JPH03180865A - カラー画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真方式、イオノグラフィ一方式等の画像
形成装置において複数色のトナーを用いて像担持体上に
カラー画像を形威し、さらに記録紙等の記録媒体に転写
してカラー画像を形成するカラー画像形成装置に関する
。

〔従来の技術〕

従来の転写型のカラー画像形成装置）こおいては円筒状
像担持体周囲に複数色の現像装置を順次配置し前記像担
持体上に各色のトナー像を順次形威し、得られたカラー
トナー像を記録紙に一括静電転写する方法が知られてい
る（日経メカニカル、１２・２６、ｐｐ３２−３９（１
９８８）’）。また像担持体上に形成したトナー像を記
録媒体に各色毎に複数回に分けて転写し記録紙上にカラ
ー画像を得る方法も知られている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術の装置においては以下の問題点を有してい
た。前者のものでは像担持体の外周面積は画面１面の面
積以上である必要がある。像担持体は光導電体等特殊材
料で高価であり、低寿命であって交換、保守が必要なこ
とから装置が高価になったり操作性の低下をもたらす。

また２色目以降のトナー像形成が前色のトナー像を乱し
たり、また前色トナー像の影響を受けやすく、特殊な現
像剤や現像方式を採用する必要があった。また後者のも
のでは像形成過程で記録紙の寸法変化生じ各色トナー像
の位置ズレが生じやすかった。これを解決するため円筒
状部材に記録紙を固定して複数回の転写を行う方法も知
られている（持公平１−３２９８１）が記録紙固定工程
による実質画像形成速度の低下、記録紙固定機構による
装置の複雑化等の問題点を有していた。

本発明の目的はこれらの問題点を解決して簡単な構成の
装置において像形成速度の低下を生ずることなく各色画
像間の位置精度の高い高品質カラー画像の得られる装置
を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の湿式画像形成装置は、像担持体、転写媒体とを
有し、上記像担持体の周囲に設けられたトナー像形成手
段により像担持体上にトナー像を形成して転写媒体に転
写する工程を複数回繰り返し、転写媒体上に少なくとも
２色のトナー像を形威し、その後上記複数色トナー像を
記録媒体に転写するごとく構成したことを特徴とする。

〔実施例〕 次に実施例に基づいて本発明を説明する。第１図は本発
明の一実施例を示すカラー画像形成装置の構成を示す図
である。同図は電子写真方式のカラープリンタを示す。

同図において給紙装置１から送り出された記録媒体であ
る記録紙はタイミングローラ２で転写媒体である転写ロ
ーラ４の回転と同期されて転写位置に搬送される構造で
ある。

転写ローラ４には圧力ローラ１３、転写ローラクリーニ
ング装置２０が当接解除可能に設けられる。

像担持体である感光ドラム５の周囲には帯電装置７、露
光装置９、現像装置３、クリーニング装置６、除電装置
８が設けられる。トナー像を転写された記録紙は搬送ベ
ルト１２によって定着装置１０を経てスタッカー１１に
送られる構成になっている。

現像は液体現像剤を用いて行い現像装置３には第１色の
トナーを収納する第１のトナー槽１５、同じく第２、第
３、第４のトナー槽１６．１７．１８さらにキャリア溶
媒槽２２が連結されそれぞれのトナーおよびキャリア溶
媒が供給可能に構成され、さらに廃トナー槽１９と連結
されている。

各トナー槽はシアン、イエロー、マゼンタおよび黒の４
色の現像剤が収納されている。

次に像形成動作について説明する。まず第−色の像形成
は現像装置３内に第１のトナー槽より第１の現像剤を供
給して、圧力ローラ１３を転写ローラ４と非接触の解除
状態に保ち、さらに転写ローラクリーニング装置２０を
解除状態に保持する。

アルミ素管に感光層を形成した感光ドラム５を矢印２３
の方向に回転させながら帯電装置７により一様電位に帯
電した後露光装置９で選択露光し静電潜像を形成し現像
袋Ｎ３で第１色の現像剤を用いて顕像化し第１色のトナ
ー像を得る。現像剤は絶縁性キャリア液体溶媒中に顔料
と帯電樹脂からなるトナー粒子が分散した液体現像剤で
あり、塗布ローラ２１で現像装置３内の現像剤を塗布し
スクイズローラ１４で感光ドラム５上の余剰現像剤を除
去する。この第１色のトナー像は静電転写され転写ロー
ラ４に転移される。転写ローラ４への転写は次のごとく
行われる。転写ローラ４と感光ドラム５のアルミ素管と
の間に電位差を設けて感光ドラム上の帯電トナー像が静
電界により転写ドラムに転写する。転写ドラムは金属素
管に導電弾性層、さらにこの上に誘電体層を設けた多層
構成であり、平滑面とすることで感光ドラム上のトナー
像は忠実に転写ドラムに転写される。感光ドラム５はさ
らにクリーニング装置６により転写残りトナーを除去し
た後除電装置６により一様露光し静電潜像を消去する。

次に現像装置にキャリア溶媒をキャリア溶媒槽２２から
供給しながら第１色の現像剤を現像装置３から廃トナー
槽１９に収容し現像装置３を洗浄し、さらに第２のトナ
ー槽１６から第２の現像剤を現像装置３に供給し第２色
現像剤への入れ替えを行う。この状態で上記第１色のト
ナー像形成過程と同様のプロセスで第２のトナー像形成
を行い転写ローラ４上に第１色、第２色のトナー像を重
ねて形成する。以下同様に第３、第４のトナー像形成を
行う。

この段階で転写ローラ４には４色のトナーからなる多色
トナー像が形成される。次に記録紙をタイミングを取っ
て供給し圧力ローラ１３に圧力を印加して記録紙を転写
ローラ４に当接させて押圧し上記多色トナー像を記録紙
に一括転写する。転写ローラ４は弾性層を有するため湿
潤状態にあるトナーは記録紙の表面の粗度に影響されず
転写ローラ４から忠実に記録紙に転移する。さらに転写
ローラ４上の転写残りトナー像を転写ローラクリーニン
グ装置２０で除去し、トナー像を有する記録紙を定着器
１０によって加熱しキャリア溶媒の蒸発除去、紙上トナ
ー像固着を行う。上記説明で明らかな如く転写ローラ４
の外周面積は記録面積以上である必要があるが感光ドラ
ム５は小径ドラムでよい。転写ローラクリーニング装置
２０の当接解除制御は本実施例ではウレタンゴムからな
るクリーニングブレードを用いこのブレードを回動可能
に支承しこれを回転させて当接解除を行う。

本実施例では感光ドラム５と転写ローラ４とは圧力を加
えず静電転写を行うため第２色以降の転写（こおいて転
写ローラ４上のトナーｆ象が影響を受けて乱されること
がない。

次に第２の実施例を第２図に示す。感光ドラム３１の周
囲に帯電装置３２、露光装置（光りビーム３３で示す）
、現像装置３４、クリーニング装置３５を配し、転写ロ
ーラ３７、転写ローラクリーニング装置３８、押圧ロー
ラ３９を備える。現像装置３４は４色の乾式現像器４０
．４１．４２．４３を有し装置全体を回転させて所望の
色の乾式トナーを用いて現像する構造である。押圧ロー
ラ３９は内部に発熱体４４を有し高温に保持される構造
である。

次に像形成動作【二ついて説明する。第１の実施例と同
様に静電潜像を形成した感光ドラム３１を矢印４５で示
す回転に伴って第１の現像剤で現像し静電的に転写ロー
ラ３７に転写する。この時転写ローラクリーニング装置
３８、押圧ローラ３９は解除状態に保持する。次に第２
色の現像器を用いて同様に像形成を行い転写ローラ３７
上に転写して転写ローラ上に２色側像を重ねて形成する
。

以上の様に４回の工程を経て転写ローラ上に４色のトナ
ー像を形成する。次に押圧ローラ３９を高温度に保って
記録紙（図示せず）を介して転写ローラ３７に当接させ
る。乾式トナーは溶融し転写ローラ３７上のカラー筒体
は一括して記録紙上に転写され同時に固着定着される。

溶融転写については特公昭４６−４１６７９に詳述され
本発明の主旨と直接関連しないため省略する。この後転
写ローラ上の転写残りトナー除去が行われて次の動作に
備える。

第３の実施例を第３図に示す。導電性表面を有する像担
持体である導電体ドラム５０の周囲に４色の液体現像剤
を収納し各色の画像を形成する第１、第２、第３、第４
のヘッド５１．５２．５３．５４とクリーニング装置５
５が配置されている。

先の実施例と同様転写ローラ５７、転写ローラクリーニ
ング装置５８、押圧ローラ５９を有する。

ヘッド５１．５２．５３．５４は液体現像剤を像担持体
５０上に塗布した状態で高電圧を加えた記録針を高速に
走査し、形成される電界によって記録電極と像担持体の
間に介在する帯電トナー粒子を像担持体に付着させてト
ナー像を形成するもので例えばＵＳＰ４３３０７８８に
開示されている。

次に像形成動作について説明する。転写ローラクリーナ
５８、転写ローラ５９をＨ冷状態に保って像担持体５０
を矢印５６の方向に回転させ第１のヘッド５１により第
１色の画像を像担持体上に形成し転写ローラ５７上に静
電転写する。以下光の実施例の場合と同様に転写ローラ
５７上に多色側ｆ！ｉを形成した後押圧ローラ５９を当
接させて記録紙に一括転写し記録紙上にカラー画像を形
成する。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明の上記構成によれば転写ローラ
に各色トナー像を転写しカラー画像を形成した後記録媒
体に一括転写することによって記録媒体の各色転写工程
での位置決精度管理が不要であり、また複雑な紙固定機
構等を必要とせず簡単な構成で像形成速度を低下させる
ことなくカラー画像形成を行うことができるという効果
を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すカラー画像形成装置の
構成を示す図。 第２図は本発明の別の実施例を示すカラー画像形成装置
の構成を示す図。 第３図は本発明のさらに別の実施例を示す画像形成装置
の構成を示す図。 ３．３４　　現像装置 ４．３７．５７　　転写ローラ ５．３１　　感光ドラム １３．３９．５９　　押圧ローラ １５　　第１のトナー槽 １６　　第２のトナー槽 １７　　第３のトナー槽 ２０．３８．５８　　転写ローラクリーニング装置 ５１．５２．５３．５４　　ヘッド ５６　　導電体ドラム 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 像担持体、転写媒体とを有し、上記像担持体の周囲に設
   けられたトナー像形成手段により像担持体上にトナー像
   を形成して転写媒体に転写する工程を複数回繰り返し、
   転写媒体上に少なくとも２色のトナーからなる画像を形
   成し、その後上記複数色トナー像を記録媒体に転写する
   ごとく構成したことを特徴とするカラー画像形成装置。