JPH03178926A - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物

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JPH03178926A
JPH03178926A JP31675089A JP31675089A JPH03178926A JP H03178926 A JPH03178926 A JP H03178926A JP 31675089 A JP31675089 A JP 31675089A JP 31675089 A JP31675089 A JP 31675089A JP H03178926 A JPH03178926 A JP H03178926A
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JP
Japan
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composition
present
phe
oral
oral cavity
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JP31675089A
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Kanemoto Kitamura
謙始 北村
Taiichi Nakayama
泰一 中山
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は口腔用組成物、特に歯周疾患の予防及び治癒に
用いられる口腔用組成物に関する。
「従来の技術] 一般に歯周炎、歯槽膿漏等の歯周疾患は歯周病原菌ある
いはその産生ずる化合物の慢性的な刺激により発症する
慢性炎症であると言われているが、これらの病態につい
てはいまだはっきりしていない。
これら歯周疾患に対し、従来からアラントイン、グリチ
ルリチン酸等の消炎剤、ε−アミノカプロン酸、トラネ
キサム酸等の抗プラスミン剤やヒノキチオール、塩化ナ
トリウム等が配合された口腔用組成物が用いられてきた
[発明が解決しようとする課題] 従来技術の問題点 しかしながら、■これらはいずれもその効果が十分でな
かった。■他の成分との関係により効果を発揮できなか
った。■その安定性に問題があった。■配合した系の使
用性を悪くする等の問題があり、必ずしも満足し得るも
のではなかった。
発明の目的 本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたものであ
り、その目的は歯周疾患の予防及び治療効果に優れ、し
かも安全性、使用性も良好な口腔用組成物を提供するこ
とにある。
前記目的を達成するために、本発明者らは歯周疾患に対
して優れた効果を有する物質を得るべく鋭意研究を重ね
た結果、プロテアーゼ阻害剤の一種であるアルギニン及
びその誘導体に慢性炎症時の出血予防、浮腫抑制作用等
に高い有効性を認めた。
アルギニン及びその誘導体がプロテアーゼ阻害作用を示
すことは公知であるが、歯周疾患に対する作用について
の報告は全くなく、口腔用組成物への応用も知られてい
ない。
本発明者らは上記知見に基いて本発明を完成するに至っ
た。
「課題を解決するための手段] すなわち本発明は、アルギニン及びその誘導体から選ば
れる一種又は二種以上を含むことを特徴とする口腔用組
成物である。
以下、本発明の構成し二ついて詳述する。
本発明にはアルギニン及びその誘導体か使用されるが、
それは下記一般式で表される。
R+−Hl’1−CH−(C)12) 3−CH−Co
−R21 ” N H2N H 3 R1=H,D−Phe−Pro、Glu−Gly、l1
e−Glu−Gly。
Pro−Phe、Ala−Phe 110:イソロイシン へ1a:アラニン)本発明は、
これらに限定されるものではないか、これらアルギニン
及びその誘導体の中でR2=CH2CIに特に優れた効
果が認められる。
本発明はこれらの中から一種、または二種以上を併用し
て用いることができる。
本発明においてアルギニン及びその誘導体の配合量は口
腔用組成物全量中、0.001〜10重量%か好ましく
 0.01〜5重量%がより好ましい。0.00]重量
%未満では本発明の効果が十分得られず、10重量%を
越えると製剤上あるいはコスI・的に不利である。
本発明の口腔用組成物には、」二記必須成分に加えて、
必要により組成物の形状に応じて、第ニリン酸カルシウ
ム、シリカ等の研磨剤、グリセリン、ソルビト−ル、プ
ロピレングリコール等の湿潤剤、カルボキシメチルセル
ロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カラギーナン、ポリアクリル酸すトリウム等の増粘
剤、ラウリル硫酸す1〜リウム、ショ糖脂肪酸エステル
、ラウロイルサルコシネ−1・等の界面活性剤、高級ア
ルコール、ワックス等の油分、低級アルコール、香料、
色素、防腐剤、抗酸化剤、水等、通常口腔用組成物に用
いられる成分を配合することができる。
また、本発明の口腔用組成物の剤型は任意であり、練歯
磨、潤製歯磨、粉歯磨、水歯磨等の歯磨、口腔用パスタ
、マウスウォッシュ、口中清涼剤、デユーインガム等に
用いることもてきる。
[発明の効果] 本発明の口腔用組成物は慢性炎症時の出血予防、浮腫抑
制作用等に高い有効性を示すため、口腔疾患の予防及び
治療効果に優れてし)る。更しこ、安全性、使用性を良
好に維持しつつ口腔疾患の予防、治療を効果的に行なう
事ができる。
[実施例] 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。 尚
、本発明はこれによって限定されるものではない。実施
例に先立ち本発明で用いた試験法、評価法を説明する。
実使用テスト く被験者〉 歯ぐきのはれや出血症状を訴える、年齢30〜54@の
男子25名、女子25名 〈テスト方法〉 実施例1〜3及び比較例1の練歯磨で1日3回3分間の
ブラッシングを14日行なった。この期間中εよ他の口
腔用組成物の使用を禁止し、ブラ・ノシングの指導は特
に行なわなかった。
〈評価〉 歯ぐきのはれ、出血に対する効果を次の4段階で評価し
l:O 著効:歯ぐきのはれ、出血の著しい改善有効:歯ぐきの
はれ、出血の改善 やや有効:歯ぐきのはれ、出血の一方が改善無効:使用
前後で変化なし 表 尚、上記のアルギニン及びその誘導体1〜4は表−2に
示すとおりである。
R+−Nt(−CI−(CH2)3−CH−Co−R2
” N H H 表−3 *表甲の伺−効半は有効以上が主征例に対して占める割
合である。
表−3から明らかなように本発明の口腔用組成物は歯ぐ
きのはれ、出血予防、治療に優れた効果を示した。
■ 実施例4     練歯磨 (1)無水ケイ酸 (2)ソルビット (3)カラギーナン (4)アルギニン誘導体3 (5)アルギニン (6)カルボキシメチル セルロースナトリウム (7)ラウリル硫酸すl・リウム (8)サッカリンナトリウム (9)パラオキシ安息香酸メチル (10)香料 (11)精製水 本発明の練歯磨を実使用テストした結果、疾患に対して
優れた改善効果を示した。
重量% 20、。
50、。
O,5 0,1 0,05 1,0 1,8 0,08 0,2 0,9 残部 歯周 実施例5    口腔用パスタ (1)ワセリン (2)プロピレングリコール (3)ステアリルアルコール 重量% 10.0 ?、0 10.0 1 (4)アルギニン誘導体1        0.001
(5)アルギニン誘導体20,5 (6)ポリエチレングリコール1500    30.
0(7)ヒノキチオール           0.1
(8)ポリエチレングリコール400     残部本
発明の口腔用パスタを実使用テストした結果、歯周疾患
に刻して優れた改善効果を示した。
実施例6  マウスウォッシュ     重量%(1)
エチルアルコール        10.0(2)サッ
カリンナトリウム       0.05(3)香料 
             0.8(4)ポリオキシエ
チレン(20モル)1.0ソルビタンラウリン酸エステ
ル (5)アルギニン誘導体11.0 (6)精製水             残部本発明の
マウスウォッシュを実使用テストシた結果、歯周疾患に
対して優れた改善効果を示した。
実施例7 口中清涼剤(スプレータイプ)重量%(1)
エチルアルコール        40.0(2)サッ
カリンナトリウム       0.1(3)ソルビッ
ト           10.0(4)香料    
           1.0(5)ポリオキシエチレ
ン(20モル)0.7硬化かまし油 (6)塩酸クロルヘキシジン      0.05(7
)アルギニン誘導体2       0.02(8)精
製水             残部本発明の口中清涼
剤を実使用テストした結果、歯周疾患に対して優れた改
善効果を示した。
実施例8  チューインガム (1)ガムベース (2)炭酸カルシウム (3)香料 (4)銅クロロフィル (5)アルギニン誘導体4 (6)ソルビット粉末 重量% 25.0 2.0 1.0 0.05 0.05 残部  3 本発明のチューインガムを実使用テストした結果、 歯周疾患に対して優れた改善効果を示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルギニン及びその誘導体から選ばれる一種又は
    二種以上を含有することを特徴とする口腔用組成物。
JP31675089A 1989-12-06 1989-12-06 口腔用組成物 Pending JPH03178926A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07258053A (ja) * 1994-02-03 1995-10-09 Kao Corp 口腔用組成物
JP2006312613A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Nippon Zettoc Co Ltd 口腔用組成物
JP2011512335A (ja) * 2008-02-08 2011-04-21 コルゲート・パーモリブ・カンパニー 組成物およびデバイス
JP2012522801A (ja) * 2009-04-01 2012-09-27 コルゲート・パーモリブ・カンパニー 歯牙知覚過敏症を処置するための口腔用組成物ならびにその使用方法および製造方法

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