JPH03183808A - 車両用クラッシュバリヤ - Google Patents

車両用クラッシュバリヤ

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JPH03183808A
JPH03183808A JP2315288A JP31528890A JPH03183808A JP H03183808 A JPH03183808 A JP H03183808A JP 2315288 A JP2315288 A JP 2315288A JP 31528890 A JP31528890 A JP 31528890A JP H03183808 A JPH03183808 A JP H03183808A
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vehicle
brake
frame
crash barrier
section
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David C Gertz
ディヴィッド シー ガーツ
William G Krage
ウィリアム ジー クラーグ
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Energy Absorption Systems Inc
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F15/00Safety arrangements for slowing, redirecting or stopping errant vehicles, e.g. guard posts or bollards; Arrangements for reducing damage to roadside structures due to vehicular impact
    • E01F15/14Safety arrangements for slowing, redirecting or stopping errant vehicles, e.g. guard posts or bollards; Arrangements for reducing damage to roadside structures due to vehicular impact specially adapted for local protection, e.g. for bridge piers, for traffic islands
    • E01F15/143Protecting devices located at the ends of barriers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、道路から逸れた車両を減速させるための改善
された車両用のクラッシュバリヤに関する。
クラッシュバリヤは、道路から逸れた車両を制御された
方法で停止させ、車両の乗員が受ける最大減速度を制限
すべく、路側に沿って広く用いられている。また、この
ようなりラッシュバリヤは、横方向の衝突時に側方から
の衝撃を受けるため、横方向から衝突する車両を跳ね返
すことができる充分な強度を有することが重要である。
このようなりラッシュバリヤについて、従来から多数の
試みが示唆されており、そのうちの成るものに、縦方向
に圧壊可能(コラプシブル)なフレームであって、圧縮
弾性エレメントが交互に配置されたフレームを用いたも
のがある。本発明の譲受人に譲渡されたYoungの米
国特許第3,674.1)5号は、このようなシステム
の初期の例を提供している。このシステムは、縦方向に
配向されたセグメントの列で構成されたフレームを有し
ており、各セグメントは、縦方向に対して横方向に延在
しているダイアフラムと、該ダイアフラムから後方に延
在するように配置された1対のサイドパネルとを備えて
いる。ダイアフラム同士の間には、エネルギ吸収ニレメ
ンl−(この例の場合には、水を充填した可撓性のある
円筒状エレメント)が取り付けられている。縦方向の衝
突時に、ダイアフラムによってエネルギ吸収エレメント
が変形され、これにより水が加速されて、衝突する車両
の運動エネルギが吸収されるようになっている。衝突時
に、ダイアフラムを縦方向に整合した状態に維持するた
め、ダイアフラムの各個には縦方向に向けてケーブルが
配置されている。
このようなりラッシュバリヤの他の例が、Walker
の米国特許第3,944.187号及び同じ< Wal
kerの米国特許第3,982.734号(これらの両
特許は、いずれも本発明の譲受人に譲渡されている)に
開示されている。これらのシステムもまた、縦方向に配
向されたダイアフラムの列で作られた圧壊可能なフレー
ムを有しており、ダイアフラムには、縦方向の圧壊時に
互いにスライドするようにサイドパネルが取り付けられ
ている。これらの米国特許に係るクラッシュバリヤは、
ひる石(vermicu−1i te)又はこれと同等
の材料からなる鋳物すなわち成形本体或いは緩く詰めた
ひる石粒子を用いて、エネルギ吸収機能を生じさせてい
る。また、ダイアフラムと地面のアンカーとの間には斜
めに配向されたケーブルが設けられていて、横方向の衝
突の間に、ダイアフラムを縦方向に整合した状態に維持
できるようになっている。
Gertzの米国特許第4,352,484号(この特
許も本発明の譲受人に譲渡されている)には改良された
クラッシュバリヤが開示されている。このクラッシュバ
リヤは、発泡体を充填した六角形の格子で作られたエネ
ルギ吸収カートリッジを用いており、六角形の格子は、
衝突する車両によりエネルギ吸収カートリッジに加えら
れた圧縮力に応答して互いに剪断するように配置されて
いる。
5tevensの米国特許第4.452.431号(こ
の特許も、本発明の譲受人に譲渡されている)には、上
記のものとほぼ同じダイアフラム及びサイドパネルを用
いた更に別の圧壊可能なりランシュバリヤが開示されて
いる。また、このシステムは縦方向に配向されたケーブ
ルを使用して、ダイアフラムを整合状態に維持しており
、また、前方のダイアプラムと地面のアンカーとの間に
固定された破断可能ケーブルを用いている。これらの破
断可能ケーブルには、縦方向の衝突時に破損するように
設計された剪断ビンが設けられていて、フレームが圧壊
されるようにしている。また、このクラッシュバリヤに
は、液体を収容した種々の形式のエネルギ吸収エレメン
ト及び乾燥形のエネルギ吸収エネルギが用いられている
VanSchieの米国特許第4,399.980号に
は、互いに隣接するダイアフラム同士の間で縦方向に配
向された円筒状チューブを採用している別の同様なりラ
ッシュバリヤが開示されている。縦方向の圧壊時にこれ
らのチューブを変形させるのに要するエネルギは、衝突
する車両を減速させる傾向の力を与える。横方向の衝突
に対してフレームの剛性を高めるため、クロスプレース
が使用されており、また、フレームが、衝突する車両に
よる斜め方向の衝撃を受けるときに、フレームの前部が
横方向に移動しないようにするため、フレームの前部に
ガイドが設けられている。
これらの従来技術によるシステムの全ては、エネルギ吸
収構造体を圧縮変形させることにより、衝突する車両の
運動エネルギを吸収するように設計されている。圧縮変
形の潜在的な不安定性により、これらのシステムは、圧
縮荷重により生じる横力(side force)に耐
える構造部材を使用している。また、これらの全てのシ
ステムは、衝突時に互いに入れ予成に移動するように設
計されたスライド形のサイドパネルを使用している。縦
方向の衝突時に、これらのスライドパネルは互いに通過
し合うようにスライドしなければならず、このため圧縮
強度が制限されてしまう。このことは、成る適用例の場
合に欠点となっている。
ドラッグネットシステム(Dragnet Syste
m) として知られている他の従来技術は、ブロックす
べき道路を横切るようにして、ネットその他の拘束構造
体を配置するものである。ネットの両端部はそれぞれの
金属リボンに連結されていて、これらの金属リボンがロ
ーラに通されており、車両の衝突時に、金属リボンがロ
ーラを通って引き出され、曲げられるようになっている
。これらの金属リボンを変形するのに要するエネルギは
、衝突する車両を減速させるための運動エネルギ消散力
となる。
このような金属変形ローラの作動についての一般的原理
は、例えば、Jacksonの米国特許第3,21)゜
620号及び第3,377.044号、及びVanze
lmの米国特許第3,307,832号に開示されてい
る。ドラッグネットシステムは、張力を付した金属リボ
ンを使用しているが、路側に使用するには適さないもの
である。なぜならば、この金属曲げシステムが道路の両
側に配置され、ネットその他の障害物が道路を完全に横
切る形で配置されるものであるからである。
Krageの米国特許第4,784.515号(この特
許も、本発明の譲受人に譲渡されたものである)には、
圧壊可能なガードレールの端ターミナルが開示されてお
り、この端ターミナルは、その脚に設けられたグロメッ
トに通されるワイヤケーブルを使用している。端ターミ
ナルのサイドパネルは、縦方向の衝突時に、互いにスラ
イドするように取り付けられている。衝突時に端ターミ
ナルが圧壊されると、脚が回転され、これにより、グロ
メットがケーブルに作用して、該ケーブルに摩擦力を発
生させる。しかしながら、この結果生じる抑制力(re
tarding force)の大きさは、圧壊時にお
ける端ターミナルの脚の変化自在で予測できない回転位
置のために大きく変化してしまう。
従って、縦方向に衝突する車両に対して予測可能な減速
力を与えることができ、低コストであり、簡単に設置で
き、横方向の衝突に抵抗するため、過去において必要と
された形式のクロスプレースの使用量を最小限にでき、
かつ、横方向に衝突する車両を効率良く跳ね返すことが
できるハイウェイ用の改善されたクラッシュバリヤに対
する要望が高まっている。
本発明によれば、車両を減速させるための車両用クラッ
シュバリヤが提供され、本発明の車両用クラッシュバリ
ヤは、前方セクションと、縦方向に沿って端と端とを継
ぎ合わせて配置される少なくとも1つの付加セクション
とからなる複数のセクションを備えた長いフレームを有
している。このフレームは、その前方セクションに車両
が縦方向に衝突するとき、縦方向に圧壊できる形状を有
している。このフレームの前方セクションは、少なくと
も1つの緊締具を介して、地面アンカーに連結されてい
て、前記前方セクションを解放自在に所定位置にアンカ
ー止め(係止)している。解放部材は、縦方向に衝突す
る車両により移動されるように配置された第1@部と、
縦方向に衝突する車両により前記第1端部が移動される
ときに、前記緊締具を解放するように前記緊締具に連結
された第2端部とを有している。この解放部材は、クラ
ッシュバリヤに対して車両が横方向に衝突する場合には
、前記緊締具を解放できない配置及び形状に構成されて
いる。好ましくは、前記解放部材は、作用面に当接する
支点を形成している。また、この支点は、前記第1端部
よりも前記第2端部に近接して配置されており、縦方向
に衝突する車両が前記解放部材を前記支点の回りで枢動
させて前記緊締具を切断し、前記前方セクションを解放
させるようになっている。
本発明及びその目的及び利点は、添付図面に関連して述
べる以下の詳細な説明により理解されるであろう。
第1図には、本発明の好ましい実施例によるクラッシュ
バリヤ10の斜視図が示しである。一般に、このクラッ
シュバリヤ10は、矢印の方向に車両が走行する道路(
図示せず)の路側に設置される。クラッシュバリヤ10
は、慣用的なガードレールG(例えば、このガードレー
ルGは、ビームBを支持する木製支柱Pを備えた形式の
ものでもよい)の端部に取り付けられた状態が示されて
いる。第1図に示すように、クラッシュバリヤ10は、
縦方向(軸線方向)に圧壊可能なフレーム12を有して
おり、該フレーム12は、前方セクション14と、3つ
の中央セクション16と・後方セクション18とで構成
されている。後方セクション18は、後述のようにして
ガードレールGに固定される。本願において使用する「
縦方向(軸線方向)」なる用語は、クラッシュバリヤ1
0の長手方向軸線に整合した方向(すなわち、第1図に
おいて交通の流れを示す矢印にほぼ平行な方向)を意味
するものである。以下において、クラッシュバリヤ10
の先ずフレーム12を説明し、次に破断可能組立体、ケ
ーブル組立体、及びブレーキ組立体について説明する。
第2図及び第3図に示すように、前方セクション14は
、大きな剛性をもつブレーキ支持フレーム30を有して
いる。このブレーキ支持フレーム30は、縦方向を向い
た!対の水平なガイド部材32を備えている。ガイド部
材32は、対をなして配置される4つの垂直な支持部材
34により、所定位置に固定保持されている。多対の支
持部材34は、その頂部がクロスプレース36により、
その底部がベースプレート38によりそれぞれ支持され
ている。各ベースプレート38には上方に向いた縁パネ
ルが設けられていて、ベースプレート38が地面に対し
て引っ掛かることなくスライドできるようになっている
。水平なガイド部材32の前端部は端キャップ40によ
り架橋されており、この端キャンプ40は、両ガイド部
材32の間の空間を塞ぐようにして、所定位置に固定さ
れている。前方のクロスプレース36には、2つのサイ
ドパネル42が緊締具44により固定されている。サイ
ドパネル42の後端部は、テンションストラップ46 
(第1図)を介して、後に続く次のセクションの縦方向
に隣接するサイドパネル42に固定されるが、この点に
ついては後で詳述する。ブレーキ支持フレーム30は、
縦方向に圧壊される少なくとも初期段階において、かな
り大きな剛性をもつフレーム構造体として、地面に対し
て移動できるように意図したものである。
第2b図及び第4図には、中央セクション16のうちの
1つが示されている。第4図に示すように、各中央セク
ション16は垂直方向に向いた脚50を有しており、該
脚50の上端近くの中心部には、パイプグロメット52
が設けられている。
脚50の下端部はベースプレート54に固定されており
・該ベースプレート54も、地面に対して容易にスライ
ドできる形状を有している。脚50の上端部はクロスプ
レース56に固定されており、該クロスプレース56に
は、緊締具受入れ開口部58(第17図)が形成されて
いる。各クロスプレース56のそれぞれの側部には、2
つのサイドパネル42が緊締具44により固定されてい
る。
第17図には、互いに縦方向に隣接するサイドパネル4
2を、テンションストラップ46を用いて相互連結する
方法が示されている。各テンションストラップ46には
、4つずつからなる2組の開口部が設けられている。テ
ンションストラップ46の前端部近くの4つの開口部は
、緊締具44を介して、第1サイドパネル42の後端部
に固定される。テンションストラップ46の後端部近く
の4つの開口部は、第2サイドパネル42の前端部に固
定される。また、第2サイドパネル42の前端部に固定
される緊締具44のうちの2つの緊締具44は、クロス
プレース56の開口部58に緊締されて、第2サイドパ
ネル42をクロスプレース56に固定するようになって
いる。各緊締具44は、外側に面する六角形ヘッド45
と、内側に面するナツト47とで構成されている。
後述する詳細な理由から、各テンションストラップ46
は、4枚の別々のプレートからなる積層体の各端部をリ
ベフト48(第15図及び第16図)で一体に固定した
可撓性のあるストラップとして構成するのが好ましい。
後で説明するように、テンションストラップ46に可撓
性をもたせることにより、フレーム12が横方向の衝突
に耐え得る大きな強度を依然として保有している間に、
フレーム12を制御された方法で縦方向に圧壊させるこ
とが可能になる。
第18図は、移行ストラップ(transition 
5t−rap) 70に固定される後方セクション18
を示す分解斜視図である。移行ストラップ70は、緊締
具及びプレート72を介して、ガードレールのビームB
の最前端部に固定される。
上記フレーム12は、いかなる方法によっても地面に固
定されることはなく、単に、移行ストラップ70及びプ
レート72を介してガードレールGに固定されるに過ぎ
ない。前方セクション14を適正に位置決めできるよう
にするため、第6図〜第8図に示すような前方アンカー
組立体80が設けられている。この前方アンカー組立体
80はコンクリートパイル82を有している。このパイ
ル82には補強バーからなるボックス構造体84がアン
カー止めされており、このボックス構造体84の上端部
には、2つのC字形チャンネル86が支持されている。
これらのC字形チャンネル86の間には、大径の中央チ
ューブ88及びこの両側に配置された小径の1対の側方
チューブ90からなる3つのチューブが、例えば溶接に
より剛接されている。第8図に示すように、これらのチ
ューブ88.90は縦方向に配向されていて、それらの
前端部の方が後端部よりも僅かに低くなるようにしてf
頃斜している。
第6図及び第8図に示すように、側方チューブ90とポ
ルト92とを用いて、前方セクション14が前方アンカ
ー組立体80に固定される。これらのポルト92の後端
部は、ブレーキ支持フレーム30の前方の垂直支持部材
34に剛接されたアングル部材94に固定されている(
第9図)。
また、これらのポルト92は、両側方チューブ90に通
されて、ナツト93により所定位置に保持されている(
第7図及び第8図)。前方アンカー組立体80は、縦方
向に関して斜めに走行する衝突車両がフレーム12に対
して横方向に衝突するときに、フレーム12の前端部を
アンカー止めしておく機能を有している。
もちろん、本発明のクラッシュバリヤ10が意図した通
りに作動するには、車両の縦方向の衝突時に、フレーム
12が前方アンカー組立体80から解放されることが重
要である。第6図〜第8図に最も良く示すように、この
機能は破断可能組立体100にまり遠戚される。この破
断可能組立体100はレバーアーム102を有しており
、該しバーアーム102の下端部は1対のチューブ10
4に終端している。各チューブ104は、その上縁部(
該上縁部において、各チューブ104は、それぞれの側
方チューブ90により形成された作用面に当接している
)に隣接する支点106を形成している。第8図に示す
ように、レバーアーム102は全体として7字形をなし
ており、レバーアーム102には、C字形ガイド108
が設けられている。このC字形ガイド108は、フレー
ム12が圧壊される間、レバーアーム102がワイヤケ
ーブル122に沿って縦方向に移動するとき、該レバー
アーム102をガイドするためのものである。レバーア
ーム102の上端部はプレート1)2に剛接されており
、該プレート1)2は緊締具によりノーズプレート1)
4に固定されている。ノーズプレート1)4は全体とし
てC字形をなしており、その後縁部が、緊締具を介して
ブレーキ支持フレーム30の前方のクロスプレース36
に固定されている。
第7図に示すように、レバーアーム102は、その上端
部の方が下端部よりも前方に位置するようにして、垂直
方向に関して傾斜して配置されている。車両が縦方向に
衝突するとき、車両はノーズプレート1)4に接触して
、プレート1)2を後方に押しやる。これにより、レバ
ーアーム102が支点106の回りで枢動し、ボルト9
2を切断する大きな引っ張り力が発生する。ボルト92
が切断されると、前方アンカー組立体80からブレーキ
支持フレーム30が解放され、フレーム12が衝突する
車両を減速するときに、該フレーム12は自由に縦方向
に圧壊されるようになる。
破断可能組立体100が、縦方向の衝突力に優先的に応
答してボルト92を切断することを認識することは重要
である。ノーズプレート1)4に対して大きな傾斜角度
で車両が衝突する場合、又はフレーム12の長さに沿っ
て斜めに衝突する場合には、レバーアーム102が支点
106の回りで枢動することはなく、従って破断可能組
立体100が上記のように作動することはない。破断可
能組立体100のこの方向特定特性(directio
n 5pecific characteristic
s)によって、重要な利点を得ることができる。
第10図は、クラッシュバリヤ10に含まれるケーブル
組立体120を示すものである。このケーブル組立体1
20は、ワイヤケーブル122のようなテンション部材
を備えており、ワイヤケーブル122の前端部及び後端
部には、それぞれねし付きボルト124及び128が設
けられている。
第8図に示すように、前方のボルト124は、前方アン
カー組立体80の中央チューブ88に通されて、ナツト
125により所定位置に固定される。
一方、後方のボルト128は、第2c図に示すように、
支柱Pの1つに設けられた開口部に通されて、ナツトに
より所定位置に同様に固定される。
支柱Pに作用するワイヤケーブル122の張力を分散さ
せるため、プレートワンシャ126が設けられている。
ワイヤケーブル122の長さ方向に沿う中間の幾つかの
箇所において、ワイヤケーブル122は、脚50のグロ
メット52に通される。
第1O図に示すように、ワイヤケーブル122にはスラ
イドストップ(スライド停止部材)I30が設けられて
いる。このスライドストップ130は、両フランジ13
4の間に配置された中央チューブ132を備えている。
両フランジ134は、第2a図に示すように、水平なガ
イド部材32内に受は入れられていて、ブレーキ支持フ
レーム30の長さ方向に沿ってスライドできるようにな
っている。また、ワイヤケーブル122には、ガイド部
材32の後端部近くの短い距離に亘って、低摩擦材料1
36〈第1)図)からなるスリーブが取り付けられてい
るが、この理由については後述する。また、この低摩擦
材料136は、潤滑剤138で潤滑しておくこともでき
る。
第1)図〜第13図に最も良く示すように、本発明のク
ラッシュバリヤ10は、2つのブレーキ組立体140を
有している。各ブレーキ組立体140は、ワイヤケーブ
ル122の周囲で嵌合して該ワイヤケーブル122と保
合できる形状の1対のブレーキスリーブ142を備えて
いる。このブレーキスリーブ142は、アルミニウムの
ような減摩材で作るのが好ましい。ブレーキスリーブ1
42は、それぞれのスリーブタランプ144内に配置さ
れる。これらのスリーブタランプ144は保持肩部14
5を備えていて、ブレーキスリーブ142が軸線方向に
移動してスリーブクランプ144から抜けないようにし
ている。ブレーキ組立体140の両側には、■対のばね
プレート146が設けられており、これらのばねプレー
ト146は、それらの周囲においてスペーサリング14
8(第13図及び第14図)により分離されている。
各ブレーキ組立体140の両側には、C字形断面形状を
もつチャンネル部材で作られた1対のガイド150が取
り付けられている。第1O図及び第13図に示すように
、全体の組立体が4つの緊締具152により一体に保持
される。ばねブレー斗146の両側には、スペーサブレ
ー)154が設けられている。ブレーキ組立体140が
第14図に示すようにして緊締具152により完全に組
み立てられると、ブレーキスリーブ142によりワイヤ
ケーブル122を保持させる弾性押圧力が、ばねプレー
ト146により付与される。このため、ブレーキスリー
ブ142の減摩によりブレーキスリーブ142の寸法変
化が生じても、ブレーキスリーブ142がワイヤケーブ
ル122を押圧する力が大きく変化することはない。
第2a図及び第13図に示すように、ブレーキ支持フレ
ーム30の水平ガイド部材32には2つのブレーキ組立
体140が取り付けられており、ガイド150によって
、ブレーキ組立体140が水平ガイド部材32に沿って
縦方向に移動できるようになっている。スライドストッ
プ130はブレーキ組立体140の前方でワイヤケーブ
ル122に配置されており、管状スペーサ156が両ブ
レーキ組立体140同士の間でワイヤケーブル122の
回りに配置されていて、スリーブクランプ144に当た
るようになっている。車両の衝突前においては、両ブレ
ーキ組立体140は水平なガイド部材32の後端部近く
に配置されていて、両ブレーキ組立体140のブレーキ
スリーブ142がワイヤケーブル122の低摩擦材料1
36と係合している状態にある(第2a図)。
次に本発明の最良の形態を説明するが、本発明はこれに
限定されるものではない。この実施例においては、コン
クリートバイル82の直径は2フイート(約61(J)
、深さは5フイート(約152cm)であり、ボルト9
2は直径7/8)ン(約2.2cm)のB級ねじロンド
である。この実施例におけるワイヤケーブル122は、
直径1エン(約25mm)の6×25亜鉛引きケーブル
である。また、この実施例における水平なガイド部材3
2の長さは6フイート(約183c+n)であり、この
長さは、クラッシュバリヤ10に対して斜めに衝突する
車両が発生する問題のある回転力を制御できる長さであ
る。ブレーキ支持フレーム30は、ブレーキ組立体14
0が車両と決して衝突しないように、ブレーキ組立体1
40を保護することができる。
この実施例においては、脚50は、中心間距離で6フイ
ート3sン(約191(1m)の間隔を隔てて配置され
ている。ブレーキスリーブ142は、アルミニウム合金
#6061−T6で作ることができる。
このアルミニウム合金#6061−T6は、大きな摩擦
係数が得られること、及び流体力学的滑り現象(hyd
rodynamjc skating)を引き起こさな
い摩擦面が得られることが判明している。ばねプレート
146は^R400のような高強度の鋼プレートで作ら
れており、この実施例の場合、3/8)′(約1c1)
)の厚さと、10・1/4>ン(約26cm)の直径と
を有している。ばねプレート146には大きな応力が生
じるため、165.000psi (約1).600k
g/m”)以上の降伏強度をもつ材料で作るのが好まし
い。ばねプレート146に穿ける孔はパンチングではな
くドリルで穿け、かつ座ぐりすることにより、微細ひび
割れが生じないようにするのが好ましい。ばねプレート
146は、各ブレーキスリーブ142に約50.000
ポンド(約22,700kg)の弾性力を加えてワイヤ
ケーブル122を押圧するように構成するのが好ましい
。ブレーキスリーブ142の長さは、7・1/2 iン
(約19cffi)にするのが好ましい。
テンションストラップ46は、14ゲージA−591亜
鉛引きA−526シート鋼の積層体で構威し、これに、
標準形の直径5/8 iン(約1.6 cm)の亜鉛引
きボルトが自由に通る開口を形成するのが好ましい。
サイドパネル42にテンションストラッ146を固定す
るのに使用する緊締具44は、標準形の六角形ヘッド4
5を備えた5/8!ン(約1.6 (J)のボルト(こ
れを、ワッシャを用いることなく外側に配置する)と、
標準形の六角形ナツト47とで構成するのが好ましい(
例えば、ナツト47は、S−acramen toのC
entral Fence Co、社により市販されて
いる、高さが1)/16 iン(約1.7 cm) 、
平行面間距離が1・1/4 :ン(約3.2cm)の寸
法をもつASTM〜A363がよい)。サイドパネル4
2は、12ゲ一ジ冷間圧延鋼で作り、これに直径1)/
16 i’(約1.Van)のパンチ孔を穿け、好まし
くは、ASTM−123に従って製造した後、とぶ漬は
亜鉛引きをする。4つの孔からなる各組の各端の孔につ
いて、サイドパネル42にノックアウト(突出部)を設
けておき、任意の3つの位置に緊締具44を配置できる
ようにしてもよい。これにより、適用例に応じて、サイ
ドパネル42の有効長さを選択することが可能になる。
この実施例においては、水平なガイド部材32の形状は
、スライドストップ130が端プレート(端キャップ)
40と接触する前に、ブレーキ組立体140がブレーキ
支持フレーム30の前部に向かって約50!ン(約12
7cn)移動できるようになっている。低摩擦材料13
6は、亜鉛又はウレタン樹脂からなるスリーブで作るの
が好ましい。
また、高圧潤滑剤138として、例えばグラファイト、
二硫化モリブデン又は粉末金属を用いることができる。
テンションストラップ46の開口部は、4つの緊締具が
荷重を分担して、60,000ボンド(約27,200
kg)の最大張力を発揮できるように正確に位置決めさ
れる。テンションストラップ46の可撓性により、以下
に述べるように、テンションストラップ46から緊締具
44を解放させるのに要する力を、約5.000ボンド
(約2.270 kg)程度の比較的小さなものとする
ことができる。
在軌 クラッシュバリヤ10が第1図及び第2a図に示す初期
位置にあるとき、ブレーキ組立体140は水平なガイド
部材32の後端部近くに位置しており、このとき、ブレ
ーキスリーブ142は、低摩擦材料136及び潤滑剤1
38上に配置されている。車両が、フレーム12に対し
て縦方向に衝突すると、破断可能組立体100が前述の
ように機能して、前方アンカー組立体80から前方セク
ション14を解放する。このとき、先ず、ブレーキ支持
フレーム30が後方に移動するが、ブレーキ組立体14
0はワイヤケーブル122上の所定位置に留まっている
。ブレーキ支持フレーム30が充分な距離だけ後方に移
動すると、スライドストップ130が端キャップ40と
接触するようになる。これにより、ブレーキ組立体14
0に対して後方への力が伝達され、ブレーキ組立体14
0はワイヤケーブル122に沿ってスライドし始める。
スライドストップ130は、前方のブレーキ組立体14
0のスリーブクランプ142に直接当接し、このスリー
ブタランプ142は、管状スペーサ156を介して、後
方のブレーキ組立体140のスリーブクランプ142に
対し軸線方向の力を直接伝達する。この構成により、ワ
イヤケーブル122に極めて近い位置においてブレーキ
組立体140に軸線方向の力を加えることができるため
、ワイヤケーブル122に関してブレーキ組立体140
が回転しようとするあらゆる傾向を最小限にすることが
できる。また、スライドストップ130及びブレーキ組
立体140は、ガイド部材32内で僅かな量だけ自由に
浮動しているため、ブレーキ組立体140に加えられる
あらゆる回転トルクを更に低減させることができる。本
発明のこれらの特徴により、ブレーキ組立体140はケ
ーブル122と整合した状態に維持され、このため、よ
り予測可能性が高くかつほぼ一定の抑制力を得ることが
できる。
低摩擦材料136と潤滑剤138との協働により静摩擦
係数が低減され、ブレーキ組立体140がワイヤケーブ
ル122に沿ってスライドし始めるときに、ブレーキ組
立体140に過大な抑制力が生じることが防止される。
衝突の初期段階において、ブレーキ組立体140を静止
状態に維持できるため、車両に作用する最大の初期減速
力を低減させることができる。ブレーキ支持フレーム3
0がかなり大きなマス(質量)を有しており、このブレ
ーキ支持フレーム30を加速するのに要する慣性力によ
り、車両にはかなり大きな初期抑制力が作用する。上記
システムにおいては、ブレーキ支持フレーム30が大き
く加速された後までブレーキ組立体140が抑制力とし
て寄与することはない。このため、車両に作用するピー
ク減速力を小さくすることができる。低摩擦材料136
及び潤滑剤138により、ブレーキ組立体140の初期
運動に関連する減速力のピークが更に低減される。
フレーム12が縦方向に圧壊されるため、ブレーキ組立
体140はワイヤケーブル122の長さ方向に沿ってス
ライドされ、これにより、ブレーキスリーブ142が車
両に対して大きな抑制力を作用する。
第19a図〜第19c図には、フレーム12が縦方向に
圧壊されるときに、互いに縦方向に隣接しているサイド
パネル42がテンションストラップ46によって互いに
分離される様子が示されている。第19a図に示すよう
に、サイドパネル42は、最初、外側に配置されるサイ
ドパネル42の後端部に対し魚鱗状に配置されており、
テンションストラップ46は、最初、僅かにS字形の形
状を有している。サイドパネル42に作用する縦方向の
力が増大すると、第19b図に示すように、サイドパネ
ル42は後方に移動し、これにより、テンションストラ
ップ46は、明確なS字形をなすように曲げられる。前
述のように、テンションストラップ46は個々のプレー
トからなる積層体として形成されているため、この効果
を促進できる大きな可撓性を有している。サイドパネル
42が圧壊され続けると、テンションストラップ46は
第19b図に示す状態になり、この状態において、個々
の緊締具44には大きな引き剥がし力が加えられる。緊
締具44は、それらの外端部にワッシャを設けることな
くして取り付けられているため、緊締具44のヘッド4
5は、第19c図に示すように、1つずつサイドパネル
42を通って引き剥がされていく。このようにして、全
てのフレーム12が縦方向に圧壊され、ブレーキ組立体
140がワイヤケーブル122に沿って移動できるよう
になる。
弾性押圧形の上記ブレーキ手段は、該ブレーキ手段がワ
イヤケーブル122に沿って位置及び速度が変化しても
、及びワイヤケーブル122の表面状態が広範囲に変化
しても、驚異的に一定の抑制力が得られることが判明し
ている。上記好ましい実施例においては、ブレーキ手段
の全ストロークは約20フイート(約6.1m)であり
、該ブレーキ手段により与えられる抑制力は、約1).
000ポンド(約5.000 kg)で驚異的に一定で
ある。ばねプレート146は、ブレーキスリーブ142
を形成するアルミニウムが減摩してその寸法が変化して
も、ワイヤケーブル122に対してブレーキスリーブ1
42を弾性接触した状態に維持すべく移動する。それに
もかかわらず、全ストロークを通じて、抑制力は実質的
に一定に維持される。これは、摩擦熱によるブレーキス
リーブ142の温度上昇と関連があると考えられる。ブ
レーキ手段により発生される抑制力は、ワイヤケーブル
122に沿うブレーキ手段の運動速度が広範囲に変化し
ても殆ど変化しないことが判明している。
また、ワイヤケーブル122の表面状態に大きな変化が
あっても、ブレーキ手段により生じる抑制力は驚異的に
も殆ど変化しないことも判明している。ワイヤケーブル
122に水、埃、更には潤滑剤が付着しても、ブレーキ
手段がワイヤケーブル122に沿って移動した後の抑制
力に大きな影響はない。
ブレーキ手段による最適作動が得られるようにするには
、ブレーキスリーブ142を適当な材料で作る必要があ
り、大きな摩擦係数をもつものが好ましい。この材料は
、過熱されたときにケーブル122に融着することがな
く、かつ使用時に硬化して摩擦力を低減させることがな
いものを選択すべきである。このためにはアルミニウム
合金が好ましく、本実施例に使用するには、アル旦ニウ
ム合金#6061−T6が特に適していることが判明し
ている。
本発明のクラッシュバリヤ10は、横方向の衝突の場合
には全く異なるm能をする。前述のように、横方向の衝
突時には、前方セクション14が、破断可能組立体10
0によって、前方アンカー組立体80から解放されるこ
とはない。また、横方向の衝突の場合には、テンション
ストラップ46には張力が作用し、縦方向の衝突の場合
のように緊締具44が引き剥がされることはない。この
ため、サイドパネル42は、それらの前端部及び後端部
がアンカー止めされた状態にあり、従って、大きな圧縮
力及び引っ張り力を支持することができる。また、ワイ
ヤケーブル122は、その前端部が前方アンカー組立体
80に、その後端部がガードレールGにアンカー止めさ
れた状態にある。
これらの2つのアンカーの間で、ワイヤケーブル122
はグロメット52に通されて、脚50が横方向に移動し
たり回転することのないように、該脚50を支持してい
る。ワイヤケーブル122、サイドパネル42及びテン
ションストラップ46は、互いに協働して、クラッシュ
バリヤ10が大きな横方向の剛性をもつようにしている
犬五皿里豊実差員 第20図は、本発明の好ましい実施例による双方向用の
クラッシュバリヤ200を示すものである。この双方向
用のクラッシュバリヤ200は、互いに平行な2つの道
路R+、RtO間に取り付けられた状態が示されている
。各道路では、矢印の方向に沿って車両が移動する。双
方向用バリヤ200は、前述の方法と同様にして、ガー
ドレールGの端部に取り付けられた状態が示されている
第20図に示すように、クラッシュバリヤ200は、前
方セクション204と、数個の中央セクション206と
、後方セクション208とにより構成されている。後方
セクション208は、ガードレールGの端部に固定され
る。フレーム202は前述の実施例のコンポーネンツと
同じコンポーネンツで作られている。前方セクション2
04は、前述のブレーキ支持フレーム30と同じブレー
キ支持フレーム210を有しており、このブレーキ支持
フレーム210は、前述のブレーキ組立体140と同じ
複数のブレーキ組立体212を支持している。また、ブ
レーキ組立体212は、前述のように、ワイヤケーブル
214に沿ってスライドできるように設計されている。
前述のように、各セクション204.206.208は
2つの側部を有しており、それぞれのセクションの各側
部にはサイドパネル216が取り付けられている。しか
しながら、第20図に示すように、サイドパネル216
の重ね合わせ構造(オーバーラツプ構造)は、フレーム
202の両側で異なっている。道路R5に隣接する側の
フレーム202の側部では、サイドパネル216が、第
1図の実施例と同じ構造に配置されている。これに対し
、道路R2に隣接する側のフレーム202の側部(第2
の側部)では、重ね合わせ構造のパターンが逆になって
いる。すなわち、この第2の側部では、サイドパネル2
16の後端部が内方(すなわち、ワイヤケーブル214
に近い方)に配置されており、サイドパネル216の前
端部が外方(すなわち、道路R2に近い方)に配置され
ている。この構成により、道路R2上で矢印の方向に走
行していて、サイドパネル216に対して斜めに衝突す
る車両が、道路R2に隣接するフレーム202の側でサ
イドパネル216に沿って自由にスライドすることがで
きるため、サイドパネル216の内方に配置された後端
部から保護される。同様に、道路R,上で矢印の方向に
走行している車両が、道路R1に隣接するフレーム20
2の側でサイドパネル216に沿って自由にスライドす
ることができるため、サイドパネル216の前端部と好
ましからざる接触をすることから保護される。
道路R,上を走行している車両が、前方セクション20
4に対して縦方向に衝突する場合、この前方セクション
204のブレーキ支持フレーム210の縦方向の剛性の
ため、車両が、道m RZに隣接するフレーム202の
側のサイドパネル216の1つに突き刺さることがない
ように保護される。中央セクション206が圧壊すると
き、道路Rzに隣接するフレーム202の側のサイドパ
ネル216の前端部は、衝突する車両に接近する。しか
しながら、かなり大きな剛性をもつブレーキ支持フレー
ム210がスペーサとして作用するので、衝突する車両
が、サイドパネル216の前端部に接触してこれに突き
刺さることが防止される。ブレーキ支持フレーム210
は、前方セクション204の縦方向の圧壊に抗するプレ
ースとして作用し、かつ、縦方向の圧壊に対して、前方
セクション204の方が中央セクション206よりも大
きな抵抗をもつようにしている。上記設計により、クラ
ッシュバリヤ200の最大設計速度で走行している最大
設計重量をもつ車両が前方セクションに衝突したときに
、前方セクションが作動時に圧壊することかなく、縦方
向の圧壊に充分耐えられる前方セクション204を提供
することができる。
上記のように、サイドパネル216を非対称形に配置し
たことにより、フレーム202の両側が幾分異なる態様
で圧壊されるようになる。例えば、縦方向の圧壊時に、
第20図のフレーム202の上側のサイドパネル216
は、前方セクション204とこれに直ぐ隣接している中
央セクション206との間で、互いに入れ子穴関係をな
して移動することはない。これに対し、これらの2つの
セクション204.206の間における、第20図の下
側のサイドパネル216同士の間では入れ子穴関係をな
す移動が行われる。この非対称性に適応できるようにす
るため、ガードレールGに固定された第20図の上側の
サイドパネル216は、前述の形式のテンションストラ
ップ218を介して固定されていて、これらの間で入れ
子穴運動ができるようになっている。しかしながら、第
20図に示すように、後方セクション208の下部のサ
イドパネル216は、ガードレールGの第2側部に固定
されていて、入れ子穴運動が全く行えないようになって
いる。圧壊可能なフレーム202の前端部及び後端部に
おける非対称的な入れ子穴運動が互いにオフセットして
行われるため、改善されたパターンの入れ子穴運動を行
うことができる。
本発明によるこの双方向用のクラッシュバリヤ200は
、前述の適用以外の種々の適用が可能である。例えば、
縦方向に衝突する車両に対する抑制力を生じさせるのに
、摩擦ブレーキ手段は必要ではない。それどころか、こ
のクラッシュバリヤは、前述の特許に開示された従来の
全ての試み、すなわち、エネルギ吸収部材の圧縮変形の
結果としてフレームの縦方向圧壊を抑制すべくフレーム
に配置されている複数のエネルギ吸収部材を用いている
システムに代えることができる。例えば、Ger tz
の米国特許第4.352,484号に開示の発泡体充填
形式角形格子又はVanSchieの米国特許第4,3
99.980号に開示の変形可能チューブに代えて、第
20図に示す摩擦ブレーキ手段を用いることができる。
また、前述の特許に開示された従来の試みは、縦方向に
圧壊できるようにしたまま、縦方向に隣接するサイドパ
ネルを一体に固定するのに使用することができる。同様
に、横方向の衝突時に前方セクションを補強するのに、
5tevensの米国特許第4,452,431号及び
VanSchieの米国特許第4,399゜980号に
開示の拘束ケーブル及びガイドを含む種々の構造を用い
ることができる。
第20図に示すようにサイドパネル216を構成するこ
とによって、3つの別々の機能を発揮できる双方向用ク
ランシュバリヤ200を得ることができる。第1の機能
は、クラッシュバリヤ200が縦方向に圧壊することに
より、前方セクション204に衝突する縦方向衝突車両
を抑制する機能であり、第2の機能は、道路R7上を走
行していて、クラッシュバリヤ200の長さ方向に沿っ
てクラッシュバリヤ200に対して横方向に衝突する車
両を、突き刺すことなく跳ね返す機能であり、第3の機
能は、道路R2上を走行していて、クラッシュバリヤ2
00に対して横方向に衝突する車両をも、同様に、突き
刺すことなく跳ね返す機能である。これらの特徴は、シ
ステムのコスト又は複雑さを増大させることなくして得
ることができる。
もちろん、本発明の上記好ましい実施例については、広
範囲の変更を施すことができる。例えば、上記破断可能
組立体100及びテンションストラップ46は、ブレー
キ組立体140のような摩擦ブレーキに頼ることのない
より一般的なりラッシュバリヤと組み合わせて使用する
こともできる。
また、ブレーキ組立体140は、ばね式及び流体式の他
の形式の押圧構造を含む種々のブレーキ手段及び押圧手
段を用いるものに変更することができる。もちろん、寸
法、比率及び形状等の全てを、意図する適用例に合うよ
うに変更することもできる。
従って、前述の詳細な説明は単に例示的なものであり、
本発明を制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の好ましい実施例による車両のクラン
シュバリヤを示す斜視図である。 第2a図、第2b図及び第2C図は、第1図のクラッシ
ュバリヤのそれぞれ前方セクション、中央セクション及
び後方セクションを示す側面図である。 第3図は、第2a図の3−3線に沿う断面図である。 第4図は、第2b図の4−4線に沿う断面図である・ 第5図は、第2c図の5−5線に沿う断面図である。 第6図は、第1図のクラッシュバリヤの前方部分を示す
平面図である。 第7図は、第6図の7−7線に沿う断面図である。 第8図は、第7図における選択されたエレメントを示す
分解斜視図である。 第9図は、第7図に示した付加的エレメントの一部を断
面して示す斜視図である。 第10図は、ワイヤケーブル、該ワイヤケーブルに関連
するブレーキ組立体、及び第1図のクラフシユバリヤの
関連エレメントを示す斜視図である。 第1)図は、第1O図のブレーキ組立体の1つの選択さ
れた部分を示す分解斜視図である。 第12図は、第1)図の選択されたエレメントを示す分
解断面図である。 第13図は、第14図の13−13線に沿う断面図であ
る。 第14図は、第10図のブレーキ組立体の1つについて
、第13図の14−14線に沿う断面図である。 第15図は、第1図の実施例のテンションストラップの
1つを示す平面図である。 第16図は、第15図の16−16線に沿う部分的断面
図である。 第17図は、第1図の中央セクションの1つの部分を示
す分解斜視図である。 第18図は、第1図の後方セクションの部分を示す分解
斜視図である。 第19a図〜第19C図は、第1図のタラフシユバリヤ
が縦方向に圧壊されるときの3つの段階を示す概略図で
ある。 第20図は、第1図〜第19図に示したコンポーネンツ
で構成される双方向用の車両のクラッシュバリヤを示す
概略平面図である。 0・・・クラッシュバリヤ・ 2・・・フレーム、    14・・・前方セクション
、6・・・中央セクション、18・・・後方セクション
、O・・・ブレーキ支持フレーム、 2・・・ガイド部材、  34・・・支持部材、2・・
・サイドパネル、 44・・・緊締具、6・・・テンシ
ョンストラップ、 O・・・脚、       52・・・パイプグロメッ
ト、4・・・ベースプレート、 0・・・前方アンカー組立体、 2・・・ボルト、    100・・・破断可能組立体
、02・・・レバーアーム、108・・・C字形ガイド
、14・・・ノーズプレート、 20・・・ケーブル組立体、 22・・・ワイヤケーブル、 30・・・スライドストップ、 36・・・低摩擦材料、 138・・・潤滑剤、40・
・・ブレーキ組立体、 42・・・ブレーキスリーブ、 46・・・ばねプレート、 OO・・・クラッシュバリヤ、 02・・・フレーム、   21 14・・・ワイヤケーブル、 16・・・サイドパネル、 18・・・テンションストランプ。 2・・・ブレーキ組立体、

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)道路から逸れた車両を減速させるための車両用ク
    ラッシュバリヤにおいて、 前方セクションと、縦方向に沿って端と端とを継ぎ合わ
    せて配置される少なくとも1つの付加セクションとから
    なる複数のセクションを備えた長いフレームを有してお
    り、該フレームは、その前方セクションに車両が縦方向
    に衝突するとき、縦方向に圧壊できる形状を有しており
    、地面アンカーと、 前記前方セクションを前記地面アンカーに固定する方向
    感応手段であって、車両の縦方向の衝突に応答して前記
    前方セクションを前記地面アンカーから優先的に解放す
    ることができる方向感応手段とを更に有していることを
    特徴とする車両用クラッシュバリヤ。
  2. (2)前記方向感応手段が、 前記前方セクションと前記地面アンカーとの間に固定さ
    れた緊締具と、 解放レバーとを有しており、該解放レバーが、前記緊締
    具に連結された下端部と、前記前方セクションの前部に
    配置された上端部と、作用面により支持された支点とを
    備えていて、前記前方セクションに作用する縦方向の衝
    撃により、前記解放レバーを前記支点の回りで縦方向に
    枢動させかつ前記緊締具を切断して前記地面アンカーか
    ら前記前方セクションを解放させるように構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の車両用クラッシュバリヤ
  3. (3)前記作用面が前記地面アンカー上に位置している
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用クラッシュバ
    リヤ。
  4. (4)前記解放レバーの上端部が、該解放レバーの下端
    部の前方に延在していることを特徴とする請求項2に記
    載の車両用クラッシュバリヤ。
  5. (5)前記前方セクションのフレームに車両が縦方向に
    衝突するときに、フレームの縦方向の圧壊を抑制して車
    両に減速力を与えるための、前記フレームに設けた抑制
    手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の車両用クラッシュバリヤ。
  6. (6)前記抑制手段が、テンション部材と、前記フレー
    ムと前記テンション部材との間に連結された摩擦ブレー
    キとを備えていて、該摩擦ブレーキが前記テンション部
    材に沿って移動するときに、前記フレームの縦方向の圧
    壊を抑制するように構成したことを特徴とする請求項5
    に記載の車両用クラッシュバリヤ。
  7. (7)前記摩擦ブレーキが、ブレーキ部材と、該ブレー
    キ部材を前記テンション部材に対して弾性的に押し付け
    る手段とを備えていることを特徴とする請求項6に記載
    の車両用クラッシュバリヤ。
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