JPH03191168A - 建築用パネル - Google Patents

建築用パネル

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JPH03191168A
JPH03191168A JP33004989A JP33004989A JPH03191168A JP H03191168 A JPH03191168 A JP H03191168A JP 33004989 A JP33004989 A JP 33004989A JP 33004989 A JP33004989 A JP 33004989A JP H03191168 A JPH03191168 A JP H03191168A
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田崎 良一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は建築、構築物の外壁、間仕切り等に使用する建
築用パネル(以下、単にパネルという)に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来この種パネルの目地部は、■実公昭52−3047
号公報に記載されているように誰、雌型連結部を実結合
し、かつ連結部表面からボルトを貫通し、下地にナツト
を介して固定する構造、または、■実開昭64−449
06号公報に示すように、雄、雌型連結構造の裏面に断
面逆T字状のカバープレートが介在された構造となって
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、■では固定具の頭部が外観に露出してい
るため防水性、防食性、および外観の意匠性に劣る不利
があった。また、耐火性に問題があった。さらに、この
耐火性の弱点を解決するために、前記■のように、裏面
にカバープレートを介在させ、火炎、熱気の浸入の阻止
を図ることも考えられているが、カバープレートの施工
は非常に手間のかかる作業であり、また割り付けによる
カバープレートの施工誤差は、壁全体の外観に悪影響を
与えるものであった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するために、パネルを金
属製表面材と金属製裏面材間に合成樹脂発泡体よりなる
芯材を形成して一体化すると共に、金属製表面材同士、
金属製裏面材同士に誰雌嵌合構造を形成し、また、金属
製表、裏面材の端部により本実構造を形成し、さらに金
属製裏面材の幅方向の一端縁には外方に突出した固定部
を形成したパネルを提供するものである。
〔実施例〕
以下に図面を用いて本発明に係るパネルの一実施例につ
いて詳細に説明する。すなわち、第1図は上記パネルA
を示す一部切り欠き斜視図であり、横断面がハツト状で
、かつ、長尺体とした金属製表面材上(以下、単に表面
材という)と、表面材上の裏面に形成した横断面ハツト
状の芯材11と、芯材11の長手方向の少なくとも裏面
を被覆した金属製表面材旦(以下、単に裏面材という)
とからサンドイッチ構造に形成したものである。さらに
説明すると、表面材上、裏面材用は金属材、例えばAP
、Fe、 Cu、ステンレス、アルミ・亜鉛合金メツキ
鋼板、カラー鋼板、クラツド鋼板、制振鋼板(サンドイ
ンチ鋼板)、フッ素塗膜鋼板などの1種をロール成形、
あるいはプレス加工、押出成形等により成形したもので
ある。すなわち表面材上は第2図に示すように長尺状の
化粧面2と、化粧面2の両端を下方に屈曲した側壁3と
、側壁3の下端に設けた表側嵌合部工、表側保合部主と
から形成したものであり、表側嵌合部↓は一側壁3下端
を化粧面2と略平行で内方に屈曲した上縁5と、上縁5
の先端を外方に屈曲した下縁6と、上縁5と下縁6より
断面略コ字状に屈曲した表側嵌合溝7とからなり、表側
保合部主は他側壁3の下端縁を外方に化粧面2と略平行
で突出した目地下地9と目地下地9の先端を内方に断面
略コ字状に屈曲した表側係合片10とからなるものであ
る。さらに詳説すると、表側嵌合溝7は第4図に示すよ
うに表側係合片10を係合し、目地下地9を固定具βに
より躯体αに固定することにより躯体αに表面材上の両
端が固定されるものである。また、表面材上の長さは4
000〜10000+m++位、幅W+(化粧面2の幅
)は400〜1200胴程度、開口幅W宮は450〜1
300+nm位、である。芯材11は主に断熱材、防水
材、吸音材、緩衝材、もしくは防火材として機能するも
のである。その素材としては、ポリイソシアヌレートフ
オーム、ポリウレタンフォーム、フェノールフオーム、
ポリウレアフオーム、およびこれらに難燃剤、難燃助剤
を添加したものの1種、あるいはこれらの1種以上を積
層したもの、もしくは鉱物繊維、無機成形体を一層以上
介在して積層した合成樹脂発泡体からなるものである。
なお、芯材11は表面材上の背面に原料を吐出してモー
ルド構造で一体化したり、成形体を接着剤により一体化
したりするものである。また裏面材用は第3図に示すよ
うなものであり、主に芯材11の裏面を被覆し、補強材
、防水材、防湿材、防火材、離型材の機能を有すると共
に、芯材11が躯体αに直接接触するのを防止する隔離
材として役立つものである。また、裏面材12(7)形
状としては、幅方向の一端縁には、表面材上の下縁6よ
りも外方に突出した固定部民と、他端縁には固定部■と
略同一形状で切り欠いた切り欠き部用を形成したもので
あり、固定部Uは表面材上の下縁6よりも外方に突出す
ると共に内方に折り返した折り返し片14と、折り返し
片14の先端を上方に突出した突起15と、折り返し片
14の末端をさらに内方に略コ字状に屈曲した裏側嵌合
溝16と、裏側嵌合溝16の上縁先端を上方に屈曲した
側面片17とからなり、切り欠き部■は前記固定部■オ
略同一形状で切り欠いた切り欠き19と、切り欠き19
の先端をさらに外方に、断面略コ字状に突出した裏側係
合片20と、裏側係合片20の上縁先端を上方に屈曲し
た側面片21を形成したものである。さらに詳説すると
、固定部13は第4図に示すように躯体αに固定具βに
より固定され、裏側嵌合溝16と裏側係合片20の係合
により裏面材B自体を躯体αに固定する部分であり、ま
た切り欠き19は、第4図に示すようにパネルA同士を
連結した際に、折り返し片14を収納してパネル八同士
に段差、間隙が生ずるのを阻止するためのものであると
共に、パネルA同士の目地部りと裏面側のパネルへの目
地をずらし、また固定部Uが敷目板として機能し、防火
性、防水性を大幅に向上するためのものである。さらに
、表側嵌合溝7の下縁6、芯材11、裏側嵌合溝16の
上縁16aにより断面凸状の雄実部近を、表側係合片1
0、芯材11、裏側係合片20により断面凹状の雌実部
益を形成し、表面材上、芯材11、裏面材婬の端部によ
り本実構造を形成したものである。
ここで各部の寸法関係について簡単に説明すると、雄実
部Hの厚さをHI、雌実部υの開口高さをHg、表面材
上の開口幅をWz、裏面材■の開口幅をWs、固定部U
の先端から裏側嵌合溝16の最奥までの長さをW4、切
り欠き19の幅をWs、表側嵌合溝7の深さをW・、表
側係合片10の長さをWz 、裏側嵌合溝16の深さを
Ws、裏側係合片20の長さをWI、表側嵌合溝7の開
口高さをhl、表側係合片10の厚さをhg、裏側嵌合
溝16の開口高さをhs、裏側係合片20の厚さをh4
とすると、HI  < Hg  、 Wz  =Ws 
 、 W<  ’=Ws  、 W自 ’、W7Ws−
We 、h+ >hg 、hs >h<の関係である。
なお、裏面材■は、第1図に示すように表面材上と接触
しないように形成し、表面材上、裏面材廿が熱橋になら
ないように形成する方が好ましいものである。
次に施工例につき説明する。
いま第4図に示すような外壁を構成するために、第1図
に示すようなパネルA、ポリエチレンフオームよりなる
バックアツプ材B、アクリル系のコーキング材Cを用い
るとする。まず、C型鋼よりなる躯体αに、第1図に示
すように形成したパネルAIの固定部Uをスクリュービ
スよりなる固定具βにより固定する。その後、パネルA
+の固定部U上にパネルAgの切り欠き19を載置する
と共に、パネルAtの表側係合片10をパネルA1の表
側嵌合溝7に、パネルAgの裏側係合片20をパネルA
+の裏側嵌合溝16に挿入するようにして係合し、他端
の固定部Uを固定具βにより固定する。
このような工程を順次繰り返して行うことにより、パネ
ルA間の目地部りが形成されたら、目地部りの底面とな
る目地下地9より躯体αに向かって固定具βを打設し、
表面材1、裏面材12を躯体αに確実に固定する。次に
、この固定された目地部りに、バックアツプ材Bを挿入
し、バックアツプ材Bの上面、側壁3により囲まれた空
間にコーキング材Cを連続状で植設し、施工を完了する
ものである。
〔その他の実施例〕
以上説明したのは本発明に係るパネルの一実施例にすぎ
ず、第5図(a)〜(S)、第6図(a) 〜(e)、
第7図(a)〜(g)、および第8図(a)、(b)に
示すように形成することもできる。すなわち、第5図(
a)〜(S)は主に表面材上を各々変形したパネルA、
第6図(a)〜(e)は主に裏面材12を各々変形した
パネルAである。
また、第7図(a)〜(g)において、(a)図はパツ
キン24を形成し、防水性、気密性を向上したパネルA
、(b)図は芯材11が合成樹脂発泡体のように、原料
で吐出した際に表、裏面材上、■間より液洩れしないよ
うにシート状物25で端部を被覆したパネルA、(C)
図は芯材11を有機と無機の2層にしたパネルA、(d
)図は表面材上、裏面材旦が接触しないように、また、
厚さ形成用の嵩上げ材26を形成したパネルA、(e)
図は補強兼隔離材、液洩れ防止材、ストッパ材、防火材
として機能する補強材27(無機材等)を表面材上、裏
面材圧の中間に配設したパネルA、(f)図は液洩れ防
止材、防水材、気密材として機能する、軟質PVCより
なる目地部材28を形成したパネルA、(g)図はパー
ライト粒、シラスバルーン、ガラスピーズのような無機
軽量骨材29を芯材11の全面に高密度に充填し、耐火
性を向上したパネルAである。さらに、第8図(a)は
パネルAの長手方向の一端縁、あるいは図示しないが両
端縁に、(b)図(第8図(a)のイーイ線断面図)に
示すように表面材↓の端縁を下方に屈曲して形成した端
面壁2aを形成したものであり、パネルへの端部間の目
地部におけるコーキング材の施工性、耐久性、耐候性、
耐震性を向上するためのものである。
〔発明の効果] 上述したように本発明に係るパネルによれば、■表、裏
面材同士の雄、雌嵌合構造、表、裏面材端部と芯材によ
る本実構造の形成により、連結が強固であり、防水性、
気密性、耐震性、耐風圧性にすぐれる。■裏面材の一端
縁に形成した固定部が敷目板として機能し、防火性、耐
火性(火炎の浸入防止)、防水性を大幅に向上した壁体
となる。
■目地部裏面に対し、敷目板を介在させることなく耐火
性を向上し施工性が向上した壁体となる。
■裏面材の両端に形成した裏側嵌合溝、裏側係合片によ
り、躯体に固定具により固定された裏側嵌合溝で、裏側
係合片を固定する裏面構造となり、パネルの躯体への固
定が確実、強固となる。■目地部に固定具の頭部が露出
しなく、固定具の耐食性、意匠性が向上する。0両端で
パネルを固定するため、耐震性が向上する。■大型のパ
ネルとすることができる。0表、裏面材が目地部におい
ても接触しないため、熱橋を遮断し、結露も生じない。
等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る建築用パネルの一例を示す一部切
り欠き斜視図、第2図は金属製表面材の一例を示す説明
図、第3図は金属製裏面材の一例を示す説明図、第4図
は施工状態を示す断面図、第5図(a)〜(S)、第6
図(a)〜(e)、第7図(a)〜(g)、および第8
図(a)、(b)はその他の実施例を示す説明図である
。 A・・・建築用パネル、上・・・金属製表面材、土・・
・表側嵌合部、7・・・表側嵌合溝、■・・・表側保合
部、9・・・目地下地、10・・・表側係合片、11・
・・芯材、12・・・金属製裏面材、U・・・固定部、
16・・・裏側嵌合溝、月し・・切り欠き部、20・・
・裏側係合片、η・・・雄実部、益・・・雌実部。 第 図 建築用パネル 金属製表面材 表側嵌合溝 目地下地 表側係合片 芯材 金属製裏面材 固定部 裏側嵌合溝 ・切り欠き部 ・裏側係合片 第 図 第 午 図 第 図 (αン 第 図 第 と 図 Cαj

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長尺状の化粧面と該化粧面の両側縁を下方に屈曲
    した側壁と、該一側壁の下端縁を内方に化粧面と略平行
    で断面コ字状に屈曲した表側嵌合溝と、他側壁の下端縁
    を外方に化粧面と略平行で突出した目地下地と、該目地
    下地の先端を内方に断面略コ字状で屈曲した表側係合片
    とから形成した金属製表面材と、該表面材の裏面に充填
    した断面ハット状で合成樹脂発泡体よりなる芯材と、該
    芯材の少なくとも裏面を被覆すると共に、幅方向の一端
    縁には、前記表面材の全幅よりも外方に突出するように
    形成した固定部と、該固定部の金属製表面材側の末端に
    は内方にコ字状に屈曲した裏側嵌合溝を形成し、他端縁
    には固定部と略同一形状で屈曲した切り欠きを有し、該
    切り欠きの先端を内方に前記裏側嵌合溝に対応して突出
    した断面コ字状の裏側係合片を有する金属製裏面材とか
    ら構成し、また前記表側嵌合溝の下縁と裏側嵌合溝の上
    縁とから断面凸状の雄実部を、表側係合片と裏側係合片
    とから断面凹状の雌実部を形成したことを特徴とする建
    築用パネル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102605914A (zh) * 2012-03-14 2012-07-25 张昌茂 一种外墙饰面扣板
JP2017029204A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 トクラス株式会社 システムキッチン
GB2622237A (en) * 2022-09-07 2024-03-13 Kingspan Holdings Irl Ltd Composite insulation panel

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