JPH031835Y2 - - Google Patents
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- JPH031835Y2 JPH031835Y2 JP14692085U JP14692085U JPH031835Y2 JP H031835 Y2 JPH031835 Y2 JP H031835Y2 JP 14692085 U JP14692085 U JP 14692085U JP 14692085 U JP14692085 U JP 14692085U JP H031835 Y2 JPH031835 Y2 JP H031835Y2
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- magnetic
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- crystal cell
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- Expired
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- 210000002858 crystal cell Anatomy 0.000 claims description 14
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 description 1
- 230000009189 diving Effects 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 230000001151 other effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子時計が外部磁界の影響で、止り
或いは針とびなどを起こさないようにする電子時
計の耐磁構造に関するものである。
或いは針とびなどを起こさないようにする電子時
計の耐磁構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、電子時計を外部磁界から保護する方法に
は、耐磁性の一体ケースにするとか、変換機廻り
に別に耐磁板を設ける方法があつた。後者の方法
には耐磁板を変換機の上面または下面のどちらか
一方に設ける方法、或いは変換機の上、下面の両
方に設ける方式がある。いずれにしても、耐磁板
を固定するには、文字板とムーブメントとの間、
裏蓋とムーブメントとの間にはさみ込んで固定し
たり、ムーブメントや受にネジ止メや接着で固定
していた。
は、耐磁性の一体ケースにするとか、変換機廻り
に別に耐磁板を設ける方法があつた。後者の方法
には耐磁板を変換機の上面または下面のどちらか
一方に設ける方法、或いは変換機の上、下面の両
方に設ける方式がある。いずれにしても、耐磁板
を固定するには、文字板とムーブメントとの間、
裏蓋とムーブメントとの間にはさみ込んで固定し
たり、ムーブメントや受にネジ止メや接着で固定
していた。
しかしながら、上述の方法で耐磁板を文字板の
下に固定する場合、耐磁板がムーブメントに固定
されていないため、耐磁板がムーブメント上を動
いてしまい作業性が悪かつた。また、耐磁板を裏
蓋とムーブメントとの間に設ける場合には、耐磁
板を中間に配置することになるので、全体の厚み
が増してしまうなどの問題があつた。
下に固定する場合、耐磁板がムーブメントに固定
されていないため、耐磁板がムーブメント上を動
いてしまい作業性が悪かつた。また、耐磁板を裏
蓋とムーブメントとの間に設ける場合には、耐磁
板を中間に配置することになるので、全体の厚み
が増してしまうなどの問題があつた。
また、耐磁板をムーブメントに固定する方法の
ネジ止めする方法では、部品点数が増えるし、ネ
ジ止めということで組立て作業性が悪かつた。ま
た、接着する方式では、耐磁板の接着位置が安定
しないなどの問題があつた。
ネジ止めする方法では、部品点数が増えるし、ネ
ジ止めということで組立て作業性が悪かつた。ま
た、接着する方式では、耐磁板の接着位置が安定
しないなどの問題があつた。
本考案は、上述の欠点を解消し、正確なパルス
を受けて駆動する変換機を内蔵する電子時計が、
外部磁界の影響を受け、止り或いは針とびなどの
誤動作を起こさないようにするため作業性の良い
耐磁板の止め構造を提供することを目的とする。
を受けて駆動する変換機を内蔵する電子時計が、
外部磁界の影響を受け、止り或いは針とびなどの
誤動作を起こさないようにするため作業性の良い
耐磁板の止め構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成させるために、本考案は次の
ような構成としている。すなわち、この考案に係
る耐磁構造は、耐磁板を変換機の上・下面に設
け、一方を液晶セル支持枠の突起で、他方を回路
支持台の突起で固定している。
ような構成としている。すなわち、この考案に係
る耐磁構造は、耐磁板を変換機の上・下面に設
け、一方を液晶セル支持枠の突起で、他方を回路
支持台の突起で固定している。
以下に本考案の実施例を、図面に基づいて説明
するが、本実施例の電子時計はデジタル表示とア
ナログ表示を有する潜水時計で、ISC規格に準じ
ているので通常の電子時計と比べて耐磁性が要求
されている。このため、変換機の上下両方に耐磁
板を必要とする構造となつている。
するが、本実施例の電子時計はデジタル表示とア
ナログ表示を有する潜水時計で、ISC規格に準じ
ているので通常の電子時計と比べて耐磁性が要求
されている。このため、変換機の上下両方に耐磁
板を必要とする構造となつている。
第1図は本考案による耐磁板の固定構造を示す
部分断面図であり、第2図は変換機と耐磁板との
重なりを示す平面図である。
部分断面図であり、第2図は変換機と耐磁板との
重なりを示す平面図である。
図において、1は正確なパルスを受けて駆動す
る変換機で、2,3は該変換機1が外部磁界の影
響で誤動作をしないようにする耐磁板、4は時計
を駆動する等の電子部品を搭載するための回路基
板、5は該回路基板4上の電子部品の保護をして
いるプラスチツク材料でできている回路支持台、
6はアナログ時計の地板、7は液晶セルを収納し
ているプラスチツク材料でできている液晶セル支
持枠である。
る変換機で、2,3は該変換機1が外部磁界の影
響で誤動作をしないようにする耐磁板、4は時計
を駆動する等の電子部品を搭載するための回路基
板、5は該回路基板4上の電子部品の保護をして
いるプラスチツク材料でできている回路支持台、
6はアナログ時計の地板、7は液晶セルを収納し
ているプラスチツク材料でできている液晶セル支
持枠である。
耐磁板2,3は変換機1を覆うように変換機1
の上・下面に配置してあり、しかもムーブメント
に固定されている。耐磁板2側は、耐磁板2に数
箇所の穴部2aを設けるとともに、回路支持台5
にも数箇所の突起部5aを設けて、前記突起部5
aを前記穴部2aにはめ込み、熱カシメすること
で耐磁板2を回路支持台5に固定している。耐磁
板2の長さはコイルの長さよりも長くするほど耐
磁効果が高い。また、耐磁板3側は、耐磁板3に
数箇所の穴部3aを設けるとともに、液晶セル支
持枠7にも数箇所の突起部7aを設けて、前記穴
部3aを前記突起部7aに入れ耐磁板3を位置決
めしてその上から文字板8を乗せて固定してい
る。
の上・下面に配置してあり、しかもムーブメント
に固定されている。耐磁板2側は、耐磁板2に数
箇所の穴部2aを設けるとともに、回路支持台5
にも数箇所の突起部5aを設けて、前記突起部5
aを前記穴部2aにはめ込み、熱カシメすること
で耐磁板2を回路支持台5に固定している。耐磁
板2の長さはコイルの長さよりも長くするほど耐
磁効果が高い。また、耐磁板3側は、耐磁板3に
数箇所の穴部3aを設けるとともに、液晶セル支
持枠7にも数箇所の突起部7aを設けて、前記穴
部3aを前記突起部7aに入れ耐磁板3を位置決
めしてその上から文字板8を乗せて固定してい
る。
第3図は液晶セル支持枠に耐磁板を固定する別
の方法を示す平面図である。第3図において、液
晶セル支持枠9には数箇所の凸部9aが設けられ
ていて、その内側に耐磁板10を入れて凸部9a
で仮り止めしている。
の方法を示す平面図である。第3図において、液
晶セル支持枠9には数箇所の凸部9aが設けられ
ていて、その内側に耐磁板10を入れて凸部9a
で仮り止めしている。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば
部品点数を増やすこともなく耐磁板を変換機の側
近に配置することができ、それによつて耐磁効果
も高まり、外部磁界の影響による止り或いは針と
びなどの誤動作を起こさなくなる。また、文字板
側の耐磁板は仮り止めしてあるので文字板を取り
付ける際の作業の困難はなくなる等の効果を上げ
ることができた。
部品点数を増やすこともなく耐磁板を変換機の側
近に配置することができ、それによつて耐磁効果
も高まり、外部磁界の影響による止り或いは針と
びなどの誤動作を起こさなくなる。また、文字板
側の耐磁板は仮り止めしてあるので文字板を取り
付ける際の作業の困難はなくなる等の効果を上げ
ることができた。
図面はいずれも本考案に係り、第1図は耐磁板
の固定構造を示す部分断面図であり、第2図は変
換機と耐磁板との重なりを示す平面図であり、第
3図は液晶セル支持枠への耐磁板の仮り止め構造
を示す平面図である。 1……変換機、2,3,10……耐磁板、5…
…回路支持台、7,9……液晶セル支持枠。
の固定構造を示す部分断面図であり、第2図は変
換機と耐磁板との重なりを示す平面図であり、第
3図は液晶セル支持枠への耐磁板の仮り止め構造
を示す平面図である。 1……変換機、2,3,10……耐磁板、5…
…回路支持台、7,9……液晶セル支持枠。
Claims (1)
- デジタル表示をする液晶セルと、アナログ表示
のための変換機と、外部磁界の影響から防ぐため
の耐磁板を有している電子時計の耐磁構造におい
て、前記変換機の上・下面に設けられ且つ各々に
穴部が形成された前記耐磁板と、前記液晶セルを
収納するため前記変換機の下方に設けられ且つ突
起が形成された液晶セル支持枠と、電子部品を保
護するため前記変換機の上方に設けられ且つ突起
が形成された回路支持台を備えていて、前記耐磁
板を一方は前記液晶セル支持枠の突起により、他
方は前記回路支持台の突起により位置決め固定さ
れたことを特徴とする電子時計の耐磁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14692085U JPH031835Y2 (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14692085U JPH031835Y2 (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6255194U JPS6255194U (ja) | 1987-04-06 |
JPH031835Y2 true JPH031835Y2 (ja) | 1991-01-18 |
Family
ID=31059818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14692085U Expired JPH031835Y2 (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH031835Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009250667A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Casio Comput Co Ltd | 電波受信装置 |
-
1985
- 1985-09-26 JP JP14692085U patent/JPH031835Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6255194U (ja) | 1987-04-06 |
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