JPH03185853A - 樹脂封止型半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

樹脂封止型半導体装置及びその製造方法

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JPH03185853A
JPH03185853A JP32379989A JP32379989A JPH03185853A JP H03185853 A JPH03185853 A JP H03185853A JP 32379989 A JP32379989 A JP 32379989A JP 32379989 A JP32379989 A JP 32379989A JP H03185853 A JPH03185853 A JP H03185853A
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sealed semiconductor
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Masatake Nanbu
正剛 南部
Yutaka Okuaki
奥秋 裕
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、樹脂封止型半導体装置、特に高速・高周波等
の半導体素子を搭載し、放熱効果を有する半導体パッケ
ージに関する。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、例えば特開昭6
0−263449号に記載されるものがあった。
第3図はかかる従来の樹脂封止型半導体装置の断面図、
第4図は従来の樹脂封止型半導体装置の熱放散の状態を
示す断面図である。
これらの図において、lはリード、2は半導体チップが
固着される(放熱)基板、3は半導体チップ、4はワイ
ヤ、5は封止樹脂、6は放熱用金属片である。
これらの図に示すように、半導体チップ3の搭載側の熱
伝達スピードを上げるため、封止樹脂5中に放熱用金属
片6を設ける。このような構成によれば、半導体チップ
3より発生した熱は、封止樹脂5中を伝わり、放熱用金
属片6に到達する。
そして、放熱用金属片6内の熱伝達スピードが速いため
、これが発熱源のようになり、更に外傷の封止樹711
5に熱を伝達するため放熱を行うことができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の樹脂封止型半導体装置におい
ては、半導体チップ3の上部に設けられる放熱用金属片
6は、封止樹脂5中に浮いた状態でモールドされている
そこで、放熱用金属片6を取り付けるには、その作業性
、接続強度、封止樹脂の充填性等を考慮しなければなら
ず、従来、これらの点についてコスト的にも技術的にも
満足できるものではなかった。
本発明は、上記問題点を除去するために、放熱板の脚片
を各インナリードに対応して絶縁性物質を介して接続し
、放熱性の優れた樹脂封止型半導体装置及びその製造方
法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を遠戚するために、リードフレーム
を有し、半導体素子の樹脂封止を行う半導体装置におい
て、前記リードフレームのインナリード部に、絶縁物質
を介して固定搭載される脚片を有する放熱板を設けるよ
うにしたものである。
また、リードフレームを有し、半導体素子の樹脂封止を
行う半導体装置の製造方法において、前記リードフレー
ムのインナリード部に絶縁性物質を形成する工程と、該
絶縁性物質上に放熱板の脚片を接触させ、樹脂封止され
る半導体素子上に前記放熱板を被着させる工程と、該放
熱板を埋設するように樹脂封止を行う工程とを施すよう
にしたものである。
(作用) 本発明によれば、上記のように、樹脂封止型半導体装置
の内部に脚片を有する放熱板を埋設し、その放熱板の脚
片を各インナリードの対応する箇所に絶縁性物質を介し
て接続するので、放熱板を介して半導体素子から発生す
る熱の放熱性を向上させることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示す樹脂封止型半導体装
置の要部拡大斜視図、第2図は第1図のA−A線断面図
である。
これらの図に示すように、半導体素子12は、アイラン
ド11上に樹脂ペースト等の固着剤によって固定されて
いる。インナリード13は外方に向かって放射状に形成
されると共に、その内方端と半導体素子12の外部引出
電極(@示なし)とが金属細線14によって配線接続さ
れている。放熱板15は半導体素子12を覆い、かつそ
の脚片16は絶縁性物質17を介してインナリード13
の所定位置に接続される。前記金属細線14は放熱板1
5に接触しない程度の高さに配線され、もちろん放熱板
15の高さ(半導体素子12との隙間)もできるだけ高
くなるように設計されている。前記放熱板15としては
銅、金。
銀等の伝熱性の良い金属が好適である。放熱板15は、
それ自身がパッケージの中に入ること、放熱板15を打
ち抜き曲げ加工されること、及びその取扱性等を鑑み、
その厚さは限定しないが、比較的薄い方がよく、概ね0
.15m+程度が好適である。li片16の高さも前述
した通り、パッケージ内の種々の部材形状や、封止樹脂
18の外部からの機械的強度等を考慮して決定されるが
、インナリード13と封止樹脂18外殻との寸法が1.
6m程度、金属細線14の高さがインナリード13又は
アイランド11表面から0.2〜0.3am程度である
ので、概ね0.85g+a程度の内側高さ寸法で形成さ
れる。放熱板15は、各材質の表面をメツキ加工するこ
とにより形成してもよい、この放熱板15の高さを保持
する脚片16は、各インナリード13と接触するが、電
気的にはエポキシ樹脂等の絶縁性物質17で絶縁固定さ
れている。
脚片16の形状は、以下に示すように、種々の変形が可
能である。
第5図は本発明の第2実施例を示す樹脂封止型半導体装
置の放熱板の脚片の拡大斜視図である。
この図に示すように、放熱板20の脚片21は、インナ
リード13との接触部がインナリード13に沿って延び
ているので、接触による伝導熱、即ち半導体素子からの
発熱を、放熱板20を通してインナリード13に伝達す
ることができる。これにより、放熱効率の向上を図るこ
とができると共に、接続強度の向上も図ることができる
。なお、22は脚片21とインナリード13の接触部に
形成される絶縁物質である。
第6図は本発明の第3実施例を示す樹脂封止型半導体装
置の放熱板の脚片の拡大斜視図である。
この図に示すように、放熱板30の脚片31には、イン
ナリード13との接触部に円弧状の窪み部32が形成さ
れている。また、インナリード13の所定位置には、ス
クリーン印刷により樹脂33が形成されている。従って
、放熱板30をインナリード13に搭載するにあたり、
脚片31の先端部が曲面加工されているので、一種のセ
ルフアライメントによる位置決めを行うことができる。
また、その位置決めを正確に行うことができる。
第7図は本発明の第4実施例を示す樹脂封止型半導体装
置の放熱板の脚片の拡大斜視図である。
この図に示すように、放熱板40の脚片41には、イン
ナリード13との接触部に凹形状の窪み部42を形成す
るようにしたので、インナリード13の横ずれを防止で
きると共に、所定の位置以外には放熱板40が搭載でき
ないことから、正確な位置出しを行うことができる。当
然インナリード13と放熱板40の脚片41間には絶縁
物を介在させる。
第8図は本発明の第5実施例を示す樹脂封止型半導体装
置の放熱板の脚片の拡大斜視図である。
この図に示すように、放熱板部分50と窪み部52を有
する脚片部51とを分割加工し、これらをA部で溶接或
いは接着することにより固定する。従って、寸法精度の
向上を図ることができると同時に直角度の安定化をも図
ることもがきる。
第9図は本発明の第6実施例を示す樹脂封止型半導体装
置の放熱板の脚片の拡大斜視図である。
この実施例においては、放熱板60の脚片61の鉤部6
2に、インナリード13の厚さと同程度のスリット62
aが形成されている。そこで、この鉤部62をインナリ
ード13の各リード間に位置決めして、回転させると、
鉤部62がインナリード13をくわえ込む形となり、放
熱板60の固定が簡略化される。
第1O図は本発明の第7実施例を示す樹脂封止型半導体
装置の放熱板の脚片の拡大斜視図である。
この実施例においては、放熱板70の脚片71の先端部
に凹んだ挟み部72が形成されており、その挟み部72
をインナリード13上に位置決めして上から押すことに
より、凹んだ挟み部72がインナリード13をくわえ、
強嵌合により固定される。つまり、脚片71の先端部に
はインナリード13よりも狭い寸法で凹んだ挾み部72
が形成され、その内部が広くなっているため、インナリ
ード13をくわえて固定される。
なお、これらの実施例において、放熱板と脚片とはプレ
ス等によって打ち抜き曲げ加工することにより、一体内
に製造してもよいし、第8図に示すように、放熱板部と
脚片とを別々に加工して後で一体に組み立てるようにし
てもよい。
また、放熱板の中央部は平板でもよいが、凹凸加工、パ
ンチング加工することにより放熱面積を増大させるよう
に構成してもよい。更に、放熱板に波板状の加工を施す
ようにしてもよい。
更に、前記した絶縁性物質は、脚片の先端部に予め形成
することもできるし、予定されるインナリードの上に印
刷などにより予め形成しておくこともできる。
上記実施例では、第2図に示すように、各インナリード
と放熱板は接触している。ここで、放熱板に取り付けら
れた脚片の取付角度を略封止樹脂18外殻の傾斜角度と
したので、放熱板の外部面の封止樹脂18の厚さが均一
化し、放熱性が均一化されると同時に内部の容積も増加
し、取付作業を容易に行うことができる。
また、封止工程の金型内において、金型と放熱板との隙
間が一定しているので、樹脂の流れが均一化し、充填性
が向上する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、放熱板
を各インナリードに接触させて搭載したので、半導体素
子からの発熱を各リードに効率良く伝導させることがで
き、放熱効果の向上を図ることができる。
また、絶縁性物質を介して放熱板を各インナリードに接
触させることができ、その搭載も容易に、しかも正確に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す樹脂封止型半導体装
置の要部拡大斜視図、第2図は第1図のA−A線断面図
、第3図は従来の樹脂封止型半導体装置の断面図、第4
図は従来の樹脂封止型半導体装置の熱放散の状態を示す
断面図、第5図は本発明の第2実施例を示す樹脂封止型
半導体装置の放熱板の脚片の拡大斜視図、第6図は本発
明の第3実施例を示す樹脂封止型半導体装置の放熱板の
脚片の拡大斜視図、第7図は本発明の第4実施例を示す
樹脂封止型半導体装置の放熱板の脚片の拡大斜視図、第
8図は本発明の第5実施例を示す樹脂封止型半導体装置
の放熱板の脚片の拡大斜視図、第9図は本発明の第6実
施例を示す樹脂封止型半導体装置の放熱板の脚片の拡大
斜視図、第10図は本発明の第7実施例を示す樹脂封止
型半導体装置の放熱板の脚片の拡大斜視図である。 11・・・アイランド、12・・・半導体素子、13・
・・インナリード、14・・・金属細線、15.20.
30.40.60.70・・・放熱板、16.21.3
1.41.61.71・・・脚片、17゜22・・・絶
縁性物質、18・・・封止樹脂、32.42.52・・
・窪み部、33・・・樹脂、50・・・放熱板部分、5
1・・・脚片部、62・・・鉤部、62a・・・スリッ
ト、72・・・凹んだ挟み部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リードフレームを有し、半導体素子の樹脂封止を
    行う半導体装置において、 前記リードフレームのインナリード部に絶縁物質を介し
    て固定搭載される脚片を有する放熱板を具備することを
    特徴とする樹脂封止型半導体装置。
  2. (2)請求項1記載の樹脂封止型半導体装置において、
    前記放熱板の脚片の側面形状が略L字状であることを特
    徴とする樹脂封止型半導体装置。
  3. (3)請求項1記載の樹脂封止型半導体装置において、
    前記放熱板の脚片の先端は前記インナリード部の横断方
    向に窪み部を有することを特徴とする樹脂封止型半導体
    装置。
  4. (4)請求項1記載の樹脂封止型半導体装置において、
    前記放熱板の脚片の先端部を鉤状加工してなることを特
    徴とする樹脂封止型半導体装置。
  5. (5)請求項1記載の樹脂封止型半導体装置において、
    前記放熱板の脚片の先端部に前記インナリードに強嵌合
    する凹んだ挟み部を形成したことを特徴とする樹脂封止
    型半導体装置。
  6. (6)請求項1記載の樹脂封止型半導体装置において、
    前記放熱板の脚片の傾斜角度は封止樹脂外殻の傾斜角と
    略同一であることを特徴とする樹脂封止型半導体装置。
  7. (7)リードフレームを有し、半導体素子の樹脂封止を
    行う半導体装置の製造方法において、(a)前記リード
    フレームのインナリード部に絶縁性物質を形成する工程
    と、 (b)該絶縁性物質上に放熱板の脚片を接触させ、樹脂
    封止される半導体素子上に前記放熱板を被着させる工程
    と、 (c)該放熱板を埋設するように樹脂封止を行う工程と
    を有する樹脂封止型半導体装置の製造方法。
  8. (8)リードフレームを有し、半導体素子の樹脂封止を
    行う半導体装置の製造方法において、(a)放熱板の脚
    片に絶縁性物質を形成する工程と、(b)前記リードフ
    レームのインナリード部に前記放熱板の脚片を接触させ
    、樹脂封止される半導体素子上に前記放熱板を被着させ
    る工程と、 (c)該放熱板を埋設するように樹脂封止を行う工程と
    を有する樹脂封止型半導体装置の製造方法。
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