JPH03189927A - 磁気テープ - Google Patents

磁気テープ

Info

Publication number
JPH03189927A
JPH03189927A JP32984589A JP32984589A JPH03189927A JP H03189927 A JPH03189927 A JP H03189927A JP 32984589 A JP32984589 A JP 32984589A JP 32984589 A JP32984589 A JP 32984589A JP H03189927 A JPH03189927 A JP H03189927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
magnetic
magnetic tape
width direction
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32984589A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3126025B2 (ja
Inventor
Sadamu Kuze
定 久世
Motoya Miura
元也 三浦
Masayoshi Kawarai
正義 河原井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP01329845A priority Critical patent/JP3126025B2/ja
Publication of JPH03189927A publication Critical patent/JPH03189927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3126025B2 publication Critical patent/JP3126025B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、回転ドラムに取り付けられたヘッドによっ
て記録、再生する方式、つまり回転ヘッド記録方式の記
録再生装置に用いられる磁気テープに関する。
〔従来の技術〕
磁気テープへ画像記録を行うにあたっては、音声記録に
比較して大幅に記録容量を増大させる必要から、テープ
の記録密度を向上させると共に、記録再生装置において
も固定ヘッド記録方式から回転ヘッド記録方式に変える
ことにより、飛躍的な記録密度の向上が図られてきた。
同様に、記録容量の拡大のため、データ記録用テープに
おいても、固定ヘッド記録方式から回転ヘッド記録方式
への展開が行われている。
回転ヘッド記録方式では、ドラムに斜めに巻付けられた
テープを安定に走行させるために、ドラム部にテープ上
エツジを規制するリードが、巻付は部の入口、出口にテ
ープ上エツジを規制する傾斜ガイドが、設けられている
。また、この複雑な走行系に加え、磁気テープの傾向と
して、テープ1巻あたりの記録容量を増大させるため、
テープの薄手化、記録時のテープ速度の低速化が行われ
ており、一方記録再生装置側の傾向として、操作性の向
上の点から、ドラムにテープを巻付けたまま速送り9巻
戻しする機能が(qけられ、その速送り1巻戻し速度も
速くなる傾向にある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、高記録容量を得るために、全厚が18.5μ
m以下となる非常に薄い磁気テープを用いたり、また速
送り9巻戻し時のテープ速度/記録時のテープ速度が1
0倍以上となるような走行操作をとった場合、テープに
与える走行時のダメジが大きく、繰返し使用時にテープ
が痛んで、巻取りリールにおいてソフトパック〈変形ゆ
る巻現象)が起こるようになり、安定した走行が確保さ
れないという問題が生じていた。
上記のソフトパックは、第1図に示すように、巻取りリ
ールの測面の巻き形状が拳固の円周方向に波打ち状とな
るようにテープが巻かれる状態を言い、拳固と直角な方
向にテープが巻きずれするような巻き乱れの現象とは異
なるものである。
このような問題に対し、今日まで磁気テープ側の対策は
ほとんどとられておらず、記録再生装置側の走行系調整
などを行っている程度であって、その成果も充分とはい
えなかった。
この発明は、このような事情に鑑み、高記録容量を得る
ために全厚が18.5μm以下となる非常に薄い磁気テ
ープとして、かつ回転ヘッド記録方式により上述の如き
過酷な走行操作をとるときでも、従来のようなソフトパ
ックが起こらない、繰返し使用時の走行安定性にすくれ
た磁気テープを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明者らは、上記の目的を達成するため、まず従来
のソフトパック発生の原因につき検討したところ、ドラ
ムにおけるテープ巻付は部の入口。
出口に設けられた傾斜ガイドの」ニフランジによる下向
き規制力により、テープ上エツジに変形(めくれ上がり
)が発生し、巻取りリールにおいて整巻性が保持されな
くなることが原因であることが明らかとなった。
そこで、このテープ上エツジの変形をなくすためにさら
に検討を加えた結果、磁気テープの幅方向の強度を強め
ると共に、テープ裏面の摩擦係数を適度なものとし、さ
らにテープ幅方向の厚みむらやテープカールを少なくし
たときに、上記の如き変形現象が抑えられて巻取りリー
ルにおける整巻性が良好に保持され、これによりソフト
パックが顕著に抑制されたものとなることを知り、この
発明を完成するに至った。
すなわち、この発明は、非磁性基体の一面側に磁性層が
、他面側にバックコート層が設けられてなり、かつ回転
ヘッド記録方式により、つまり回転ドラムに取り付けら
れたヘッドにより記録、再生されると共に、このドラム
に巻付けられた状態での速送り1巻戻し時のテープ速度
が記録時のテプ速度の10倍以上となる記録再生装置に
用いられる全厚が18.5μm以下の磁気テープにおい
て、幅方向の弾性率が700kg/−以上、バックコー
ト層の表面粗度が0.009〜0.010μm、幅方向
の厚みむらが20μm以下/1,000枚、テープカー
ルが±IH以下であることを特徴とする磁気テープに係
るものである。
〔発明の構成・作用〕
この発明の磁気テープは、その基本構成として、非磁性
基体の一面側に磁性層を、他面側にバックコート層を、
それぞれ設けてなるものであるが、必要に応じて非磁性
基体と磁性層またはバックコト層との間に下地層を介在
させたり、磁性層上にトップコート層を設けるなどの適
宜の変更態様をとってもよい。
このような磁気テープは、たとえば、非磁性基体の一面
側に磁性粉末、結合剤および必要に応じて配合される各
種の添加剤を含む磁性塗料を塗布。
乾燥して磁性塗膜からなる磁性層を形成すると共に、他
面側にカーボンブラック、結合剤および必要に応じて配
合される各種の添加剤を含むバックコート塗料を塗布、
乾燥してバックコート層を形成することにより、作製さ
れる。また、場合により上記の磁性塗膜に代えて、真空
蒸着法などによりFe、Co、Niなどの磁性金属また
は合金の薄膜からなる磁性層を形成することにより、作
製することもできる。
非磁性基体としては、ポリエステルフィルム、ポリアミ
ドフィルム、ポリ塩化ビニルフィルムの如きプラスチッ
クフィルムをはじめとする各種の可撓性材料が用いられ
る。磁性塗膜の形成に用いる磁性粉末には、γ−Fe2
O3、CO含有γF ez o3 、B aフェライト
などの酸化物系磁性粉末、Fe、Co、Niなどの金属
系磁性粉末などがあり、結合剤としては、ポリウレタン
系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、繊維素系樹脂、
塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、塩化ビニルアクリ
ル系共重合体、ポリエステル系樹脂、架橋剤としてのポ
リイソシアネート化合物、放射線硬化型樹脂などが挙げ
られ、また必要に応じて配合される添加剤としては、分
散剤、潤滑剤、研摩剤、着色剤、帯電防止剤、充填剤な
どがある。さらに、バックコート層の形成に用いる結合
剤や必要に応じて配合される添加剤としては、上記磁性
塗膜の場合と同様のものが用いられる。
この発明においては、このように作製される磁気テープ
の全厚を18.5μm以下とすることにより、回転ヘッ
ド記録方式における1巻あたりの記録容量を増大させる
ものであるが、このときの非磁性基体、磁性層およびバ
ックコート層の各厚みは、非磁性基体で6〜15μm、
磁性層で0.1〜4μm(ただし、磁性金属薄膜では0
.1〜0.4μm1磁性塗膜では1〜4μm)、バック
コート層で0.5〜1.5μmの範囲とされているのが
望ましい。
このような薄手の磁気テープにあっては、これを回転ヘ
ッド記録方式の記録再生装置に装填して、高記録容量化
と操作性との点より、ドラムに取り付けた状態での速送
り2巻戻し時のテープ速度が記録時のテープ速度の10
倍以上となるような過酷な条件下で走行操作したとき、
従来では比較的簡単にソフトバックを生じていたのに対
し、この発明にしたがってテープの幅方向の強度をある
値以上に大きくし、かつテープ背面の摩擦係数を適度な
ものとすると共に、テープ幅方向の厚みむらやテープカ
ールを特定値以下の非常に少ないものとすることにより
、上記ソフトバックの問題が大きく抑制されたものとな
る。
この発明の磁気テープにおいて、幅方向の弾性率は70
0kg/ml11以上、好適には750〜1,000k
g/−である。幅方向の強度をこのように強くすると、
テープ巻付は部における傾斜ガイドの上フランジによる
下向き規制力に対し充分に抗することができる。また、
テープ幅方向の厚みむらは20μm以下/1,000枚
、好適には10μm以下/1..000枚であり、かつ
テープカールは±1mm以下、好適には±0.511以
下である。このように規制することにより、上記の下向
き規制力を受けたときのテープ上エツジの変形、つまり
めくれ上がりがより起こりにくくなる。さらに、バック
コート層の表面粗度をO,OO9〜0.010μmの範
囲に調整すると、テープ背面の摩擦係数が0.20〜0
.26程度の非常に適度なものとなって、走行系での摩
擦抵抗を大きく低減することができる。
このように、この発明では、幅方向の弾性率、幅方向の
厚みむら、テープカールおよびバツクコト層の表面粗度
を特定して、機械的変形に対する抗性と走行性などをう
まく組み合わせ改良するようにしたことにより、前記過
酷な走行操作をとる場合でも、テープ上エツジの変形が
防がれ、巻取りリールにおける整巻性が保持される結果
、従来のようなソフトバックが起こらない、繰返し使用
時の走行安定性に非常にすくれた磁気テープが得られた
ものである。
ここで、上記のテープ幅方向の弾性率は、非磁性基体の
材質を選択するか、あるいは磁性塗膜からなる磁性層に
おける結合剤の種類やカーボンブラックなど球状粒子の
含有量などを選択することにより、またバックコート層
の表面粗度については、用いるカーボンブラックの粒子
径や使用量などを選択することにより、それぞれ容易に
設定できる。一方、テープ幅方向の厚みむらやテープカ
ールは、磁性塗膜やバックコート層を形成する際に、塗
布またはその後の乾燥条件を適宜選択することにより設
定でき、たとえば塗料粘度を充分低くして流動性を向上
させたうえで、従来公知のロルコータ、グラビアコータ
、エクストルージョンコータなどの塗工機を用いて塗布
し、その後の乾燥をできるだけ高温で行って塗膜中に溶
剤が残存しないようにすることにより、上記厚みむらの
少ない、またテープカールの少ない、前記条件を満足す
る磁気テープを得ることができる。
この発明において、上記の磁性層およびバックコート層
の形成は、通常広幅の非磁性基体を用いて行われ、これ
ら層の形成後に用途目的に応じた所定の幅に裁断される
。その際、テープエツジのウェービング(うねり)が4
0μm以下、好適には30μm以下で、テープエツジの
切り口の肩上がりが2μm以下/1,000枚、好適に
は1μm以下/1,000枚となるように、裁断機や裁
断時の刃物条件、テープ走行条件などを適宜選定すると
、前記機械的変形に対する抗性がさらに一段と増し、ソ
フトパックの防止により好ましい結果が得られる。
なお、テープエツジのウェービングは、動的幅測定装置
を用いてテープエツジの両端を連続的に読み取る方式で
測定される。テープエツジの切り口の肩上がりと、前記
のテープ幅方向の厚みむらとは、磁気テープをリールに
1,000回巻いた状態、つまりテープt、ooo枚の
積層状態でレーザ光による非接触変位計を用いて幅方向
全体の厚み変化を読み取り、テープエツジの外周がどの
程度肩上がりしているか、あるいは幅方向に部分的に盛
り上がっているかを測定する。また、前記のテープカー
ルは、磁気テープをガラス板上にのせ、幅方向にカール
している状態をガラス表面からの高さで測定し、両エツ
ジが磁性層側にカールしている場合は+、バラフコ−ト
層側にカールしている場合は−1として表すものである
〔発明の効果〕
以上のように、この発明では、高記録容量を得るために
全厚を18.5μm以下とした非常に薄いテープにおい
て、テープ幅方向の弾性率、幅方向1 2 の厚みむら、テープカールおよびバックコート層の表面
粗度を特定し、またより好ましくはテープエツジのウェ
ービングやテープエツジの切り口の肩上がりをも特定し
て、回転ドラム上での機械的変形に対する抗性や走行性
などを改良するようにしたことにより、回転ヘッド記録
方式により過酷な走行操作をとっても、従来のようなソ
フトバッキングが起こりにくい、繰返し使用時の走行安
定性に非常にすぐれた高記録容量の磁気テープを提供す
ることができる。
〔実施例〕
つぎに、この発明を実施例に基づいて具体的に説明する
。なお、以下部とあるのは重量部を意味する。
実施例1 厚さ14.0μm、フィルム幅508cmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルム(以下、PETフィルムとい
う)の−面側に、Fe磁性粉末(平均長軸径0.2μm
、平均軸比10、保磁力1,600エルステツド、飽和
磁化125 emu/g)  100部、塩化ビニル−
アクリル系共重合体(日本ゼオン社製の商品名MR−1
,10)15部、ポリウレタン樹脂(日本ポリウレタン
社製の商品名N2301)9部、ポリイソシアネー1〜
化合物(日本ポリウレタン社製の商品名コロネートし)
8部、カーボンブラック(キャボット社製のパルカンX
C−72、平均粒子径0.03部m)3部、アルミナ粉
末(平均粒子径0.3μm)8部、ミリスチン酸く潤滑
剤)1部、シクロヘキサノン150部、トルエン150
部からなる磁性塗料を、その粘度が800センチボイズ
(cps)となるように固形分濃度を調整したうえで、
グラビアコータを用いて、乾燥後の厚さが3.2μmと
なるように塗布し、105℃で乾燥したのち、鏡面化処
理を施して、磁性層を形成した。
つぎに、このPETフィルムの他面側に、カポンブラッ
クとして、キャボット社製のモーガルしく平均粒子径0
.024μm)65部とコロンビアン・カーボン社製の
コンダクテツクス975 (平均粒子径0.046μm
)5部、炭酸カルシウム4 粉末30部、二[・ロセルロース(旭化成社製の商品名
HIGI/2)30部、ポリウレタン樹脂(日本ポリウ
レタン社製の商品名N−2309)35部、ポリイソシ
アネ−1・化合物(日本ポリウレタン社製の商品名コロ
ネー1−L)16部、シクロヘキサ2フ410部、トル
エン410部からなるパックフート塗料を、前記同様の
グラビア塗工機を用いて、乾燥後の厚さが1μmとなる
ように塗布し、105℃で乾燥して、バックコート層を
形成した。
このようにして磁性層およびバックコート層を形成した
のち、裁断中のテープに一定テンションを付与するニッ
プロール(ゴム製)のゴム硬さを適宜調整し、テンショ
ン変動を10.1%以下とし、かつ運転距離が50部m
以下の先端の摩耗の少ない刃物を取り付けた裁断機によ
り、2.54 cm幅に裁断して、全厚が18.0μm
の磁気テープを作製した。
この磁気テープは、テープ幅方向の弾性率が810kg
/−、バックコート層の表面粗度が0.010μm、幅
方向の厚みむらが4μm/1,000枚、テープカール
が+0.5 m、テープエツジのウェービングが32μ
m1テープエツジの切り口の肩上がりがOμm/1,0
00枚であった。
なお、上記のテープ幅方向の弾性率は、下記の振動リー
 ド法によって測定し、またバックコート層の表面粗度
は、F記の触針式粗さ計によって測定した。他の特性は
、既述の方法にしたがって測定したものである。
く弾性率の測定法〉 測定テープからテープの幅方向に約5鶴、長平方向に約
INの短冊状の測定試料を切り出し、その長平方向の一
端を加振機の振動部にはさみつけて固定し、周波数を低
い所から高い所へゆるやかに変化させると同時に、試料
の他端の振動を非接触変位計で測定し、その振幅が最も
大きくなる時の加振周波数(共振周波数)を読み取り、
下式にしたがって試料テープの幅方向の弾性率を求め、
10個の試料の平均値を示した。
5 6 t ″ BTD:幅方向の弾性率(kg / mJ )a:定数
(a=3.83) ρ:テーブの密度(g/cd) I!:振動部分の試料長さ(、) t:テープ厚み(m−) fo:共振周波数(Ilz) 〈表面粗度の測定〉 触針式粗さ計により中心線平均粗さRa(μm)を測定
した。触針速度0.015℃m/秒、カットオフ0.0
8+s−の条件で0.25 ml走行させ、上記Raを
求め、10回の平均値を示した。
実施例2,3 裁断機による裁断条件として、ニップロールのゴム硬さ
を軟かくし、テンション変動を10.5%と大きくして
テープエツジのウェービングが48μm(実施例2)と
なるように変更し、また刃物を運転距離が500部mの
先端が摩耗したものに代えてテープエツジの切り口の肩
上がりが2μm/i、ooo枚(実施例3)となるよう
に変更し、その他は実施例1と全く同様構成の2種の磁
気テプを作製した。
比較例1 磁性塗料の結合剤のうち、ポリウレタン樹脂(日本ポリ
ウレタン社製の商品名N−2301)9部に代えて、ポ
リウレタン樹脂(日本ポリウレタン社製の商品名N−2
304)9部を用いるようにした以外は、実施例1と同
様にして磁気テープを作製した。この磁気テープは、テ
ープ幅方向の弾性率が620 kg/rmA、バックコ
ート層の表面精度が0.010μm、幅方向の厚みむら
が6μm/i、ooo枚、テープカールがQm、テープ
エツジのウェービングが28μm1テープエツジの切り
口の肩上がりがOμm/L、000枚であった。
比較例2 バックコート塗料のカーボンブラックとして、キャボッ
ト社製のモーガルしく平均粒子径0.024μm)70
部を用いるようにした以外は、実施例1と同様にして磁
気テープを作製した。この磁気テープは、テープ幅方向
の弾性率が780kg/−、バラフコ=1・層の表面粗
度がO,OO8μm、幅方向の厚みむらが8μm/1,
000枚、テープカールが−0,5mm、テープエツジ
のウェービングが30μm、テープエツジの切り口の肩
上がりが0μm/1,000枚であった。
比較例3 バックコート塗料のカーボンブラックとして、キャボッ
ト社製のモーガルしく平均粒子径0.024μm)60
部と、コロンビアン・カーボン社製のコンダクテツクス
975 (平均粒子径0.04−6μm)10部とを用
いるようにした以外は、実施例1と同様にして磁気テー
プを作製した。この磁気テープは、テープ幅方向の弾性
率が780kg/−、バックコート層の表面粗度が0.
011μm、幅方向の厚みむらが12 ttm/ 1,
000枚、テブカールが+〇、5tm、テープエツジの
ウェービングが2877 m、テープエツジの切り口の
肩上がりが0μm/1.000枚であった。
比較例4 磁性塗料の粘度が950cpsとなるようにその固形分
濃度を調節して、最終製品としての磁気テープの幅方向
の厚みむらが25μm/1.000枚となるようにした
以外は、実施例1と同様にして磁気テープを作製した。
なお、この磁気テープのテープ幅方向の弾性率は820
 kg/ ++nA、バックコート層の表面粗度は0.
090μm、テープカールは+0.5m、テーブ工゛ン
ジのウェービングは30μm1テープエツジの切り口の
肩上がりは0μm/1,000枚であった。
比較例5 磁性塗料およびバックコート塗料を塗布したのちの乾燥
温度をそれぞれ95℃に変えて、最終製品としての磁気
テープのカールが+2flとなるようにした以外は、実
施例1と同様にして磁気テプを作製した。なお、この磁
気テープのテープ幅方向の弾性率は760 kg/mJ
、バックコート層の表面粗度は0.090μm1幅方向
の厚みむらは8μm/1,000枚、テープエツジのウ
ェービングは30μm、テープエツジの切り口の肩上が
りは9 0 0μm/1,000枚であった。
以上の実施例および比較例の各磁気テープについて、回
転ヘッド記録方式の記録再生装置として■日立製作断裂
のハイヒジョン用デジタルVTR1(V−1200を用
いて、回転ドラムに磁気テブを巻付けた状態での速送り
2巻戻し時のテブ速度が記録時のテープ速度の15倍と
なるような走行操作で、速送り2巻戻しの1往復を1回
として、5回にわたり繰返し使用し、巻取りリールでの
耐ソフトバック性を目視にて調べ、以下の如く評価した
◎・・・耐ソフトバック性に極めてすぐれているコート
層が円筒表面に接する状態で角度90°に掛け、その一
端に200gの荷重を加えなから他端を水平に3.3 
cm /秒の速さで引張った時の応力T (g)を求め
、これを下式にあてはめて摩擦係数μを算出した。
第   1   表 △・・・ソフトバックが僅かに認められる×・・・ソフ
トバックが顕著に認められるこの試験結果を、以下の要
領で調べたバックコートの摩擦係数と共に、後記の第1
表に示す。
〈バックコート層の摩擦係数〉 直径4■lの5US304製円筒(表面粗度0,2S)
を水平に支持し、これに磁気テープをバック上記の第1
表の結果から、テープ幅方向の弾性率、幅方向の厚みむ
ら、テープカールおよびバツクコー川・層の表面粗度を
この発明の範囲内に規定した実施例1〜3の磁気テープ
では、上記特性のいずれかがこの発明の範囲外とされた
比較例1〜5の磁気テープに較べて耐ソフトバック性に
ずくれており、中でもテープエツジのウェービングおよ
びテープエツジの切り口の肩上がりを少なくした実施例
1の磁気テープが、上記耐ソフトバック性に最もずくれ
ていることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気テープにソフトバックが生じた状態を示す
説明図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性基体の一面側に磁性層が、他面側にバック
    コート層が設けられてなり、かつ回転ドラムに取り付け
    られたヘッドにより記録、再生されると共に、このドラ
    ムに巻付けられた状態での速送り、巻戻し時のテープ速
    度が記録時のテープ速度の10倍以上となる記録再生装
    置に用いられる全厚が18.5μm以下の磁気テープに
    おいて、幅方向の弾性率が700kg/mm^2以上、
    バックコート層の表面粗度が0.009〜0.010μ
    m、幅方向の厚みむらが20μm以下/1,000枚、
    テープカールが±1mm以下であることを特徴とする磁
    気テープ。
  2. (2)テープエッジのウエービングが40μm以下、テ
    ープエッジの切り口の肩上がりが2μm以下/1,00
    0枚である請求項(1)に記載の磁気テープ。
JP01329845A 1989-12-20 1989-12-20 磁気テープ Expired - Fee Related JP3126025B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01329845A JP3126025B2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20 磁気テープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01329845A JP3126025B2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20 磁気テープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03189927A true JPH03189927A (ja) 1991-08-19
JP3126025B2 JP3126025B2 (ja) 2001-01-22

Family

ID=18225879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01329845A Expired - Fee Related JP3126025B2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20 磁気テープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3126025B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06195677A (ja) * 1992-12-24 1994-07-15 Victor Co Of Japan Ltd 磁気記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06195677A (ja) * 1992-12-24 1994-07-15 Victor Co Of Japan Ltd 磁気記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3126025B2 (ja) 2001-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0479048B2 (ja)
US4833019A (en) Magnetic recording tape comprising a support film having a high transverse direction modulus
JPH03189927A (ja) 磁気テープ
JP2000057561A (ja) 磁気テープ
JP2002304721A (ja) 磁気記録媒体
US6033759A (en) Magnetic recording medium
US6630256B2 (en) Magnetic recording medium comprising a non-magnetic layer having inorganic particles of specific size and distribution
JPH09265626A (ja) コンピュータデータ記録用磁気テープ
JP2002304720A (ja) 磁気記録媒体
JP2888488B2 (ja) 磁気記録媒体
JPS61168124A (ja) 磁気記録媒体
JP2004039175A (ja) 磁気テープ
JP2877118B2 (ja) 磁気記録媒体
JP3021173B2 (ja) ビデオテ―プ
JPH05128487A (ja) 磁気記録媒体
JPH1186267A (ja) 磁気記録媒体
JP3872112B2 (ja) 磁気テ―プ
JPH03102624A (ja) 磁気記録媒体
JP2000123355A (ja) 磁気記録媒体
JP2001266332A (ja) 磁気記録媒体
JPH09147353A (ja) 磁気記録媒体及びカセット
JPH02276020A (ja) 磁気記録媒体
JPH03203023A (ja) 磁気記録媒体
JPH11110734A (ja) 磁気記録媒体
JPH09219014A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees