JPH02197046A - マイクロ波管の電子銃 - Google Patents

マイクロ波管の電子銃

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JPH02197046A
JPH02197046A JP1673289A JP1673289A JPH02197046A JP H02197046 A JPH02197046 A JP H02197046A JP 1673289 A JP1673289 A JP 1673289A JP 1673289 A JP1673289 A JP 1673289A JP H02197046 A JPH02197046 A JP H02197046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode
wehnelt
brazing
electron gun
microwave tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP1673289A
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English (en)
Inventor
Masaaki Takahashi
雅明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロ波管の電子銃に関し、特にカソード
とウェネルトの構造に関する。
(従来の技術〕 従来、この種のマイクロ波管の電子銃は、例えば第3図
に示すように、含浸形カソード1と銅の如き金属からな
るウェネルト14は、モネル等の金属からなるカソード
支持部品17及び熱シールド16と溶接またはろう付に
よって組合わされ、電子ビームの集束が最適になるよう
なウェネルトの角部とカソード端部間の距19G及びウ
ェネルト内径部と、カソード外径部の隙間ρの寸法が得
られるようにした構造となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のマイクロ波管の電子銃は、第4図に示す
ようにウェネルト14と含浸カソード1との間に隙間i
か存在するために、カソード1の側面から放射される電
子がアノード電位に引張られて軌道1つに示すように隙
間(からアノード側へ出てきてカソード電流の一部とな
る。含浸形カソードの場合、基体金属である多孔質のタ
ングステンに電子放出材料を含浸させであるので、側面
からの電子放出は避けられない。カソード径が大きい場
合は相対的に側面からの放射電流のカソード電流に対す
る割合が小さいので実用上問題にならないが、カソード
径が3北以下になると相対的に側面からの放射電流の割
合が大きくなって、これがビーム透過を悪化させる原因
として無視できなくなるという欠点がある。又、電子銃
に加わる振動1衝撃によってカソードとウェネルトが偏
心することによりビーム透過が悪化する場合があるとい
う欠点もある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、電子を放出するカソードと電子ビームを制御
するウェネルトを有するマイクロ波管の電子銃において
、少くとも電子ビームの放出側に面した表面にメタライ
ズ処理を施し金属の被膜を有するセラミックスからなる
ウェネルトと、そのウェネルトとろう付によって接合さ
れた含浸形カソードとを有することを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。第1図
は本発明の第1の実施例の縦断面図である。含浸形カソ
ード1はウェネルト2と嵌合ろう付するための段を有し
ており、電子ビームの放射面の外径とウェネルトの内径
がぴったり嵌合するようになっている。ウェネルト2は
、例えばアルミナのようなセラミックスからなり、その
表面(図の斜線部)にメタライズ処理を施し金属被膜を
形成し、ウェネルト2と含浸形カソード1はろう付によ
り組合わされる。このとき最適のビーム集束が得られる
ウェネルトの各部とカソード端部間の距離Gが決められ
る。カソード1はカソード支持部品3と熱シールド4に
溶接又はろう付により結合され、更に封入板5に溶接又
はろう付により結合されている。
本実施例ではカソード1とウェネルト2の間に半径方向
の隙間が無いために、カソード側面からの電子放射が無
くなり、ビーム透過特性の悪化を招くことが無い上に、
振動1衝撃によってカソードがウェネルトに対して偏心
することも無い。
第2図は本発明の第2の実施例の縦断面図である。含浸
形カソード1はアルミナのようなセラミックスからなる
ウェネルト11にろう付されている。ウェネルト11の
表面全体にメタライズ処理が施され、金属被膜が形成さ
れている。ウェネルト1]、はウェネルト支持部品13
にろう付され、ウェネルト支持部品13は熱シールド1
2と封入板5に溶接又はろう付により固定されている。
この実施例ではウェネルトを支持することによってカソ
ードを支持するので、第1の実施例のように直接カソー
ドを支持するよりカソードの安定性が良いという利点が
ある。
なお、アルミナの熱伝導率は銅の約1/2oであるから
、ウェネルト支持部品13でウェネルト11とカソード
を支持してもカソード温度が従来例と比べて低下する心
配は無い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、表面にメタライズ処理を
施し金属被膜を形成したセラミックスからなるウェネル
トと含浸形カソードをろう付により組合せることにより
、ウェネルトとカソードの間の半径方向の隙間を無くし
、カソード側面からの電子放射を無くすことができるの
で、側面からの電子放射によるビーム透過特性の悪化を
完全に無くすことができる効果がある。更に、振動、衝
撃によるカソードのウェネルトに対する偏心も無くなる
ため、安定したビーム透過特性が得られるという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の縦断面図、第2図は本
発明の第2の実施例の縦断面図、第3図は従来例の縦断
面図、第4図は従来例のビーム軌道を示す図である。 1・・・含浸形カソード、2,11・・・セラミックス
製ウェネルト、3,17・・・カソード支持部品、4.
12.16・・・熱シールド、5・・・封入板、6・ア
ノード、7・・・ヒータ、8,9.10・・・セラミッ
クス製真空外囲器、13.15・・・ウェネルト支持部
品、14・−・金属製ウェネルト、18・・・カソード
前面からの電子放射、19・・・カソード側面がらの電
子放射。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電子を放出するカソードと電子ビームを制御するウエネ
    ルトを有するマイクロ波管の電子銃において、表面にメ
    タライズ処理を施し金属の被膜を有するセラミックスか
    らなるウエネルトと、そのウエネルトとろう付によって
    接合された含浸形カソードとを有することを特徴とする
    マイクロ波管の電子銃。
JP1673289A 1989-01-25 1989-01-25 マイクロ波管の電子銃 Pending JPH02197046A (ja)

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JP1673289A JPH02197046A (ja) 1989-01-25 1989-01-25 マイクロ波管の電子銃

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JPH02197046A true JPH02197046A (ja) 1990-08-03

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