JPH0410334A - マグネトロン - Google Patents

マグネトロン

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JPH0410334A
JPH0410334A JP11004890A JP11004890A JPH0410334A JP H0410334 A JPH0410334 A JP H0410334A JP 11004890 A JP11004890 A JP 11004890A JP 11004890 A JP11004890 A JP 11004890A JP H0410334 A JPH0410334 A JP H0410334A
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metal piece
metal
choke
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annular plate
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Tomokatsu Oguro
友勝 小黒
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特定周波数の高調波の漏洩伝播を抑制するた
めに、マイクロ波出力部にチョークを設けたマグネトロ
ンの、容易に製造できるようにした構造および其の製造
方法に関する。
[従来の技術] 従来のマグネトロンは第2図に示すような構造をしてい
た。陰極部1は、アルミナセラミックス製の絶縁体2と
、これを貫通して設けられたモリブデン等の高融点金属
からなる陰極サポート3゜4と、この陰極サポート3,
4に固着されたモリブデン製のエンドシールド5.6及
び此のエンドシールド5.6により支持された陰極フイ
ラメンドアなどから構成されている。また、前記陰極フ
ィラメント7の周囲には、放射状に配設されたベイン8
を陽極円筒9に支持させた陽極部が設けられ、これらの
ベイン8と陽極円筒9によりマイクロ波の空洞共振器を
構成している。陽極円筒9の外周には、複数枚の冷却フ
ィン10を有する。陽極円筒9の上下には磁極11が設
けられ、陰極フィラメント7とベイン8の間に形成され
る作用空間に、ヨーク12.13と共同して永久磁石1
4.15による磁束を導き適度の管軸方向磁界を作用空
間に形成する。陽極空洞共振器に発生するマイクロ波電
力はベイン8の一つに接続された出力導体16を通じて
出力部17に導かれ、外部に取り出される。また、前記
陰極サポート3.4は金属ワッシャ18を介して絶縁体
2の下面にろう付は固着され、絶縁体2の上側周縁端面
ば、陽極円筒9にろう付は固着された封着金属体19に
ろう付は固着されて真空気密に保持されている。出力部
17は一端が陽極円筒9の上端部に固着され、他端が出
力側絶縁体20に固着された封着金属体21と前記出力
導体16とでいわゆる同軸構造を形成しており、封着金
属体21は同軸構造の外部導体の、また出力導体16は
同軸構造の内部導体の役割をなすように構成されている
。封着金属体21の内部には円環板状部と其の中央開口
の周囲から出力導体16と同軸に延在する円筒部を有す
る金属片22.23が配設されている。出力導体16は
更に上部へ伸び前記円筒状出力側絶縁体20の内部を通
り、一端が出力側絶縁体に気密に固着された金属製の排
気管支持体24Aに支持された排気管24Bの封止切り
部に接続されている。25は金属のカバーで、前記排気
管支持体24Aの外周部に圧入等の方法で固着されてお
り、真空排気管の端部である排気管24Bの鋭い封止切
り端部を守ると共に外部へのマイクロ波電波の放射を効
率的に行う役割を持っている。封着金属体21と金属片
22.23とで形成された空間26.27は特定の高調
波に対する所謂1/4波長の空洞共振器を構成しており
、特定の高調波が出力部を通って外部へ漏洩するのを抑
制するチョーク作用を担っている(例えば特開昭63−
261651号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] チョークを形成する金属片22.23は、其のチョーク
作用を有効にするために、円環板状部の開口の周囲から
出力導体と同軸に延在する内側円筒部の径は両金属片そ
九ぞ九で略等しく設計されている。従来は、組立てして
ろう付けする都合から金属片22の内径を金属片23の
内径より僅かに小さく(約1mn1)設定し、第3図に
示すように、治具30の円柱部33.34を金属片22
.23の開口に通しながら、治具30の段部により金属
片22.23を支持させ、ろう付けを行うようにしてい
た。しかし組立治具30の段部31は比較的大きな面積
を有するため、金属片23を安定に支持してろう付けす
ることが出来るが、段部32は、金属片22.23の開
口の径の寸法差が小さいため極めて面積が小さく、金属
片22を安定に支持することが困難である。何回も治具
を繰り返して用いていると治具が摩耗して、金属片22
.23の関係位置がずれてしまい、良好な不要波抑制効
果を示さないものが生じて来るようになる。
治具30の円柱部33.34の径寸法も金属片22.2
3とのガタが極力小さくなるように設定されるため、組
立時の作業性も悪くなっている。
本発明は上記従来のような問題が生じないようにした。
出力部にチョークが設けであるマグネトロン、特に複数
のチョークがある場合に、組立作業が容易で、しかも特
性良好な製品が得られるようにしたマグネトロンと其の
製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的と達成するために本発明においては、マイクロ
波電力を外部へ導出する内部導体と外部導体とよりなる
同軸構造の出力部を有し、この出力部に、更に、外部導
体内壁に周縁部が接合し内外導体に直交する導電性円環
板状部と、此の円環板状部中央開口の周囲から内、外部
導体と同軸に延在する導電性円筒部とを付加して、特定
周波数高調波伝播抑制用チョークとして作用する空洞共
振器を1個以上付設したマグネトロンにおし)て、上記
円環板状部周縁部を外部導体内壁面に強制嵌合させ、更
に硬ろう付けにより完全に接合させるようにした。更に
組立作業を容易にするためしこ、チョークをなす空洞共
振器の相互に強制嵌合させる部材、即ち円環板状部の周
縁部と外部導体内壁面の、少なくとも強制嵌合部分に、
溶融すれlf硬ろう材として作用する金属で、予め、め
っきを施しておき、強制嵌合させた後、両者の相対位置
を上記嵌合によって保持させなから嵌合部を加熱して上
記めっきを溶融させ、両者を電気的に完全し;接合する
ようにした。
[作用] 上記のようにすれば、チョークを形成させるための金属
片は、外部導体に一旦強制嵌合させてしまえば、金属片
の外部導体に対する相対位置番よ其の侭に保持され1通
常の取扱では変わらなし1力)ら、ろう付は作業は容易
に行うことができる。し力1も本発明では、予め、ろう
付けすべき両部材すなわち外部導体と金属片の双方の強
制嵌合させる表面に、やや厚めに、溶融すれば硬ろうと
して作用する金属をめっきしておいて、強制嵌合させて
から。
その嵌合部を加熱して上記めっきした金属を溶融させる
ことにより強制嵌合部を更にろう付けして電気的に完全
に接合させるようにしているから、良好なチョーク作用
が得られる。また、複数のチョークを設ける場合に、一
つのチョーク用金属片を外部導体に強制嵌合させてから
、次のチョーク用金属片を所定の位置に強制嵌合により
固定させることが出来るから、複数のチョーク用金属片
の中央開口部の直径に差をつける必要はなく、チョーク
として最も良好な特性が得られるように自由に設計する
ことが出来る。また従来のような治具は使用しないから
、治具の摩耗の問題も生ぜず、ろう付は時に硬ろうの薄
片などを用いずに済むから組立時の総部品点数が減少し
1組立自動化も容易となり1作業工数も減少する。しか
も、外部導体に対するチョーク用各金属片の関係位置を
正確に決められるから、チョーク特性も良好である。
[実施例] 第1図(、)は本発明の第1実施例出力部の縦断面図で
ある。金属片2゛2aの円環板状部の周縁部には封着金
属体21(外部導体)に嵌合する管軸方向にかなり長い
円筒部分22Aが形成されている。
このような金属片22aを用いると、この金属片の下方
に更に金属片23aを強制嵌合させたとき、金属片23
aの肩の部分が金属片22aの円筒部分22Aの下端に
突き当たって位置決めされる。
このような本発明に係るチョークでは、金属片22a、
23aの開口部径(内部円筒径)を自由に設計できるの
で、特性上から最も良いチョーク寸法を選択することが
できる。なお、両金属片には予めやや厚目に銅、または
銀のめっきを施しておき、嵌合部を加熱して此のめつき
層を溶融させ、強制嵌合部のろう付けを行わせる。
第1図(b)は本発明の第2実施例出力部の縦断面図で
ある。此の実施例では、封着金属体21aは、上方円筒
部21Aの直径が下方円筒部21Bの直径よりも小さく
なっている。先ず円筒部21Aに嵌合する金属片22b
を上方円筒部21Aの肩に達するまで強制圧入して位置
決め嵌合させ、次にやや大径の嵌合部を有する金属片2
3aを下方円筒部21Bの肩(上下円筒部境界の段部)
に達するまで強制圧入して位置決め嵌合させる。この実
施例に用いる金属片22bは第1実施例の金属片22a
よりも大径の円筒部の管軸方向の長さが短いだけ製作が
容易である。
第1図(c)は本発明の第3実施例出力部の縦断面図で
ある。此の実施例では、封着金属体21に先ず第2実施
例の場合と同様な金属片22bを封着金属体21の肩に
達するまで強制圧入したのち、治具を用いて金属片23
を封着金属体21の中に支持しながら金属片23の円環
板状部の周縁を金属体21の内壁にろう付けしたもので
ある。両チョーク用金属片22b、23の内径を全く自
由にすることができ、最も良いチョーク寸法を選択する
ことが出来る。
なお、本発明の実施に際し、チョーク用金属片の外側円
筒部にスリットを設け、強制圧入時の圧入力を低減して
も良く、また逆に封着金属体の円筒部に軸方向のダボ呂
しをして圧入を容易にしても良い。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、特定周波数の不要
高調波の漏洩を抑制するチョークを容易に、しかも正確
な位置、姿勢に配設することが可能になり、性能価格比
の高いマグネトロンを製造することが8来るようになる
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)、(c)は夫々本発明の第1〜3
実施例出力部の縦断面図、第2図は従来のマグネトロン
の縦断面図、第3図は従来のマグネトロンの出力部縦断
面図である。 17・・・出力部、 21・・・封着金属体、 22.
22a、22b、23.23 a−チョーク用金屓片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、空洞共振器群を設けた陽極部で発生するマイクロ波
    電力を外部へ導出するために、内部導体と外部導体より
    なる同軸構造の出力部を有し、この出力部に、更に、外
    部導体内壁に周縁部が接合し内外部導体に直交する導電
    性円環板状部と、此の円環板状部中央開口の周囲から内
    、外部導体と同軸に延在する導電性円筒部とを付加して
    、特定周波数高調波伝播抑制用チョークとして作用する
    空洞共振器を、1個以上付設したマグネトロンにおいて
    、上記円環板状部の周縁部が外部導体内壁面に強制嵌合
    され、更に硬ろう付けにより完全に接合されていること
    を特徴とするマグネトロン。 2、チョークをなす空洞共振器の相互に強制嵌合させる
    部材、即ち円環板状部の周縁部と外部導体内壁面の、少
    なくとも強制嵌合部分に、溶融すれば硬ろう材として作
    用する金属で、予め、めっきを施しておき、強制嵌合さ
    せた後、両者の相対位置を上記嵌合によって保持させな
    がら嵌合部を加熱して上記めっきを溶融させ、電気的に
    完全に接合するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のマグネトロンの製造方法。
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