JPH03188841A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH03188841A
JPH03188841A JP2238886A JP23888690A JPH03188841A JP H03188841 A JPH03188841 A JP H03188841A JP 2238886 A JP2238886 A JP 2238886A JP 23888690 A JP23888690 A JP 23888690A JP H03188841 A JPH03188841 A JP H03188841A
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JP
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ultrasonic
doppler
signal
noise
level
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Application number
JP2238886A
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English (en)
Inventor
Koji Kumazawa
熊澤 孝司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/89Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S15/8906Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
    • G01S15/8979Combined Doppler and pulse-echo imaging systems
    • G01S15/8981Discriminating between fixed and moving objects or between objects moving at different speeds, e.g. wall clutter filter
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/06Measuring blood flow

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Pathology (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
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  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、超音波を送受信して被検体内における超音波
のドプラシフト情報を検出し、該情報を周波数解析して
被検体内の動きについての情報を得て表示に供する超音
波診断装置に関する。
(従来の技術) 超音波診断装置では、多くの場合、複数の超音波トラン
スデユーサエレメントが配列されてなるアレイ型超音波
探触子が用いられる。
リニア電子走査の場合、アレイ型超音波探触子を構成す
る複数個の超音波トランスデユーサエレメントのうちの
所定個数の超音波トランスデユーサエレメントが1群と
して励振され、超音波ビームが送出される。これら1群
の超音波トランスデユーサエレメントを構成する超音波
トランスデユーサエレメントを例えば1エレメントずつ
逐次ずらしながらパルス状に繰り返し励振することによ
り、送出される超音波ビームの送出位置を電子的に逐次
シフトしてゆく、リニア電子走査では、このような超音
波ビームの送出位置のシフトを利用して、超音波ビーム
により被検体内を走査する。上記1群の超音波トランス
デユーサエレメントより送出される超音波ビームは、ビ
ームの中心寄りに位置するエレメントとビームの周辺寄
りに位置するエレメントとでその励振のタイミングをず
らすことにより、各エレメントにより生ずる音波の位相
差を利用してビームを集束させることができる。同様に
、上記1群の超音波トランスデユーサエレメントにより
受信される超音波ビームは、ビームの中心寄りに位置す
るエレメントとビームの周辺寄りに位置するエレメント
とで遅延時間をずらしてそれぞれの受信信号を遅延させ
ることにより、各エレメントによる受信信号の位相差を
利用して実質的にビームを集束させることができる。こ
のようにして超音波ビームを集束させる技術を「電子フ
ォーカス」と称する。上記リニア電子走査に際しては、
上記電子フォーカスが必要に応じて適宜適用される。被
検体内で反射された超音波、すなわち超音波エコーは、
通常の場合、送信に用いたのと同じ超音波トランスデユ
ーサにより受信され電気信号に変換される。このような
超音波ビームの送受により得られるエコー情報に基づい
て例えば断層像を形成し、TV(テレビジョン)モニタ
等に表示する。
セクタ電子走査の場合、通常は、アレイ型超音波探触子
を構成する複数個の超音波トランスデユーサエレメント
全体が1群として励振され、超音波ビームが送出される
。これら超音波トランスデユーサエレメントより送出さ
れる超音波ビームは、超音波トランスデユーサエレメン
ト毎に励振のタイミングを漸次ずらすことにより、各エ
レメントにより生ずる音波の位相差を利用してビームを
偏向させることができる。 (同様に、上記超音波トラ
ンスデユーサエレメントにより受信される超音波ビーム
も、超音波トランスデユーサエレメント毎に遅延時間を
ずらしてそれぞれの受信信号を遅延させることにより、
各エレメントによる受信信号の位相差を利用して実質的
に受信感度に指向性をもたせることができる。)各トラ
ンスデユーサエレメントの励振タイミングを逐次変化さ
せ、超音波ビームの方向を1パルス分毎に逐次偏向させ
ることにより、該超音波ビームを用いて被検体内の扇形
の領域を走査する。このようなセクタ電子走査に際し、
必要に応じて上述の電子フォーカスが適用される。受信
されたエコー情報の処理は基本的には上述したリニア電
子走査と同じである。
超音波ビームによる走査のための技術としては、上記リ
ニアおよびセクタ電子走査のような電子走査の他に、ト
ランスデユーサを走査メカニズムに取付け、該走査メカ
ニズムを作動させることにより超音波ビームを動かす機
械走査もある。
一方、超音波ドプラ法は、生体内の血液の動き(血流)
に基づく情報を得て映像化する方法である。超音波ドプ
ラ法は、超音波が動く物体により反射されると反射波の
周波数が上記物体の動く速度に比例して偏移するドプラ
効果を利用したものである。具体的には、超音波をパル
ス状に生体内に送波し、その超音波パルスの反射波であ
る超音波エコーの位相あるいは周波数を送信超音波を基
準として検出することにより、上記超音波を反射した物
体の動きによるドプラ効果に基づく周波数シフト情報、
すなわちドプラシフト情報を得ることができる。このド
プラシフト情報より、そのエコーの反射のもととなった
物体の動き情報を得ることができる。この超音波ドプラ
法によれば、上記ドプラシフト情報の解析により、典型
的には、生体内の種々の位置における血流の向き、血流
の流速および血流の変化の状態を知ることができる。
このような、超音波ドプラ法を利用して超音波エコーか
ら血流情報を得るための在来の超音波診断装置について
説明する。
送受信回路により超音波トランスデユーサが駆動され、
ある方向にパルス状の超音波ビームが所定回数繰り返し
送波され、受波された超音波エコーが位相検波回路によ
り検波されて周波数情報信号が得られる。この周波数情
報信号には、 ドプラシフト信号と低周波の不要な成分
であるクラッタ(clutter)成分とが含まれる。
この周波数情報信号が、A/D (アナログ−ディジタ
ル)変換器でディジタル信号に変換され、ディジタルフ
ィルタによりクラッタ成分が除去されて、 ドプラシフ
ト信号は、自己相関方式などを用いたMTI(ムーヴイ
ングターゲットインディケータ)処理装置のような高速
の周波数分析器により周波数分析される。 ドプラシフ
ト信号の周波数分析により、例えば、 ドプラシフトの
平均、ドプラシフトの分散およびドプラシフト信号の平
均強度などが求められ、これらから、血流の速度、血流
速度の分散、 ドプラシフト信号のパワーなどの情報を
得ることができる。
上記超音波ビームを例えばセクタ走査させながら上述の
処理を行なうことにより、セクタ走査によるBモード断
層像と同様に2次元に分布する血流の情報を得ることが
できる。このようにして得られる血流の方向および速度
を示した2次元血流速度画像のような2次元血流情報と
Bモード像、あるいは血流情報の時間変化画像とMモー
ド像とを重畳して合成し、血流情報を含む超音波画像を
モニタに表示する。
このような在来の超音波診断装置においては、位相検波
された超音波エコー信号からディジタルフィルタにより
クラッタ成分を除去し血流のドプラシフト信号のみを抽
出している。血流パワーを求めるためのパワー演算部に
は、上記ドプラ信号に含まれるノイズを一定のパワーに
対応するブランクレベルでブランクするためのブランク
回路を設けている。このブランク回路によれば、上記ド
プラ信号に含まれるブランクレベル以下のパワーのノイ
ズがブランクされるので、TVモニタの画面に表示され
るノイズを減少させ、画質を向上させることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、在来の装置におけるブランク回路におい
ては、次のような問題がある。
第5図に示すように、位相検波された超音波エコー信号
を、あるカットオフ周波数を有するディジタルフィルタ
によりフィルタリングして、パルスレート周波数(PR
F)、すなわち超音波パルスの繰り返し周波数、の2分
の1の周波数である1/2PRF近傍に分布するドプラ
シフト信号りのみを抽出し、クラッタ成分Cを除去する
。在来のブランク回路では、ブランクレベルBLが一定
値であったため、上記ディジタルフィルタのカットオフ
周波数を比較的低い周波数flに設定した場合には、上
記ディジタルフィルタの通過帯域bwlが広く、この広
い帯域bw1に対応して増大したノイズNlが生ずる。
このノイズNlのパワーが上記ブランクレベルBLを越
えると、上記ブランクレベルBLを越えた9− 一1〇− 分のノイズ成分(Nl−BL)は、血流情報を含む超音
波画像上にノイズとなって現れてしまい、画質が劣化す
る。
本発明の目的は、実質的にブランクレベルをノイズの大
きさに応じて変化させ、ノイズを適切にブランクするこ
とにより、超音波画像の画質を向上し得る超音波診断装
置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の超音波診断装置は、被検体内に超音波を送出し
、該送波された超音波に基づく被検体内からの超音波エ
コーを受信するための超音波送受信部と、上記超音波送
受信部により得られる超音波エコー信号から周波数シフ
ト成分を検出するための検波部と、上記検波部で得られ
る検波信号からクラッタ成分を除去し所要のドプラシフ
ト信号のみを抽出するためのフィルタ部と、上記フィル
タ部で抽出されるドプラシフト信号を所定のブランクレ
ベルを超えるパワーを有する成分についてのみ周波数分
析して所要のドプラ情報を得るための分析部と、上記ド
プラシフト信号のノイズレベルに影響するシステム条件
を設定するための設定部と、上記設定部による設定条件
に応じて上記分析部のブランクレベルを実質的に制御す
るための制御部とを具備する。
(作用) 本発明の超音波診断装置によれば、ノイズレベルが高い
ときには、これに対応させて実質的なブランクレベルを
上昇させるので、ノイズレベルが高いときにも大半のノ
イズを除去できる。
また、ノイズレベルが低いときには、これに対応させて
ブランクレベルを低下させるので、低いレベルのドプラ
信号成分がブランクされることもない、したがって、必
要な情報を有効に表示画像に反映させて診断に供するこ
とができる。
(実施例) 第1図に、本発明の第1の実施例による超音波診断装置
の概略的な構成を示す。
11 12− 超音波診断装置は、超音波トランスデユーサl、送受信
回路2、位相検波回路3a、Bモード画像処理部3b、
MTI処理部4、コントローラ5、 DSC(ディジタ
ルスキャンコンバータ)6.カラー処理部7、D/A 
(ディジタル−アナログ)変換器(以下rDAcJと称
する)8、モニタ9、カットオフ周波数設定回路20、
感度設定回路21およびl・ランスデューサ設定回路2
2を具備する。
M’rl処理部4は、A/D (7−1−oグーディジ
タル)変換器(以下rADcJと称する)11、ディジ
タルフィルタ12、自己相関処理部13、速度演算部1
4、分散演算部15、パワー演算部16、ブランクレベ
ル制御回路17およびブランキング回路18を有する。
カットオフ周波数設定回路20は、ディジタルフィルタ
12のカットオフ周波数を設定するために使用される。
感度設定回路21は、超音波送受信系の感度(特に送受
信回路2のゲイン)を設定するために使用される。 ト
ランスデユーサ設定回路22は、使用する超音波トラン
スデユーサlの種類を設定するために使用される。
超音波トランスデユーサ1の種類としては、例えば、リ
ニア電子走査型トランスデユーサ、セクタ電子走査型ト
ランスデユーサ、その他のような走査方式によるトラン
スデユーサの種類、および送受する超音波ビームの口径
の大小のようなサイズによるトランスデユーサの種類が
あり、一般に超音波診断装置は、いくつかの種類のトラ
ンスデユーサを選択的に使用することができる。
コントローラ5には、上記カットオフ周波数設定回路2
0、感度設定回路21およびトランスデユーサ設定回路
22からカットオフ周波数情報、感度情報およびトラン
スデユーサ情報が入力され、これらの情報に基づいてそ
れぞれディジタルフィルタ12、送受信回路2および超
音波トランスデユーサlを制御する。ドプラシフト信号
のノイズレベルは、例えば、ディジタルフィルタ12の
カットオフ周波数、上記送受13− 14− 倍回路2のゲインおよび超音波トランスデユーサlの特
性に依存して変化する。そこで、コントローラ5は、上
記カットオフ周波数情報、感度情報およびトランスデユ
ーサ情報の少なくともいずれかに基づいてノイズレベル
を推定する。
ブランクレベル制御回路17は、コントローラ5により
制御され、上記判定されたノイズレベルに応じてブラン
クレベルを変化させるための制御信号をパワー演算部1
6に送る。パワー演算部16は、自己相関処理部13か
らの出力に基づきドプラシフト信号のパワーレベルを求
めるとともにこのパワーレベルが上記ブランクレベル制
御回路17からの制御信号に応じたブランクレベルを超
えているか否かを判定する。
ブランキング回路18は、パワー演算部16によりブラ
ンクレベル以下と判定された信号に基づく速度演算部1
4および分散演算部15の演算結果をブランクする。
次にこの第1図の超音波診断装置の作用について説明す
る。
超音波トランスデユーサlが送受信回路2により駆動さ
れ、この超音波探触子1から図示していない被検体すな
わち生体にパルス状に超音波が送出される。この超音波
パルスが生体内で反射されると、超音波エコーとなる。
この超音波エコーは、超音波トランスデユーサ1を介し
て送受信回路2にて受信される。上記超音波パルスが、
生体内の動くもの、例えば血液中の血球で反射されると
、血流によるドプラシフトをともなう超音波エコーすな
わちドプラエコーとなる。 ドプラエコーを含む超音波
エコーは、超音波トランスデユーサlおよび送受信回路
2にて、受信され、電気信号であるエコー信号として位
相検波回路3aおよびBモード画像処理部3bに与えら
れる。
Bモード画像処理部3bは、送受信回路2からの受信エ
コー信号を包絡線検波し、モノクローム、すなわち白黒
の断層像情報を形成し、DSC6に供給する。
一方、位相検波回路3aは、送受信回路2か15− 16− らの受信エコー信号を位相検波して、周波数偏移を検出
し、血流によるドプラシフト信号とクラッタ成分とから
なる周波数情報信号を得る。
位相検波回路3aで得られるドプラシフト信号およびク
ラッタ成分はMTI処理部4に入力される0位相検波回
路3aから出力される周波数情報信号は、ADCIIに
よりディジタル信号に変換される。
ADCIIから出力されるディジタル信号は、ディジタ
ルフィルタ12により、所定のカットオフ周波数を有す
る通過特性にてフィルタリングされ、クラッタ成分が除
去されて必要な周波数帯域のドプラシフト信号のみが抽
出される。
ここで上記カットオフ周波数は、コントローラ5により
制御される。コントローラ5は、カットオフ周波数設定
回路20により設定された周波数に上記カットオフ周波
数を調整する。
例えば、第2図(a)に示すように、カットオフ周波数
がflであるとすれば、ディジタルフィルタ12の通過
周波数帯域は、帯域幅bwlとなり、上記カットオフ周
波数以下のクラッタ成分Cが除去されてドプラシフト信
号りが抽出される。抽出された上記ドプラ信号りは、自
己相関処理部13に入力される。自己相関処理部13で
は、 ドプラシフト信号の変化に基づいてドプラシフト
周波数の平均値が求められる。速度演算部14では、こ
の平均周波数を用いて平均速度すなわち血液の平均流速
Vが求められ1分散演算部15では、速度の分散σ2が
求められる。
パワー演算部16では、 ドプラシフト信号のパワーP
が求められる。これら速度V、分散σ2およびパワーP
は、各演算部14、15および16からブランク回路1
8に入力される。
コントローラ5は、カットオフ周波数設定回路20、感
度設定回路21およびトランスデユーサ設定回路22の
設定に応じてノイズレベルを判定し、このノイズレベル
に応じたブランクレベルに調整すべく、ブランクレベル
制御回路17を介してパワー演算部16を制御する。パ
ワー演算部6では、上記ブランクレベルとほぼ7− =18− 同−レベル以下のドプラパワーに対応するドプラ情報を
ノイズとして完全にブランクする。このためDSC6に
は、ブランクレベル以下のノイズの含まれない血流情報
、つまり速度■、分散σ2およびパワーPが供給され、
DSC6内のフレームメモリに書き込まれる。DSC6
内のフレームメモリには、Bモード画像処理部3bから
Bモード画像情報も書き込まれており、上記血流情報は
上記Bモード画像情報に重畳されて書き込まれる。DS
C6では、超音波走査方式に従ってフレームメモリに書
き込まれた画像情報が標準TV(テレビジョン)走査方
式に従って読み出されることにより、走査フォーマット
が超音波走査からTV走査に変換される。TV走査に変
換された画像情報は、カラー処理部7により血流情報す
なわち流速V、分散σ2およびパワーPに応じたカラー
および輝度を有するカラー情報に変換され、DAC8に
よりアナログ映像信号に変換されて、モニタ9にドプラ
情報が重畳されたBモード像が表示される。
ところで、カットオフ周波数設定回路20により比較的
低いカットオフ周波数が設定されている場合、第2図(
a)に示すように、カットオフ周波数がflであるとす
れば、ディジタルフィルタ12の通過周波数帯域は、帯
域幅bwlとなる。この場合、上記帯域幅bwlに応じ
た比較的大きなノイズ成分が上記ドプラ信号りに重畳さ
れて自己相関器13に入力される。コントローラ5は、
カットオフ周波数設定回路20により設定されたカット
オフ周波数の情報をもとに。
ディジタルフィルタ12から出力される周波数情報信号
に比較的高いノイズレベルN1のノイズ成分が含まれる
と判定する。コントローラ5は、このノイズレベルN1
に応じたブランクレベルBLlを得るための制御信号を
ブランクレベル制御回路17に与え、ブランクレベル制
御回路17は、上記ブランクレベルBLIにて処理を行
なうようにパワー演算部16を制御する。
一方、第2図(b)に示すように、比較的高いカットオ
フ周波数f2を設定した場合には帯域=19= 20− 幅b w 2は比較的狭くなり、ノイズレベルN2力(
低くなる。そこで、コントローラ5tよ、ブランクレベ
ル制御回路17を制御して、)くワー演算部16にて低
いノイズレベルN2に対応した低し\ブランクレベル以
下2を得るようにする。第2図(b)かられかるように
、ブランク回路18では、ブランクレベルBL2とほぼ
同一レベル以下のノイズN2が完全にブランクされる。
このように、ディジタルフィルり12のカットオフ周波
数により変化するノイズレベル(二対路して、ブランク
レベルが可変制御される。したがって、カットオフ周波
数が低(Xとき(こ(よ、ディジタルフィルタ12の通
過帯域が広くなってノイズレベルが上昇するが、これに
対応してブランクレベルBLを上昇させるので、大半の
ノイズを除去できる。 また、デイジタルフイルり12
のカットオフ周波数が高1/1ときt二Cよ、ディジタ
ルフィルタ12の帯域が狭くなってノイズレベルはカッ
トオフ周波数が低1X時のノイズレベルよりも下がるが
、これに対応してブランクレベルを下げるので、低いレ
ベルのドプラシフト信号成分がブランクされることなく
表示に供され、良好な画質が得られる。
同様に、コントローラ5に感度設定回路21から感度情
報が入力されると、コントローラ5は、上記感度情報に
応じて送受信回路2の感度を制御する。そうすると、送
受信回路2のゲインが変化するので、このゲイン変化に
よりドプラ信号に含まれるノイズ成分のレベルも変化す
る。上記コントローラ5は、上記感度情報によってもノ
イズレベルを判定し、このノイズレベルに応じてブラン
クレベル制御回路17を制御するので、ノイズレベルに
対応したブランクレベルが得られる。
トランスデユーサ設定回路22により超音波トランスデ
ユーサ1の種類が設定されると、コントローラ5により
超音波トランスデユーサlが種類に応じて適切に制御さ
れる。この超音波トランスデユーサlの種類によっても
ノイズレベルが変化するので、コントローラ5は、 ト
ラ21− 22− ンスデューサ設定回路22による超音波トランスデユー
サ1の種類の設定情報に応じて、ノイズレベルを判定す
る。そして、コントローラ5は、このノイズレベルに対
応するようにブランクレベル制御回路17を介してブラ
ンクレベルを調整する。
上記カットオフ周波数設定回路20、感度設定回路21
およびトランスデユーサ設定回路22の設定に応じたブ
ランクレベルの制御は複合的に行なわれるので、常に最
適なブランクレベルを得ることができる。
第3図に、本発明の第2の実施例による超音波診断装置
の概略的な構成を示す。
第3図に示す装置は、ブランクレベルを制御する代わり
に、ブランクレベルは固定しておいてディジタルフィル
タ12から出力される周波数情報信号の大きさを制御す
る。このため第3図の装置では、第1図に示されたブラ
ンクレベル制御回路17が設けられておらず、代わりに
ディジタルフィルタ12と自己相関処理部13との間に
、ディジタルフィルタ12の出力に所定値を乗算するた
めの乗算器からなるゲイン制御回路30を設けている。
このゲイン制御回路30は、ディジタルフィルタ12の
出力に対する乗算値がコントローラ5により制御される
。この制御により、ゲインが増せば相対的にブランクレ
ベルが下がったのと同等となり、ゲインが下がればブラ
ンクレベルが上昇してのと同等となる。
第4図に、本発明の第3の実施例による超音波診断装置
の概略的な構成を示す。
第4図に示す装置は、カットオフ周波数情報、感度情報
およびトランスデユーサ情報に応じてブランクレベルを
制御する代わりに、ノイズレベルを検出し、検出された
ノイズレベルに応じてブランクレベルを制御する。この
ため第4図の装置では、第1図に示された構成に加えて
、ディジタルフィルタ12の出力を受けてノイズレベル
を検出するためのノイズレベル検出器19が設けられる
。ノイズレベル検出器19は、−四一 24− コントローラ5により制御され、ブランクレベル制御回
路17は、この場合はコントローラ5により制御されず
に、上記ノイズレベル検出器の出力により制御される。
ノイズレベル検出器19は、自己相関処理部13、速度
演算部14、分散演算部15およびパワー演算部16と
ほぼ同様の自己相関処理部、速度演算部、分散演算部お
よびパワー演算部を内蔵し、コントローラ5から入力さ
れるカットオフ周波数情報、感度情報およびトランスデ
ユーサ情報を利用して、ディジタルフィルタ12から入
力される情報の特性を分析してノイズか否かを判定し、
ノイズレベルを検出する。なお、この判定に際し別途に
診断部位の情報が入力されている場合にはコントローラ
5から診断部位情報をノイズレベル検出器19に与える
ことにより一層検出精度を高めることができる。
なお本発明は上述した実施例に限定されるものではない
、上述した実施例ではカットオフ周波数として比較的低
い周波数と比較的高い周波数を例として説明したが、こ
れに限定されることなく、その他の周波数であっても良
い、この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施することができることはいうまでもない。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、ノイズレベルが
高いときには、これに対応させて実質的なブランクレベ
ルを上昇させるので、ノイズレベルが高いときにも大半
のノイズを除去でき、また、ノイズレベルが低いときに
は、これに対応させてブランクレベルを低下させるので
、低いレベルのドプラ信号成分がブランクされることも
なく、したがって、必要な情報を有効に表示画像に反映
させて診断に供することが可能な超音波診断装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例による超音波診断装置の
構成を示すブロック図、第2図(a)および(b)は第
1図の装置におけるプランキ5− 26− ング処理を説明するための図、第3図は本発明の第2の
実施例による超音波診断装置の構成を示すブロック図、
第4図は本発明の第3の実施例による超音波診断装置の
構成を示すブロック図、第5図は在来の装置におけるパ
ワーレベルによりドプラシフト信号のノイズ成分を除去
するためのブランキング処理を説明するための図である
。 l・・・超音波トランスデユーサ、 2・・・送受信回
路、3a・・・位相検波回路、3b・・・Bモード画像
処理部、 4・・・MTI処理部、 5・・・コントロ
ーラ、6・・・DSCl 7・・・カラー処理部、 8
・・・D/A変換器、9・・・モニタ、11・・・A/
D変換器、12・・・ディジタルフィルタ、 13・・
・自己相関処理部、 14・・・速度演算部、 15・
・・分散演算部、16・・・パワー演算部、 17・・
・ブランクレベル制御回路、 18・・・ブランキング
回路、 19・・・ノイズレベル検出器、20・・・カ
ットオフ周波数設定回路、 21・・・感度設定回路、
22・・・トランスデユーサ設定回路、30・・・ゲイ
ン制御回路。 27−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検体内に超音波を送出し、該送波された超音波
    に基づく被検体内からの超音波エコーを受信するための
    超音波送受信手段と、 上記超音波送受信手段により得られる超音波エコー信号
    から周波数シフト成分を検出するための検波手段と、 上記検波手段で得られる検波信号からクラッタ成分を除
    去し所要のドプラシフト信号のみを抽出するためのフィ
    ルタ手段と、 上記フィルタ手段で抽出されるドプラシフト信号の所定
    のブランクレベルを超えるパワーを有する成分のみから
    周波数分析によりドプラ情報を得るための分析手段と、 上記ドプラシフト信号のノイズレベルに影響するシステ
    ム条件を設定するための設定手段と、上記設定手段によ
    る設定条件に応じて上記分析手段のブランクレベルを実
    質的に制御するための制御手段と を具備することを特徴とする超音波診断装置(2)被検
    体内に超音波を送出し、該送波された超音波に基づく被
    検体内からの超音波エコーを受信するための超音波送受
    信手段と、 上記超音波送受信手段により得られる超音波エコー信号
    から周波数シフト成分を検出するための検波手段と、 上記検波手段で得られる検波信号からクラッタ成分を除
    去し所要のドプラシフト信号のみを抽出するためのフィ
    ルタ手段と、 上記フィルタ手段で抽出されるドプラシフト信号を所定
    のブランクレベルを超えるパワーを有する成分のみから
    周波数分析によりドプラ情報を得るための分析手段と、 上記フィルタ手段で抽出されるドプラシフト信号のノイ
    ズレベルを検出するためのノイズレベル検出手段と、 上記ノイズレベル検出手段で検出されるノイズレベルに
    応じて上記分析手段のブランクレベルを実質的に制御す
    るための制御手段と を具備することを特徴とする超音波診断装置。
JP2238886A 1989-09-20 1990-09-11 超音波診断装置 Pending JPH03188841A (ja)

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