JPS61191347A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPS61191347A
JPS61191347A JP60031150A JP3115085A JPS61191347A JP S61191347 A JPS61191347 A JP S61191347A JP 60031150 A JP60031150 A JP 60031150A JP 3115085 A JP3115085 A JP 3115085A JP S61191347 A JPS61191347 A JP S61191347A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、超音波診断装置に係り、特に、生体内の運動
部分の運動速度分布、速度分散、反射強度を正確に測定
して表示する超音波診断装置に適用して有効な技術に関
するものである。
〔背景技術〕
生体内の運動部分の運動速度を測定し、2次元に表示す
ることのできる従来の超音波診断装置は。
例えば、特開昭58−188433号公報に記載される
ように、超音波振動子による超音波の送波と受波の方向
が同一である通常の超音波の送受波方式を用い、超音波
ビーム通過線上にある生体内運動部分の速度分布を測定
し、これを微少量ずらすことを繰り返すことにより、表
示装置に生体内運動部分の速度分布像を2次元に表示し
ている。
しかしながら、生体内運動部の速度測定の精度を良くす
るためには、生体内の同一方向に多数回の超音波送受波
を行わなくてはならず、また、超音波の速度に由来する
完像時間の制限のため、リアルタイムで表示されるフレ
ームレートは必ずしも満足でなかった。すなわち、生体
内において超音波を距離11往復させる時間は略1.3
μsecかかり、例えば−180mm往復させるには略
1.3×180μsecかかる。超音波ドツプラ効果を
用いて血流速度及び速度分散を求め、診断資料とする場
合、何度も超音波ビームを打ち出さなければならない。
例えば、180m■の深さの物体を検査する場合、一方
向に10回打ち出したとすると、1.3X180X10
μsecかかる。そして、1画面を形成するのに、走査
線が50本必要であるとすると、1.3X180X10
X50μsecの時間がかかつてしまうという問題があ
った。
さらに、例えば、心臓の壁のような低速運動部分は、被
測定対象である血流に比較して運動速度が遅く、かつ、
その反射強度が血流に比較して著しく強大なため血流速
度測定の障害となる。このような血流測定の障害となる
、生体内低速運動部分、又は、固定部分の信号成分は、
繰り返し周波数の近傍にある程度の広がりを持って存在
するため、前記公知の方法では、単一消去型の1チャン
ネル複素信号キャンセラを用いているため、心臓の壁等
の生体内の低速運動部分、又は、固定部分からの信号成
分を充分に除去できないという問題があった。
従来の生体内速度分布を2次元に表示することのできる
超音波診断装置における一表示例として。
走査領域略55°、診断深度略14 cm、走査線本数
32本の場合があり、この表示画像は、第9図の右半分
の実線部分Aに示すような破れ傘状になり、特に深い深
度部での表示画像は、櫛歯状になり分解能に欠けるとい
う問題があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、生体内運動部の2次元表示を行う超音
波診断装置の音速に由来する完像時間の制限を取り除き
、診断に充分な走査領域、走査本数、フレームレートを
有し、低速度血流成分まで甜定することができる技術を
提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、生体内運動部分の速度分布を2次元に表示す
ることのできる超音波診断装置において。
超音波出射方向と超音波受波方向が微少量異なる超音波
並列受波方式を用いることにより1表示画像のフレーム
レートの増加をはかるものである。
さらに、前記並列受波方式を採用した装置において帰還
付多重消去型多チャンネル複素信号キャンセラを設ける
ことにより、超音波反射信号から生体内における動きの
遅い低速運部分、又は、固定部分からの反射波による信
号成分を除去し、生体内の運動信号酸部のうち必要とす
る血流信号成分を精度良く抽出することができるように
したものである。
また、並列受波回路の受波感度を補正する感度補正回路
を設けることにより、画像の乱れの少ない良品質の断層
像及び生体内の運動部分の速度分布像を得ることができ
るようにしたものである。
〔発明の構成〕
以下、本発明の構成について、実施例とともに説明する
なお、実施例を説明するための全回において。
同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返し
の説明は省略する。
第1図乃至第16図は1本発明の一実施例の超音波診断
装置を説明するための図であり、第1図は、その超音波
診断装置の全体の概略構成を示すブロック図、第2図は
、受波回路の並列詳細構成を示すブロック図、第3図及
び第4図は、並列受波回路の原理を説明するための説明
図、第5図乃至第8図は、並列受波方式を用いて表示さ
れる表示画像の例を示す図、第9図は、従来の超音波受
波方式と本実施例の並列受波方式による表示画像を比較
するための図、第10図は、単一消去型複素信号キャン
セラの構成を示すブロック図、第11図は、帰還付多重
消去型複素信号キャンセラの一実施例の帰還付二重消去
型複素信号キャンセラの構成を示すブロック図、第12
図は、単一消去型、帰還付二重消去型、理想的な複素信
号キャンセラの速度レスポンスを示す図、第13図は、
キャンセラ入力の一実施例の周波数特性を示す図、第1
4図は、キャンセラ入力が第13図で示されるときの単
−消去型、帰還付二重消去型、理想的なキャンセラの出
力の周波数特性を示す図、第15図は、帰還付二重消去
型複素信号キャンセラの一実施例の詳細な構成を示すブ
ロック図、第16図は、感度補正演算処理回路の一実施
例の2チャンネルレベル差補正回路の構成を示すブロッ
ク図である。
第1図において、1は超音波ビームを送受するための探
触子であり、第2図に示すようにn個の短冊状振動子(
以下、エレメントという)をアレー状に並べることによ
りトランスジューサを構成したものである。その探触子
1の各エレメント#1〜#nは、切換回路2に接続され
ている。
この切換回路2は、n個のエレメント#1〜#nから順
にに個のエレメントを選択し、送波回路3の送波パルサ
ー3A (PI〜Ps)及び受波増幅器4 A (R+
 ”Rs )に接続する動作を行うためのものである。
前記送波パルサー3Aは送波回路3の送波位相制御回路
3Bに接続され、位相制御されたパルスを作成する。受
波増幅器4Aの出力は、受波整相回路4及び5に導かれ
る。これらの受波整相回路4及び5は、前記各エレメン
トからの受波信号の位相を制御することにより、各々の
受波指向性をずらせることが可能となっている。
なお、本実施例の並列受波技術の詳細については、後で
述べる。
前記超音波探触子1により受波され増幅、11相された
2チャンネルの受波信号は、安定な高周波信号を発生す
る水晶発振器10の出力を同期回路11を用いて、探触
子振動周波数に応じた参照波により混合器6.8で復調
される。また、血流方向指示のため前記参照波を移相器
12を用い90゜位相をずらし、前記受波信号を混合器
7,9を用いて復調するようになっている。
これまでは、アナログ信号処理を並列に行ってきたが、
13はこれを時系列的に変換するためのマルチプレクサ
−であり、この制御は同期回路11によって行われる。
14はアナログ・デジタルコンバータであり、後の演算
をデジタルで処理するために、アナログ信号をデジタル
信号に変換するだめのものである。
15は帰還付多重消去型多チャンネル複素信号キャンセ
ラの一実施例の帰還付二重消去型2チャンネル複素信号
キャンセラであり、血流等の運動速度測定に著しい妨害
となる生体内の動きの遅い部分又は固定部分からの反射
信号成分を除去するためのもである。この帰還付二重消
去型の2チャンネル複素信号キャンセラ15の詳細につ
いては後で述べる。
前記抽出されたドツプラ成分を持つ各チャンネルの複素
信号から、生体内の運動部分の反射強度を演算する反射
強度演算回路16と、速度を演算する平均速度演算回路
17と、その速度分散を演算する速度分散演算回路18
を用いて、生体内運動部分の反射強度、速度、速度分散
を求めるようになっている。これらの演算方法について
は、特願昭59−263199号の明細書及び図面に詳
しく記載されている。
前述の演算結果を用いて表示装置上に2次元で表示する
ためのエンコーダ19を用い、前記演算結果に対応する
大きさの信号を作成する。
次に、並列受波方式に用いた受波装置の各チャンネル間
の受波感度のレベル差及びノイズ差があった場合、表示
装置に表示される生体内速度分布像には、超音波ビーム
方向ごとに画像の乱れが生じ−る。また、実際の超音波
診断装置においても。
並列受波装置の各チャンネル間には、受波感度のレベル
差、ノイズ差は存在する。
そこで、並列受波装置の受波感度のレベル差。
ノイズ差に起因する生体内血流速度分布像等の診断に不
要な画像の乱れを除去するために、生体内の打ち出した
超音波パルスビームの反射波を同時に並列受波し、エン
コーダ19によりコード化された生体内運動部分の演算
血流信号の重み付け演算を行う演算手段と、前記同時演
算血流信号とこの信号と隣りの演算血流信号とによる重
み付け演算を行う演算手段とからなる感度補正回路54
(以下、2チャンネルレベル差補正回路という)を用い
る。この2チャンネルレベル差補正回路の構成及び演算
方法については、特願昭59−255920号の明細書
及び図面に詳しく記載されている。
2チャンネルレベル差補正回路S4は、次の実験相関式
(1)に基づく演算を施すことにより、隣り合う2チャ
ンネル間のレベル差を補正するためのものである。
但し1M:実験結果から設定される任意の実数D:感度
補正された演算血流信号 Dn=被験体のある深さで反射された超音波が受波され
るエレメントの動作順 (時系列)に演算血流信号を右方向に並べた時のある時
刻tの演算血流信号 Do:反射強度信号Dnの1つ右の演算血流信号 次に、2チャンネルレベル差補正回路54の一実施例を
第16図に示す。
すなわち、生体内の打ち出した超音波ビームの反射波を
同時に並列受波した演算血流信号の重み付け演算を行う
第3演算器6o、1チャンネル分の演算血流信号を記憶
させるためのラインメモリ61及び前記同時受波演算血
流信号とこの演算血流信号の隣りの演算血流信号とによ
る重み付け演算を行う第4演算器62からなり、この制
御は同期回路11により行われるようになっている。
この2チャンネルレベル差補正回路54を用いることに
より、並列受波装置の各々のチャンネルの受波感度のレ
ベル差とノイズ差に起因する2次元生体内速度分布像の
表示画像の輝度の乱れを除去し、高品質の画像を得るこ
とができる。
20は画像メモリであり、2チャンネルレベル差補正回
路54で得られた信号、及び、°平均速度演算回路17
.速度分散演算回路18で得られた信号を記憶させるた
めのものである。
21はアドレス発生回路であり1画像メモリ20の書き
込み及び読み出しアドレスを発生させるものである。2
2はデジタル・アナログコンバータであり、得られたデ
ジタル信号をアナログ信号電圧(輝度変調信号)に変換
し、切換回路28を介して表示装置24に供給され、B
モードあるいはMモードの運動速度分布画像が表示され
る。
通常の超音波断層像のBモードあるいはMモード表示を
行うための出力信号は、探触子lにより受波された2チ
ャンネルの反射信号を増幅し、整相した後、検波回路5
0、マルチプレクサ13′、並列受波装置の受波感度の
レベル差、ノイズ差に起因する画像の乱れを除去するた
め、生体内の打ち出した超音波ビームの反射波を同時に
並列受波した受波信号の重み付け演算を行う第1演算手
段と、前記同時受波信号とこの受波信号の隣りの受波信
号とによる重み付け演算を行う第2演算手段とからなる
演算処理機構を有する2チャンネルレベル差補正回路5
5を用いる。この2チャンネルレベル差補正回路55の
構成は、第16図に示すものと同じものを用いる。2チ
ャンネルレベル差補正回路55により、補正された、受
波信号は画像メモリ20’ に書き込まれる。22′は
デジタル・アナログコンバータであり、得られたデジタ
ル信号をアナログ信号電圧(輝度変調信号)に変換し、
切替回路52を介して表示装置!23に供給される。表
示袋!!23上には、表示制御回路53により1通常の
断層画像と生体内速度分布像の両者を選択的にあるいは
これらの両画像を重ね合わせた表示を行うことができる
また、本実施例において、エンコーダ19をカラーエン
コーダとして用いて、反射強度、平均速度、速度分散の
演算結果に応じた大きさの信号で。
赤色(R)、緑色(G)、青色CB)の3JFX色に分
解し5表示装置24のブラウン管としてカラーブラウン
   ′管を用いて生体内速度分布像速度を色彩表示す
ることも可能である。
次に、前述の並列受波方式の詳細について説明する。
超音波の送受波の方向を微少量異ならせて、超音波振動
子の間隔より狭い間隔の超音波送受波総合指向性を得る
方法として。
(1)送波と受波とで互いに異なる超音波振動子群を用
いて送波による指向性と受波による指向性とを互いに異
ならせ、これらを合成して両者の中間の総合指向性を得
る方法(例えば、特公昭57−35653号公報参照)
がある。すなわち、第3図のように探触子lのn個の短
冊状のエレメントのうち、エレメント#1〜#5を励振
すれば、送波ビームは1通常では用いた振動子の中間の
軸上Tl  (一点鎖線表示)方向にある。この時にR
1方向の反射エコーを受波するには、エレメント#1〜
#5を用い、R2方向の反射エコーを受波するには、エ
レメント#1〜#6を用いて、2方向に受波器の指向特
性をもたせる。これにより、送受波総合の指向性は、各
々TRI、TR2の両方向にある。
(2)受波において1組のエレメントを用い、この受波
信号を2つの受波整相回路に導き、受波整相回路内の各
エレメントからの信号の位相を制御することにより、各
々の受信指向性をずらせる方法(例えば、特公昭56−
20017号公報参照)がある。すなわち、第3図のよ
うに#1〜#5の各エレメントは各々遅延回路〒A 1
 m ’? s t〜〒A5、〒asに接続する。Aグ
ループの遅延回路は加算器101へ、Bグループの遅延
回路は加算器101′に接続される。各遅延回路の遅延
量は、AグループについてはA点、Bグループについて
はB点からの音波が各エレメントに到達する時間差(音
路差)に相当する遅延時間で与えられる。
すなわち、A点はB点からの超音波信号が各エレメント
に入射して音圧に変換され、各エレメントからの信号が
加算器101又隷加算器101′の入力端が全て同位相
となる遅延量が与えられる。
このような構成の2組の受波整相回路では、同一のエレ
メントを用いて2方向の指向性を得ることができる。
例えば、第5図のように、走査領域が50” 、一画面
あたりの走査本数が50本1診断深度が100+m+。
フレームレートが15フレ一ム毎秒の場合、並列受波方
式を用いることにより、実際には超音波ビームを生体内
に発射するのは実線で示した25本の走査線分だけでよ
く、前記と同じ走査領域、走査本数1診断液度のとき、
実像時間を約1/2に短縮することが可能となる。これ
により、フレームレートが約2倍の30フレ一ム毎秒と
なる。
また、第5図と同じ走査領域、診断深度、フレームレー
トとすると、第6図のように、走査線密度を約2倍の1
画面あたり100本となる。
また、第5図と同じ走査本数、診断深度、フレームレー
トとすると、第7図のように逐査領域が約2倍の100
@どなる。また、第5図と同じ走査領域、走査本数、フ
レームレートとすると、第8図のように診断深度が約2
倍の200mとなる。
以上をまとめると、並列受波方式を用いる利点は次のよ
うになる。
(1)走査本数が一定のとき、 ■フレーレートの向上がはかれる。
a)診断深度を深くすることができる。
(2)走査本数を変えた場合。
■走査線密度を上げることができる。
■走査領域を広げることができる。
また、これらの効果を組み合わせることも可能である。
そこで、第9図有半分の実線部Aに示す場合と。
同一の条件で並列受波方式を用いると、走査線本数が一
画面で64本となるため、前記(2)−〇の効果により
得られる表示画像は、第9図の左半分の実線及び破線に
示すようになり、深い深度部においても生体内速度分布
を測定するのに充分な分解能を有し、診断に有効な生体
内速度分布表示画像を提供することができる。
次に、受波された信号から、血流等の運動速度の速い物
体によりドツプラ偏移を受けた信号を抽出する本実施例
の詳細について述べる。
生体内の血流等の運動部分の情報を有するドツプラ成分
のみを抽出し、生体内固定部分及び心臓の壁のような部
分は、被測定対象である血流に比較して運動速度が遅く
、かつ、その反射強度が血流に比較して強大なため血流
速度測定に著しい妨害を与える。このような生体内固定
部分及び運動速度の遅い部分の反射信号を除去するため
に、帰還付多重消去型複素信号キ苓ンセラの一実施例の
帰還付二重消去型2チャンネル複素信号キャンセラ(以
下、帰還付二重消去型キャンセラという)を設ける。
このキャンセラの動作を説明するために、!&初に帰還
なしの単−消去型キャンセラについて述べ。
後に帰還付二重消去型キャンセラについて述べる。
第10図に示す単一消去キャンセラは、ディレーライン
102と減算器104から構成され、ディレーライン1
02は繰り返し信号の1周期(T)に一致する遅延時間
を有し、このディレーライン102は、例えば、1周期
の中に含まれるクロックパルスの数に等しい記憶素子か
ら成るメモリ又はシフトレジスタを用いる。ディレーラ
イン102には減算器104が接続されており、減算器
104によってディレーライン102の入力、すなわち
現時刻の信号と、その出力、すなわち1周期前の信号と
を同一深度において逐次両者の差を演算する。このとき
現時刻の入力E1と出力Eaの入出力関係式は式(2)
のようになる。
Ea=Ei(ε−PT−1)  ・・・・・(2)但し
、p=jω、ω : 角速度 復調後の超音波信号、すなわちキャンセラの入力信号を
周波数分析すると、第13図の81〜B4に示すような
、心臓の壁のように動きの遅い部分又は固定部分とみな
した生体内臓器の反射信号による周波数成分と、第13
図A1〜A4に示すような血流等の運動速度の速い物体
によりドツプラ偏移を受けた反射信号による周波数成分
とが存在する。心臓の壁のように完全に固定していない
部分及び固定部分による反射信号の周波数成分は、第1
3図のB、〜B4に示すように、繰り返し周波数の近傍
にある程度の幅をもつ。
生体内低速運動部分及び固定部分による反射信号の周波
数成分を完全に除去し、血流等の運動速度の速い物体に
よりドツプラ偏移を受′けた信号の周波数成分のみを抽
出する理想的なキャンセラの速度レスポンスは、第12
図のCに示すようになり、キャンセラ入力信号の周波数
成分を第13図に示すものとすると、キャンセラの出力
は第14図のA。1〜Ao4に示すようになり、心臓の
壁のように動きの遅い部分は固定部分とみなした生体臓
器の反射信号の信号成分は、完全に除去される。
キャンセラの入力信号の周波数成分を第1311に示す
ものとすると、第10図で示した単−消去型キャンセラ
による出力は、第14図のA11〜Asa及びBIl”
B14に示すようになり、第13図の81〜B4に示し
た動きの遅い部分又は固定部分の信号成分を充分に除去
できない。
そこぞ、生体内固定部分及び心臓の壁のような低速運動
物体からの信号成分を確実に除去し、血流等の運動速度
の速い物体によりドツプラ偏移を受けた信号成分を通過
させるキャンセラとして。
本実施例では、帰還付二重消去型キャンセラ15を用い
ている。
次に、この帰還付二重消去型キャンセラ15の詳細構成
について、第11図を用いて説明する。
帰還付二重消去型キャンセラ15の一実施例の構成は、
第11図に示すように、ディレーライン102及び10
3と、減算器104.105.106及び加算器107
と、ディレーライン103の出力をK1倍の帰還量をも
ってElから減算させるための帰還ループ108及びデ
ィレーライン103の出力をに2倍の帰還量をもってB
2に加算させるための帰還ループ109によって構成さ
れる。この場合の入力E1と出力Eaの入出力関係式は
、式(3)のようになる。
但し、z=tpT 速度レスポンスは、第12図のBに示すように  “な
る。
前記式(3)からもわかるように、Kt、Kgの値を変
えることにより、速度レスポンスが変化し、例えば、K
1.に2をともに零とすると、その速度レスポンスは、
B′のようになる。このように、目的の速度レスポンス
が得られるようにに1、に2の値を選択することにより
1表示したいドツプラ周波数偏移の範囲を変えることが
でき生体内の動きの遅い運動部分又は固定運動部分から
の反射信号成分を除去できる。
第12図において、ある一定の速度レスポンスP以上に
ならない速度レスポンスの谷の部分は、。
単一消去型キャンセラの場合ではPKとなり、帰還付二
重消去型キャンセラの場合ではP2となる。
このように帰還付二重消去型キャンセラでは、谷の幅が
狭くなり、低速度の血流成分まで検出することが可能に
なる。しかし、帰還付二重消去型キャンセラは、単一消
去型キャンセラに比較しでディレーライン回路が2個あ
り、書き込み回数が増加してしまうという問題点がある
が、前記並列受波方式を用いることにより、フレームレ
ートの向上をはかることができるので、前記問題点を解
消することができる。
帰還付二重消去器を用いたキャンセラの入力信号の周波
数成分を第13図に示すものとするとき。
キャンセラの出力は、第14図A2.〜A24・。
B2t〜B24に示すようになる。この結果を単一消去
器を用いたキャンセラの出力(A11〜AtayBtt
〜B14)及び理想的なキャンセラの出力(Aox〜A
04)と比較すると。
A r i < A * j ”A 0iBzi>B2
iりO 但し、 (i=1〜4) となり、帰還付二重消去器を用いたキャンセラは、単一
消去器を用いたキャンセラよりも、理想的なキャンセラ
に動作が近く、生体内の低速運動部分及び固定部分から
の信号成分を除去し、血流によりドツプラ偏移を受けた
信号成分を通過させるキャンセラとして有効である。
帰還付二重消去器を用いたキャンセラの一実施例を第1
5図に示す、−周期(T)分の遅延量を持たせるディレ
ーラインに、読み書き自由なメモリ(RA M = R
andom Access Memory)を用い。
K1倍、に堂倍の帰還量を持たせる帰還ループにセレク
タ108,109を用いる。帰還量の制御は、スイッチ
等によって外部から制御可能である。
本実施例においては、並列受波回路によって受波された
2チヤネルの信号が、90@位相差の異なる復調信号に
よって復調されるため、計4個の復調された信号が時系
列的にキャンセラに入力される。そこで、キャンセラの
入力と出力にラッチを設け、これをラッチするタイミン
グ、RAMの事き込み、読み出しのためのタイミング及
びRAMの入出力をラッチするタイミングの制御は周期
回路11によって行い、4個の復調された信号を順次キ
ャンセラにおいて処理を行う、なお、第15図において
、RCI乃至RC6はラッチ、110は外部制御回路で
ある。
以上の説明かられかるように、本実施例によれば、以下
に述べるような効果を得ることができる。
(1)超音波パルスドツプラ法を用いて生体内運動部の
速度分布を2次元に表示することが可能な超音波診断装
置の超音波受波方式において、受波整相回路4及び5等
からなる並列受波方式を用いることにより1次に述べる
Φ〜■のうち少なくとも1つ又はこれらの組み合わせの
効果を得ることができる。
■フレームレートを上げることが可能になり。
これにより画像のチラッキを少なくすることができる。
■走査線密度を上げることが可能であり、これによりち
密な生体内速度分布像を得ることができる。
■走査領域を広げることが可能であり、これにより、広
範囲な診断領域を得ることができる。
■診断深度を深くすることが可能であり、これにより、
例えば心臓の長軸の血流速度分布像を得るのに有効であ
る。
(2)帰還付多重消去型複素信号キャンセラの一実施例
として帰還付二重消去型複素信号キャンセラ15を設け
ることにより、心臓の壁等の動きの遅い部分又は固定部
分からの反射波による信号成分を充分に除去し、さらに
、所定の速度以上の血流を充分な強度で検出できる。
(3)前記(2)により、所定速度以上の血流信号に対
しては、キャンセラの速度レスポンスが充分平担となる
ので、速度演算回路において生体内運動部分の速度分布
を正確に演算することができる。
(4)前記(2)の帰還付二重消去型複素信号キャンセ
ラの入出力関係式(3)において、に1.に2の値を目
的の速度レスポンスが得られるように選択することによ
り、表示したいドツプラ周波数偏移の範囲を変えること
ができる。
(5)並列受波装置の受波感度差による信号の乱れを補
正する2チャンネルレベル差補正回路54.55を設け
ることにより1画像の乱れの少ない良品質な断層像及び
生体内運動部速度分布像を得ることができる。
(6)前記(1)、(2)、(3)、(4)及び(5)
により、良好な診断資料を提供することができる。
以上、本発明を実施例にもとずき具体的に説明したが1
本発明は、前記実施例に限定されるものでなく、その要
旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは
言うまでもない。
例えば、前記実施例では、2方向並列受波方式で説明し
たが、必要に応じて3方向以上の並列受波方式にしても
よい、また、帰還付多重消去型多チャンネル複素信号キ
ャンセラとして帰還付二重消去型2チャンネル複素信号
キャンセラを用いた例で説明したが、必要に応じて三重
、四重等の帰還付多重消去型複素信号キャンセラとして
もよい。
(効果) 以上説明したように1本発明によれば、以下に述べるよ
うな効果を得ることができる。
(1)超音波パルスドツプラ法を用いて生体内運動部の
速度分布を2次元に表示することが可能な超音波診断装
置の超音波受波方式において、並列受波方式を用いるこ
とにより、次に述べる■〜■のうち少なくとも1つ又は
これらの組み合わせの効果を得ることができる。
■フレームレートを上げることが可能になり、これによ
り画像のチラッキを少なくすることができる。
■走査線密度を上げることが可能であり、これによりち
密な生体内速度分布像を得ることができる。
■走査領域を広げることが可能であり、これにより、広
範囲な診断領域を得ることができる。
■診断深度を深くすることが可能であり、これにより1
例えば心臓の長軸の血流速度分布像を得るのに有効であ
る。
(2)帰還付多重消去型の多チャンネル複素信号キャン
セラを設けることにより、心臓の壁等の動きの遅い部分
又は固定部分からの反射波の信号成分を充分に除去し、
さらに、所定の速度以上の血流を充分な強度で検出でき
る。
(3)前記(2)により、所定速度以上の血流信号に対
しては、キャンセラの速度レスポンスが充分平担となる
ので、速度演算回路において、生体内運動部分の速度分
布を正確に演算することができる。
(4)並列受波装置の受波感度差による信号の乱れを補
正する回路を設けることにより、画像の乱れの少ない良
品質な断層像及び生体内運動部速度分布像を得ることが
できる。
(5)前記(1)、(2)、(3)及び(4)により、
良好な診断資料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第16図は1本発明の一実施例の超音波診断
装置を説明するための図であり。 第1図は、その超音波診断装置の全体の概略構成を示す
ブロック図。 第2図は、並列受波装置の詳細構成を示すブロック図、 第3図及び第4図は、#!、列受波回路の原理を説明す
るための説明図。 第5図乃至第8図は、並列受波方式を用いて表示される
表示画像の例を示す図。 第9図は、従来の超音波受波方式と、本実施例の並列受
波方式による表示画像の比較するための図、 第10図は、単−消去型キャンセラの構成を示すブロッ
ク図、 第11図は、帰還付二重消去型キャンセラの構成を示す
ブロック図、 第12図は、単−消去型、帰還付二重消去型。 理想なキャンセラの速度レスポンスの一例を示す図、 第13図は、キャンセラ入力の一実施例の周波数特性を
示す図、 第14図は、キャンセラ入力が第13図で示されるとき
の単一消去型、帰還付二重消去型、理想なキャンセラの
出力の周波数特性を示す図。 第15図は、第11図の帰還付二重消去型キャンセラの
一実施例の詳細な構成を示すブロック図。 第16図は、感度補正演算処理回路の一実施例の2チャ
ンネルレベル差補正回路の構成を示すブロック図である
。 図中、1・・・探触子、2.23.52・・・切換回路
。 3・・・送波回路、4A・・・受波増幅器、4,5・・
・受波整相回路、6,7.8.9・・・混合器、10・
・・水晶発振器、11・・・同期回路、12・・・90
@移相器。 13・・・マルチプレクサ、14.51・・・アナログ
・デジタルコンバータ、15・・・帰還付二重消去型キ
ャンセラ、16・・・反射強度演算回路、17・・・平
均速度演算回路、18・・・速度分散演算回路、19・
・・エンコーダ、20・・・画像メモリ、21・・・ア
ドレス発生回路、22・・・デジタル・アナログコンバ
ータ。 24・・・表示装置、50・・・検波回路、53・・・
表示制御回路、54.55・・・2チャンネルレベル差
補正回路である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超音波パルスビームを一定の繰り返し周期で生体
    内に送波し、その反射波を受波し、その受波信号を増幅
    し、この増幅された受波信号を複数のチャンネルで同時
    に受波整相する並列受波装置と、送波繰り返し周波数の
    整数倍の周波数を有し、互いに複素関係にある一組の複
    素基準信号と増幅された受波信号とを混合して、受波信
    号を複素信号に変換する複素信号変換器と、生体内の動
    きの遅い部分又は固定部分からの信号を除去する帰還付
    多重消去型多チャンネル複素信号キャンセラと、前記複
    素信号から生体内運動部分の運動速度を演算する速度演
    算器と、その運動速度の分散を演算する速度分散演算器
    と、これらの演算された結果を記憶し、画像処理する画
    像処理装置と、該画像処理装置によって処理された画像
    信号を表示する表示装置からなることを特徴とする超音
    波診断装置。
  2. (2)超音波パルスビームを一定の繰り返し周期で生体
    内に送波し、その反射波を受波し、その受波信号を増幅
    し、この増幅された受波信号を複数のチャンネルで同時
    に受波整相する並列受波装置と、送波繰り返し周波数の
    整数倍の周波数を有し、互いに複素関係にある一組の複
    素基準信号と増幅された受波信号とを混合して、受波信
    号を複素信号に変換する複素信号変換器と、生体内の動
    きの遅い部分又は固定部分からの信号を除去する帰還付
    多重消去型多チャンネル複素信号キャンセラと、前記複
    素信号から生体内運動部分の運動速度を演算する速度演
    算器と、その運動速度の分散を演算する速度分散演算器
    と、生体内からの反射波の反射強度を演算する反射強度
    演算器と、これらの演算された結果を記憶し、画像処理
    する画像処理装置と、該画像処理装置によって処理され
    た画像信号を表示する表示装置からなることを特徴とす
    る超音波診断装置。
  3. (3)超音波パルスビームを一定の繰り返し周期で生体
    内に送波し、その反射波を受波し、その受波信号を増幅
    し、この増幅された受波信号を複数のチャンネルで同時
    に受波整相する並列受波装置と、送波繰り返し周波数の
    整数倍の周波数を有し、互いに複素関係にある一組の複
    素基準信号と増幅された受波信号とを混合して、受波信
    号を複素信号に変換する複素信号変換器と、生体内の動
    きの遅い部分、又は、固定部分からの信号を除去する帰
    還付多重消去型多チャンネル複素信号キャンセラと、前
    記複素信号から生体内運動部分の運動速度を演算する速
    度演算器と、その運動速度の分散を演算する速度分散演
    算器と、これらの演算された結果を記憶し、画像処理を
    行う画像処理装置と、該画像処理装置によって処理され
    た画像信号を表示する表示装置からなる超音波診断装置
    であって、前記生体内に打ち出した超音波パルスビーム
    の反射波を同時に並列受波した受波信号の重み付け演算
    を行う第1演算手段と、前記同時受波信号とこの受波信
    号の隣りの受波信号とによる重み付け演算を行う第2演
    算手段とからなる第1演算処理機構と、同時に並列受波
    した血流信号の重み付け演算を行う第3演算手段と、前
    記同時演算血流信号とこの信号の隣りの演算血流信号と
    による重み付け演算を行う第4演算手段とからなる第2
    演算処理機構を設けたことを特徴とする超音波診断装置
  4. (4)超音波パルスビームを一定の繰り返し周期で生体
    内に送波し、その反射波を受波し、その受波信号を増幅
    し、この増幅された受波信号を複数のチャンネルで同時
    に受波整相する並列受波装置と、送波繰り返し周波数の
    整数倍の周波数を有し、互いに複素関係にある一組の複
    素基準信号と増幅された受波信号とを混合して、受波信
    号を複素信号に変換する複素信号変換器と、生体内の動
    きの遅い部分、又は、固定部分からの信号を除去する帰
    還付多重消去型多チャンネル複素信号キャンセラと、前
    記複素信号から生体内運動部分の運動速度を演算する速
    度演算器と、その運動速度の分散を演算する速度分散演
    算器と、生体からの反射波の反射強度を演算する反射強
    度演算器と、これらの演算された結果を記憶し、画像処
    理を行う画像処理装置と、該画像処理装置によって処理
    された画像信号を表示する表示装置からなる超音波診断
    装置であって、前記生体内に打ち出した超音波パルスビ
    ームの反射波を同時に並列受波した受波信号の重み付け
    演算を行う第1演算手段と、前記同時受波信号とこの受
    波信号の隣りの受波信号とによる重み付け演算を行う第
    2演算手段とからなる第1演算処理機構と、同時に並列
    受波し演算した血流信号の重み付け演算を行う第3演算
    手段と、前記同時演算血流信号とこの信号の隣りの演算
    血流信号とによる重み付け演算を行う第4演算手段とか
    らなる第2演算処理機構を設けたことを特徴とする超音
    波診断装置。
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