JPH0318439Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0318439Y2
JPH0318439Y2 JP1987011918U JP1191887U JPH0318439Y2 JP H0318439 Y2 JPH0318439 Y2 JP H0318439Y2 JP 1987011918 U JP1987011918 U JP 1987011918U JP 1191887 U JP1191887 U JP 1191887U JP H0318439 Y2 JPH0318439 Y2 JP H0318439Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
conveyor belt
pulley
pulleys
feeding device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987011918U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62157737U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987011918U priority Critical patent/JPH0318439Y2/ja
Publication of JPS62157737U publication Critical patent/JPS62157737U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0318439Y2 publication Critical patent/JPH0318439Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、原稿を複写機などの原稿セツト面
上に自動的に給送する原稿給送装置に関する。
〔従来の技術〕
一般にこの種の装置は複写機などの原稿セツト
面上に無端の搬送ベルトを張設し、この搬送ベル
トの摩擦で原稿セツト面上に原稿を搬送してい
る。
この搬送ベルトは原稿セツト面(通常はガラス
質材)より相当大きい摩擦係数を有し、かつ白色
であることが要求されることから、布基体のネオ
プレンゴム(商品名ハイパロン)、ポリエステル
プロピレンゴム等極めて軟質なゴム素材を使用し
ている。このため、このベルト張りが不均一とな
り、原稿セツト面にアンバランスにフイツトして
原稿が送られなかつたり、曲がつて搬送されたり
する恐れがある。
そこで従来、この搬送ベルトを両端で支持して
いるプーリ間に複数列のプレスローラを配置し、
搬送ベルト全体が原稿セツト面に均一にフイツト
するようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、プレスローラを必要以上に多数列に亘
つて配置すると、騒音や振動が著しく、使用者に
脅威感を与える欠点がある。
また、プレスローラを多数配置すれば装置重量
が増大し、、原稿セツト面を解放するために原稿
給送装置を扉状に開閉する操作が困難で、かつコ
ストも高くなる。
従つて、プレスローラの数は少ない程、また軽
量な程、騒音が少なくスムーズな原稿給送とな
る。このため、原稿の搬送力を考慮してプレスロ
ーラの数を最少限度とすることが騒音、重量、コ
ストの面から好ましいが次の欠点がある。
つまり、プレスローラを極力少なくした場合、
搬送ベルトの入口側プーリと出口側プーリとの部
位で原稿との係合が他の部分に比べて弱くなる。
このため、曲率の大きいプーリと原稿セツト面
との間に間隙が生じ、入口側プーリから原稿先端
が進入した際、原稿先端に十分な搬送力が伝わら
ず、原稿後端をフイードローラ等で強制的に送り
込んだ場合、この部位で原稿詰まりを引き起こす
恐れがあり、特に先端がカールした原稿ではこの
部位での原稿詰まりが頻発する。
同じく出口側プーリの部位で原稿に十分な搬送
力が伝わらないと、複写後の原稿の排出が確実に
行えない。
〔考案の目的〕
この考案は、原稿セツト面に沿つて原稿を確実
に搬送することができると共に、騒音や振動が少
なくスムーズな原稿給送が可能な原稿給送装置を
得ることを目的とする。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例について、図面を参
照して説明する。
〈構成〉 第1図のように本体装置例えば複写機本体1に
は原稿セツト面2が設けられている。この複写機
本体1の内部には通常の複写光学系が内蔵されて
いる。
上記原稿セツト面2は透明ガラス質材で構成さ
れ、原稿のセツト基準が原稿幅方向中央(センタ
基準)に設定されている。
このような原稿セツト面2上には、原稿台1
1、搬送ローラ12、給紙経路13、搬送枠3を
備えた原稿給送装置が載置されている。
そして原稿セツト面2上に左右一対の入口側プ
ーリ5と出口側プーリ6とが搬送枠3に軸承さ
れ、プーリ5,6間に最大原稿より幅広の搬送ベ
ルト4が架け渡してある。
この搬送ベルト4はテトロンとビニロン若しく
はこれらを組み合わせて編成した基体にウレタン
ゴムを含浸させたもので、従来のハイパロンを使
用したベルトに比べ、硬質で剛性に富んだベルト
である。
この搬送ベルト4の内側には、搬送ベルト4を
原稿セツト面2に押圧するプレスローラ7が、原
稿の搬送方向に少なくとも3列この実施例では4
列7a,7b,7c,7d、かつ原稿の幅方向に
4列、即ち原稿のセツト基準を中心に左右2列ず
つ対称に配置され、更に複数サイズの原稿例えば
8a,8b,8c,8dを搬送するようになつて
いる。
そして、これらのプレスローラ7a,7b,7
c,7dをベルト搬送方向に最小原稿(図示のも
のはJIS規格A6サイズを第2図のように縦長方向
に搬送する)8aの搬送方向長さより短い間隔l2
で配置してある。
また各プレスローラ7a,7b,7c,7dは
軸9に嵌合してあり、各プレスローラ7a,7
b,7c,7dの軸方向間隔l1を最小原稿8aの
幅より狭い間隔に配置してある。
更に、プーリ5,6と原稿セツト面2との間に
間隙16,17が生じるように、プレスローラ7
a,7b,7c,7dをプーリ5,6よりも原稿
セツト面2側へ突出させてある。
また、搬送ベルト4の入口側プーリ5に隣接し
たプレスローラ7aと出口側プーリ6に隣接した
プレスローラ7dとの搬送ベルト4に対する押圧
力を、他のプレスローラ7b,7cの押圧力より
大きくしてある。
尚、搬送ベルト4の入口側プーリ5には、駆動
モータ15が連結してある。また複写基準位置に
は図示してない規制ストツパが設けられている。
更に、出口側プーリ6の外側には、排紙スタツカ
10が設けられている。
〈動作〉 上記のような構成において、この原稿給送装置
14は次のように動作する。
尚、搬送ベルト4は原稿セツト面2上に摺接し
ているが、その中央部が最もたるんで、プーリ
5,6に近接した部位に比べ、原稿セツト面2に
強くフイツトする傾向がある。このため、プーリ
5,6に隣接したプレスローラ7a,7dを中央
部に位置するプレスローラ7b,7cに比べ押圧
力を強くしてあるから、搬送ベルト4の習性をプ
レスローラ7a,7dで修正して搬送ベルト4全
体が原稿セツト面2にほぼ均一にフイツトしてい
る。
このような状態において、原稿台11から給紙
経路13を介して供給された原稿は、モータ15
の駆動により回転する入口側プーリ5と原稿セツ
ト面2との間に進入する。この原稿の先端はプレ
スローラ7aによつて搬送ベルト4と強く係合
し、その搬送力で原稿セツト面2に支障なく引き
込まれる。
この原稿は少なくとも搬送方向の1箇所をプレ
スローラ7に押圧されて原稿セツト面2上を搬送
され、その幅方向(搬送直角方向)を必ず左右2
個以上のプレスローラ7で押圧されて搬送され
る。
そして、この原稿は複写基準位置に設けられた
図示しない規制ストツパで停止セツトされる。
複写終了後にはこの規制ストツパが退避して搬
送ベルト4が回転する。これにより原稿セツト面
2上の原稿は、出口側プーリ6に隣接するプレス
ローラ7dによつて搬送ベルト4と強く係合し、
原稿セツト面2上から排紙スタツカ10へ確実に
排出される。
〈実施例の効果〉 上記実施例によれば、左右一対のプーリ5,6
間に張設した搬送ベルト4をプーリ5,6に隣接
したプレスローラ7a,7dで強く押圧し、中央
部のプレスローラ7b,7cで弱く押圧するよう
にしたので、中央部で弛む傾向にある搬送ベルト
4を修正して全長に亘つて均一な係合条件で原稿
セツト面2上にフイツトさせることが可能で、特
に必要以上に強く押圧して騒音や振動を引き起こ
す恐れがなく、スムーズな原稿の給送が可能であ
る。
また、入口側プーリ5の部位から進入した原稿
先端は、この部位のプレスローラ7aで確実に搬
送ベルト4の搬送力を付与され、原稿詰まりを招
くことが少ない。
更に、出口側プーリ6の部位から排出される原
稿もこの部位のプレスローラ7dで強く搬送力を
付与されて、確実に排出することが可能である。
〔変形例〕
以上、この考案の一実施例について説明した
が、この考案は前記実施例に限定されるものでは
なく、例えば前記実施例では原稿のセツト基準と
して、原稿の幅方向中央を基準にセツトするセン
タ基準のものを示したが、これは原稿の片側側縁
を基準にセツトする片側基準のものであつても良
い。
〔考案の効果〕
以上要するにこの考案は、本体装置の原稿セツ
ト面上に、この原稿セツト面上を搬送される最大
原稿より幅広の搬送ベルトを一対のプーリ間に張
設して載置した原稿給送装置において、前記搬送
ベルトを原稿セツト面に押圧するプレスローラを
原稿搬送方向に3個以上設け、前記一対のプーリ
に隣接する搬送方向両端のプレスローラの前記搬
送ベルトに対する押圧力を、中間のプレスローラ
の押圧力よりも大きくしたので、左右一対のプー
リ間に張設した搬送ベルトをプーリに隣接したプ
レスローラで強く押圧し、中央部のプレスローラ
で弱く押圧し、中央部で弛む傾向にある搬送ベル
トを修正して全長に亘つて均一な係合条件で原稿
セツト面上にフイツトさせることが可能で、特に
必要以上に強く押圧して騒音や振動を引き起こす
恐れがなく、スムーズな原稿の給送が可能であ
る。
また、入口側プーリの部位から進入した原稿先
端は、この部位のプレスローラで確実に搬送ベル
トの搬送力を付与され、原稿詰まりを招くことが
少ない。
更に、出口側プーリの部位から排出される原稿
もこの部位のプレスローラで強く搬送力を付与さ
れて、確実に排出することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示し
たもので、第1図が全体説明図、第2図が原稿と
プレスローラとの関係を示す説明図である。 1……複写機本体、2……原稿セツト面、3…
…搬送枠、4……搬送ベルト、5,6……プー
リ、7,7a,7b,7c,7d……プレスロー
ラ、11……原稿台、13……給紙経路、14…
…原稿給送装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体装置の原稿セツト面上に、この原稿セツ
    ト面上を搬送される最大原稿より幅広の搬送ベ
    ルトを一対のプーリ間に張設して載置した原稿
    給送装置において、前記搬送ベルトを原稿セツ
    ト面に押圧するプレスローラを原稿搬送方向に
    3個以上設け、前記一対のプーリに隣接する搬
    送方向両端のプレスローラの前記搬送ベルトに
    対する押圧力を、中間のプレスローラの押圧力
    よりも大きくしたことを特徴とする原稿給送装
    置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の原稿給
    送装置において、前記プレスローラは前記プー
    リよりも前記原稿セツト面側に突出し、前記原
    稿セツト面と前記プーリとの間に間隙を形勢し
    ていることを特徴とする原稿給送装置。
JP1987011918U 1987-01-29 1987-01-29 Expired JPH0318439Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987011918U JPH0318439Y2 (ja) 1987-01-29 1987-01-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987011918U JPH0318439Y2 (ja) 1987-01-29 1987-01-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62157737U JPS62157737U (ja) 1987-10-07
JPH0318439Y2 true JPH0318439Y2 (ja) 1991-04-18

Family

ID=30799568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987011918U Expired JPH0318439Y2 (ja) 1987-01-29 1987-01-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0318439Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5916930Y2 (ja) * 1978-09-08 1984-05-17 富士ゼロックス株式会社 複写機の原稿給送装置
JPS59120742U (ja) * 1983-01-31 1984-08-14 ニスカ株式会社 複写原稿給送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62157737U (ja) 1987-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0063833B1 (en) Separation device for separating sheets
EP0613846B1 (en) Device for conveying sheets with rolls
JPH0318439Y2 (ja)
US4933717A (en) Document feeder
JPH0350104Y2 (ja)
JP2992699B2 (ja) 原稿給送装置
JP3339790B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JPH0313483Y2 (ja)
JPS6243959Y2 (ja)
JPH07232848A (ja) 用紙反転搬送装置
JP2795322B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP3400538B2 (ja) 画像形成装置の原稿送り装置
JPS61282241A (ja) シ−ト搬送装置
JP2504654Y2 (ja) 原稿給送装置
JPH09240874A (ja) 画像読み取り装置
JPH0558491A (ja) 分離装置
JP2537449B2 (ja) シ―ト材自動給送装置及び前記装置を具備した画像形成装置
JPH07237802A (ja) 用紙反転搬送装置の用紙整合装置
JP3096337B2 (ja) 給紙装置
JPS591226Y2 (ja) 複写機の自動原稿搬送装置
JP2548262Y2 (ja) 印字装置における搬送ローラ
JP3292426B2 (ja) シ−ト材搬送装置および画像形成装置
JPS6234914Y2 (ja)
JP3002836B2 (ja) 給紙装置
JPH08208079A (ja) カット紙搬送装置