JPH0319204Y2 - - Google Patents
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- JPH0319204Y2 JPH0319204Y2 JP12491485U JP12491485U JPH0319204Y2 JP H0319204 Y2 JPH0319204 Y2 JP H0319204Y2 JP 12491485 U JP12491485 U JP 12491485U JP 12491485 U JP12491485 U JP 12491485U JP H0319204 Y2 JPH0319204 Y2 JP H0319204Y2
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- JP
- Japan
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- varistor
- electrode
- metal plate
- shaped metal
- chip
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 description 4
- XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N Zinc monoxide Chemical compound [Zn]=O XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
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- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
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- 239000011787 zinc oxide Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
本考案は電極構造を改良したチツプバリスタに
関する。
関する。
[考案の技術的背景とその問題点]
近年、バリスタの用途拡大に伴いリード線また
は外部端子を用いず、直接プリント基板へ組込み
使用できる小形軽量化の市場要求に応え得るチツ
プバリスタの需要が増大してきている。
は外部端子を用いず、直接プリント基板へ組込み
使用できる小形軽量化の市場要求に応え得るチツ
プバリスタの需要が増大してきている。
しかして、従来一般化しているチツプバリスタ
は第5図および第6図に示すように角板状バリス
タ素体21の両側面22,23をそれぞれ介して
対面の一部分まで連続して対向電極24,25を
設けた構造とし、該対向電極24,25が前記バ
リスタ素体21の表裏両面で対向する部分Wでバ
リスタ特性を発揮するようにしたものである。
は第5図および第6図に示すように角板状バリス
タ素体21の両側面22,23をそれぞれ介して
対面の一部分まで連続して対向電極24,25を
設けた構造とし、該対向電極24,25が前記バ
リスタ素体21の表裏両面で対向する部分Wでバ
リスタ特性を発揮するようにしたものである。
しかして、上記構成からなるチツプバリスタの
使用に際しては第7図に示すようにプリント基板
26に平面的に載置して用いる訳であるが対向電
極24,25が接触するプリント基板11部には
別な回路パターンがあるのでこのままの構造で直
接プリント基板に取付けるには実用上不都合な問
題をもつていた。また同一平面上(表面または裏
面)に対向電極24,25を形成した構造である
ためWでバリスタ特性を得るためには対向電極2
4,25間距離t2をバリスタ素体21厚さt1より
大きく設定しなければならずバリスタ電圧が高く
なるほど距離t2を大きくしなければならずバリス
タ素体の大きさを変えない場合はそれだけWが小
さくなるためサージ吸収能力、エネルギー耐量が
小さくなり、またサージ吸収能力、エネルギー耐
量をそのまま確保する場合はWを変えずに確保し
なければならず、それだけバリスタ素体を大きく
しなければならず、いずれにしても形成した電極
で有効電極として作用する比率が少なく、加えて
第8図に示すようにバリスタ素体21綾部27へ
の電極25塗布が薄くなりサージ電流が集中する
ため綾部27への電極材塗布を多くする必要があ
り電極形成作業を複雑化するととに必要以上の電
極材使用をよぎなくされ低コスト化の阻害要因と
なつていた。
使用に際しては第7図に示すようにプリント基板
26に平面的に載置して用いる訳であるが対向電
極24,25が接触するプリント基板11部には
別な回路パターンがあるのでこのままの構造で直
接プリント基板に取付けるには実用上不都合な問
題をもつていた。また同一平面上(表面または裏
面)に対向電極24,25を形成した構造である
ためWでバリスタ特性を得るためには対向電極2
4,25間距離t2をバリスタ素体21厚さt1より
大きく設定しなければならずバリスタ電圧が高く
なるほど距離t2を大きくしなければならずバリス
タ素体の大きさを変えない場合はそれだけWが小
さくなるためサージ吸収能力、エネルギー耐量が
小さくなり、またサージ吸収能力、エネルギー耐
量をそのまま確保する場合はWを変えずに確保し
なければならず、それだけバリスタ素体を大きく
しなければならず、いずれにしても形成した電極
で有効電極として作用する比率が少なく、加えて
第8図に示すようにバリスタ素体21綾部27へ
の電極25塗布が薄くなりサージ電流が集中する
ため綾部27への電極材塗布を多くする必要があ
り電極形成作業を複雑化するととに必要以上の電
極材使用をよぎなくされ低コスト化の阻害要因と
なつていた。
[考案の目的]
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、電
極引出し構造を改良することによつてプリント基
板と電極間に隙間をもたせて載置することを可能
とし、しかも小形化に貢献できるチツプバリスタ
を提供することを目的とするものである。
極引出し構造を改良することによつてプリント基
板と電極間に隙間をもたせて載置することを可能
とし、しかも小形化に貢献できるチツプバリスタ
を提供することを目的とするものである。
[考案の概要]
本考案のチツプバリスタは、角板状に成形した
バリスタ素体両面の三周辺に外周縁を残して電極
を対称に形成し、該電極それぞれにL形金属板を
取着し、該L形金属板の先端を前記バリスタ素体
の対向側面それぞれを沿わせて前記電極との取着
部と反対面の相対する位置となるL形金属板底面
より突出した構造とすることを特徴とするもので
ある。
バリスタ素体両面の三周辺に外周縁を残して電極
を対称に形成し、該電極それぞれにL形金属板を
取着し、該L形金属板の先端を前記バリスタ素体
の対向側面それぞれを沿わせて前記電極との取着
部と反対面の相対する位置となるL形金属板底面
より突出した構造とすることを特徴とするもので
ある。
[考案の実施例]
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。すなわち第1図および第2図に示すよう
に例えば酸化亜鉛を主成分とし、他に数種の金属
酸化物を混合したセラミツク粉末を角板状に成形
焼結してなるバリスタ素体1両面の三周辺に外周
縁2を残して電極3,4を対称に形成し、しかる
後該電極3,4それぞれに第3図に示すように形
成してなれ例えばニツケル、洋白などからなるL
形金属板5の内側一面6を例えばハンダ付けにて
取着しL形金属板5の内側他面7を前記バリスタ
素体1の外周まで延びて電極3,4が位置する対
向側面8,9それぞれに沿わせて、先端10を電
極3,4との取着部の反対側に導出して、しかも
前記L形金属板5の先端10を前記電極3,4と
の取着部と反対面の相対する位置となるL形金属
板5底面より突出させた構成としてなるものであ
る。
明する。すなわち第1図および第2図に示すよう
に例えば酸化亜鉛を主成分とし、他に数種の金属
酸化物を混合したセラミツク粉末を角板状に成形
焼結してなるバリスタ素体1両面の三周辺に外周
縁2を残して電極3,4を対称に形成し、しかる
後該電極3,4それぞれに第3図に示すように形
成してなれ例えばニツケル、洋白などからなるL
形金属板5の内側一面6を例えばハンダ付けにて
取着しL形金属板5の内側他面7を前記バリスタ
素体1の外周まで延びて電極3,4が位置する対
向側面8,9それぞれに沿わせて、先端10を電
極3,4との取着部の反対側に導出して、しかも
前記L形金属板5の先端10を前記電極3,4と
の取着部と反対面の相対する位置となるL形金属
板5底面より突出させた構成としてなるものであ
る。
以上のように構成してなるチツプバリスタを使
用する場合は第4図に示すようにプリント基板1
1にバリスタのいずれか一方面を平面的に載置し
用いる訳であるがL形金属板5の先端10が電極
3,4との取着部との反対面の相対する位置とな
るL形金属板5底面より突出しているため該電極
4がプリント基板11面に直接接触することなく
該電極4の下部に位置するプリント基板11にあ
る他の回路パターンと電極4の接触は皆無とな
る。また本考案によれば同一面に対向電極を形成
することなくL形金属板5を用いることによつて
チツプ化となり、従来のチツプバリスタとは大き
く違つた新規な構成を有しており、これによつて
従来第5図および第6図に示す構造が抱えていた
その他の問題すなわちバリスタ電圧が高くなるほ
どt2を大きくしなければならずそれだけバリスタ
素体が大きくなり、しかもバリスタ素体綾部への
電極材塗布量を含めた電極材使用量の多量化によ
る作業性および低コスト化の阻害要因をも一気に
解決できる利点を有する。
用する場合は第4図に示すようにプリント基板1
1にバリスタのいずれか一方面を平面的に載置し
用いる訳であるがL形金属板5の先端10が電極
3,4との取着部との反対面の相対する位置とな
るL形金属板5底面より突出しているため該電極
4がプリント基板11面に直接接触することなく
該電極4の下部に位置するプリント基板11にあ
る他の回路パターンと電極4の接触は皆無とな
る。また本考案によれば同一面に対向電極を形成
することなくL形金属板5を用いることによつて
チツプ化となり、従来のチツプバリスタとは大き
く違つた新規な構成を有しており、これによつて
従来第5図および第6図に示す構造が抱えていた
その他の問題すなわちバリスタ電圧が高くなるほ
どt2を大きくしなければならずそれだけバリスタ
素体が大きくなり、しかもバリスタ素体綾部への
電極材塗布量を含めた電極材使用量の多量化によ
る作業性および低コスト化の阻害要因をも一気に
解決できる利点を有する。
[考案の効果]
本考案によればプリント基板へ直接組込んだと
しても他の回路パターンと接触することなく、小
形化ならびに低コスト化に貢献できる実用的価値
の高いチツプバリスタを得ることができる。
しても他の回路パターンと接触することなく、小
形化ならびに低コスト化に貢献できる実用的価値
の高いチツプバリスタを得ることができる。
第1図〜第4図は本考案の一実施例に係り、第
1図はチツプバリスタを示す斜視図、第2図は第
1図A−A断面図、第3図は第1図を構成するL
形金属板、第4図は第1図に示すチツプバリスタ
をプリント基板に載置した状態を示す正面図、第
5図〜第8図は従来例に係り、第5図はチツプバ
リスタを示す斜視図、第6図は第5図B−B断面
図、第7図は第5図に示すチツプバリスタをプリ
ント基板に載置した状態を示す正面図、第8図は
第6図イ部拡大断面図である。 1……バリスタ素体、2……外周縁、3,4…
…電極、5……L形金属板、6……内側一面、7
……内側他面、8,9……対向側面、10……先
端。
1図はチツプバリスタを示す斜視図、第2図は第
1図A−A断面図、第3図は第1図を構成するL
形金属板、第4図は第1図に示すチツプバリスタ
をプリント基板に載置した状態を示す正面図、第
5図〜第8図は従来例に係り、第5図はチツプバ
リスタを示す斜視図、第6図は第5図B−B断面
図、第7図は第5図に示すチツプバリスタをプリ
ント基板に載置した状態を示す正面図、第8図は
第6図イ部拡大断面図である。 1……バリスタ素体、2……外周縁、3,4…
…電極、5……L形金属板、6……内側一面、7
……内側他面、8,9……対向側面、10……先
端。
Claims (1)
- 角板状に成形焼結したバリスタ素体と、該素体
両面の三周辺に外周縁を残して対称に形成した電
極と、該電極それぞれに内側一面を取着し内側他
面を前記バリスタ素体の対向側面に沿わせて先端
を前記電極との取着部の反対側に導出したL形金
属板とを具備し、該L形金属板の前記先端が電極
との取着部の反対面の相対する位置となるL形金
属板底面より突出させたことを特徴とするチツプ
バリスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12491485U JPH0319204Y2 (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12491485U JPH0319204Y2 (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6232504U JPS6232504U (ja) | 1987-02-26 |
JPH0319204Y2 true JPH0319204Y2 (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=31017349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12491485U Expired JPH0319204Y2 (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0319204Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-13 JP JP12491485U patent/JPH0319204Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6232504U (ja) | 1987-02-26 |
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