JPH0318377Y2 - - Google Patents

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JPH0318377Y2
JPH0318377Y2 JP1983102722U JP10272283U JPH0318377Y2 JP H0318377 Y2 JPH0318377 Y2 JP H0318377Y2 JP 1983102722 U JP1983102722 U JP 1983102722U JP 10272283 U JP10272283 U JP 10272283U JP H0318377 Y2 JPH0318377 Y2 JP H0318377Y2
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JP
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mountain
hole
protrusion
bottom plate
band
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JP1983102722U
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JPS6010777U (ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、使用時の組み立てが容易な糸条ボビ
ンホルダー付き梱包用底板パツトに関するもので
ある。
ボビンに巻かれた製品糸条のパーンを梱包ケー
ス内に収納する場合、パーン形状、糸質を保護す
るために、各パーン間の衝突防止用の中仕切り
板、および、天地固定用のボビンホルダーを設け
ることが行なわれている。
該ボビンホルダーとしては、従来、樹脂製の凸
状プラグが広く用いられてきていた。しかし、該
凸状プラグは1個ずつであるので嵌合、組み立て
に手間がかかること、樹脂製であるので使い捨て
にするには高価すぎるなどの点から、ボビンホル
ダーを段ボール製の折り曲げ部材で形成すること
が提案されている(実公昭56−49906号公報)。
ところが、この段ボール製ボビンホルダーは、
第1図(一部組み立て斜視図)に示すように、折
り曲げてなる山状突起部1を平板状パツト2の正
方形あるいは長方形の穴21に挿入し、山状突起
部を有する帯状部材の上面と平板状パツトの背面
との接触面を接着させることにより、前記山状突
起部と前記穴との嵌合を固定させ、ボビンホルダ
ー付き底板パツトとするものである。すなわち、
この底板パツトの組み立てには、帯状部材と平板
状パツトとを折り曲げ、嵌合させる作業の他に接
着作業が必要である。接着剤を塗布した後には、
十分に接着するまで両部材を固定しておく必要が
あるので、時間を要するし、また、手間もかか
る。
そこで、接着作業を行なうことなく両部材を固
定することができ、組み立てが容易なボビンホル
ダー付き底板パツトについて検討した結果、前記
山状突起部は、パツトの一部として穴部に設けた
1対の突状片を挿入することにより固定し、か
つ、前記帯状部材の端部片は、パツトに別途設け
た穴に嵌挿することにより固定すれば、両部材を
容易かつ十分に固定することができることを見い
出し、本考案をなすに至つたものである。
すなわち、本考案は、折り曲げによる山状突起
部11を有する帯状部材1および穴部21を有す
る平板状パツト2からなり、前記山状突起部が前
記穴部に嵌合されてなる梱包用底板パツトにおい
て、前記穴部位置に、相対する1対の突状片22
を前記平板状パツトの一部として設け、該突状片
を前記山状突起部の下方に挿入させることにより
前記山状突起部と前記穴部との嵌合を固定し、か
つ、前記帯状部材の端部片12を、前記平板状パ
ツトに設けた固定用穴23に嵌挿して固定してな
る糸条ボビンホルダー付き梱包用底板パツトから
なるものである。
本考案の底板パツトにつき、その一実施例態様
を示す第2〜8図に沿つて、以下説明する。
第2,3図は前記帯状部材の展開図および折り
曲げ状態の斜視図である。第4図は前記平板状パ
ツトの斜視図であり、第5図は組み立ててなる本
考案のボビンホルダー付き底板パツトの斜視図で
ある。また、第6図は突状片22および穴部21
を拡大して示す平面図であり、第7,8図は突状
片、穴部の他の態様を示す平面図である。
まず、組み立てについて説明する。第2図の帯
状部材を点線部分で山あるいは谷に折り曲げて第
3図の如き形状とする。次に、山状突起部11を
第4図の平板状パツトの穴部21にそれぞれ挿入
するとともに、突状片22を山状突起部11の下
方に挿入する。この際、突状片22はその基部で
上方に、実質的に折れ曲がらないようにすること
が必要である。もし、突状片22が上方に折り曲
がつたら、山状突起部11の下方に挿入されても
容易に抜けてしまい、両部材を固定する効果が得
られ難くなる。そして、帯状部材の端部片12を
平板状パツトの固定用穴23に挿入、固定するこ
とにより、帯状部材は平板状パツトに嵌合固定さ
れる。第5図の態様では、帯状部材を4本嵌合す
ることにより、ボビンホルダー付き底板パツトを
組み立てている。
ここで穴部21に嵌合された山状突起部11
は、梱包時に糸条ボビン端部が位置する所に設け
られるものであり、その下端において糸条ボビン
端部が嵌合固定されうる巾を有する。また、その
高さは、30〜60mm程度であればよい。
各部材の材質としては厚さ3〜5mm程度の段ボ
ールが好ましいが、これと同程度の厚み、弾性を
有し、折り曲げ可能な材質であれば他の物であつ
てもよい。
次に各部材の形状について説明する。
前記帯状部材は、折り曲げによる山状突起部1
1を有する部材であつて、該山状突部の「山伏」
は、A字状の山形(第3図)もしくは台形状材形
で代表されるように、この突起部の下部が、前記
突状片を挿入して固定するために、開いているこ
とを要する。この突起部下部の開きは、突起部下
端における帯状部材長手方向の長さAが平板状パ
ツトの穴部の長さ(突状片のない辺間の長さ)B
とほぼ同じあるいはそれより若干短かい程度が、
突状片の挿入上、好ましい。また、山状突起部1
1は、上端が最も狭巾となるように構成されてい
ることが、糸条ボビンの挿入を容易化し、ボビン
挿入時の山状突起部の変形を防止するために好ま
しい。例えば、山状突起部11の上端巾Cは、帯
状部材の巾Dの50〜80%程度が好ましい。帯状部
材の巾Dは、山状突起部を穴部に十分に固定する
ために、平板状パツトの穴部における両突状片基
部間の巾Eよりも2〜8%程度広くすることが好
ましい。
帯状部材の端部片12は、90゜角を有する端部
であつてもよいが、平板状パツトの固定用穴に挿
入するためには、先端が台形状(第3図)、三角
状、あるいは丸状のように先細りとなつているこ
とが好ましい。また、端部片と固定用穴との挿入
が抜けにくくするためには、固定用穴の巾を帯状
部材の巾よりも若干狭くし(例えば、70〜90%程
度)、さらに、帯状部材の固定用穴通過位置に、
固定用穴の巾とほぼ同じあるいはそれより若干広
い巾を有する細巾部13を設けることが好まし
い。
前記平板状パツトは、1対の突状片22を有す
る穴部21と、固定用穴23とが穿設されてい
る。突状片22の形状は、第4〜6図の如き台形
状であることが好ましいが、例えば、第7,8図
の如き他の形状であつてもよい。この突状片の長
さFは、穴部の巾Eの40〜50%程度が好ましい。
この突状片の長さFが短かすぎると、突状片が山
状突起部からはずれやすくなるので好ましくな
い。
また、突状片は、第6〜8図のように、穴部の
辺の両端に帯状部材の厚さとほぼ同じ程度または
90%程度以上の長さを残した辺中央位置に設けら
れていることが、山状突起部の嵌合を確実に行な
うために好ましい。
前記固定用穴は、長方形形状であればよい。ま
た、第4,5図のように、帯状部材の端部片毎に
1つであることが組み立て作業上好ましいが、端
部片を2回以上挿入するように2つ以上あつても
支障はない。
このような部材が組み立てられてなる本考案の
底板パツトは、帯状部材の折り曲げおよび挿入と
いう簡単な作業のみで組み立てることができ、し
かも、両部材が実用上十分な程度にはずれないよ
う固定されているので、使用時の組み立ておよび
使用が容易であり、実用上有用な物である。
次に、実施例をあげて説明する。
実施例 厚さ5mmの段ボールを用いて、第2〜6図の態
様の糸条ボビンホルダー付き底板パツトを組み立
てた。各部の大きさは、D=31mm、A=31mm、C
=21mm、山状突起部の高さ=42mm、B=31mm、E
=30mm、固定穴23=25mm×5mm、細巾部13の
巾=26mm、F=12cmであつた。この組み立てに要
した所要時間は1分/枚程度であつた。
この底板パツトに通常の仕切り板、穴あき天
板、箱を用いて通常の方法で、1.8Kg巻のパーン
を梱包したところ、梱包時に底板パツトが分離す
ることもなく、良好に梱包することができた。
比較例 前記実施例における、突状部22をなくし、端
部片の固定穴への挿入をなくし、代わりに帯状部
材の上面と平板状パツトの背面との接触面を紙用
接着剤で接着させることにより、第1図の如き底
板パツト(ただし、山状突起部は4個×4列)を
作成した。この作成に要した時間は、両部材が十
分に接着されるまでの時間を含めて1.8分/枚程
度と長くかかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のボビンホルダー付き底板パツト
(一部組み立て)を示す斜視図である。第2〜6
図は本考案のボビンホルダー付き底板パツトの一
実施態様を示すものであつて、第2,3図は帯状
部材の展開図、斜視図であり、第4図は平板状パ
ツトの斜視図であり、第5図は組み立てた状態の
斜視図であり、また、第6図は第4図における突
状片、穴部を示す拡大図である。第7,8図は突
状片、穴部形状の他の態様を示す平面図である。 符号の説明、1:帯状部材、2:平板状パツ
ト、11:山状突起部、12:端部片、21:穴
部、22:突状片、23:固定用穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 折り曲げによる山状突起部を有する帯状部材お
    よび穴部を有する平板状パツトからなり、前記山
    状突起部が前記穴部に嵌合されてなる梱包用底板
    パツトにおいて、前記穴部位置に、相対する1対
    の突状片を前記平板状パツトの一部として設け、
    該突状片を前記山状突起部の下方に挿入させるこ
    とにより前記山状突起部と前記穴部との嵌合を固
    定し、かつ、前記帯状部材の端部片を、前記平板
    状パツトに設けた固定用穴に嵌挿して固定するこ
    とを特徴とする糸条ボビンホルダー付き梱包用底
    板パツト。
JP10272283U 1983-07-04 1983-07-04 糸条ボビンホルダ−付き梱包用底板パツト Granted JPS6010777U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10272283U JPS6010777U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 糸条ボビンホルダ−付き梱包用底板パツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10272283U JPS6010777U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 糸条ボビンホルダ−付き梱包用底板パツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6010777U JPS6010777U (ja) 1985-01-24
JPH0318377Y2 true JPH0318377Y2 (ja) 1991-04-18

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ID=30241989

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JP10272283U Granted JPS6010777U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 糸条ボビンホルダ−付き梱包用底板パツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5649906Y2 (ja) * 1976-12-27 1981-11-20

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JPS6010777U (ja) 1985-01-24

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