JPH03178428A - 薄板形状の蜂の巣状構造体をペースト加工する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は薄板もしくは帯状の蜂の巣状構造体をペースト
加工する方法及び装置に関する。

（従来技術及び発明が解決しようとする課題）本明細書
に於いて、「ペースト加工する」という用語は、ペース
ト状の物質を大きな多孔性を有する構造体内に浸透させ
ることから成る加工を意味する。この種の工程は、例え
ば、一部をプラスチック加工できるカドミウム、ニッケ
ル、亜鉛、水酸化物、鉛の電極の製造時に行われるもの
である。

本出願人はＦＲ２５４８４５９の明細書に於いて、プラ
スチック加工されたカドミウム電極の組成とその製造方
法を開示している。即ち、この種の電極は、厚みが約２
１ｎ１１１で平均径が０．７　ｍｍの孔を有するニッケ
ルのスポンジ体で構成された電極支持部材で形成されて
いる。そして、酸化カドミウムと、たとえば３％の水性
ポリテトラフルオロエチレンのような可塑剤と、０．８
　　ｍ　ｌ　／ｇの酸化カドミウムの比率のエタノール
のようなアルコール性希釈剤と、酸化カドミウムの質量
に関して１％の割合の、例えば、メチルセルロースのよ
うな油質改良用の堅固剤とを混練して形成したペースト
状の活性物質を、このスポンジ体の中に導入する。この
ペースト加工工程の次に、第一ロール加工工程を、次に
第一低温乾燥工程を行う。この電極の周期的な電気化学
的寿命を向上させる為に、次に、ニッケル塩浴内にこの
電極をドーピングして、その後、第二乾燥工程に供する
。最後に、最終ロール加工工程に供してこの電極の厚み
を半分に低減して、電極を強固にするとともに機械的特
性を向上させる。

予め混練されたペースト状活性物質の電極支持部材をペ
ースト加工する工程は、この種の電極の製造に於いて困
難な然し必須の工程である。表面容量についての電極の
特性の定義は、単位面積当たり支持部材に導入された活
性物質の量に直接関係する。

本発明の目的は、支持部材に導入される活性物質の量を
、既知密度のペースト状物を単位面積当たり同一量、導
入することにより、確実に同一にすることにある。

本発明に係る方法及び装置の第二の利点は、ペースト状
物の面を空気に当たらないようにして、電極支持部材と
接触する迄搬送することによりペースト状物をその希釈
剤の急速な蒸発から保護し得るという点に在る。

本発明の目的は、工程上の品質が向上した、網状蜂の巣
状構造体を工業的にペースト加工する装置及び方法を提
供することにある。更に、本発明の装置及び方法は、従
来の生産方式の場合も又大量生産の場合にも工程の信頼
性を確実に提供するものである。

（課題を解決するための手段及び作用・効果）これらの
目的は、 ペースト状の物質を連続的且つ定期的に、同一速度で駆
動される二つの可動搬送ベルトの間にサンドイッチ状に
導入し、該物質を、実質的に水平なプレート上を水平に
移動させて所定の厚さにて搬送し、 プレートに接触しているベルトに対向する可動ベルトを
取り除いて、該物質の上面を現出させ、 該物質の上面の上に、蜂の巣状構造体をプレートのレベ
ルにて供給し、 該物質を蜂の巣状構造体内に押圧し、 下部ベルトからペースト加工された蜂の巣状構造体を分
離する、 という工程から戒る薄板もしくはバンド状の網状蜂の巣
状構造体をペースト加工する方法により達成される。

別の実施態様の方法は、 制御されたペースト状の物質を連続的且つ定期的に、同
一速度で駆動される二つの第一可動搬送ベルトの間に導
入し、この第一物質を、実質的に水平なプレート上を水
平に移動させ上記と同時に、ペースト状の物質を連続的
且つ定期的に、前記第一可動ベルトと同一速度で駆動さ
れる二つの第二可動搬送ベルトの間にサンドイッチ状に
導入し、この第二物質を前記プレートの上に供給し プレートに接触しているベルトに対向する第一可動ベル
トを取り除いて、第一物質の上面を現出させ、 プレートの上の一番高い位置にあるベルトと対抗する第
二可動ベルトを取り除いて、第二物質の下面をプレート
のレベルにて現出すせ、第一物質の上面の上に、蜂の巣
状構造体をプレートのレベルにて供給し、 蜂の巣状構造体に接触する物質を担持するベルトを押圧
し、 ペースト加工された蜂の巣状構造体から、上部の第二可
動ベルトを取り除き、 ペースト加工された蜂の巣状構造体を、下部の第一可動
ベルトから分離する、 という工程から成る。

本方法を実施する為の装置は、 振動するホッパーの二つの対向する斜めの仕切り部材を
上部から下部へ走行し、前記ホッパーの底部から垂直方
向に離脱し、二つの横方向シリンダー間を相互に平行な
状態で通過する、少なくとも二つの可動ベルトから成り
、前記二つのシリンダーは、厚みを調節するよう構成さ
れて、従って、ベルトの単位面積当たりのペースト状物
質の量を決定且つ制御し得るよう構成されている。

蜂の巣状構造体内へ導入される単位面積当たりの物質量
により、本装置により製造される電極の表面容量を決定
且つ制御する事が出来る。

ペースト状物質との接触状態から離脱されるべき可動ベ
ルトは、小径軸の周囲に少なくとも４５度巻きつけられ
る事が望ましい。

容易に理解されるように、本発明に係る装置は、押圧工
程は機械的手段により行われ、該機械的手段は、プレー
ト上の物質の移行方向に関して横方向に水平且つ相互に
平行に設けた一組みのシリンダーにより構成され、第一
シリンダーの下部縁部は、実質的に水平なプレートと同
一平面にある第二シリンダーの上部縁部から所定距離だ
け離間されている点に於いて特に有利である。

さらに、本方法は、−面もしくは両面をペースト加工さ
れた電極、さらに詳しくは、ニッケル製の蜂の巣状構造
状の支持部材を有し且つペースト状物質は酸化カドもラ
ムをベースとしている電極の製造に有利に利用する事が
出来る。

（実施例） 添付図面に示す実施例を参照にして、更に詳細に本発明
を以下に説明する。

明細書をより理解しやすくする為、本発明の方法及び装
置はカドミウム電極の製造に関して記載されているが、
本発明は、ペースト加工工程を介在させる複合材料を使
用するその他の目的物の製造にも適用し得る事は言うま
でもない。

先ず、特に薄い構造体のペースト加工に使用され且つ単
一面をペースト加工する為の装置について説明する。

第１図に示すように、−面に於いてペースト加工する為
に設けられた装置はまずホッパ１１０を有する。このホ
ッパーは、ふたつの垂直な側部仕切り部材により形成さ
れたところの、下方に斜めに向けられた二つの縦方向側
部からなる容器の形状に形成されている。二つの縦方向
仕切り部材は下方に於いて結合せず従って、このホッパ
ーは底部に開口を形成している。二つのシリンダー１１
６．１１８は、それらと平行な斜めの仕切り部材の下部
縁部にそれぞれ近接して設けられている。これらの二つ
のシリンダーは原動機１２０により回転駆動される。ま
た、これら二つのシリンダーは、ホッパー１１０の底部
の開口部を調節する事の出来るカレンダーのロール部を
構成している。

斜めの縦方向仕切り部材の少なくとも一つは、ペースト
状物を規則的に流動させるための振動動作に供される。

更に、本装置は、なるべくは作業テーブルの標準高さで
ある地上約８０　ｃｍの高さに設けられた水平プレート
１０を有している。このテーブルの最小幅は、加工対象
であるところのバンド状あるいは実質的に矩形薄板の形
態の蜂の巣状構造体の最大幅に対応している。この幅は
５０　ｃｍ位であると有益である。

下部シリンダー３０と上部シリンダー２０の二つのシリ
ンダーでカレンダーのロール部を構成上ており、これら
のシリンダーは、ペースト状物の進行方向に於いてプレ
ート１０のほぼ中央部に設けられている。これらのシリ
ンダーの軸はプレートに関して垂直面に、即ち、プレー
トに関して直交して設けられている。更に詳しくは、下
部シリンダー３０の上縁部はこのプレート１０の高さと
同一平面にあり、上部シリンダー２０の高さは、プレー
ト１０とこのシリンダー２０の下縁部との間隔を所望の
大きさに変更しうるよう調節可能である。この二つのシ
リンダーは独立した原動機３５により駆動される。

第一供給ドラム１１２は、ホッパー１１０の一方の斜め
仕切り部材の上縁部に近接し且つこの縁部に平行に設け
られており、このドラム１１２は、なるべくは透明な可
撓性プラスチック製の第一可動ベル目０２にて本装置に
物質を供給する。この可撓性可動ベルト１０２はドラム
１１２から出て、隣接する斜めの仕切り部材の内面を上
から下へ被い、このあと、ベルト１０２は二つのシリン
ダー１１６．１１８の間を通過して、垂直方向にこの仕
切り部材から離脱している。次に、このベルト１０２は
、プーリ１２２．１２４．１３０を介してプレート１０
の上面に水平に配設される。さらに、ベルト　１０２°
は、中央のカレンダーのロール部のシリンダー２０．３
０の間を通過してプレート１０の全長に渡って走行する
。最後に、プレート１０の端部に設けられたプーリ１３
２の周囲を回動して、このベルト１０２は巻取ドラム１
３４の周囲に巻きつけられる。原動機１３６は巻取ドラ
ム１３４を回転させて、これによりベルト１０２をその
行程に於いて一端部から他端部へ前進させる。

第二の供給ドラム１１４は本装置に対して、同様に透明
プラスチック製の第二可動ベルト１０４にて、物質を供
給する。この供給ドラム１１４は、ホッパー１１０の第
二傾斜仕切り部材の上縁部に平行に近接して設けられて
いる。第二可動ベルト１０４は、ホッパー１１０の中央
面に関して左右対象に、第二傾斜仕切り部材の内面を走
行して、二つのシリンダー１１６．１１８の間を介して
、即ち第一ベルト１０２と平行に、このホッパーから垂
直方向にぬけでている。この第二可動ベル目０４は、プ
ーリ１２２からプーリ１２４を介して、プレート１０の
左端部に位置するプーリ１３０の少し手前に位置する小
径軸１２６まで、第一可動ベルト１０２と同）テしてい
る。この小径軸１２６の所で、第二可動ベルト１０４は
第一可動ベルト１０２から分離し、そして、原動機１２
９により回動される巻取ドラム１２８に巻きつけられる
。換言すれば、巻取ドラム１２８を回転する原動機１２
９は、可動ベルト１０４の全行程においてベルト１０４
を駆動している。

次に、本装置の動作について以下説明する。

オペレターはまず供給ドラム１１２．１１４を取りつけ
、それぞれの行程に従って可動ベルト１０２゜１０４を
装着するようこれらのドラムからベルトを繰り出す。次
に、可動ベル目０２．１０４をそれぞれ巻取ドラム１３
４．１２８に巻きつける。次に、オペレターは、巻取ド
ラムに結合された二つの原動機１２９．１３６を起動さ
せ、可動ベルト１０２．１０４を駆動させる。そして、
二つのベルトの走行速度が一致するようにこれらの原動
機の速度を調節する。そして、本装置の二つのカレンダ
ーのロール部の原動機１２０．３５を起動させる。

これにより、ペースト加工された蜂の巣状電極の製造を
開始する事が出来る。このため、オペレータは、適切な
粘弾特性を有するペースト状物質１００をホンパー１１
０に供給する。ペースト状物１００は二つのベルト１０
２．１０４により連続的に、振動するホッパー１１０の
出口部に供給される。シリンダー１１６．１１８の間の
通路により、ベルト１０２／１０４の単位面積当たり、
物ｔ１００を一定配分する事が出来る。次に、二つの可
動ベルト１０２．１０４の間に挟まれたペースト状物質
１００により構成されたサンドイッチ状物は、プーリ１
２２．１２４を介してプレート１０の一端部まで供給さ
れる。入口プーリ１３０の少し手前で、小径軸１２６の
回りに４５度以上の角度で巻きつけられた可動ベル目０
４は、ペースト状物質から離れて、その巻取ドラム１２
８の方向に向かう。プーリ１３０の周囲を回動した後、
可動ベルト１０２はプレー口０の全長にわたり移行して
、ペースト状物質ＩＱＯを平面的に供給する。この時点
から、この物質ｌＯＯの上面は保護されていない。

蜂の巣状支持部材がペースト状物と接触するよう供給さ
れるのは、プーリ１３０とカレンダーのロール部２０．
３０の間においてである。次に、支持部材６０がカレン
ダーのロール部のシリンダーの間を通過すると、この支
持部材はペースト状物へ押圧され、即ち、このペースト
状物は、支持部材の連通し且つ開口した孔の中に強制的
に入りこむ。このペースト状物の粘弾特性と、ベルト１
０２への一定配分と、シリンダー２０．３０による一定
値での押圧とにより、この最後の工程で、蜂の巣状構造
体の全長にわたって均質なペースト加工を行う事が出来
る。

カレンダーのロール部２０．３０以降のプレート１０の
領域は、本装置の取り出し領域を構成している。ベルト
１０２は、プーリ１３２の周囲に巻きつけられる事によ
り、ペースト加工物の下面から自動的に分離される。

上記から分かるように、本装置により、ペースト状物を
完全に制御した厚みにて連続的に得る事が出来るととも
に、ペースト状物を早期に乾燥させることなく保護した
状態で搬送出来、且つ、カレンダーのロール部を通過す
る前に構造体６０を受けるべくペースト状物を適切に供
給して、このカレンダーのロール部により該構造体６０
をペースト状物に押圧して構造体の単位面積当たり一定
のペースト状物にて均質なペースト加工を行うことが出
来る。ペースト状物の搬送時これを保護する事は、本装
置が短時間停止してもペースト状物の変質につながらな
いという点に於いて、有益である。

第２図は、構造体６０の両面を同時にペースト加工する
ための装置を示している。第２図に於いて、第１図に示
したと同様の部材には同一番号を付している。即ち、実
質的に水平なプレート１０が、原動機３５により回転駆
動される二つのシリンダー２０．３０により構成された
中央カレンダーのロール部と共に設けられている。更に
、第一ホツバ−１１０、及び、第一可動ベルト１０２゜
１０４も設けられている。既に述べたように、可動ベル
ト１０４は、プレート１０の少し手前で巻取ドラム１２
８に回収され、他方、可動ベルト１０２は、このプレー
ト１０上を並進運動により駆動されて、他端部にて巻取
ドラム１３４により回収される。

ペースト状物質２００を配分する第二の装置はホッパー
２１０を有し、このホッパー２１０はペースト状物の流
動状態を向上させるために振動させられ、ホッパー２１
０の出口に、電動機２２０により駆動されるシリンダー
２１６．２１８により構成されたカレンダーのロール部
が設けられている。第二可動ベルト２０４はまず、ホッ
パー２１０の一方の傾斜仕切り部材の内面を走行して、
二つのシリンダー２１６．２１８の間を通過してホッパ
ー２１０から垂直方向に離脱する。次に、この第二可動
ベルト２０４はプーリ２２２．２２４．２３０を介して
プレート１０の上部に案内される。この最後のプーリ２
３０の周囲を回動した後、この第二可動ベルト２０４は
第一可動ベルト１０２と平行に且つその上に位置する。

第二可動ベルｌ−２０４は同様に二つのシリンダー２０
．３０の間を通過して、次に、小径軸２３２の周囲に巻
きつけられて、原動機２３６により回転駆動される巻取
ドラム２３４の方向に送られる。

第二ベルトの内の第二可動ベルト　２０２は、ホッパー
２１０の第一斜傾斜仕切り部材と対向する傾斜仕切り部
材の内面上を走行し、シリンダー２１６、２１８の間を
同様に通過して、ホッパー２１０から離脱する。この第
二ベルトの第二可動ベルト２０２は、小径シリンダー２
２６に至るまで、プーリ２２２．２２４の周囲を第二ベ
ルトの第一ベルト２０４と同行する。この小径シリンダ
ー２２６はベルト２０２をベルト２０４から分離して、
原動機２２９により駆動される巻取ドラム２２８の方向
へベルト２０２を向ける。

第２図に示す装置の動作は、第１図を参照に説明した装
置と多くの類似点を有している。第一ベルト１０２．１
Ω４を装着した後、オペレータは同様にして、プーリ２
２２．２２４の周囲に第二可動ベルト２０２．２０４を
装着し、その後、先ず、可動ベルト２０２をシリンダー
２２６　と巻取ドラム２２８の周囲に装着し、次に、可
動ベルト２０４を、プーリ２３０の周囲、シリンダー２
０の下、小径シリンダー２３２の周囲にそれぞれ装着し
て、その後、巻取ドラム２３４に取りつける。原動機２
２９．２３６の速度は、第二可動ベルト２０２．２０４
が同一速度にて移行するように調節されるが、この速度
は、第一ベルトの速度と同一である。このようにして、
第二ベルト２０４は、第一ベルト１０２と同一速度にて
、プーリ２３０と小径シリンダー２３２との間をプレー
ト１０の上を移行することになる。

ペースト状物質１００をホッパー１１０に供給するのと
同時に、オペレータは同一の物質２００を同様にしてホ
ッパー２１０に供給する。この第二装置を設けた事によ
り、物質は、プーリ２３０まで連続且つ一定状態で供給
され、このプーリ２３０に於いて、可動ベルト１０２に
より供給された第一原料と平行状態にされる。そして、
このプーリ２３０の手前で供給される蜂の巣状構造体６
０は、その上面及び下面がペースト状物質に包囲された
状態になる。

シリンダー２０．３０の配置により、ペースト状物質の
押圧は両面に於いて上下対象に行われる事が理解されよ
う。

搬送される物質の量は、加工対象の蜂の巣状構造体６０
の厚み及び電極に求められる表面容量と関連して、シリ
ンダー１１６／１１８及び２１６／２１８を調節する事
により、適宜調節され得る事は言うまでもない。

本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、種々
の改変が可能である事は当然である。本発明の範囲を逸
脱することなく、すべての手段を均等な手段に置き換え
る事も可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、蜂の巣状構造体の一面のみにペースト加工す
る装置の概略図図であり、第２図は両面を同時にペース
ト加工する装置の概略図である。 １０・・・水平プレート、２０．３０・・・ロール部、
３５・・・原動機、６０・・・蜂の巣状構造体、１００
・・・ペースト状物質、１０２・・・第一可動ベルト、
１０４・・・第二可動ベルト、１１０・・・ホッパー、
１１２・・・第一供給ドラム、１１４・・・第二供給ド
ラム、１１６．１１８　　・・・シリンダー、１２０．
１２９．１３６・・・原動機、１２２．１２４゜１３０
、１３２・・・プーリ、１２８．１３４・・・巻取ドラ
ム、２００・・・ペースト状物質、２０２．２０４　　
・・・第二可動ベルト、２１０・：・ホッパー、２１６
．２１８・・・シリンダー、２２０・・・電動機、２２
２．２２４．２３０・・・プーリ、２２８・・・巻取ド
ラム、２２９・・・原動機。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）ペースト状の物質（１００）を連続的且つ定期的
   に、同一速度で駆動される二つの可動搬送ベルト（１０
   ２、１０４）の間にサンドイッチ状態で導入し該物質を
   、実質的に水平なプレート（１０）上を水平に移動させ
   て所定の厚みにて搬送し、 前記プレートに接触しているベルト（１０２）に対向す
   る可動ベルト（１０４）を取り除いて、前記物質の上面
   を現出させ、 前記物質の上面の上に蜂の巣状構造体（６０）を前記プ
   レートのレベルにて供給し、 前記物質を前記蜂の巣状構造体内に押圧し、下部ベルト
   （１０２）から、ペースト加工された蜂の巣状構造体を
   分離する、 工程から成ることを特徴とする蜂の巣状構造体（６０）
   をペースト加工する方法。
2. （２）ペースト状の物質を連続的且つ定期的に、同一速
   度で駆動される二つの第一可動搬送ベルト（１０２、１
   ０４）の間にサンドイッチ状態で導入し、前記第一物質
   （１００）を、実質的に水平なプレート（１０）上を水
   平に移動させ、 同時に、ペースト状の物質を連続的且つ定 期的に、前記第一可動ベルトと同一速度で駆動される二
   つの第二可動搬送ベルト（２０２、２０４）の間にサン
   ドイッチ状に導入し、該第二物質を前記プレート（１０
   ）に供給し、 前記プレートに接触しているベルトに対向 する第一可動ベルト（１０４）を取り除いて、第一物質
   の上面を現出させ、 前記プレート上の一番高い位置にあるベル トと対抗する第二可動ベルト（２０２）を取り除いて、
   第二物質の下面を前記プレート（１０）のレベルにて現
   出させ、 第一物質（１００）の上面の上に、蜂の巣状構造体（６
   ０）を前記プレート（１０）のレベルにて供給し、 前記物質を担持するベルトを前記蜂の巣状 構造体に押圧し、 ペースト加工された蜂の巣状構造体（６０）から、上部
   の第二可動ベルト（２０４）を取り除き、ペースト加工
   された蜂の巣状構造体を、下 部の第一可動ベルト（１０２）から分離する、工程から
   成ることを特徴とする請求項１に記載の蜂の巣状構造体
   のペースト加工方法。
3. （３）振動に供されるホッパー（１１０、２１０）の二
   つの対向する傾斜仕切り部材を上部から下部へ走行し、
   前記ホッパーの底部から垂直方向に離脱し、二つの横方
   向シリンダー（１１６／１１８、２１６／２１８）の間
   を、相互に平行に通過する、少なくとも二つの可動ベル
   ト（１０２／１０４、２０２／２０４）から成り、 前記二つのシリンダーは、ベルトの単位面 積当たりのペースト状物質の量を調節する様構成されて
   いる、 ことを特徴とする請求項１もしくは２に記載の方法を実
   施するための装置。
4. （４）ペースト状物質との接触状態から離脱されるべき
   可動ベルトは、小径軸（１２６、２３２）の周囲に少な
   くとも４５度巻きつけられることを特徴とする請求項１
   もしくは２に記載の方法を実施するための装置。
5. （５）押圧工程は機械的手段により行われ、該機械的手
   段は、プレート上の物質の移行方向に於ける横方向直交
   位置に水平且つ相互に平行に設けた一組みのシリンダー
   （２０、３０）により構成され、第一シリンダー（２０
   ）の下部縁部は、実質的に水平なプレート（１０）と同
   一平面にある第二シリンダー（３０）の上部縁部から所
   定距離だけ離間していることを特徴とする請求項１もし
   くは２に記載の方法を実施するための装置。
6. （６）支持部材の全体についてその一面をペースト加工
   された電極を製造するために、請求項１に記載の方法を
   利用する方法。
7. （７）支持部材の全体についてその両面をペースト加工
   された電極を製造するために、請求項２に記載の方法を
   利用する方法。
8. （８）蜂の巣状構造体はニッケル製であり、且つ、ペー
   スト状物質は酸化カドミウムをベースとしていることを
   特徴とする請求項６もしくは７に記載の利用方法。