JPH03185590A - 取扱装置の筐体構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、各種取引処理装置を含む取扱装置に係り、特
にＣＲＴ　（ブラウン管）または液晶を使用したタッチ
パネル付表示器の筐体構造の改良に関する。

（従来の技術） 従来のＣＲＴ付現全現金自動取引装置そのフロントパネ
ル周辺の筺体構造は、第１０図側面図（ａ）、正面図（
ｂ）に示すように、フロントパネルが上部パネルｌと操
作パネル２の２つの部°分に分割されており、ＣＲＴま
たは液晶を使用したタッチパネル付表示器５は下部側の
操作パネル２に固定されている構造である。

（発明が解決しようとする課題） このため、上記従来技術は、フロントパネルの製作に多
くの加工工数を必要とし、また、下部側の操作パネル２
は、表示器５の取付けのために補強部材を設けて所要の
強度を保持する必要があった。また、ＣＤＭ　（現金払
出部）またはＢＲＭ（紙幣回収部）１０を引出して、点
検や保守作業を実施する際には、第１０図に示すように
操作パネル２が上方に跳ね上がった状態では、表示器５
が見難くパネルの操作も非常に困難であるという問題点
があった０本発明は、上記の問題点に鑑み、構造が簡易
で、保守点検時の操作性のよい取扱装置の筐体構造を提
供することを目的としてなされたものである。

（課題を解決するための手段） 上記の目的は、開閉可能な操作パネルに表示部を備えた
取扱装置の操作パネルと表示器の支持部材とが別体に構
成された取扱装置の筐体構造によって達成される。

（作用） 上記の構成により、構造が簡単になり、操作パネルに負
荷される荷重は減少し強度的な不安が解消され、かつ操
作パネルを回動することにより開放し、ＣＤＭを点検す
る時にも操作者による表示器の確認が容易である。

（実施例） 本発明の一実施例を図面と共に説明する。

（第１実施例〉 第１図は本発明に係る現金自動取引装置の筐体構造の一
実施例を示す側面１ｍ　（ａ）および正面図（ｂ）であ
る０本実施例では、またフロントパネルは従来の上部パ
ネルと一体化した操作パネル１１として示され、表示器
５はＣＲＴを図示しである０表示器５は、第２図に示す
ようにＣＲＴ固定金具６を介し操作パネル１１とは別体
のＣＲ７回動レバー７によって、回動自在に筐体本体４
に取付けられ、さらに、回動レバー７はガススプリング
８によって矢印Ａ方向に付勢されている。

操作パネル１１を開放すると、これと連動してガススプ
リング８が動作し、回動レバー７を矢印Ａ方向に付勢し
て跳ねあげる０図示を省略するが、本実施例は、操作パ
ネル１１と回動レバー７を連動させ、回動レバー７また
は操作パネル１１に緩衝用の弾性手段を付設してもよい
、また、操作パネル１１とは連動せず、単独に回動レバ
ー７が動作する構成でもよい。

（第２実施例） 第３図、第４図は本発明の第２実施例を示し、第５図は
その拡大斜視図である０表示器５は、ＣＲＴ固定金具６
およびＣＲ７回動レバー７に対して、２組の回動軸９．
９の回りに回動可能の構成を備えており、かつまた、図
示しない回動固定手段によって、ＣＲＴ回動レバーに対
して任意の角度で固定させることができる０回動固定手
段は、摩擦ブレーキ若しくは角度限定用ストッパビンを
ＣＲＴ固定金具６とＣＲ７回動レバー７との間に設けれ
ばよい、これにより、表示器５は第３図または第４図の
ように、点検時に点検者に好適な角度に傾けて向きを調
整することができる。

「第３実施例） 第６図は本発明の第３実施例を示し、第７図はその拡大
斜視図である０表示器５は操作パネル１１が開放された
とき、矢印Ｂ方向に移動する。

ＣＲＴ固定金具６に固定された表示器５は、ガススプリ
ング８を介して筐体本体４に固定され、第７図に示す矢
印Ｂ方向に付勢されるように支持されている。表示器５
の上記移動は、第１実施例に準するものとし、操作パネ
ル１１と連動する構成でも、単独に動作させる構成でも
よい。

（第４実施例） 第８図は本発明の第４実施例を示し、第９図はその拡大
斜視図である。第３実施例と同様に、表示器５は矢印Ｂ
方向に移動した時点で、点検者が操作に好適な角度に任
意に回動可能な構成を有するもので、本実施例において
も第２実施例に準じた回動固定手段を併設している。

請求項１および請求項２における支持部材とは、例えば
、第２図実施例におけるＣＲＴ固定金具６、ＣＲ７回動
レバー７、ガススプリング８、回動軸９を含むものであ
る。

また、上記各実施例の表示器５は、ＣＲＴの使用に係る
ものを図示したが、表示器５はＣＲＴに限定されない、
しかし、液晶を使用した表示器の場合には、上記各実施
例−のほか、請求項３に記載のように、操作パネルと一
体の支持部材に設けた表示器を、該支持部材に対して移
動可能に係着する構成であっても差し支えない。

（発明の効果） 本発明の実施により、フロントパネルの構造が簡易化さ
れ、操作パネルに負荷される荷重が概ね１／２に減少し
補強材の必要がなくなるから、原価低減に効果をもたら
すと共に、筐体内部の保守点検作業の際にも、表示器の
確認と操作パネルの操作が容易になる等の効果を奏する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る現金自動取引装置の筐体構造の第
１実施例を示す図、第２図は第１実施例のブラウン管支
持部の拡大斜視図、第３図、第４図は本発明に係るブラ
ウン管支持部の第２実施例を示す図、第５図は第３１！
Ｉ、第４図実施例の拡大斜視図、第６図は本発明に係る
ブラウン管支持部の第３実施例を示す図、第７図は第６
図実施例の拡大斜視図、第８図は本発明に係るブラウン
管支持部の第４実施例を示す図、第９図は第８図実施例
の拡大斜視図、第１Ｏ図は従来の現金自動取引装置の筐
体構造を示す図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、開閉可能な操作パネルに表示器を備えた取扱装置の
   筐体構造において、前記操作パネルと前記表示器の支持
   部材とが別体に構成されていることを特徴とする取扱装
   置の筐体構造。 ２、前記表示器が前記支持部材に対して単独に移動可能
   に係着されていることを特徴とする請求項１に記載の取
   扱装置の筐体構造。 ３、開閉可能な操作パネルに表示器を備えた取扱装置の
   筐体構造において、前記操作パネルと一体の支持部材に
   設けた表示器を備え、該表示器が前記支持部材に対して
   移動可能に係着されていることを特徴とする取扱装置の
   筐体構造。 ４、前記表示器は、前記支持部材に対して回動可能に係
   着されていることを特徴とする請求項３に記載の取扱装
   置の筐体構造。 ５、前記表示器は、前記支持部材に対して直線移動可能
   に係着されていることを特徴とする請求項３に記載の取
   扱装置の筐体構造。 ６、前記表示器は、移動した位置に固定する手段を具有
   することを特徴とする請求項３に記載の取扱装置の筐体
   構造。