JPH03192138A - サイドウォール用ゴム組成物 - Google Patents
サイドウォール用ゴム組成物Info
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- JPH03192138A JPH03192138A JP1333126A JP33312689A JPH03192138A JP H03192138 A JPH03192138 A JP H03192138A JP 1333126 A JP1333126 A JP 1333126A JP 33312689 A JP33312689 A JP 33312689A JP H03192138 A JPH03192138 A JP H03192138A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車タイヤのサイドウオールに使用されるゴ
ム組成物であって、特に高い黒色度が維持されるものに
関する。
ム組成物であって、特に高い黒色度が維持されるものに
関する。
(従来の技術)
自動車タイヤの外観性を向上させて商品価値を高めるた
め、サイドウオールの黒色度を維持、向上させる工夫が
種々なされている。例えば、サイドウオール用ゴムに配
合される老化防止剤の量を少な目にすることや、製品タ
イヤのサイドウオール表面にポリオルガノシロキサン等
を主成分とした塗布液を塗布することが行われている。
め、サイドウオールの黒色度を維持、向上させる工夫が
種々なされている。例えば、サイドウオール用ゴムに配
合される老化防止剤の量を少な目にすることや、製品タ
イヤのサイドウオール表面にポリオルガノシロキサン等
を主成分とした塗布液を塗布することが行われている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、老化防止剤を減少する方法ではサイドウ
オールに要求される耐候性を劣化させるおそれがあり、
また変色(赤色化)の防止にはある程度期待できるが、
黒色度を高めることは不可能である。一方、塗布液を使
用する方法においても、耐候性を劣化させるおそれがあ
り、また短期的に黒色度を向上させることができても、
長期的には塗布膜が脱落し、黒色度の維持が困難である
。
オールに要求される耐候性を劣化させるおそれがあり、
また変色(赤色化)の防止にはある程度期待できるが、
黒色度を高めることは不可能である。一方、塗布液を使
用する方法においても、耐候性を劣化させるおそれがあ
り、また短期的に黒色度を向上させることができても、
長期的には塗布膜が脱落し、黒色度の維持が困難である
。
本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであり、サイ
ドウオールゴムの黒色度を高めることができ、しかも黒
色度の劣化が生じないサイドウオール用ゴム組成物を提
供することを目的とする。
ドウオールゴムの黒色度を高めることができ、しかも黒
色度の劣化が生じないサイドウオール用ゴム組成物を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するためになされた発明のゴム組成物は
、天然ゴムおよびジエン系合成ゴムにカ−ボンブラック
を配合した自動車タイヤのサイドウオール用ゴム組成物
において、 軟化点が40〜120″C1平均分子量が470〜65
0、固定炭素含有量が16〜30%の石油系樹脂をゴム
100重量部に対して5〜20重量部配合したことを発
明の構成とするものである。
、天然ゴムおよびジエン系合成ゴムにカ−ボンブラック
を配合した自動車タイヤのサイドウオール用ゴム組成物
において、 軟化点が40〜120″C1平均分子量が470〜65
0、固定炭素含有量が16〜30%の石油系樹脂をゴム
100重量部に対して5〜20重量部配合したことを発
明の構成とするものである。
前記ジエン系合成ゴムとしては、主としてポリブタジェ
ンゴム(BR)が使用されるが、スチレンブタジェンゴ
ム(SBR)等の他のジエン系合成ゴムも複合して使用
される。また、天然ゴムにはイソプレンゴムを含む。ゴ
ムの配合については、通常、天然ゴム30〜60重量部
、ジエン系合成ゴム70〜40重量部とされる。
ンゴム(BR)が使用されるが、スチレンブタジェンゴ
ム(SBR)等の他のジエン系合成ゴムも複合して使用
される。また、天然ゴムにはイソプレンゴムを含む。ゴ
ムの配合については、通常、天然ゴム30〜60重量部
、ジエン系合成ゴム70〜40重量部とされる。
前記石油系樹脂は、平均分子量200〜800の石油系
留分からフルフラノール、フェノール等の溶剤により抽
出された芳香族成分を酸素あるいは酸素とオゾンを含む
気体を200〜380°Cで接触反応させて得られる樹
脂化物である。例えば、フッコールF R40−F R
120(商品名、富士興産■製)を挙げることができる
。
留分からフルフラノール、フェノール等の溶剤により抽
出された芳香族成分を酸素あるいは酸素とオゾンを含む
気体を200〜380°Cで接触反応させて得られる樹
脂化物である。例えば、フッコールF R40−F R
120(商品名、富士興産■製)を挙げることができる
。
本発明のゴム組成物には、前記石油系樹脂のは力11、
サイドウオールゴムとして通常配合されるカーボンブラ
ック、亜鉛華、ステアリン酸、老化防止剤、伸展油、加
硫促進剤、硫黄等を適宜含有する。ゴム100重量部に
対して、カーボンブラックは35〜50重量部程度、老
化防止剤は3〜5重量部程度である。
サイドウオールゴムとして通常配合されるカーボンブラ
ック、亜鉛華、ステアリン酸、老化防止剤、伸展油、加
硫促進剤、硫黄等を適宜含有する。ゴム100重量部に
対して、カーボンブラックは35〜50重量部程度、老
化防止剤は3〜5重量部程度である。
(作 用)
前記石油系樹脂は、黒色度の高い樹脂であり、しかも老
化防止剤やワックス等が移行するのを抑制する作用があ
り、これらがゴム表面にブルームとなって吹き出るのを
防止することができるため、変色を生じさせない。また
、この樹脂は耐候性も良好であるため、配合してもゴム
の耐候性を劣化させることがない。
化防止剤やワックス等が移行するのを抑制する作用があ
り、これらがゴム表面にブルームとなって吹き出るのを
防止することができるため、変色を生じさせない。また
、この樹脂は耐候性も良好であるため、配合してもゴム
の耐候性を劣化させることがない。
該石油系樹脂は下記の理由によりゴム100ii量部に
対して、5〜20重量部配合される。5重量部未満では
黒色度の向上が期待できず、一方20重量部を越えると
サイドウオールゴムに要求される耐屈曲性が著しく低下
するからである。
対して、5〜20重量部配合される。5重量部未満では
黒色度の向上が期待できず、一方20重量部を越えると
サイドウオールゴムに要求される耐屈曲性が著しく低下
するからである。
(実施例)
以下、本発明の実施例を比較例と共に掲げて説明する。
(1)天然ゴム40重量部およびポリブタジェンゴム6
0重量部からなるブレンドゴム100重量部に対して、
下記の添加剤および第1表のプロセスオイル、石油樹脂
(重量部)を添加し、ミキサーで混練し、成形したゴム
シートをT/L 1555R13の生タイヤのサイドウ
オール部に貼り付け、タイヤ成形加硫機によって加硫し
た。
0重量部からなるブレンドゴム100重量部に対して、
下記の添加剤および第1表のプロセスオイル、石油樹脂
(重量部)を添加し、ミキサーで混練し、成形したゴム
シートをT/L 1555R13の生タイヤのサイドウ
オール部に貼り付け、タイヤ成形加硫機によって加硫し
た。
添加剤(重量部)
カーボンブラックHAF :40亜鉛華
: 5 ステアリン酸 : 2 老化防止剤(※1) : 3.5マイクロ
クリスタリンワツクス= 2 加硫促進剤(※2):l 硫黄 =2 ※l・・・N−(1,3−ジメチル−ブチル)−N’
−フェニル−P−フェニレン ジアミン ※2・・・N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾー
ルスルフェンアミド (次 葉) (2)加硫後、30日放置し、サイドウオールの黒色度
を目視にて判断した。また、J I S K6301
に従い、デイマツチャー屈曲試験器によって亀裂成長速
度(亀裂が1mm増大するのに要する屈曲回数)を測定
した。これらの結果を第1表に併せて示した。黒色度は
AからDにいくほど低く、石油樹脂の配合のない比較例
11icL1をDとした。耐屈曲性は阻1を100とし
たときの指数で示した。
: 5 ステアリン酸 : 2 老化防止剤(※1) : 3.5マイクロ
クリスタリンワツクス= 2 加硫促進剤(※2):l 硫黄 =2 ※l・・・N−(1,3−ジメチル−ブチル)−N’
−フェニル−P−フェニレン ジアミン ※2・・・N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾー
ルスルフェンアミド (次 葉) (2)加硫後、30日放置し、サイドウオールの黒色度
を目視にて判断した。また、J I S K6301
に従い、デイマツチャー屈曲試験器によって亀裂成長速
度(亀裂が1mm増大するのに要する屈曲回数)を測定
した。これらの結果を第1表に併せて示した。黒色度は
AからDにいくほど低く、石油樹脂の配合のない比較例
11icL1をDとした。耐屈曲性は阻1を100とし
たときの指数で示した。
第1表より、本発明の実施例は耐屈曲性を著しく損なう
ことなく良好な黒色度が得られている。尚、Nα4は耐
屈曲性がやや劣るが実用上許容範囲内である。一方、石
油樹脂配合量が本発明範囲外のに2.5では、過少なN
112では黒色度の向上がほとんど望めず、一方過多の
Na5では耐屈曲性の低下が著しい。
ことなく良好な黒色度が得られている。尚、Nα4は耐
屈曲性がやや劣るが実用上許容範囲内である。一方、石
油樹脂配合量が本発明範囲外のに2.5では、過少なN
112では黒色度の向上がほとんど望めず、一方過多の
Na5では耐屈曲性の低下が著しい。
(3)試料をオゾンチャンバー内に放置し、JISK
6301に従い、オゾン劣化試験を行った。試験条件は
、50pphm、 40℃、 1000時間とした。
6301に従い、オゾン劣化試験を行った。試験条件は
、50pphm、 40℃、 1000時間とした。
その結果、全試料ともオゾンクランクの発生は生じなか
ったが、黒色度については、Nα1では低下が認められ
たが、実施例ではほとんど認められなかった。
ったが、黒色度については、Nα1では低下が認められ
たが、実施例ではほとんど認められなかった。
(発明の効果)
以上説明した通り、本発明のサイドウオール用ゴム組成
物は、特定の石油系樹脂をゴム100重量部に対して5
〜20重量部配合したので、耐候性を損なうことなく、
また耐屈曲性を著しく低下させることなく、黒色度を向
上させることができ、しかも長期間に亘ってその色調を
維持することができる。
物は、特定の石油系樹脂をゴム100重量部に対して5
〜20重量部配合したので、耐候性を損なうことなく、
また耐屈曲性を著しく低下させることなく、黒色度を向
上させることができ、しかも長期間に亘ってその色調を
維持することができる。
Claims (1)
- (1)天然ゴムおよびジエン系合成ゴムにカーボンブラ
ックを配合した自動車タイヤのサイドウォール用ゴム組
成物において、 軟化点が40〜120℃、平均分子量が470〜650
、固定炭素含有量が16〜30%の石油系樹脂をゴム1
00重量部に対して5〜20重量部配合したことを特徴
とするサイドウォール用ゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1333126A JPH03192138A (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | サイドウォール用ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1333126A JPH03192138A (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | サイドウォール用ゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03192138A true JPH03192138A (ja) | 1991-08-22 |
Family
ID=18262585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1333126A Pending JPH03192138A (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | サイドウォール用ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03192138A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999016823A1 (en) * | 1997-09-29 | 1999-04-08 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
JP2008050432A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | キャップトレッド用ゴム組成物およびそれを用いたキャップトレッドを有するスタッドレスタイヤ |
CN100462382C (zh) * | 2006-10-09 | 2009-02-18 | 中国石油兰州石油化工公司 | C5石油树脂快速官能化的方法 |
-
1989
- 1989-12-21 JP JP1333126A patent/JPH03192138A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999016823A1 (en) * | 1997-09-29 | 1999-04-08 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
US6397913B1 (en) | 1997-09-29 | 2002-06-04 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire having crescent sectional shape reinforcing liner layer |
JP2008050432A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | キャップトレッド用ゴム組成物およびそれを用いたキャップトレッドを有するスタッドレスタイヤ |
CN100462382C (zh) * | 2006-10-09 | 2009-02-18 | 中国石油兰州石油化工公司 | C5石油树脂快速官能化的方法 |
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