JPH1063104A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH1063104A
JPH1063104A JP8213617A JP21361796A JPH1063104A JP H1063104 A JPH1063104 A JP H1063104A JP 8213617 A JP8213617 A JP 8213617A JP 21361796 A JP21361796 A JP 21361796A JP H1063104 A JPH1063104 A JP H1063104A
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JP
Japan
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image forming
image
forming body
liquid developer
color
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JP8213617A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精細で色彩の鮮やかな画像が得られ、また
色重ね時の二次色の再現性も良好なカラー画像形成装置
を提供する。特に、感光体ドラム上に複数色のトナー像
を順次重ね合わせてカラー画像を形成するカラー画像形
成装置に適用して画像乱れのない高画質の画像を得る。 【解決手段】 ドラム状像形成体1に対して帯電、像露
光及び現像処理を繰り返して像形成体1上にトナー像を
重ね合わせて形成した後、このトナー像を回動する中間
転写部材上に転写し、さらにこのトナー像を転写材Pに
一括転写するカラー画像形成装置において、現像処理に
液体現像剤を用いるとともに、像形成体1に対向する現
像ローラ42を、像形成体1に対面して反対方向に回動
するようにしたカラー画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム状像形成体
の周面に複数の帯電手段、像露光手段及び現像手段を配
置し、像形成体の一回転中にトナー像を像形成体上に重
ね合わせて形成する電子写真方式のカラー画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】多色のカラー画像を形成する方法として
像形成体の一回転中に各色に対応する画像の像露光、現
像を順次反復して各色のトナー像を像形成体上に重ね合
わせてカラー画像を形成するカラー画像形成装置が知ら
れている。
【0003】しかしかかる装置は、像形成体の周面に複
数の帯電手段、像露光手段および現像手段を配置すると
共にさらに転写材の搬送領域やクリーニング手段にも場
所をとられるので、像形成体周面のスペースが不足し、
そのためレイアウトに難渋し、周面長の長い大型の像形
成体を必要とすると共にバランスも悪くなる欠点があ
る。
【0004】このスペースの不足を解決する一つの方法
として、像形成体の基体を透明体とし、各像露光手段を
像形成体の内部に収容し、像形成体の内側から像露光す
るようにした装置が、また中間転写材を使用することに
より転写領域に対して接線方向から搬送される転写材の
搬送面を、像形成体の周面より離れた位置に設定するよ
うにした装置等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子写真プロセ
スにおける乾式現像法に用いられる粉体トナーは、画像
の高精細化のため、微粒子化が進んでいるが、それでも
粒子径が7〜10μm程度と、通常の粒子径0.1〜2
μmの液体現像剤の10倍程度以上である。液体現像法
の最大の特徴は、このように微細なトナー粒子により高
精細な画像が得られるということである。
【0006】また、液体現像剤は粉体トナーに比べて透
明性が高いため、像形成体上に形成されたトナー像の上
から像露光して色重ねするカラー画像形成プロセスにお
いて、遮光性が少なく二次色の再現性が良好になる。さ
らに、カラーOHP原稿にした際に、色彩が鮮やかに再
現できる。
【0007】この液体現像方式を用いて、像形成体(感
光体)に対して帯電、像露光、現像を繰り返して像形成
体上にカラートナー像を重ね合わせて形成しても、トナ
ー像が薄いために、トナー像が重なり易い特長がある。
【0008】さらに、像形成体周囲に4組の帯電器、像
露光手段、現像器を配置し、像形成体の移動に伴い、連
続して画像形成を行うことにより、高速のカラープリン
トが可能になる。
【0009】しかしながら、液体現像方式は、液体現像
剤が現像器からこぼれ易いことから、4個の現像器を並
べるとすると、像形成体をベルト状として現像器を下方
に設けるのが一般的であろう。しかし、ベルト状の像形
成体では、各色間の正確な位置合わせが困難であり、ま
た、装置も大型になってしまう。さらに、像形成体上に
付着したアイソパー等の溶媒を除去しなければ、次のト
ナー像形成に悪影響を及ぼすという問題がある。
【0010】以上のことから、小型で高い位置合わせ精
度を有し、かつ、現像後に次の工程である帯電、像露
光、現像に影響を与えない程度しか溶媒を残さないトナ
ー画像形成技術が装置構成とともに望まれている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ドラム状像
形成体に対して帯電、像露光及び現像処理を繰り返して
前記像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成した後、
前記トナー像を回動する中間転写部材上に転写し、さら
に該トナー像を転写材に一括転写するカラー画像形成装
置において、前記現像処理に液体現像剤を用いるととも
に、前記像形成体に対向する現像ローラを、像形成体に
対面して反対方向に回動することを特徴とするカラー画
像形成装置(請求項1に係わる発明)、前記現像処理に
液体現像剤を用いるとともに、前記像形成体が現像ロー
ラに対向する位置の上流側に前記液体現像剤を吐出して
前記像形成体上に供給する液体現像剤供給手段を設けた
ことを特徴とするカラー画像形成装置(請求項2に係わ
る発明)、及び前記像形成体に対向し、像形成体に対面
して反対方向に回動する現像ローラと、前記像形成体が
現像ローラに対向する位置の上流側に液体現像剤を吐出
して前記像形成体上に供給する液体現像剤供給手段とを
設けたことを特徴とするカラー画像形成装置(請求項3
に係わる発明)によって達成される。
【0012】また、上記目的は、ドラム状像形成体に対
して帯電、像露光及び現像処理を繰り返して前記像形成
体上にトナー像を重ね合わせて形成した後、前記トナー
像を転写材に一括転写するカラー画像形成装置におい
て、前記現像処理に液体現像剤を用いるとともに、前記
像形成体に対向する現像ローラを、像形成体に対面して
反対方向に回動することを特徴とするカラー画像形成装
置(請求項8に係わる発明)、前記現像処理に液体現像
剤を用いるとともに、前記像形成体が現像ローラに対向
する位置の上流側に前記液体現像剤を吐出して前記像形
成体上に供給する液体現像剤供給手段を設けたことを特
徴とするカラー画像形成装置(請求項9に係わる発
明)、および前記像形成体に対向し、像形成体に対面し
て反対方向に回動する現像ローラと、前記像形成体が現
像ローラに対向する位置の上流側に液体現像剤を吐出し
て前記像形成体上に供給する液体現像剤供給手段とを設
けたことを特徴とするカラー画像形成装置(請求項10
に係わる発明)によって達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】液体現像剤を用いて画像を現像処
理する本発明のカラー画像形成装置を以下に説明する。
本発明の請求項1ないし7に係わるカラー画像形成装置
の実施の形態を、図1ないし図4の各構成図に示す。
【0014】(実施の形態1) 内部露光、中間転写ベ
ルト方式 図1は、液体現像剤を用いて画像を現像処理する本発明
のカラー画像形成装置の全体構成図である。
【0015】図において、1はドラム状の像形成体すな
わち感光体ドラムで、光学ガラスもしくは透明アクリル
樹脂等の透明部材によって形成される円筒状の基体の外
周に透明導電層,有機感光層(OPC)を塗布したもの
である。
【0016】前記感光体ドラム1は、一方の端部がプロ
セスカートリッジ10の備えるガイドピンによって軸受
支持され、他方の端部が装置本体の基板に備えられた複
数のガイドローラに外嵌して駆動源に接続する駆動歯車
に噛合し、その駆動力により前記の透明導電層を接地し
た状態で時計方向に回転される。
【0017】2Y,2M,2C,2Kはスコロトロン帯
電器で感光体ドラム1の前述した有機感光体層に対し所
定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤによるコロ
ナ放電とによって帯電作用を行い、感光体ドラム1に対
し一様な電位を与える。
【0018】3Y,3M,3C,3Kは感光体ドラム1
の軸方向に配列したLEDと光集束性伝送体(セルフォ
ックレンズアレイ)とから構成される露光光学系で、別
体の画像読み取り装置によって読み取られた各色の画像
信号がメモリより順次取り出されて前記の各露光光学系
3(Y,M,C,K)にそれぞれ電気信号として入力さ
れる。
【0019】前記の各露光光学系3(Y,M,C,K)
は何れも装置本体の基板に対し固定した円柱状の支持部
材30に取り付けられて前記感光体ドラム1の基体内部
に収容される。
【0020】4Y,4M,4C,4Kは、イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および黒色
(K)の各現像剤による現像を行う現像器で、それぞれ
前記感光体ドラム1の周面に液体現像剤を吹き付けて現
像する液体現像剤供給手段(以下、液体供給手段と称
す)41と、該感光体ドラム1の周面に対向して圧接
し、該感光体ドラム1に対面して反対方向に回転する現
像ローラ42とを備えている。この構成の現像器は、重
力に逆らって現像剤の供給が可能であり、前記感光体ド
ラム1がドラム状であるとしても、その周囲に有効配置
が可能となる。好ましくは、各現像器4(Y,M,C,
K)の配置は、感光体ドラム1の回転中心を通る鉛直線
に対して左右2個ずつ分配される。
【0021】前記液体供給手段41は、液体現像剤を吐
出するノズル411と、前記液体現像剤をノズル411
からオンデマンドに制御して吐出させるインジェクタ4
12と、該インジェクタ412に連通し液体現像剤を貯
留する液体現像剤タンク413と、該液体現像剤タンク
413に液体現像剤を補給する液体現像剤収納容器41
4とから構成されている。前記現像ローラ42は、現像
電極としての効果と、前記感光体ドラム1に対面して反
対方向に回動することによるキャリア液体のスクイズ作
用との効果とを併せもたせている。
【0022】前述した帯電器2(Y,M,C,K)によ
る帯電、露光光学系3(Y,M,C,K)による像露光
によって形成される感光体ドラム1上の静電潜像は、前
記の各現像器4(Y,M,C,K)の前記各液体供給手
段41のノズル411から吐出された液体現像剤により
供給され、前記現像ローラ42による印加電圧とスクイ
ズ作用により現像されて、感光体ドラム1上に各色のト
ナー像が重ね合わせられ、フルカラー画像が形成され
る。
【0023】この現像器配置により、現像器4Y,4M
に対しては下方からの現像剤の供給とスクイズが可能と
なり、現像器4C,4Kに対しては上方からの現像剤の
供給とスクイズが可能となる。これにより、各静電潜像
は確実に現像され、また、余分な溶媒が感光体ドラム1
から除去(スクイズ)される。
【0024】次に、本装置におけるカラー画像形成装置
のプロセスについて説明する。
【0025】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
はコンピュータで編集された画像を、Y,M,Cおよび
Kの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納さ
れる。
【0026】画像記録のスタートにより、感光体駆動用
モータの始動により前記感光体ドラム1を時計方向へと
回転し、同時に帯電器11Yの帯電作用により感光体ド
ラム1に電位の付与が開始される。
【0027】感光体ドラム1は電位を付与されたあと、
前記の露光光学系12Yにおいて第1の色信号すなわち
イエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号による露
光が開始されドラムの回転走査によってその表面の感光
層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静電潜
像を形成する。
【0028】前記の潜像は現像器13Yの液体供給手段
41による液体現像剤の供給と、前記感光体ドラム1に
対面して反対方向に回動する現像ローラ42上の液体現
像剤による現像と印加電圧とスクイズ作用とにより現像
処理されて感光体ドラム1の回転に応じイエロー(Y)
のトナー像が形成される。前記液体供給手段41による
液体現像剤の供給は、必要なタイミングに必要な液体現
像剤量をオンデマンドに行う。
【0029】次いで、感光体ドラム1は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらに帯電器2Mの帯電作用に
より電位を付与され、露光光学系3Mの第2の色信号す
なわちマゼンタ(M)の画像信号に対応する電気信号に
よる露光が行われ、現像器4Mの液体供給手段41と現
像ローラ42とによる現像によって前記のイエロー
(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順
次重ね合わせて形成していく。
【0030】同様のプロセスにより帯電器2C、露光光
学系3Cおよび現像器4Cによってさらに第3の色信号
に対応するシアン(C)のトナー像が形成される。さら
に、帯電器2K、露光光学系3Kおよび現像器4Kによ
って第4の色信号に対応する黒色(K)のトナー像が順
次重ね合わせて形成され、感光体ドラム1の一回転以内
にその周面上にカラーのトナー像が形成される。
【0031】これ等各露光光学系による感光体ドラム1
の有機感光層に対する露光はドラムの内部より前述した
透明の基体を通して行われる。従って第2,第3および
第4の色信号に対応する画像の露光は何れも先に形成さ
れたトナー像による遮光の影響を全く受けることなく行
われ、第1の色信号に対応する画像と同等の静電潜像を
形成することが可能となる。
【0032】なお、各露光光学系3(Y,M,C,K)
の発熱による感光体ドラム1内の温度の安定化及び温度
上昇の防止は、前記支持部材30に熱伝導性の良好な材
料を用い、低温の場合はヒータを用い、高温の場合はヒ
ートパイプを介して外部に放熱する等の措置を講ずるこ
とにより支障のない程度迄抑制することができる。
【0033】また、各現像器4(Y,M,C,K)によ
る現像作用に際しては、それぞれ現像ローラ42に対し
直流あるいはさらに交流を加えた現像バイアスが印加さ
れ、現像器4(Y,M,C,K)に収容される液体現像
剤による現像が行われて、透明電導層を接地する感光体
ドラム1に対して現像が行われるようになっている。液
体現像剤は、着色したトナー粒子を溶媒であるアイソパ
ーやシリコンオイル中に分散したものである。
【0034】本発明による液体現像器4は、前記現像ロ
ーラ42と感光体ドラム1とが対向する間隙(現像ギャ
ップ)に、液体現像剤を供給する。また、液体現像器4
は、前記感光体ドラム1に対向する現像ローラ42を、
感光体ドラム1に対面して反対方向に回動することによ
り、現像電極としての効果と、液体現像剤回収ローラと
しての効果とを併せもたせている。本発明の4色フルカ
ラー画像形成装置においては、1つの感光体ドラム1上
に1色ずつトナー像を重ねてゆくものであるから、現像
後の余剰キャリア液体は、反対方向に回動する現像ロー
ラ42により除去され現像器4内に回収される。
【0035】従来の液体現像法では、帯電したトナー粒
子は感光体上の静電潜像の形成する電界に沿って電気泳
動しながら、静電潜像上へ移動する。しかしながら、ト
ナー粒子の運動速度は粒子径が小さくなるに従って遅く
なるために、従来の液体現像法では乾式現像法並の高速
の現像は困難であった。
【0036】本装置に好ましい現像法は、液体現像法の
特長である高精細画像を維持しつつ、好ましくはトナー
粒子径を0.5〜2μmと従来の液体現像剤より1桁大
きくすることで、高速と、反射濃度1.5以上の均一な
ベタ画像を得ることを可能にする。これは、現像剤の特
長であるトナーの粒子の効果によるものである。
【0037】かくして感光体ドラム1の周面上に形成さ
れたカラーのトナー像は、一旦中間転写部材である中間
転写ベルト5の周面に転写される。
【0038】前記中間転写ベルト5を用いる中間転写方
式に、粘着転写方式を用いることが可能である。前記中
間転写ベルト5は、厚さ100〜500μm、電気抵抗
は108〜1011Ω・cmの粘着性を有したシリコーン
ゴム等から成り、弾力性を有し、表面は平滑であるか
ら、感光体ドラム1から中間転写ベルト5へのトナー転
写及び中間転写ベルト5から転写材へのトナー転写に際
し、ニップ幅を有している。その結果、画像乱れのない
極めて良好な画像が維持できる。
【0039】シリコーンゴムから成る中間転写ベルト5
が感光体ドラム1上のトナーに押圧されると、シリコー
ンゴムの粘着力でトナーが中間転写ベルト5側に転写さ
れる。その後、ヒータで中間転写ベルト5とトナーが加
熱され、それによりシリコーンゴムの離型性が向上し、
また、トナーが粘性化するため、押圧された転写材Pに
トナーが再転写し、同時に定着も完了する。
【0040】中間転写ベルト5は、ローラ51,52,
53および54の間に張架され、ローラ54に伝達され
る動力により感光体ドラム1の周速度に同期して反時計
方向に循環して回動される。
【0041】前記の中間転写部材である中間転写ベルト
5はローラ51とローラ52の間のベルト面を感光体ド
ラム1の周面に接し、一方、ローラ53の外周のベルト
面を転写部材である転写ローラ6に接していて、それぞ
れのニップ位置においてトナー像の加熱転写域を形成し
ている。すなわち、前記中間転写ベルト5を介して対
向、圧接する転写ローラ6及びローラ53は、内部に熱
源を有する加熱ローラである。感光体ドラム1から中間
転写ベルト5上に転写された転写画像は、加熱されたロ
ーラ53、転写ローラ6に圧接、挟持された中間転写ベ
ルト5上に担持されて転写定着域に搬送される。
【0042】一方では、給紙カセット7の上方の給紙ロ
ーラ71の作動により、転写紙Pが搬出されてタイミン
グローラ72に給送され、中間転写ベルト5上のカラー
トナー像の搬送に同期して転写ローラ6の転写定着域へ
と給紙される。また、前記転写ローラ6とローラ53と
が圧接するニップ位置と、前記タイミングローラ72と
の中間の転写材搬送路には、転写材Pを予め所定温度に
加熱する予備加熱手段75が設けてある。
【0043】転写ローラ6は前記中間転写ベルト5の周
速度に同期して時計方向に回動されていて、給紙された
転写材Pは、加熱された転写ローラ6とローラ53の間
のニップ部の形成する転写域において中間転写ベルト5
上のカラートナー像に密着加熱され、中間転写ベルト5
上のカラートナー像は転写材P上に転写定着される。
【0044】カラートナー像の転写を受けた転写材Pは
除電針73により除電され、搬送ベルト74を介して排
紙ローラ76を介して装置外部に排出される。
【0045】前述した感光体ドラム1、中間転写ベルト
5および転写ローラ6にはそれぞれクリーニング装置9
1、92、93が設置され、それぞれの備えるブレード
が常時圧接されていて、残留した付着トナーの除去がな
されて周面は常に清浄な状態に保たれている。
【0046】前記感光体ドラム1の周面に配置された中
間転写ベルト5の上流側には、感光体ドラム1の加熱を
防止するための冷却部材(例えば冷却ローラ)11が設
置されている。また、クリーニング装置91の下流側に
も、同様に感光体ドラム1の加熱を防止するための冷却
部材(例えば冷却ローラ)12が設置されている。
【0047】図2は、液体現像剤を用いて画像を現像処
理する本発明のカラー画像形成装置の他の実施の形態を
示す全体構成図である。なお、図面に使用されている符
号について、図1と同じ機能を有する部分には、同符号
を付している。また、前記実施の形態と異なる点を説明
する。
【0048】この実施の形態においても、液体供給手段
41と、現像ローラ42とを備えた現像器4(Y,M,
C,K)は前記の第1の実施の形態と同様である。
【0049】ただし、静電転写手段として、トナーと反
対極性の1〜3kVのバイアス電圧を印加したローラ
(バイアスローラ)52と、接地したローラ51間に巻
回した転写ベルト61を回動可能に配置したものであ
る。
【0050】中間転写ベルト5は、ローラ51,52,
53および54の間に張架され、ローラ54に伝達され
る動力により感光体ドラム1の周速度に同期して反時計
方向に循環して回動される。
【0051】前記中間転写ベルト5は、厚さ100〜5
00μm、電気抵抗は108〜1011Ω・cmのウレタ
ンゴム、またはシリコーンゴム等から成り、さらに表層
に分離用に1010〜1016Ω・cmの抵抗値を有するテ
フロン層を設けたものであり、弾力性を有し、表面は平
滑であるから、感光体ドラム1から中間転写ベルト5へ
のトナー転写及び中間転写ベルト5から転写材Pへのト
ナー転写に際し、ニップ幅を有している。その結果、画
像乱れのない極めて良好な画像が維持できる。
【0052】前記の中間転写部材である中間転写ベルト
5はローラ51とローラ52の間のベルト面を感光体ド
ラム1の周面に接し、一方、ローラ53の外周のベルト
面を転写部材である転写ローラ6に接していて、それぞ
れのニップ位置においてトナー像の転写域を形成してい
る。感光体ドラム1から1〜3kVのトナーと逆極性の
バイアス電圧を印加した中間転写ベルト5上に転写され
た転写画像は、アースされたローラ53と、トナーと逆
極性の2〜6kVのバイアス電圧を印加した転写ローラ
6とに圧接、挟持され転写材Pに一括転写される。カラ
ートナー像の転写を受けた転写材Pは定着装置8に搬送
され、熱ローラ81と圧着ローラ82との間に挟持搬送
されて加熱され、トナーを溶着して定着がなされたの
ち、排紙ローラ83を介して装置外部に排出される。
【0053】(実施の形態2) 内部露光、中間転写ド
ラム方式 図3は、液体現像剤を用いて画像を現像処理する本発明
のカラー画像形成装置の他の実施の形態を示す構成図で
ある。なお、図面に使用されている符号について、図1
と同じ機能を有する部分には、同符号を付している。ま
た、前記実施の形態と異なる点を説明する。
【0054】この実施の形態においては、前記粘着性の
中間転写ベルト5の代わりに粘着性の中間転写ドラム5
0を回転可能に配置したものである。なお、ノズル41
1を有する液体供給手段41と、現像電極としての効果
と前記感光体ドラム1に対面して反対方向に回動するこ
とによるキャリア液体のスクイズ作用とを有する現像ロ
ーラ42とを備えた現像器4(Y,M,C,K)は前記
の第1の実施の形態と同様である。
【0055】図において、前記の透明基体上に感光層を
設けた感光体ドラム1は前記中間転写ドラム50に面す
る内部の支持部材30上に露光手段としての除電ランプ
31を備えている。該除電ランプ31は、感光体ドラム
1の軸方向に配列したLEDアレイと集光用の反射部材
とから構成されていて、粘着性を有する中間転写ドラム
50に対向して位置され、該中間転写ドラム50へのカ
ラートナー像の転写に同期して感光体ドラム1の内面よ
り点灯される。除電ランプ31の点灯による発光光は、
感光体ドラム1の透明体の基体を透過して基体外層の感
光体に到達して照明し、それによって帯電状態にある感
光体を除電して中間転写ドラム50に対するカラートナ
ー像の転写効率を向上させる。除電ランプ31は感光体
ドラム1の内部に設置することにより前述したように感
光体ドラム1に対し中間転写ドラム50への転写と同時
に転写部背面より露光して除電することが可能となるた
め、感光体ドラム1上のカラートナー像は除電に伴いが
ちなトナーの散りが防止され、画像形成時の画質を維持
して中間転写ドラム50に高転写率をもって転写され
る。
【0056】前記中間転写ドラム50は、金属ローラと
その表面に厚さが500〜5000μm、電気抵抗が1
8〜1011Ω・cmの粘着性を有するシリコーンゴム
等から成るものが用いられる。該中間転写ドラム50
は、ドラム状であるために、感光体にダメージを与えな
いように、表層は硬度25〜70度(JIS−A)の弾
性を有する厚い膜(500〜5000μm)とすること
が好ましい。
【0057】この時、露光光が中間転写部材である中間
転写ドラム50により再反射し、感光体ドラム1の中か
ら光除電を行い、潜像を乱すことがある。この露光光に
よる有害な反射光の発生を阻止するため、中間転写ドラ
ム50には露光光を吸収出来る黒色でかつ光沢がない素
材を使用することが望ましい。なお、前記除電ランプ3
1を、図1に示す前記中間転写ベルト5のローラ52に
対向する感光体ドラム1の内部に設置する構成も可能で
ある。前記中間転写ベルト5は露光光を吸収出来る黒色
でかつ光沢がない素材を使用することが望ましいが、中
間転写ベルト5が透明の場合には、バックアップローラ
を光吸収部材とすることが好ましい。
【0058】次に、前記給紙カセット7から給紙された
転写材Pは、加熱された転写ローラ6とローラ53の間
のニップ部の形成する転写域において中間転写ベルト5
上のカラートナー像に密着加熱され、中間転写ベルト5
上のカラートナー像は転写材P上に転写定着される。
【0059】なお、前記粘着性の中間転写ドラム50の
代わりにバイアス電圧を印加した中間転写ドラムを回転
可能に配置したバイアス転写方式の画像形成装置にも本
発明は適用可能である。即ち、1〜3kVのトナーと逆
極性のバイアス電圧を印加した中間転写ドラム50上
に、感光体ドラム1から転写された転写画像は、さらに
高い2〜6kVのトナーと逆極性のバイアス電圧を印加
した転写ローラ6に圧接、挟持され、転写材Pに一括転
写される。カラートナー像の転写を受けた転写材Pは図
示しない定着装置に搬送され、熱ローラと圧着ローラと
の間に挟持搬送されて加熱され、トナーを溶着して定着
がなされたのち、排紙ローラを介して装置外部に排出さ
れる。
【0060】バイアス転写方式では、中間転写ドラムと
トナーとの付着力を下げる目的で、中間転写ドラムを金
属ローラ表面に硬度25〜70度(JIS−A)、50
0〜5000μm厚のウレタンゴムやシリコーンゴムを
形成した構成とし、さらに金属表面に転写材分離用とし
て1010〜1016Ω・cmの抵抗値を有する四フッ化エ
チレン樹脂(テフロン)層を設けることが好ましい。
【0061】(実施の形態3) 外部露光、中間転写ベ
ルト方式 図4は、液体現像剤を用いて画像を現像処理する本発明
のカラー画像形成装置のさらに他の実施の形態を示す構
成図である。なお、図面に使用されている符号につい
て、図1と同じ機能を有する部分には、同符号を付して
いる。また、前記実施の形態と異なる点を説明する。
【0062】この実施の形態においては、ノズル411
を有する液体供給手段41と、現像電極としての効果と
前記感光体ドラム1に対面して反対方向に回動すること
によるキャリア液体のスクイズ作用とを有する現像ロー
ラ42とを備えた現像器4(Y,M,C,K)は、前記
の第1の実施の形態と同様である。
【0063】また、この実施の形態において、前記粘着
性の中間転写ベルト5を用いて、加熱されたローラ5
3、転写ローラ6に圧接、挟持された中間転写ベルト5
により転写材P上にカラートナー像を一括転写すると同
時に定着することは、前記の第1の実施の形態と同様で
ある。また、バイアス電圧を印加した中間転写紙方式を
用いることも可能である。
【0064】ただし、前記感光体ドラム1の軸方向に配
列したLEDと光集束性伝送体(セルフォックレンズア
レイ)とから構成される露光光学系3Y,3M,3C,
3Kは、感光体ドラム1の外側から像露光を行う。この
ように、露光光学系3(Y,3,3,3)、現像器4
(Y,M,C,K)及び帯電器2(Y,M,C,K)を
感光体ドラム1の外周に配置したカラー画像形成装置に
対しても、前記実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0065】(実施の形態4) 外部露光、中間転写ド
ラム方式 図5は、液体現像剤を用いて画像を現像処理する本発明
のカラー画像形成装置のさらに他の実施の形態を示す構
成図である。なお、図面に使用されている符号につい
て、図4と同じ機能を有する部分には、同符号を付して
いる。また、前記実施の形態と異なる点を説明する。
【0066】この実施の形態においても、液体供給手段
41と、現像ローラ42とを備えた現像器4(Y,M,
C,K)は前記の第1の実施の形態と同様である。
【0067】また、この実施の形態において、前記粘着
性の中間転写ドラム50を用いて、加熱された中間転写
ドラム50と転写ローラ6に圧接、挟持された転写材P
上にカラートナー像を一括転写すると同時に定着するこ
とは、前記の第3の実施の形態と同様である。また、バ
イアス電圧を印加した中間転写紙方式を用いることも可
能である。
【0068】ただし、図示しない4個のレーザ光源とポ
リゴンミラー32とミラー等から成る露光光学系3Y,
3M,3C,3Kは、感光体ドラム1の外側から像露光
を行う。このように、露光光学系3(Y,M,C,
K)、現像器4(Y,M,C,K)及び帯電器2(Y,
M,C,K)を感光体ドラム1の外周に配置したカラー
画像形成装置に対しても、前記実施の形態1と同様の効
果が得られる。
【0069】(実施の形態5) 内部露光、静電転写方
式 図6は、液体現像剤を用いて画像を現像処理する本発明
のカラー画像形成装置のさらに他の実施の形態を示す全
体構成図である。なお、図面に使用されている符号につ
いて、図1と同じ機能を有する部分には、同符号を付し
ている。また、前記実施の形態と異なる点を説明する。
【0070】この実施の形態においても、液体供給手段
41と、現像ローラ42とを備えた現像器4(Y,M,
C,K)は前記の第1の実施の形態と同様である。
【0071】ただし、前記中間転写ベルト5に代えて転
写ベルト61を回動可能に配置したものである。給紙カ
セット7の上方の給紙ローラ71の作動により、転写紙
Pが搬出されてタイミングローラ72に給送され、像形
成体1上に形成された重ね合わせのカラートナー像の搬
送に同期して転写ベルト61の転写域へと給紙される。
転写ベルト61は前記像形成体1の周速度に同期して反
時計方向に回動されている。感光体ドラム1の周面に付
着した重ね合わせ状態にあるカラートナー像は、前記転
写ベルト61のニップ位置において、ローラ(バイアス
ローラ)52へのトナーと反対極性のバイアス電圧の印
加により、転写材Pに転写される。すなわち、感光体ド
ラム1上のカラートナー像は接地したローラ51の案内
によりトナーを散らすことなく転写域へと搬送され、ロ
ーラ52に対する1kVないし3kVのバイアス電圧の
印加によって転写材P上に一括転写される。
【0072】カラートナー像の転写を受けた転写材Pは
定着装置8に搬送され、熱ローラ81と圧着ローラ82
との間に挟持搬送されて加熱され、トナーを溶着して定
着がなされたのち、排紙ローラ83を介して装置外部に
排出される。
【0073】このように、露光光学系3(Y,M,C,
K)、液体現像剤を用いた現像器4(Y,M,C,K)
及び帯電器2(Y,M,C,K)を感光体ドラム1の外
周に配置し、転写ベルト55により一括転写するカラー
画像形成装置に対しても、前記実施の形態1と同様の効
果が得られる。
【0074】(実施の形態6) 外部露光、静電転写方
式 図7は、液体現像剤を用いて画像を現像処理する本発明
のカラー画像形成装置のさらに他の実施の形態を示す全
体構成図である。なお、図面に使用されている符号につ
いて、図3と同じ機能を有する部分には、同符号を付し
ている。また、前記実施の形態と異なる点を説明する。
【0075】この実施の形態においても、液体供給手段
41と、現像ローラ42とを備えた現像器4(Y,M,
C,K)は前記の第1の実施の形態と同様である。
【0076】ただし、静電転写手段として、前記実施の
形態5と同様に、トナーと反対極性のバイアス電圧を印
加したローラ(バイアスローラ)52と、接地したロー
ラ51間に巻回した転写ベルト61を回動可能に配置し
たものである。
【0077】給紙カセット7の上方の給紙ローラ71の
作動により、転写紙Pが搬出されてタイミングローラ7
2に給送され、像形成体1上に形成された重ね合わせの
カラートナー像の搬送に同期してローラ52の転写域へ
と給紙される。給紙された転写材Pは転写ベルト61と
像形成体1上のカラートナー像に密着されローラ52へ
の1kVないし3kVのトナーと反対極性のバイアス電
圧の印加によりカラートナー像は転写材P上に一括転写
される。
【0078】このように、露光光学系3(Y,M,C,
K)、液体現像剤を用いた現像器4(Y,M,C,K)
及び帯電器2(Y,M,C,K)を感光体ドラム1の外
周に配置し、転写ベルト61により一括転写するカラー
画像形成装置に対しても、前記実施の形態1と同様の効
果が得られる。
【0079】
【発明の効果】本発明は、像形成体にドラム状像形成体
を用いることにより、小型で高い画像位置合わせ精度を
有するカラー画像形成装置を構成することができる。ま
た、高画質画像を実現すべく、前記現像処理に液体現像
剤を用いるとともに、前記像形成体に対向する現像ロー
ラを、像形成体に対面して反対方向に回動することによ
り、液体現像剤中のキャリア液体のスクイズ効果により
感光体ドラム上の余剰キャリア液体を除去して、感光体
ドラム上の必要なトナーのみを次工程に搬送するから、
感光体ドラム上に複数色のトナー像を順次重ね合わせて
カラー画像を形成する画像形成装置に適合して、現像剤
のたれや、トナー画像形成時の溶媒の影響が低減できる
から、画像乱れのない高画質の画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体現像剤を用いた現像器を備えたカラー画像
形成装置の実施の形態1を示す全体構成図。
【図2】液体現像剤を用いた現像器を備えたカラー画像
形成装置の実施の形態1の他の全体構成図。
【図3】液体現像剤を用いた現像器を備えたカラー画像
形成装置の実施の形態2を示す構成図。
【図4】液体現像剤を用いた現像器を備えたカラー画像
形成装置の実施の形態3を示す構成図。
【図5】液体現像剤を用いた現像器を備えたカラー画像
形成装置の実施の形態4を示す構成図。
【図6】液体現像剤を用いた現像器を備えたカラー画像
形成装置の実施の形態5を示す全体構成図。
【図7】液体現像剤を用いた現像器を備えたカラー画像
形成装置の実施の形態6を示す全体構成図。
【符号の説明】
1 ドラム状像形成体(感光体ドラム) 2Y,2M,2C,2K スコロトロン帯電器(帯電
器) 3Y,3M,3C,3K 露光光学系 30 支持部材 4Y,4M,4C,4K 現像器 41 液体現像剤供給手段 411 ノズル 412 インジェクタ 413 液体現像剤タンク 414 液体現像剤収納容器 42 現像ローラ 5 中間転写ベルト(中間転写部材) 50 中間転写ドラム(中間転写部材) 6 転写ローラ 61 転写ベルト 7 給紙カセット 8 定着装置 P 転写材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム状像形成体に対して帯電、像露光
    及び現像処理を繰り返して前記像形成体上にトナー像を
    重ね合わせて形成した後、前記トナー像を回動する中間
    転写部材上に転写し、さらに該トナー像を転写材に一括
    転写するカラー画像形成装置において、 前記現像処理に液体現像剤を用いるとともに、前記像形
    成体に対向する現像ローラを、像形成体に対面して反対
    方向に回動することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 ドラム状像形成体に対して帯電、像露光
    及び現像処理を繰り返して前記像形成体上にトナー像を
    重ね合わせて形成した後、前記トナー像を回動する中間
    転写部材上に転写し、さらに該トナー像を転写材に一括
    転写するカラー画像形成装置において、 前記現像処理に液体現像剤を用いるとともに、前記像形
    成体が現像ローラに対向する位置の上流側に前記液体現
    像剤を吐出して前記像形成体上に供給する液体現像剤供
    給手段を設けたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 ドラム状像形成体に対して帯電、像露光
    及び現像処理を繰り返して前記像形成体上にトナー像を
    重ね合わせて形成した後、前記トナー像を回動する中間
    転写部材上に転写し、さらに該トナー像を転写材に一括
    転写するカラー画像形成装置において、 前記像形成体に対向し、像形成体に対面して反対方向に
    回動する現像ローラと、前記像形成体が現像ローラに対
    向する位置の上流側に液体現像剤を吐出して前記像形成
    体上に供給する液体現像剤供給手段とを設けたことを特
    徴とするカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像形成体上に形成されたトナー像を
    静電転写手段により中間転写部材に一括転写することを
    特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のカラ
    ー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記像形成体上に形成されたトナー像を
    粘着転写手段により中間転写部材に一括転写することを
    特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のカラ
    ー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記像形成体に対して像露光を行う像露
    光手段が、前記像形成体の内部に配置されていることを
    特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のカラ
    ー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記像形成体に対して像露光を行う像露
    光手段が、前記像形成体の外部に配置されていることを
    特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のカラ
    ー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 ドラム状像形成体に対して帯電、像露光
    及び現像処理を繰り返して前記像形成体上にトナー像を
    重ね合わせて形成した後、前記トナー像を転写材に一括
    転写するカラー画像形成装置において、 前記現像処理に液体現像剤を用いるとともに、前記像形
    成体に対向する現像ローラを、像形成体に対面して反対
    方向に回動することを特徴とするカラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】 ドラム状像形成体に対して帯電、像露光
    及び現像処理を繰り返して前記像形成体上にトナー像を
    重ね合わせて形成した後、前記トナー像を転写材に一括
    転写するカラー画像形成装置において、 前記現像処理に液体現像剤を用いるとともに、前記像形
    成体が現像ローラに対向する位置の上流側に前記液体現
    像剤を吐出して前記像形成体上に供給する液体現像剤供
    給手段を設けたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  10. 【請求項10】 ドラム状像形成体に対して帯電、像露
    光及び現像処理を繰り返して前記像形成体上にトナー像
    を重ね合わせて形成した後、前記トナー像を転写材に一
    括転写するカラー画像形成装置において、 前記像形成体に対向し、像形成体に対面して反対方向に
    回動する現像ローラと、前記像形成体が現像ローラに対
    向する位置の上流側に液体現像剤を吐出して前記像形成
    体上に供給する液体現像剤供給手段とを設けたことを特
    徴とするカラー画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記像形成体上に形成されたトナー像
    を静電転写手段により転写材に一括転写することを特徴
    とする請求項8ないし10の何れか1項に記載のカラー
    画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記像形成体上に形成されたトナー像
    を粘着転写手段により転写材に一括転写することを特徴
    とする請求項8ないし10の何れか1項に記載のカラー
    画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005037675A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005037675A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP4513286B2 (ja) * 2003-07-14 2010-07-28 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

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