JPH0318199Y2 - - Google Patents

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JPH0318199Y2
JPH0318199Y2 JP1983010206U JP1020683U JPH0318199Y2 JP H0318199 Y2 JPH0318199 Y2 JP H0318199Y2 JP 1983010206 U JP1983010206 U JP 1983010206U JP 1020683 U JP1020683 U JP 1020683U JP H0318199 Y2 JPH0318199 Y2 JP H0318199Y2
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JP
Japan
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sheet
exhaust
winding
drum
pressure sensor
Prior art date
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JP1983010206U
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JPS59118539U (ja
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Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は円筒走査型のインクジエツトプリン
タ、放電記録装置若しくは光学読取装置等の円筒
状ドラムに記録シート又は原稿シート等のシート
を巻回するシート巻回装置に関する。
(ロ) 従来技術 シートを円筒状ドラムに巻回せしめる方式とし
て特公昭54−15725号公報に開示された如きドラ
ムに、その表面に露出し内部と連通する多数の吸
気孔を形成し、該吸気孔を介して外気を内部に吸
気することによつて形成される吸着力(負圧)で
以つてシートを吸着して巻回する吸着方式が存在
する。斯る吸着方式にあつては外気をドラム内部
に吸気するために内部の空気を排気する必要があ
り、従来から例えば排気モータを主構成要素とす
る排気手段が上記ドラム内部と連通せしめられて
いる。
斯る吸着方式によると、ドラム内部から出没す
るバーで以つてシートの始端を挟持するバー挟持
方式に較べ、バーの如きシートを機械的に保持す
る保持手段が存在しないために、シートがズレる
危惧を有しており、シートの巻回状態が正常であ
るか否かを検出する検出手段が必要となる。通常
上記巻回状態を検出する検出手段として、上記特
公昭54−15725号公報にも開示された如く光反射
率の差を検出する反射型の光学的検出手段が用い
られている。
然し乍ら、シートの位置検出を上述の如き光学
的検出手段で行なうものにあつては、検出動作が
予め定められたポジシヨンについてのみ行なわれ
るために、その他のポジシヨンに於いてシートが
ゆがんだり、折れ曲がつたりしても正常にシート
が巻回されていると判定する欠点を有していた。
更に、斯る吸着方式によればシートは一旦ドラ
ムに吸着せしめられると吸気孔を閉塞するために
排気手段の排気出力と比例関係にある吸着力は僅
かであつても該シートの巻回状態を保持せしめる
ことはできるが、巻き始めに際しては吸気孔は露
出状態にあり、従つて排気手段には大きな排気出
力が要求される。
ところが、大きな排気出力を得るべく排気モー
タにあつては該モータを高速回転せしめると、シ
ート巻回後に於いては吸気孔が閉塞状態にあるた
めに過負荷状態となり、該モータを焼損させた
り、或いは焼損させるに至らないまでも無駄な電
力が消費せしめられたり、更には騒音を発する等
種々の解決しなければならない問題点を含んでい
る。
(ハ) 考案の目的 本考案は斯る種々の問題点に鑑みて為されたも
のであつて、その目的は、吸着方式によつてドラ
ムに巻回されるシートの巻回状態を確実に検出す
ると共に、排気手段の保護、省電力及び騒音の低
下を一つの検出手段の検出出力により行なうこと
にある。
(ニ) 考案の構成 本考案は、表面に露出し内部と連通する多数の
吸気孔を有する円筒状ドラムの内部を排気手段に
より排気し上記吸気孔に形成された吸着力によつ
てシートを巻回するシート巻回装置であつて、上
記排気手段に圧力センサを関連付け、該圧力セン
サの検出出力によりシートの巻回状態を検出する
と共に、該検出出力に基づき排気手段の排気出力
をシート巻回終了後低下させる、構成を有してい
る。
(ホ) 実施例 第1図は本考案の一実施例を示し、1はその表
面に露出し内部と連通する多数の吸気孔2,2…
を有する円筒状ドラム、3は該円筒状ドラム1の
一方の軸4aに穿たれた排気口、5は該排気口3
と排気路6を介して連通する排気モータ7を主構
成要素とする排気手段、8は該排気手段5の排
(空)気圧(負圧)を検出する圧力センサで、例
えばシリコンダイヤフラム型の半導体圧力センサ
から成りシリコンダイヤフラムのピエゾ抵抗の変
化を検出することにより上記排(空)気圧を検出
動作する。9a,9bはフレーム10a,10b
に対しドラム1の軸4a,4bを回転自在に軸支
する軸受である。
なお、上記排気手段5は圧力センサ8の検出出
力に基づき排気手段5の排気出力を低下せしめる
制御手段を備えている。
第2図はシートの巻回動作を示す断面図であつ
て、11…はドラム1の最下端に始端11aが対
向配置されたシート、12は該シート11…を積
層載置する交換自在なシートカセツト、13は該
シートカセツト12を貫通し上記シート11の始
端11aをドラム1の最下端に向つて押上げる押
上機構である。
而して、シート11を巻回するに際して排気手
段5を作動せしめると、ドラム1内部の空気は排
気口3、排気路6、排気モータ7を介して外部に
排気され、ドラム1内部に負圧を生ぜしめる結
果、吸気孔2,2…から外部の空気を吸気しドラ
ム1表面に軸に向う吸着力が形成される。この状
態で押上げ機構13を作動せしめると、シート1
1,11…の始端11a,11a…はドラム1の
最下端に位置する吸気孔2,2…に当接若しくは
近接し、その最上部の1枚のシート11のみを吸
着する。シート11の始端11aの吸着が終了す
ると、次いでドラム1を第2図に於いて右方向に
1回転せしめることによつて、該シート11を始
端11aから順次終端11bに向つて吸気孔2…
により吸着する。
この様にシート11の吸着が進みドラム1表面
の吸気孔2,2…が閉塞されて行くと、ドラム1
内部及び排気路6内部の空(排)気圧はより一層
負圧となる。
一方、圧力センサ8は排気手段5が非作動時大
気圧と排気路6内部の空気圧は平衡状態にあり、
作動直後にあつては吸気孔2,2…が全て露出状
態にあるために排気圧が負圧となり最終的に第2
図破線の如くシート巻回が終了した時点で最高値
となる。従つて、斯る空(排)気圧を圧力センサ
8によつて検出し、その検出出力とシートサイズ
に応じて予め定められた閾値とを比較することに
よつて、該比較に供せられたシートサイズのシー
ト11の巻回状態が正常であるか否かが判定され
る。即ち、圧力センサ8はシート11の巻界状態
を予め定められたポジシヨンに対して検出するの
ではなく、排気路6(ドラム1内部)の排気圧を
検出するものであり、該排気圧はシート11によ
つて閉塞された吸気孔2,2…の総数で決定され
るために、シートサイズに応じた所定値を有して
おり、シート11が異常に巻回せしめられると閉
塞する吸気孔2,2…の総数の減少若しくは増加
により、上記所定の検出出力が得られなくなる結
果、シート11の巻回状態を確実に判定すること
が可能となる。
この様に圧力センサ8によつて、シート11の
正常な巻回が検出されると、該検出出力に基づ
き、制御手段が排気手段5の排気出力を低下せし
める。即ち、シート11はドラム1に対し既に正
常な巻回状態にあり、この状態で排気手段5の排
気出力を低下せしめてもシート11はドラム1か
ら剥離することなく正常な巻回状態を継続する。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の説明から明らかな如く、ドラム
の吸気孔に吸着力を形成する排気手段に圧力セン
サを関連付けたので、上記圧力センサの検出出力
によりシートの巻回状態が正常であるか否かを確
実に検出することができると共に、該圧力センサ
の検出出力を利用して、制御手段が排気手段の排
気出力をシート巻回終了後低下させることがで
き、該排気手段の保護、省電力及び騒音の低下を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例断面図、第2図
は本考案装置の巻回動作を説明するための断面
図、を夫々示している。 1……ドラム、2……吸気孔、5……排気手
段、8……圧力センサ、11……シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 表面に露出し内部と連通する多数の吸気孔を有
    する円筒状ドラムの内部を排気手段により排気し
    上記吸気孔に形成された吸着力によつてシートを
    巻回するシート巻回装置に於いて、 上記シートの巻回状態を検出するべく上記排気
    手段に関連付けられた圧力センサと、 該圧力センサの検出出力に基づいて上記排気手
    段の排気出力をシート巻回終了後低下せしめる制
    御手段と、 を備えることを特徴とするシート巻回装置。
JP1020683U 1983-01-26 1983-01-26 シ−ト巻回装置 Granted JPS59118539U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1020683U JPS59118539U (ja) 1983-01-26 1983-01-26 シ−ト巻回装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1020683U JPS59118539U (ja) 1983-01-26 1983-01-26 シ−ト巻回装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59118539U JPS59118539U (ja) 1984-08-10
JPH0318199Y2 true JPH0318199Y2 (ja) 1991-04-17

Family

ID=30141647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1020683U Granted JPS59118539U (ja) 1983-01-26 1983-01-26 シ−ト巻回装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59118539U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5555661A (en) * 1978-09-22 1980-04-23 Canon Inc Recorder

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5555661A (en) * 1978-09-22 1980-04-23 Canon Inc Recorder

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59118539U (ja) 1984-08-10

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