JPH03191909A

JPH03191909A - 折畳み式花器

Info

Publication number: JPH03191909A
Application number: JP33409989A
Authority: JP
Inventors: Masaru Honda; 本田　優
Original assignee: TOOTARU KK
Current assignee: TOOTARU KK
Priority date: 1989-12-21
Filing date: 1989-12-21
Publication date: 1991-08-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野〕本発明は、折畳み式花器に間する。

［発明の技術的背景コ一般に、家庭で花や野菜植物などを育成するには、植木
鉢やトレーなどを使用して播種したり、あるいは、庭に
播取し発芽したものを鉢に移し変えて室内装飾に提供す
るか、または、市販のものを室内に設置する手段がとら
れていた。この種の育成手段には、播種から発芽、育苗
、開花などの過程を楽しみながら観察しうろことは勿論
のことであるが、植木鉢やトレーなどを必要とするし、
また、これら花器類は素材によっては、重くて取扱いが
不便で、かつ、破損のおそれがあるという課題をもって
いる。

本発明の目的は、通常は折畳み扁平姿勢で取扱い性、保
管性に優れ、使用時に自立性立体姿勢を保持して室内設
置が容易な花器を提供し、併せて、花器本体の外側面を
広告媒体として利用することにより、広告宣伝効果が長
期にわた）て保ちうる花器を提供せんとするものである
。

［課題を解決するための手段］従来技術の課題を解決する本発明の構成は、通常は折畳
み扁平姿勢で、使用時に多角筒状の自立性立体姿勢を保
持するように構成した防水性をもつ花器本体の一側に、
水密構造の折畳み底部を形成し、上記花器本体の内側に
、植物種子を担持した育苗部材を配設収容せしめたこと
を特徴とするものである。

［作　用］本発明の折畳み式花器は、通常は折畳み扁平姿勢で取扱
い性、保管性に優れ、使用時に多角筒状の自立性立体姿
勢を保持するとともに、注水によって育苗部材が吸水１
１＃Ｌ／、担持せる植物種子を発芽、育苗させ、成長に
至らしめる。

［実施例］次に、図面について本発明実施例の詳細を説明する。

第１図は、折畳み扁平姿勢にある本発明花器の斜視図、
第２図は、自立性立体姿勢とした状態の斜視図、第３図
は、同上縦断正面図、第４図は種子が成長した状態の斜
視図である。

Ａは、防水性をもつ帯状紙板ｌに平行した折目２を等間
隔毎に付設し、上記帯状紙板ｌの両端を接合させて６枚
の側板３からなり、かつ、立体姿勢で平面形状が正六角
形となる上端が間口された花器本体で、該花器本体Ａを
構成する相対向する上記側板３の下端間に正六角形が保
持される長さをもつ底板４が橋架的に設けてあり、この
底板４の中央部にはこれを内向きに２ツ折りとする折目
５が付設されている。また、第１．２図から明らかなよ
うに、上記底板４の折目５の外側には、第１図の折畳み
扁平姿勢で外方に突出しない長さをもつ引張り片６の上
端が結合しである。

第３図に示すように、上記花器本体への内部には、上方
を間口した有底構造で、かつ、合成樹脂材料などよりな
る折畳み可能な袋７が収容付設してあり、また、この袋
７の底部が上記底板４上に置かれるように構成するとと
もに、上記袋７の内側中途部に、上面に植物種子８を担
持し、而も。

両裾部９ａを上記袋７の下底部に垂下した布地よりなる
育苗部材９を収容配設したものである。

尚、上記布地の育苗部材９に代え、スポンジ材料、含水
により著しく膨張する素材、多孔性合成樹脂シートの上
面に、布地、スポンジなどを貼着したものを使用するこ
ともできるので、図示実施冷のものに特定されることは
ない。

上記花器本体Ａの外側面には、育苗部材９が担持してい
る植物種子８０種類を明示するとともに、例えば、銀行
、各種の保険会社などの広告文面を印刷したり、また、
家電メーカーなどの新商品の広告、ａｍ会社の新薬の広
告などを印刷することにより、花器本体Ａを宣伝広告媒
体として広く利用できるし、また、本発明の花器は、発
芽、育苗から開花などの成長に至る期間が長いため、そ
の間宣伝効果を継続させることができ、従来のタオル、
ティッシュペーパーなどの広告媒体品に比べてその効果
は大きい、尚、植物種子８としては、成長して開花する
もの、あるいは、成長して結実する野菜植物など任意で
ある。また、上記花器本体Ａを透明の合成樹脂材料にて
形成することにより、根の発生９発芽など花や野菜類の
発育成長過程が外側から透視でき、学童などの教材とも
なりうる。

尚、上記実施例では、花器本体Ａが、自立性立体姿勢時
に正六角形となるようにしたが、花器本体Ａの立体姿勢
は正六角形以外の三角形、四角形、五角形、五角形など
の多角形とすることも可能であるので、図示実施例のも
のに特定されることはない、また、花器本体Ａを防水性
をもつ紙素材にて構成するようにしたが、合成樹脂の板
材料でもよいことから、実施例のものに拘束されないし
、更に、花器本体Ａの底部を、内向き２ツ折り構造の底
板４と袋７とによって構成するようにしたが、折畳み可
能で、かつ、水密構造の底部構造を各側板３に連設する
ことも可能であることから、図示実施例のものに特定さ
れるものではない、要は、種子を発芽、育苗するもので
あることから、底部が水密構造からなる花器本体であれ
ばよいので、花器本体の形状、構造は任意であって、実
施例のものに限定をうけないものである。

次に、育苗部材９に植物種子８を担持させる手段として
は、該育苗部材９内に植物種子８を埋入担持させてもよ
いし、接着剤などにより付設してもよい、また、上記育
苗部材９に、植物種子８０種類に適した肥料、成長剤な
どを含ませておくことも可能であるし、特に、花の種子
には望ましいことでもある。更に、上記育苗部材９は、
花器本体Ａを立体姿勢としたときに第３図に示すように
袋７の中途部に水平にセットさ九るように付設すること
が望ましい。

［作用の説明］本発明の花器本体Ａは、通常は第１図に示すように折畳
み扁平姿勢にあり、更には、透明なフィルム包装体（図
示路）中に封入されている。使用に当たっては、花器本
体Ａをフィルム包装体から取り出し、底板４に付設され
ている引張り片６を下方に引動すると、内向き２ツ折り
構造の上記底板４がフラットになり、平面形状が正六角
形状の自立性をもち、かつ、多角筒形の立体姿勢の花器
本体Ａが得られる。そして、この花器本体Ａ内に水を注
入すると、この水は育苗部材９の両裾部９ａによフて徐
々に吸い上げれるとともに、これに担持された植物種子
８が、やがて発芽育苗され、図で示すように成長し開花
される。

［発明の効果］上述のように本発明の構成によれば、次のような効果が
得られる。

（ａ）花器本体は、通常は折畳み扁平姿勢であるので、
収納、保管は勿論のこと販売取扱いに至便であり、特に
、持ち運びが容易である。

（ｂ）折畳み扁平姿勢にある花器本体を、自立性立体姿
勢とした後、この花器本体内に水を注入することにより
、内部に収容配設した育苗部材が水を吸い上げて植物種
子に供給し、育苗部材に担持された植物種子が発芽、育
苗されて成長し、例えば、開花して室内を装飾するとい
う効果があるし、育苗過程における植物の観察もできる
。また、花器本体が紙や合成樹脂素材などであることか
ら、破損のおそれもなく、加えて軽量のため取扱いにも
便利である。

（Ｃ）花器本体の外側面を広告面として使用した場合、
発芽から成長に至るまでの期間が長く、而も、毎日のよ
うに観察することから、広告宣伝効果が著しく大で、特
に、銀行、各種の保険会社、各種メーカーの新商品の紹
介などに利用して好適である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、折畳み扁平姿勢にある本発明花器の斜視図、
第２図は、自立性立体姿勢とした状態の斜視図、第３図
は、同上縦断正面図、第４図は種子が成長した状態の斜
視図である。Ａ・・・花器本体。７・・・袋。８・・・植物種子。９・・・育笛部材。９ａ・・・裾部。特許出願人株式会社トタル代理人佐野義雄第図第３因第図

Claims

【特許請求の範囲】

　通常は折畳み扁平姿勢で、使用時に多角筒状の自立性
立体姿勢を保持するように構成した防水性をもつ花器本
体の一側に、水密構造の折畳み底部を形成し、上記花器
本体の内側に、植物種子を担持した育苗部材を配設収容
せしめたことを特徴とする折畳み式花器。