JPH03178960A - フルオロアルキルチオアニリン誘導体及びその製法 - Google Patents

フルオロアルキルチオアニリン誘導体及びその製法

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JPH03178960A
JPH03178960A JP33595390A JP33595390A JPH03178960A JP H03178960 A JPH03178960 A JP H03178960A JP 33595390 A JP33595390 A JP 33595390A JP 33595390 A JP33595390 A JP 33595390A JP H03178960 A JPH03178960 A JP H03178960A
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Toyohiko Kume
久米 豊彦
Akihiko Yanagi
柳 顕彦
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Bayer CropScience KK
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Nihon Tokushu Noyaku Seizo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フルオロアルキルチオアニリン誘導体及びそ
の製法に関する。
更に詳しくは、本発明は、下記式(I)で表わされるフ
ルオロアルキルチオアニリン誘導体に関する。即ち 一般式 式中、Aはハロゲン原子、低級アルキル基及び低級アル
コキシ基よりなる群からえらばれた基を示し、複数ケの
Aが存在する場合には、それらは同一でも異なっていて
もよい、Rはフルオル置換−低級アルキル基を示し、そ
して、mは0.1.2.3又は4を示ず、ただし、mが
1を示し、上記式中のベンセン環に於いてAが3または
5の位置にあって、且つ一5CH2−Rが4の位置にあ
るときに、Aは低級アルキル基を示し、またmが2を示
し、−に記式中のヘンセン環に於いて、Aが3及び5の
位置にあって且つ一3CH2−Rが4の位置にあるとき
に、少なくとも1ケのAは低級アルコキン基を示す、 一ト記一般式(I)のフルオロアルキルチオアニリン誘
導体は、例えば下記の方法により製造することかでき、
本発明は該製法にも関する。
製法 一般式 Mは水素原子もしくはアルカリ金属原子を示す、 て表されれる化合物と、 一般式: %式%() 式中、Rは前記と同し、そして Zはアリール基又は低級アルキル基を示す、て表わされ
る化合物とを反応させることを特徴とする前記一般式(
I)のフルオロアルキルチオアニリン誘導体の製造方法
本発明の前記一般式(I)のフルオロアルキルチオアニ
リン誘導体は、公知刊行物に一切記戦されていない新規
な化合物である。そして、一般式(1)の該化合物は、
殺虫性ヘンシイルウレア誘導体の製造中間体として、有
用であるばかりでなく、その中間体であるフルオロアル
キルチオアリールイソシアネート誘導体の製造中間体と
して、産業上有用なものである。
従って、本発明の目的は、中間体として有用な新規なフ
ルオロアルキルチオアニリン誘導体及びその製法を提供
するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の一般式(I)の化合物は、例えば、下記の製法
により、製造することができる。
製法 Nl2 (II) (m) (I) (式中、ASR,m、M及びZは前記と同じ。)上記反
応式において、Aは、mが2.3又は4を示して複数ケ
存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよ
い。Aはハロゲン原子、例えばフルオル:クロル;ブロ
ム、ヨード、低級アルキル基、例えばメチル、エチル:
プロピル・イソプロピル; n−(iso−1sec−
又はtert−)ブチル等、及び上記例示と同様な低級
アルキル基を有する低級アルコキシ基よりなる群から選
択できる。
Rの例としては、上記例示と同様な低級アルキル基のフ
ルオル置換体を例示することができる。
mは0.1.2.3又は4を示し、そしてMは水素原子
及びナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原子よりえ
らばれた員を示し、Zはフェニル基、p−トリル基等の
アリール基、又は前記Aて例示したと同様の低級アルキ
ル基を示す。
上記反応式で示される本発明の一般式(1)の化合物の
製法において、原料である一般式(Il)の化合物の具
体例としては、例えば、 2−メルカプトアニリン、 4−メルカプトアニリン、 等を例示することができる。
同様に原料である一般式(Ill)の化合物の具体例と
しては、例えば、 2.2.24リフルオロエチル−p−トルエンスルホネ
ート、 2.2.3.3−テトラフルオロプロピル−p−hルエ
ンスルホネ−1・、 2.2.3.3.3−ペンタフルオロプロピル−p−+
−ルエンスルホネート、 等を例示することができ、また上記例示のp−トルエン
スルホネート類の代わりに、それらに相当するメタンス
ルホネート類、ヘンゼンスルホネート類を例示すること
もてきる。
次に代表例を示し、上記製法を具体的に説明する。
アミド 上記方法を実施する際には、たとえば炭酸すトリウム、
炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
素化ナトリウム等の塩基を共存させ非プロトン性極性溶
媒を使用し、高純度、高収量で目的物を得ることができ
、斯る溶媒としては、例えば1.2−ジメトキシエタン
、ツメチルホルムアミド、ンメチルアセトアミト、ジメ
チルスルホキシド、スルホラン、N−メチル−2−ピロ
リドン、ヘキサメチルホスホロアミド等をあげることか
できる。またプロトン性極性溶媒のうち第3級アルコー
ル、例えばtert−ブタノールも使用することができ
る。
上記方法は広い温度範囲内において実施することができ
る。例えば、約0°C〜約120℃の間で実施でき、望
ましくは約206C〜約80℃の間で実施できる。また
反応は常圧の下で行なうのが望ましいが、加圧または減
圧下で操作することも可能である。
尚、上記製法における原料の一般式(II)の化合物は
ハロニトロベンセン、例えば、4−クロル]0 方法[、I ournal  of  the  A 
merican  ChemicaI   S oci
ety、  V ol   7  コ 、 1747、
  (1949)。]に従って、得ることができる。
また、上記製法において、原料の一般式(II)の化合
物中には、酸化反応に鋭敏なものかある。
そのような場合には、反応に際しては、例えば、窒素カ
スの様な不活性カス中で、前記の如き、反応溶媒に溶か
し、炭酸カリウム、又はカリウムtert−ブトキザイ
トを作用させるか、若しくは、該メルカプトアニリンの
合成操作中に、酸化反応によって生しる生成物(該メル
カプトアニリンに相当するノザルファイト、即ち 水素化ナトリウムを作用させるとにより、」1記製法の
反応を行なうのがよい。
上記製法における同じく原IIである一般式(III)
の化合物は、スルホニルクロリド類とフルオルアルカノ
ール類とから、公知の方法[J ournal  of
1] the  A mericanChemical  S
 ociety、  XI o186.4645、(1
964)、同しくVol、、75.5978、 (19
53)  、The  J ournalof  Or
ganic  Chemistry、 V ol、 3
5.3195、(1970)。]を用いて、得ることが
できるが、これらの方法は収量、目的化合物の単離の繁
雑さ、及び経費の面等から、満足すべきものではない。
本発明においては、これらの問題点を解消するために、
相間移動触媒、例えば、l・リエチルヘンシルアンモニ
ウムクロリト、テトラメチルアンモニウムフロミド等を
用いることによって、スルホニルクロリド、フルオルア
ルカノール、及び水酸化ナトリウムとから、容易に、且
つ高純度、高収量て得ることかてきる。
次に実施例により本発明の内容を具体的に説明するが、
本発明はこれのみに限定されるへきものではない。
[実施例コ 実施例1 4−メルカプトアニリン(12,5g)をN、N’2 ンメチルホルムアミド(80+n4)に溶かし、窒素雰
囲気下に、カリウムtert−ブトキシド(12g)を
添加する。20〜30℃で2.2.24リフルオロエチ
ルベンセンスルボネーt−(23g)を滴下し、滴下終
了後30〜400Cに1時間、80〜90°Cに5時間
撹拌を続け、反応を完結する。減圧下に低沸点物及び溶
媒を留去した後、水(200mj)を加えて撹拌する。
生じた油状物質をトルエン(200+np、)て抽出し
、5%水酸化ナトリウム水溶液、水の順で洗浄し、無水
硫酸ナリトウムで乾燥する。トルエンを留去して得られ
る残渣を減圧下に蒸留すると、下記式て表わされる目的
の4−(2,2,2−トリフルオロエチルチオ)アニリ
ン(16,9g)が得られる。
bp、  100〜105°C/ 0 、8 +nmH
g(化合物No、l−1) 実施例1と同様の方法により合成された化合物を第1表
に示す。
第1表 上記実施例1て原料として用いる2、2.2−トリフル
オロエチル−p−トルエンスルホネ−1・は、下記参考
例1により合成することができる。
参考例] 2.2.2−1−リフルオルエタノール(105g)、
トルエン(200mj) 、p−トルエンスルホニルク
ロリド(190,5g)及びトルエチルヘンシルアンモ
ニウムクロリド(2,5g)とから成る溶液に、20〜
35°Cて水酸化ナリトウム(42g)と水(100g
)とから成る水溶液を滴下する。50〜60℃に4時間
撹拌を続けた後、トルエン(8〕4 00m4)を加え、静置する。分取した有機層を、水洗
後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、低沸点物を減圧下
に留去する。残渣にn−ヘキサノ(600mR)を加え
、激しく撹拌しながら、水冷すると、才、吉晶として、
目r白の2.2.21−リフルオロエチル−p−1−ル
エンスルホネーh(250g)が得られる。mp、4.
Q〜41°C上記参考例1とほぼ同様な方法により、合
成された前記一般式(m)の化合物を下記に例示する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、Aはハロゲン原子、低級アルキル基及び低級アル
    コキシ基よりなる群からえらばれた基を示し、複数ケの
    Aが存在する場合には、それらは同一でも異なっていて
    もよい、 Rはフルオル置換−低級アルキル基を示し、そして、m
    は0、1、2、3又は4を示す、ただし、mが1を示し
    、上記式中のベンゼン環に於いてAが3または5の位置
    にあって、且つ−SCH_2−Rが4の位置にあるとき
    に、Aは低級アルキル基を示し、またmが2を示し、上
    記式中のベンゼン環に於いて、Aが3及び5の位置にあ
    って且つ−SCH_2−Rが4の位置にあるときに、少
    なくとも1ケのAは低級アルコキシ基を示す、 で表わされるフルオロアルキルチオアニリン誘導体。 2)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる4−(2,2,2−トリフルオロエチルチ
    オ)アニリンである特許請求の範囲第1項記載の化合物
    。 3)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Aはハロゲン原子、低級アルキル基及び低級アル
    コキシ基よりなる群からえらばれた基を示し、複数ケの
    Aが存在する場合には、それらは同一でも異なっていて
    もよい、 mは0、1、2、3又は4を示す、ただし、mが1を示
    し、上記式中のベンゼン環に於いてAが3または5の位
    置にあって、且つ−SCH_2−Rが4の位置にあると
    きに、Aは低級アルキル基を示し、またmが2を示し、
    上記式中のベンゼン環に於いて、Aが3及び5の位置に
    あって且つ−SCH_2−Rが4の位置にあるときに、
    少なくとも1ケのAは低級アルコキシ基を示す、そして
    、Mは水素原子もしくはアルカリ金属原子を示す、で表
    さわれる化合物と、 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Rはフルオル置換−低級アルキル基を示し、そし
    て、Zはアリール基又は低級アルキル基を示す、で表わ
    される化合物とを反応させることを特徴とする、 一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、A、R及びmは前記と同じ、 で表わされるフルオロアルキルチオアニリン誘導体の製
    法。
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