JPH0319017A - ラスタープロッタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本−発明は、ホストＣＰＵ等から与えられるベクトルデ
ータをラスターデータに変換し、ラスターデータをプリ
ントエンジンに与え、ラスター走査に基づいて画像（文
字、図形）の印刷を行うように構成されたラスタープロ
ッタ（ラスター式作図装置）に関するものである。

［従来の技術］ ホストＣＰＵ等から与えられるベクトルデータ（Ｖｅｃ
ｔｕｒ　　Ｄａｔａ）即ちベクトル図のＸ軸情報とＸ軸
情報とを含むデータをラスターデータ（Ｒａ５ｔｅｒＤ
ａｔａ　）即ちラスター走査によって印刷画像（文字、
図形）を得るためのデータに変換し、このラスターデー
タに対応するハードコピーを得るラスタ−１０ツタ方式
は既に知られている。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、ラスタープロッタで印刷される画像（文字、
図形）を予め知るためには、外部装置であるグラフィッ
クディスプレイ装置にベクトルデータを与えてここで確
認するか、又はテスト作図（テスト印刷）を行うことが
必要であった。そして、作図範囲、拡大、縮小等を行う
ためには、ディスプレイ又はテスト作図を見てベクトル
データを変えることが必要であった。従って、モニタ及
び作図変更を容易且つ迅速に行うことが困難であった。

この種の問題を解決するために、本件出願人は、特願昭
６３−１８０６２８号でグラフィックディスプレイ装置
を含むラスター１０ツタを提案した。

しかし、いずれの方式によっても、作図ソフト（ベクト
ルデータ）以外の文字データ及び／又は画像データを入
力させて編集及び／又は合成することができなかった。

そこで、本発明の目的は、ベクトルデータの他に、文字
データ及び／又は画像データを入力させて編集及び／又
は合成することができるラスタープロッタを提供するこ
とにある。また、本発明の別の目的は文字サイズ及び／
又は文字フォントの変更を容易に行うことができるラス
タープロッタを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するための本発明は、文字データ及び／
又は画像データとベクトルデータとを入力させるための
データ入力手段と、前記データ入力手段から入力された
前記文字データ及び／又は画像データと前記ベクトルデ
ータを一時蓄積するためのデータ用メモリ、前記ベクト
ルデータをラスターデータに変換するベクトルラスター
変換器、前記ラスターデータを一時蓄積するラスターデ
ータ用メモリ及びディスプレイグラフィックコントロー
ラを含み、プリント用ラスターデータを出力すると共に
グラフィックディスプレイ用データを出力する信号処理
回路と、前記信号処理回路から出力された前記プリント
用ラスターデータに応答して印刷を実行するプリントエ
ンジンと、前記信号処理回路から出力される前記グラフ
ィックディスプレイ用データに対応した表示をなし且つ
前記プリントエンジンにおける印刷に対応した表示をな
すディスプレイと、前記ディスプレイにおける座標入力
を与える座標入力装置とを備えたグラフィックディスプ
レイ装置とを備え、前記座標人力装置で指定した領域に
対応する前記ラスターデータ用メモリのアドレスに前記
文字データ及び／又は画像データを書き込むことができ
るように構成されていることを特徴とするラスタープロ
ッタに係わるものである。

なお、文字フォントデータ及び／又は文字サイズデータ
用メモリを設け、これによって文字のフォント（書体）
及び／又はサイズを変えることができるようにすること
が望ましい。

［作　用］ 上記発明におけるグラフィックディスプレイ装置は、ラ
スタープロッタの信号処理回路に接続されているので、
ラスタープロッタの動作中にモニタすることが可能にな
る。座標入力装置によって指定された領域に対応するラ
スターデータ用メモリのアドレスに文字データ及び／又
は画像データを書き込むと、ラスターデータ用メモリ上
でベクトルデータに基づく表示と文字データ及び／又は
画像データに基づく表示との合成が達成され、これに対
応した印刷を実行することができる。

また、請求項２に従う装置ではラスタープロツタ側で文
字サイズ及び／又は文字フォント（書体）を変更するこ
とが可能になる。

［実施例］ 次に、第１図〜第３図を参照して本発明の一実施例に係
わるラスタープロッタを説明する。

第１図において、ホスト装置１は第１及び第２のコンピ
ュータ１ａ、１ｂから成り、ラスタープロッタの入力端
子２に、ベクトルデータと、文字データ及び／又は画像
データとを与える。コンピュータ１ａ、１ｂにはベクト
ルデータから成る作図ソフト、文字データから成るソフ
ト、画像データから成るソフト等の複数のソフトが与え
られる。

なお、ベクトルデータはベクトル図におけるＸ軸成分デ
ータとＸ軸成分データとから成る。また、文字データ、
画像データは汎用のコンピュータ、ワードプロセッサー
等で使用されている形式のデータである。

入力端子２はインタフェース３を介してコントローラ４
に接続されている。コントローラ４にはベクトルデータ
用メモリ５が接続されており、ホスト装置から供給され
たベクトルデータ及び文字データ、画像データはメモリ
５に一時蓄積される。

また、コントローラ４にはフレームメモリから成るラス
ターデータ用メモリ６も接続されている。

コントローラ４はベクトルラスター変換器（ＶＲＣ）４
ａ及びグラフィック・ディスプレイ・コントローラ（Ｇ
ＤＣ）４ｂを含んでおり、ベクトルデータをラスターデ
ータに変換してラスターデータ用メモリ６に書き込むと
共に、メモリ６からラスターデータを読み出してグラフ
ィックディスプレイに適合するグラフィックディスプレ
イ用データ（ビデオ信号）を形成する。なお、ラスター
データ用メモリ６はデュアルポート・メモリであり、ラ
スターデータの書き込みと同時に読み出し可能なもので
ある。

コントローラ４に接続されたプリントエンジン（Ｐｒｉ
ｎｔ　　Ｅｎｇｉｎｅ）　７はラスターデータに対応す
るハードコピーを作成する出力装置であり、グラフィッ
クディスプレイでＣＲＴ管面等の上に画像（文字、図形
）を形成する代りに用紙上に画像（文字、図形）を印刷
するように構成されている。

グラフィックディスプレイ装置８は、ディスプレイ９と
設定キー及び座標入力装置１０とを含み、コントローラ
４に接続されている。ディスプレイ９は例えばＬ　ＣＤ
あるいはＣＲＴ周辺回路と例えばＬＣＤあるいはＣＲＴ
とを含み、コントローラ４によってラスターデータ用メ
モリ６から読み出したラスターデータに対応する表示を
例えばＬＣＤあるいはＣＲＴ管面上に得るものである。

設定キー及び座標入力装置１０はライトペン機能又はカ
ーソル機能又はタッチパネル等によって座標入力を与え
るものである。なお、設定キー及び座標入力装置１０は
カーソルで位置指定するためのキー及び種々のモード及
び機能を設定するためのキーを含むので、カーソルによ
って表示画面上の位置指定を行うことができる。

コントローラ４には文字フォント（書体）データ及び文
字サイズデータ用メモリ１１が接続されている６文字フ
ォントデータ及び文字サイズデータ用メモリ１１は、ラ
スターデータ用メモリと同一のメモリ空間にあり、設定
キー及び座標入力装置１０による領域（アドレス）指定
と、文字フォント又は文字サイズ変更指令に基づいて文
字フォントデータ及び／又は文字サイズデータを読み出
してラスターデータ用メモリ６に書き込むことができる
ものである。

第２図はベクトルデータと文字データとの合成を示す、
ホスト装置１から作図ソフトに基づいてディスプレイ上
に第２図（Ａ）に示す表示２１が得られ、この表示画面
の右側に文字データを入れない場合には、設定キー及び
座標入力装置ｆ１０に基づいてライトペン又はカーソル
又はタッチペン等で文字データを入れるべき領域（アド
レス）２２を第２図（Ｂ）に示すように指定する。そし
て、第２図（Ｃ）に示すように、文字２３を領域２２に
入れる。即ち、ラスターデータ用メモリ６の第２図（Ｂ
）の領域２２に対応するアドレスに、文字２３のデータ
を書き込む、この時、設定キー及び座標入力装置１０で
文字フォント（書体）、文字ナイズを指定し、文字フォ
ントデータ及び文字サイズデータ用メモリ１１のデータ
をラスターデータ用メモリ６の指定アドレスに書き込む
こともできる。ラスターデータ用メモリ６に書き込まれ
たデータをコントローラ４を介してプリントエンジン７
に送ると、ラスターデータ用メモリ６に対応した第２図
（Ｃ）の印刷が得られる。

第３図は指定された行の文字サイズの変更を示す、第３
図（Ａ）に示すようにベクトルデータに基づいて与えら
れた図形３１を有するディスプレイの表示面上の領域３
２に文字を入れる場合には、この領域３２を設定キー及
び座標入力装置１０によって指定し、ここに対応するラ
スターデータ用メモリ６のアドレスに文字データを書き
込む、これにより、第３図（Ｂ）に示すディスプレイ表
示及び印刷を得ることが可能になる。コンピュータ１ａ
又は１ｂのソフトによって得ることができない文字サイ
ズ又は文字フォントを得る時には、設定キー及び座標入
力装置１０によって例えば第３図（Ｂ）の一番上の行を
指定し、且つ文字フォントデータ及び文字サイズデータ
用メモリに書き込まれてい文字フォント又はサイズを指
定し、これ等のデータをラスターデータ用メモリ６の指
定されたアドレスに書き込む、これにより、例えば第３
図（Ｃ）に示すように変えられた文字サイズ又は文字フ
ォントを有する印刷が可能になる。

し変形例］ 本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、変形可
能なものである０例えば、ベクトルラスター変換器（Ｖ
ＲＣ）４ａ及びグラフィックディスプレイコントローラ
（ＧＤＣ）４ｂをコントローラ４の外に設けてもよい、
また、プリントエンジン７として、静電プロッタ、レー
ザ・プロッタ、ＬＥＤプロッタ、液晶プロッタ、サーマ
ル１０ツタ、熱転写プロッタ等（静電方式、光方式、感
熱方式等）の種々のものを使用することができる。

また、入力データ用メモリ５をベクトルデータ用メモリ
と文字データ及び／又は画像データ用メモリとに分けて
もよい、また、表示等の画像データをベクトルデータと
合成することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば容易且つ高速にモ
ニタすることができるのみでなく、ベクトルデータに基
づく表示と文字データ及び／又は画像データとの合成又
は編集等を行うことが可能なラスタープロッタを提供す
ることができる。

請求項２の発明によれば、ホスト側で指定されなかった
か又は不可能であった文字フォント又は文字サイズをラ
スタープロッタ側で指定することが可能になる。これに
より、所望の印刷を実行することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係わるラスタープロッタを示
すブロック図、 第２図は図形と文字の合成を示す図、 第３図は図形と文字の合成及び文字サイズ変更を示す図
である。 ２・・・データ入力端子、４・・・コントローラ、４ａ
・・・ベクトルラスクー変換器、４ｂ・・・グラフィッ
クディスプレイコントローラ、６・・・ラスターデータ
用メモリ、７・・・プリントエンジン、８・・・グラフ
ィックディスプレイ装置、 ９・・・ディスプレイ、 ・・・設定キー及び座標入力装置。 代 理 人 同 野 則 次 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］文字データ及び／又は画像データとベクトルデー
   タとを入力させるためのデータ入力手段と、 前記データ入力手段から入力された前記文字データ及び
   ／又は画像データと前記ベクトルデータを一時蓄積する
   ためのデータ用メモリ、前記ベクトルデータをラスター
   データに変換するベクトルラスター変換器、前記ラスタ
   ーデータを一時蓄積するラスターデータ用メモリ及びデ
   ィスプレイグラフィックコントローラを含み、プリント
   用ラスターデータを出力すると共にグラフィックディス
   プレイ用データを出力する信号処理回路と、前記信号処
   理回路から出力された前記プリント用ラスターデータに
   応答して印刷を実行するプリントエンジンと、 前記信号処理回路から出力される前記グラフィックディ
   スプレイ用データに対応した表示をなし且つ前記プリン
   トエンジンにおける印刷に対応した表示をなすディスプ
   レイと、前記ディスプレイにおける座標入力を与える座
   標入力装置とを備えたグラフィックディスプレイ装置と
   、 を備え、前記座標入力装置で指定した領域に対応する前
   記ラスターデータ用メモリのアドレスに前記文字データ
   及び／又は画像データを書き込むことができるように構
   成されていることを特徴とするラスタープロッタ。 ［２］更に、前記信号処理回路に接続された文字フォン
   ト（書体）データ及び／又は文字サイズデータ用メモリ
   を有し、前記座標入力装置で指定されたディスプレイ上
   の文字のフォント及び／又はサイズを変えることができ
   るように構成されていることを特徴とする請求項１記載
   のラスタープロッタ。