JPH031875B2 - - Google Patents
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- JPH031875B2 JPH031875B2 JP63192453A JP19245388A JPH031875B2 JP H031875 B2 JPH031875 B2 JP H031875B2 JP 63192453 A JP63192453 A JP 63192453A JP 19245388 A JP19245388 A JP 19245388A JP H031875 B2 JPH031875 B2 JP H031875B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
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Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は情報読取装置における情報読取手段の
トラツキング制御装置に関し、特に情報トラツク
の飛越制御をなすためのトラツキング制御装置に
関する。
トラツキング制御装置に関し、特に情報トラツク
の飛越制御をなすためのトラツキング制御装置に
関する。
背景技術
ビデオデイスクの情報の記録方式の一例とし
て、円形デイスク盤面上にピツトと称されるへこ
み(凹部)を同心円状若しくはうず巻状トラツク
を形成するよう配列して設け、これらピツトの長
さ及び間隔によつて情報が記録される。
て、円形デイスク盤面上にピツトと称されるへこ
み(凹部)を同心円状若しくはうず巻状トラツク
を形成するよう配列して設け、これらピツトの長
さ及び間隔によつて情報が記録される。
当該デイスクからの情報の読取は、例えば光を
読取手段(ピツクアツプ)として用い、これをデ
イスクのピツトの有無によつて変調された記録面
からの反射光若しくは透過光を復調することによ
りなされる。かかる情報記録用デイスクの読取装
置においては、照射光がデイスクの情報トラツク
上を常に正確にトラツキングするように偏光用の
トラツキングミラーの回動を制御すべくいわゆる
トラツキングサーボ制御装置が設けられている。
読取手段(ピツクアツプ)として用い、これをデ
イスクのピツトの有無によつて変調された記録面
からの反射光若しくは透過光を復調することによ
りなされる。かかる情報記録用デイスクの読取装
置においては、照射光がデイスクの情報トラツク
上を常に正確にトラツキングするように偏光用の
トラツキングミラーの回動を制御すべくいわゆる
トラツキングサーボ制御装置が設けられている。
ここで、情報読取装置をスロー、スチール若し
くはフアースト再生に制御した場合は照射光は記
録トラツクを一定の周期毎に飛び越す必要が生じ
る。かかる場合の飛越制御の方法としてはトラツ
キングサーボループをオープン状態として、オー
プンと同時に照射光がトラツキングしていた記録
トラツクからこの照射光を離脱せしめるためにト
ラツキングミラーを急速に回動させて、次にトラ
ツキングすべき隣接トラツクへ照射を導入して再
びサーボループを閉状態とする(例えば、特開昭
53−13309号公報)。このとき飛越直前のトラツキ
ングミラーの回動速度やトラツクピツチ等には著
しい差異があるために、これら初期回動速度やピ
ツチ等のあらゆる条件に対して安定に飛越動作が
なされ、次のトラツクを正確にトラツキングする
ようにな制御が要求される。
くはフアースト再生に制御した場合は照射光は記
録トラツクを一定の周期毎に飛び越す必要が生じ
る。かかる場合の飛越制御の方法としてはトラツ
キングサーボループをオープン状態として、オー
プンと同時に照射光がトラツキングしていた記録
トラツクからこの照射光を離脱せしめるためにト
ラツキングミラーを急速に回動させて、次にトラ
ツキングすべき隣接トラツクへ照射を導入して再
びサーボループを閉状態とする(例えば、特開昭
53−13309号公報)。このとき飛越直前のトラツキ
ングミラーの回動速度やトラツクピツチ等には著
しい差異があるために、これら初期回動速度やピ
ツチ等のあらゆる条件に対して安定に飛越動作が
なされ、次のトラツクを正確にトラツキングする
ようにな制御が要求される。
発明の概要
従つて、本発明の目的は簡単な構成でスロー、
スチール若しくはフアースト再生時における読取
用ピックアツプ手段のトラツク飛越動作の制御を
安定にかつ確実に行うことのできる情報読取装置
のトラツキング制御装置を提供することである。
スチール若しくはフアースト再生時における読取
用ピックアツプ手段のトラツク飛越動作の制御を
安定にかつ確実に行うことのできる情報読取装置
のトラツキング制御装置を提供することである。
本発明のトラツキング制御装置は、記録煤体の
情報記録面の記録トラツク上をトラツキングする
ためのピックアツプ手段と、ピックアツプ手段の
情報検出点がトラツクの中心線から離れたことを
検出してその離間方向及び距離を表わす誤差信号
を発生する誤差信号発生手段と、誤差信号に応じ
て前記ピックアツプ手段の動きを制御するピック
アツプ駆動手段とを備えた情報読取装置における
トラツキング制御装置であつて、誤差信号発生手
段の後段に設けられた飛越指令信号に応じてトラ
ツキングサーボループを開閉するスイツチング手
段と、スイツチング手段が開動作したときにピッ
クアツプ手段を加速するための加速信号を駆動手
段に印加する加速信号発生手段と、スイツチング
手段の後段に設けられトラツキングサーボループ
内のスイツチング手段と駆動手段との間に設けら
れコンデンサを有してスイツチング手段の開時に
はスイツチング手段の開直前の誤差信号を保持し
かつ加速信号に重畳せしめるように駆動手段に印
加する信号保持手段とを含むことを特徴としてい
る。
情報記録面の記録トラツク上をトラツキングする
ためのピックアツプ手段と、ピックアツプ手段の
情報検出点がトラツクの中心線から離れたことを
検出してその離間方向及び距離を表わす誤差信号
を発生する誤差信号発生手段と、誤差信号に応じ
て前記ピックアツプ手段の動きを制御するピック
アツプ駆動手段とを備えた情報読取装置における
トラツキング制御装置であつて、誤差信号発生手
段の後段に設けられた飛越指令信号に応じてトラ
ツキングサーボループを開閉するスイツチング手
段と、スイツチング手段が開動作したときにピッ
クアツプ手段を加速するための加速信号を駆動手
段に印加する加速信号発生手段と、スイツチング
手段の後段に設けられトラツキングサーボループ
内のスイツチング手段と駆動手段との間に設けら
れコンデンサを有してスイツチング手段の開時に
はスイツチング手段の開直前の誤差信号を保持し
かつ加速信号に重畳せしめるように駆動手段に印
加する信号保持手段とを含むことを特徴としてい
る。
実施例
以下本発明について図面を用いて説明する。
第2図を参照するに、同図Aは互いに隣接する
ビデオトラツクY1及びY2と情報読取手段のピッ
クアツプ部となる照射光束(以下スポツトと称
す)との関係を示すもので、スポツトA及びBが
トラツキングサーボ用の誤差信号を発生し、スポ
ツトCが信号再生用として用いられる。同図Bは
これらスポツトA〜Cが図Aに示す一定の位置関
係を保つて第1のトラツクY1から第2のトラツ
クY2へ点線Dに示す軌跡に沿い飛び越す際の時
間tとスポツトA,Bの光量差(A−B)との関
係を示すものである。
ビデオトラツクY1及びY2と情報読取手段のピッ
クアツプ部となる照射光束(以下スポツトと称
す)との関係を示すもので、スポツトA及びBが
トラツキングサーボ用の誤差信号を発生し、スポ
ツトCが信号再生用として用いられる。同図Bは
これらスポツトA〜Cが図Aに示す一定の位置関
係を保つて第1のトラツクY1から第2のトラツ
クY2へ点線Dに示す軌跡に沿い飛び越す際の時
間tとスポツトA,Bの光量差(A−B)との関
係を示すものである。
従つてスポツトA,Bの反射光量をそれぞれ受
光素子により受光して、両出力の差を取れば、第
2図Bに示す波形と相似の信号出力が得られるこ
とになり、この信号(A−B)が照射光束とトラ
ツク中心線との難問方向及び距離に対応した誤差
信号となる。
光素子により受光して、両出力の差を取れば、第
2図Bに示す波形と相似の信号出力が得られるこ
とになり、この信号(A−B)が照射光束とトラ
ツク中心線との難問方向及び距離に対応した誤差
信号となる。
従つて、かかる第2図に示す如きスポツト光を
用いて本発明の一実施例が第1図に示すブロツク
として得られることになる。すなわちスポツトA
及びBをそれぞれ受光する光電変換素子1及び2
が設けられ、これら出力は差動アンプ3へ印加さ
れ、その出力に第2図Bに示した波形と等価な信
号(A−B)が得られることになる。この誤差信
号aは低域成分を強調しかつ位相遅れ補償を有す
る低域イコライザ4へ入力される。このイコライ
ザ4は図示する如く抵抗R1,R2及びコンデンサ
C1より成り、その振幅特性dB及び特性φは第3
図Aに示すように選定されている。
用いて本発明の一実施例が第1図に示すブロツク
として得られることになる。すなわちスポツトA
及びBをそれぞれ受光する光電変換素子1及び2
が設けられ、これら出力は差動アンプ3へ印加さ
れ、その出力に第2図Bに示した波形と等価な信
号(A−B)が得られることになる。この誤差信
号aは低域成分を強調しかつ位相遅れ補償を有す
る低域イコライザ4へ入力される。このイコライ
ザ4は図示する如く抵抗R1,R2及びコンデンサ
C1より成り、その振幅特性dB及び特性φは第3
図Aに示すように選定されている。
当該低域イコライザ4の出力はアンプ5を介し
て次段の高域イコライザ6へ印加されるが、この
イコライザの振幅特性dB及び特性φは第3図B
に示すように選定されており、もつて誤差信号の
高域成分が強調されかつ位相進み補償がなされ
る。高域イコライザ6の出力はアンプ7により増
幅され、その増幅出力gはトラツキングサーボル
ープの開閉をなすスイツチング回路8を介して第
2の低域イコライザ9へ入力される。このイコラ
イザ9の特性も第1の低域イコライザ4の特性と
大略同様選定されており、もつてイコライザ4,
6及び9の総合特性は第3図Cに示すようにな
る。このイコライザ9の出力hは帰還抵抗R7,
R8を有するトラツキングミラー駆動増幅器10
の非反転入力となつている。この駆動増幅器10
の出力によりミラー駆動コイル11が駆動されト
ラツキングミラー12の回動を制御することにな
る。なお、イコライザ9が信号保持手段である。
て次段の高域イコライザ6へ印加されるが、この
イコライザの振幅特性dB及び特性φは第3図B
に示すように選定されており、もつて誤差信号の
高域成分が強調されかつ位相進み補償がなされ
る。高域イコライザ6の出力はアンプ7により増
幅され、その増幅出力gはトラツキングサーボル
ープの開閉をなすスイツチング回路8を介して第
2の低域イコライザ9へ入力される。このイコラ
イザ9の特性も第1の低域イコライザ4の特性と
大略同様選定されており、もつてイコライザ4,
6及び9の総合特性は第3図Cに示すようにな
る。このイコライザ9の出力hは帰還抵抗R7,
R8を有するトラツキングミラー駆動増幅器10
の非反転入力となつている。この駆動増幅器10
の出力によりミラー駆動コイル11が駆動されト
ラツキングミラー12の回動を制御することにな
る。なお、イコライザ9が信号保持手段である。
誤差信号aはまたノイズ成分等を除去するロー
パスフイルタ構成の遅延回路13へ入力され、所
定時間だけ遅延された出力bが得られる。この遅
延出力は微分回路14により微分され、微分出力
Cは非反転入力が接地されたレベル比較器15の
反転入力となる。レベル比較器15の比較出力d
はリセツトパルス発生器16に印加されており、
このパルス発生器は比較出力dの立下り時にリセ
ツトパルスを発生するように構成されている。こ
のリセツトパルスは次段のセツトリセツトフリツ
プフロツプFF17のリセツト入力となつており、
そのセツト入力としては飛越指令信号すなわちサ
ーボループ開指令信号が用いられ、そのQ出力e
がサーボループ開閉スイツチング回路8を制御す
る。
パスフイルタ構成の遅延回路13へ入力され、所
定時間だけ遅延された出力bが得られる。この遅
延出力は微分回路14により微分され、微分出力
Cは非反転入力が接地されたレベル比較器15の
反転入力となる。レベル比較器15の比較出力d
はリセツトパルス発生器16に印加されており、
このパルス発生器は比較出力dの立下り時にリセ
ツトパルスを発生するように構成されている。こ
のリセツトパルスは次段のセツトリセツトフリツ
プフロツプFF17のリセツト入力となつており、
そのセツト入力としては飛越指令信号すなわちサ
ーボループ開指令信号が用いられ、そのQ出力e
がサーボループ開閉スイツチング回路8を制御す
る。
レベル比較器15の出力dはまたインバータ1
8により反転後クリヤパルス発生器19へ印加さ
れて、インバータ出力の立下り時にクリヤパルス
が発生される。このクリヤパルスは単安定マルチ
20のクリヤ入力となり、そのトリガ入力には先
のサーボループ開指令信号が印加され、そのQ出
力fが先のミラー駆動増幅器10の反転入力へ印
加され、ミラー12の加速信号パルスとなる。
8により反転後クリヤパルス発生器19へ印加さ
れて、インバータ出力の立下り時にクリヤパルス
が発生される。このクリヤパルスは単安定マルチ
20のクリヤ入力となり、そのトリガ入力には先
のサーボループ開指令信号が印加され、そのQ出
力fが先のミラー駆動増幅器10の反転入力へ印
加され、ミラー12の加速信号パルスとなる。
かかる回路ブロツクの動作を第4図に示す信号
波形を用いて説明する。尚、第4図において第1
図と同等符号波形は第1図のブロツクの同等部分
の波形を示している。先ず時刻T0において飛越
指令がなされてサーボループ開指令信号が発生さ
れると、FF17及び単安定マルチ20がそれぞ
れセツト及びトリガされて、各Q出力は低レベル
及び高レベルにそれぞれ遷移する。FF17の低
レベル出力eによりサーボループスイツチング回
路8は開となり、誤差信号の伝送を断としてサー
ボループをオープンにする。この状態はFF17
の出力eが再び高レベルになるまで持続する。
波形を用いて説明する。尚、第4図において第1
図と同等符号波形は第1図のブロツクの同等部分
の波形を示している。先ず時刻T0において飛越
指令がなされてサーボループ開指令信号が発生さ
れると、FF17及び単安定マルチ20がそれぞ
れセツト及びトリガされて、各Q出力は低レベル
及び高レベルにそれぞれ遷移する。FF17の低
レベル出力eによりサーボループスイツチング回
路8は開となり、誤差信号の伝送を断としてサー
ボループをオープンにする。この状態はFF17
の出力eが再び高レベルになるまで持続する。
単安定マルチ20の一定振幅の高レベル出力f
がミラー駆動アンプ10に印加され、もつてトラ
ツキングミラー12の回動を加速せしめることに
なる。このとき、ループスイツチ8とミラー駆動
アンプ10との間に設けられた低域イコライザ9
のコンデンサC3には、ループスイツチ8が開と
なる直前(T0直前)の誤差信号平均電圧が蓄電
されてホールドされているために、このホールド
出力に重畳されるように単安定マルチ20の加速
出力fがミラー駆動コイル11に印加されること
になり、よつてミラーはループオープン直前の位
置から次のトラツクY2(第2図参照)へ向つてス
ポツトが移動するように加速される。
がミラー駆動アンプ10に印加され、もつてトラ
ツキングミラー12の回動を加速せしめることに
なる。このとき、ループスイツチ8とミラー駆動
アンプ10との間に設けられた低域イコライザ9
のコンデンサC3には、ループスイツチ8が開と
なる直前(T0直前)の誤差信号平均電圧が蓄電
されてホールドされているために、このホールド
出力に重畳されるように単安定マルチ20の加速
出力fがミラー駆動コイル11に印加されること
になり、よつてミラーはループオープン直前の位
置から次のトラツクY2(第2図参照)へ向つてス
ポツトが移動するように加速される。
誤差信号aの遅延出力bの第1のピークを検出
すべく、微分出力Cのいわゆるゼロクロス時T1
におけるレベル比較出力dのレベル変化がインバ
ータ18により監視されており、この時刻T1の
インバータ18の出力の立下りにおいて、クリヤ
パルス発生器19によりクリヤパルスが発生され
て、単安定マルチ20の加速パルスfを終了せし
める。
すべく、微分出力Cのいわゆるゼロクロス時T1
におけるレベル比較出力dのレベル変化がインバ
ータ18により監視されており、この時刻T1の
インバータ18の出力の立下りにおいて、クリヤ
パルス発生器19によりクリヤパルスが発生され
て、単安定マルチ20の加速パルスfを終了せし
める。
ここで、第5図を参照すれば、aは飛越指令信
号発生時T0において誤差信号aが種々の極性及
び振幅を有する場合、すなわちミラーの飛越のた
めの加速をなす初速度がそれぞれ異なる場合のル
ープオープン時の誤差信号波形であり、bはそれ
に対応する加速パルスのfの波形である。図から
分るように初速度が零、正及び負であつても、そ
れぞれに対応して加速パルス幅が制御されること
になる。例えば、初速度が大のときは加速パルス
幅が小となり、また初速度が小のときは該パルス
幅が大となるから、誤差信号が第1のピークに達
した後はすべての場合においてほぼ一定の速度に
揃えられることになる。
号発生時T0において誤差信号aが種々の極性及
び振幅を有する場合、すなわちミラーの飛越のた
めの加速をなす初速度がそれぞれ異なる場合のル
ープオープン時の誤差信号波形であり、bはそれ
に対応する加速パルスのfの波形である。図から
分るように初速度が零、正及び負であつても、そ
れぞれに対応して加速パルス幅が制御されること
になる。例えば、初速度が大のときは加速パルス
幅が小となり、また初速度が小のときは該パルス
幅が大となるから、誤差信号が第1のピークに達
した後はすべての場合においてほぼ一定の速度に
揃えられることになる。
次に誤差信号aの遅延出力bの第2のピーク
が、微分出力cのゼロクロス時点T2においてレ
ベル比較器15の出力dの変化により再び検出さ
れ、この出力dの立下りにおいてリセツトパルス
発生器16によりリセツトパルスが発生される。
このリセツトパルスによりFF17がリセツトさ
れ、その出力eが高レベルに遷移してサーボルー
プスイツチが閉となる。従つて、このリセツトパ
ルスがサーボループ閉指令信号として用いられて
いることになる。
が、微分出力cのゼロクロス時点T2においてレ
ベル比較器15の出力dの変化により再び検出さ
れ、この出力dの立下りにおいてリセツトパルス
発生器16によりリセツトパルスが発生される。
このリセツトパルスによりFF17がリセツトさ
れ、その出力eが高レベルに遷移してサーボルー
プスイツチが閉となる。従つて、このリセツトパ
ルスがサーボループ閉指令信号として用いられて
いることになる。
この時点T2において、高域イコライザ6の増
幅出力gをみるに、この場合の誤差信号aの周波
数1は定常時のそれ0(ビデオデイスクが1800r.p.
mで回転する場合は約30Hzに)に比し極めて高い
ものであるから、この高域成分1(第3図参照)
に対しては高域イコライザ6の位相進み補償特性
が作用して入力信号aに対してその出力gは進み
位相を有することになり、よつて閉の瞬間T2に
おけるアンプ7の出力gは正極性を有し、この信
号がホールド手段としての低域イコライザ9のホ
ールド信号に加えられてミラー駆動アンプ10の
非反転端子へ印加される。よつてトラツクY2の
安定点へ向つて移動しているミラーには信号gの
振幅に応じたブレーキ力が作用しもつて安定点に
収束することになる。ここでもし高域イコライザ
6がない場合にはサーボループ閉の瞬間T2にお
いては誤差信号aは負極性のために、これがその
まま駆動アンプ10へ加わることになり、その結
果ミラーは再び加速され、安定点へ向つて収束す
ることは困難となるが、高域位相進み特性を有す
る高域イコライザよりなるいわゆるブレーキ信号
を発生する手段をループスイツチ8の直前に設け
ているので、安定点への収束が確実となる。
幅出力gをみるに、この場合の誤差信号aの周波
数1は定常時のそれ0(ビデオデイスクが1800r.p.
mで回転する場合は約30Hzに)に比し極めて高い
ものであるから、この高域成分1(第3図参照)
に対しては高域イコライザ6の位相進み補償特性
が作用して入力信号aに対してその出力gは進み
位相を有することになり、よつて閉の瞬間T2に
おけるアンプ7の出力gは正極性を有し、この信
号がホールド手段としての低域イコライザ9のホ
ールド信号に加えられてミラー駆動アンプ10の
非反転端子へ印加される。よつてトラツクY2の
安定点へ向つて移動しているミラーには信号gの
振幅に応じたブレーキ力が作用しもつて安定点に
収束することになる。ここでもし高域イコライザ
6がない場合にはサーボループ閉の瞬間T2にお
いては誤差信号aは負極性のために、これがその
まま駆動アンプ10へ加わることになり、その結
果ミラーは再び加速され、安定点へ向つて収束す
ることは困難となるが、高域位相進み特性を有す
る高域イコライザよりなるいわゆるブレーキ信号
を発生する手段をループスイツチ8の直前に設け
ているので、安定点への収束が確実となる。
発明の効果
以上詳述した如く、本発明においてはサーボル
ープスイツチの後段に信号保持手段が設けられて
いるので、サーボループを開とした時点に加速信
号と共に信号保持手段からサーボループ開直前の
誤差信号をピツクアツプ駆動手段に供給してピッ
クアツプ手段を加速せしめると共に、その信号保
持手段がサーボループ内における位相補償回路等
の特性補償用の回路としても作用する。よつて、
比較的簡単な構成でピックアツプ手段のトラツク
飛越動作が安定にかつ確実に行なわれると共に、
飛越後におけるピックアツプ手段の情報読取点の
トラツクへの収束が速やかに行なわれ、以後の安
定なサーボ動作が可能となる。
ープスイツチの後段に信号保持手段が設けられて
いるので、サーボループを開とした時点に加速信
号と共に信号保持手段からサーボループ開直前の
誤差信号をピツクアツプ駆動手段に供給してピッ
クアツプ手段を加速せしめると共に、その信号保
持手段がサーボループ内における位相補償回路等
の特性補償用の回路としても作用する。よつて、
比較的簡単な構成でピックアツプ手段のトラツク
飛越動作が安定にかつ確実に行なわれると共に、
飛越後におけるピックアツプ手段の情報読取点の
トラツクへの収束が速やかに行なわれ、以後の安
定なサーボ動作が可能となる。
尚、上記実施例においては、ピックアツプ手段
として光を用いたいわゆる光学式の場合を示した
が、静電的若しくは機械的なピックアツプを用い
た情報読取装置にも適用可能である。
として光を用いたいわゆる光学式の場合を示した
が、静電的若しくは機械的なピックアツプを用い
た情報読取装置にも適用可能である。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は誤差信号の発生原理を説明する図、第3
図A及びBは低域及び高域イコライザの特性図、
同図Cはイコライザの総合特性図、第4図及び第
5図は第1図の回路動作を示す各部波形である。 主要部分の符号の説明、4,9……低域イコラ
イザ、6……高域イコライザ、10……ミラー駆
動アンプ、13……遅延回路。
第2図は誤差信号の発生原理を説明する図、第3
図A及びBは低域及び高域イコライザの特性図、
同図Cはイコライザの総合特性図、第4図及び第
5図は第1図の回路動作を示す各部波形である。 主要部分の符号の説明、4,9……低域イコラ
イザ、6……高域イコライザ、10……ミラー駆
動アンプ、13……遅延回路。
Claims (1)
- 1 記録媒体の情報記録面の記録トラツク上をト
ラツキングするためのピツクアツプ手段と、前記
ピックアツプ手段の情報検出点が前記トラツクの
中心線から離れたことを検出してその離間方向及
び距離を表わす誤差信号を発生する誤差信号発生
手段と、前記誤差信号に応じて前記ピックアツプ
手段の動きを制御するピツクアツプ駆動手段とを
備えた情報読取装置におけるトラツキング制御装
置であつて、前記誤差信号発生手段の後段に設け
られ飛越指令信号に応じてトラツキングサーボル
ープを開閉するスイツチング手段と、前記スイツ
チング手段が開動作をしたときに前記ピックアツ
プ手段を加速するための加速信号を前記駆動手段
に印加する加速信号発生手段と、前記トラツキン
グサーボループ内の前記スイツチング手段と前記
駆動手段との間に設けられコンデンサを有して前
記スイツチング手段の開時には前記スイツチング
手段の開直前の前記誤差信号を保持しかつ前記加
速信号に重畳せしめるように前記駆動手段に印加
する信号保持手段とを含むことを特徴とする情報
読取装置におけるトラツキング制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63192453A JPS6446385A (en) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | Tracking controller in information reader |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63192453A JPS6446385A (en) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | Tracking controller in information reader |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6446385A JPS6446385A (en) | 1989-02-20 |
JPH031875B2 true JPH031875B2 (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=16291553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63192453A Granted JPS6446385A (en) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | Tracking controller in information reader |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6446385A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5226802A (en) * | 1975-08-21 | 1977-02-28 | Philips Nv | Device for reading diskklike recording carrier |
-
1988
- 1988-08-01 JP JP63192453A patent/JPS6446385A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5226802A (en) * | 1975-08-21 | 1977-02-28 | Philips Nv | Device for reading diskklike recording carrier |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6446385A (en) | 1989-02-20 |
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