JPH0319033Y2 - - Google Patents

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JPH0319033Y2
JPH0319033Y2 JP5015384U JP5015384U JPH0319033Y2 JP H0319033 Y2 JPH0319033 Y2 JP H0319033Y2 JP 5015384 U JP5015384 U JP 5015384U JP 5015384 U JP5015384 U JP 5015384U JP H0319033 Y2 JPH0319033 Y2 JP H0319033Y2
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line
time
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relay
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JP5015384U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は火報システムの誤動作防止装置に関す
るものである。
[背景技術] 第1図は火報システムの概略構成図を示してお
り、従来この種の火報システムでは受信機Aの回
線に対応して地区別に設けてある受信リレーRy
を介して受信機Aから感知器接続線l1と共通線lc
との間には直流電圧を印加し、両線l1,lcに並列
に接続された煙感知器1a、熱感知器1b、発信
機2のいずれかがオンすると受信機Aでは地区別
に設けてある受信リレーRyに励磁電流が流れて
受信リレーRyが動作し、そのリレー接点rによ
り自己保持回路を形成すると共に他のリレー接点
によつて警報出力を発したり、あるいは地区警報
ブザー出力端子Bより駆動出力を発生したり、更
に発信機2内の動作表示用ランプLaの通電経路
を構成するための接続端子LAの接続回路をオン
するようになつている。図中SW0は復旧スイツチ
である。
従つて例えば煙感知器1aが火災以外の煙で一
過性に動作しても自己保持回路を形成し、警報を
発する等という問題があつた。
[考案の目的] 本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは感知器や受信機の一
過性の誤動作で受信機の受信リレーが動作するの
を防止してシステムの信頼性を高めることができ
る火報システムの誤動作防止装置を提供するにあ
る。
[考案の開示] 以下本考案を第2図に示す実施例によつて説明
する。図中3は定電圧回路部で、この定電圧回路
部3は受信機Aから副受信機等への直流電源を与
えるために設けてある既設の正極の電源出力端子
I0と共通接続端子Cとの間の直流出力を所定電圧
の直流に安定化し、後述の各回路に電源として供
給するものである。図中5は回線状態検知手段た
る回線電圧検知回路部4からの検知出力が入力す
るとオン動作して、高感度リレー6を駆動するた
めのスイツチング回路部である。高感度リレー6
は受信機Aの受信リレーRy1…が動作するまでか
かる時間に比して早い時間で動作する高感度タイ
プのものが使用されており、受信リレーRy1…が
励磁されて、その自己保持回路を受信リレーRy1
…のリレー接点rで形成する前にリレー接点r0
常閉接点bから常開接点aに反転させることがで
きるようになつている。リレー接点r0は常閉接点
b側を共通線接続端子Cに接続する共通線lcの始
端部位に直列挿入しており、常閉接点bが開放さ
れると、共通線lcと共通線接続端子Cとの間を遮
断し、共通線lcと感知器接続線l1〜lo間に接続さ
れている煙感知器1a等に対する受信機Aからの
電源供給を停止すると共に、受信機A内の受信リ
レーRy1…の励磁回路を遮断するようになつてい
る。7は第1のタイマ回路部で、このタイマ回路
部7は回線電圧検知回路部4が最初の検知出力を
発生してスイツチング回路部5がオン動作を開始
するとこの開始時から限時動作を開始し、所定時
間が経過するとタイムアツプ出力を第2のタイマ
回路部8へ出力するようになつており、この第1
のタイマ回路部7の限時動作時間は10乃至20sec
に設定してある。第2のタイマ回路部8は第1の
タイマ回路部7のタイムアツプ時から限時動作を
開始し、その動作期間中スイツチング回路部5の
動作をオフ状態に設定するようになつている。回
線電圧検知回路部4は電圧検知入力端の回線別の
切り替えスイツチSW1〜SWoとダイオードD1
Doとを介して各感知器接続線l1〜loに接続してあ
り、各ダイオードD1〜Doはダイオードオアを構
成している。しかして回線電圧検知回路部4と、
スイツチング回路部5と、第1、第2のタイマ回
路部7,8と、高感度リレー6とから既設の受信
機Aに付設する誤動作防止回路9を構成する。
L1乃至Loは各感知器接続線l1〜loに接続する感知
器接続線接続端子である。
今、各切り替えスイツチSW1〜SWoをオン状
態にしてあり、各回線が通常状態にあるとする
と、各感知器接続線l1〜loと共通線lcとの間の回
線電圧はほぼ上記の直流電源の電圧に等しいため
回線電圧検知回路部4の検知出力は“L”レベル
であり、スイツチング回路部5は動作しない。次
に例えば感知器接続線l1に接続してある煙感知器
1aが煙を感知してオン動作すると、煙感知器1
a内のインピーダンスを介して短絡されて両線
l1,lc間の電圧は低下し直ちに回線電圧検知回路
部4にて弁別されて回線電圧検知回路部4から
“H”レベルの検知出力が発生しスイツチング回
路部5をオン動作させる。このオン動作にて高感
度リレー6が駆動され、該高感度リレー6のリレ
ー接点r0の常閉接点bがオフし、共通線lcを開放
する。この開放によつて受信機A内の各感知器接
続線l1〜loに対応する受信リレーRy1、感知器接
続線l1、当該煙感知器1a、共通線lcによつて形
成せる受信リレーRy1の励磁電流の通電経路は遮
断されることになる。つまり受信リレーRy1の動
作に要する時間(例えば10msec)よりも早く
(例えば1msec)高感度リレー6が動作すると、
受信リレーRy1は動作せず受信機Aでの発報は行
なわれない。さてスイツチング回路部5のオン動
作と同時に第1のタイマ回路部7が限時動作を開
始する。ここで第1のタイマ回路部7の限時動作
期間中、つまりスイツチング回路部5のオン動作
中、共通線lcの始端部位がリレー接点r0の常閉接
点bのオフにより開放されているため受信機Aか
らの電源供給によつて動作していた当該煙感知器
1aは動作しなくなつて復帰することにより、又
回線電圧が復帰するため回線電圧検知回路部4か
らは検知出力が発生しなくなり、スイツチング回
路部5はオフする。このオフにより高感度リレー
6は元に戻り、そのリレー接点r0の常閉接点bを
オンする。このオンにより再び両線l1,lc間には
受信機Aからの直流電圧が印加されることにな
る。そして煙感知器1aにも電源が供給されるこ
とになるが煙感知器1aは光電式であれイオン式
であれ、電源の立ち上がりから、煙感知動作に移
行するまでの間には数秒乃至10秒程度の時間を要
するため、前記の直流電圧が印加されてからやや
おくれて当該煙感知器1aは再びオン動作する。
このオン動作により回線電圧は低下して再び回線
電圧検知回路部4は検知出力を発生し、スイツチ
ング回路部5をオン動作させて高感度リレー6を
駆動させる。このようにして、当該煙感知器1a
が動作する度に高感度リレー6を駆動し、受信機
Aの受信リレーRy1が動作して自己保持するのを
防ぐのである。この高感度リレー6の動作可能時
間は第1のタイマ回路部7の限時動作時間によつ
て規定されている。つまり第1のタイマ回路部7
がタイムアツプすると第2のタイマ回路部8へタ
イムアツプ出力を送り、第2のタイマ回路部8を
第1のタイマ回路部7のタイムアツプ時から限時
動作させ、その限時動作期間中スイツチング回路
部5をオフさせる信号を発生させるのである。従
つて第2のタイマ回路部8の限時動作期間中にお
いて当該煙感知器1aが動作すると、受信機Aの
受信リレーRy1には感知器接続線l1と、当該煙感
知器1aと、共通線lcと、リレー接点r0の常閉接
点bとを介して励磁電流が流れ、受信リレーRy1
が動作し、その自己保持回路が形成されると共に
受信機Aより警報が発せられることになる。とこ
ろで第2のタイマ回路部8の限時動作期間(例え
ば30乃至40sec)中において、当該煙感知器1a
の動作が起きなければ受信機Aの受信リレーRy1
が動作しないわけであり、このことは第1のタイ
マ回路部7の限時動作期間中における感知器動作
が一過性の誤動作であつたことを示し、誤動作に
よる誤報を未然に防げたことになる。第2のタイ
マ回路部8の限時動作終了後に感知器動作があれ
ば、回線電圧検知回路部4と、スイツチング回路
部5と、高感度リレー6との働きにより、回線開
放動作が上述と同様に行なわれることになる。と
ころで誤報の少ない回線や危険度の高い場所に設
けた回線などでは速やかな感知動作が得られるこ
とが望まれる。そこでこのような回線に対しては
上記の切り替えスイツチSW1〜SWoのうち対応す
るものをオフさせれば、当該感知器接続線を回線
電圧検知回路部4から切り離すことができるので
ある。従つて回線電圧検知回路部4から切り離さ
れた当該感知器接続線に接続された感知器が動作
すると直ちに受信リレーRy1が動作して警報が受
信機Aから発せられることになる。
尚上記実施例では誤動作防止回路9の動作可
能、非動作の選択は回線ごとに設けた切り替えス
イツチSW1〜SWoによつて行えるようにしてある
が、全回線に対応して一括に選択ができるように
してもよい。つまり、回線電圧検知回路部4の検
知出力端とスイツチング回路部5の入力端との
間、又はスイツチング回路部5と電源ラインとの
間、あるいは回線電圧検知回路部4の電圧検知入
力端と上記ダイオードオアの共通接続点との間に
一括用の切り替えスイツチSW0を挿入すれば良
い。この場合上記各回線毎に対応して設けた切り
替えスイツチSW1〜SWoと併用してもよい。又、
回線電圧でなく回線電流で回線の状態を検知する
ようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は上述のように構成した回線状態検知手
段と、スイツチング回路部と、第1のタイマ回路
部と、第2のタイマ回路部とからなり前記スイツ
チング回路部によるスイツチング手段の駆動時に
該スイツチング手段により感知器接続線、共通線
のいずれか一方の始端部位を少なくとも開放する
ようにした誤動作防止回路を備えてあるので、第
1のタイマ回路部の限時動作中は感知器や発信機
の感知動作をキヤンセルすることができ、そのた
め一過性の誤動作を防止でき、しかも第2のタイ
マ回路部の限時動作によつて受信機の受信リレー
の動作期間を設定するため、この期間が終了する
までに発報が無ければ元の状態に戻つて回線状態
検知手段、スイツチング回路部、第1のタイマ回
路部による誤報防止が図れ、システムの信頼性を
高めることができるものであり、その上回線電圧
や回線電流を検知するものであるから回線を切断
する必要が無く共通線又は感知器接続線にはスイ
ツチング手段を挿入するだけでよいから既設のシ
ステムに付設することができるという利点が有
り、その上該誤動作防止回路を非動作又は動作可
能に切り替える切り替え手段を備えてあるから誤
報の少ない回線や危検度の高い場所に設けてある
場所の回線等の場合には誤動作防止回路を非動作
に切り替え手段にて設定しておけば感知器の動作
に速やかに対応して受信リレーを動作させること
ができ、またメンテナンスの場合には誤動作防止
回路を非動作に設定することにより、誤動作防止
回路の動作による遅れなしに速やかに試験が行え
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図は本考案の一
実施例の回路図であり、1aは煙感知器、1bは
熱感知器、2は発信機、4は回線電圧検知回路
部、5はスイツチング回路部、6は高感度リレ
ー、7は第1のタイマ回路部、8は第2のタイマ
回路部、9は誤動作防止回路、r0はリレー接点、
Ry1は受信リレー、l1〜loは感知器接続線、lcは共
通線、SW0〜SWoは切り替えスイツチSWであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 共通線と感知器接続線との間に受信機内の受
    信リレーを介して直流電圧を印加し、感知器接
    続線と共通線の間には発信機、熱感知器や、煙
    感知器を並列接続し、熱感知器や煙感知器のオ
    ン時に当該感知器を介して受信リレーに励磁電
    流を流すようにした火災システムにおいて、共
    通線と感知器接続線との間の印加電圧や、回線
    電流が所定レベルに変化すると出力を発生する
    回線状態検知手段と、該回線状態検知手段の検
    知出力によつて前記受信リレーより動作時間が
    早いスイツチング手段を駆動するスイツチング
    回路部と、該スイツチング回路部の動作開始時
    から限時動作を開始してタイムアツプするまで
    前起スイツチング回路部をオン動作可能状態に
    設定する第1のタイマ回路部と、該第1のタイ
    マ回路部のタイムアツプから限時動作を開始し
    て予め設定した時間が経過するまで前記スイツ
    チング回路部をオフ状態に設定する第2のタイ
    マ回路部とからなり前記スイツチング回路部に
    よるスイツチング手段の駆動時に該スイツチン
    グ手段により感知器接続線、共通線のいずれか
    一方の始端部位を少なくとも開放するようにし
    た誤動作防止回路を備えるとともに、該誤動作
    防止回路を非動作又は動作購可能に切り替える
    切り替え手段を備えて成ることを特徴とする火
    報システムの誤動作防止装置。 2 上記切り替え手段を各感知器接続線ごとに設
    けて成ることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の火報システムの誤動作防止装
    置。 3 上記切り替え手段を全感知器接続線に対して
    一括で切り替えるものとして成ることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の火報
    システムの誤動作防止装置。
JP5015384U 1984-04-05 1984-04-05 火報システムの誤動作防止装置 Granted JPS60164297U (ja)

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JPS60164297U JPS60164297U (ja) 1985-10-31
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