JPH03187128A - マグネトロンの陰極構体 - Google Patents

マグネトロンの陰極構体

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JPH03187128A
JPH03187128A JP32371289A JP32371289A JPH03187128A JP H03187128 A JPH03187128 A JP H03187128A JP 32371289 A JP32371289 A JP 32371289A JP 32371289 A JP32371289 A JP 32371289A JP H03187128 A JPH03187128 A JP H03187128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
hole
molybdenum
stem
relay plate
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Pending
Application number
JP32371289A
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English (en)
Inventor
Toshio Ogura
利夫 小倉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はモリブデン製リードの使用量を節約しながら、
陰極フィラメントの耐振、耐衝撃性を向上させたマグネ
トロンの陰極構体に関する。
[従来の技術] マグネトロンに発振させたマイクロ波により食品を誘電
加熱する電子レンジは広く使用されているが、常に価格
の低減が厳しく要求されており、マグネトロンの陰極構
体についても、比較的高価なモリブデンの使用量を低減
して安価にするために、上エンドシールド、下エンドシ
ールドを介して、夫々、陰極フィラメントを支持するモ
リブデン製のセンタリードとサイドリードを、セラミッ
クス製ステムの管内側に突出させた2部分の管軸に直交
する平面夫々にメタライズして硬ろう付けしたリード中
継板夫々を介して管外用の鉄製リード夫々に接続した構
造が提案されている(例えば特開昭Go  55941
″;i)。
第2図はこのようなマグネトロンの陰極構体を示す斜視
図で、図中、1はモリブデン製のセンタリード、1aは
モリブデン製のサイドリード、2.2aはリード中継板
、3はセラミックス製のステム、6は1−リア入りタン
グステン線をヘリカルに巻き、表面に炭化処理をして電
子放出能力を高めたフィラメント、7は上エンドシール
ド、7aは下エンドシールドである。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記構造のマグネトロンは振動や衝撃によって
陰極フィラメントCが断線し易いことが判った。モリブ
デン製のセンタリードl、サイドリード1aは中継板2
.2aを貫通ずる個所で貫通孔周縁の短い円筒部に嵌合
し、此処で中継板に硬ろう付けされ、中継板2.2aを
センタリード1、サイドリード1aが貫通する個所のス
テム3の管内側には第3図に示すような有底孔が設けら
れており、モリブデン製リードの端部は此の有底孔内部
に孔の内壁に接触しないで自由に動けるように、中継板
によって支持される設計になっていた。断線した試料を
多数調査した結果、第3図に示すように、中継板2.2
aをステム3の管軸に直交するメタライズした平面に硬
ろう5によりろう付けする際に、硬ろう5の余剰分9が
、ステム3の管内側に設けた有底孔4の内部に流れ込み
有底孔4の壁面とモリブデン製リード(例えばセンタリ
ードl)の端部との間を埋めて、リードの端部を動けな
くしていることが原因と推定された。
そのため、当初は有底孔4は、単に、モリブデン製リー
ドの外径より直径の大きい通常の円筒状に形成されてい
たが、上記原因が推定されるに及んで、孔の入口に図示
のように大きな面取りを施した。しかし、それでも未だ
第3図に示すようになる場合があって、有底孔入口の面
取りだけでは不十分であることが判った。
本発明は上記のような従来の陰極構体の問題点を解決し
た。モリブデン製リードの使用旦を節約しながら、振動
や衝撃によって陰極フィラメントが断線し難いマグネト
ロンのII3極構体を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明においては。
上エンドシールド、下エンドシールドを介して、夫々、
陰極フィラメントを支持するモリブデン製のセンタリー
ドとサイドリードを、セラミックス製ステムの管内側に
突出した2部分の管軸に直交する平面夫々にメタライズ
して硬ろう付けしたリード中継板夫々を介して管外用の
鉄製リード夫々に接続したマグネトロンの陰極構体にお
いて、上記モリブデン製リードを夫々上記中継板の貫通
孔周縁のモリブデン製リードと嵌合する短い円筒部に硬
ろうで固着し、また中継板を貫通したモリブデン製リー
ドの端部を大々ステムの管内側に穿設した有底孔内に自
由に動けるように放置し、かつ中継板貫通孔の周囲に環
状リブを管内側へ突出させて中継板のステム側リブ裏面
に上記有底孔よす大径の環状凹部を形成させ、中継板を
上記ステム突出部に硬ろう付けする際に余剰の硬ろうを
上記環状凹部に捕捉させて有底孔内に侵入させず、モリ
ブデン製リードを中継板との前記硬ろう付け部を介して
中継板のみによって支持させるようにした。
[作用] 本発明は上記のように、耐振、耐衝撃試験を行った際に
フィラメントが断線した試料を調査した結果に基づいて
着想されたものである。ろう付けの際、余剰のろうによ
って、モリブデン製リード端部がステムの孔の内部深く
でも固定されれば、陰極系の共振周波数が高くなること
が考えられる。
しかし、実際には、例えば4501(zから470)1
zに上昇する程度であって、共振周波数の上昇に什う加
速度の増加などだけに起因するとは思われない、更に、
実際には、中継板は板g 0 、25 rm程度のフッ
−二(Fe−Niよりなる溶封用合金)で製作するが、
この板厚が薄い方が断線率が低くなることも判った。従
って、この薄い中継板が、振動、[に対して何等かの緩
衝作用を行っているものと考えられる9 [実施例] 第1図は本発明一実施例の要部断面図である。
モリブデン製のセンタリード1はセラミックス製ステム
3に設けた有底孔4の中に0山に動けるように中11板
5だけによって支持されている。中継板5をステム3の
管軸に直交するメタライズ面にろう付けするための硬ろ
う5の余剰分は、中継板5の貫通孔の周囲に管内側へ突
出させた環状リブ8の裏面に形成された環状凹部に捕捉
されて有底孔4の内部に侵入しない。従って第3図に示
した従来の場合のように5センタリード1の端部が有底
孔の内部の深いところで孔の内壁に固着されることもな
い。なお、中継板5の貫通孔周縁の短い円筒部でセンタ
リードlは中継板5に硬ろう付けされているが、ここで
は、ろう付けされるものが双方とも金属よりなる嵌合部
であるから、ろう量は図示する程ではない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、モリブデン製リー
ドの使用量を節約しながら、振動や衝撃によって陰極フ
ィラメントが断線し難いマグネトロンの陰極構体が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第工図は本発明一実施例の要部断面図、第2図は直接I
nを支持するモリブデン製リードと管外用鉄製リードと
をステムの管内側の面にろう付けした中継板を介して接
続してモリブデン使重量節約を図ったマグネトロン陰極
構体の斜視図、第3図は従来のマグネトロン陰極構体の
不具合な状態を説明する図である。 1・・・センタリード、  1a・・・サイドリード、
2.2a・・・中継板、  3・・・ステム、 4・・
・有底孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、上エンドシールド、下エンドシールドを介して、夫
    々、陰極フィラメントを支持するモリブデン製のセンタ
    リードとサイドリードを、セラミックス製ステムの管内
    側に突出した2部分の管軸に直交する平面夫々にメタラ
    イズして硬ろう付けしたリード中継板夫々を介して管外
    用の鉄製リード夫々に接続したマグネトロンの陰極構体
    において、上記モリブデン製リードを夫々上記中継板の
    貫通孔周縁のモリブデン製リードと嵌合する短い円筒部
    に硬ろうで固着し、また中継板を貫通したモリブデン製
    リードの端部を夫々ステムの管内側に穿設した有底孔内
    に自由に動けるように放置し、かつ中継板貫通孔の周囲
    に環状リブを管内側へ突出させて中継板のステム側リブ
    裏面に上記有底孔より大径の環状凹部を形成させ、中継
    板を上記ステム突出部に硬ろう付けする際に余剰の硬ろ
    うを上記環状凹部に捕捉させて有底孔内に侵入させず、
    モリブデン製リードを中継板との前記硬ろう付け部を介
    して中継板のみによって支持させるようにしたことを特
    徴とするマグネトロンの陰極構体。
JP32371289A 1989-12-15 1989-12-15 マグネトロンの陰極構体 Pending JPH03187128A (ja)

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JP (1) JPH03187128A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009205949A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Panasonic Corp マグネトロン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009205949A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Panasonic Corp マグネトロン

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