JPH0318303A - ボタンおよび其の製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は服飾用のボタ／および其の製法に関するもので
ある。

〔従来の技術〕

従来、下面に環状脚を有する金属製飾体と、上面に飾体
の嵌合凹所をオた同凹所の底面に環状脚の貫出孔を夫々
設けられたボタン本体とを構成し、環状脚を貫出孔に飾
体を凹所に夫々上方よう嵌着して環状脚の先端部分を貫
出孔の下側に突出させ、この先端部分に押潰変形加工を
施して其の横幅を広げることにょシ当該先端部分の基端
個所を貫出孔の切縁部の下面に係止し、のって環状脚を
貫出孔よシ１た飾体を凹所より夫々抜出不能釦よび遊動
不能とすることを特徴とするボタンの製法は、特開昭６
　３　−　３０９２０１号公籠に示されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記従来の技術にかいて述べたボタンの製法は、押潰変
形加工が必要であって、この分だけ構成が煩瑣になって
釦シ生産性も悪くなっていた。

本発明は前記押潰変形加工を失くするように工夫した新
規のボタン釦よび其の製法を提供することを目的とする
ものである。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために本発明ボタン釦よび其の製法
は、 表裏に貫通する通孔（１）をもつボタン本体（２）と、
裏面に環状脚（３）をもち且つこの環状脚（３）を前記
通孔（１）に当該環状脚（３）の大部分がボタン本体（
２）の裏面に貫出する状態で嵌着された飾体（４）と、
環状脚（３）にかいて通孔（１）への嵌着時に前記通孔
（１）内に存する涸所に設けられた切離部（５）と、当
該切離により形成され且つ先端部が通孔（１）の切縁部
に係止された弾性脚と、環状脚（３）の基端部（３）′
に通孔（１）の切縁部に係止する状態で設けられた係止
部（８）とをもつもの工あシ、筐た表裏に貫通する通孔
（１）をもつボタン揃体（２）を構成する工程と、裏面
に環状脚（３）を備え且つ当該環状脚（３）の一方の付
け根において完或時に前記通孔（１）内に存する個所に
切離部（４）を設けられた飾体（５）を構成する工程と
、環状脚（３）を通・孔（１）に圧入レて環状脚（３）
の大部分をボタン本体（２）の裏面に貫出し且つ切離部
（４）により形成された弾性脚（７）を通孔（１）の切
縁部に係止する工程で完成品を得るようにしたものであ
る。

〔実施例〕

本発明の実施例を図面に依拠して説明するに、先ず、硬
質合成樹脂材料を以て表面に円形の嵌合凹所（ＩＯ）を
、同嵌合凹所（１０）の中央に表裏に貫通する楕円形の
通孔（１）を夫々設けられたボタン本体（２）を構成し
、通孔（１）の両端切縁面をテーパ−面住υαυ′とす
る。

筐た、グイキャストで飾体（４）を成形すると共に飾体
（４）の裏面に弾性をもつ金属製の欠円形環状脚（３）
を片持ち状態で止着し且つこの止着によって切離部（５
）釦よび弾性脚（７）を形成する。

然るのち、環状Ｉｎ（３）を通孔（１１に、飾体（４）
を凹所（１０）に嵌入して環状脚（３）の大部分をボタ
ン本体（２）の裏面に貫出させ且つ弾性脚（７）の先端
部かよび環状脚（３）の基端部（３）′を前記テーパー
面αυ（１１）’に係止させたものである。

〔作　用〕

本発明はボタン本体（２）の構成工程と、飾体（５）の
構成工程と、環状脚（３）の通孔（１）への押入工程と
で飾部あ・よび環状脚部付きボタンを簡単且つ容易に得
ることができるものであるっ 尚、環状脚（３）の通孔（１）に対する押入は弾性脚（
７）が第１図に釦いて仮想線で示すように内側に一旦た
わむ過程を経て為されるものである。

〔発明の効果〕

本発明は表裏に貫通する通孔（１）をもつボタン本体（
２）を構成する工程と、裏面に環状脚（３）を備え且つ
当該環状脚（３）の一方の付け根において完成時に前記
通孔（１）内に存する個所に切離部（４）を設けられた
飾体（５）を構成する工程と、環状脚（３）を通孔（１
）に圧大して環状脚（３）の大部分をボタン本体（２）
の裏面に貫出し且つ切離部（４）にょシ形成された弾性
脚（７）を通孔（１）の切縁部に係止する工程工゛完成
品を得ることを特徴とするので、飾部釦よび環状脚部付
きボタンを極めて簡易な工程っ１り前記押潰変形加工を
必要としない工程で容易に製造できる著効があるぱ勿論
であるが特に本発明ボタンは表裏に貫通する通孔（１）
をもつボタン本体（２）と、裏面に環状脚（３）をもち
且つこの環状脚（３）を前記通孔（１）に当該環状脚（
３）の大部分がボタン本体（２）の裏面に貫出する状態
で嵌着された飾体（４）と、環状脚（３）にかいて通孔
（１）への嵌着時に前記通孔（１）内に存する個所に設
けられた切離部（５）と、当該切離により形成され且つ
先端部が通孔（１）の切縁部に係止された弾性脚と、環
状脚（３）の基端部（３）′に通孔（１）の切縁部に係
止する状態で設けられた係旧部（８）とをもっことを特
徴とするので、ボタン本体（２）と飾体（４）とは其の
合体状態を確固と維持するのみならず切離部（５）が通
孔（１）内に位置し且つ弾性脚（７）が通孔（１）の切
縁部に係止するようになっているので、すなわち前記合
体状態時には切離部（５）が完全に閉じられているので
、洋服等衣服への取付の際に環状脚（３）に通された糸
が切離部（５）を経て外れることがなく、１た弾性脚（
７）を内側へ押し逃がすことによって環状脚（３）を通
孔（１）から抜去することが可能であるので、ボタン本
体（２）と飾体（４）との組合せ方を任意に変えること
ができる利便さを有しているものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は完成品を示す一部切截側面図、第２図は分解斜
視図である。 （１）・・・通孔、（２）・・・ボタン本体、（３）・
・・環状脚、（３）′・・・基端部、（４）・・・飾体
、（５）・・・切離部、（７）・・・弾性脚、（８）・
・・係七部、（１０）・・・凹所、収りαυ′・・・テ
ーバ−面。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、表裏に貫通する通孔（１）をもつボタン本体（２）
   と、裏面に環状脚（３）をもち且つこの環状脚（３）を
   前記通孔（１）に当該環状脚（３）の大部分がボタン本
   体（２）の裏面に貫出する状態で嵌着された飾体（４）
   と、環状脚（３）において通孔（１）への嵌着時に前記
   通孔（１）内に存する個所に設けられた切離部（５）と
   、当該切離により形成され且つ先端部が通孔（１）の切
   縁部に係止された弾性脚と、環状脚（３）の基端部（３
   ）′に通孔（１）の切縁部に係止する状態で設けられた
   係止部（８）とをもつことを特徴とするボタン。 ２、表裏に貫通する通孔（１）をもつボタン本体（２）
   を構成する工程と、裏面に環状脚（３）を備え且つ当該
   環状脚（３）の一方の付け根において完成時に前記通孔
   （１）内に存する個所に切離部（４）を設けられた飾体
   （５）を構成する工程と、環状脚（３）を通孔（１）に
   圧入して環状脚（３）の大部分をボタン本体（２）の裏
   面に貫出し且つ切離部（４）により形成された弾性脚（
   ７）を通孔（１）の切縁部に係止する工程で完成品を得
   ることを特徴とするボタンの製法。