JPH0514768Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514768Y2 JPH0514768Y2 JP1988097126U JP9712688U JPH0514768Y2 JP H0514768 Y2 JPH0514768 Y2 JP H0514768Y2 JP 1988097126 U JP1988097126 U JP 1988097126U JP 9712688 U JP9712688 U JP 9712688U JP H0514768 Y2 JPH0514768 Y2 JP H0514768Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydroponic
- float
- container
- plants
- lid
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 考案の目的
(a) 産業上の利用分野
本考案は、植物水栽培組合せ器具特に特殊形状
の水耕器具例えば曲面体水耕フロートの如き植物
水栽培器具を包装する特定の紙容器又はプラスチ
ツク容器を、その水栽培容器としても使用するこ
とを特徴とする植物水栽培組合せ器具に係り、そ
の目的とする所は、商品の包装と水栽培とを同一
容器で行なつて、経済的且つ美しく植物を水栽培
せんとするものである。
の水耕器具例えば曲面体水耕フロートの如き植物
水栽培器具を包装する特定の紙容器又はプラスチ
ツク容器を、その水栽培容器としても使用するこ
とを特徴とする植物水栽培組合せ器具に係り、そ
の目的とする所は、商品の包装と水栽培とを同一
容器で行なつて、経済的且つ美しく植物を水栽培
せんとするものである。
(b) 従来の技術
従来、室内園芸に於て、種物、球根物に限らず
植物を水栽培するには、特定の容器例えばガラ
ス、プラスチツク、磁器製容器等を使用して浮上
又は載置方式で行なうのが常であつた。
植物を水栽培するには、特定の容器例えばガラ
ス、プラスチツク、磁器製容器等を使用して浮上
又は載置方式で行なうのが常であつた。
(c) 考案が解決しようとする問題点
此の様な特定の容器を使用するためには、セツ
トとして提供されない限り、栽培する水耕フロー
ト等の寸法、容量に合つた容器を探し出すか或は
購入するかせねばならない不便があつた。
トとして提供されない限り、栽培する水耕フロー
ト等の寸法、容量に合つた容器を探し出すか或は
購入するかせねばならない不便があつた。
(2) 考案の構成
(a) 問題を解決するための手段
本考案は、此の様な容器探しの時間と費用とを
省くために、曲面体水耕フロートの商品包装箱
を、特定寸法及び特定構造の蓋部と中蓋部とを内
折することに依つて補強した上で、その内外面を
前記包装箱の外形に適合したビニール袋の如きプ
ラスチツクフイルムで被覆して耐水性容器に変換
し、この容器に依り所定植物を水栽培することが
出来る様にしたことを特徴とするものである。
省くために、曲面体水耕フロートの商品包装箱
を、特定寸法及び特定構造の蓋部と中蓋部とを内
折することに依つて補強した上で、その内外面を
前記包装箱の外形に適合したビニール袋の如きプ
ラスチツクフイルムで被覆して耐水性容器に変換
し、この容器に依り所定植物を水栽培することが
出来る様にしたことを特徴とするものである。
(b) 考案の作用
従つて、前記蓋部及び中蓋部の内折に依つて紙
箱本体は補強され、注入される水圧にも充分耐え
得る様に変化すると同時に、容器内側寸法と内包
する曲面体水耕器具の外形寸法とが略等しく選定
されているので、植物の成長に伴う水耕器具の傾
斜を防ぎ、栽培される植物の姿勢を正しく維持す
る一方、彩色又はプリント化されたプラスチツク
フイルムは、容器自体の装飾性を高め、生け花に
代わる一種のグリーンインテリヤに変性せしめ
る。
箱本体は補強され、注入される水圧にも充分耐え
得る様に変化すると同時に、容器内側寸法と内包
する曲面体水耕器具の外形寸法とが略等しく選定
されているので、植物の成長に伴う水耕器具の傾
斜を防ぎ、栽培される植物の姿勢を正しく維持す
る一方、彩色又はプリント化されたプラスチツク
フイルムは、容器自体の装飾性を高め、生け花に
代わる一種のグリーンインテリヤに変性せしめ
る。
(c) 実施例
本考案の植物水栽培組合せ器具は、水耕フロー
トAと此を栽培する容器Bとより成り第1図、第
3図及び第4図に詳細に示されている。此の水耕
フロートAは、昭和62年実用新案登録願第47982
号に記載された一対の半球体状のフロート2が使
用されているが、此のフロートは、半球体状のみ
に限定されるものでなく、寸法及び容量が該容器
のそれと適合するあらゆる水耕フロートを包含す
るものである事、言うまでもない所である。
トAと此を栽培する容器Bとより成り第1図、第
3図及び第4図に詳細に示されている。此の水耕
フロートAは、昭和62年実用新案登録願第47982
号に記載された一対の半球体状のフロート2が使
用されているが、此のフロートは、半球体状のみ
に限定されるものでなく、寸法及び容量が該容器
のそれと適合するあらゆる水耕フロートを包含す
るものである事、言うまでもない所である。
一方、斯の如き水耕フロートAは、その内側に
着脱自在の水上コースター3,4を嵌挿し且つ毛
根成長孔hの開孔された種床5,5を備えた一対
の半球体フロート1,2を、接着テープ8等に依
つて球体状に接合したものである。
着脱自在の水上コースター3,4を嵌挿し且つ毛
根成長孔hの開孔された種床5,5を備えた一対
の半球体フロート1,2を、接着テープ8等に依
つて球体状に接合したものである。
斯の如き水耕フロートAは又、小袋6に封入さ
れた種物又は球根7を内包した後、折畳み式紙質
又はプラスチツク包装容器B内に内封されて販売
される。
れた種物又は球根7を内包した後、折畳み式紙質
又はプラスチツク包装容器B内に内封されて販売
される。
第2図には、斯くの如き容器B内に水耕フロー
トAが内包されていることが示されており、その
内側の上下には耐衝撃用填物の代わりに後述する
プラスチツク袋等の防水性フイルムCが折り畳ま
れて内封されている。
トAが内包されていることが示されており、その
内側の上下には耐衝撃用填物の代わりに後述する
プラスチツク袋等の防水性フイルムCが折り畳ま
れて内封されている。
又この容器の取り出し口は、左右側面9,11
の延長部たる中蓋部10,12と、背面13の延
長部たる蓋部15及び差し込み舌片16とが相互
に折り曲げられ、相重ねられ且つ挿入されて密閉
されている。
の延長部たる中蓋部10,12と、背面13の延
長部たる蓋部15及び差し込み舌片16とが相互
に折り曲げられ、相重ねられ且つ挿入されて密閉
されている。
斯くの如き包装箱Bは、先ず第3図に示し以下
に詳述する様に、前記蓋部15、中蓋部10,1
2とを開封して水耕フロートAを取り出した後、
植物水栽培用容器に変成するとが可能である。
に詳述する様に、前記蓋部15、中蓋部10,1
2とを開封して水耕フロートAを取り出した後、
植物水栽培用容器に変成するとが可能である。
即ち、上記した中蓋部10,12は、水耕フロ
ートAが取り出された後、F1,F2方向に折り曲
げられて左右側面9,11の内側に当接される。
ートAが取り出された後、F1,F2方向に折り曲
げられて左右側面9,11の内側に当接される。
又蓋部15及び差し込み舌片16は、背面13
の内側方向に折り曲げられ、前者は背面13の内
側に、後者は第3図の16で示す如く底部内面上
に当接される。
の内側方向に折り曲げられ、前者は背面13の内
側に、後者は第3図の16で示す如く底部内面上
に当接される。
斯くの如き変成に依つて本容器Bは、その強度
が著しく補強され、栽培水又は溶液wが注入され
た時、その水圧に拮抗する強さを与えられる。
が著しく補強され、栽培水又は溶液wが注入され
た時、その水圧に拮抗する強さを与えられる。
次に此の容器Bは、ビニール袋の如き耐水性フ
イルムCで容器内側からかぶせられ、次いで外側
に折り返されて被覆される。
イルムCで容器内側からかぶせられ、次いで外側
に折り返されて被覆される。
此の場合、正面、背面、左右側面14,13,
11,9の内外側は、18,19で示す如く完全
に然も可能な限り密着して被覆されるのが好まし
く、其の底部17も又20,21で示す如く、
夫々の面上のフイルムの延長部で完全に被服さ
れ、注水又は加水時に外側から水が侵入しない様
にするのが重要である。
11,9の内外側は、18,19で示す如く完全
に然も可能な限り密着して被覆されるのが好まし
く、其の底部17も又20,21で示す如く、
夫々の面上のフイルムの延長部で完全に被服さ
れ、注水又は加水時に外側から水が侵入しない様
にするのが重要である。
尚、数字23は此れ等各面を被覆したフイルム
の延長端を接着するテープを示している。
の延長端を接着するテープを示している。
斯くて耐水性を付与された容器B内には、水w
が注ぎ込まれ、球根7を種床5上に挟持した半球
体フロート1又は2が浮かべられる。
が注ぎ込まれ、球根7を種床5上に挟持した半球
体フロート1又は2が浮かべられる。
その後球根7は、先ず毛根rが発毛し、種床の
細孔hを貫通して成長し、所定期間後球根先端か
ら発芽して葉及び花えと成長して行く。
細孔hを貫通して成長し、所定期間後球根先端か
ら発芽して葉及び花えと成長して行く。
その間、植物の成長に従つて前記フロート上に
は、T方向から、成長した植物の重さが加えられ
るので、毛根部は完全に水面下に沈下し、場合に
依つては根腐れを派生する。
は、T方向から、成長した植物の重さが加えられ
るので、毛根部は完全に水面下に沈下し、場合に
依つては根腐れを派生する。
此を防止するために、水上コースター3を外し
て3′で示す如く前記フロート1に下敷きして毛
根上部を水面上に浮上させ、常時空気中の酸素と
接触させてその根腐れを防止する。
て3′で示す如く前記フロート1に下敷きして毛
根上部を水面上に浮上させ、常時空気中の酸素と
接触させてその根腐れを防止する。
此の水耕栽培に於て、前記フロート1の浮上す
る容器上部の内側は蓋部及び中蓋部15,10,
12が折り畳まれて、容器三面9,11,13に
重ねられているので、フロート1の外径とほぼ等
しい寸法と成り、植物の成長後のフロートの四方
えの傾きを防止し、正しい姿勢で植物が開花する
様に摩擦的に挟持している。
る容器上部の内側は蓋部及び中蓋部15,10,
12が折り畳まれて、容器三面9,11,13に
重ねられているので、フロート1の外径とほぼ等
しい寸法と成り、植物の成長後のフロートの四方
えの傾きを防止し、正しい姿勢で植物が開花する
様に摩擦的に挟持している。
斯くて紙製包装箱Bは、サフラン、クロツカ
ス、ミニ水仙、その他の室内園芸用の水栽培容器
に変化し、その彩色、模様を選択することに依つ
て姿勢正しく栽培される植物と供に、奇麗なイン
テリヤとして利用する事も可能となる。
ス、ミニ水仙、その他の室内園芸用の水栽培容器
に変化し、その彩色、模様を選択することに依つ
て姿勢正しく栽培される植物と供に、奇麗なイン
テリヤとして利用する事も可能となる。
(d) 考案の効果
斯くの如き構成及び作用よつて、本考案の植物
水栽培組合せ器具は、以下の如き優れた諸効果を
具現することが出来る。
水栽培組合せ器具は、以下の如き優れた諸効果を
具現することが出来る。
(1) 種々な曲面体フロートを利用出来るので、バ
ラエテイーに富んだ製品を提供できる。
ラエテイーに富んだ製品を提供できる。
(2) 包装箱を再使用出来るので、経済的である。
(3) 三側面が二重に形成出来るので丈夫である。
(4) 軽量且つ作成が用意である。
(5) 耐水性プラスチツクフイルムを選択すれば、
奇麗且つ特異な栽培容器が出来る。
奇麗且つ特異な栽培容器が出来る。
(6) 室内園芸用容器としてばかりでなくインテリ
ヤ用品としても利用できる。
ヤ用品としても利用できる。
(7) 小児の手軽な自然観察に利用出来る。
(8) ギフト、プレミヤ又は販促品として好適であ
る。
る。
(9) 容器内側寸法と水耕フロート外径とがほぼ等
しいので植物成長後、フロートの傾きが少なく
奇麗に植物を栽培できる。
しいので植物成長後、フロートの傾きが少なく
奇麗に植物を栽培できる。
第1図は、本考案に使用する曲面体フロートの
一部切断正面図、第2図は、此の曲面体フロート
の包装状態を示す一部切断背面図、第3図は、第
2図の包装状態の蓋の部分を開封した場合を示す
斜視図、第4図は曲面体フロートの包装容器を使
用する本考案の植物水栽培組合せ器具及びその水
栽培方法を示す切断面図である。 図中、Aは水耕フロート、Bは包装用紙容器、
Cは防水性フイルム、1は半球体水耕フロート、
3は水上コースター、5は種床、7は球根、wは
水を示している。
一部切断正面図、第2図は、此の曲面体フロート
の包装状態を示す一部切断背面図、第3図は、第
2図の包装状態の蓋の部分を開封した場合を示す
斜視図、第4図は曲面体フロートの包装容器を使
用する本考案の植物水栽培組合せ器具及びその水
栽培方法を示す切断面図である。 図中、Aは水耕フロート、Bは包装用紙容器、
Cは防水性フイルム、1は半球体水耕フロート、
3は水上コースター、5は種床、7は球根、wは
水を示している。
Claims (1)
- 植物を水栽培すべき二個の曲面体1,2より成
ると供にその内部に水栽培時の蓋兼用のコースタ
ーを夫々具備した水耕フロートAと、前記フロー
トを内包し且つその外径とほぼ等しい内側寸法を
備えた折畳式紙質又はプラスチツク六面体包装容
器Bと、前記包装容器の外形に適合し得る袋状防
水フイルムCとの組合せより成り、前記六面体包
装容器Bを其の蓋部各片で自己補強し、前記袋状
防水フイルムCで被覆した上で、前記水耕フロー
トの一曲面体1又は2に依り、所望植物を水栽培
する如く構成した事を特徴とする植物水栽培組合
せ器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988097126U JPH0514768Y2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988097126U JPH0514768Y2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0217060U JPH0217060U (ja) | 1990-02-02 |
JPH0514768Y2 true JPH0514768Y2 (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=31322361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988097126U Expired - Lifetime JPH0514768Y2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514768Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-22 JP JP1988097126U patent/JPH0514768Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0217060U (ja) | 1990-02-02 |
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