JPH01500819A - 花卉及び植物用の折り曲げ自在な柔軟性保持包装材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 花弁及び植物用の折り曲げ自在な柔軟性保持包装剤本発明は輸送用包装材として または花器もしくは植木鉢として用いることが出来、花弁及び植物を新鮮に保つ 為の水、及び所望の場合は、植物を固定するための湿潤な植物栽培土または苔を その中へ入れることができる、花弁及び植物用の、折り曲げ自在で柔軟性を有す る保持包装材に関する。

例えば空輸の際の切り花の包装及び輸送用として、側壁部に数個の開口を有する 長方形のポール紙製の箱材は既に公知である。

切り花を新鮮に且つ良好な状態に保つ為に、水を保持しつる容器が提案されてい る。

かかる容器は１９８６年６月１２日の雑誌ｒ　ＡｄｆｏｒｍａｔｉｅＪ　２４号 、１３１頁に記載されている。

ここに記載されている切り花輪送用の容器は、防水浸透処理を施した段ボール製 の、開口を有する長方形の保水箱と、同じく長方形で、防水製の箱にかぶせる未 加工の蓋材または蓋用箱材から成る。

かかる箱材は、輸送中、傷つきやすい製品を良く保護するが、折畳むことができ ず、また、家庭用の花器または植木鉢として利用するにも不適当である。

祭典、祝祭時、祝典等においては多くの花束、花弁及び植物が配送されるが、同 時に入手できる鉢、かご、花器または容器の数が充分でないことがしばしばある 。

これは病院やホテルにおいてもしばしば生じることである。

折り畳んだ形態で収容出来る包装材または容器は保管しやすく数多くの目的に用 いることができる。

同種の容器で、美的に受けいれられる形の花器に変形することが出来、輸送が可 能な種類の包装があれば、顧客にとって非常に好都合であろう。

かかる容器には、その製品に重要な特徴を付与するロゴまたは宣伝文句を印刷す ることが出来る。

本発明に関る製品は平らな被覆ポール紙板で構成される容器である。

その大きさは、必要であれば、上部のまわりに張り渡って側面部分を取り巻き、 両端が互いに結び合っているひも材によって、切り花または花束のサイズに合わ せて広げたり、部分的にまたは多少間いた形に保つことが可能である。

この方法に置いて該製品は上部側が開放された花器のような容器の形態をとる。

底の部分には水、耕作土、苦土または花弁の茎の為の保持材料を入れることが出 来る。

包装容器は、本発明によれば、耐水被覆またはプラスチックライニングを施した ボール紙製の四角形の平板を、折り目をつけた折り線に沿って折りたたむことに より構成される。折り線は十字形及び対角線上に形成され、４つの側面が立ち上 がり、四角形の底面のまわりに種々の角度で立設し、該側面が内側に折り込まれ たフラップにより互いに連結して、その内部に、側面の高さに相当する高さの、 はぼ四角形の空間を形成し、一方該側面がそれぞれの上部の端部付近に貫通した 小孔を備え、該小孔にひも材を通すことにより、該ひも材によって該容器が完全 に折り畳まれた状態或いは所望の位置に広げられた状態に保たれ、このひも材が 容器の側面に渡され該孔部を介して所定位置に保たれる。小さな角度に、または 大きな角度に広げると、該容器は開口を有する花器の形態を取り、その用途に利 用できる。

上部を覆うプラスチック製の袋を用いれば、容器は保持包装材として利用できる 。

ボール紙の素材には不浸透被覆が施され、側面は同じ（防水加工されたフラップ により互いに連結しているので、容器の中に一定量の水、湿潤な土または苔を入 れることが可能である。

ボール紙は柔軟なボール紙、ブリストルボール紙（Ｂｒｉｓｔｏｌ　Ｂｏａｒｄ ）、またはクラフトライニング被覆された段ポールのような折り曲げ可能な包装 用ボール紙でよい、ポリプロピレンで被覆された柔軟なボール紙は本目的に非常 に好都合であるが、例えば一方の面がポリエチレンまたはポリプロピレンで、も う一方の面がアルミニウム箔で被覆されているボール紙等のような別のタイプの 被覆を有するボール紙及び折り曲げ可能なプラスチックも利用できる。

輸送の際に該容器の上部または全体をプラスチ・ツクの袋で覆うことが可能であ る。

ひも材は紙ひも、布、ゴム、またはプラスチ・ツクローブでよい。

添付の図１．２及び３を参照して本発明にさらに説明を加える。

図１は折り目を付けた折り線を有する平らな平板状のボール紙を示す。

図２は折りたたんだ状態の容器を示す。

図３は花弁用花器として部分的に開いた状態にある様相を示す。

下部には水、土、苔、または花弁の茎を固定するためのものを入れることが出来 る。

各図において（１）は正方形の底面、（２）は上方向に折り曲げられる４つの側 面、（３）は内側に折り込まれ、該側面（２）間で柔軟な連結部を形成する連結 フラップであり、（４）は該側面（２）の端部付近の小さな孔であり、これを用 いて、ひも材（５）が該側面（２）及び連結フラップ（３）を取り巻いて取り付 けられる。

この種の包装具は園芸家及び花弁、花束及び球根植物の輸出入業者にとって少な からず重要なものとなると考えられる。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の７第１項）昭和６３年４月２７日 社りご蓼α」ジ」工 １、鮮度を維持する為の水、及び、所望の場合は、保持物、もしくは苔または土 を加えることが可能であ３、被覆物がポリプロピレンフィルムである請求の範囲 第２項記載の折りたたみ可能な包装容器。

４、被覆物がポリエチレン及びアルミニウム箔から成っている請求の範囲第２項 記載の折りたたみ可能な包装容器。

５、主として、又は、請求の範囲第１項記載の容器のみから成る花古用花器。

６、四角形の防水ボール紙平板を切断し、その表面に、十字形及び対角線上に折 り線で折り目をっけ、一対の小孔を各側面の端部付近の中央に穿孔し、充分な長 さのひも材を該小孔に通すことを特徴とする花弁及び植物用の折りたたみ可能な 包装容器の製造方法。

国際調査報告 ＡＮ）Ｅ：＜Ｔｏ：＝：ミ！Ｉｈ’ＴＥ：ｚＮＡＴＩＯＮＡ−５’、、Ｌ、Ｒｆ ：：、ＲＥ：’０ＲＴＯＮＵＳ−Ａ−１４６７６９０Ｆｏｏｒ、＠ＧヨーＡ−９ ４３う：４　：’Ｉｃ＝ｅＧ３−Ａ−５３０９９９Ｎｏｒ、ｅ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．鮮度を維持する為の水、及び、所望の場合は、保持物、もしくは苔または土 を加えることが可能である花卉及び植物の輸送及び展示用の包装容器であって、 該容器が、防水被覆またはプラスチックライニングが施され、平板の表面の十字 形及び対角線上の折り目を付けた折り線に沿って折り畳まれたボール紙製の四辺 形平板で構成されており、四つの側面（２）が、四角形の底面（１）のまわりに 種々の角度で立設し、該側面（２）が内側に折り込まれたフラップ（３）により 互いに連結してその内部に、側面（２）の高さに相当する高さのほぼ四角形の空 間を形成し、一方該側面（２）がそれぞれの上部の端部付近に貫通した小孔（４ ）を備え、該小孔にひも材（５）を通すことで、該ひも材によって該容器が完全 に折り畳まれた状態または所望の位置に広げられた状態に保たれ、このひも材が 容器の側面に渡され、該孔部を介して所定位置に保たれることを特徴とする包装 容器。
2. ２．平板の材質が、防水プラスチックで浸透処理、被覆またはライニングするこ とによって不浸透性となっている折り畳み可能なボール紙または段ボールである 請求の範囲第１項記載の包装容器。
3. ３．被覆物がポリプロピレンフィルムである請求の範囲第２項記載の包装容器。
4. ４．被覆物がポリエチレン及びアルミニウム箔から成っている請求の範囲第２項 記載の包装容器。
5. ５．主として、又は、請求の範囲第１項記載の容器のみから成る花卉用花器。
6. ６．四角形の防水ボール紙平板を切断し、その表面に、十字形及び対角線上に折 り線で折り目をつけ、一対の小孔を各側面の端部付近の中央に穿孔し、充分な長 さのひも材を該小孔に通すことを特徴とする花卉及び植物用包装容器の製造方法 。