JPH0318280A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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JPH0318280A
JPH0318280A JP1149663A JP14966389A JPH0318280A JP H0318280 A JPH0318280 A JP H0318280A JP 1149663 A JP1149663 A JP 1149663A JP 14966389 A JP14966389 A JP 14966389A JP H0318280 A JPH0318280 A JP H0318280A
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JP
Japan
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shaft
rotor
stator
base
housing
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Application number
JP1149663A
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English (en)
Inventor
Taro Iwamoto
太郎 岩本
Hiroshi Yamamoto
広志 山本
Eiichi Sato
栄一 佐藤
Fumio Koseki
小関 文夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、宇宙をはじめとする真空環境下で使用する超
音波モータに係り、特にロータや超音波発振部等の発熱
部分の冷却に好適な超音波モータに関する。
〔従来の技術〕
従来、宇宙用マニピュレータまたは宇宙用ロボットに用
いられるアクチュエータとして−は、次のような技術が
知られている。
(1)戸田他,宇宙用小型マニピュレータの試作研究,
日本航空宇宙学会誌,第35巻第401号,pp.29
6〜301 (1987年6月)(2)山本他,宇宙ス
テーションマニピュレータ用モータ/減速機試験,第3
1回宇宙科学技術連合講演会,pp.832〜833 
(1987年10月) ついで、第8図により従来の超音波モータを説明する。
この第8図に示す従来技術では、ベース1にステータ2
が固定されている。
前記ステータ2の外周部には、ピエゾ素子3が貼り付け
られていて、超音波発振部4が形威されている。
前記超音波発振部4には、円環シ一ト5を介してロータ
6が接している。前記円環シート5は、ロータ6に接着
され、超音波発振部4とロータ6との摩擦状態を良好に
保つようになっている。
前記ロータ6は、シャフト7に装着されている。
このシャフト7には、つば8が一体に形威されている。
このつば8には、皿ばね9が結合されている。前記シャ
フト7に形威されたつば8と、皿ばね9とは、皿ばね9
に設けられた切り欠きと、っぱ8に設けられた突起との
かみ合いにより、トルクを確実に伝達するようになって
いる。前記ロータ6は、前記皿ばね9により、ゴムシー
ト10をはさんでステータ2に設けられた超音波発振部
4に押し付けられている。前記ゴムシート10は、、ロ
ータ6と皿ばね9間の摩擦力を向上させるようになって
いる。
前記シャフト7は、スラストベアリング1工お−3ー よびジャーナル軸受12を介してケース13に回転可能
に支持され、かつころがり軸受15を介してベース1に
回転可能に支持されている。
前記ケース13は、ベース1にねじ14により固定され
ている。
そして、この従来技術ではステータ2に設けられた超音
波発振部4が励磁され、この超音波発振部4から進行波
が発生すると、ロータ6は進行波の波頭に運ばれて回転
し、その回転運動はゴムシート10,皿ばね9およびっ
ぱ8を介してシャフト7に伝達され、シャフト7が回転
するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記従来技術のうち、前掲文献(l),(2
)に記載の技術は、減速機と、ブラシレスDCモータと
、電磁ブレーキと、エンコーダとを組み合わせたもので
ある。しかし、宇宙空間や高真空環境下では、大気圧で
用いるような潤滑油が使用できず、減速機の歯車の真空
潤滑やバックドライバビリテイの悪さが問題となる。
4 このため、減速機を用いないDCモータ方式とすること
が望ましいが、DCモータは重量の割りに出力トルクが
小さく、直接駆動は困難である。
また、電源遮断時の安全確保のため、負作動型の電磁ブ
レーキを組み込む必要があるが、このようにするとモー
タ全体の寸法,重量,消費電力ともに巨大となってしま
うので、打ち上げ重量の増加や物理的干渉の問題が発生
する。
DCモータに代わる新しいアクチュエータとして、前記
第8図に示す超音波モータがある。この超音波モータは
、DCモータに比較して、出力トルク対重量の比が大き
いので、減速機を用いる必要がない。ただし、減速機を
用いないことにより、出力1−ルクが不足する場合には
、ステータとロータとを多段に設ける必要がある。また
、超音波モータは摩擦駆動であり、電源遮断時はブレー
キとして機能するため、電磁ブレーキは不要である。
したがって、超音波モータは放熱対策を講じさえすれば
、真空環境下でも十分使用することができる。この放熱
対策を講じないと、ピエゾ素子により超音波を発振する
超音波発振部の温度が上昇し、ピエゾ素子やピエゾ素子
を共振体に接着している接着剤に熱影響が出て故障の原
因となる。従来技術では、超音波モータについて、この
放熱対策が講じられておらず、真空環境下で使用できな
いという問題がある。
本発明の第lの目的は、超音波発振部と、ロータの超音
波発振部に摩擦接触する部分から発生する熱を効果的に
放出し得る超音波モータを提供することにある。
本発明の第2の目的は,モータの回転状態を検出可能で
、しかもコンパクトな超音波モータを提供することにあ
る。
本発明の第3の目的は、出力トルクが大きい超音波モー
タを提供することにある。
本発明の第4の目的は、出力トルクが大きく、しかも超
音波発振部とロータとの接触性の良好な超音波モータを
提供することにある。
本発明の第5の目的は、発熱部分を効果的に冷却可能な
超音波モータを提供することにある,本発明の第6の目
的は、ハウジングの内部の発熱部分、およびシャフトの
出力端部と連結された外部構造体の内部にわたって効果
的に冷却可能な超音波モータを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記第1の目的は、ベースとステータとを、ステータか
らベースへ熱伝達可能に構成し、シャフトとロータとを
、ロータからシャフトへ熱伝達可能に構成したことによ
り、達威される。
また、第1の目的は、前記ベースとステータとを一体に
形威し、前記シャフトとロータとを一体に形成したこと
によって、より良く達或される。
さらに、前記第1の目的は、前記シャフトの両端をハウ
ジングの外部に突出させた両軸モータとしたことによっ
て、より一層良好に達威される。
さらにまた、前記第lの目的は、前記シャフトの少なく
とも一端部に、放熱板を取り付けたことにより、さらに
良好に達威される。
そして、前記第1の目的は、前記ハウジングのベースと
ケース間に、外径がハウジングの外径よ7 8 りも大きくかつ内径がハウジングの内径よりも小さい中
空円板状のステータ兼放熱板を、前記ハウジングと同心
円上に取り付け、このステータ兼放熱板の内径側端部に
、前記超音波発振部を設け、前記シャフトとロータとを
、ロータからシャフトへ熱伝達可能に構戊したことによ
っても、達威される。
前記第2の目的は、前記シャフトの一端部に、回転セン
サ兼放熱板を取り付けたことにより、達成される。
前記第3の目的は、前記ステータとロータの組を,シャ
フトの軸方向に多段に取り付けたことにより、達威され
る。
前記第4の目的は、前記シャフトに各段のロータを、ス
プライン結合とセレーション結合のいずれかの結合構造
により連結したことにより、達威される。
前記第5の目的は、前記ハウジングの内部に冷媒を封入
したことにより、達成される。
そして、前記第6の目的は、前記ハウジングを、内部に
回転部を有する外部構造体に載置し、この外部構造体の
回転部とシャフトの出力端部とを連結するとともに、前
記ハウジングの内部と外部構造体の内部とにわたって冷
媒を封入したことにより、達威される。
〔作用〕
本発明では、ベースとステータとを、ステータからベー
スへ熱伝達可能に構成し、シャフトとロータとを、ロー
タからシャフトへ熱伝達可能に構成している。したがっ
て、ステータに設けられた超音波発振部で発生した熱は
ステータからベースを経て外部に放出されるし、またロ
ータの超音波発振部に摩擦接触する部分で発生する熱は
ロータからシャフトを経て外部に放出される。これによ
り、超音波発振部、およびロータの超音波発振部に摩擦
接触する部分の温度が上昇することに起因する故障を未
然に防止することができる。
また、本発明では前記ベースとステータとを一体に形成
し、前記シャフトとロータとを一体に形威している。そ
の結果、ステータからベースへ、またロータからシャフ
トへ効率よく熱伝達されるので、超音波発振部、および
ロータの超音波発振部に摩擦接触する部分で発生する熱
をより一層良好に放出することができる。
さらに、本発明では前記シャフトの両端部をハウジング
の外部に突出させた、いわゆる両軸モータとしている。
その結果、特にロータの超音波発振部に摩擦接触する部
分から発生する熱をシャフトに伝達し、シャフトの両端
部から放出することができるので、より一層効果的に放
熱することが可能となる。
さらにまた、本発明では両軸モータとされた前記シャフ
トの少なくとも一端部に、放熱板を取り付けているので
、ロータの超音波発振部に摩擦接触している部分で発生
する熱を、ロータ→シャフト→放熱板を経てより一層効
果的に放出することができる。
そして、本発明では前記ハウジングのベースとケース間
に、中空円板状のステータ兼放熱板をハウジングと同心
円上に取り付け、このステータ兼放熱板に超音波発振部
を設け、また前記シャフトとロータとを、ロータからシ
ャフ1〜へ熱伝達可能に構成しているので、特に超音波
発振部で発生した熱を、ステータから放熱板を経て外部
に効果的に放出することができる。
また、本発明では前記シャフトの一端部に回転センサ兼
放熱板を取り付けているので、放熱効果の外に、モータ
の回転方向,回転速度等の回転状態を検出することがで
き、しかもこれらの機能を有するにも拘らず、全体をコ
ンパクトにまとめることができる。
さらに、本発明では前記ステータとロータの組を、シャ
フトの軸方向に多段に取り付けているので、出力トルク
を増大させることができる。
さらにまた、本発明では多段に設けられたステータとロ
ータの組の、各ロータをシャフ1〜にスプライン結合ま
たはセレーション結合しているので、出力トルクを大き
くなし得る外、各ロータが軸方向に移動できるので、ば
ねにより超音波発振部にロータの接触部分を的確に接触
させることができ11 る。
また、本発明では前記ハウジングの内部に冷媒を封入し
、積極的に冷却するようにしているので,ハウジングの
内部に有する発熱部を効果的に冷却することができる。
さらに、本発明では前記ハウジングを、内部に回転部を
有する外部構造体に載置し、この外部構造体の回転部と
シャフトの出力端部とを連結するとともに、前記ハウジ
ングの内部と外部構造体の内部とにわたって冷媒を封入
し、積極的に冷却するようにしているので、ハウジング
の内部や外部構造体の内部に有する発熱部を効果的に冷
却することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第7図により説明する
第l図は本発明の第1の実施例を示す縦断面図である。
この第1の実施例では、内側ベース17と、外側ベース
↑9と、ケース21と、ピエゾ素子23−12 による超音波発振部24を有するステータ22と、シャ
フト25と、ロータ28と、つば30と皿ばね31とゴ
ムシート32の組と、放熱板33とを備えて構成されて
いる。
前記内側ベース17と外側ベース19とケース21とに
よりハウジングが構成されている。前記内側ベース17
には、磁気カップリング等の外部構造体(図示せず)と
結合するねじ穴17′が設けられている。前記外側ベー
スエ9は、ステータ2の超音波発振部24の円環状のピ
エゾ素子23を取り付け完了後,内側ベースl7に取り
付け面18を圧入,ろう付け,溶接または接着などの手
段により固着され、ヒートシンクとして機能し、また外
部構造体への伝熱面積を増大させるようになっている。
前記ケース2lは、ねじ20により外側ベース19に固
定されている。
前記ステータ22は、前記内側ベースl7と一体に形成
されている。このステータ22には、外縁部の内側に、
円環状のピエゾ素子23が貼り付けられ、このピエゾ素
子23により超音波発振部24が形或されている。
前記シャフト25は、内側ベース17に組み込まれたこ
ろがり軸受26と、ケース21に組み込まれたころがり
軸受27とによりハウジングに回転可能に支持されてい
る。前記ころがり軸受26.27には、真空軸受が使用
されている。また、シャフト25は全体として可及的に
太く形威され、かつ両端部をハウジングの外部に突出さ
せた、いわゆる両軸モータに構成されている。
前記ロータ28は、シャフト25に一体の形成されてい
る。このロータ28には、外縁部の内側に円環シ一ト2
9が接着され、前記ロータ28はこの円環シ一ト29を
はさんでステータ22の超音波発振部24に接している
前記つば30は、シャフト25に装着され、かつころが
り軸受27により止着されている。前記皿ばね3工は、
内縁部側がつば30に設けられた突起と、皿ばね3工に
形威された切り欠きどのかみ合いを介して、つば30に
結合されている。前記ゴムシ一ト32は、ロータ28の
外側に布設されている。そして、前記皿ばね31により
、ゴムシート32をはさんでロータ28を押し、ロータ
28の外縁部をステータ22に設けられた超音波発振部
24に押し付けている。
前記放熱板33は、シャフ1〜25のケース21の外部
に突出された端部に、ボス34を介して固定されている
この第1の実施例の超音波モータでは、ピエゾ素子23
による超音波発振部24が励磁されて進行波が発生する
と、ロータ28が進行波の波頭に運ばれて回転する。前
記ロータ28が回転すると、その回転トルクはゴムシー
ト32,皿ばね31およびつば30を通じてシャフト2
5に伝達され、シャフト25が回転する。
そして、ステータ22の超音波発振部24で発生した熱
は、超音波発振部24→ステータ22→内側ベースl7
→外側ベース19に伝達され、内,外側ベース17.1
9の広い伝達面積を通じて、磁気カップリング等の外部
構造体(図示せず)に伝達され、外部に放出される。
15 一方、ロータ28の前記超音波発振部24に摩擦接触す
る部分に発生する熱は、ロータ28からシャフト25に
伝達され、この実施例では両軸モータとされているので
、シャフト25の両端部に向かって流れ、シャフト25
のころがり軸受26側では外部構造体を経て外部に放出
され,同シャフト25のころがり軸受27側ではボス3
4から放熱板33へ伝達され、この放熱板33から大気
に放出される。
そして、この実施例では、内側ベース17とステータ2
2とが一体に形威され、シャフト25とロータ28とが
一体に形成されているので、超音波発振部24で発生す
る熱はステータ22→内側ベース17へ効率よく伝達さ
れ、ロータ28の超音波発振部24に摩擦接触している
部分で発生する熱はロータ28→シャフト25へ効率よ
く伝達されるため、より一層良好に放熱することができ
る。
さらに、この実施例では両軸モータとし、しかもシャフ
ト25の一端部に放熱板33を取り付け−16 ているので、より一層効果的に放熱することかできる。
したがって、この実施例によれば、超音波発振部24で
発生する熱,およびロータ28の超音波発振部24に摩
擦接触している部分に発生する熱により温度が上昇する
ことに起因する故障、例えばビエゾ素子23やピエゾ素
子23を共振体に接着している接着剤に熱影響が出て故
障する1・ラブルを未然に防止することができる。
次に、第2図は本発明の第2の実施例を示す縦断面図で
ある。
この第2の実施例では、ベース35と、ケース37と、
ステータ38と、シャフl−42とロータ45と、つば
47と皿ばね48とゴムシ一ト49の組と、回転センサ
である磁気式エンコーダのドラム50と読み取りヘッド
52の組と、カバー56とを備えて構成されている。
前記ベース35には、ねじ37を介してケース36が固
定され、前記ベース35およびケース36とによりハウ
ジングが構成されている。
前記ステータ38は、この実施例ではベース35と別体
に形威され、ねじ41によりベース35に固定されてい
る。このステータ38の外縁部の内側に円環状のピエゾ
素子39が貼り付けられ、このピエゾ素子39により超
音波発振部40が構成されている。
前記シャフト42は、ベース35に組み込まれたころが
り軸受43と、ケース36に組み込まれたころがり軸受
44とにより、ハウジングに回転可能に支持されている
前記ロータ45は、この実施例では42と別体に形威さ
れ、ろう付け等の手段によりシャフト42に固着されて
いる。このロータ45の外縁部は、円環シ一ト46をは
さんでステータ38に設けられた超音波発振部40に接
している。
前記つば47は、シャフト42と一体に形成されている
。前記皿ばね48は、内縁部側がつば47に設けられた
突起と、皿ばね48に形威された切り欠きどのかみ合い
を介して、つば47に結合されている。前記ゴムシー1
〜49は、ロータ45の外側に布設されている。而して
、前記皿ばね48の外縁部によりロータ45を押し、ロ
ータ45の外縁部を前記ステータ38に設けられた超音
波発振部40に押し付けている。
前記磁気式エンコーダのドラム50は、座金53をはさ
んでねじ54によりシャフ1〜42のころがり軸受44
側の端部に固定されている。このドラム50の外周面は
、磁気パターン記録面51とされている。前記読み取り
ヘッド52は、ドラム50の磁気パターン記録面51に
対峙して配置され、かつねじ55によりケース36に固
定されている。前記磁気パターン記録面5工を有するド
ラム50と、読み取りヘッド52とにより回転センサが
構成されており、また前記ドラム20は表面積の広大な
放熱板を兼ねている。
前記カバー56は、ドラム50に形或された環状凹溝と
、ケース36に形成された周溝間に嵌着されており、前
記磁気パターン記録面51と、読み取りヘッド52とを
保護している。
前記第2の実施例の超音波モータの回転原理は、19 前記第1の実施例と同様である。
この第2の実施例において、超音波発振部40で発生す
る熱は、ステータ38→ベース35を経て外部に放出さ
れる。
また、ロータ45の超音波発振部40と摩擦接触する部
分で発生する熱は、ロータ45→シャフト42に伝達さ
れ、シャフト42からころがり軸受43側の端部に向か
って流れ、外部に放出される一方、ころがり軸受44側
の端部に向かって流れ、磁気エンコーダのドラム50か
ら大気に放出される。
したがって、前記超音波発振部40で発生する熱、およ
びロータ45の超音波発振部40と摩擦接触する部分で
発生する熱のいずれをも、効果的に放出することができ
るし、特にこの実施例では広大な表面積を持ったドラム
50を回転センサ兼放熱板として用いているので、より
一層効率よく放熱することができる。
そして、この実施例では磁気パターン記録面51を有す
るドラム50と、読み取りヘッド5220 とで構成された回転センサとしての磁気エンコーダを備
えているので、モータの回転状態、つまりモータの回転
方向,回転速度等を検出することがで、きる。
なお、円板型のエンコーダでは共振の懸念があるが、こ
の第2の実施例のようにドラム型のエンコーダでは共振
の問題が生じない。
ついで、第3図は本発明の第3の実施例を示す縦断面図
である。
この第3の実施例では、ベース57と、ケース58と、
ステータ兼放熱板6lと、シャフト64と、ロータ68
と、つば70と皿ばね71とゴムシ一ト72の組とを備
えて構成されている。
前記ベース57とケース58とが組み合わされてハウジ
ングが構成されている。
前記ステータ兼放熱板6↑は、中空円板状に形或されて
おり、その外径はハウジングの外径よりも大径に形成さ
れ、内径はハウジングの内径よりも小径に形成されてい
る。このステータ兼放熱板6lは、前記ベース57とケ
ース58間に介装され、位置決めピン59によりハウジ
ングと同心円上に位置決めされ、ねじ60によりハウジ
ングに固定されており、このステータ兼放熱板61のハ
ウジングの外部に突出した部分が放熱板として機能し、
ハウジングの内部に収容されている部分がステータとし
て機能するようになっている。
前記ステータ兼放熱板61のステータの部分の内側には
、円環状のピエゾ素子62が貼り付けられ、このビエゾ
素子62により超音波発振部63が構成されている。
前記シャフト64は、ベース57に組み込まれたころが
り軸受65と、ケース58に組み込まれたスラストベア
リング66およびジャーナル軸受67とを介して、前記
ハウジングに回転可能に支持されている。
前記ロータ68は、内縁部側がシャフト64にろう付け
等の手段で固着され、外縁部側は円環シ一ト69をはさ
んで超音波発振部63に接している。
前記つば70は、シャフト64と一体に形或されている
。前記皿ばね7工は、内縁部側がつば70に設けられた
突起と、皿ばね71に形成された切り欠きどのはめ合い
を介して結合されている。
前記ゴムシート72は、ロータ68の外側に布設されて
いる。そして、皿ばね71の外縁部により、ゴムシ一ト
72をはさんでロータ68の外縁部を押し、このロータ
68の外縁部を前記超音波発振部63に押し付けている
この第3の実施例の超音波モータも、回転原理について
は前記第lの実施例と同様である。
また、この実施例では超音波発振部63で発生する熱は
、ステータ兼放熱板6lのステータの部分から放熱板の
部分およびハウジングに伝達゛され、広い面積を通じて
放出される。
さらに、ロータ68の超音波発振部63と摩擦接触する
部分で発生する熱は、ロータ68からシャフト64を経
て大気に放出される。
したがって、この実施例においても、超音波発振部63
で発生する熱、およびロータ68の超音波発振部63に
摩擦接触する部分で発生する熱と23ー も、外部へ効果的に放出することができる。
なお、この実施例において、両軸モータとすると、より
一層効果的である。
続いて、第4図は本発明の第4の実施例を示す縦断面図
である。
この第4の実施例では、シャフト42の軸方向にステー
タ38とロータ45の組が2段重ねて設けられている。
前記シャフト42には、ハウジングのベース35に組み
込まれたころがり軸受43とケース36に組み込まれた
ころがり軸受44間のほぼ中間部につば73が一体に形
或されている。
ステータ38とロータ45の第1の組74と、ステータ
38とロータ45の第2の組75とは、前記ロータ45
,45を内側に、つまり前・記つば73側にロータ45
,45を配して、バック・トウ・バックに配置されてい
る。
前記第1の組74のステータ38は,ねじ4工によりハ
ウジングのベース35に固定され、第2の組75のステ
ータ38は、ねじ41によりハウ−24ー ジングのケース36に固定されている。
この第4゛の実施例の他の構成については、前記第2の
実施例と同様である。
この第4の実施例の超音波モータでは、ステータ38と
ロータ45の組が2段設けられているので、モータの出
力トルグを増大させることができる。
ところで、ステータとロータの組数を多くすると出・カ
トルクは増大するが、相互干渉を考慮すると実際の出力
トルクは、ステータとロータの組数に効率を乗じた値と
なる。
なお、この第4の実施例の他の作用については、前記第
2の実施例と同様である。
進んで、第5図は本発明の第5の実施例を示す縦断面図
である。
この第5の実施例では、ハウジングがベース35と、中
間ケース76と、ケース36とを軸方向に積み重ねて構
成されている。
前記中間ケース76とケース36間には、支持ディスク
77が介装されている。
前記ベース35と中間ケース76と支持ディスク77と
ケース36とは、長いねじ78により共締めされている
前記ハウジングの内部には、シャフト42の軸方向にス
テータ38とロータ45の組が2段重ねて設けられてい
る。
ステータ38とロータ45の第1の組79と、ステータ
38とロータ45の第2の組80とは、ステータ38,
38を内側に、すなわち前記支持ディスク77側にステ
ータ38,38を配して、バック・1〜ウ・バックに配
置されている。
前記第lの組79のステータ38と、第2の組80のス
テータ38と、ねじ8lにより支持ディスク77に共締
めされている。
前記シャフト42の中間部分には、スプライン溝とスプ
ライン突起のいずれか一方が設けられている。また、シ
ャフト42のころがり軸受43側ところがり軸受44側
には,つば83,84が設けられている。前記つば83
は、シャフト42に設けられたスプライン溝またはスプ
ライン突起に係合され、かつころがり軸受43上に設置
されている。前記つば84は、シャフ1−42と一体に
形威されている。
前記第l,第2の組79,8.0のロータ45には、ス
プライン溝またはスプライン突起のいずれか他方が設け
られており、それぞれシャフト42にスプライン結合さ
れ、軸方向に移動可能に取り付けられており、スプライ
ン結合部を第5図中に符号82で示している。また、第
lの組79のロータ45は、つば83に突起と切り欠き
とをはめ合わせて結合された皿ばね48により、同し第
1の組79のステータ38に設けられた超音波発振部4
0に押し付けられている。さらに、第2の組80のロー
タ45は、っぱ84に突起と切り欠きとをはめ合わせて
結合された皿ばね48により、同じ第2の組80のステ
ータ38に設けられた超音波発振部40に押し付けられ
ている。
この第5の実施例の他の構戒については、前記第2の実
施例と同様である。
そして、この第5の実施例の超音波モータでは27 第1,第2の組79.80のロータ45がシャフト42
とスプライン結合されていて、軸方向に移動可能に取り
付けられているので、第1,第2の組79.80のステ
ータ38に設けられた超音波発振部40に、当該第1,
第2の組79.80のロータ45の外縁部を、当該皿ば
ね48により的確に接触させることができる結果、性能
を向上させることができる。
なお、この第5の実施例では、スプライン結合に代えて
、セレーション結合としてもよい。
また、この第5の実施例の他の作用については、前記第
2の実施例と同様である。
さらに、第6図は本発明の第6の実施例を示す縦断面図
である。
この第6の実施例では、ハウジングがベース35と、第
1,第2,第3の中間ケース85,86.87と、ケー
ス36とをシャフト42の軸方向に順次積み重ねて構成
されている。
前記ベース35と第1の中間ケース85との間、第l,
第2の中間ケース85.86の間、第2の−28− 中間ケース86とケース36との間には、第l,第2,
第3の支持ディスク88,89.90が介装されている
前記ベース35と、第l,第2,第3の中間ケース85
,86.87と、第1,第2,第3の支持ディスク88
,89.90と、ケース36とは、長いねじ91により
共締めされている。
前記ベース35と第1の支持ディスク88との間、第1
,第2の支持ディスク88.89の間、第2,第3の支
持ディスク89.90の間、第3の支持ディスク90と
ケース36との間には、ステータ38とロータ45の第
1,第2,第3,第4の組92,93,94.95の組
がシャフト42の軸方向に並列に配置されている。
前記第1,第2,第3,第4の組92,93,94.9
5のステータ38は、ねじ96によりベース35、第1
,第2,第3の支持ディスク88,89.90に固定さ
れている。
前記シャフト4には、ころがり軸受43からころがり軸
受44の近くに至るまでの長さにねたつて、スプライン
溝とスプライン突起のいずれか一方が設けられている。
また、シャフト42には、第],第2,第3,第4のっ
ぽ98,99,100,101が設けられている。第1
,第2,第3のっぽ98,99,100は、シャフト4
2に止め輸102により止着されており、第4のつば1
01はシャフト42と一体に形威されている。
前記第1,第2,第3,第4の組92,93,94.9
5のロータ45の内縁部には、スプライン溝とスプライ
ン突起のいずれか他方が設けられていて、前記シャフト
42にスプライン結合され、シャフト42の軸方向に移
動可能に取り付けられており、第6図にスプライン結合
部を符号97で示している。
前記第1,第2,第3,第4の組92,93,94.,
95のロータ45の外縁部には、前記第1,第2,第3
,第4のっぽ98,99,100.101と当該ロータ
45間に設けられた皿ばね48により、当該第1,第2
,第3,第4の組92,93.94−,95のステータ
38に設けられた超音波発振部40に押し付けられてい
る。
この第6の実施例では、ステータ38とロータ45の組
を4段積み重ねて設置しているので、前記第4,第5の
実施例に比較して、より一層出力トルクを増大させ得る
外は、構戒,作用とも前記第5の実施例と同様である。
次に、第7図は本発明の第7の実施例を示す縦断面図で
ある。
この第7の実施例では、超音波モータ■と、これのシャ
フト111に連結された外部構造体としての磁気カップ
リング■とを配備している。
前記超音波モータIは、ハウジングと、ステータ108
と、シャフト112と、ロータ116と、つば118と
皿ばね119とゴムシ一ト120の組とを備えて構成さ
れている。
前記ハウジングは、ベース103とケース104とをね
じ105で結合して構成されている。前記ベース103
とケース104の合わせ面には,シール部利106が介
装されている。
前記ケース104には、冷媒用の注入口10731 が設けられている。
前記ステータ108は、ねじ111によりベース103
に固定されている。このステータ108の内側の外縁部
には、円環状のピエゾ素子109が貼り付けられ,この
ピエゾ素子109により超音波発振部110が構成され
ている。
前記シャフト112は、ベース103に組み込まれたこ
ろがり軸受113と、ケース104に組み込まれたスラ
ストベアリング114およびジャーナル軸受115によ
り、ハウジングに回転可能に支持されており、ベース1
03から突出された部分は磁気カップリング■に挿入さ
れている。
前記ロータ116は、その内縁部側がシャフト112に
ろう付け等の手段で固着されている。このロータ116
の外縁部側は、円環シ一ト117をはさんで、前記ステ
ータ108に設けられた超音波発振部110に接してい
る。
前記っぱ118は、シャフト112のスラストベアリン
グ114側に一体に形成されている。前記皿ばね119
は、内縁部側かっぱ118に設け32 られた突起と、皿ばね119に形成された切り欠きとの
はめ合いを介してつば118に結合されている。前記ゴ
ムシート120は、ロータ116の外側に布設されてい
る。そして、前記皿ばね119の外縁部により、ロータ
116を押し、このロータ116の外縁部をステータ1
08に設けられた超音波発振部1. 1 0に押し付け
ている。
前記磁気カップリング■は、筒型のフレーム121と、
内側回転体125と、シャフト127を有する外側回転
体126と、内,外側回転体125,126間に設置さ
れたカツプ129とを備えて構成されている。
前記筒型のフレーム121の一端部にはフランジ122
が一体に形威されており、このフレーム121は前記フ
ランジ122を超音波モータ■のベース103に当接さ
せ、ねじ123で止めることにより、前記ベース103
に結合されている。
前記ベース103とフランジ122の合わせ面には、シ
ール部材124が介装されている。
前記内側回転体125は、前記超音波モータIのシャフ
ト112に圧入等により固着されている。
前記外側回転体126は、前記内側回転体125を囲む
ように配置されている。
前記シャフト127は、外側回転体126と一体に形威
され、かつフレーム121の他端部に組み込まれたころ
がり軸受128により、フレーム121に回転可能に支
持されている。このシャフト127の一部は、フレーム
121の外部に突出されており、この突出された部分に
被回転部(図示せず)が連結される。
前記カツプ129は、断面b型に形威され、内側回転体
125の外側を囲み、この部分をシールしている。
前記カップ129で囲まれた空間と、超音波モータIの
ハウジングの内部とは、ベース103に組み込まれたこ
ろがり軸受113の空隙を通じて連通している。
前記超音波モータ■のハウジングのケース104に設け
られた注入口107からは、例えばフロン,潤滑油等の
冷媒130が注入され、この冷媒130は超音波モータ
■のハウジングの内部から、磁気カップリング■のカツ
プ129で囲まれた空間にわたって充填されている。前
記冷媒130の充填後、注入口107はかしめたのちろ
う付けする等の手段で封止される。
この第7の実施例では、超音波モータ■が前記第1の実
施例の原理により回転すると、その出力トルクは超音波
モータ■のシャフ1〜112を通じて磁気カップリング
■の内側回転体125に伝達され、内側回転体125が
回転する。前記内側回転体125が回転すると、外側回
転体126に磁気的に伝達され,この外側回転体126
が回転し、磁気カップリング■のシャフト127が回転
する。
そして、この第7の実施例では超音波モータIのステー
タ108に設けられた超音波発振部110で発生する熱
、ロータ116の超音波発振部110に摩擦接触してい
る部分で発生する熱,磁気カップリング■の内,外側回
転体125,126間に発生する熱を、冷媒130によ
り積極的に冷却し、除去することができる。
35一 −36 なお、この第7の実施例において、特に外部構造体に熱
の発生部分がない場合には、超音波モータ■のハウジン
グの内部にのみ、冷媒130を充填してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明の請求項l記載の発明によれば,ベ
ースとステータとを、ステータからベースへ熱伝達可能
に構成し、シャフトとロータとを、ロータからシャフト
へ熱伝達可能に構成しており、ステータに設けられた超
音波発振部で発生した熱はステータからベースを経て外
部に放出されるし、またロータの超音波発振部に摩擦接
触する部分で発生する熱はロータからシャフトを経て外
部に放出されるので、宇宙をはじめとする真空環境下に
おいても超音波発振部、およびロータの超音波発振部に
摩擦接触する部分の温度が上昇することにより起因する
故障を未然に防止し得る効果がある。
また、本発明の請求項2記載の発明によれば、前記ベー
スとステータとを一体に形威し、前記シャフ1〜とロー
タとを一体に形威している結果、ステータからベースへ
、またロータからシャフトへ効率よく熱伝達されるので
、超音波発振部、およびロータの超音波発振部に摩擦接
触する部分で発生する熱をより一層良好に放出し得る効
果がある。
さらに、本発明の請求項3記載の発明によれば、前記シ
ャフトの両端部をハウジングの外部に突出させた、いわ
ゆる両軸モータとしている結果、特にロータの超音波発
振部に摩擦接触する部分から発生する熱をシャフトに伝
達し、シャフトの両端部から放出することができるので
、より一層効果的に放熱し得る効果がある。
さらにまた、本発明の請求項4記載の発明によれば、両
軸モータとされた前記シャフトの少なくとも一端部に、
放熱板を取り付けているので、ロータの超音波発振部に
摩擦接触する部分で発生する熱を、ロータ→シャフト→
放熱板を経てより一層効果的に放出し得る効果がある。
そして、本発明の請求項5記載の発明によれば、前記ハ
ウジングのベースとケース間に、中空円板状のステータ
兼放熱板をハウジングと同心円上に取り付け,このステ
ータ兼放熱板に超音波発振部を設け、また前記シャフト
とロータとを、ロータからシャフトへ熱伝達可能に構成
しているので、特に超音波発振部で発生した熱を、ステ
ータから放熱板を経て外部に効果的に放出し得る効果が
ある。
また、本発明の請求項6記載の発明によれば、前記シャ
フトの一端部に、回転センサ兼放熱板を取り付けられて
いるので、放熱効果の外に、モータの回転方向,回転速
度等の回転状態を検出することができ、しかもこれらの
機能を有するにも拘らず、全体をコンパクトにまとめ得
る効果がある。
さらに、本発明の請求項7記載の発明によれば、前記ス
テータとロータの組を、シャフトの軸方向に多段に取り
付けているので、出力トルクの増大を図り得る効果があ
る。
さらにまた、本発明の請求項8記載の発明によれば、多
段に設けられたステータとロータの組の、各ロータをシ
ャフトのスプライン結合またはセレーション結合してい
るので,出力トルクを大きくなし得る外、各ロータが軸
方向に移動できるので、ばねにより超音波発振部にロー
タの接触部分を的確に接触させることができ、したがっ
て性能の向上を図り得る効果がある。
また、本発明の請求項9記載の発明によれば、前記ハウ
ジングの内部に冷媒を封入し、積極的に冷却するように
しているので、ハウジングの内部に有する発熱部を効率
よく冷却し得る効果がある。
さらに、本発明の請求項10記載の発明によれば、前記
ハウジングを、内部に回転部を有する外部構造体に載置
し,この外部構造体の回転部とシャフトの出力端部とを
連結するともに、前記ハウジングの内部と外部構造体の
内部とにわたって冷媒を封入し、積極的に冷却するよう
にしているので、ハウジングの内部や外部構造体の内部
に有する発熱部を効率よく冷却し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図,第4図,第5図,第6図およ
び第7図は、それぞれ本発明の第1,第2,第3,第4
,第5,第6および第7の実施例ー39一 を示す縦断面図である。第8図は従来の超音波モータを
示す縦断面図である。 17・・・内側ベース、19・・・外側ベース、21・
・・ケース、22・・ステータ、23・・・ピエゾ素子
、24・・・超音波発振部,25・・・シャフト、28
・・・ロータ、30・・つば、31・・・皿ばね、33
・・・放熱板、35・・・ベース、36・・・ケース、
38・・・ステータ、39・・・ピエゾ素子、40・・
・超音波発振部、42・・・シャフト、45・・・ロー
タ、47・・・つば、48・・・皿ばね、50・・・回
転センサである磁気式エンコーダのドラム、51・・・
ドラムの磁気パターン記録面、52・・・読み取りヘッ
ド、56・・・カバー、57・・・ベース、58・・・
ケース、61・・・ステータ兼放熱板、62・・・ピエ
ゾ素子、63・・・超音波発振部、64・・・シャフト
、68・・ロータ、70・・・つば、71・・・皿ばね
、73・・・つば、74・・・ステータとロータの第1
の組、75・・・同じく第2の組、76・・・中間ケー
ス、77・・・支持ディスク、79・・・ステータとロ
ータの第lの組、80・・・同じく第2の組、82・・
・スプライン結合部、83.84・・・つば、85〜8
7・・・第1〜−40− 第3の中間ケース、88〜90・・・第1〜第3の支持
ディスク、92〜95・・・ステータとロータの第l〜
第4の組、97・・・スプライン結合部、98〜101
・・・つば、■・・・超音波モータ、103・・・ペー
ス,104・・・ケース、107・・・冷媒用の注入口
、108・・・ステータ、109・・・ピエゾ素子、1
10・・・超音波発振部、112・・・シャフト、11
6・・・ロータ、118・・・つば、119・・・皿ば
ね、■・・・磁気カップリング、121・・・筒型のフ
レーム、122・・・フレームのフランジ、125・・
内側回転体,126・・・外側回転体、12’7・・・
シャフト、129・・・カップ、130・・・冷媒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベースとケースとを組み合わせたハウジングと、超
    音波発振部を有するステータと、ハウジングに回転可能
    に支持されたシャフトと、このシャフトに装着されたロ
    ータと、このロータを前記超音波発振部に押し付けるば
    ねとを備えて構成した超音波モータにおいて、前記ベー
    スとステータとを、ステータからベースへ熱伝達可能に
    構成し、前記シャフトとロータとを、ロータからシヤフ
    トへ熱伝達可能に構成したことを特徴とする超音波モー
    タ。 2、ベースとケースとを組み合わせたハウジングと、超
    音波発振部を有するステータと、ハウジングに回転可能
    に支持されたシャフトと、このシャフトに装着されたロ
    ータと、このロータを前記超音波発振部に押し付けるば
    ねとを備えて構成した超音波モータにおいて、前記ハウ
    ジングのベースとケース間に、外径がハウジングの外径
    よりも大きくかつ内径がハウジングの内径よりも小さい
    中空円板状のステータ兼放熱板を、前記ハウジングと同
    心円上に取り付け、このステータ兼放熱板の内径側端部
    に、前記超音波発振部を設け、前記シャフトとロータと
    を、ロータからシヤフトへ熱伝達可能に構成したことを
    特徴とする超音波モータ。 3、ベースとケースとを組み合わせたハウジングと、超
    音波発振部を有するステータと、ハウジングに回転可能
    に支持されたシャフトと、このシャフトに装着されたロ
    ータと、このロータを前記超音波発振部に押し付けるば
    ねとを備えて構成した超音波モータにおいて、前記ハウ
    ジングを、内部に回転部を有する外部構造体に載置し、
    この外部構造体の回転部とシャフトの出力端部とを連結
    するとともに、前記ハウジングの内部と外部構造体の内
    部とにわたつて冷媒を封入したことを特徴とする超音波
    モータ。
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