JPH0318603Y2 - - Google Patents

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JPH0318603Y2
JPH0318603Y2 JP12653085U JP12653085U JPH0318603Y2 JP H0318603 Y2 JPH0318603 Y2 JP H0318603Y2 JP 12653085 U JP12653085 U JP 12653085U JP 12653085 U JP12653085 U JP 12653085U JP H0318603 Y2 JPH0318603 Y2 JP H0318603Y2
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JP
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key cylinder
switch
panel
stator
attached
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JP12653085U
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JPS6236154U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両のサイドドアやバツクドアのパ
ネルに取付けられたキーシリンダに関する。
〔従来の技術〕
車両への不正解錠を検出し、アラームやライト
の点滅により異常を知らせる装置が取付けられた
車両においては、使用者がこの装置を作動させず
に解錠する場合、先ずキーによりキーシリンダを
解錠すると、キーシリンダの後部に取付けられた
スイツチにより解錠が正常に起なわれているかど
うかが検出される。しかしこのような構造では、
キーシリンダをドアへ組付ける組付作業性の向上
の目的から、スイツチはパネルのキーシリンダ取
付穴よりも小さくする必要があるため、不正使用
者がキーシリンダを引抜き、配線を短絡すること
により使用者と同様の信号を出して不正解錠する
恐れがある。特開昭58−176367号には、これを防
止するための専用のスイツチを追加した装置が開
示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来のキーシリンダ引抜き時に警報等
を発する装置が取付けられた車両のキーシリンダ
スイツチは、第4図に図示されているようにリテ
ーナ31によつてキーシリンダ4が取付けられ、
キーシリンダ4とリテーナ31のいずれか一方に
は雄コネクタ33が他方には雌コネクタ32が取
付けられ、雄コネクタ33と雌コネクタ32が分
離されると警報を発するアラーム回路34が設け
られている。この装置により不正解錠の可能性は
少なくなつたが、構造が複雑なため組付作業性が
悪くなり、また部品点数の増加や新規配線等が必
要なことからコストアツプが大きいという問題点
が生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のキーシリンダスイツチは、キーシリン
ダのローターケースの外側に、パネルのキーシリ
ンダ保持穴内径より大きい外径をもつ可撓性リツ
プを端部に突設したスイツチの固定子の脚部が装
着されている。
したがつて、不正使用者が不正に解錠しようと
してキーシリンダを抜出しても、スイツチはドア
の中に残り、外側から操作できなくなることによ
り専用の引抜き検出スイツチを取付けることなく
盗難防止性能が向上され、また、組付に際して
は、リツプが可撓性であることから、スイツチを
キーシリンダに取付けてからドアに組付けること
ができるので組付作業性が悪くなることはなく、
これらによつてコストも低減される。
〔実施例〕
次に本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
第1図は、本考案のキーシリンダスイツチの一
実施例の構造を示す一部断面図、第2図、第3図
は、それぞれキーシリンダとスイツチの斜視図で
ある。キーシリンダ4は、パネル1の取付穴2に
リテーナ3によつて取付られている。キーシリン
ダ4は、ローターケース17とリターンスプリン
グ20とキー15によつて回転するローター16
およびローター16の回転により不図示のロツク
を解錠するキーシリンダレバ19を備え、またロ
ーターケース17の両外側にはスイツチ7の固定
子8の脚部9の結合穴11が装着される溝5およ
び突起6が備えられている。スイツチ7は、固定
子8と、その外径からキーシリンダ4の外側に沿
つて軸方向に延び取付穴11によつてキーシリン
ダ4のローターケース16の溝5、突起6に結合
し、さらに延びて先端に可撓性リツプ10を有
し、かつその先端部18の外径が、パネル1の取
付穴2の内径よりも大きい脚部9と、キー15を
回転することによつて回転される回転子12を有
し、回転子12が回転すると、不図示のスイツチ
接点が通電され、不図示のコンピユータと接続す
るハーネス13および14を有している。
キーシリンダ4とスイツチ7が組立てられ、こ
れをパネル1に取付ける場合、キーシリンダ4の
ローターケース17の溝5および突起6に、結合
穴11を介して取付けられたスイツチ7の固定子
8の両側の脚部9の端部に設けられた可撓性のリ
ツプ10の先端部18が、可撓性であることから
内側に変形してパネル1の取付穴2を容易に通り
抜け、キーシリンダ4の鍔部がパネル1の外面に
接触したところでリテーナ3により固定される。
いま、使用者が、キー15をキーシリンダ4に
差し込んで解錠すると、キーシリンダ4のロータ
16が回転してキーシリンダレバー19を介して
不図示のロツクが解錠され、同時にスイツチ7の
回転子12が回転するので不図示のスイツチ接点
が通電され、ハーネル13,14を介して不図示
のコンピユータにより正規の解錠か否かが判定さ
れ、正規のものと判定されればそのまま解錠れ
る。
また、車外より不正な方法によりリテーナ3を
外してキーシリンダ4が引抜かれた場合には、可
撓性リツプ10の先端部18がパネル1の取付穴
2の内径より大きいので引抜くことができず、こ
れを無理に引き抜こうとすると固定子8の脚部9
の取付穴11がキーシリンダ4のローターケース
17の溝5と突起6から外れて外方に拡げられ、、
スイツチ7がドア内に落下するのでスイツチ7を
室外に取出すことは不可能となり正規と同じ様な
解錠は不可能となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、不正解錠時に警
報を発する装置を設けたキーシリンダーのロータ
ーケースにスイツチが取付けられたキーシリンダ
のスイツチの固定子の脚部の先端に、ドアパネル
のキーシリンダ取付穴の内径よりも外径が大きい
可撓性のリツプを設けることにより、たとえ不正
な方法でキーシリンダが引抜かれてもスイツチは
車内に残り、警報を発しない不正解錠が防止さ
れ、かつ、部品点数も少なく新規配線等も必要と
せず、さらに組付が容易なことからコスト低減に
寄与するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のキーシリンダスイツチの構
造を示す一部断面図、第2図および第3図は、そ
れぞれキーシリンダおよびスイツチの外観を示す
斜視図、第4図は、従来の盗難防止用キーシリン
ダの構造の一例を示す側面図である。 1……パネル、2……取付穴、3……リテー
ナ、4……キーシリンダ、5……溝、6……突
起、7……スイツチ、8……固定子、9……脚
部、10……リツプ、11……結合穴、12……
回転子、13,14……ハーネス、15……キ
ー、16……ロータ、17……ローターケース、
18……リツプの先端部、19……キーシリンダ
レバー、20……リターンスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リテーナによつてパネルに保持され、不正解錠
    時に警報を発する装置を設けた車両の正規解錠検
    出用キーシリンダスイツチにおいて、 キーシリンダのローターケースの外側に、パネ
    ルのキーシリンダ保持穴内径より大きい外径をも
    つ可撓性リツプを端部に突設したスイツチの固定
    子の脚部が装着されたことを特徴とするキーシリ
    ンダスイツチ。
JP12653085U 1985-08-21 1985-08-21 Expired JPH0318603Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12653085U JPH0318603Y2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21

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JP12653085U JPH0318603Y2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21

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Publication Number Publication Date
JPS6236154U JPS6236154U (ja) 1987-03-03
JPH0318603Y2 true JPH0318603Y2 (ja) 1991-04-19

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ID=31020416

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JP12653085U Expired JPH0318603Y2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730849Y2 (ja) * 1991-09-13 1995-07-19 ジーエスケー販売株式会社 スイッチ付き錠
JPH089328Y2 (ja) * 1993-08-26 1996-03-21 株式会社ダイワロックス シリンダ錠及びこれに用いるスイッチ部品

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Publication number Publication date
JPS6236154U (ja) 1987-03-03

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