JPH03188737A

JPH03188737A - 復調方式

Info

Publication number: JPH03188737A
Application number: JP1328824A
Authority: JP
Inventors: Hideho Tomita; 冨田　秀穂
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1989-12-18
Filing date: 1989-12-18
Publication date: 1991-08-16
Anticipated expiration: 2011-06-05
Also published as: JP2504243B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は低速度デジタル信号により位相変調された搬送
波信号を入力し、遅延検波方式により位相復調をおこな
う方式に関する。

（従来の技術）従来、低速のデジタル・データ信号により位相変調され
た信号を入力し、遅延検波、又はこれと等価な復調方式
として、第２図に示す遅延検波方式又は第３図に示す周
波数弁別器＋積分放電方式が用いられてきた。

第２図に示す方式は乗算器１０１．１０５．１０７．１
１２、フィルタ１０２．１０８、んつ変換器１０３．１
１０、ラッチ１０４．１１１、比較演算回路１０６、局
部発信器１０９により構成されている。この方式では、
デジタル位相変調された入力搬送波信号を乗算器１０１
．１０７、局部発信器１０９により直交ベースバンド信
号に変換し、フィルタ１０２．１０８、により帯域制限
した後、各チャンネルのベースバンド信号んＤ変換器１
０３．１１０、によりデジタル変換し、ラッチ１０４．
１１１、によりデータを−ボー区間だけ遅延させ、遅延
した信号と遅延しない信号を乗算器１０５．１１２、に
より乗じ、さらにその出力を比較演算回路１０６に入力
し、判定を行うことにより復調出力を得ている。

第３図に示す方式はリミッタ２０１、周波数弁別器２０
２、積分放電器２０３、判定器２０４により構成されて
いる。この方式では、デジタル位相変調された入力搬送
波信号をリミッタ２０１により振幅制限し、周波数弁別
器により位相の時間変化率に変換した後、この出力を積
分放電器２０３によリーボー区間積分し、−ボー区間に
おける位相変化を検出する。

この出力は複数の判定レベルを有する判定器に入力され
、データに変換される。

（発明が解決しようとする課題）従来の第２図に示す方式は回路も複雑であり部品点数が
多く、特に小型化が重要な携帯無線器などに適していな
い、又、第２図に示す方式はアナログ的な要素が多く、
直交各チャンネル間のバランス、直交性、など多くの調
整箇所を有する。

第３図に示す方式は一度微分した後再び積分し、位相レ
ベルに変換しているため、各素子の感度ばらつきを調整
する必要が有る。さらに第２図に示す方式は信号ベクト
ルのゼロ点付近通過時に、位相が急激に変化するため周
波数弁別器は非常に大きな出力を発生する必要が有る。

しかし、このような信号が入力された場合、通常の周波
数弁別器は周波数弁別範囲に限界が有り、積分器出力に
誤差を生じる。この特性は信号対雑音比が低下したとき
、及び、変調信号のベクトル軌跡がゼロ付近を通過する
場合、誤り率の劣化を生じる可能性が有る。

本発明はかかる点に着目し、デジタル信号により位相変
調された移動及び携帯無線受信機において小型、無調整
、集積化を図るための構成法を提供する。

（課題を解決するための手段）本発明は、ディジタル位相変調された信号を人力し、そ
の振幅をリミッタにより論理レベルに変換する手段と、
入力されたボー・タイミング信号を前記論理レベル信号
によりサンプルし同期化する手段と、入力搬送波周波数
と一定周波数関係にあるクロック信号をカウンタにより
分周する手段と、そのカウンタ出力を前記同期化された
信号によりランチする手段と、そのラッチした出力をさ
らに−ボー区間だけ遅延する手段と、前記遅延されたカ
ウンタ出力と遅延しないカウンタ出力を比較演算する手
段を有し、その比較演算結果により出力データを決定す
ることを特徴とする。

（作用）本方式では入力搬送波周波数の整数倍の基準クロックを
カウンタにより分周し、このカウンタの値を搬送波のゼ
ロ・クロッシングによりサンプルすることにより、デジ
タル的に搬送波の相対位相を計測する。この計測値を−
ボーだけ遅延させ、遅延無しの計測値と比較することに
より、差動復号をおこなう。この方式により回路のデジ
タル化が可能となり、装置の小型、無調整、集積化が図
れる。

（実施例）つぎに本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である
。実施例はリミッタ１と、同期化回路２と、発信器３と
、カウンタ４と、ラッチ５と、デイレ−６と、比較演算
回路７とを用いる。

受信信号としてｎ１４シフ）　ＱＰＳＫ信号を想定する
。入力された搬送波信号はりミッタ１、を用いて、振幅
が一定化される。一方、入力されたボー・タイミング信
号は同期化回路２によりリミットされ、論理レベルとな
った搬送波信号の立ち上りによりサンプルされる。この
結果サンプルされたボー・タイミング信号の立ち上がり
は搬送波のゼロ・クロッシングに一致する。発信器３の
発信周波数は搬送波周波数の整数倍に設定されているた
め、カウンタ４よりカウントダウンされた最終段カウン
タの出力周波数は入力周波数に一致する。カウンタ３の
出力値は同期化回路出力の立ち上りでラッチ５に記憶さ
れる。ラッチされた出力は、さらにデイレ−回路６に入
力され、同期化回路の出力の立ち上がりでデイレ−回路
に記憶される。ラッチ出力とデイレ−出力は比較演算回
路７に人力され、−ボー間の位相の変化によりデータが
検出される。発信器３の周波数を搬送波周波数に比べ十
分高く取れば、必要な位相計測の分解能を得ることが出
来る。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、ディジタル位相
変調された信号をディジタル回路により復調出来、回路
の小型、軽量、無調整化が可能となる。このため本方式
は軽量、小型化が非常に重要となる移動携帯無線受信器
に適している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図、第３図は
従来の方式の一例を示す系統図である。図において、１、２０１・・・リミッタ、２・・・同期化回路、３．
１０９・・・発信器、４・・・カウンタ、５．１０４．
１１１・・・ラッチ、６・・・デイレ−１７，１０６・
・・比較演算回路、１０１．１０５．１０７．１１２・
・・乗算器、１０２．１０８・・・フィルタ、１０３．
１１０・・・ん０変換器、２０２・・・周波数弁別器、
２０３・・・積分放電器、２０４・・・判定器。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ディジタル位相変調された信号を入力し、その振
幅をリミッタにより論理レベルに変換する手段と、入力
されたボー・タイミング信号を前記論理レベル信号によ
りサンプルし同期化する手段と、入力搬送波周波数と一
定周波数関係にあるクロック信号をカウンタにより分周
する手段と、そのカウンタ出力を前記同期化された信号
によりラッチする手段と、そのラッチした出力をさらに
一ボー区間だけ遅延する手段と、前記遅延されたカウン
タ出力と遅延しないカウンタ出力を比較演算する手段を
有し、その比較演算結果により出力データを決定する復
調方式。