子には粒径が2mm以上のものが含ま
れ、金型の液滴状の粒子を付着させる部分の表面温度を
70℃以上にすることを特徴とする請求項1記載の表面
に模様を有する成形品の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33541489A JPH03193421A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 表面に模様を有する成形品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33541489A JPH03193421A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 表面に模様を有する成形品の成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03193421A true JPH03193421A (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=18288284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33541489A Pending JPH03193421A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 表面に模様を有する成形品の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03193421A (ja) |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP33541489A patent/JPH03193421A/ja active Pending
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